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はてなキーワード: ピンク映画とは

2020-08-28

anond:20200828004407

ピンク映画館のドスケベ広告が、長年受け入れられてないってことだぞ。

anond:20200828000238

長年受け入れられてるっていうならピンク映画館は堂々とドスケベ広告出せますね。

あれ60年以上前からある文化からそんじょそこら小便小僧より古いぞ。

2020-04-30

anond:20200430001058

エロさえあれば後は何をやってもいい」と言う制約の緩さ故に他ジャンルでは出せない実験的な作品が多数出た、

大多数は低予算低能力な人が作ったクソゲーだったが、中には名作と呼ばれるものもあった、

そんな粗削りな世界故に熱狂的な愛好者もいた、って話

映画業界でもピンク映画から名作が生まれて有名監督が輩出したなんて話あるじゃん(こっちはあんま知らんけど)

2020-01-06

anond:20200106220759

Amazonで売ってるシックスマナって電子本にレポートが載ってたけど

今のピンク映画館ってかなりすごい状況みたいだぞ

anond:20200106221228

魚拓から読めたよ!ありがとう

やっぱりハッテン場なんだな 都心だったらハッテン場じゃないピンク映画館もあるのかな

anond:20200106220759

地元に一つだけあったピンク映画館(今は閉館)がハッテン場としてゲイブログ登録されてたんだよ

実際に行ってフェラしたとかそういうレポも載ってたから本当にそうなんだなと思ってた

anond:20200104141902

行ってみたいけどピンク映画館はハッテン場らしいから行けない

実際どうなんだろう

2020-01-05

anond:20200105023335

AVとの違いでいえば、AVは実際に挿入する(実は日本法律では挿入行為を記録した映像を公開すると猥褻物頒布になってしまうので、挿入してないという「建前」になっているが)のに比べ、ピンク映画の濡れ場は擬似本番で挿入行為をしないことがほとんど。

挿入行為を行うものは「ハードコア」(欧米発祥呼び方)と呼ばれて区別される。

またピンク映画の「18禁」はあくま自主規制レーティングであり、AVのように条例でも指定されるものとは種類が違う。

そのため、未成年に見せても法律的には問題がない。

もちろん倫理的には問題があるため、年齢制限があるのだが。

普通R-15映画ゲームレーティング等と同様に考えてもらえればわかりやすい。

からレンタル店などでもAV条例に基づき暖簾奥などに隔離されるが、ピンク映画は「18禁」の表示がありながらも一般の棚に並べられる。

これも他のR指定映画と同じ。

条例なので、地域によって扱いに差はある)

ピンク映画出身で他に有名な映画監督だと、近年クリーピーでも存在感を見せたJホラー黒沢清平成ガメラ実写版デスノートでおなじみの金子修介か。

あとたしか園子温ピンク出身ではない。

それこそ日活ロマンポルノ復活企画ロマンポルノリブートプロジェクト」で初めてピンク作品を撮ったはず。

ちなみにこの企画ではGOセカチュー行定勲リング中田秀夫らも参加している。

anond:20200104141902

あれって若者自分が知らないだけで昔にはよくある光景だったりするんだろうか

オウフwww いわゆるストレート質問キタコレですねwww

よかろう、本コメント補足委員長立候補いたすwww 無事当選、九頭龍閃wwww コポォwwwwwwwww

まず、増田氏は「ロマンポルノ」という単語を使っておるが、それだと「日活ロマンポルノ」だけを指してしまう気がすなるwww

そこで、「ピンク映画」の使用を推奨したいwww

この定義なら、大手以外の映画製作会社によって作られたポルノ映画全体のことを言えるのでまほろ駅前多田便利軒www

はい、ここで増田シナプスに注目ゥwww 彼のシナプスは「大手映画」という単語キャッチしたことにより分子レベルで疑問が浮かんだでござるな?www な?www なあなあ?wwwwwww

ピンク映画流行る前の1960年頃、日本映画製作大手映画会社5社(松竹東宝大映新東宝東映)が牛耳っており、五社協定というものが結ばれていた。

ドプフォwww つい五社協定なんていうマニアック単語が出てしまったwww 五社協定というのは、専属監督俳優らに関する協定のことでござるなwww 他社所属監督俳優の引きぬきや貸出は禁止ですというモノwww ま、これぐらいのボキャブラリィ存じ上げておったかwww スマスマヌwww

なんでそんな協定ができたかwww 当時は多大な需要を満たすために、スター俳優を中心としたシステムを作り上げて大量の本数を作っていたのじゃwww

そうなると、客を呼べるスターを引き抜いちゃえばいいじゃんと泥沼の戦いになってしまうとwww



ところが、1960年代後半になると、日本における製作本数のうち半分近くがピンク映画になった。(ピンク映画自体製作本数も桁違いに増えた)

はいクエスションwww その原因は何でしょうか?www




正解はテレビでしたーwwwwwwwwwwww ブフォオッwwwwwwwwww

テレビの浸透によって映画館への客足は鈍り大手五社製作本数も激減www 五社協定新東宝倒産し、日活が加入)は1971年をもって消滅www

まりですなあwww 映画文化自体は残りつつも、製作予算の安いピンク映画に流れたというわけでござるwww

から増田の言った「昔にはよくある光景」っていうのは正解かもしれないwww 

正直、拙者は資料しかからないけどwww フォヌカポゥwwwwwwwwwwwwwwww

ちなみに、ピンク映画は「低予算かつ女の裸が映っていれば何でもいい」という思想があるwww そのため、敷居が低いことから作家性が強い作品も多いwww

浜野佐知のように一般映画では稀有だった女性監督ですら存在したwww

現在商業映画で有名な監督にもピンク出身の人は多いwww

最近の若者も知ってそうな人だったら、「愛のむきだし」の園子温や「カツベン」の周防正行などなどwww

そんな感じで由緒あるピンク映画界隈だけれども、最近は廃れつつあるらしい。

ちょっとググってみたのですが、かつて200本以上の製作本数を誇ったピンク映画ですが、2010年には50本近くになってしまったとか。

ことなく漂う昭和の残り香は消えゆく文化残滓。跡をたどって、DVDなどで新しい世界を覗いてみるのもオツなものかもしれません。(「成人映画館」自体はかなり敷居が高い印象・・・

以上、いっちょかみですが大変失礼致しました・・・・・・

2019-11-26

anond:20191126005224

それな。子供向け映画の続編みてるどころじゃなくて錦糸町あたりのうすぐらいピンク映画館に通うまで性徴をとげたんだろ

2019-10-21

anond:20191021031124

蘭姉ちゃんでもヌード見せてるのに一枚セクシーな絵があったくらいでエロ漫画になるのかよ

ピンク映画だって1回のセックスじゃ配給にピンク映画認定してもらえないんだぞ

何回かしないといけないんだぞ絶対に。定義がある

2019-07-11

anond:20190711165125

私はこの「処女」云々というタイトルを見た時点で手が出ない。痛みを越える愛がそこにないのが哀し過ぎるんだ。

それに、そんなもの本気出しゃどうとでも捏造できるからね。昔、ピンク映画女優ストリッパーAVカムバックした愛染恭子って人がいたんだが、この人は高須クリニック処女再生手術を受けて撮影に臨んだ、という有名なエピソードがある位で。

2019-01-07

[]2019年1月6日日曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
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頻出名詞 ()内の数字単語が含まれ記事

人(233), 自分(208), 今(135), 増田(131), 話(114), 女(105), 男(83), 日本(81), ワイ(81), 必要(77), ー(73), 前(69), 好き(68), 問題(67), 人間(66), 仕事(64), 子供(63), 結婚(60), 普通(59), 意味(58), あと(54), 大学(51), 気(51), 理解(49), 頭(47), 金(46), 他人(46), 時間(45), 理由(45), 親(42), 横(42), 感じ(42), 相手(41), 関係(41), 社会(41), 一番(40), 子(40), 気持ち(40), 女性(40), バカ(40), 手(39), 結局(39), 時代(39), アホ(38), 存在(38), 昔(37), 他(37), 最近(36), 目(35), 人生(35), 自体(34), 場合(32), 無理(32), アニメ(32), しよう(32), レベル(32), しない(31), 今日(31), 世界(30), 努力(29), 絶対(29), 友達(29), 嫌(28), 世の中(28), 個人(28), 最初(28), 家(27), 顔(27), ソース(26), 勉強(26), 全部(26), 心(26), 国(25), 一人(25), 結果(25), 現実(25), 投稿(24), 文章(24), ネット(24), 周り(24), 女の子(24), 会社(24), 別(24), 時点(24), 生活(24), 年収(23), 記事(23), フォロー(23), うんこ(23), 数学(23), 男性(23), 名前(23), 誰か(23), クズ(23), ダメ(22), 言葉(22), 前提(22), セックス(22), じゃなくて(22), たくさん(22), いない(22), 簡単(22)

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(タイトル不明) /20110104190712(16), ■塩で食べた方が美味いもの /20190105165653(12), ■なんだ。ここには社会人がいないじゃないか /20190106233148(9), ■男友達がやたら水族館に誘ってくる。 /20190106203343(9), ■ファミコン禁止の家庭で育った彼女 /20190106045035(8), ■すぐヤれる彼女ってどう作ればいいの /20190106125346(7), ■風俗嬢を娘に見立て、犯している /20190106122653(7), ■ノートPC買うのってどこのメーカーが最強なんだね /20190106001056(6), ■オタクなんで成人向けコンテンツのなかでエロゲだけは特別視するの /20190106042657(6), ■でもお前ら高校中退する馬鹿大学無償化税金使われたり執刀医になってもいいの? /20190106185130(6), ■田舎に嫁いでみた /20190106092226(6), ■お前ら黒人が握ったうんこ食べれんの? /20190106115357(6), ■anond20190106130446 /20190106130558(6), ■なぜ今の若い子は大人しいのかがわからない /20190106144854(6), ■世の中期待値計算もできない人がたくさんいるんだな /20190106211514(6), ■自分に何かあれば /20190106015431(5), ■なんで女ごとき承認されないからって怒るんだろう /20190106095852(5), ■この世界で一番辛いのはまず間違いなくお前ではない /20190106182859(5), ■そもそもブラっていらなくね? /20190106172801(5), ■ /20190106085012(5), ■今更「やってTRY」を叩いてるやつら /20190106121111(5), ■金儲けのアイデア /20190106150054(5), ■anond20190105194618 /20190106100532(5), ■【急募はてブを止める方法 /20190106183928(5)

増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

5921673(456)

2019-01-06

anond:20190106112026

チャタレー事件エロゲブームの頃とは時代が全く違うやんけ

その頃関わってた人なんてもう存命かどうかも怪しいだろ

増田でも書いたけど、エロゲピンク映画エロよりストーリーが語られるような作家性強い作品もあるんだよ

官能小説成年コミックにそういうものがないのは

小説漫画無名作家修行の場としては同人があるから、じゃないか

でもゲーム映画個人で作るのは難しいから、商業エロ市場エロ言い訳にしつつエロ目的じゃないものを出すという形が流行ったのではないか

ゲームはその後月姫ひぐらしなんかの同人ゲームブームもあったけど。だからエロゲが衰退したってのもありそう)

アニメは……作るのにゲーム映画より更に予算かかるから流石にエロ業界予算では低クオリティ過ぎるものしか出せなかったんだろうか

エロアニメって酷いもんな…

anond:20190106042657

論点ずれがちだからちょっと真面目に考えてみた

アダルトアニメでもピンク映画でも官能小説でも成年コミック

 

昭和時代エロ目的コンテンツは本当に棲み分けがきっちりしすぎていて都市圏ユーザーしか手が届かなかったためユーザーがあまり多数生き残っていない

昭和世代エロを求めるときリアルワイルドさ、野蛮さが好まれそのような味付けになっており(不倫もの強姦ものライトSMが主流か)、合法エロ現代若者が求める人間ドラマにはそぐわない

 

アダルトアニメオタク秘密で入手したというくりいむれもんあたりか

ピンク映画女性では見に行けないのでなんか臭い映画館しか見られないとか

官能小説成年コミックはまあフランス書院とかその前にあったゲンダイ連載か

 

3.ユーザーがつかない低予算のためクオリティが悪くますます見るに耐えない品質、まともに残るのはエロシーンのみの悪循環

 

ってことだと思うぞ

なおエロゲ(エロじゃない)は単価が高いこともあってコンピューターショップがかなり置いてくれていた

 

表現規制については昭和裁判がいくつかあったことも踏まえてほしい。

四畳半襖の下張り」

チャタレイ夫人の恋人

その後発行されたチャタレイ夫人修正版だった。

金妻だの美徳のよろめきだのマディソン郡の橋だの、

エロのない不倫ものだって不倫というだけでセンセーショナルに大騒ぎだったな。

社会構造離婚しづらく、不倫自体不貞罪とかあったからか。

まあ、糾弾側も援護側も法廷に出て堂々と語りおわってるんだからそれ以上を素人が述べることはないわな。

 

さら

宮崎勤事件

ロリ二次元でも犯罪者予備軍とされ今よりずっと人権がない時代が続いた。

宮崎勤自身は、幼女誘拐シリアルキラー、死カン撮影死体損壊死体遺棄、なりきり文書投函とどこからみても倍満なヘンタイだがそれが所持していただけのコンテンツコンテンツコピー提供していたオタクサークル糾弾されるってひどい話。

Fateイリヤ(外見も人格幼女だが成長した年数でいえば成人であるという設定)にエロシーンがない理由はほぼこれだとおもってもよいだろう。

飲酒で身を持ち崩したhttp://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1704/15/news038.html

時代が違えば今よりは幸せだったのかもしれない。

 

あずまきよひこもひでおもあずまで幼女だけど中身は雲泥だなあ・・

anond:20190106042657

あとエロゲでも、性描写がほぼなくて誰もエロ目的でやってないようなものも多かったんだよ

そこからエロ抜いてコンシューマゲーム機に移植するのが常套手段だったりな(抜いても全体のストーリーに何も支障ない)

コンシューマでは出せないような零細企業無名作家が「エロさえ入れれば何を出してもいい」ってのに惹かれて寄って来て色々個性的ものが出てたりした

そこから有名な作家が出てきたりしたわけだ、虚淵玄とかな

ピンク映画も今となっては似たような文化があると聞いたが

当時無名監督エロ入れさえすれば何でも作れるからという事で作った作家性強いものが今名作として持てはやされてるっていう

ピンク映画出身の名監督も多いんじゃなかったっけ?映画あんま知らんけど

オタクなんで成人向けコンテンツのなかでエロゲだけは特別視するの

262 名前迎撃ミサイル(樺太) 投稿日: 2007/10/05(金) 11:19:21 ID:5rVKK9zmO

いい加減クラナドエロゲ勘違いしている奴うぜぇ

エロゲじゃないし

ゼロの使い魔の方がよっぽどエロゲ

という古いコピペがあるじゃないですか。オタク、古いエロゲ特別視するような風潮があると思うんですよ。

エロゲではあるがエロ目的として遊んだのではない、ストーリー展開が面白いんだ、だからこれについては堂々と人に見えるところで語り合っても大丈夫だみたいな雰囲気

べつにアダルトアニメでもピンク映画でも官能小説でも成年コミックでもそういった文化はあって良いとおもうんですけれど、こういうのがないのはどうしてなんでしょうね?

ぼくも読んでおもしろかった成年コミックについて語り合いたいんですけど。

2018-08-21

anond:20180821010446

昭和の頃にAVと言うかピンク映画見ていた男性層が

今は深夜系アニメに行ってるんだろうか

アクションとか特撮を見てた層は洋画に吸収されちゃったんだろうし

2018-04-23

20年前に上野ゲイ映画専門館へ行った時のこと

隊長のふとした一言と某隊員の熱望により、ついに実現したツアーといえば、「第一東京ブラックツアー」で決まりである東京ディープスポットを探訪していくという、とてもわかりやすいコンセプトが唯一の自慢である。今回は初回であるし、ディープ場所から抜け出せなくなることを避けるため、ツアーは昼間に行われることに決まっていた。それなのにそれなのに、予想通りというべきかいつもどおりというべきか、隊員の集まりは悪い。全然時間どおりに集まらない隊員、この先の我々の運命を暗示するかのような曇天、どんどんと下がるテンション、等々の様々な悪条件の中、我々は出発した。その出がけ、玄関で見知った顔を見つける我々3人。当然のごとく強制参加させ、隊員の数は4人に急増した。4人といえばSPEEDと同じ人数だ、これでもう心細くないね

曇天上野公園、しのばず池にいる鳩や鴨達も心なしかブラックに見える気がしてならない。今にもあの平和使者である鳩が俺達を襲うのでは?、と意味不明疑心暗鬼が次々とわき上がってくるほどに気分はダークである目的地へ近づくにつれ、隊員の緊張は見てとれるほどになり、武者震いなのだろうかしきりと震えだす隊員もでる始末。そう、例の場所に向かう我々の姿を客観的に見れば、怪しい4人組=おやじSPEED(暗黒)といっても過言ではなかっただろう。目指す場所上野某所の映画館である。「ほら、あそこだよ」という隊長言葉に、なんともいえない緊張のさざ波が隊員達を駆け抜けた。その場所は、少し歩けば大通りに出てしまうくらい人通りは激しい所だった。

その映画館はそこにあった。紛れもなく、そこに。映画館は2階らしい。あせるな、と思いつつ上映時間確認する我々隊員。まだ上映開始まで時間があるようだ。合議の結果、若者が集うゲームセンター時間をつぶすことになった。しかし、どの隊員も緊張のせいかゲームには手を出さない。いや出せなかったのだ。あと数分後に行かなければならないあの場所のことを思うと。上映時間が近づき、なにはなくともとりあえずトイレ希望する隊員が続出する。しかし、京成線の駅のトイレには紙がなかった。とても嫌な予感がする。嫌な予感がビンビンするよ!

トイレの事は諦めて、我々はその映画館へ向かった。ちなみに映画は2本立てである。これから約2時間の長丁場であるしかし、隊員1号はそのことを知らなかった。このことがあの悲劇の序章だったとは、全隊員露ほども思っていなかっただろう。年季の入った階段を縦列に並んで登る途中にも、映画を見終わった人達だろうか、次々と人が階段をおりてくる。もう誰も信じられない、あの人もこの人もそういうのなのだ、そうなんだあの中ではすざましい饗宴が繰り広げられているんだ、と思いながら階段を登っていくと、「ヤング薔薇族ショー」という看板が突如現れる。ますます下がるテンション。ふと階段の上を見ると、そこにはいかにもなもぎりのおばちゃんがいた。一番最初階段を登り切った一人の隊員が、おばちゃんに近づくと、何かを指さすおばちゃん。そうである自動販売機切符を買うのであるハイテクである自動販売機へ向かった隊員へ、たたみかけるようなおばちゃん言葉が襲いかかる。「どっち?薔薇族学生さん?」。思わず「は、はい」と答えてしまう隊員だった。実はそこには劇場が2つあり、切符売り場は共通だったのである。もうひとつ映画館ピンク映画館だった。次々と無言のまま切符を、学生切符を買う我々隊員であった。血の契りを交わしあい、相当に団結しているはずの隊員達であったが、その時には既に他の隊員を省みる余裕はなかったようで、会話を交わすこともなくなっていた。そして、ひとかたまりにはならずに、ひとりひとり左奥にある劇場へ向かうのであった。

妙な圧迫感。第一印象はこれにつきている。72席あるという座席は、ぱらぱらとしか埋まっていない。それなのに、壁際にたつ人が異常に多い。なぜだ。と、座席を見渡して、先に着席していた隊員を見つけると、思わず安堵の息をもらしてしま自分がいじらしい。あれ、でも、事前のミーティングでは一番後ろに座ろうと決めたはずじゃあ。。。何故か入り口のすぐ側の列、後ろから4列目ほど、に整列して座っている隊員達であった。その顔は暗い。その場の嫌な感じに、その顔は真っ暗であり、しかも皆うつむいていた。一番最後劇場入りした隊員1号は、既に着席していた某隊員の左隣に座った。隊員1号の左隣は一番端の席である。そう、その時点ではスクリーンに向かって一番左の端の席が空いている状態だった。ふと嫌な予感、突然の頭の回転、第六感で席をうつる。当然、左端にである。それは、隣を空席にしておくのは危険すぎるという判断からだった。身の安全を確保したあと、少し落ち着いて上映開始を待つ間、なにか生暖かい気がしてならない。しかポマードなのかなんなのか、嫌な匂いエアコンから暖風とともに排出されているようだ。もうテンショメーターは左に振り切れ、ほぼ0になっていた。

ブザー、暗転、上映開始。まわりは気にせず映画に集中しよう、と心に決めて観賞を開始する。初っ端から現代映画とは思えないチープ感が漂っている。なんなんだあの貧相な女優は。と思っている間に、例のシーンに。変則的な格好に思わず心の中で笑ってしまう。これがそうなのか、と訳も分からず納得している自分。そしてストーリーは展開を見せはじめるのだが、映画に集中などできなかった。ストーリー自体のしょうもなさもさることながら、それよりも気になったのはまわりの人間達、隊員以外の動向だった。のれん状のカーテンが掛かっているだけの、ドアのない入り口のすぐそばに座っているせいか、上映中にも頻繁に出入りする人々が気になるのである。そして、席に座ったとたんに立ち上がって壁際に立ったと思ったらすぐに別の席に座る客が気になるのである。そして、壁際に立つ人の後ろに立って腕を前の人にまわしている人が気になるのである。その場所で、落ち着いて映画を見ることは不可能であった。このくだらない映画はいつ終わるのか、そんなことばかり考えはじめたのは、まわりの人間模様が気になりはじめたのと同時だったかもしれない。その間にも、入り口付近では相も変わらず人が頻繁に出入りし、通路に出て奥にあるトイレの方へ向う人あり、がら空きなのに人の隣に座る人あり、映画よりもその様子が気になってしようがなかった。いつか、それは我慢の限度を超えるほどに。

1本目と2本目の休憩時間に他の隊員と一緒に抜け出そう、と決めた。その時決めちゃったのである。とにかくこの場所から早く抜けだしたかった。いつだいつだいつ終わるのだ、と思っているうちに、映画はどうにかスタッフロールまでたどりつく。当然普通映画館でよく見られるような、スタッフロールで立ち上がり帰る客はいない。いつもはそんな客を苦々しく思っていた隊員1号も、この時ばかりは一刻も早く立ち去りたかったのはいうまでもない。終了。「1999(映倫)」の文字驚愕する。最新の映画だったのだ。あの映像感で。それよりも、ようやく帰る事ができることが嬉しいかった。しかし、ライトよ早くつけ、と熱望しているのに、なかなか客席のライトはつかない。ライトがついたら全員で帰ろう、と思っていたのにライトはつかない。そう、その時、次の映画がはじまってしまった。2本立てなのだから当然である。軽い衝撃を受けつつ、あと1時間我慢するか、いますぐ立ち去るか、立ち去るなら他の隊員にはどう伝えるか、数秒の間に色々な考えが渦巻く。そもそも、大抵の映画館なら休憩時間におしゃべりしているうるさいカップル等が必ずいるものだが、この映画館には言葉存在しない。無言のコミュニケーションがその場を支配している。とても他の隊員に話しかけられるような状況ではなかった。もし、今左端に座る自分がいなくなると、某隊員の左隣には二つの空席ができてしまう。それはきつい。自分だったらそんな状況は嫌だ。でも、この生暖かい嫌な雰囲気にあと1時間は耐えることはできない。すまない、と心の中でつぶやきつつ、他の隊員には無言で席を立ち、もぎりのおばちゃんの前を抜け、逃げ去るようにその場を立ち去った。つらい選択であった。すまん。

しばらく映画館付近で待つが、他の隊員が出てくる気配はない。あと1時間耐えることを決めたのだな、と判断して、ツアーからひとりぼっちの帰還を果たした。なんともいえない疲労感をかかえつつ。その頃、あの映画館では、左端に二つの空席を抱えこんだ某隊員に緊急事態が起きていた。その列の左端に座る見知らぬ人。この時点でおかしい。席はがら空きである。そのうち席をひとつ右に移る見知らぬ人。完全におかしい。席を移る意味がわからない。そして、見知らぬ人の右手が某隊員の左膝に。。これ以上は詳細不明のため描写できないが、その隊員が無事帰還したことだけは記録しておきたい。

脱力感、疲労感、倦怠感。どうやら全員無事帰還した我々隊員は、今日の日の事を忘れたくても決して忘れられないだろう。そして、この記録をここに残すことによって、あなたの心の中にもいつまでもこの体験は残り続けるだろうし、どこかの誰かによって語り継がれていくだろう。疲れた

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