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はてなキーワード: ボーダーレスとは

2024-02-29

去年は推しの子以外にもアニメあったろ!

特に信者作品についての苦言(軽蔑するという、作品を滅す訳でもない文言)に対してやれ「○ね!」だの「自殺しろ」だの、何の権利があって殺そうと考えるんだ?

貴様らは神なのか?邪神の類いだろうが

なんでそっとしてやれねぇんだ、人が意見言っちゃいけねぇのか?

(想像してみてくれ、もし自分の子供が自殺した後に見ず知らずの垢から自殺しろと大量のリプが来る事を)

誤って告訴してしまってその前の事を忘れがちだけど非人間化の一環だよな、生存権侵害だ俺なら狂ってしま

それと紅白、なーにがボーダーレスだ、放送枠と広告ばっか優遇されてる「推しの子」ばかりゴリ押ししてて、他の作品呪術しかねぇよ、アレか?

2023年ジャンプ作品しかアニメありませんでした〜」か?

2023年単一作品単一主題歌単一思想」か?そこにボーダー作ってるじゃねえか

2023-11-22

遊戯王の長年の謎

他の製品とのコラボ殆どない

他のTCGでは様々なゲームコンテンツコラボすることでオリジナルカードを作る傾向があるけど、遊戯王はそういうのが殆どない

ここ数年、パワプロココスとかとコラボしているけど、実はこういう取り組みは遊戯王では超レア

特にアマビエ由来のカードを出したときは衝撃的だった

他ではよくあることなのに遊戯王では本当に珍しい

イラスト違いが殆どない

権利問題不明だけど、過去カードの再録をしてもカードイラストはほぼ変わらないのは謎

ブラックマジシャンなどの定番カードイラスト違いは散見されるが、それ以外は滅多にない

ストラクチャーデッキは再録カード定番だが、そういうのにこそ有名イラストレーター書き起こしなんて要素を追加するチャンスなのにまるでしない

閃刀姫のイラスト増援が再録されると聞いたが、逆に言えばこんな定番カードですら20年以上イラストが変わっていないってのが随分珍しい

カードデザインが変わらなす

これもイラストに近いけど、遊戯王はあの正方形イラストにちょこっとだけついてる効果テキスト枠という形を全然さな

他のTCGだとカードの縁までイラストがあるボーダーレス版というのはド定番だし、テキスト枠も変幻自在

MTGだと時々コストテキスト表記まで変えた、もはや別のゲームだろこれってデザイン限定カードを作ることがしょっちゅうで、遊戯王が一貫してこのスタイルなのはちょっとストロングすぎる気もする

カードイラストが棒立ち多すぎ

通称みどりパックという期ごとの最初のパックから出てくるカードは、大抵棒立ちのクソださモンスターだったりする

モンスターの背景も安っぽいし正直このイラストで金とんのか~ってのは多い

もっとも、魔法罠で背景世界を語ってるから問題ないってことかな?それにしたって他のTCGみたいにバリバリカッコいい豪華絢爛なモンスターって少ないんだよね

まあアニメに落とし込む関係なのかもしれないけど今はOCGのアニメやってないしな

ここ10年くらいは背景がマシになってるとはいえ、やっぱり棒立ち感は否めない

躍動感が足りんのよ

能力語などがない

これは20年以上言われ続けているけど、貫通効果などを能力語として短縮するってことをしないのはかなり珍しい

ラッシュデュエルでやってるからいいんだろうけど、本家のOCGがいつまでも守備モンスター攻撃~」って書いてあるのはモダンTCGしている人からすれば冗長すぎないかな?

テキストあんなに狭いのに

総合ルールがない

これは人によるけど、せめて能力語をまとめる形の総合ルールを作ってほしいな

それが総合ルールかって言ったら賛否あるだろうけど

スタンダードレギュレーションしかない

これも人によるけど、遊戯王は全パック全カードの中で禁止制限以外を使ってデュエルするので、常にインフレ指数関数的に増大している

スピードデュエルとかあるなら、直近3年以内発売のパックのみのレギュレーションとかあってもいいんだけどね

いまさら感あるけどなんで今までそういう試みがされなかったんだろうね

ストーリーいまいち不明

カードゲームって背景世界があってそこの登場人物カード化しているってことがよくあるんだが、遊戯王はその背景世界が表に出ることが滅多にない

アルバスの話とかDT世界とか、どう考えても開発側がストーリーラインに沿って作ってるものは多いんだけど、ぶっちゃけ匂わせでしかない

公式設定を出したり後で書籍内で触れることもあるけど、こんなに長いゲームで背景世界散逸しているって普通に勿体なさすぎる

人気キャラストーリーの詳細な設定資料集を出せば確実に売れる

しろカードゲームよりそっち優先って人もいる

漫画でいう登場人物過去回想やスピンオフみたいな取り組みを別の媒体とかでやっていておかしくないんだけど、なんか遊戯王ってやらないよね

閃刀姫やアルバスを使った短編アニメくらいは作れるはずなんだが

まあMDで軽くストーリーに触れている当たり、やれば人気出ることはわかってると思うんだがね



全体的に遊戯王って古臭いテイストイラストバージョン違いも少ないっていう、時代に取り残された印象が強い

良い言い方をすれば、いつまでも変わらないか引退勢にも嬉しい(易しいとはいってない)

他のTCGがゴチャゴチャシテいるってのはまっとうな意見だけど、それにしても遊戯王の変わらなさって凄いんだよね

まあ変わらないからこそ生き残ってるのは確か

2023-11-17

これから年の差婚が増えていくけど大丈夫そ?

職場で同じような年齢の相手結婚していた平成は終わり

令和は誰もが何にも縛られず自由出会い結婚できる社会

価値観アップデートしよ?

2023-03-05

チャートアナライザー氏の言う権威ってなんだ

ビルボードに対して「権威」を求めてるんだけど、ビルボード中の人が「権威」を持たないって表明してて笑う。

多分ビルボードとしての方針(ビルボード中の人の考えが同じなら)はチャートを通じた音楽の紹介なんだと思ってて、そのためには多様性をもたせることが必要と考えているのなら、ファンの力で上位にできないようにすることは理屈が合うし、洋楽邦楽ボーダーレスにするみたいな発言とも合う。

そこに「権威」を持ってしまうとそれこそレコ大の買収疑惑みたいなことも出てしまう。


それに対してチャートアナライザー氏は「権威」を持つべきだと言っていて、これはビルボードグラミー賞のような「競争」する場、もしくは「表彰」の立場になってほしいということだと思う。

近いのは韓国歌番組のようなものなのかもしれない。ファンダム運営が頑張って推しを1位にさせるために施策や空回しを頑張る、そんなチャートになる。


チャートアナライザーさんビルボードはすごいと言っておきながらもかなり中の人思想が異なるんじゃない?

それなら自分理想チャートを作ってそこに権威を持たせるようにするのも一つありだと思う

2023-02-03

anond:20230202145244

そもそも結婚が子孫を残すためとかセックスするためとか二人の社会的関係とか恋愛とか合意とかの話ではない

結婚はそれぞれお互いの血筋一族に組み入れられるという事 家系に加わるということ

なにそれキモいありえない全世代的といわれるのはわかってるがそういうもの

そういうものじゃないってのなら結婚しないと子孫が残せなかったりセックスできなかったり社会的地位で夫婦というのを利用したことがどれほどあるのか恋愛ありきなのかって言われたらないでしょ

家系に加わるのは養子縁組でもいいじゃんって話もあるよね いいじゃんって思うよ

なんで二人の関係性のトロフィーのために結婚なのかっては思うよね 親子や兄弟姉妹じゃ見栄えがよろしくいからだよね

恋愛もできてセックスもできてしか子供をつれても見栄えがいい関係結婚しかいからだよね

しろ夫婦の絆よりも兄弟姉妹や親子でつなぐ関係性のほうが多いでしょ いまどきはその関係性すぐないがしろにするからありがたみがないと思うけど

これで血縁者と結婚がなくてもいい理由がわかるよね する意味がない すでに家族から

家族のなかでも親密さの等級をあげたい みたいなのは知らんから適度にあげればいい そのなかでもトロフィーとして結婚がいいんだろうね

同性婚はそういう意味では家をつなぐのに兄弟姉妹にするのか セックスとか恋愛ありって関係結婚にするのかって意味で「同性での恋愛セックスの認め方がわからない」から現状OKってはならないんだろうね

もっと同性のトイレや入浴で性的被害にあうかもとかそういうボーダーレスな状況に慣れないとその発想にはついていけないんじゃない?

そうでなければ血縁関係を法的に結んで社会的めっちゃ近い位置になればいいだけの話

満員電車パートナーが同性の人に同性が痴漢被害を訴えたところでいまだと声のでかい人が勝つだけだよね

ちゃん司法でさばける判断基準も状況も環境もそろってない

2022-12-12

anond:20221212101951

ある意味ルックス自由に作れる、飽きられたら(あるいはデビューのガワがウケなかったら)引退配信でガッポリした上で

新人Vtuberとして転生も自由

風俗業界と同じだよな。

所属する店変えて名前変えて新人としてデビューし直す感じ。

よくオンラインキャバとか言われてるけど、言いえて妙だわ。

まぁ生まれつきのリアルの外観や年齢にとらわれないって事は、ボーダーレスって言えなくも無いか

2022-04-30

パソコンの大先生求む

Windows10デュアルディスプレイ環境で実現したいことがあってあれこれ試行錯誤してるんだけれども、いまいち良いソリューションが出てこない。

セカンダリモニタにメインモニタタスクトレイと同じものを表示させたい

アプリケーション起動時、セカンダリモニタウィンドウ最初から立ち上がるようにしたい。できればアプリケーションごとに個別に設定したい

環境

Windows 10 pro

デュアルモニタ環境(メイン2560*1440 サブ1680*1050)

PC用途

主にFPSゲームボーダーレスウィンドウフルスクリーンでメインモニタプレイしている。

あとは普通の人と同じようにネットサーフィン。たまにOffice

セカンダリモニタにメインモニタタスクトレイと同じものを表示させたい

DiscordOriginSteam・TeamSpeak3・Epic・Tweetenを常時起動していて、サブモニタ側に配置している。あとはChromeをメインとサブに1ウィンドウずつ。

メインモニタフルスクリーンゲームプレイしていると、タスクトレイDiscordアイコンが見えず、誰かに鼻息配信していないかが分かりづらかった。オーバーレイもすべてのゲームで出るわけでもない。

調べると、サブモニタにもタスクバーを表示させてそのままメインモニタタスクバードラッグしてサブモニタタスクバーと交換すると思っていたことに近いことが実現できた。

とはいえ普段自分の目はメインモニタにあるので、やっぱりメインモニタの右下にもタスクトレイが欲しい。そしてこの問題に行き当たった。

アプリケーション起動時、セカンダリモニタウィンドウ最初から立ち上がるようにしたい。できればアプリケーションごとに個別に設定したい

アプリケーションを起動したときに必ずメインモニタで立ち上がるのが地味に面倒くさい。

Steamウィンドウタスクバーピン留めから(起動ではなくタスクトレイ待機状態から)呼び出したとき、メインモニタウィンドウが出現する。それなりの種類のアプリケーションをわざわざ左にドラッグするのは面倒くさい。

ちなみに、以前のDiscordだけはスタートアップ時にきちんとセカンダリモニタで立ち上がってくれた。今はどういう理由スタートアップ自体しなくなって、手動起動時にWindowsへの変更のポップアップが出るようになった。そしてウィンドウはメインモニタに生まれ出る。

まあそんなにPCシャットダウンをしないのであまり大きく困っているわけではないけれど……

2022-01-15

人間関係をやりすぎなんだよな少女漫画

少女漫画に限らず女性作品は、なんであんなに人間関係のことや人間の心の繊細なヒダを丁寧になぞるような話をやりたがるんだろうね。

女性的な繊細対人関係至上主義世界

って、まさにぴったりくる表現だわ。

人と人の心の繋がりみたいなものに、そんなに興味あるかね。

対人関係の心の機微に敏感であることが、そんなに大事かね。

それよりも、俺とアイツでどっちが強いか、アイツに勝つにはどういう策を練ればいいかを気にするわって感じ。

心理を気にするにしたって、たとえばギャンブル漫画心理戦で相手コントロールするのとか、デスノートで月がミサミサ恋愛感情を利用して敵に勝つ策を練るようなシーンは面白いけど、女性向けの心理描写はそういう権謀術数戦闘道具としての心理じゃなく、仲良しのための心理から別物である

典型的な男」にとって「典型的少女漫画」はつまらないってのは、人間関係に興味が薄い読者にとって少女漫画人間関係描写のウェイトがデカすぎ、ということなわけ。

バトルを通じた強い弱いも広義の人間関係だとツッコミがくるかもしれんが、今はそういうゴチャマゼな話をしてるんじゃないからな。なんでもボーダーレスにすればいいってもんじゃないのよね、少女漫画専門ファンが格闘バトル漫画を読んだって、「強い弱いやその悔しさが人間関係うまみになるのは分かるけど、日常生活でそういう屈託をやってほしいわぁ。この作品は楽しんだけどメイン趣味少女漫画だわ」ってなるだろ。

ともかく、「典型的な女」は人間関係への興味がとても強い。

これはインターネット学級会が疲れるみたいな話や、女オタクにとって同人活動は社交の場という面がデカいからオシャレさんも多いけど関係トラブルも多いみたいな話にも繋がってくんだけどさあ、ずっと人間関係やってく気かよ~?

まあ、人間関係をやってきたい人がやっていくのは個人自由ではあるけどさ。

こう考えてくと、女にも少数いるだろう「典型的男」な感性人間関係に興味が薄い奴は、クッソ生き辛そうだよな。この文章も分かりやすさ重視で「典型的男」という言葉を使っちゃうくらいだから人間関係に興味が薄い女は自分簡単説明する言葉を準備するのすら苦労してそう。

最近は男オタクも、泣きゲー君と僕セカイ系など人間関係作品を経て、関係性が尊いわ~~とか言って女オタクっぽい感性に接近してる層も目立つって? それは部分的に頷こう。

だが少なくとも、少女漫画あんま読んでないがぱっと見面白くなさそうだぜ少年漫画とかバトル漫画ギャンブル勝負漫画が好きだぜってタイプは、人間関係に興味が薄い「典型的男」だ。

そして、人間関係に興味がある人間の方が絶対的に上等ってことはないだろ。

にもかかわらず世の中には、強い弱いのバトルをやりたがる男は幼稚でダメね~みたいな風潮がある。

被害者アピールあんましたくねえけど、少年漫画好きがときおり少女漫画に噛みつくのは、世の中に少年漫画sageと「典型的男」sage雰囲気があるから普段は『男らしく』黙って我慢してるけどたまにはバトル始めてみっかてことだと思うわ。売上(戦闘力)みたいな数字を出しがちなのもいかにもバトル漫画好きからアプローチっぽくていい。そのバトルに付き合うか否かは勝手だけど、トラバ先の増田氏に対して「日本語読めてなさそう」みたいな反応する奴はバトルする気マンマンだよな。

それにしても、「日本語読めてないだけじゃん。これじゃ少年漫画も読めてないだろ」とか言ってるブコメなんかは本当に人を馬鹿にしてるわ。

俺はこの増田の実際のところはしらんけど、それこそデスノカイジアカギハンターハンターみたいな、戦いのための策略を延々文章でやってるのは楽しく読めてそうな雰囲気は端々から出てる。それも読み取れず「日本語読めてない」とはホント馬鹿にしてる。

ま、とりあえず、「人間関係人間心理に頓着したがらない典型的男性身体男性とは限らない)」に、読まず嫌いなだけで少女漫画面白いんだよってすすめたい時は、人間関係をあまりやってない少女漫画を選ばないと響かねーよ。

anond:20220114200454



追記

トラバ増田君がいいこと言いました。

二次元キャラ人間関係趣味なのも、芸能人人間関係趣味なのも、ご近所さん人間関係趣味なのも、人間関係フェチって意味じゃみんな一緒。

キャラ人間関係やクソデカ感情に興味深々なのはワイドショー芸能人交際報道やご近所の噂話でキャッキャするのとおんなじ人間関係フェチ

強さフェチ人間関係フェチ、どっちが人として上等かは自明ではない。

精神医療的に適切な発言じゃないが、「典型的男」はうっすら自閉スペクトラム症の要素がある強さフェチで、「典型的女」はうっすら境界パーソナリティ障害の要素がある人間関係フェチみたいな感じ。

優しさや気遣いはくだらないとみなし、目的のためにストイック自分他人も傷つけても構わないマシーンみたいな姿を格好良いとするのが典型的男向け物語もの。(ってのは言いすぎか)

エロ漫画ですら、メスガキに負けてザーコザーコ💕って言われるか大人ちんちん上下関係をわからせるか、間男NTRれて負けるのかNTって勝のか、勝ちヒロイン負けヒロインは誰かみたいに強さ弱さ概念自然に出てくるし、そこにおいて愛だの恋だのは添え物なのだSEXメイクラブじゃねえ、デュエルスタートだ!

2022-01-10

昔の2ちゃんの女叩きは禁酒法みたいなもの

2ちゃん女人禁制の風潮って、女が嫌いというより女が好きすぎたから発生した部分があると思う。

「俺たちオタクどもは女の子普通にスレで話してると好きになってアイドル扱いし始めて揉めだすから、女ッ気を出す奴は排除しておかないとヤバい」という危機感な。

から2ちゃんの女叩きは禁酒法に近かった。

酒がマズいから禁じるのではなく、人間は酒を好きになりすぎるから禁じるのだ、ってこと。

匿名だし好きになるとかねーだろなんて言う奴は匿名掲示板慣れしていない。文体から個人認識されて好かれたり嫌われたりはある。半コテって概念もあるし。

でも、今のネット創作者みたいな、読者から好かれるのは歓迎な環境だったら、男も女も自画像を女っぽくするのは当然なんだよな。

推し活みたいに、アイドル扱いして盛り上がるのは全然悪くない、むしろいいこと、みたいな文化にすらなってる。

作者と切り離して作品評価してほしいって人は自画像を女じゃなくしてることもあるけど、それは少数派。

そもそも匿名掲示板でも、スレに絵をアップする奴は女だと明言してても多少叩かれ率が低かった気がしなくもない。

なんならネカマもいなかったか

スレ絵師様というだけでそこそこアイドル視されるし、スレ民のオタクもも「俺らがこの人に優しくするのは女だからじゃなく絵を描いてくれてるから」って大義名分が発生して堂々とチヤホヤできるから、女を名乗ってても叩かれなかったんだろうな。

昔っからネットでもリアルでも、女の方が好かれるのは変わってないんだよ。

からも女からも、女の方が好かれる。

でも昔の匿名掲示板は、女人禁制空気を作りあげ、コミュニティが女にというか色恋に溺れることを防ごうとしていた。

閉鎖都市での禁酒法だな。

でも今はボーダーレスになった。

anond:20220109105033

2021-12-22

anond:20211222151231

なんかさっきから言ってることがつながってないし、君はインターネットしか通ってなさそうだけど一体何を学んだのかなぁw

ボーダーレス社会だって別にいいんじゃないかな?君みたいなのもちょっとがんばれば大卒なれるのにそこでお仲間~ってならずにひがんじゃうところがもうw

2021-12-15

anond:20211215141937

国境が無いこと(ボーダーレス)を表現する手段の一つとして旧西ドイツ人間東ドイツの一番奥へ行くという方向性があってもよいのでは

2021-08-28

アイアンリーガーに騙された -1-

注 この文章は『疾風!アイアンリーガー』を第十三話まで鑑賞した人間が書いています

撒き餌に釣られた者の末路

 とんだ詐欺もあったものである

アイアンリーガー』というアニメを知る人ならば、この「初見人」の慟哭意図を察してくれるに違いない。

 これを呟いたのが、学生生活記憶もとうに色褪せ、メディアを賑わせる人々が自分よりはるか若いことに日々愕然とするようになった齢の人間であり、かつ令和の時代に『アイアンリーガー』というアニメを初めて目の当たりにし、そして今こんな文章を書くに至っているという事実を踏まえれば、なおさら

 何が詐欺か。何もかもである

 多少の表現の違いこそあれ、アイアンリーガーというアニメは「ロボットスポーツをする子ども向け熱血(スポ魂)アニメ」というような説明をされる。

 おそらく、それは間違いではない。間違いではないが――世に溢れる詭弁の数々が皆そうであるようにーー嘘を言っていないことと、それが真実であることは必ずしも一致しない。

 はじめに断っておくが、僕は別にアイアンリーガーというアニメについて「実はこういう真のテーマが隠されている」などと声高に主張する気は全くない。

現実世界に『テーマ』などないように、映画はそこに、ある物語にそった映像を映し出しているだけです。」と、かの伊藤計劃氏も述べているし(伊藤計劃:第弐位相「自腹は神様ではない」https://projectitoh.hatenadiary.org/entry/20060211/p1)、それはアニメも同じであろう※。僕がここに書き散らしているのは、アイアンリーガーというアニメ勝手情緒を乱された人間のお門違いの怨念に過ぎない。諸賢におかれては、どうか哀れみの心で受け止めて(あるいはスルーして)いただければ幸いである。

 話が逸れた。『アイアンリーガー』についてである

ロボットスポーツをする」。何ら間違ってはいない。この物語主人公ロボットであり、「アイアンリーガー」とはロボットスポーツ選手のことである。彼らはスタジアム(他の場所のこともあるが)でスポーツ試合をし、勝利を目指しながら、物語は進んでいく。

 だが、少なくとも十三話までを観て、それはこの作品本質ではないと僕は思っている。(ちなみに、なぜ十三話という中途半端な時点でこんなものを書いているのかと言うと、YouTubeでの無料配信十三話で終わったかである。)

心を持つ工業製品

 作中のロボットたちは、確かにロボットである。彼らはバッテリーで動き、金属身体にはギアが埋め込まれコードが張り巡らされている。外側は一応人間の姿形をベースデザインされているが、人間そっくりアンドロイドではなく、ひと目見て「ロボット」と分かる。大きさも、人間比較すると(その可愛らしい見た目とのギャップ唖然とするほど)かなり、でかい

 それでありながら、彼らには意思感情がある。人間と同じように傷ついたり喜んだりし、迷い、成長し、心を通わせる。彼らの持つ「心」は、ほとんど人間と変わりがない。フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で、限りなく人間に近い意思を持つアンドロイド人間の、それでも厳然と残っている(とされている)「共感力の有無」という差異も、『アイアンリーガー』では存在しない。

 そんなロボットたちが存在する世界の側も、彼らをほとんど人間と変わりのないモノとして扱っている。アイアンリーガーロボットでありながら、チームと「契約関係にあり、チームの所有物ではない。チームから脱退することも(少なくとも建前上は)、第一話でマッハウインディたちがそうしたように、契約が許す限りにおいては可能なのだアイアンリーガー金も稼ぐし、転職もするし、山にも帰る。

 そうしたロボットロボットを取り巻く世界の在り方は、作品内で自明の理とされている。それについて何ら特別説明をされることもないまま、当然のごとく物語は進む。ロボットたちはガショガショと金属音を立てて歩き、「オイルを飲んだり燃料を食ったり」しながら、人間と全く同一のレイヤーで生き、スポーツをする。

 そして、人間人間関係性の中で生まれる、いわゆる「人間ドラマ」を繰り広げている。

 そのあまりギャップ作品に可笑しみをもたらし、人間とそれ以外のモノがボーダーレス意思疎通しながら共存する世界観は、絵本おとぎ話のような「子ども向け」の空気を感じさせる。

 僕はいわゆる「ロボットアニメ」をこれまでほとんど観たことがないので、そうした世界観が『アイアンリーガー特有のものなのか、この手のロボットアニメではよくあることなのかは分からない。

 だがいずれにしても、この奇妙なまでの人間ロボットボーダーレス世界観こそが、『アイアンリーガー』という作品の(はまる場所、という意味での)「深み」である

アイアンリーガー』における人間ロボット関係性は、もはや「共生」というレベルを超えている。人間ロボットの違いはもはや生命の有る無し「程度」にしかなく、作中でも殊更に「人間ロボットの」違い(と共通点)や、その関係性に焦点を当てることは(少なくとも十三話の時点では)ない。

 もちろん、『アイアンリーガー』の世界には人間もいるので、人間ロボット交流も描かれる。第八話のキアイリュウケンオーナーの話などは、それがメインテーマだ。

 だが、そこで描かれているのは「人間ロボットの」交流ではない。あくまで「同じように意思(心)を持つもの同士」としての、オーナーとキアイリュウケン交流、つまり個人個人交流だ。

 人間ならではの心、ロボットならではの心、という概念は『アイアンリーガー』にはない。『アイアンリーガー』は、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のように、アンドロイドロボットと似た存在と考えてよかろう)と人間の間で登場人物が苦悩する物語ではない。あるいは『ターミネーター2』のように、本来自分意思感情のない「はずの」ロボットが、人間との交流の中でそれらを獲得していく、という物語でもない。『アイアンリーガー』では、人間ロボット交流も、ロボット同士の交流も、人間同士の交流も、全く同じものであり、それが世界の前提なのである

 しかし一方で、人間と全く同じ「心」を持つロボットは、人間に「発注」され「納品」され――そして恐らく「売買」される存在であるということが、ブルアーマーの過去が明らかになる第三話、そして(よりにもよって)キアイリュウケンオーナーの絆を描いた第八話で明言されている。

 第三話では、なぜブルアーマーのバグを直さなかったのかという問いに対し「バグを直すよりも新しいリーガーを入れた方が早い」とエドモンドが答える。第八話では、キアイリュウケンが「空手リーガー」であり、本来サッカー野球「用」には作られていない、ということが明らかにされる。作中では明言されていないが、恐らく間違って納品された先がシルバーキャッスルでなければ、彼は工場に「返品」されていたはずである

 ロボットたちは、人間と同じ意思感情を持ちながら、同時に「工業製品」「商品であるという事実が、スポーツ試合の影で徐々に明らかになっていくのである

 彼らが工業製品であり、商品である以上、逃れられない宿命がある。ロボットは、人間役割を与えられ、それに相応しいように設計プログラムされて生み出される。

 その現実が、第九話から急激に深刻になっていく。トップジョイ、そしてS-XXXの登場である。彼らの存在が、今まで「人間ロボットボーダーレスに生き、スポーツをしている」という、どこか楽しげで夢のあるアイアンリーガー世界観を大きく覆す。

なぜか途中で切れてしまうので 2(https://anond.hatelabo.jp/20210828220400)につづく

2021-04-18

障害者の支援者は死にたいと思うのか。俺はたまに思う。

知的障害もつ伯母と住んでる。

3歳から母子家庭となり、叔母が我が家にやってきた。こういう状況で育ててくれた母親には本当に感謝してる。

 

叔母は5歳児くらいの知能はある。顔の表情や発言内容、声から一発で知的障害を抱えてるとわかる。

ただ、見れるタイプ障害者じゃない。

身だしなみに無頓着風呂衣服家族が気をつかえど、口臭が酷く何か言葉を発した数秒遅れて周囲に腐敗臭が漂う(歯医者に月1行ってるのに)。顔の表情筋は死んでおり頬が垂れ下がり、声は甲高く耳障りに響く(話す内容は幼稚)。背中が曲がり背虫になっている。

 

誰かの助けがないと生きていけないはずなのに、祖父母は叔母に何も教えなかった。

挨拶しない、会話を無視する、お礼を言わない。

人と上手く接する術を教えなかった。

世話されて当然という状況で育ったからだ。5年前に死んだ祖父母医者に叔母が20歳には死ぬと言われてたし可哀想だったんだろうな。

叔母は「誰かと一緒に生きていく」ができず「世話されて当然で生きていく」しか知らない。

 

叔母が祖父母仏壇に手を合わせることはない。毎週、俺が仏壇の花を買ってきて変えてることを知らない。命日を知らない。

仏壇に出して下げた後の御膳やおやつは食べていいことは知ってる。

 

先日、叔母が母の財布から無断でお金を抜いていたことが分かった。誰かと一緒に生きていくために必要なはずのピースが1つまた欠けた。

叔母に「人の財布からお金をとる意味分かってるのか?」と聞いた。

「〇〇くん(俺の名前)の財布からはとってないもん」と返答があった。

 

障害者毎日懸命に生きてます!!

彼らだって望んでこうなったわけじゃない!!

多様性!!ボーダーレス!!バリアフリー!!

の子が私達のもとにやってきたのは意味があるんです!!

の子に気付かされることが沢山あるんです!!

の子可哀想じゃない!!懸命に生きてる!!

の子がこのままで生きられる社会にしていこう!!

弱者に寄り添って生きていこう!!

さくらーふぶーきのー!!

サライーのそーらへええええええええ!!!!!!!((

 

 

 

みんなで素敵な社会にしていこうね。

2020-11-28

ボーダーレス

係争地のため、地図上で国境が描かれていない部分を見ると、あたかも2つの国がそこでくっついているかのように思える。

から国境を巡る争いの末に2つの国は1つになれたんだなとハッピーエンドを感じてしまい、その厳しい現実とは無関係ほっこりという感情が生まれしまう。

争いゆえの未確定なのに、垣根を越えた交流みたいなものを見出だしてしまう。

2020-04-04

anond:20200404141303

なるほどね。

「可愛さ」が強さか弱さか、武器か防具か、そもそも強いとは何で弱いとは何かが混同・転倒・ボーダーレスになりつつあるとは思うよ。

でもまだまだ過渡期であり、漂白されきってないというのが私の感覚だ。

まあここは私が遅れてるだけだとしれん。

でも少なくともつい五年か十年前までは可愛い≒弱さへの好意だった文化は長年あったわけで、言及してる人たちにそれはわかっててほしいんだよな。

あなたみたいに「その可愛い価値観は古いよ」と言うのはわかるけど、「そんな可愛い価値観存在しない」みたく言ってるのは、ちょっと待てよ!って感じ。

2019-05-17

anond:20190517153226

出版社印刷会社勘違いしてる感がある増田

出版」のボーダーレス化が進んでるし仕方ない面はあるか…。にしてもアホすぎるだろう増田高校生ぐらいならしょうがないと思うが。

音楽比較するのであれば、例えば作曲演奏しているバンド作家プロデューサー編集者レコード会社出版社円盤製造してる会社印刷会社ジャケットデザインなど=装丁家、みたいな感じなんだけど、プロデューサーあかんくて売れない円盤なんて割と山ほどあったりするんだよね。同じように編集者出版社がまともに働いてなくて売れないものも割とある

一方で、音楽映画プロデューサーにも印税入るけど書籍編集編集者印税取ることないか編集者はひたすら気の毒ではあるね

2018-10-17

女性は体を隠すべきか?

女性は全身が性的から男性を誘惑してしまわないよう体全体を隠すべきだよ→ブルカ着用

目意外は全部性的から、目だけなら見せてもいいよ→ニカブ着用

髪は性的から見せちゃだめだけど顔だけなら見せてもいいよ→ヒジャブ着用

くるぶしは性的からが見えちゃだめだけど足先なら出してもいいよ→丈の長いものを着用

ヘソは性的から見えちゃだめだけど肘は見えてもいいよ→半袖着用

腋が見えたり胸の形が分かる服は性的からだめだよ→日本一フェミ的?(キズナアイの服不許可

胸の形が分かってもいいけど乳首が見えたらだめだよ→アメリカ

男性と同様、女性にも公衆乳首を出す権利を認めなさい→ヨーロッパフェミ

性器性的から見せちゃだめだけど、胸は見せてもいいよ→南アメリカ南アフリカ原住民

全員素っ裸でいいよ→一部の原住民ヌーディスト

私の感覚他人が合わせるべきだと全員が主張する中、

ボーダーレス社会における、女性自由露出の線引きはどうなるのだろうか。

2018-07-13

anond:20180713130153

他の業界関係なくない?

関係ないもの同士を引き合わせてあたかも指摘が正しいかのように見せる手法稚拙から使わない方がいいよ?

あと学部を増やせば同水準の医者を量産できるかというとそうでもないという主張はそれなりに説得力はあると思う。

業界比較して圧倒的に遅れているとされるIT化や院間のボーダーレス化もセットじゃないと門戸を広くしたところで結局困るのは患者自身だし。

高齢化ますます進んで更なる需要過多が発生するのは増田危惧するところと同じ認識だけど単純な労働力の確保では太刀打ちできないのはお分りください。

ここら辺見た?参照してみるといいよ。

https://www.med.or.jp/cme/jjma/newmag/13407/pdf/134071240.pdf

2018-06-19

沖縄お笑い米軍基地14を見てきた話

沖縄で生まれ沖縄で育ち、沖縄で働いている純ウチナーンチュである身として、一度は教養としてみておくか、と思い、宜野湾市民会館で上演された、沖縄お笑い米軍基地14を見に行った。

沖縄ローカルラジオテレビではひっぱりだこで、県内に知らない人は(たぶん)いない芸人さん、小波津正光さんことまーちゃんさんが座長として企画脚本演出を行っているコントショーが、この「お笑い米軍基地である

今回で14回目を数えるこの公演は、沖縄では非常に人気が高く、私が見に行く旨を人に話す度「あい!いいはず~感想聞かせてね~」という反応はあれど「なにそれ?」という人は誰もいなかった。実際、1200人キャパの会場はほぼ席が埋まり、私が行った公演以外にもあと何回か沖縄県内各地で上演されるということであるそもそも毎年上演し、今回で14回を数える辺り、企画側の熱量とそれを受け止めるだけの県民の人気があるんだなあと感じる。

コンセプトは「基地を笑え!」。沖縄県の面積の内およそ10パーセント以上を占めており、沖縄県について語られるときに必ず問題の一つとして触れられる米軍基地だが、ぶっちゃけ県民の(主に若者の)大半は「反対運動とかが激しいのってあれでしょ、本土から来た人とか政治団体とかそういう人たちなんじゃない?…わかんないけど…まあなんか窓とかヘリとか飛行機とか色々落ちてるし、戦闘機はうるさいからまあ、なくなるならもちろんそのほうがいいけど、わざわざ座り込みとか行くのは違うかな~左翼とか右翼とかよくわかんないし…」などと言う人がほとんどである。(あくまで私の体感ではあるが)

若者政治参加主体意識が足りない!と言われてしまうとほんとその通りではあるのだけど、恥ずかしながら私もそういったその他大勢のひとりである。正直基地がどうとか言う前に、政治してる人たちは生活に密着した問題からどうにかしてくれ、と思う。子ども貧困とか。いや、その辺とも繋がってたりするから根深いのか?よくわかっていない。

山積みになっている沖縄県の問題のど真ん中にドン居座り続けている「基地問題」。そこをどう笑いに落とし込むのか。前評判は良すぎるほど良かった。期待半分不安半分で会場に足を踏み入れた。

そして観終わった感想だが、「100点!最高!面白かった!」とは正直まったく思えなかった。

なお、細かい内容は「SNSには書かないでください」というアナウンスがあったので割愛する。

まず、全体を通して(「米軍基地」という「沖縄県民しかからないあるある」を扱っている以上、前提がそうなので当たり前ではあるのだが)めっちゃくちゃ内輪ノリがすごい。

そこがハマると面白いのかもしれないけど、沖縄県は究極の「ムラ社会」の文化なので、各地域文化の隔絶もすごい。なので県民でも「いや、わかんねーし…」が結構多く、ハマらないとむしろ見続けるのが非常にしんどくなる。最後辺りには完全に「業界内輪ネタなんだな」とわかるものだけでひとネタ作られているものもあり、関係者席らしきところから爆笑すら聞こえたが、業界人でもローカルテレビ大好きマンでも何でもない私は正直置いてけぼりだった。

沖縄県にはM-1グランプリならぬ「O-1グランプリ」という番組がある。お正月時期に放送される、名前の通り沖縄芸人の1番を決めるという番組だ。そのネタを見てもらえばわかるが、沖縄芸人は「沖縄らしさ」を前面に出したコント漫才、つまり「内輪のあるあるネタ」を組み込んだものを作ることが圧倒的に多く、またレースにおいてもそのほうが有利である。その番組にはもちろん今回の「お笑い米軍基地」に参加しているFEC(沖縄にある芸能事務所演芸集団FEC」)の芸人さんも数多く出場しているので、その流れを汲んでいるのも当然といえば当然である

そして、気になったのは「お笑いから」「俺たちはバカから」という言葉を盾にした、差別やいろんな権利侵害の嵐だった。もちろんすべては洒落であり、まじめに取り合うほうがアホであるというのはわかるのだけど、正直現代の「ボーダーレス」な風潮からは相当遅れた認識があるんだなということは感じた。

個人として特に興味があって学んだこともある界隈の問題だったのもあって、過剰反応してしまったところはあるが「いや、ダメでしょ…」と引いてしまうような描写演出が非常に多かった。

違和感の何よりの原因は、前説座長が「所詮俺たち三流芸人の言うことなのだから怒ったりしないで聞き流してほしい」という旨の発言をしていたことだったと思う。

私たち無意識差別をしてしまものだし、気づかずにだれかを傷つけてしまうのは仕方のないことではあるが「差別?いやいやネタから。何マジになってんの?」という言い訳を用意してしまうのは、ちょっと違うなあと感じた。この公演に誇りをもってやっているのなら「差別的な表現かもしれないが、より伝わると思って選択した」と言い切ってほしいな、と思った。イジりとイジメ境界線あいまいだが、「強者権力を笑うのがお笑い」だというならば、自分たちが本当に強者としての力を持っていないか?というのも常に問い続けてほしい。

また、全体を通して「左」より「右」を笑うことが多かった、というのも違和感ひとつとしてあった。どっちも滑稽な部分はあるのだからもう少し両方を笑ってくれたらよかったのかな、と思う。あと「右」を揶揄するネタの時に、笑いどころでもなく盛り上がりどころでもないセリフで「よくいった」というようなかけ声や拍手があがっていたのは驚いた。どちらでもないフラット状態で見に来たつもりなのに、いつの間にか政権批判団体集会に参加させられていた、みたいな気まずさがあった。怖い。

以上のように全体的に右寄りかつ品がなく沖縄県民県民性の悪い部分を煮詰めたような「内輪に甘い」感が強く、正直全体を通して「また行きたい!」とは全く一ミリも思わなかった。私は特にスクールカースト下層だったタイプ人間なので、沖縄芸能界蔓延する「スクールカースト上層部っぽいノリ」(ウェイ感とでも言うのか)にはついていけなかった。この辺はたぶん好みの問題なのだろうと思う。

ただ、ここまでゲロカス批判してきたが、この公演を見たあと、文句を言いながらも私は「じゃあ右や左のそれぞれの主張ってどうだったけ?」「ほんとうにこの芸人さんたちが言っていたことは正しいのか?」「自分は偏っていないのか?」ということをいつの間にか考えていた。

まーちゃんさんの著作図書館で借り、基地問題についてネット自主的に調べ、右翼左翼についても少し勉強した。

そうして、ハッと、こうして主体的に考えているこの行為自体が、この公演のねらいである「基地について、何かひっかかりを感じて考えてほしい」というところにばっちりハマってしまっていることに気が付いた。

なるほど、ならば。この公演は私にとって意味があったのだなと納得できた。してやられてしまったな、と思った。チケット代2000円もったいねえことしたわ、だったのが、安いじゃん、になった。

エンディングで歌われたFECの社歌の中に「とにかくやることを大事にしている」というような歌詞があった。沖縄県民は先ほども言った通り「内輪に甘い」。そして変化を嫌う。そんな中で新しいこと、前に進むようなことをするのは、本当に難しいことだと思う。勇気がいることだと思う。「まじめ」をバカにする風潮のある沖縄で、「まじめ」にバカをやるというのも、ほんとは難しかったんじゃないかなと思う。その勇気に敬意を表して、私はこの感想を書こうと筆をとった。「とにかくやる」そしてやることで誰かを動かす、それはほんとうにすごいことだ。と、何もできない私は思った。

でも、個人的におもしろくなかったのは事実なので、沖縄芸人さん各位にはマジでもっとがんばってほしい。笑いどころを説明してしまう癖があって全体的に冗長だと思う。言葉選びが雑。オチツッコミワード説明的で長すぎる。「金の斧銀の斧」のいさお名護支部さんのくだりと、タイワンオオカブトの幼虫のくだりは勢いがあって好きだった。

以上。お笑い米軍基地感想でした。

ネット書き込みの言うことなのだから怒ったりしないで聞き流してほしいナ♡

おしまい

来世はAZARASHIの世界観アザラシになって褒められて暮らしたい

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