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はてなキーワード: ヒューマノイドとは

2024-02-26

予言 10年後、ホンダヒューマノイドロボット投資をしなかった間抜け企業という事で叩かれているだろう

SF世界空想妄想絵空事世界だったAI時代が到来し、おかげで世間では半導体バブルになっている

半導体九州バブルだといわれ、喜ぶ一方で

かつて半導体王者だった日本凋落を悲しむ人たちも多い

おなじような流れになりそうなのがロボット

ボストンダイナミクスなどがいい例だが、いまやヒューマノイドロボットといえばアメリカになりつつある

イーロンマスク投資をしているOptimusなども注目されている

工場うごロボットはまだ日本メーカーががんばっているが

ヒューマノイドロボットの分野では日本アメリカの後塵を拝す状態

日本ヒューマノイドといえばホンダだったがホンダアシモの開発をやめてしまった

AI関連産業としてのヒューマノイドロボット産業の勃興がこれから起きようとしているのにだ

10年後、ホンダヒューマノイドロボット産業を指をくわえてみているだろうし

今の半導体産業のように慌てて取り戻そうとする間抜けな姿をさらしているように思う

そのとき、今の半導体のように経産省などが補助金を出してロボット産業補助金をだし無理やり盛り上げようとする羽目になりそうだ

2024-02-04

[]2月4日

ご飯

朝:メロンパン。昼:イカフライたこ焼き。夜:コロッケパン。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。おしごとはおやすみー。

○ATRI -My Dear Moments-

・はじめに

SCA-自、紺野アスタといった18禁美少女ゲーム界隈で著名な面々で座組された全年齢向けノベルゲーム

世界的に発生した海面上昇により社会基盤が大きく変化してしまった近未来舞台

右足を失う大怪我をしながらも優秀な頭脳からエリートとして将来を期待され都会の学校に通っていた斑鳩夏生が夢破れて田舎に帰ってくる、そこで祖母が残した美少女ヒューマノイドことアトリと出会うことから始まるラブストーリーだ。

10時間ほどの文量になるのでストーリーほぼほぼ一本道で恋愛関係を結ぶヒロインロボットのアトリだけ。

とはいえ、世話焼き幼馴染の水菜萌、借金取りの怪しいお姉さんキャサリンヤンチャな悪ガキながら聡いところもある凜々花といったサブヒロイン達の見所も欠かせない。

所謂悪友ポジションになる竜司も忘れちゃいけない王道立ち位置だ。

そして何より、そんなキャラクタ小説然としたエピソード群が徐々に舞台の島を全体を巻き込んだ大きくも小さいストーリー面白かった。

・アトリが可愛い

本作最初の魅力はなんといってもメーンヒロイン、アトリの可愛らしさだろう。

等身大美少女ロボット青春時代に刷り込まれたという贔屓目を抜きにしても、アトリのエピソードが中心になるので必然的に好きになっていく。

家事手伝い仕事のはずがドジな挙動を繰り返す、何気なく与えられた物を大切に使う、ロボットから人間感情がわからない(わかる)などなどの美少女ロボット暮らす際のエピソードが次から次へと楽しめる。

王道の味わいながら独自のそれも勿論あって、特に良かったのがアトリがママ味を発揮するところだ。

主人公斑鳩夏生は片足が無く義足とある事情からまり上等なものでないため日常生活に難儀している。

さらに脚を失うキッカケになった事故フラッシュバック精神が安定しないと、色々と辛い状況だ。

そのため、ドジながらも世界が海に呑まれる前の高度な技術力で作られたアトリは非常に役に立ち頼れる存在だ。

アトリは夏生の失った足の代わりを自称し、彼を支えることになる。

そんな大枠のストーリーと文量の制約があるとはいえ、年下の幼さが残るアトリに力いっぱいバブバブする甘えん坊な主人公の登場はかなり早い。

開幕早々、アトリの膝や胸に甘えながら泣く主人公へのファーストインプレッションはさておきつつ、アトリのママっぷりは堂に入っており、物語を終始支える良いものだった。

あくま機械ロボットなので、同じ機械意志はない義足嫉妬するくだりなんかもあって、この辺は小ネタ感はありつつもサイエンスフィクションらしさがある、そういう方向の面白さもあった。

・頑張る斑鳩夏生が応援したくなる

辛い過去と変えられない現状があるとはいえ、中々に情けない面が早々に目立った主人公の夏生。

しかし、彼が甘えん坊でアトリに子供っぽくなるのは彼らの家となる船内のベッドでだけ。

丘の上では彼の頼れる有能っぷりが物語をグイグイと引っ張っていく。

夏生は高校生ながらにしてアカデミーと呼ばれる研究機関に身を置く超エリート

片足が無い障害をアトリが補助する途端に、スムーズに有能ムーブを次々と重ね様々な問題解決していく。

なにしろ海面上昇で社会基盤がゆるゆるな本作の世界では、様々な問題が山積みなのだ

これを夏生がハイスピード解決していく展開は非常に面白く、中盤の大きな見どころになっている。

衒学趣味に寄りすぎない科学技術解説面白く、アトリ以外の面々が夏生を人間として好きになっていくのもうなづける楽しいパートになっていた。

・島を救う小さくも大きいストーリー

そんな夏生の活躍サブヒロイン親友キャラと言った名ありキャラクタ達の問題をどんどん解決していく。

そして次第に島全体を巻き込んだ大きな計画が立ち上がる。

ここも面白いのだけれど、特にイイなと思ったのが、あくま日本の小さな島一つに閉じた狭い達成感に過ぎず、世界を救うような大仰なことには直結しないと繰り返し語られることだ。

勿論だからと言ってそれに価値が無いというサゲではなく、そのような小さいことを繰り返していけばいつか大きなことが達成できるというとても前向きなメッセージがわかりやすくかつ情緒たっぷりに楽しめるのが、今作の最大の面白かった点だ。

その上で主人公夏生がエリートとして人の上に立つ上で自身に不足していたこと、そして海面上昇という未曾有の危機に彼が行う大プロジェクト、実に大きなサイエンスフィクションらしい展開でと、人間らしい小さな感情の変化がベストマッチに噛み合う本作の山場になるスチル絵のシーン。

主人公ヒロインのアトリも背中を向けており、背景絵が主役になっている美少女ゲーム然としていないスチル絵だが、とても寂しくてかつとても前向きな気持ちになれる素晴らしいイラスト文章だった。

・おわりに

面白かった。

一夏の物語として小さくまとめつつ、しっかりとその小さな一歩が大きな世界を動かす始めの一歩でもあると納得させられるくだりは、特に良かった。

少女でありながら凄まじい包容力で抱っこしてくれるアトリの魅力が物語原動力になる優しいストーリーも良き。

2023-08-30

AIの遺電子について

自分がもしも科学者研究者なら、ヒューマノイドのような未知の生命体を作ってみたいという気持ちは、

当然の事ながら理解はできる

ヒューマノイドアイデアを思いつき、その作成方法ノウハウが完成したのなら、実際に作ってみるだろう

人間のように思考をして、人間のように物を食べて、人間の様に老化していく・・・

これを完成させることが出来たら、絶対自分名前歴史に残るだろう

これは当たり前の話だが、自己顕示欲の無い人間なんて、この世には居ないだろう

しかし、万が一完成させることが出来たとしても、そのヒューマノイドを外の世界に出しては駄目だろう

実際、クローン羊のドリーは、研究所内の牧場からは外に出されていない

因みにドリーは、6年くらいで死んでしまったらしい

(羊の平均寿命は約10年)

これは余談かもしれないが、まったく同じ遺伝子を持つクローン羊やクローン人間が、違う時代

まれて違う人達と接してきたのなら、外界から受ける影響で、全く同じ羊や人間とは

ならないだろう

このAI遺伝子世界ヒューマノイドも周りの人達ヒューマノイド達の影響を、きっと受ける

生き物なのだろう

クローン人間違法コピーされたヒューマノイドが、自分出自事実を知るか知らないか

よっても、きっと、その後の人生が大きく変わってしまうだろう

原付に乗った人間が、100メートル走でウサイン・ボルト選手に勝ったとしても、誰も運転手

称えないだろう

検索を掛けずに、今現在AI将棋の最強ソフト名称を書ける人は、ほぼ皆無だろう

一方で人間将棋界での名人・7冠保持者の名前を知らない人の数の方が少ないだろう

案の定AI将棋同士の対戦の話題は、あっという間に廃れてしまった

機械(AI)が凄いのは当たり前だし、機械過去棋譜を覚えているなんて当然でしょ』

きっと、誰もがこのように思ったのだろう

勿論、将棋AIソフトを開発された人達が、凄いのは間違いないと思う

このAI遺伝子世界で、ヒューマノイド人間達に混ざって将棋名人になったり、100メートル走で

世界記録を出した時、果たして大半の人間達が、それを賞賛するのだろうか・・・

『なんかインチキをしているんじゃねーの?』とか、『違法改造を受けたんじゃねーの?』と思う人間

必ず現れるだろう

今の人間同士のスポーツ将棋大会でも、ドーピングカンニングが疑われる事がある

ヒューマノイド違法改造を完全に見破る方法は、この世界には存在するのだろうか

まりヒューマノイドという、新たな差別・分断の火種を増やそうとするメリットが、人間側に全く見当たらないという点だ

今のLGBT問題場合は、実際の性別がどうこうはさておき、元々この世界に居た人間同士の話だ

彼らや彼女達が、自己主張をするのは当然の権利だろう

その主張や権利が、すべて認められるかどうかは、当然また全く別の話なのは言うまでもないが

やはり、このAI遺伝子世界於いては、過去LGBT権利問題の教訓も活かされて

いないという事になる

ヒューマノイドが増え始めた時に、このままの現状を放置しておくと、近い将来、危険な事になってしま

人間ヒューマノイド利権問題人権問題が、必ず発生してしま

当然、仕事の奪い合いも発生するだろう

『あのヒューマノイドさえ居なければ、自分希望する職に就けたのに・・・

このように考える、人間も現れるだろう

絶対に全国各地でヒューマノイド人間の争いが起きて、裁判が多発する事になるだろう

人手不足人口の減少問題解決するために作られたはずのヒューマノイドのせいで、新たな税金

人手の無駄遣いが発生する事になる

多くの国民が、このように危惧するはずだ

ヘイトクライムすら経済効果と思う、人権団体弁護士存在するかもしれない

しかし、いくらお金を受け取ったとしても、死んだ人間絶対に戻ってこない

人間ヒューマノイドの争い事を避けるためにも、少しでも早く規制をかけて、ヒューマノイドの量産化を

止める必要がある

普通ならば、このように誰もが思うはず

そもそもヒューマノイド研究開発されたとしても、施設外に最初の一体目を出しては

絶対に駄目なはずだ

労働力ロボットアンドロイドで確保をして、ヒューマノイド製造販売や配布は、完全に

違法行為としておいた方が絶対無難だったはずだ

AIの遺電子 アニメ SF

2023-02-08

NO MANS SKYをやってたがこれインベントリ狭いマイクラなのではと思って一旦やめた

あとヒューマノイドどもはウッキウキ手振りで一言だけ種族語を教える暇があったら銀河共通語ちゃんと喋れ

2022-12-29

anond:20221229065632

情報統合思念体というのは人工知能のようなもので、有機生命体とコンタクトするためにヒューマノイドインターフェースというものが造られたということですね。ヒューマノイドインターフェースとは、人間のような外観をしたロボット仮想エージェントなどを指します。情報統合思念体が持つ知識能力を、このようなインターフェースを通じて有機生命体と共有することで、コミュニicationや協力を行うことができると考えられます

2022-10-01

オークの木を樫と訳していた昔

どうやら殆ど場合は楢と訳すのが適切で、樫は誤訳になると。

ちなみにオークはブナコナラ属の木の総称で、日本で言うところの楢と樫の両方を包含する。

そんでオークのうち、一般的落葉樹が楢で常緑樹が樫と呼ばれる。

なおヨーロッパで樫が生えているのは南欧に限られ、イギリス含む中欧北欧は楢ばっかり生えていると。

これが最初に書いた、オークを樫と訳すのが基本不適切理由らしい。

実際英語でオークのうち樫だけを指すときは"live oak"と言うみたいだし。

ではなぜこのような誤訳が起きたかと言えば、ヨーロッパにおけるオークの価値が、明治和訳された時分に、翻訳者含め日本で十二分に理解されていなかったからと推測される。

というのも日本では古来、杉とか檜とかの針葉樹に高い価値があって、広葉樹は欅とか桐みたいな例外を除いて、近年まで雑木扱いだったイメージ

これは従来日本における木材用途が主に「建築材」であり、あとは桐箪笥楽器漆器、床の間と上がり框を飾る程度だったことが関係しそう。

しろ明治維新まで椅子に座る文化は定着していなかったし、侘び寂びな空間木材で飾る話でもない。

裸足や足袋で歩くんだったら床も杉板のほうが足に馴染むし…というわけでオークの出る幕はなかっただろう。

挙げ句楢山が姥捨て山だったとか、そういう感じなのだから

一方、机椅子に始まりキャビネットに床板化粧板と、木材の「内装材」「家具材」における需要も極めて大きかったヨーロッパ

そしてオークは内装材・家具材として、ヨーロッパでは長い歴史伝統を持つ一級品。

この用途でこれ以上の高級材といったらウォルナット(胡桃)・チークマホガニー(合わせて世界三大銘木)くらいしかない。

あとはヨーロッパの酒造において、オーク樽は原料の一部と言っていいくらい不可欠だったり。

そうした重要から遂にはThe King of Forestと称されるほどに。

したがって当時の翻訳者

「楢なんて、あん箸にも棒にもかからない木がヨーロッパでは高級木材とかありえないっしょ」

みたいな思い込みで、オークを樫と訳したとしても不思議はない。

(まだ樫のほうが金槌の柄や鉋台とか、強度が求められる部材で価値があったと思われる)

これが大いなる勘違いだと判明するのに、今日に至るまで相当な時間を要したと。

そしてこういうややこしい事情を避けるためか、今はもうオークはオークのまま訳さなくなったっぽい?

(ファンタジー物で登場する、ヒューマノイドの方のオークは昔っからオークのままなのはさておき)

それにしても今振り返るとファンタジー系の小説で「樫の木の扉」とか書かれていたのは噴飯ものだし、少し前までは

欧米では硬くて加工困難な樫の木から立派な家具をたくさん作っている。その点日本の木工はダメだな」

とか真剣に言われていたんだから恐ろしい。

まあでも、そういう諸々を笑い話にできるくらい適切な情報が広まったのは喜ばしい。

これ、チャーハンにおけるジャポニカ米とインディカ米なんかに通じる話とも言えそう。

2022-03-28

anond:20220328174027

ツイステッドワンダーランドっていうゲームキャラ

魔法が使える世界だけどリアル以上?に魔導工学という技術も発展してる設定。

この時点でツイステッドだけどw

そのイデア自分が開発したヒューマノイドに対して

「今のお前は、僕の弟を模して作られた自律AI搭載の魔導ヒューマノイド。お前が意思だと思っているものは全部プログラムされているんだ」

って発言したのを「AI定義を間違えてる」って言ってたから、どこが間違いなのか訊いたらこうなってる

anond:20220328155356

なるほど、中学生くらいかな?

AIとは学術研究の一分野だと言うのはその通りだけど、AI研究者名乗る人で一行もプログラムいたことない人はいないし、具体的な話を何もできない時点でただの山師扱いされるよ。

じゃあイデアはなんと言えば正解だったの?

「今のお前は、僕の弟を模して作られた自律計算という概念コンピュータという道具を用いて『知能』を研究する計算機科学の一分野搭載型の魔導ヒューマノイド

お前が意思だと思っているもの存在しないし、自我は気のせいだし心なんてもの存在しないすべては単なる反応でボディや環境文脈から完全に独立した機能は皆無なんだ!」

ヤバい、逆に読みたくなってきた。

ソードマスターヤマト並みの疾走感。

前衛的すぎて現行のツイステよりよっぽど面白いじゃん。

もうあなたが続き書いてよ。

絶対読むから

AIって人工知能ってなんですか?

>ちょいちょい出てくるAI定義って何?

推理小説ノックスの十戒みたいなのがSFでもあるのかと思ったら特に見つけれんかったんだが

リアルAI書いてる身からするとイデアAIに関する言葉の何が間違いなのかわからなくてさ

煽りじゃなくて純粋な疑問

https://egg.5ch.net/test/read.cgi/tubo/1648355334/

 

ーーーーーー

追記

AI一般的な話 ↓

クワクはするけどアラ還以降なんならアラフィフ以降ナニでご飯を食べていく?

anond:20220328112806 anond:20220328115751

 

SFAIは反応あってからね。電気羊で終わるが

あとたくさんアンドロイドヒューマノイド出てくるマンガゲームあるやろ

nier:Automataとかツイステくん好きそうな人好きそうだし

2021-12-02

日本国問題は、色々あるけども合法的奴隷がいれば大体解決するんだよ

そしてその合法的奴隷とはヒューマノイドアンドロイドガイノイドレプリカント文化女中機なんでもいいけど

要するにロボットだよ

もうロボットしか道はないよ

2021-11-26

anond:20211126035610

色々思ったので書く

・「まずはAIガバガバ認識をやめろ」

この映画じゃなくて世間に言え。話は変わるが「シオン本質物理的な「ヒューマノイド」ではなく、ネットワーク内に漂っているプログラムだった、という最後の結末を考えると意図的なのかもしれない」は面白い観点

・「サトミ母は転職できるだろ」

年頃の娘抱えてころころ転職できるかよ。AIのこと考える暇あったら人間のことをもっとよく知りなさい。

・「何故自己拡張できんの?」

同意攻殻機動隊20年以上前なのでいい加減ここらへんはもっといいアイデアを使ってほしい。もっともそれはこの映画に対してだけではないが。

・その他サトミ母と星間経営陣について

サトミ母にいれるべき第一ツッコミは、「第一AI研究者なら人間とほぼ違和感なく生活できるまで自己(!)拡張したAIを見たならば大発見のあまり驚愕しなければならない」だろ。正直自分実験のことも星間のこともどうでもよくなるべき。あの世界であってもAI自己拡張なんてありふれている描写はなかった。しかも、ようやく自分らの研究グループ人間に近いアンドロイド実験をしようとしてる段階なので人間とほぼ同じレベルAIなんてない世界だぞ?それを考えれば、史上空前のAIへの強力な手がかりである「サトミ」の母を会社に残す判断をした星間の判断妥当絶対に逃がしてはいけない。

・「クソつまらない人間になってしまった可能性」

感性はこの映画を良かったと判断しているので悪くない。むしろ発展の余地はほかのところにある。まずは考えが浅い部分があることを気にしなさい。

・「総じてよかった」

完全に同意。あと、偉そうなこと書いてすまんかった。

個人的にはAI映画なのに「ディープ」だとか「ニューラル」だとかがでてこず「アトラクター」とかい複雑系用語がでてきたことが大変良かった。

「アイの歌声を聴かせて」の技術的な部分に思ったこ

anond:20211125155108

AI周りの設定が雑

これは一般客には興味ない気がする

SFとかガジェット好きとかあれでいいのかな

いちいち人型ロボ作って田植えすんなよというツッコミ

他にもまともに見てたらツッコミどころ多くて

あんまり深く見るなってことなんだろうけど

俺は「良いところと悪いところがある」と思っている。ツッコミどころだらけではなかった。

ネタバレあります

まずはAIガバガバ認識をやめろ

AI概念を都合よく混ぜるな。プログラムロボット、各種ハードウェアを全部「AI」という言葉で便利に表現していたのはちょっとモヤモヤした。

とはいえシオン本質物理的な「ヒューマノイド」ではなく、ネットワーク内に漂っているプログラムだった、という最後の結末を考えると意図的なのかもしれない。

謎のスーパー日本企業HOSHIMAくん

他の企業が出てこないので作中で比較しようがないんだが、星間の存在が最大の謎だったりする。

まず「AI」の技術力という意味ではかなり高いという扱いを受けている(作中で)。現実世界でいうところのGAFAM、OpenAIみたいの水準なんだろう。

そしてロボティクス分野だとヒューマノイドを平気で量産しているし、そいつらの動作もかなりスムーズだ。ボストン・ダイナミクスみたいな技術力があるし、Tesla Botみたいな攻めの姿勢も感じられる。

あと、日本国内AIのための実験都市を作ってる(借りてる?)という意味ではトヨタっぽさもある。政府行政との調整がクッソ上手そう。

終盤では衛星も作ってるし、NECみたいな要素もあるな。

とりあえず、各企業の一番強いところを集めた「ぼくのかんがえたさいきょうの会社」ってことなんだと思う。

それにしてはJTBC感をちょくちょく出していてなんなんだ。いっそのことGoogleみたいなシリコンバレー企業感を出していても良かったと思うんだけどな。

サトミ母は転職できるだろ

サトミ母(美津子)は星間におけるシオンプロジェクトリードする立場で、研究面で数々の受賞をしたという描写がある。海外大学院ドクター取ったとかそういうタイプエリートに見える。

だが、何故お前は星間にこだわるんだ?「この会社から見放されたら終わる」みたいなスタンスでずっと生きてる。メンヘラかよ。

どう考えてもお前は海外でも国内でも好きなところに転職できる立場技術があるだろ。

しかしたら「さいきょうの会社」が世界中に星間1社しかない世界観なんだろうか。ここがいまいち腑に落ちなかった。

技術社会ナチュラルに入り込んでる描写は最高だった

これはマジで最高だった。すげえよかった。語彙がなくてごめんな。なんていうかな、無駄に「SFちっく」じゃないんだよ。

いまの俺らの生活Alexaとかルンバとか自動運転車とか、20年前には考えられないような「AI」があちこちにいるわけよ。

でも暮らしぶりっていうとそんな昔と変わらなくない?全面が画面に取り囲まれサイバー空間暮らしてるわけでもなく、普通にボロアパートで「OK, Google」とか言ってる、そんな感じじゃん。

アイうたはこの辺を上手く捉えてた。建物や人々の服装みたいな生活そのままでちょっとした便利デバイスが追加されてる社会

「今の生活の延長線上にあるAIとの暮らし」を上手く表現してたと思う。2030年代ってあんな感じになるんじゃね?くらいに思わせてくれた。

エンジニアガジェットオタク目線から言っても「まあ、あり得るよな」の範囲で収まる描写が多かったしね。

正直、田植えロボット合理性は疑問だけど、ボストン・ダイナミクスとTeslaの動きを見てるとそこまで異常ってわけでもないとは思う。Teslaが日本にあったら多分Tesla Bot田植えさせてると思うよ。

じゃあ後半はなんなんだ、シオンが一気に非現実的になっていく

俺は前半の技術描写で感心してたわけよ。だけどこれが花火ミュージカルパートで怪しくなって冷めてしまった。

(正直、花火のシーンはどうでもいい。SFミュージカルをやると現実的じゃなくなるからそこに文句はない。)

おもちゃ組み込み機器)の自然言語処理AIが何故自己拡張できんの?そして自己複製して企業ネットワーク遍在するようになる?超絶エリート集団の星間がどうしてこれを検知できない?

作中でも「ただの自然言語処理AIが」というセリフが登場するほどなのだが、何故か「そういうこともある」といった根拠のない感じで皆納得するようになる。

これまでが現実を強く意識させる描写だっただけに、ここの飛躍に頭が追いつかなかった。逆に最初技術描写が優れていたからこそかもしれないが。

せめて作中世界のSF論理でもいいから、エンベデッド機器NLPプログラム人格を持つようになった経緯は綺麗に説明してほしかったな。

サトミ母が一気に正気を喪うのでドン引き

他人カードセキュリティ室に入って何やってんだお前、完全にコンプラって概念ないだろ。まあ、最初から倫理観があまりないという意味では一貫してんのかな。

それにそんな危険人物を優秀だからといって企業に残す経営陣も狂ってるでしょ。

この暴走する役割は完全に高校生だけに押し付けるべきだったなと思う。暴走した高校生たちによって偶然にもサトミ母とシオンが再評価されて地位回復する、とかね。

まあ、自分がこういうので楽しめなくなったクソつまらない人間になってしまった可能性は否めないけど。

総じてよかった

とまあ文句は言ってるけど、重箱の隅をつついてるだけではある。

総じて良かったと思う。キャラデザ恋愛描写個人的には結構好きです。円盤は買うかも(買うとは言ってない)。

2021-11-16

anond:20211116123926

エルフ人間族派っているか

広義のヒューマノイド派ならわからんでもないけど人間族と一緒にすることはありえないだろ

2021-06-05

anond:20210605092425

AIの遺電子 全8巻

人間ヒューマノイドロボットが当たり前のように存在する近未来舞台に、ヒューマノイド治療する人間医者主人公として、人間ヒューマノイド双方の考え方の違いによって起きる問題戦争テロ殺人事件陰謀暴力憎悪ではなく、「愛」、「友情」をベースに描くオムニバスストーリーである

2021-04-18

2040年 日本の男たちは三つの勢力に分かれていた

一つは解脱者と呼ばれる連中だ

30年代に登場した副作用の少ない強力な性欲減退剤や精神安定剤を自らの意思によって服用し、甲斐性といった性役割から降りて趣味仕事世界に生きている。

といっても彼らに出世欲は湧かず、生活趣味に最低限必要金銭しか稼ごうとしないものが多い。

自らを、性欲奴隷から解放されて人生謳歌し、真理を探究するものと称しているが、実態は誰からも求められなかった苦しみの末に薬を服用した逃亡者たちがほとんどである

政府事実上一夫多妻制とみなせる独身税設立母子家庭支援強化といった制度制定が追い風となり、

気持ち悪くて弱い男が恋愛市場から退場することを求める女性の主張はもはや隠されず社会にて声高に叫ばれるようになったため、逃げざるを得なくなったとも言える。

彼らは確かに苦しみから解放され穏やかな顔をしているがどこか目に陰りが見えると言われている。

  

二つ目は”妄”目者と呼ばれる連中だ

太古から男たちは妄想にある理想的女性偶像を崇めていたが、ついに現代ではテクノロジーの粋を集めて女性妊娠機能以外のほとんどを代替できるサービス商品が実現されていた。

最も一般的かつ人気のあるサービスは、仮想人格主体として顧客生活シームレスな憩いを与えるものだ。家ではヒューマノイド台所ロボットアームに宿り、直接触れ合いながら充実した性生活を送ったり、”愛妻料理”を楽しむことができる。

外出先や勤務先ではXRグラス上に完璧偶像に宿った仮想人格が現れ、取り留めない会話をしながら日常通勤仕事休憩中に彩を与えてくれるだけでなく、外食旅行さえ一緒に楽しむことができる。

本人たちは幸せのものだが、傍から見ると虚空と話し心を通じあわせている姿は異様である。既に彼らの心は現実世界にはなく、自らを受け入れいなかった社会人間に対して目を閉ざしてしまった。

しかし、見たいものだけを見るには金が要る。最新のソフトウェア及びハードウェア技術を寡占する巨大tech会社たちにサブスクリプション方式で少なくない金額を払い続けられる、盲目で居続けられる者は一部の稼ぎのいい上位職者や技能のある者に限られた。

よって、稼いだ金銭では仮想人格一定期間しか呼び起こせずサブスクリプションが切れた悪夢に耐え切れず解脱者となる者も少なくない。

  

三つ目は上位者である

意味そのままで男性の上位2割がこの上位者とされるが、明確な認定基準などというものはない。

まれからずっと解脱者や盲目者に逃げるまでもなく自然他人を愛し愛され、幸せ享受できていることで初めて自分上位者だったと知るのである

よって女性たちは上位者あくまでも”普通の男の人”と認知しているが、解脱者や”妄”目者からは種付け馬揶揄されている。

恋愛婚活市場の男は上位者しかおらず、先ほど述べたように事実上一夫多妻制が実現されていたため、女性たちは本能の赴くまま優秀な遺伝子を手に入れ、解脱者や盲目者も収めた税金不自由なく子供を育てた。

  

今はまだ黎明期である解脱者は負け犬だ”、妄”目者は現実逃避だ、上位者は種付け馬だという対立はまだ目立つ。

しかし皆は薄々気づき始めていた。そこには実体としての被害者加害者定義できず、全員が幸せと思い込める唯一の道であると。

2021-03-03

愛玩目的ヒューマノイドの中身は人間である必要はない

愛玩が目的であれば、中身は猫や犬を模倣とした行動プログラムの方が優れていると思う。

まず、人間人格再現するより圧倒的に楽であること。市場に一刻も早く流通させるには中身が猫や犬のヒューマノイドの方向に舵を切るほうがいい。

また、再現人間人格はどこまで行っても人に対する責任感や面倒くささや不信感を感じてしまう。

一方で中身が動物であれば、ペットと触れ合うぐらい気軽ながらも簡単に深い愛情が湧いてしまう。

セクサロイドとしても、パートナー甲斐性や、稼ぐ能力要求しない層には十分でむしろ好都合である

正直今の技術で十分開発できる商品だろうが、そんなのが出た日には女性蔑視やら購入者キモイ人格崩壊者やらの性的不快さによるお気持ちの嵐だろう。

しかし、確実に儲かる確信がある。やってみませんか?

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