はてなキーワード: ホラー映画とは
結構よかったよ
音でびびらせるのはダメな人居そうだけど
なるほどなーと思ったのが、主人公がYouTuberそのものなんだね
「動画のネタが必要だから」で首突っ込んでいくのって、ミステリー作家と構造まるっきり同じなんだよね
ツッコミどころもたくさんあるけど
古典ってやっぱ強いんだよね
久々にホラー映画見たなーって感じがした
YouTube世代にはこのくらいのエンタメホラーで良いんじゃないかな
チャーハン頼んでチャーハン出てきた感じ?あとは「YouTubeで見たやつだ」のフレーバーがあればいいのよ
このフォーマットって、雨穴さんがもっと動画出せばある程度何でもいけそうだよね
この構造に気づいた人が賢いわ
今ちょうどやってる「ハンテッド 狩られる夜」はガソリンスタンドに立ち寄った主人公たちが
謎のスナイパーに狙われながらなんとかかんとか脱出を図る話。
ちなみにこれはスペイン映画の「シャドウ・スナイパー」のリメイク。
アマプラオリジナルの「ザ・ウォール」は視察に向かった米兵2人が謎のスナイパーに狙われて
石壁1枚隔ててなんとかかんとか頑張ろうとする話。
「ダウンレンジ」は車で移動中のパリピーズが謎のスナイパーに狙われて車をパンクさせられて
車を盾になんとかかんとか頑張ろうとする話。
「フォーンブース」は嘘つき不倫チャラ男の広告マンが電話ボックスに入ったら
謎のスナイパーに狙われてあんなことやこんなことをやらされる話。
夜道の独り歩きが怖いのはわかった。
ていうかとっくの昔にわかってる。
子を持つ父親や彼女を持つ彼氏でなくても、女の夜道の不安さや心細さくらいくらいわかる。
女が何に怯え何を我慢し何を耐えて生きてるかくらい、だいたいのところはわかってるつもりだ。
なにしろ近年はどっちを向いてもそういう怨嗟を目にする機会ばかりだからな!
それをどうだ、「あんたたちどうせ何もわかっちゃいないでしょ」みたいな顔してくる。
「わかってるよそのくらい」「いいえ本当のところはわかってない」「わかってるってば」「ちゃんとはわかってないでしょ」
何?この不毛な水掛け論。
男だってホラー映画や犯罪映画の怖いシーンは怖いし、現実のオバケだってもちろん怖い。
ヤンキーに囲まれたら震え上がるし、黒塗りのアルファードに煽られるのだって怖い。
女のほうがか弱くて怖がりという一般的な傾向のぶんの係数を掛けて「女は俺の2倍から10倍は怖いんだろうな」と考えるくらいの想像力もある。
何をもって、「男は女の苦しみをわかっていない」とするのか。
心のどこかで「この苦しみは女でないとわからないはずだ」と思ってるからか?
違うよな。男には本質的にわからないものならば、わからせようとする営みじたい無意味だ。
おそらく「同じ苦しみを味わっていないから」だ。
実際に経験せず、想像力だけで「それは怖いでしょう」と口にするのは、女にとっては真の理解とは到底言えないレベルなのだろう。
女が「男も女の苦しみを理解しろ」と言う時、それは「苦しみを軽減しろ」と言っているのではない。
「同じ苦しみを味わえ」と言っているのだ。
なんかアメリカかイギリス(行ったこと無いからわからんけど)のうっそうとした森の中に白人のガールフレンドとキャンプしに来るシーンから始まった気がする。
森の雰囲気は若干暗かったけど芝生よりちょっと長めの草が生えててふかふかで、草の中に時々ハリネズミもいたからめちゃくちゃテンション上がってた。
一日目は普通に楽しんで二日目の朝、霧が立ち込めているキャンプ場の真ん中で、なんかおじさんが倒れてた。
こりゃ大変だ!ってガールフレンドと一緒に近づいたら、胸(おそらく心臓らへん)になんかデカいいがぐりみたいなのがついてた。
おじさんは血まみれになってかなり恐ろしい形相で絶命してたんだけど、その胸元のいがぐりはモゾモゾ動き出して、うさぎくらいの大きさがある血みどろのハリネズミになった。
なんかハリネズミにしては人間っぽい歯が生えてて、歯茎もしっかり見えてて、なんなら目が完全に白目で「ギャギャギャ―――――ッ!!!!!」みたいな叫び声をあげてこっちに襲い掛かってきた。
ハリネズミを避けるためにガールフレンドとバンガローみたいなのに逃げ込んだけど、古くてボロボロなのでハリネズミも侵入してきてもうパニック。
最終的にドライフルーツみたいなのに釣られてゴミ箱に入ったハリネズミ?に麻袋をかぶせて、こん棒みたいなので袋叩きにして仕留めた。
仕留めたことに安心しつつ、あまりにホラー映画のお決まりの展開すぎて、ガールフレンドと「キャンプ場に戻ったら人間に感染してて、血みどろデス人間になってたらどうしよう…」みたいな雰囲気になってた。
意を決して外に出てキャンプ場まで帰ったけど、その風景は全然昨日と同じで平和なもんだった。通りすがりの人間も全然ゾンビとかになってない。
ただし麻袋の中で倒したはずのハリネズミが蘇生していて、袋の中で暴れだしたから、保安官が来るまで交代でガールフレンドと叩きつぶすことになった。
時々、昨日見つけたみたいに可愛いハリネズミが目の前を通っていくんだけど、袋が動き出したら叩かなきゃいけない。中から「ギャッ!」みたいな鳴き声がしてしばらく静かになる…を繰り返してた。
楽しいキャンプで可愛いハリネズミを見てただけなのになんでこんなことに~?と思いながら泣きながら叩いていました。
こんな夢を見たせいで今日の午前中仕事しながらめちゃくちゃ調子悪かったです。
血みどろデスハリネズミ、なぜお前だけこんなことに……
ここ2ヶ月くらいの話
結婚相談所は足切り要素多いので、基本的な戦場はアプリと街コン
街コンで会ったフリーでイラストレーターとか広告系のデザインやってる方。喋ってる感じ俺よりずっとしっかりものという印象
結婚相談所もやってるって言ってて、会話も具体的な結婚までの流れとか結婚後の生活スタイルとかをいっぱい聞かれたんでなんか戦略的に婚活やってる人だなーって思った。
なんか真面目そうな雰囲気だったからおちゃらけたこととかあんま言えなかった気がする。
アニメとホラー映画好きな方だったんで薬屋のひとりごととかミッドサマーの話をした。
解散してすぐ2回目のデートお誘い「元カレに顔が似すぎている」とかよくわからん理由でお断りされる。
まあ多分いろんな条件やら印象やらが微妙なのをめっちゃオブラートに包んだ言い方なんだろうなーって思った。
アプリでマッチングして数回通話した後に会った。小柄で年齢よりも童顔で可愛らしい方だった。
車ないから家が遠い人は基本足切りしてたんだけど、向こうからいいね来て可愛かったから例外的に会った。
「顔で判断されたくないんです」って言ってたから「え、めっちゃお綺麗じゃないですか」
って言ったらどうやら美人ゆえに見た目だけでチヤホヤされたくないっていう思ってたのと逆パターンだった。
メンタル弱そうな感じで、職場からは正規雇用勧められてるけど長時間で責任重いのは辛いからあえて非正規時短で今は専業主婦を目指してるらしい。
「中身を見てほしい」ってしきりに言ってたけど意識低い故の非正規雇用で実家暮らしだから家事が得意なわけでもない専業主婦志望みたいな美人の見た目と体以外のどこに魅力があると自分で思ってるんだろうってぶっちゃけ思ってた。
会話は恋愛論みたいな話題中心で、過去の恋愛の辛い過去の話したり婚活の悩み相談乗ったりひたすら全肯定してた。体の相性とか理想の回数とかそういうのまで結構赤裸々に話してた。
盛り上がったから俺の家の前で解散って流れになったんだけど、「ちょっとあがってく?」って冗談っぽく言ったらOKしてくれたから二回くらい性行為をした。
「お互い良い人できるまで、こうやってたまに遊ばない?」って提案された。将来の伴侶としてはちょっと内心微妙な感じなんやなーってちょっと思った。
その数日後にその子がたまたまうちの近く来ることあって一回お泊りした。その子が最近デートに行った男やマッチングした男の評価やらメッセージの添削やらをした。
まあそっから家が遠いからお互いだるくなってなんやかんやでフェートアウトで終了
街コンで会った県庁務めてる方。別の人とマッチングしたからマッチングはしてなかったんだけど連絡先だけ交換して後日デートすることになってた。
見た目はなんか「The・キャリアウーマン」みたいな感じで、身長170くらいあってスタイルすごく良かった。
マッチング後近くのカフェでお話したけど、JSミルの功利主義の話とか、フェルマーの最終定理の話とか、芥川のトロッコのエモさの話とか、
あんまりリアルの人とそういう話題を話せたことなかったけどちゃんとした大学出た人ってこういう話できるんだ凄いなーって思った。
中心街の駅周りをぶらぶらデートした。GU寄ってコートを試着してもらったらやっぱ背高い人にコートは似合うんだなーって思った。セール中で値段は安いんだけどプレゼントした。
手繋いだりハグっぽいことしたらなんか好感触で、「どっか行きたいとこあります?」って言ったら「どこでもいいですよ」って言われたから「じゃあ俺の家はー?」
って言ったら軽くOKしてくれたんで俺の家で一緒にロールキャベツを作って食べた。結局その日は泊まりで性行為はした。
最初のカフェで「アプリで初日ホテル誘ってくるヤリモク何人かいてマジで常識なさすぎじゃないですか?」って言ってたのに俺とは出会って初日でワンナイトしてくれたのが嬉しかった。
↑の事務員の子の次の日に会ったから2日連続のワンナイトだった。
なんやかんや繋がってはいるけど、まだアプリやら街コンやら頑張ってる雰囲気あるから付き合うとかじゃないのかなーって感じ。
アプリで出会った方 金髪でタトゥーが入ってて鼻ピアスしてて喫煙者だった。あんまり喋ったことない生粋の陽って感じの人種
なんか向こうのお気に入りのスイーツもやってるおしゃれバーで初デート
肩に蝶のタトゥー入ってたから「なにそれめっちゃかわいい!」って言ったらタトゥーのこといっぱい教えてくれてちょっと詳しくなった。
海外のレゲエやらヒップホップが好きらしいけど全部全く名前も知らんかった。
映画も好きらしいからトレインスポッティングやらレザボア・ドッグスやら遊星からの物体Xやらの話結構してた気がする。
その子高卒だったから「俺今の時代は女性でも4年制大学出てない子ってちょっとありえないと思うんだよね」って言ったら
「そうだよね…私みたいな低学歴の女には婚活する権利ないよね…って中卒男が何言っとんねん!」って結構ノリノリのノリツッコミしてくれたのが面白かった。
次の日早番だからって割りと早く解散して、「楽しかったです!」ってLINE送ったら半日以上返事こなくて(半日後は返事来たんだけど)
そういえば「最近LINEの通知見れなくなっちゃったんですよねー」ってバーでの会話の中で言ってたけど返事遅いのがそのせいなのか脈なしなのか判断つかなくて次のデートお誘いできなかった。
まあでも明るくて面白くて素敵な方だった。
今まで一度も男性とお付き合いしたことないって言ってたけど本当かどうかは不明
昼からカフェで会って終電近くまでファミレスやらバーやらはしごした。
インドア方向でもアウトドア方向でも無趣味で家でずっとボーーっとしてる感じの人だったから話題に結構困った。
プロフィール情報聞き出すテンプレ会話以外あんま噛み合わなかったから話した内容あんまり覚えてない、多分「綺麗だね」「○○さんといるのめっちゃ楽しいー」とか適当なこと言いまくってた気がする。
手繋いだらめっちゃ初対面なのに「女の扱い小慣れすぎててきしょいですね」って面と向かって言われたのが面白かった。
「お別れするの寂しいよー」って言ってごねてたら家の前までついていくの許してくれた。
「お家あがっていい?」って聞いたら拒否られたけど「キスしていい?」って言ったら「いいですよ」って言ってくれたからとりあえず家の前でベロチューしながらお尻は触った。
たまに連絡してたけど意外にも向こうから2回目のお誘いはなかった。自然とフェードアウト
なんか趣味がフットサル釣りキャンプボルダリング海外旅行で週2回以上は何かしらやってるってめっちゃアクティブな人だった。
なんかお互い可もなく不可もなくみたいな感じだったから2回目には繋がらなかったんだけど、
後日「良い子いるから会いませんか?」って職場の女性のLINE紹介された。ただぶっちゃけあんま可愛くなかったからデートは誘わなかった。
2ヶ月間いっぱい女の人と出会ったのに結婚相手どころか彼女すらできないよ……
「当たり前」を持ってる人だとこんなに苦労しないんだろうな……
呪怨とか、何か気味の悪い人が立ってるとか、バーン!とショックを与えるような映像に頼ってる作品は、
小説のホラーの怖いやつって、よくよく考えると怖いというか、視覚に頼らない、考えると怖い恐怖であって、
視覚、映像頼みの恐怖は小説では表現しづらいというか、相性悪いよなぁと思ったり
リングも貞子の存在とか生い立ち、ラヴクラフトのダンウィッチの怪とかローズマリーの赤ちゃんとか、
神との間に生まれたイエスではなくて、邪神とか悪魔との間に生まれた子供なんじゃないか?みたいな考えもよぎるし、
ビデオをダビングしただの他人に見せただの云々も、どっちかというと知的な恐怖であって、
もちろん、映画化したことで、ホラー小説はより説得性を増すと思うのだけど、
ホラーに限らず、そもそも小説というのは読者の創造にかなり頼っているところがあるわけで、
それを補助するために挿絵なんてものがあったりするわけだけど、
大量のSNS広告で「LINE登録でいいものあげるキャンペーン」
↓
↓
「5,000円のところ今回だけ」無料の「いいこと教える」説明会に誘導
↓
オンライン説明会で「あなたは今ここにいるだけで合格!あとは、やる or やらないか?やらない人は今のままですよ!素晴らしく自由な生活が手に入るチャンスを逃すんですか?」と、情報商材の販売フォーマットそのままの勧誘。
講座を受けて1ヶ月以内に受注してる人もいる。2ヶ月後には必ず受注できる。3ヶ月で受注できなければ「全額返金」保証します!
講座で身につけてもらうのは
▪️クラウドワークスでの受注の仕方
↓
★達成感 その1ゲット!
↓
クラウドワークスには、時給50円(大袈裟でなくマジで)みたいな案件ゴロゴロ
※説明会でも「最初は時間かかるから時給安くなるけど、慣れてくれば時給1500円も夢じゃない!」って説明しててドン引き。ターゲットは時給1000円でキュウキュウしてる人たち。
シナリオとナレーション音声は支給します。そこに映像とテロップを当てはめてください。納期は3日。尺は約5分。
※初回はお試しで500円になります(初心者は多分10時間以上かかっぞ。つまりは時給50円。)
※映像素材はご自分で収集してください(★ココ大事!この金額でソコやらせるんだ!)
※挿入する動画や画像は著作権に充分に注意してください(★ココ大事!抜け道くさい)
↓
(僕がたまに観てた、歴史系、映画系の教育エンタメショート動画ってこうやってつくられてんだなー。そりゃ著作権ガン無視動画が溢れるワケだわ)
ゲゲゲの謎とか光が死んだ夏とか
おもしろいじゃん
映画の村シリーズなんか牛首村とか樹海村とか犬鳴村とか全部村じゃねーか!村シリーズだから当たり前だけど
村ってすごいフィクションホラーにとってはすごい都合の良い場所やんか!
治外法権だし村で大量に人が死んでも村の外にはあんま影響ないし
ある近畿地方の話はまだ読んでないけどこれも田舎の村の因習系ホラーなのかな?
きさらぎ駅(駅ホラー)とか貞子(伝染していくホラー)とかかやこ(空き家ホラー)とか、それ考えると場面が目新しくて、その点ではいいですね
ホラー映画作るとき、やっぱり村ホラーだとロケ地が狭くなって撮影しやすいんだろうな
テケテケの映画とか色んな場所に移動するからロケ大変そうだった
でも、アニメでも漫画でも小説でも村ホラーが定番の場所として増えすぎだから
どの話しも綺麗に型にはまってるのよ
今までのシリーズもピン・キリだったと言えばそうなんだが、ドラマが酷い時は怪獣パートの比重高めてたから耐えられた。
でも今回は怪獣パート少なめでドラマパートメインなのにドラマパートが酷いからもう目に余る。
時代背景を無視して超現代人的価値観で語りまくる登場人物、致命的に語彙力のないセリフ、挙げ句重要な場面ではついに全ての語彙を失い泣き崩れる始末。
せめて「説明的ではあるが芝居がかった面白みがある」「リアルな言葉のキャッチボールで芝居臭さがない」とかにして欲しい。
芝居臭くて、表現が陳腐で、説明的で、戦後が舞台とは思えないような喋り方をしてくるってのはもうマジでしんどかった。
とにかくドラマパートの大部分がカメラを止めるな初見の前半ばりにしんどい。
なんとか我慢できるのは学者と艇長の演技ぐらいで、他はもう演技指導が悪いのか役者が悪いのか、そもそもの脚本がしんどすぎて読んでる側も「こんなんどう演技してもゴミみたいなドラマパートにしかならんわ」とあきらめムードなのか、とにかくキツかった。
怪獣映画における人間パートなんてホラー映画における退屈な恋愛シーンみたいなただのツナギの前フリでしかないと言えばそうなのかもだが、それにしたって全体の比重がデカすぎる。
とにかく登場人物が全体的に幼く、その中でも主人公がぶっちぎりで子供っぽいのがしんどい。
そんな主人公が特攻とヒューマニズムの折り合いをつけた道を探る物語として全てが構築されているのは分かるが、そこまで一人の兵士にフォーカスしてしまったらもうそれはゴジラじゃなくてエヴァンゲリオンだ。
たとえばこれが庵野が作ったシン・ゴジラ-1.0だったら「はいまたいつものヤツ。コイツはほんま……」で終わるんだが、なまじ別の人間がやっているだけに諦めきれねえ。
一人の人間に向かって運命が収束しすぎていることのおかしさに気づいて止められる人は誰も居なかったのかよ……。
まあそれでも、台詞回しの表現力がもっとずっとマシだったらそれなりに形になったのかも。
子供でも分かるようにを意識しすぎたのかペラッペラな台詞回しに加えて碇シンジ型の物語構造という組み合わせが、まるで子供向けの冒険ファンタジーを見せられているような気分にさせられてしまう。
ゴジラはよかったよ。
でもドラマは酷かったと思う。
マジで。
これを高評価してるしてる人はどうやってこのドラマの酷さを乗り越えたのか教えてくれ。
「加点式で評価してるからゴジラがオッケーならそれでいいんだ」って感じとは思えないのに高評価してる人がたまにいるのマジで気になる。
核心には触れないようにするけど、一応ネタバレ注意で。
何回「やったか?!」言えば気が済むんや。
まあそれはともかく、ゴジラ怖かったー。
太平洋戦争にうなされた悪夢みたいな存在感が、主人公のトラウマとリンクしてて物語の舞台装置としても完成度が高かった。
過去のゴジラは「ダメージを受けない」であったのにたいして、今度のゴジラは「ダメージを受けてもすぐに回復する」タイプの不死身ぶりで、輪郭変わるほどの損傷を受けても秒で再生する。非現実的な再生速度や、最後のシーンも含めて存在感は怪獣ではなくホラー映画の怪物である。過去のゴジラが理不尽に怒り狂った存在であるのに対して、今回のゴジラは怒ってるというより人類に対して悪意や底意を持っている雰囲気がある。ヒグマによる獣害においてヒグマの行動にある種の異常性を感じることがあるように、今度のゴジラには何か異常性のようなものがある。破壊欲だけでなく、獲物への執着心があるのだ。
冒頭は完全にジュラシックパークだったが、後になってからもとにかく口に咥えられるものは戦闘機でも船でも電車でもブンブン投げる。そいやそいやとザンギエフ並みに投げる。投げゴジラという戦法が確立してしまいそうなほど投げる。
CGを節約するためなのか、投げるシーンを割愛しがちで投げられた物がいきなり飛んでくるシーンからなので、取り敢えず何かが飛んで来るのがゴジラの挨拶みたいになっている。
放射熱線はぶっ放すまでのシーケンスがいまいち模型っぽい部分はあったものの、破壊力の描写は過去一で怖い。
シン・ゴジラのブレスは放射時間が長くて撃ってる間ずーっと被害が出ているが放射が終わったら静まるのに対して、
今回のブレスは原爆のメタファーなのか攻撃は一瞬で、その後爆風が津波のように周囲を破壊していく形。
描写はされなかったけど、銀座であれ撃ったのなら皇居や霞が関や永田町も粉砕されたのだろうと思う。(GHQ本部も銀座のすぐ近くなので吹っ飛んだはずなのだが……)
なので、熱線が当たらなくても怖い。とはいえ、最終決戦での熱線はどこ向けて撃っとんのやという感はあり、少々ご都合主義的な印象はあった。
主人公は、罪悪感はわからんでもないけど視聴者としては整備兵への腹立ちが先に立つ。止まってる飛行機で機銃撃つくらい整備兵でも出来るやろが。命令系統に属してる相手でもないだろうに、なに人にやらせといてキレとんのや。お前もなんもできなかったくせに。
あと気になった点としては、オッサン集会のオッサン臭いダメさ加減が、美談っぽく描かれた事。「いっちょやるか」じゃない。
あと、民間のくせに駆逐艦や戦闘機みたいな兵器ばんばん貸し出されて好き勝手できたこと。GHQはソ連気にして占領軍動かせない割に、独立も回復してない日本の民間人に軍艦や戦闘機引き渡して好き勝手やらせられるのはスジが通らんやろ。日本政府は空気以下で高官の一人すら出てこないし。
そんなこんなで、ちょっとご都合主義な部分が無いではなかったものの、主人公の煩悶と、今なお続く戦争の悪夢としてゴジラという位置づけが秀逸であり、大変満足感の高い物語だった。
シン・ゴジラもRRRもダンジョンズアンドドラゴンズもトップ・ガンも仮面ライダーも一回しか観に行かなかった自分だが、これは気が向いたらもう一回くらい観に行くかもしれない。(行かないかもしれない)
(ごめん中身は読んでない。またいつものメンバーが争ってるんだろうし)
人間の本能的な営みだしなんていうか根本的に人類にとってはポジティブ?なものと言えると思う。
死、恐怖、病、怪我、血飛沫…こうしたものは生物にとってネガティブなことのはず。
ホラー自体が怖くて嫌だしホラーというネガティブなものを好きな人がいることも正直怖い。
ホラー好きを公言する人は多いけど本来はムチで叩かれて喜ぶような隠すべき変態特殊性癖なんじゃないだろうか。
そりゃ一番ショッキングな場面やグロテスクな表現は見せないようにしてると思うけど映画館でもテレビでも普通にホラー映画の予告があるし(目を閉じて終わるのを待つ)ポスターもどこでも目に入る。
ビクッとするし嫌な気分になる。
街中にあふれかえる黒、オレンジ、紫の毒々しい色とガイコツやお化けやお墓のイラスト。
可愛らしくデフォルメされても死や恐怖のネガティブなイメージは付きまとうしリアル寄りのディスプレイが目に入ってビビったりする。
TwitterもといXでも流血メイクやら頭に刺さった釘やら血糊のついた包丁やらのコスプレ写真が流れてくるのがきつい。
ハロウィンは定着してほしくなかった……。
理解はできないけど消えろと言ってるわけじゃないです。
いや本音を言うと消えてほしいということになるんだろうけど、やっぱり表現の自由って大事だと思うし人の好きなものを尊重しないなら自分の好きなものも尊重してもらえないよねって打算的な意味もある。
お互いちょっとずつ許してもらってるって思えたらいいよね。
祝!今年のハロウィン終了!🥳🎉
親がテレビで心霊写真特集を見ようものなら泣いて消してと頼んでたし、
お化け屋敷なんて絶対入らないし、ホラー映画も絶対見ないを貫き通してきた。
それなのに最近心霊スポットにYouTuberが行く動画をずっと見てしまう。
きっかけは都市伝説や事件系の動画を投稿するYouTuberが実際に行ってみた動画を出したところから。
動画では誰もいないところから音が鳴ったりしてYouTuber達がリアクションを取っている。
思えば、嫌だったのは突然爆音と共に現れるドアップの顔だったり、
突然差し込まれるグロ要素だったり、驚かされるのが嫌だったのかも知れない
バイトが終わった後、いつものように図書館へ向かう。何となく手に取った”眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎”という本が面白かったので少しずつ読み進めていきたい。
帰宅後、純豆腐を食べながら、アマプラで白い肌に狂う鞭を観る。
耽美なホラー映画でどのシーンも絵画のように美しかった。浮雲でも思ったが相手のことを好きになるほど憎しみを増す、ましてや互いの関係が性的錯誤だとなおさらかな。こんな趣味を持つ自分自身を認められないと背徳感からか余計に燃え上がるものなのかもしれない。愛していたサド気質な男の亡霊に取り憑かれ苦しんでいた主人公が、その男の亡骸が燃え上がる棺桶の隣で相手を短剣で殺そうとしても結局見えている者は幻なので自分自身を突き刺してしまうシーンの物悲しさ、それから棺桶の中で燃え上がる鞭が迂曲するショットで終わる一筋縄でいかない愛憎入り混じる複雑な人間関係が伝わるラストは良かった。贅沢を言うともうすこし主人公周辺の人間関係も掘り下げて欲しかったが、ホラー映画にそこまで求めてはいけないか。