はてなキーワード: ヘブン状態とは
http://anond.hatelabo.jp/20090305210527
以前「およそ20秒で無我の境地に達する方法」というタイトルで
1. 「ハッハッ」とすばやく大きな呼吸を10回する
2. 5秒かけて息を吸う
3. ちょっと息を止める
4. 7秒かけて息を吐く
これであなたもヘブン状態
数秒間、ものを考えることができなくなる
使用用途
解説
それによれば脳を酸欠状態にして思考を止めるとのこと
緊張を緩和させる方法として説明されていたのだけれど
というような脳を酸欠にする危険な内容なのだが、ブクマが大量についている事で
始めてみる人にはこのエントリが推奨されているように見える。
根拠もまったくない、非科学的なこのような危険なエントリをなぜ
みなさんどう思いますか?
筋肉とは特別なものではない
計画的にこなすこと、継続的にこなすことができればいいのだ
あとはほんの少しのM心さえあれば
マッチョハックの大敵は
この二点にある
情報化されたこの時代、一回の作業でこれら二点を解消することができる
今回はそれを紹介する
この3つを組み合わせるとあなたもマッチョハックができる
igoogleだとRSSや天気予報など他のサービスも目に入るのでお勧め
http://www.rememberthemilk.com/
使い方は簡単なので省きます
サイトはどこでもいいのだが
調べるのが面倒であればここでいいと思う
http://www.cudan.ws/kinyo/keikaku/index.html
タスクの追加でこのように設定しよう
これだけで、今日はどのメニューをこなせばいいのか
RTMの方で教えてくれる、簡単だろ?
できればigoogleやfacebookなんかのアカウントを取り
RTMのガジェットを入れて、そのページをホームページにしてほしい
すると、否が応無しに必要なメニューが目に入る
そして暇だなと思ったら即実行
「・・・ヘブン状態!」
これさえ感じれば、継続していけるはずだ
日に20~30分あればできる程度の内容だ
世の中のマゾなガリ男はぜひ試してみてほしい
ガチムチになることを楽しもう!
直前になって言うより良いだろうと思って「エッチしたことない」って童貞宣言したら
Mさんの方から「いつしたい?」「どこでしたい?」って色々聞かれた。
えーっ!今決めるの?ゆっくり少しずつって考えてたのにーって思ったんだけど
Mさんに押されて、じゃ、じゃあMさんの家でしたいって場所だけ答えた。
それがMさんの中でいつの間にか次の日曜に自分の家でするって脳内変換されてた。
その日が来て、Mさんの家に着いたけど、いきなり寝室?それともシャワー?
どうすれば良いのかわかんなくてとりあえず居間のソファーに座った。
Mさんが流れを作ってくれるのを期待して。何故か無言・・・。
とりあえず何か喋ろうと思って「緊張してるよー」って言ったら
Mさんが「じゃあ気分盛り上げるためにAVでも見る?」って・・・オイ!余計緊張するよ!
みんなどうやってんだろう・・・って考えてたらMさんが横に座ってきてハグしてきた。
ハグは何回かしてるから抱きしめ返したらMさんが耳元で「じゃあベッド行こっか」。えー?そんなもん?
で、寝室行ったら「ちょっと待ってて」って「じゃーん」って香り付き?キャンドル出してきた。
「雰囲気出るよー」って、普通に昼間だから窓から日光入ってくるんだけど・・・。
とりあえずベッドに座ったら緊張して動けなくなった。緊張しすぎて頭が痛くなった。
Mさんが身体や頭を撫でながら何度もチューしてきて、そしたらだんだん緊張が解けてきた。
「何で何もしないの?好きなところ触っていいんだよ?」ってMさんが言うから、とりあえずおっぱい触った。
そしたら感触がどうよりも、ブラジャー付けてなくてそれにビックリした。
Mさんが服を脱がし始めてきて、え?え?え?ってまた緊張がマックスに。恥ずかしいし・・・。
頭が沸騰しちゃって、もう全部まかせますって感じにMさんのするがままにする。
そしたらおちん×んが立たない。緊張して?Mさんの裸見れて嬉しいのに立たない。ガーン・・・。
Mさんも「私のおっぱいが小さいからかなぁ」とか言い出して胸が痛くなる。
でもMさんがFチオしたら立った。Fチオ気持ちいい・・・なんか上手く表現できないけど・・・バターになっちゃいそう。
コンドーム付けるのも大変だった!一度もつけたことなかった。結局Mさんに付けてもらった。
でも付けてからMさんが「あ!生で入れなきゃ童貞喪失にならないんじゃない?」って言い出して、外した。
マ×コの位置とか全然わかんなくて入れるのに苦労した(というか、今もわからない。穴二つあるの?)。
「こうやってするんだよ」って教えてもらって「ちょっと動かしてごらん」ってやってみたら
入れたままの状態でMさんが腕回してギュッとしてきて「気持ちいいでしょー」って言ってなんか感動。
でも、正常位、バックってしてみたけどどっちも上手く動かせなくて、抜けちゃうし、疲れるしで大変。
そしたらMさんが騎乗位になってくれた。すごい・・・ヘブン状態!何もしなくていいのに超気持ちいいよー!!
Mさんが「気持ちいいなら声だして。出してくれなきゃわかんない」って言うからあんあん言ってみる。
でもイキそうになったから言ったら抜いて手でしながらイッた・・・中でイキたかったなぁ・・・。
終わってタオルで汗とかの拭きあいをした。
「もう一回する?」って聞かれたけど疲れたからやめておいた。まだまだ時間はあるんだし・・・。
IDコールしても返事がないと思ったら、
idコールは見ていないんですよ。ごめんね。
とか言ってる人がいる。他の人もそうなの?
100文字だろうがなんだろうが、ネットに書きものを公開しているんだから、ちょっとは表現者の責任というものを考えたまえ。
自らコミュニケーションの可能性を捨てていると思わないか? もしその相手が可憐なotsune……あいや乙女だったらどうする!? 何という機会の逸失!
わかったね? ちゃんと連絡を取れるようにしてくれ。していただきたい。してください。
* * *
コールは無効なのでしない。そういうわけで見てもらえるかどうかわからないけど以下返信
maname 私はIDコール見てるよ。そして絶対届くものだとして使ってる。ただ、はてなはスターやTBなどメールを使いすぎて価値を下げてしまったので使わなくなった人がいてもおかしくない。 2009/02/16
「使いすぎて価値を下げてしまった」ってのは可能性大。気楽すぎるはてな文化。
magician-of-posthuman ダブルコンティンジェ, # |ω・? )・・・ IDコールもメールもトラックバックも送信するけど、「相手が読むこと」や「相手が返信すること」は前提にしていない。「相手が読む可能性」や「相手が返信する可能性」なら話は別だが。 2009/02/16
KoshianX 俺も届くものだと思ってるな。無視されるか反応されるかは別として。/というか届かないものであるならあるでもうちょい違う見せ方あっていいと思うんだがなあ 2009/02/16
はてなメッセージにプライベート的側面が強いから、公開するわけにもいかないのかな。
islecape はてな 連絡いただければなるべく早く対応するようにしてます。IDコールが通じないうえにブログもメールアドレスもない人にはどう連絡をとったものか。 2009/02/16
ブックマークページにメールアドレスとか書く欄があったら……いや、あっても書くとは限らないか。
ryokusai hatena, communication 返事を求めてないといふか返事のしやうがないものが多いので。返事のしやうがあるものはなるべくしてる。気が向いたらだけど。 2009/02/16
「返事のしやうがない」というのはわからないでもない。それでいいと思う。
welldefined しばらく使ってなかったんでidコールの見方が思い出せなかった。丁度さっき見たら色々はいってました。ネグレクトしてしまった方すみません。 2009/02/16
analogdevicez この前idコールされてびっくりした。idコールされるような駄洒落をひねり出したいなあ。 2009/02/16
スターをもらう、じゃなくて?
kanimaster はてブ, communication idコールされて見に行くと、とっくにコメントが消えていてどの話題なのかわからないことが多い。そういう人はむやみにコールしないでほしいと最近思っています。 2009/02/16
t298ra anond, はてなブックマーク 手前味噌だけど自分の記事を関連エントリとして、つ(アドレス) 2009/02/16
拝読しました。書き直しで再送されないというので一安心。「つ」って何?
kowyoshi はてな, 増田 たまにコールされるけど、どう返事していいのか困るのばかり…/つか返事する文字数足りなくなる 2009/02/16
百字は短いよね。「続きはメタブで」とかやったら怒られるかな?
むしろそっちを確認しているほうが珍しいと思うよ!
ekken ekken, communication はてなメッセージはノイジーなんですよ。アホ臭くて読む気にならない。RSSで配信されれば楽なんだが。 2009/02/17
有名人だとそうなるのかな。ブログがある人はそっちに連絡する。
kurokuragawa はてな, はてなブックマーク, コミュニケーション 乙女からのメールなんて都市伝説です 2009/02/17
y_arim anonymous, communication, hatena bookmark 「一日10件くらいIDコールが飛んできて半分くらいは罵倒」と書いたけど、何のことはない、自分が1日10件以上IDコールしており半分以上が罵倒ですね。 2009/02/17
むしろそれを望んでない?
使い始めのころはわりとおっかなびっくりだった。
nekora 「スターなんとか」って、変な文字化け添付ファイルの付いたメールが毎日来るばかりなのでOFFにしたまま。 2009/02/17
スターレポートだけ来ないようにすることもできるよ! はてなメッセージ設定をチェック!
mike_n はてな はてなメッセージって受け取るのに設定要るんでしたっけ。自分で設定した覚えがない(^^;;/(IDコール)feather_angel なる。てーことは、IDコール見てない人ってメールチェック自体してないのかな。 2009/02/17
lameduck うじゃうじゃ 場合によるとしか 2009/02/17
そう、場合による。ただいちおう見るだけはみてほしいわけ。
namex hatena, communication 「乙女からのidコールしか受け付けない」に設定した。 2009/02/17
そんな隠し機能があるとは知らなかった! どうやって?
angmar 応答を前提としたシステムならそれなりに設計がされてるはずだろうしそうでない以上、ブクマ同様強制力の弱い機能だと思ってるけど 2009/02/17
明白な間違いとかを指摘したいことがあるので、確認くらいしてほしいと思う。
feather_angel (IDコール):mike_n>デフォで登録メアドに届く事になっているはず(追記)えっけんさんがそのパターンと思われ/IDコールはするけど答えはなくても仕方ないかなと思っているし自分も答える必要はないと思ったら返事はしない 2009/02/17
不確実性が周知される必要があるのか、利用する側で確実なものにしてくかってことだと思う。今回のエントリは後者の立場で。あんまり周知にはなってないけど。
nkoz お返事差し上げるかどうかは別ですが、今のところみてはいますね 2009/02/17
続けてください。
emiladamas はてなメッセージを使わない→憶えない→使わない→憶えない→ふと、思い出して確認→来てた、十日も前に(今、ここ) 2009/02/17
メールと連動してる?
sichimin 増田 ブコメでidコールされてるのに通知が来なかった事があったんだけど・・・。その前後にされたidコールでは通知きてるんだけど。こんなもんかと思ってたけど、俺だけ? 2009/02/17
確かにはてなメッセージ自体の不調って可能性もあるんだよねえ。
raf00 はてなからのメッセージは専用アドレスに飛ばしてる。だからもれなく確実に受け取っています。返答に詰まることはありますが・・・。 2009/02/17
うん。返答につまることはある……。
feita どんな反応でも自分のした動作に対する反応なら、ヘブン状態になれるコミュ童貞の俺は毎日チェックしてますよ^^ 2009/02/17
可能であれば増田から三十回くらいコールするところだけど、気持ちだけで勘弁して。
suVene 相手のブログのコメント欄すら、相手が見てない可能性を常に考える。逆に、自分に対する応答はほぼ全てみている!つもり。 2009/02/17
コメント欄も? それはちょっと一歩下がりすぎじゃないかな、トラバならともかく……。
Ryuzu hatena ハジメテIDコールされたときは、はてなの中の人から怒られたのかと思ってびびりました(・∀・;) 2009/02/17
あー、そういえばそうだったかもしれない。
guldeen anond, bookmark, hatena, communication んー、ブクマ群の中で、第3者が見て判るように完結していれば、それでオシマイって感覚ですけどね、自分は。 2009/02/17
steam_heart 他人がどう取るかはあてにしてないけど、メッセージは携帯に飛ばしている。って今度から「見てませんでした」使えないじゃんかー。 2009/02/17
……そうだよなあ。
これからもコールしていく所存。でも、別の連絡手段についてもも考慮したほうがいいかも。とりあえずRESは以上。
ほか、ブックマークをしてくださった皆さん、「可憐なotsune」にスターをくれた皆さん、どうもありがとう。otsuneさんごめんなさい。
マスゴミっつーかマスコミ人(下請けは除く・団塊世代で脂ぎって勝ってるほうとそのJr.)
児童生徒だった頃から基本勝ち組。コミュニケーション強者。基本リア充。学歴も申し分なし。いじめられそうになったら他人をいじめてでも負け位置から逃れるしたたかさを備える程度に高い能力。世界は俺を中心に回ってるかもしんないというヘブン状態的成功体験の持ち主。一人でもハッピーなくせに一人になる状況すらナチュラルに回避する。
ネット弁慶(世の下請け全般・団塊世代で枯れ負けてるほうとそのJr.)
児童生徒だった頃から既に微妙な負けオーラ。あるいは何かしら押しつけられる経験あり。狭い範囲でなら仲良くやれるが自分が承認されない世界には割と弱い。親が結構大事に育ててくれたんじゃね? 見方によっちゃリア充してるくせに何故か当人の意識がそれを認めない。頭でっかちであるがゆえに運が良ければ学歴だけはガチ。何事においても実は結構必死。なんかIT系に多そうだとか思っても書いてはいけない。
いや、ネットなんて話半分にというのは同意だけど。
マスゴミとも揶揄されがちなマスコミと、2ちゃんねるや増田など匿名をかさに着たネット弁慶が、何故かどちらも『いじめっ子』の立場を取るのは何故なんだろう? 結論から言うと『その気になったらいじめっ子になれるよう体に叩き込まれてるから』じゃないかと思う。
さてこんな属性を妄想してみると、前者は明らかに『いじめっこ』の行動や言動とかが自然に出てくる位置にいることが分かる。例えば他人を『いじる』ことは相手にとって不快になりえる、ということを器用に棚上げしてその場を乗り切るタイプ。何が面白いのか分からない(何故か関西弁を喋る)関東系テレビ芸人みたいな奴な。そんな人間が報道の現場や内容を仕切っているのだから、そりゃ流れてくる情報が『いじめっこ体質』になるのは仕方のないことだろう。いじめられっこは見るに耐えないが、いじめていることを周到に隠したいじめっこは時折エンターティナーになりえる。その相手を犠牲にして。
では後者は? これは彼らの立ち位置から来る自然発生的『不満』がトリガーになっている可能性が高い。彼らはその狭い想像力と過剰な共感力で問題を単純化し自分の中に取り込む。(であるが故に仕事上希にすばらしいパフォーマンスを示すことがあり、有能な上司の下で働くと双方が幸せになる。)しかし己の解釈と現実とのずれが広がりはじめる、あるいは刹那的な衝動に襲われたとき、これらのパフォーマンスを安全な形で外に発露するうえで、ネットの匿名性は極めて効果的に機能する。このときの振る舞いとして参照されるのが、かつて自分を抑圧していたもの、具体的にはいじめっ子、なのではないだろうか。このとき、いじめの対象となるものは明らかにネット弁慶よりも『強者』かつ『言い逃れ出来ない弱点をもつ者』でなければいけない。この2つは『相手は俺とは違う存在だ』ということを強めるために必要なのだ。片方だけでは足りない。流行りの言葉で言う『あなたとは違うんです』ってやつだ。自分に似ているところが少しでもある相手には何も言えないから。で、困ったことにそれを捉える視野が、ネット者は時折意図的に狭いことがある。あたかも前者が相手の気持ちを棚上げして場を乗り切るかのように。
であるが故に、マスゴミとネット弁慶が目標とするターゲットが同じとき、そのパワーはアホみたいにふくれ上がる。なにせ動機はどうあれ、力の向いている方向が同じというわけだからな。誰がその発端になっているのかは分からないが。そして、困ったことに一度同じベクトルを向いたこの両者は、よほどのことがないとお互いがお互いを牽制する術を持たない。ベクトルが若干ずれている限りは大丈夫なのだが。だから多分、マスコミ叩きがあるように、ネット叩きがあり続けるのは、ある意味健全なんだうし、マスコミ間のたたき合いが一切ないのはおかしいとも言える。
ここまで書いて、結局元増田が感じていることは『何故現代日本はここまで他人への攻撃性を増幅する仕組みに富むのか』ということへの漠たる疑問であることに気づいた。なんかそんなこと他にいっぱい考えてる人いるよなあと思ったら一気に書く気が失せたぞ。だんだん誰に向かって書いているのか分からなくなってきたし。
結局最後に何が言いたいのかといったら、もしこれを読んでいる増田が、ある日何かしらの理由で攻撃的な悪意を向けられたと感じたら、まず真っ先に『裏の取れない』ネットからは距離を置いたほうがいいんじゃないかなあ、ってことなんだと思う。あるいは、ネットではー云々とか言いやがる人間の言うことは話半分以下で聞くことだ。そうすることでおそらくダメージは半分くらいになるんじゃーないかなあ、ってことだ。そしてその上で、もしリアルに頼れる人が一人もいないと感じるのであれば、旅にでも出たらいい。死ぬよりよっぽどましだと思う。相談所みたいなところもあるようだから活用したらいい。知らない人に話すと案外楽になれることも多い。だからといってネットに書き殴るのはよくない。やっぱり声を出したり行動を起こしてみるのがいい。途中で話せなくなること自体がメッセージになることだってある。
おまいら、俺の風俗での体験を聞いてくれ:ハムスター速報 2ろぐ
不謹慎ながら笑わせてもらったので、俺の初ソープ体験について書く。なぜソープに行こうと思ったのか? から書くので長くなるが許して欲しい。
事の始まりは「魔法使い」まで残すところあと数年が迫ったある日のこと。新宿で服などの買い物を終え街頭で小休止しているときにおじさんに話しかけられた。スーツを着込み年のころは 40 そこそこ……見た目は恰幅の良いその辺にいそうなおじさんサラリーマンだった。
「おー、そこの兄ちゃん、道教えてくれへんか?」(大阪弁がちゃんとあってるかどうかはご勘弁)
おじさんは大阪から来た営業マン、らしい。大阪国民は乗り合わせた電車やらバスやらでフランクに日常会話するらしいと聞きかじっていたので、話を合わせて道案内からそのまま世間話に移行していった。
「そかそか。ところで兄ちゃん、彼女おらへんのか?」
「いやいや、中々良い出会いが無くてですねぇ」
俺は身長 180cm 体重 70kg 今でこそ運動は週一で軽くランニング程度だが昔運動部だったのでスタイルにはそこそこ自信がある。が、二十数年童貞なことからお分かりの通り彼女が居たことなど 1 秒たりとも無いのだが。
「スタイルええのに勿体ないなぁ……彼女おらへんのやら、彼氏はどうや?」
「は?」
知ってるか? リアルで「やらないか」と言われた奴の反応は 3 つに分けられる
意図が掴めず固まる奴
即逃げる奴
ホイホイついていく奴
俺は───
ナイスミドルは握りこぶしを作り中指と薬指の間からニュッと親指を出し……!? レッドアラート! ミサイル後方接近! ブレイク!ブレイク!
事ここに居たり、事態を把握した俺はアフターバーナー全力全開で脱兎。そも、道案内を尋ねてきたのは半分口実だったのだろう。全身からヌメッた体液が噴出し、喉の奥がカラカラに乾いていたのを今でも覚えている。
------------------
当時、仕事が半分デスマーチ入りかけて思考能力落ちかけていたのも手伝い、半ばヤケになりつつソープ行くことを決断。といいながら決行までには web で情報収集に一ヶ月かけたあたり、小心者だと思う。
そしてその日、川崎は堀の内。俺はユキチ 10 枚を準備してその地に立っていた。事前リサーチの結果「それなりのサービスにはそれなりの対価が必要」と判断。いわゆる高級店を選ぶべし、との結論に至ったのである。なお 10 枚準備したのは有事―おおよそどの店舗も選択可能な状況―に備えるためであり、実際に行った店舗・実際に使用した枚数については非公開である。
目標に選んだ店舗に入る。やけに丁寧なボーイさんに出迎えられる。
「いらっしゃいませ。本日お遊びのご予約は……」
「いいいいいえ、とと特には」
「そうですか。本日すぐのご案内ですと、お写真はこちらになりますが……」
数枚の「お写真」を見る。「hm……」と表面的には思案しつつアウェーな場に内心ビビりまくり。ボーイさんが「この子は○×で……」などと説明してくれているが耳に入らない「じゃあ、この方で」と決めてしまう。
「少々お待ちを」と待合室のような場所に通される。テレビが一台置いてあり、照明は控えめで他のお客さんの顔が出来る限り見えないようソファの配置が配慮されてるようだ。このときは他のお客さんは誰もいなかった。
しばらくするとボーイさんが「お飲み物はいかがですか」とやってきた。冷たいお茶を頼む。その後、別のボーイさんがやってきて入浴料の支払いを求められる。事前情報通り、特殊公共浴場の建前上最初と最後に分けてお金を払うことになるようだ。
心臓の音がやけに大きく聞こえる数十分を過ごした後、「お待たせしました……ゆっくりしていってね!」と声がかけられ、案内される。奥まった場所にある階段のところに「お相手」が待機しているようだ。
女の子はかわいかった。髪は肩にかかるかどうかのセミロング、身長は 150cm を僅かに上回るかどうかぐらいのちまい感じ、体型は太くも無く細くもなく。ちょいロリ入った感じの顔にニコッと笑いかけられて頭が沸騰しちゃうよー!
手をそっと握られて「こちらへ……」とエスコートされる。人生初めて女の子と手を繋ぐなどしたわけだがあまりの滑らかさにフル勃起。「緊張、してます?」「は、はは、はぃ……」と答えるだけで精一杯の俺カチンコチン。下半身もカチンコチン。
ご案内されソファに座る俺。「大丈夫、リラックスして」と一枚ずつ丁寧に脱がされていく。上をぜんぶ剥がされた後、嬢がおもむろに覆いかぶさり、体を寄せて首に手を回し間近で数秒じっと見つめられたあと唇を重ねてきた。柔らかい……女の子の唇はこんなに弾力性のあるものだったのか……マイ・サンは既にかつてないほどいきり立っていた。
口内を舌で巧みにねぶられつつベルトが外される音がカチャカチャと響く。俺はあまりの気持ちよさに嬢の背中に手を回して抱きつくのが関の山、されるがままのマグロである。「こっちでもっとしてあげるね」嬢が離れる。唇としなやかな体の感触に名残惜しさを感じるが、それも一瞬で消し飛ぶことになる。
嬢が四つんばいになり……口で包まれた。無骨な男の手では決して出せないであろう柔らかい何かが吸い付いてくる。嬢のかわいらしい頭が上下し、頬がモゴモゴとするたび言いようの無い感覚が下腹部から伝わってくる。ロリフェイスの可愛らしいお口にくわえられている、という事実にただひたすら興奮していた。
バキュームフェラ、と言うのだろうか? 嬢が口を思い切りすぼめて、先端から少しずつ少しずつ口に含み、下限まで行き着くと今度は逆に少しずつ少しずつ吸い上げる。時折袋を手と口でもてあそぶなどして緩急をつけつつ、徐々にペースと力加減が加速してゆく。
比喩でなく腰が浮いた。喘ぎ声も出た。声の主はモチロン俺。喉の奥から掠れ出るか細い声。ぶっちゃけ超キモかった。言葉にすると「……っ……ぁ!」とかそんな感じ。「もっと声出していいよ? 誰も聞いてないし」と棒をやさしくさすりながら嬢がクスリと微笑む。くやしいっ、でも、感じちゃう! 俺って M なのかな……
さすが相手は百戦錬磨。嬢は俺が限界寸前に到達したのを見計らって中断……そして責めを再開。これを何度も繰り返す。俺はソファから腰が跳ね、味わったことの無い快楽に苦悶の表情を浮かべ、喉を震わせる……幾度も幾度も。「弄ぶ」とは正にこんな状態のことを指すんじゃなかろうか。
気が飛びそうになりかけた時、妙な感触が襲ってきた。すぐには気付かなかったがゴムが装着されていた、もちろん口でむにゅむにゅと。そして嬢はそのまま跨り腰を落とそうとするが「ん……まだはいたままだった。脱がせて……」と耳元で囁きかけてきた。思考能力が低下し愚民言いなり人形と化していた俺はドレスを捲し上げ、ぱんつに手をかけてずりおろす。
つま先に下着をぶら下げた嬢が俺の上にゆっくりと下りてきて……
柔…
挿れただけで達しそうになるほどの、圧。口内とはまた異質な肉壁が全方位から圧し迫る。嬢が体を密着させ腰をじわりと揺する。俺は限界だと思った。
嬢を抱きかかえ直して上下運動に一意専心。
突。
突。
突。
突。
耐。
寸前まで高め続けられた我が息子、燃え尽きるまでわずか数秒――
射。
--------------
このあと体を洗ってもらい軽く入浴して終了。何時の間にやら 2 時間近く経過し、終了とあいなっていた。俺は一体どんだけの間ベロチューとフェラされてたんだろう……
「最後、口でそのままイかせてあげようか迷ったんだけど……」
「いえいえ……すごく、気持ちよかったです……」
「そっかー。よかった。すごくきもちよさそうだったからつい寸止め続けちゃって……ホントはマットとか他のサービス色々してあげたかったんだけどね」
「ああ、うん、いえいえ……すごく、気持ちよかったです……」
「またきてね^^」
曖昧な状態にある俺にまともな返答など期待出来る筈も無く。フラフラになり俺の初ソープ体験はヘブン状態で終わったのであった。
---------------
あれからひとつだけ変わったことがある。
とある結婚式の 2 次会から暫く日数が経った後、新郎(職場の先輩)にこんなことを言われた。
「お前 2 次会で○○さんと同じ席にいたろ?」
「……何か失礼でもしたでしょうか」
「彼女、どう思った?」
「いや、かわいい子だなー、と」
「バカヤロウ! 彼女もフリーなんだよ。『あの人彼女居るものだと思ってました』って後で言ってたぞ? 電話番号かメアド聞けよ。ああいう場でそれなりに会話盛り上がったら電話番号かメアド聞かないと逆に失礼ってもんだぞ。てか、聞かないからそう思われちゃうんだよ、勿体ねぇ」
「ずびばぜん orz」
女の子とお話するのがだいぶ出来るようになった。学生時代に合コンなんて出たことなかったからその辺の機微(タイミング図ってメアド聞くとか、次の約束取り付けるとか)が全然出来てないから、どうもフラグバッキバキらしい……デッドロックのバグ取りやったときよりも取っ掛かりが難しく感じる。
まぁとにかく、女の子とお話するのは楽しいんだな、って思えるようになったのが最大の変化。パラダイムシフトである。ソープで一発やっただけなのにね。俺にもよくわからないが何かが吹っ切れたらしい。
魔法使いが目前に迫ってきたが、まだ彼女は出来ていない。でも、いつかはきっと……と思えるようになったのは、あのソープ嬢かホモのおじさんのせいなのか、どっちなのだろうか?