はてなキーワード: ヘアピンとは
嫁がヘアピンや髪留めを片付けない。
もっと言えばお風呂上がりのスキンケアに使った濡れたティッシュ?やヘアゴムを至るところに置いたままにしている。
仕事から帰宅し自分の机で作業をしようとすると、毛抜きとハンドミラー、使用済みのティッシュがそのまま置いてある。
自分の風呂上がり、髪を乾かそうとするとピンセットがドライヤーの線に引っかかりパラパラと床に落ち、多少のストレスを感じる。また、ギザギザした髪留めを踏むこともある。
洗面台で歯を磨こうとするとヘアゴムが洗面台の流しのところに引っかかっている。
そのまま口をゆすいだものを流すわけにいかないのでつまんで捨てる。
最初は「これこれ(上記のこと)はちょっと気になるなあ」という程度に注意を示した。
だが治らない。
そのくせ、私の本がリビングのソファに置きっぱなしであったり(これは深いだろうか?)、調味料が出しっぱなしだと怒る。
毎回言うのも疲れるし、その場を写真に撮ってみせたり、そのままにして回数を数え、10回それらを見たら注意する、とした。
どうしたらいい?
また、普段ご飯を作るのも自分なのだが、仕事の帰りが遅い日、嫁がご飯を作ろうとしてくれる。
しかし嫁が料理をした後、流しが泡だらけ、コンロ周りが油や調味料だらけになるので、やらなくていいよ、というと怒った。
私は嫁が怒っている状態がひどく怖い。
以前はマグカップを投げつけられたり、本をビリビリに破かれたり、デスクライトを床に叩きつけて割られたりした。
嫁が怒るたびそれらの思い出が脳裏をよぎり腹痛と頭痛、手先の震えが怒る。
私の言い方が下手なのだろう、とも思う。
私が口下手なのは理解しているが、なんと言えばうまく解決に至るのかわからない。
嫁は専業主婦なのだが、最近は昼夜逆転しているようで、朝方までテレビを見ている。
チカチカ動く光が気になって眠れないまま仕事にいく日々が続き、帰宅するとヘアゴムの件がある。
安らぐ場がなくなって家に帰りたくないとさえ思い、仕事の帰り道、涙がポロポロ溢れて出てきた。
嫁を見放したい気持ちもある。
とても自由で可憐な女性なので、生活と男性に困ることはないだろう。
けれど、私が出で行った後の直後のことを想像すると、出で行くことをためらってしまう。
私の荷物がなくなって少し広くなった部屋に、ぽつんと一人座っている彼女のことを想像する。
私は彼女が大好きだ。
でも直して欲しいところがある。
どうしたらいいのだろう…
「人は外見じゃなくてやっぱ中身だよね〜」なんていう友達に
スタバのラテを片手に「うんうん、わかる〜」なんて適当に相槌を打ちながら
「んなわけあるかバーカ」って心の中で舌を出した。
いやいや、何言ってんだ人間は大半が見た目だよ。
中学生の時、親の都合で転校をした。
新しい学校で自己紹介をした時「ぶっさwww」なんて声が飛んできた。
たしかにあの頃の私はお世辞にも可愛くなかった。
いや、別に整形したわけじゃないから今も大した顔はしていない。
周りの子が教室でファッション誌を囲んだり原宿に繰り出しておそろいの服を買ったりキャンメイクの化粧品でメイクを覚えたりし始めた頃、私は自分が他人から見てどうかなんて考えたこともなかった。
そういうことをくだらないとすら思っていた。
髪は子供の頃から行っていた千円カットだったし、くせっ毛のまんま、服はユニクロばっかりだったし、まだ化粧水だって塗ったことがなかった。
友達も出来ず、いわゆるスクールカーストの最底辺で生きていた。
廊下ですれ違えば私を笑うヒソヒソ声があちこちから飛んできたし、大して話したこともない隣のクラスの子から気持ち悪いって言われていたし、グループを作れば私だけが溢れたし、私にだけ配布物が回ってこないみたいな地味な嫌がらせはたくさんされたし
それもこれも私は何にもしていないのになんで仲間外れにされるんだ!なんて思っていた。
そうして転校してから2ヶ月くらい経って私は学校に行かなくなった。
学校をサボって近くのゲームセンターで時間を潰していたら、別の中学のサボり組の女の子に声をかけられた。
学校つまんないから行くのやめたって話をしたら、じゃぁ一緒に遊ぼうよって誘われて、2人して学校をサボってはその子の家で漫画を読んだりくだらないお笑いのDVDを見たり、学校の嫌いなやつの悪口大会をしたりして遊ぶようになった。
あっという間に私のくせっ毛が嘘みたいにサラサラでまっすぐになった。
透明のマニキュアを塗りあいっこした。オススメの安い化粧品を教えて貰った。流行りのモデルが着てるのに似た服をしまむらに買いに行った。
膝下まであった制服のスカートは怒られないようにギリギリ膝上くらいまで短くして、リボンをちょこっとだけ緩くした。
毎日化粧水を塗って毎朝髪をヘアアイロンでまっすぐにして、そういうことが当たり前になったある日、何だったか用事があって私はふらっと学校に行った。
転校した日に私に「ぶっさwww」と言ったあの子が「えっ、髪の毛いいじゃん」と声をかけてきた。
話してみたら、案外そんなに悪い子でもなかった。
教室でファッション誌を囲んで、お揃いのヘアピンを付けて、休みの日にはちょこっとだけメイクをしてら遊びに行くようなくだらない人間になった。
自分はそうなれないから「くだらない」なんて拒絶していた世界は、なんだか楽しかった。
ちょこっと見た目に気を使うようになっただけで、世界は明るかった。
そりゃ中身だって大事だけどさ、中身がどうでもいいとは言わないけどさ、でもそう言うけど見た目が生理的に無理な人とは仲良くなろうとすら思わないでしょう?
そういうことだと思うんだよ。
私なんか中身は空っぽで頭も空っぽで、こんなくだらない文章を書いちゃう程度の頭だし、そして友達のことを心の中で馬鹿にしちゃうくらいには性格も腐ってるけど
ちょこっと髪を明るく染めて、流行りのメイクを覚えて、毎月ネイルに1万も使って
そうすればなんだか友達も出来るし彼氏も出来るし、中学生の頃ぼっちだったなんて嘘でしょって言われるように生きられるんだよ。
今も見た目に固執している自分のことを自分でくだらないなって思うし、そういう風潮のこの世界もくだらないなって思うし
多分そうやって第三者目線でくだらないななんて冷めた振りして見てる私はすごく痛い人間だと思うけど。
まぁつまり、人間見た目だけそれなりになってれば中身なんかこんなクソでも空っぽでもなんか生きていけるんだよってこと。
私は外見至上主義。
最近ふと思い出して親に聞いてみたら性同一性障害だと思ったからそうさせていたと説明されたが自分じゃ思い当たる節が全くない
思い当たる節があるなら今だって女装してたんだろうから当然だけど・・・。
約10年前の話なのにどういった経緯で誤解されてどういった経緯で女装やめたのか全然記憶にない。なんでだろ
自分でこういうこと言うのキモくてごめんなさいだけど、写真で確認出来る範囲では可愛い分類の女子に見えた
髪は長くて見た感じ綺麗でヘアピンも付けてるし、おしゃれな可愛い服も着てる(この辺は親の頑張りだけど)
写真撮られる時の仕草や表情があざとくて、本物の女子よりも媚び媚びしてるので誤解されてた原因はそれかも……
因みに他のクラスでは私を女子と勘違いしてた子はかなりの数いたみたいで卒業するまでずーっと勘違いしてる子もいた
男子ともよく遊んでたせいか6年間通して男子から告白された・好かれていた数は相当数ある、女子からは無い。恋愛相談されたことはあるけど。
書いててぼんやり思い出してきたけど女子服が徐々に減っていったから女装辞めた(?)な気がする。
増田がDQNネームについて語っているのを見てどうしても増田に書いておきたい衝動に駆られたから書く
これから子供の親になる増田が子供の名前を付ける時の参考にでもなれば幸いに思う
まず肝心の俺のDQNネームの詳細についてだが、俺の名前は謂わば「女みたいな名前」のDQNネームだ
そこでここでは仮に俺の名前を「カミーユ(かみーゆ)」としておきたい
俺が最初に自分の名前について違和感を感じたのは幼稚園の時だった
当時同じ幼稚園に女の子でカミーユという名前の子が複数在籍してて、子供心に「カミーユって名前の男の子はいないのに、女の子は沢山いるんだなぁ」と思っていた
親の都合で転校した先の学校で自己紹介をしたのだが、複数のクラスメイトが示した最初の反応が、「女みたいな名前だな!」だった
この時に初めて自分の名前に羞恥心と嫌悪感を抱いたし、自分の名前が他の人からみたら変な名前なんだということを自覚したと思う
それからというもの自分の名前にずっとコンプレックスがあり、更に周りの反応もそうしたコンプレックスを助長した
「女みたいな名前だよね」というありきたりの反応もそうだったが、初見の教師が必ずと言っていいほど全員「なんだ男か。カミーユだから女かと思った」という反応を示すことも辛かった
女子から「カミーユちゃん」と呼ばれてからかわれたり、髪をヘアピンで弄られたりしたことも辛い記憶として残っている
中学に上がってもそうした周りの反応は依然としてあり、更に今までなかった年齢相応の問題も勃発した
「二次成長」だ
身長が伸び、身体はゴツゴツと骨張り筋肉質になり、喉仏は出て声も低くなった
これが問題になった
俺の見た目と名前のミスマッチ加減は当然周囲からネタとして消費された
中学2年の時だった
それから俺がどうしたかというと、自分に対する周囲の扱いに抵抗するのではなく、自分自身を変革しようと試みた
それは言ってみれば、自分の名前と外見の差異を減らそうという試みだった
当時の俺は、自分の名前は女々しいのに外見が雄々しいことが嘲笑の対象になっているのだから、外見を出来るだけ中性に寄せればいいんだと、そう思い込んでいた
兎に角名前と外見の解離がコンプレックスだったから、変えようのない名前は諦めて、せめて変えられる外見だけでもなんとかしようと考えたのだ
まず最初に口元の青髭から足の脛毛からワキ毛まで全身の体毛を剃った
母親の剃刀を無断で拝借して風呂場でこっそり剃ったのだが、何せ初めて剃刀を使ったので上手く剃れず全身傷だらけになったのを覚えている
次に髪を伸ばした
俺は前髪の毛先が眉毛より上にあり襟足が殆どない短髪だったのだが、前髪が目にかかり襟足が糞ガキ認定を受ける程度の長さまで伸ばした
もう全員敵くらいの認識だった
そして極めつけにAmazonでプエラリアという女性ホルモンの様な作用をするサプリを購入して服用した
本当は女性ホルモンを個人輸入したかったのだが、何せ当時は中学生で自由に使える銀行口座がなかったので仕方なくプエラリアに甘んじた
一日6錠くらい寝る前に飲んで数ヵ月も経つと肌がスベスベになり、髪もサラサラになって胸も膨らみ如実に効果が出た
周囲は俺の突然の変化に対して意外にも冷静だった
何というか、「触れない方がいい奴」みたいな扱いだった
中学生活の後半はこんな感じだったので殆ど同級生とも会話せず、卒業アルバムの寄せ書きは5人くらいしか書いてくれなかった……
もう既に「小ぶりなおっぱい」と言って差し支えないレベルに胸が膨らんでいたので、周囲から弄られることもあったが、生まれつきこうなんだ、と言って誤魔化した
そしてこの頃になると俺は船で隠れて女装をするようになった
「大尉に罰ゲームでやらされた笑」と無理な言い訳を作ってそうした写メを仲の良い友人にLINEで送ったりもした
性自認は男だし女が好きなのだが、男から可愛いと言われたいという欲求が日増しに膨らんでいった
そして高3の時、キリマンジャロ攻略で侵攻していた基地のトイレで大尉のチンコを舐める妄想をしながらオナニーをした
戦争のストレスで頭がおかしかったのも多少は関係しているとは思うが、正直もうこの頃は大尉のチンコを舐めたいという謎の欲求が凄くて船で大尉を見る度にチンコ舐めたいとか思ってた
他にもトーレスやヘンケンさんに日常的にボディータッチする癖がついたりもした
女性ホルモンをとると血栓が出来やすいとも聞くけど、もっと女らしくなりたくて摂取してる
きっと俺は頭がおかしいんだと思う
けど俺がこうなったのも元を辿れば俺の名前が「女みたいな名前」だったからなんだとも思う
俺が「ジャミトフ」とか「シロッコ」みたいな男らしい名前だったら今ごろこんな状態にはなってなかったと思うんだ
ここまで勢いで書いてしまってだいぶ乱文になってると思うけど、とにかく俺がここで伝えたかったのは、「DQNネームでここまで人生狂う人もいるんだよ」ってこと
ただそれだけ
増田がDQNネームについて語っているのを見てどうしても増田に書いておきたい衝動に駆られたから書く
これから子供の親になる増田が子供の名前を付ける時の参考にでもなれば幸いに思う
まず肝心の俺のDQNネームの詳細についてだが、俺の名前は謂わば「女の子みたいな名前」のDQNネームだ
そこでここでは仮に俺の名前を「薫(かおる)」としておきたい
俺が最初に自分の名前について違和感を感じたのは幼稚園の時だった
当時同じ幼稚園に女の子で薫という名前の子が複数在籍してて、子供心に「薫って名前の男の子はいないのに、女の子は沢山いるんだなぁ」と思っていた
親の都合で転校した先の学校で自己紹介をしたのだが、複数のクラスメイトが示した最初の反応が、「女みたいな名前!」だった
この時に初めて自分の名前に羞恥心と嫌悪感を抱いたし、自分の名前が他の人からみたら変な名前なんだということを自覚したと思う
それからというもの自分の名前にずっとコンプレックスがあり、更に周りの反応もそうしたコンプレックスを助長した
「女の子みたいな名前だよね」というありきたりの反応もそうだったが、初見の教師が必ずと言っていいほど全員「なんだ男か。薫だから女かと思った」という反応を示すことも辛かった
女子から「薫ちゃん」と呼ばれてからかわれたり、髪をヘアピンで弄られたりしたことも辛い記憶として残っている
中学に上がってもそうした周りの反応は依然としてあり、更に今までなかった年齢相応の問題も勃発した
「二次成長」だ
身長が伸び、身体はゴツゴツと骨張り筋肉質になり、喉仏は出て声も低くなった
これが問題になった
俺の見た目と名前のミスマッチ加減は当然周囲からネタとして消費された
中学2年の時だった
それから俺がどうしたかというと、自分に対する周囲の扱いに抵抗するのではなく、自分自身を変革しようと試みた
それは言ってみれば、自分の名前と外見の差異を減らそうという試みだった
当時の俺は、自分の名前は女々しいのに外見が雄々しいことが嘲笑の対象になっているのだから、外見を出来るだけ中性に寄せればいいんだと、そう思い込んでいた
兎に角名前と外見の解離がコンプレックスだったから、変えようのない名前は諦めて、せめて変えられる外見だけでもなんとかしようと考えたのだ
まず最初に口元の青髭から足の脛毛からワキ毛まで全身の体毛を剃った
母親の剃刀を無断で拝借して風呂場でこっそり剃ったのだが、何せ初めて剃刀を使ったので上手く剃れず全身傷だらけになったのを覚えている
次に髪を伸ばした
俺は前髪の毛先が眉毛より上にあり襟足が殆どない短髪だったのだが、前髪が目にかかり襟足が糞ガキ認定を受ける程度の長さまで伸ばした
もう全員敵くらいの認識だった
そして極めつけにAmazonでプエラリアという女性ホルモンの様な作用をするサプリを購入して服用した
本当は女性ホルモンを個人輸入したかったのだが、何せ当時は中学生で自由に使える銀行口座がなかったので仕方なくプエラリアに甘んじた
一日6錠くらい寝る前に飲んで数ヵ月も経つと肌がスベスベになり、髪もサラサラになって胸も膨らみ如実に効果が出た
周囲は俺の突然の変化に対して意外にも冷静だった
何というか、「触れない方がいい奴」みたいな扱いだった
中学生活の後半はこんな感じだったので殆ど同級生とも会話せず、卒業アルバムの寄せ書きは5人くらいしか書いてくれなかった……
もう既に「小ぶりなおっぱい」と言って差し支えないレベルに胸が膨らんでいたので、周囲から弄られることもあったが、生まれつきこうなんだ、と言って誤魔化した
そしてこの頃になると俺は家で親に隠れて女装をするようになった
「兄貴に罰ゲームでやらされた笑」と無理な言い訳を作ってそうした写メを仲の良い友人にLINEで送ったりもした
性自認は男だし女が好きなのだが、男から可愛いと言われたいという欲求が日増しに膨らんでいった
そして高3の時、受験対策で通っていた塾の入っていたビルのトイレで男のチンコを舐める妄想をしながらオナニーをした
受験ストレスで頭がおかしかったのも多少は関係しているとは思うが、正直もうこの頃は男のチンコを舐めたいという謎の欲求が凄くて学校で男友達を見る度にチンコ舐めたいとか思ってた
女性ホルモンをとると血栓が出来やすいとも聞くけど、もっと女らしくなりたくて摂取してる
きっと俺は頭がおかしいんだと思う
けど俺がこうなったのも元を辿れば俺の名前が「女みたいな名前」だったからなんだとも思う
俺が「大介」とか「剛」みたいな男らしい名前だったら今ごろこんな状態にはなってなかったと思うんだ
ここまで勢いで書いてしまってだいぶ乱文になってると思うけど、とにかく俺がここで伝えたかったのは、「DQNネームでここまで人生狂う人もいるんだよ」ってこと
ただそれだけ
二股をしていると、嘘の予定を教えなくてはいけない。基本的に仕事が忙しいことにしているが、だんだん無理が出てくる。
予定だけでなく、たくさんの嘘をつくことになる。そして、自分がついた嘘を覚えていないのでピンチな状況になるんだけど、それも嘘で乗り越える。
できるだけ家に呼びたくないのでホテル代。
死ぬ。
「あの話ってどっちの彼女にしたっけ?」←これが生じる。
ヘアピンとか落ちてたら死亡する。
一生二股をし続けることはできない。いずれはどちらか(もしくは両方)に別れ話をしなくはいけない。
別れ話をしたら悲しませるに決まってる。ごめん。
二股だけはまじでやめておけ。
私自身は宗教からは離脱して、今は一人暮らし、化粧もしている。
親とは何度も衝突したけど、大学に行かせてもらっているし、「お前の人生はお前のものなんだから自由にしなさい」と言ってくれる。
なんだかんだいい親のもとに生まれてよかったなと、今では感謝もしている。
虚勢を張っているように見えるからか、華美な装飾をすることそのものがいけないのか、本当のところはよく知らないけれど、我が家が信仰している宗教は化粧を禁じている。
宝飾品のたぐいも好まれない。結婚指輪もない。そもそも恋愛結婚ダメだし。
ヘアゴムで髪を結う行為が「おしゃれ」と見なされていて、そのため私は小さいころからずっとショートカットだった。
そういう家庭に生まれ育った私は、セボンスター(カバヤが出している女児向けの食玩)を買うことに背徳を感じるようなこどもだった。
かわいいヘアピンを付けていようものなら祖母に「色気づいちゃって」とか言われた。
「化粧=悪」だった。
「そこそこの年齢になった女は化粧をするのが当然」「スッピンを晒すなんて非常識」というような言説をしばしば見かける。
私が化粧をするのは、最初は世間一般で「ふつう」とされる女の子たちへの憧れからだったけど、今は「不細工なまま人に会うなんて私の心が持たない、せめて見れるブスくらいにはなろう」という思いからだ。
でもこれは私自身の羞恥心に起因する話であって、たとえば電車の中でスッピンの人を見かけてもさほど気にならない。
そもそも幼いころ私の周りにいた大人は化粧をしていない人のほうが多かったのだから、この感覚はあまり人と共有できるものじゃないというのはよくわかっている。
「化粧は身だしなみ」という意見もわかる。
でも、肌が弱くて化粧品をつけられないとか、化粧をすることにためらいがあるような人に化粧を押し付けたりマウントを取ったりするのは、それこそ宗教みたいだ。
化粧は学校で教えてもらえるわけじゃない。
むしろ、学生のうちはたいてい校則で禁じられている「いけない行為」だ。
それが高校を卒業した瞬間から突如「マナー」「しなくてはならないこと」に変わる。世間からの圧力を受ける。正直気持ち悪いなあと思う。
5年生のとき、当時の自分の中で精一杯のオシャレだったヘアピンを「似合ってない」「調子こいてる」「きもい」とクラスで馬鹿にされてから、『オシャレ』がトラウマになった。
今思えばくだらないことだが、あのときの私にとってはそうでなかった。小学生の私にとって学校は全世界だった。
だからさらに地味な服を着るようになった。好きだった花柄のシャツも着なくなった。気に入っていた髪飾りもつけなくなった。
オシャレをして攻撃されるのが怖かった。ブスで似合わないから、ブスが着飾っても見苦しいから、オシャレしてはいけない、資格がないと思うようになった。
中学、高校、大学ととにかく身なりに気をつかわなかった。髪は真っ黒モサモサひっつめ。所有するスカートは制服のみ。私服はジーパンにヨレヨレパーカー。化粧はおろかスキンケア皆無。眉はボサボサ。オタクメガネ。
それでも、いつか「綺麗になりたい」とは思っていた。
いつかパーマをかけて茶髪にして化粧をしてコンタクトにして、綺麗なスカートを履いてみたい。
今なら「したいならすればいい、アホか」と言ってやれるが、当時はそう思えなかった。
オシャレが怖いのに、オシャレに物凄く憧れていた。拗らせていた。
彼氏などいるはずもなく暇はあったので、アニメゲームの合間に勉強だけはした。コミュ力と容姿抜きでも就職しやすい分野を選んで必死で勉強就活して、周囲より相当遅れたがどうにか内定をもらった(就活時は「マナー」として、ムラだらけのファンデーションだけは塗っていた)。
そしてやっと転機。就職して一年後、たまたま激務だった時期があり夕食を怠ったせいで計らずとも痩せた。Mサイズの服が着られるようになった。アニメが豊作だったり残業代が多く入ったりで浮かれた私は、これくらいなら許してもらえないか、と水色で花形のボタンがついたカーディガンを買った。それまで茶・紺・黒のヘビーローテーションだったから、自分としては大冒険だった。レジに持っていくとき、比喩でなく本当に動悸がした。店中のひとが「ブスのくせにそんなの着るな」と思っているような気がした。病的だった。
そして二週間後(着る決心がなかなかつかなかった)、着て行ったら予想以上に職場で反応があった。小5のときとは違い、誰も馬鹿にしなかった。「珍しいね」「いいね」と言ってくれた。お世辞だとしても、何かが覚めるような気分だった。
ここでようやく考えた。
かかる費用はもう自分で稼げるのだし、今の環境ではバカにもされないらしい。
割と単純な気質なので、遅くなってしまったが頑張ってみようと決めた。
しかし魔法のコンパクトがあるわけでも、テレビ企画のようにスタイリストが1日で大変身させてくれるわけでもない。一気に化粧品をそろえ服を買い替えるほどの財力があるわけもない。そもそも何から手をつけていいかわからない。
だから脱オタ系のサイトやブログを読み漁り、書いてあることを少しずつ、素直に実行することにした。最低限のスキンケアにそれなりの化粧を覚えて、もう2キロ痩せて、近所のおばさん美容院でなくて街の美容院に定期的に行くようにして、眼鏡をかえて(コンタクトはドライアイで無理だった)、タンスの中に白や緑、薄ピンクなんかが増えるまで一年かかった。もちろん失敗もあったが、ドラッグストアや服屋をキョドりながら探検して自分に似合うものを探すのが、いつからか楽しくなっていた。整形したわけでないので当然美人にはなれなかったが、いわゆる「小奇麗なブス」にはなれた。喪女であることもオタクであることも変わらないが、職場では褒められた。親も喜んでくれた。素直に嬉しかった。
汚いブスから小奇麗なブスになって、私の場合は間違いなく生きやすくなった。打ち合わせの相手が優しくなった。上述のとおりもともと職場ではひとに恵まれていたが、みんなさらに優しくなった気がした。店員が話しかけてくる系服屋に入れるようになった。洒落た喫茶店で休憩できるようになった(もともと一人飯自体は苦じゃない)。バスや電車で、隣に若いお姉さんがよく座ってくるようになった。その他諸々。で、今に至る。
上記の経験を得て思ったのは、「オシャレしたいならしていい」ということ。オシャレしなくてはならない!ではない。
別に興味がなかったり、そんなものよりもっと大事と思うことに追われていたり、そういうひとに「オシャレすべきだ」などと主張するつもりは一切ない。
しかしオシャレしてみたい、でもブスな私には許されない、どうせ似合わない、世界が許さない、そんな風に拗らせている私のようなひとがもしいるならば、「ブスもオシャレしていい」と言いたい。私の場合は、「美人」ではなくて「人」になるためにしている。美人にはなれないが小綺麗なブスにはなれる。生きやすくなる。楽しくなる。
オシャレは強要されるものではないが、逆に誰かにやめろと命令されるものでもない(校則や仕事のTPOは除く)。クラスメイトでも親でもなんでも、「ブスで似合わないからオシャレをやめろ」と命令する権限はないんじゃないだろうか。
普通のひとなら「当たり前だろ」と言いそうなことに気付いた私は、とても出遅れてしまったが毎日楽しくブスオタクをやっている。
これはいいか悪いか微妙だが、ひとと会いたいという気持ちが生まれたのでオフ同人にも足を踏み入れた。オタクの友達もたくさんできた。本当に毎日楽しい。
しみじみとそんな回想をする小奇麗なブスオタクは、
ワンレンと言えば仲間由紀恵などをはじめとして芸能人にも数多く居る美人の髪型の定番、黒髪がよく映え茶髪でも可愛く、ストレートでもふわふわでもいける人気の髪型だ。
それが何故か二次元では見ない。
あ、そう言えばハンコックはワンレンと思ったが、調べてみたら姫カットだった。
セフィロスはワンレンだったかと思ったが、こちらもやはり姫カットだった、と言うか何で前髪の根本がこんなに立ってるんだろう。
ポケモンのコジロウはワンレンと言えるが、何で根本がこんなに立ってるんだろう。
二次元においてワンレンって映えない髪型なんだろうか、ハンコックがワンレンでも可愛いと思うが、頬にかかる姫カットは重要なのだろうか、デコキャラが装備しているカチューシャやヘアピンは要るものなんだろうか。
不思議だ。
29歳男。
女の人からの贈り物を全部取っておく習癖があってやめられません。
歴代の彼女からもらったバレンタインのチョコはいった箱やリボンや
プレゼントの空き箱を捨てたくなくて、取って置いてしまいます。
家に来たときは、女が帰ってからすかさず床に落ちた髪の毛を拾い集め、
ノートにテープで貼って、その時の日付と感想やコメントを一緒に書いて、
[注]床に落ちた新しい髪の毛って、普段から部屋をきれいにしてると目立つのですぐにわかりますよ。
ヘアピンやネックレスやアクセサリーを忘れていったときはガッツポーズです。
探したけど見つからなかったと嘘をついて自分のコレクションにします。
別れた後にこの髪の毛台帳やコレクションをニヤニヤ眺めるのが最高です。
これを10年近く続けてますが勝手にノート見られた時が怖いのです。
心理学的には思い出が虚構でないことを確認するためにやっているようで、
正常な行為のようです。
空き箱や台帳を見つけたら、どういう反応をするか知りたいです。
嫌いな人にされたらいやだろうけど、好きな人にされたらなんでも受け入れてくれるでしょうか。
私生活での出費 小
私生活での出費 大
一般的な構図ってこうだと思うんだよね
女性は女性としてあるようにするために必要な金額は男性のそれより多いはず
そして出費の割合を多く身だしなみなんかに使うこともあるとおもう
ヘアピンとか髪ゴムとか、下着の数から化粧品まで男性を多く上回る自分用の出費
そして交際にあたって使う量の費用は、それでバランスがとれているものだと思う
交際に掛ける男性の割合の多さと、女性が交際にまでかけた割合で折り合いのついた交際
その関係が破綻したとき、体感的に男性は対象の女性にのみ対しての出費が多く感じるんだよね
だから男性は交際の終端において不利だと感じるし、付き合うときはビッチでもかまわないとかいうけど
別れ際には清楚であってもビッチ呼ばわりしたくなる
その身につけた価値は、次の男に使える価値として持ち越しされたことを認識しちゃうから、ビッチと呼びたくなる
自分の得たものは別れだけだと思ってしまうから、ビッチと呼びたくなる
別れ際にそれを金銭で返しても、おそらくビッチ呼ばわりはしてくる
むしろお金じゃない何かで、グッドラックいい旅立ちを、とか言ってくれる可能性はある
だって別れ際だけでそれまでの人生を一度に否定してしまうような単純脳を、別れ際の一言でなんとかしようと思うと、それはできそうじゃん
女性の場合は別のメンテナンス方法があると思うけど、ここでは男性のことについてのみ
だいたい別れを回避するためならなんでもする、しぬもころすもできちゃう人が少なからずいたりするとおもうけど、こまらない方法でいい諦めにしないといけない
しなれても、ころされても、こまるでしょ
どうしてもわかれないといけない、あなたには解決できない問題をかかえてしまっている、わたしのかなえたい夢に専念させて、とかいろいろあるとおもう
それは交際相手に合わせて千差万別だから、それに応じて判断しなくちゃいけない
正攻法も正解もないとおもう
ひとつだけわかれるときに、その後の身の安全のために考えてみて欲しい
一緒にすごした思い出をもっていてなおかつ、その価値をわかっているから、その価値の分だけ今払えと、今もっている思い出の価値を、借用書と勘違いして突き出してくる
尻軽女はビッチだ、という人間、浮気はしないよとか言ってくる人間はみんな思い出は借用書だと思ってる
たぶん要点は「それ、領収書だよね」って言ってあげること
思い出あったよね、これもあったよね、それもあった、みたいなものだと思う
あなたにいっぱい思い出があるじゃん、と男性が自分の懐に目線をやるようにしておいて、自分は海老がはねるようにフェードアウトする
みたいな去り方が、いるんじゃないかなと思う
男性が浮気性でもまあまあ社会的にのけ者にされないのは交際のときの支払いが客観的にも可視化されやすいものらで、そのために使われているというのが第三者的に見えやすいからじゃないかな
女性がその瞬間に綺麗でいるために費やした費用は、交際以外にも使えるからということでそこでの価値を認められない、また説明もできない人がおおいのかもしれない
とりあえず、別れ際に借用書をもってなまはげみたいな状態になる男性は多いっておもう
つけまやエクステに掛ける手間と同じく、別れもトリートメントしないと
うまくあしらうのは、女性のスキルが一番必要で、法整備とか千差万別ある男性の思考でなんとかしろとかいうのは、ちょっと無理があるんじゃないかなと思うんだ
咲 -Saki-がすごく面白い。はっきり言って、これが麻雀漫画と言われたら全力で否定したいが、あんまりにも荒唐無稽な展開に、まるでスポ根か能力バトル漫画か、あるいはカードバトルかと思ってしまう。たった三話でここまで期待させてくれる深夜アニメもめずらしいな。
意図的に±0。しかも「家族麻雀で勝っても負けても嫌な思いするから」なんてしょーもない理由で技術を身につけたという天才。本人は無自覚。まるで頭文字Dの拓海みたいだ。拓海も豆腐を速く崩さずに運ぶためにドラテクを身につけたしね。部長に言いくるめられてかつ麻雀をする下りも、まんまイニD。
第二話で四暗刻(しかも嶺上で自摸!)、第三話で国士無双のテンパイをわざと崩すというあり得ない展開。まるで魔球を連発する野球漫画(の皮をかぶった能力バトルもの)か、ホールインワンを連発するゴルフ漫画か。考えてみれば少年誌のスポーツ漫画って大体こんな感じだよね。小学生が野球で150km/hの球を放ったり、1Wでバンカーからチップインしたり、競馬ならラスト3F32秒で直線一気。ヘアピンカーブに100km/hオーバーでつっこんだり。
牌に電撃が走ったり、光ったり羽が生えたりってまるで能力バトル漫画だ。満貫はかめはめ波。跳満は界王拳。役満は元気玉。原作知らんけど、3話でこれだから、話が進めばきっと大四喜とか字一色とか九蓮宝燈とか、実際あがってる奴を見たこともないような手がどんどん出てきて、すごいことになるぞ。きっとキノコ雲があがったり地球が爆発したりするんじゃない?きっとこれは、麻雀を知らん人に分かりやすくするための演出なんだろう。
競技麻雀のインターハイなんて実際にはないんだけど、燃える展開じゃないですか。部員が少なくて甲子園を目指せなかった野球部が、ひとりの天才的ピッチャーが現れたことで強豪に成長なんて。しかも主人公の生き別れの兄弟なんてベタベタな展開に垂涎。
いやー、これオーソドックスな萌えアニメとか以上に楽しめますよ。少年漫画のあらゆるベタベタで突っ込みどころ満載な要素がつまっていて。どこかで「ありえねーwww」「なんじゃこりゃwww」とか実況しながら見ると更に楽しい。麻雀のルールが分からん人はWikipediaとかで役の一覧を見るといいと思うよ。
私も昔から体育の時間が怖くて仕方がなかった。
バスケでもサッカーでもソフトボールでも、活躍する場など一つも無かった。
バレーボールともなれば、当然お荷物どころかゴキブリのように扱われた。
懐かしいな。ドッジボールの時は、いつも挑発されて近づいていって、ここぞと速球を投げられて、いつもやられていたよ。
高校に入ってから一念発起して空手と合気道の道場に通い始めた。
モチベーションは、かつて体育で俺を馬鹿にし続けていた奴等への復讐だった。
やはり格闘技はいいと思う。
本気で3年ほど続ければ、もう雰囲気には面影がなくなる。
いきがってるあんちゃんに絡まれて泣きそうになっていた昔の私はそこにはいなかった。
大学の飲み会などの帰りには、××(私)がいるから、帰りは安心だねと頼られることもあった。
未だにDQN高校生みたいな風体で歩いていた彼らは、私を見るなり、トボけた声で、
おめー今なにやってんのー
と聞いてきた。ここで私が無職だとでも答えると彼らは下卑だ笑いを浮かべて嘲笑するだろう。
そう思うと唐突に怒りがこみ上げてきて、私は正面の茶髪に頭突きを見舞った。それから顔を適当に殴った。どの辺りに当たったかは覚えてないし見てない。鼻血が出たのは見た。
左のダボパンは顔を守っていたのでローキックをかました。それだけでダボは倒れて立ち上がらない。なんと脆い足だろう。
もう一人は丸井系だった。何を勘違いしているのかヘアピンを付けている。
この時点ではもう私は気持ちが昂りきっていて、思わずそのヘアピンの前髪を掴んで手元に引っ張り股間を蹴り上げた。
狙いは外れてヘソの下辺りに当たった。しょうがないので膝で鳩尾あたりを何度も蹴ることにした。
私はすぐに逃げた。
家に帰って改めて考えてみると、無意味なことをしたなぁという気持ちでいっぱいになった。
その場ではとても気持ちよかったが、ポジティブな気持ちから来る行動では全くなかったからだ。
休みが明けて大学に戻った時、そこには私を信頼してくれる人たち、私を見下さない人たちがいた。
それでもまぁ、充実はしているよ。
(この話はフィクションです)