はてなキーワード: ヒップホップとは
ちょっと前に棘で「サブスクのヒットチャートに洋楽が全然なくて悲しい」みたいな話があったんやが、
洋楽好きからしても確かに最近海外で流行っている洋楽は(全部が全部じゃないが)難しいと思う。
元々洋楽ってのはハイコンテクストだけど今トレンドを走っている一部のアーティストはさらに分かりにくさが加わった感じ。
最近の邦楽が実は複雑な曲調や歌唱をキャッチーなパッケージにまとめているのとは対照的。
かつてのヒップホップがまずズン、ズンとしたイントロに始まり、一呼吸置いてからラップが始まるビート主導型なのに対し、
今のヒップホップはLil DurkのAll My Lifeのようにいきなりわーっとラップで曲を引っ張り後からビートがついてくるパターンが主流。
これは英語が分かる人間には凄いのが伝わるんだが、そうでない人間には端的に言ってノリにくい。
https://youtu.be/Z4N8lzKNfy4?si=gzf78XxTNB8Zk294
そもそも日本で洋楽ヒップホップが本当の意味で浸透していたのはエミネムのLose Yourselfが流行って彼のファミリーが取り上げられていた数年程度であり、あまり日本のマーケットと相性が良いとは言い難い。
彼の曲もまた歌詞は超ハイコンテクストだが、それをキャッチーなパッケージにまとめる稀代のセンスがあった。
ギターヒーローっぽいのもいないしね。ポップだと相変わらずテイラー・スウィフトとかマルーン5は頑張ってるけど。
でもヒップホップヘッズの言う“言う程ワルじゃない”は広すぎるグレーラインの半分より先のことを差すので(それは何かしらを吸引していることを示唆してるのか、フェイク語ってんのかのライン)
一般的な人のグレーラインはそれよりかは半分以上狭いので彼のことはアウトローに見えてしまうという
そしてヒップホップヘッズはラッパーたちがとても仲間意識の強い集団だという前提を知っているので『そりゃペドみたいなのが現れて仲間の子供に手を出されたらブチギレるよなぁ』と思うし
一般的な人はラッパー達がとても危ない人達だと認識しているので『た、確かに児童に手を出したがる人たちは気色悪いですけれど!でも、あなたがたがそんなこと煽動しなくてもいいじゃないですか!』となる
槍玉に挙げられたペドさん達は普通に自分達がとてもやましい行いをしたいという思想を持っており、割と救いようがないと思っているので早急に終わりたいと願っている。
ジャズはだいたい100年ぐらいの歴史があり、次のような特徴がある。かなりの端折りが入っていることには留意してくれ。
世界最古のジャズのレコードとされているのは1917年。このころのごくごく初期のジャズで、形式や編成には幅があるが、ディズニーランドで演奏されてそうなゴキゲンで楽しげな感じといえばイメージできるかもしれない。
トランペット(またはコルネット)・クラリネット・トロンボーンの3つの管楽器がアドリブを交えながら同時に演奏するのが特徴的なスタイル。
当時の録音ではドラムセットやアンプなどは発展途上の段階で、ドラムはスネアやウッドブロック中心のマーチングっぽい感じ、ギターのかわりにバンジョー、ベースはチューバなどが使われることが多い。
具体的にはこういう感じ。これはヨドバシカメラのCMの原曲である。https://www.youtube.com/watch?v=dsp-cA89Wio これぞとされる名盤は特に思い当たらない。
当時の録音技術はぜんぜん良くないので、古い録音をリマスタリングした音源を聞いても聞きづらいしノイズもひどい。1950年ごろまではおしなべてこうで、それ以降に録音された音源のほうが聞きやすいと思う。
個人的にはSean MoysesのTiger Rag!というアルバムが好きではあるが、ディキシーランド・ジャズといよりもジャズバンジョソローアルバムという色が強い。
オーケストラっぽい大編成によるジャズである。クラシックのオーケストラとは違い、弦楽器セクションがいることはまずない。ドラム・ベース・ピアノ・ギターのリズムセクションと、トロンボーン・トランペット・サックス+クラリネットという編成が典型。
リズムのキメやソリやトゥッティのかっちりとしたアレンジ、分厚いバッキングを背負いながらのソロ回し、大人数による静と動のコントラストなどが特徴である。
バンドリーダーとしてはベニー・グッドマン、グレン・ミラー、デューク・エリントン、カウント・ベイシーの四者が特に有名。どこかしらで耳にしたことがある曲も多数あると思う。https://www.youtube.com/watch?v=aME0qvhZ37o
個人的にはFletcher Henderson - Swing The Thingsというアルバムが好きではあるが、これもまたとにかく録音が悪い。
バディ・リッチや、BBC Big Bandによる後年の録音や、より現代的なビッグバンドであるGordon Goodwin's Big Phat Bandなどのほうが聞きやすいと思う。
スーツを着たジャズメンが4〜5人程度でバーやナイトクラブで演奏してしそうなジャズをイメージしてほしい。だいたいそれがモダンジャズである。モダンと銘打ってはいるが、70年ぐらい昔の音楽のスタイルである。
ビバップ、ハードバップ、モード・ジャズなど演奏理論の違いによって通常さらに細かく分けられるが、全体的な構造や編成として大きな差はあまりない。
イントロ→テーマ→アドリブソロ回し→(バース)→テーマ→アウトロ という構成で進むのは変わらないまま、どのように斬新なソロをとるか?という音楽理論が30年かけて煮詰まっていった思っておけばよい。
チャーリー・パーカーはビバップの代表的奏者であるが、当時の録音も良くはなくソロも音感が強くないとぜんぶ同じに聞こえてしまうと思う。1950年代後半あたりに聞きやすいアルバムが多くある。
具体的にはMiles Davis - Bag's Groove,Sonny Rollins - Saxophone Colossus, Sonny Clark - Cool Struttin'、Art Blaky - Moanin'など。この4つは一般的にも名盤とされているし個人的にも大好きである。
1965年前後あたりのマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンのアルバムはだいぶ煮詰まっていてよりエクストリームになっていて、これはこれでまた独特の趣がある。
独特の趣でいうと、ジプシージャズ、マヌーシュスウィングというスタイルもある。
これはジャンゴ・ラインハルトの一強で、ギターとバイオリンの存在や独特のメロディセンスが特徴である。https://www.youtube.com/watch?v=gcE1avXFJb4
また、フリージャズという既存の音楽理論的制約を無視した……平たく言えばめちゃくちゃやってるだけじゃねーのか?という演奏スタイルも勃発した。
ノイズに近い激しいロックなどが好きな人はこれを好みがちという印象がある。
モダンジャズでジャズという音楽は完成してしまい、以降は主流のスタイルとして盛り上がっている新しい形のジャズは特に思い当たらない。
1970年以降はおもに別ジャンルの音楽(ロック、ファンク、電子音楽、民族音楽、ヒップホップなど)の要素をどのように混ぜ込むか?という発展の仕方をするようになった。もちろん伝統回帰する派閥もある。
ジャズという大木の成長は1970年で打ち止めになり、いろんな枝が沢山伸びていて全方位のジャズを把握している人間は極めてまれというイメージである。
ジャズ・ファンクの名盤にはHerbie Hancock - Head Huntersがあり、個人的にも好きである。
フュージョンでは、伝説的な天才ベーシストであるジャコ・パストリアスが在籍していたことで有名なウェザー・リポートというグループが有名である。
日本でもフュージョンブームがあり、1979年デビューのカシオペアは今も現役で活動する大御所フュージョンバンドである。
民族音楽・変拍子を取り入れたジャズにはAvishai Cohen -Continuo などがある。アヴィシャイ・コーエンは同姓同名のベーシストとトランペッターがいるが、これはベーシストのアルバムである。
ある意味電子音楽を取り入れたといえ演奏にはこのようなものがある。https://www.youtube.com/watch?v=KbvCgqTkj64
これは電子音楽の大家エイフェックス・ツインの曲のカバーであり、ブレイクビートという電子機器を使用してドラムの録音を分解して貼り直して作られた複雑怪奇なリズムを人力で演奏しているのが聞き所である。
ただしジャズといわれた場合はアドリブソロが組み込まれることが通常のため、これはジャズかと言われると微妙ではある。
the Bad Plusの他にも現代的なピアノトリオにはGoGo Penguinなどがいる。電子音楽の複雑怪奇なリズムを人力で再現する高い技量を持ったドラマーは他にはJojo Mayer,Louis coleなどがいる。
LEADERS OF THE NEW SCHOOLっていうヒップホップグループがいてだな。
多分、新しい学校のリーダーズのプロデューサーがヒップホップの造詣がかなり深いと思う。
すきです。
ライムスターが他ジャンルとのコラボを大きな強みとしているのはよくわかる。よくわかるよ。
ただ正直言ってそれは「ほかのヒップホップグループだったら40点しか出せないやつをライムスターなら65点くらいまで出せる」って話なのよ。「あー思ったより上手にまとめたね」
ヒップホップで100点出す力量あるのになんで他ジャンルで薄めて65点の作品量産して「これが俺らの強み!」って言うの?
確かにビートの外注を始めた初のアルバム「マニュフェスト」は名盤だと思う。なんなら個人的に「Come On!!!!!!!!」は人生の中で最も好きな曲と思っている。
ただ、やっぱりこのアルバムは全体通してヒップホップの枠の中でやり遂げているから好きなんだと思う。
今年出たアルバム、ごめん、1回頑張って全曲聴いたけどそれだけだったよ。どんなコラボでもそつなくこなしてすごいね。武道館またやるんでしょ?すごい。本当にすごい。
3人体制の厳しさはわからないでもない。アタマこんがらがって良し悪しの判断含めわけわかんなくなる気もする。でもまたそれを見たい。Mr.Drunkのビートがもっと聴きたい。「けしからん」とか「前略」みたいなバカなリリックが聴きたい。
ライブは相変わらずすごく楽しいです。去年も見に行きました。その努力を惜しんでいないのがすごく伝わってきて、お客さんを全力で楽しませようとする気迫が(コロナ禍の「声出しNGライブ」だったのでそれが特に)伝わってきてとても幸せな気持ちになりました。
AIに聞いてみたよ。
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社会的な変化
90年代は、冷戦の終結や湾岸戦争など、世界的な政治・経済情勢が不安定な時代でした。そのような時代背景の中で、社会への不満や怒りを表現するアーティストが台頭しました。しかし、2000年代以降は、世界的な経済成長や平和な国際情勢が続いたことで、社会的な不満や怒りの感情が薄れてきた可能性があります。
音楽シーンの変化
音楽シーンにおいては、EDMやヒップホップなどのジャンルが主流となり、怒りを表現するような音楽は相対的にマイノリティとなっています。また、インターネットの普及により、誰でも簡単に音楽を制作・発表できるようになったことで、アーティストの音楽性も多様化しています。そのため、怒りを表現するアーティストが減少したという見方もできます。
アーティストの変化
アーティスト自身が、怒りを表現することに消極的になっている可能性もあります。近年は、SNSやマスコミなどの影響力が大きくなり、アーティストの私生活や発言が過度に注目されるようになりました。そのため、アーティストが自分の意見を表明することに慎重になっているのかもしれません。
もちろん、Rage Against the Machineのようなバンドは、今でも存在しています。しかし、そのようなバンドが主流になることは、今後も難しくなると考えられます。
個人的には、Rage Against the Machineのようなバンドが今の時代には必要だと思います。社会に不満や怒りを感じている人は少なくありません。