はてなキーワード: ホウレン草とは
豚肉ってどうやってもまあまあうまいけど、牛に比べて一歩及ばない感が自分の中であった。トンカツは直球でうまいけど、調理の妙というよりはいい肉はうまいだけ感がある。
この前、冷蔵庫に豚ロースのかたまり肉があったのでちょい大きめのサイコロに切って塩コショウで揉んでオリーブオイルでしっかりめに炒めてから30分ほど煮込んだ。
その他の具は大きく切ったじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草。ホウレン草以外はやはり表面をよく炒めてから煮込んだ。
味付けは牛乳を適当にぶち込んで、それと塩コショウだけ。ジャガイモが軽く煮崩れてとろみがつくので小麦粉とかはいらない。油っ気はすでに十分なのでバターも足さない。
シンプルな、シチューのような何かができた。これがすげえうまかった。
で、きのうは牛スジ肉で同じようなシンプルシチューを作った。違いはホウレン草→舞茸になったのと煮込み時間が2時間。
牛スジシチューならふだんは牛乳とか入れずに塩コショウのみなのだが、対照の意味で条件揃えてみた。
旨味に厚みがある。コンソメ少々でドーピングとかする必要はまったくなかった。
豚肉のストロングポイントってそこ(煮込まれて出てくる旨味)なんじゃないか? と思った。
スジといえば牛ばかりのイメージだったが、豚スジというのもあるそうな。
こんど豚スジシチュー作ってみよう。
関西出身、営業職として東京で働くことになり、外回りの際の昼食は各駅の美味しいものを食べようと決意した。
結果、ラーメンばかり食べるようになった。
実家ではそもそも外食をほとんどせず、したとしても近所の餃子の王将くらいでしかラーメンを食べたことがなかった。
タンメンや酸辣湯麵、インスパイア系・家系は何のことやらわからなかった。
コツコツ食べていて気付いたことは、どうも自分はあまりラーメンが好きではないということだった。
どれも美味しいと思うけれど、ジロリアン達の言うような、もう一度食べたいという気持ちが全く起きなかったのだ。
営業を辞めた後も、ラーメン好きな配偶者に連れられて色々食べてみたのだが、東京に来て4年、特に気持ちは変わらなかった。
けれど、ある日突然自分の好みドンピシャのラーメンに出会ってしまった。
分類的には家系ラーメンで、女性一人では入りにくい雰囲気、店内は豚骨の匂いで充満している。
黄色い太麺を一口すすった後、海苔とホウレン草を豚骨醤油スープで浸してから、ご飯と共に食べる。
めちゃくちゃ美味しい。
卓上の緑の漬物もなぜかスープとご飯と合う。麺がなくなってもスープだけ、ずっと飲める。
書いていて、めちゃくちゃ行きたくなってきた。
吉村家ではピンと来なかった家系だけれど、「らすた」にはガッチリ心を捕まれ、日吉に行く度に食べている。
だがここにきて、困ったことが起こった。
今まで、普通レベルだった他店のラーメンが、ここにきて美味しくないと感じるようになったのだ。
完食はするが、食べながらずっと「らすた」食べたいと思ってしまう。
本命を差し置いて、浮気しているような、よくわからない罪悪感に苛まれるようになってしまった。
幼いころ、美味しんぼの海原雄山が、なんであんなキレ散らかしているのか、全く理解できなかったけれど、
でも、それが悲しい。
加えて、加齢により「らすた」完食がキツくなってきた。
ご飯をやめればいいのだけれど、ご飯食べたい。麺とスープと漬物とご飯を永久にループしたい。
最近は昼食に食べたら、夜を抜くことで何とか凌いでいる。
せっかく「らすた」を食べたのに、あと、何回食べられるんだろう、とその日は心が沈んでしまう。
3日or5日分の献立とレシピ、必要な食材が届くサービス。大人2人分だけど量が多いので大人2人+子ども2人(未就学児)までなら平気だった。
3日分が4022円(税込)、5日分が6437円で、1食で1300円くらい。