はてなキーワード: パシリとは
小学校低学年の息子。
昨年初夏の頃、担任の先生から「授業中ボーッとしていることがある。また、みんなで何かをやるときあまり積極的ではない」という話を受け、もしかしたら……という思いから地域の小児療育センターの門を叩く。まずは親だけが話をしにいきひとまず検査をしようという流れになったものの、どうやらかなり忙しいようで、予約から半年以上が経って今年の頭に受診。二度の検査を経て先日結果が出てきた。
知能指数は平均でひとまず境界知能ではなかったことにホッとしつつ、特性としては「言葉を鵜呑みにしやすい」「社会的コミュニケーションが苦手」ということで、ASD傾向があるとの診断だった。
この話を聞いて、過去の自分のことを思い返していた(発達障害との診断は受けていない。多分そうだろうなというだけの感想)。
小学校〜中学校といじめられるというよりはからかわれる対象で、中学一年〜二年と登校拒否気味。周囲からの「優しい」という言葉を鵜呑みにしてパシリもさせられた(結果そうした扱いをしてきた小中の同級生とはほぼ縁を切っている)。中学〜高校と続けていたブラスバンドも音楽楽器ともに好きだけれど体育会系な部活形式が苦手でサボりがち。
就職してからは深いコミュニケーションが苦手なままどうにかこうにか改善を繰り返しつつ不惑を超えて転職回数二桁に達しながらも何とか年収の中央値以上は稼げているものの、自分の気持と職場環境すり合わせがうまく行かないことも多く鬱を患い薬をかじりながら何とか生きている状態で、いまも現職に嫌気が差していて(主に給与面と昇給がないこと)転職活動をしている。書類で落ちてばかりで、正直凹んでるけれど。
もちろんこうした自分自身と息子との傾向が同じとは限らないし、時代性として彼が大人になった頃は今の自分とは違う課題問題が立ちふさがるんだろうなと思う。
ただ、小学校低学年の段階でこうした診断を受けたことで、少しでも彼の人生の攻略法として使ってもらえればなと思っている。
親としては心配が尽きないけれど。
それにしてもどのタイミングでどのように本人へ伝えるべきか。
子どもに対する目下の悩みは、これだな。
高校の教員だった頃、クラスに一人、とても内気であまりクラスに馴染めていない線の細い子(A君)がいた。
A君には友人らしいのは一人いたが、その子は所謂ヤンキーな子で、A君は半分いじめられてるというかパシリに使われてる感じだった。
だから、たまたま道で会ったりしたら声をかけて話したりと、ちょこちょこ気にかけてた。
ある日珍しくA君が
「家の事(彼は父子家庭だった)で相談があるから家に来て欲しい」
って言って来たので彼の家にいったら、そこには彼の友人のヤンキーがいた。
そしてそのヤンキーに強引にベッドに押し倒された。
後で警察の人に聞いた所、ヤンキーがA君を強引にそそのかして、私を連れ込んで無理矢理襲う計画だったらしい……。
初めは抵抗したんだけど、ヤンキーの力が強くて敵いそうになかったから、
とりあえず早く済ませて終わらせてしまおうと思って大人しくしてされるがままにされていたら、
いきなりA君がヤンキーに襲いかかって棒か何かで殴ってヤンキーを気絶させてしまった。
助けてくれたのかと思ったら、A君は私に「出て行け!」って言って強引に追い出した。
何やら訳が分からず呆然とした後、我に返って警察に通報した後でこっそり彼の部屋に様子を伺いに戻ったら、
何とA君は訳の分からない事を呟きながらヤンキーをレイプしていた……
その後二人とも警察に補導されて私も色々事情を聞かれたんだけど、A君はずっと意味不明な供述を繰り返して、話にならなかったらしい。
結局A君は精神の病院に入院する事になり、その後の行方は今でも分からない。
もしかしたらもう既にこの世の人では無いのかもしれない。
実父 不明
実母 覚醒剤中毒の立ちんぼ(布団を敷いたリビングが仕事部屋)
という環境で育った。
学校には通わず同じ地区の同い年の奴らと10歳くらいから恐喝や窃盗などで小遣いを稼いでいた。狙うのは脛に傷があって騒げない奴。何回も捕まっていたが初めて少年院に入ったのは14歳。
2年半ほぼ独房で団体寮に行くことなく卒院。その後は地元の先輩たちのパシリをやっていた。借金の取り立てやヤキ入れ、攫いが多かったが、箱での電話やタタキをやらせてた債務者に発破かけたり監視したり、飛ぼうとした奴へのヤキ入れも多かった。タタキは民家は狙わず、ケツモチのいないキャバクラ、ホスクラ、ガルバ、デリヘルを狙う。スタッフのいる時間を狙って襲わせ、事務所まで案内させて系列の金庫ごとがっぽり頂く。
派手にやり過ぎたため目をつけられ、証拠が無くパイになっても別件で引っ張られるというのを繰り返し、嫌気が差したのでデリヘル店長への傷害だけで送検してもらった。示談(実際はみかじめの返金)で執行猶予にしてもらい、貯めた金で大人しく過ごした。地元の大人や先輩のパシリに嫌気が差したため、東京で居酒屋を開いた先輩を頼って24の時上京した。
先輩の居酒屋で働いてる時に知り合った常連のお客さんの影響で増田を始め、人間になる予定はなかったが人間性を取り、そのお客さんの増田で働き始めた。今はパンティー、女は下方婚しない、関西人はアルフォートを食べないでください、めぐみんに罵倒されたいをしている。昨年に働いていた26OLと初めてセックスし、最近はタヌキックマスターやスーパーデスベアーとも無縁ののんびりした生活をしているが、パリコレ増田を見てると自分も一歩間違えば例のアカウント強制削除のメンバーと同じ道を辿っていたかもしれない。
https://anond.hatelabo.jp/20230128224222
↑これ読めば分かるけど、彼は一言も「悪いことをした」とか「今は反省してる」とか書いてないんだよね
本人が述懐している様に、警察からマークされて別件逮捕が相次いでいたこと、地元の大人や先輩のパシリにされていたことに嫌気が差していたからだよね
加えて言うと、彼は犯した罪の一部しか償ってないんだよね
デリヘル店長への傷害事件だけを送検させて被害者と示談して執行猶予、懲役をくらってない
他に何件もの強盗、傷害の余罪がある彼が素直に余罪を自白していたら絶対懲役くらってるはずだから、彼は余罪については罪を償ってないんだよね
反省や後悔の色が見えず、罪も償っていない元強盗増田を「更生」と評すること自体そもそもどうかと思う
叩くなって言う人は強盗とか傷害に縁のない人生を歩んでるから想像力が足りてないんじゃないかと思った
例えば元強盗増田の犯した罪が強盗じゃなくて、痴漢とかだったら違う反応をしてたんじゃないかと思う
痴漢の余罪が沢山あるのに一件の痴漢だけで逮捕されて被害者と示談して、それ以降は痴漢は一切やってませんって人間を俺は更生したとは考えたくない
実父 不明
実母 覚醒剤中毒の立ちんぼ(布団を敷いたリビングが仕事部屋)
という環境で育った。
学校には通わず同じ地区の同い年の奴らと10歳くらいから恐喝や窃盗などで小遣いを稼いでいた。狙うのは脛に傷があって騒げない奴。何回も捕まっていたが初めて少年院に入ったのは14歳。
2年半ほぼ独房で団体寮に行くことなく卒院。その後は地元の先輩たちのパシリをやっていた。借金の取り立てやヤキ入れ、攫いが多かったが、箱での電話やタタキをやらせてた債務者に発破かけたり監視したり、飛ぼうとした奴へのヤキ入れも多かった。タタキは民家は狙わず、ケツモチのいないキャバクラ、ホスクラ、ガルバ、デリヘルを狙う。スタッフのいる時間を狙って襲わせ、事務所まで案内させて系列の金庫ごとがっぽり頂く。
派手にやり過ぎたため目をつけられ、証拠が無くパイになっても別件で引っ張られるというのを繰り返し、嫌気が差したのでデリヘル店長への傷害だけで送検してもらった。示談(実際はみかじめの返金)で執行猶予にしてもらい、貯めた金で大人しく過ごした。地元の大人や先輩のパシリに嫌気が差したため、東京で居酒屋を開いた先輩を頼って24の時上京した。
先輩の居酒屋で働いてる時に知り合った常連のお客さんの影響で勉強を始め、大学に行く予定はなかったが大検を取り、そのお客さんの会社で働き始めた。今はフリーペーパー、風俗情報雑誌、ギャンブル雑誌、アングラ雑誌の編集者をしている。昨年に働いていた居酒屋の女の子と結婚し、最近は喧嘩や犯罪とも無縁ののんびりした生活をしているが、ニュースを見てると自分も一歩間違えば例の強盗団のメンバーと同じ道を辿っていたかもしれない。
今、思い出しても腹がたつので記録として残しておく。
当該の高認予備校はいじめ疑惑で一時期炎上した社会活動家の出身校でもある。
俺はいじめが原因で不登校になった。それで知人の紹介で不登校も受け入れいてる塾に行った。
そこの塾長は高認予備校の講師でもある。かなりの有名所だ。で、こいつはスゲー左翼でテレビで放送される美談が大好き。口癖は「生きる力」、んでもって「生きる力は言葉では説明が付かない」。一言でいうと自己啓発系講師だな。ただ、こいつの親はすごい金持ちで、こいつの経営する個人塾は親に金を出してもらって、事務所代の初期経費を賄った。曰く「親が返さなくて良いっていったから、返さなかったそうだ」
まず、いじめで学校に行かなくなった俺に言い放ったこいつの一言。
俺は???となった。
「俺の息子は定時制高校で同級生をパシリに使って退学に追い込んだけど、俺は普通のことだと思っている」
「いじめごときでぐちゃぐちゃ言ってるやつを見ると、イライラする」
お気に入りの左翼女子生徒の横で何の関係もなく勉強する俺に行ったなんら脈略無い言葉。
「いじめごときでぐちゃぐちゃ言っていると、被差別部落の人たちに笑われるぞw」
そんで後々、このことに抗議する俺に言い放った一言。
「何のことだかわからない。そんなこと俺は言うわけ無いだろ」
この一言で俺は絶縁した。
そもそもこいつは昔から都合の悪いことは無かったことにする奴で、最近のリベサヨの信用のできなさってのは、昔からなんだなと思ってる。
事務所経費云々の話はこいつから話したことだが、後で指摘したらこれもなかったこと。煙草のポイ捨ては清掃員さんのためにやってるって堂々と言い放ってたこともなかったこと。
最近、件の活動家の履歴を調べたらこいつが、出身校がこいつが講師を努めてた高認予備校だったんで笑ったわ。
こいつは塾生を努めている予備校に誘っていたんだが、俺は誘われなかった。
2022年2月5日22時。某TOHOシネマズ第一スクリーン。
一際広い劇場内に敷き詰められたシートの中心の一席、J-22。
そこに一人の男性が呆けた顔で座っていた。
いや、特徴的なのはその顔だけではない。その両手両足を乱暴に投げ出し、尻は座面からこぼれ落ちそうなほどずり下がり、首は赤子のように垂れ落ちる。だがかろうじて眼球だけは、正面のスクリーンを向いていた。
何を隠そう、俺である。
炎上必至の数々のマナー違反は許して欲しい、レイトショーだからか左右どころかその列には誰もいなかったのだから、誰にも迷惑はかけていないもん、と駄々をこねることも許して欲しい。それになにより、彼は普段はこんなことはしない。映画に限らず定められたマナーを守る善良な一市民なのだから。原因はただ一つ、目の前のスクリーンに映る映像だった。
クソつまんなかった。
本当にクソつまんなかったなあ。
まず、俺は以前、こんな文章を書いた。
https://anond.hatelabo.jp/20220204190811
上の文章をまとめると「この作品はおちゃらけパロディ映画だと嘘をつかない広報をしているため、シンゴジラやパシリムを期待して見に行き、その尺度で批判しているのはおかしいぞ!」と言うものなのだ。別に「みんながクソ映画って言ってるけど、絶対違うよ!」と言ってるわけではない。
あえてハッキリ言うが、映画を観た後でもこの感想は変わらなかった。シンゴジラやパシフィック・リムとはそもそも土俵が違うので、その点で批判するのはやっぱりおかしい。
が。
それはそれとして、明らかにモチーフ、パロディにしている「特撮」と言うものについてのリスペクトが感じられないとは強く思う。
感じられないどころか、コケにしているのでは、とも。
そりゃあ、怒る人もいるだろうな、と。
パシリム二作とシンゴジラと、ゴジラが光線で空を飛ぶシーン、ラドンもそうだそうだと言うシーン、シェーをするシーンだけ知っています。この知識の質で比較して語るのは不可能どころか怒られかねないので、その視点では今回何も言えない。
あ、あとゼンカイジャーの2021年の放送分は見てました。今年に入ってから終わるのが寂しくて見れてない。おわんないでくれ……頼む……。
話を戻して、「そりゃあ不満が噴出するだろうな」と言うところ以外にも俺の目には悪い点がかなり写った。
ただ、俺はこの映画に対して怒りは抱いていない。
先程貼ったリンクからの文章に書いた通り、俺はクソ映画を見るのが好きなためだ。
なので、クソ映画を見るぞと思いながらお金を払ってクソ映画だなあと思いながら見てクソ映画を観たぞと今に至るため、何も裏切られていないからだ。
さて、これから感想の主題、いい点と悪い点に分けて感想を言っていきたいと思う。
・いい点
「倒された怪獣をどうするか?」という点は「なるほど!面白いところに気がついたなあ」と膝を打つものがあった。既出かもしれないがそれは知らん。
・悪い点
要は他全部。
いやー、酷かったな。
セリフで説明しすぎて不自然になってるし、ギャグは好みはあれど全体的に下ネタで塗れていて、しかも俺は下ネタが嫌いなので聞くたびに不愉快な気持ちになった。画面も凡庸すぎて目が滑る。演出に関しても、「映画を良くするため」のものはほぼないようなもの。
挑戦的なことをしろとまでは言わないが、映画として形を作る最低限のものすぎて、きつい。
「今何をしているのか」が全くわからない。
「今は作戦が始まっているのか?」「今ピンチなのか?ひと段落してるのか?」「あいつ結局どうなったんだ?」「今は結局誰が味方で誰が敵なのか?」が、観ていて全くわからない。
例を挙げる。
【怪獣の死体を水で流して海に捨てる】という作戦が始まり、死体は巨大な水流によって流され始める。
↓
しかし、口へと流れ込んだ水が何かがどうにかなって(不明)、なんと腐敗ガスが怪獣の尻から出てしまった!オナラみたいに!
↓
↓
場面転換、主役たちは別の場所にて沈鬱な顔で別のことを話し出す。ここからさらに数分後、次の作戦の話し合いが始まっているのでどうやらアレは失敗扱いらしいとここでようやくわかる。
……ん?え?は?
作戦はどうなったの?成功したの?失敗したの?失敗したなら、なんで失敗したの?
水流によって死体は「動いた」のであれば成功であり、「死体がオナラした」からって失敗にはつながらない。しかもそれをギャグで茶化しているのでシリアスなシーンなのかもわからない。「少し流れたけどオナラが押し戻しちゃった」とかでもない。なにこれ?
これはこのシーンだけではなく、ずーっとこんな感じなのである。
シナリオの整合性が取れていないため理解できない上に、演出も最低限で目を引くところがない。セリフも説明ばっかりでつまらない。ギャグに関してもクドくて下品で不愉快。うんこチンコゲロチンゲセックス……それが一瞬出てきてクスッと笑わせてとっとと引っ込めてくれるならともかく、つまんないくせに場面が変わってもまだ言ってる。
――この映画に「飽きた」。
脳の処理が虚へ向かい、耳は音を聞き流す。
目の役割は「スクリーンを見る」から「光を見つめる」とタスクがぼんやりし始める。
飽きた。
飽きちゃった。
飽きちゃったでヤンス。
これはとんでもないことである。
信じられない。
今でも衝撃を受けている。
少なくとも楽しいエンタメ作品のテイで作られた映画を観ている俺の心境は、「三回サボった大学の講義に参加している時」と全く同じなのだ。講義ならスマホをいじれるだけまだマシだ。スマホいじるなカス学徒!
同じ映画で例えるならば「2001年宇宙の旅」を観てる時とおんなじなのだ。音も場面も数倍賑やかなのに、おんなじぐらい退屈になっちゃった。
画面を見る気が失せ、後どのくらいで終わるのかを気にし始め、普段なら絶対興味ない窓枠の掃除の手順を思い返していた。
そしてやがて、俺が「捕まえたアルセウス、畑作業させたらギャップで可愛い気もするなあ。農作業に従事してたまに顔を見せるとこっちを観てニコッと一鳴きして挨拶するアルセウス……うーん、可愛いかも」とおおよそ1400円払って映画を観ている最中とは思えない、毒にも薬にもならなければ益体もないことを考えていると、ヒロインが叫んだ。ヒロインが叫んだらクライマックスの合図だ。意識が久しぶりに作品に向かう。
山田涼介が光の巨人になって怪獣の死体を抱えて飛んでいき、エンドロール。
俺の意識は再び虚に沈む。「いや、畑仕事はパルキアもいいかもしれない。水タイプだし」
俺はふと、なんで反響に対する文章を書いて、「三木聡が映画作ったんだぞ!」って言ったんだっけなどと考える。
「あ、そうだ。俺俺だ」
かつて「俺俺」と言う映画があった。星野智幸の同タイトルの小説を原作にしたそれを、俺は原作をいたく気に入り、映画の存在を知って借りたのだ。観た記憶はあるけれど、内容が思い出せない。ただ、ハッキリと思い出せるのは「この映画、何やってるのかわかんないし退屈でつまんない」と言う感想のみ。おんなじじゃねえか、なつかしいな、俺はクスリと笑う。この時映画が始まってから初めて笑った。
劇場が、明るくなった。
いやー、クソつまんなかったな。
ただ、多くの人からの批判を見る、「山田涼介が光の巨人になる」については反感はない。
序盤から「デウスエクスマキナ」と言うワードと「主人公の謎」はちゃんと敷かれていたので違和感はないし、過去の特撮物のヒーローを「デウスエクスマキナ」というものと定義した点はなるほどと思った。「最初からそれをやれ」とも実は思わない。「デウスエクスマキナ」は物語が収集つかなくなって初めて登場する物だから。
だけど、俺がこの映画について興味を惹かれた「この死体、どうする?」というテーマにおいて、やれることをやらずに終わらせた。というのはハッキリマイナスだ。
仮にこの映画がシンゴジラだったなら、「ゴジラを倒したけど、行き場を失ったゴジラの内部のエネルギーが爆発するーっ!」というところでデウスエクスマキナが登場するなら、それは好意的に観れる。
けどこの作品は死体のガス抜きをしただけで発動している。死体の処理の完了まではほど遠い。やれることはまだある、もっと散らかせる。ゴジラの例えを使えば在来線爆弾が当たったくらいのところだ。
これは擁護もできないマイナスだ。作り手側の事情を見せられることほど白けることはない。
総評としては、「映画を構成するすべてが下手くそであり、シナリオのテーマを書き切ることもなければ、そもそも意識や目を引くものが出されることなく、途中で飽きた」となる。
ギャグに関してはかなり個人的なものなので分けるが、「面白くないどころか不愉快だった」となる。
これにて、俺の感想は終わりだ。
俺はネットにおける「叩いていいものだから叩く」みたいな風潮が大嫌いなので、今後この映画についてどうこういうことはないと思う。別に怒りを抱いたわけでもないので。
それに関して、少し思うところがある。
実写版デビルマンが現れてから十数年、この作品のタイトルを出して何かを表現することがとても多くなった。
俺としては、それに強い反感を抱いている。
もし、まだお時間があるとするならば、別に投稿したものも読んでほしい。
では。
バイビ〜。
【余談】
なんて可愛いんだガハハと思っていたら、全く同じことをしている人がバズっていた。
クソが……!
※読む前に:
本文は「大怪獣のあとしまつ」の感想ではなく、この作品の【反響】について思うこと、であり、作品のネタバレには触れません。観に行ってないし。また、本文はあくまで「この騒がれ方おかしくない?」と書いてるだけなので、見る人にとっては(特に特撮的な目線で批判的な印象を抱いた人には)悪印象を受けるであろうことが予想されます。読まない方が精神衛生上凄くいいです。
以下、本文。
まず、俺はこの映画をまだ見ていない。
それなのに筆を取ったのは、「令和のデビルマン」だの「パシフィックリムとシンゴジラがあえてやらなかったことの煮凝り」だのと散々なことを言われているから。
この上記の二文に関して、まず俺は思った。
「……いや、そう言う映画でしょ?」と
順を追って説明したい。
この作品、個人的には楽しみにしていて、というのも特報の段階で
「絶対恋人を失った主人公が雨の中『ゴジラァアアアアアア!』って叫びそ〜!」
「クソつまんないギャグ挟みそう〜!」
「アイドルあたりが主演やりそう〜!」
というのを感じていたから。俺はこう言うありがちにまみれた【ザ・邦画】な映画が好きで、むしろ嬉々としてよく見に行く方だ。
この作品はその中でも「シンゴジラのパロディ」という印象を強く受けた。怪獣のデザイン、特報やPVからも意識しているのは伝わった。それでいて、「倒すのよりむずくね?」「この死体、どうする?」と、ちょっと軽めに茶化したコピーから、「ああなるほど、あくまでパロディであって、肩の力を抜いてみるタイプなんだね?」とも。
だからこそ、シンゴジラやパシリムと比較したり特撮がどうたらこうたらって視点で批判してるのがちょっとズレてない?と思っている。
タイトルだけならまだいいが、ポスターで思いっきりジャニーズが全面にプッシュされていて、怪獣はマヌケな倒れ方をしていて、キャッチコピーは「この死体、どうする?」「倒すのよりむずくね?」、予告では既視感強めなシーンに元号発表のパロディや偉そうな人たちによる「怪獣って生ゴミ?」などというあっさ〜い会話、ありがちすぎて既視感凄まじいヒロインの叫びとダッシュ。
これ見て「よっしゃ!シンゴジラやパシリムと肩を並べる特撮映画が出たぞ!」って手ぐすね引いて見に行く人、本当にいるの!?
これ作ったの庵野秀明か?ギレルモデルトロか!?あるいはそれくらいビッグな監督か!?
とはいえまあ、タイトルとあらすじだけ見て見に行く人もいるかもしれないし、PVからでもネタバレされたくなくて情報をシャットアウトしてる人もいるかもね。現にそうやって見に行って「予想と違った」って言ってる人も見かけました。たしかにパッと見は真面目な内容に見えるかもしれないし、だったらこの反応も頷けますね……。
……いや、それに関しては見てないあるいはあえて見ない方が全面的に悪いだろ。
製作者側は「こんな映画ですよ!」ってちゃんと出し惜しみもせずに言ってるのにそれを消費者側の都合で見ずに鑑賞して「予想と違った!」ってとんでもないこと言うじゃん。ヤバ。スーパークレーマーか?
これが例えば、「大真面目に大怪獣の後始末について考察した上でキャラクターがおふざけなしで頑張るシリアスな内容」と見えるような予告を発表して、いざ封切りとなって「実はおちゃらけ映画でした〜」って感じで嘘をついていたなら激怒もわかるけど、この作品はそうとは思えないし。
うーん、なんだろう。
この映画を特撮の真剣度をメインとして見に行ってその視点で低評価してるの、入り口の脇にアメリカ国旗ののぼりが立ってて「ジャパニーズフードレストラン〜SAMURAI〜」って看板掲げてるレストランに行って寿司注文したらカルフォルニアロール出されて「こんなの寿司じゃない!いいか?寿司ってのはな〜」ってキレてるみたいで見てて痛々しいんだけど。
ちゃんとよく見ろよ店員全員アメリカ人なんだから大したもの出てくるわけないだろみたいな。(あくまで例えであって外国人寿司職人を貶している訳ではありません)
まとめると、「この作品はシンゴジラを期待して見に行くと肩透かしを喰らう」という感想に対して、「あったりまえじゃん!!!!何言ってんの!?正気か!?!?」と思ったなあ、ということです。
これくらいが俺が今回の反響を見て抱いた所感です。
とはいえ、まあ、その……。
それはそれとしてこの映画単純にクソつまんなそうだな〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見に行くけど!
でもな〜、これがネタにできるクソならまだしも、たまに「これ二時間ドラマでいいよね?」って言いたくなるようなやつもあるからな〜。それだったらやだな。
エンタメって枠組みで作られてるからある程度は信用できるけど。
雨の中叫ぶ山田涼介、見てえ〜!
見に行った後友達と「あそこマジありがちなシーンだよね」って笑いてえ〜!なんならそのシーンのモノマネしてやっぱり笑いてえ〜!
「あそこで寝るかと思った」「俺は寝た」ってやりてえ〜!
「でもあのシーンはよかった」「いや俺はそこもどうかと思った」って話しあいてえ〜!
そんでもって来年の今頃には全て忘れてたまにツタヤのレンタルの棚の端っこにあるのを見つけて「あったな〜、忘れたけど」って思いてえ〜!!!!
【余談】
この作品だけじゃないけど、何でもかんでも邦画でつまらないと思った作品を取り上げて「令和のデビルマン」って言う人、普通に気持ち悪いし実際にデビルマン見たことなさそう。
見た上で言ってたとしても、「今後なんかの作品見た時『令和のデビルマンだ!』って言いたいから」って理由で見てそう。
バズってるツイートにぶら下がってる画像リプに「その画像もらっていいですか?」ってコラをリプしてそうだし、クソリプに対しては「ここだけの話お前クソリプ送ってるぞ」ってポプテピの画像貼ってそう。
それからしばらくは「令和のデビルマンだ〜」「この映画は令和のデビルマンだぜ〜」って上手いこと言ってやったぜとでもいいたげに何度も言ってそう。
バイビ〜。
同い年の従弟(学年は同じだが誕生日は向こうが遅い)は、子どもの頃すげーーいじめっ子の乱暴者だった。
俺も何度か腕脱臼させられたり、額から血ダラダラ出るような怪我させられた。
しかし従弟は中学になってすぐ身長が伸び止まってただのデブになり、腕力<<学力の世界になっていったら見事に逆転し、いじめられっ子になった。
高校は名前さえ書ければ入れる底辺校に進んだがそこはヤンキーの巣窟だったので、むちゃくちゃにいじめられ、中退して以後、引きこもりになった。
それから十数年。
俺は中2の時に従弟の身長を追い越し、それ以来殴られておらず、今はむしろ避けられてる。
……のはずだったが先日、実家にいたら従弟がやって来た。
「署名してくれ」
と言って。
と思って恐々見たら、
『反差別がどうの~』
という宇宙語が書いてあった。
従弟いわく
「俺は女子生徒に差別されたせいで高校を中退させられ人生を破壊されたので女性による男性差別をこの世から撤廃すべく法律を変えたい。
そのための署名活動」
だそうだった。
だが待ってほしい。
従弟を殴ったり蹴ったりパシリにしたのは100%男だった。
中学は俺も同中だったから知ってるが、その時も従弟をいじめたのは男で、
それを指摘したが従弟は聞く耳持たず、俺が署名しないとわかるとわざとカップを倒してドスドス足音たてて帰っていった。
その後、帰宅した妹によると、従弟はまったく同じ主張をSNSでもやっていてしかもかなりの数のフォロワーがいるらしい。