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はてなキーワード: ノベルとは

2024-02-08

anond:20240207203629

面白い視点

特定タイミング情報を脳に送り込まれると気持ちよくなるみたいなハックを受けているだけな気がする。

これを「音ゲー」ってまとめるのも面白い

ゲームシナリオ重視のRPGノベルゲーであっても画面に対してコントローラーでの入力レスポンスが適切じゃないと

要はUIがクソだとつまらない・不快で結局、UIリズムレベルで調整してるゲーム面白いって話がある

2024-02-05

anond:20240205122529

イリヤ原作20年語り継げるいい作品だと思う

OVAはまあまあのできだったけど、ノベルゲーとかコミカライズは手を出してないな

でも今なら再アニメ化NETFLIXとかで可能かもね

漫画閾値さがってるし

2024-02-04

[]2月4日

ご飯

朝:メロンパン。昼:イカフライたこ焼き。夜:コロッケパン。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。おしごとはおやすみー。

○ATRI -My Dear Moments-

・はじめに

SCA-自、紺野アスタといった18禁美少女ゲーム界隈で著名な面々で座組された全年齢向けノベルゲーム

世界的に発生した海面上昇により社会基盤が大きく変化してしまった近未来舞台

右足を失う大怪我をしながらも優秀な頭脳からエリートとして将来を期待され都会の学校に通っていた斑鳩夏生が夢破れて田舎に帰ってくる、そこで祖母が残した美少女ヒューマノイドことアトリと出会うことから始まるラブストーリーだ。

10時間ほどの文量になるのでストーリーほぼほぼ一本道で恋愛関係を結ぶヒロインロボットのアトリだけ。

とはいえ、世話焼き幼馴染の水菜萌、借金取りの怪しいお姉さんキャサリンヤンチャな悪ガキながら聡いところもある凜々花といったサブヒロイン達の見所も欠かせない。

所謂悪友ポジションになる竜司も忘れちゃいけない王道立ち位置だ。

そして何より、そんなキャラクタ小説然としたエピソード群が徐々に舞台の島を全体を巻き込んだ大きくも小さいストーリー面白かった。

・アトリが可愛い

本作最初の魅力はなんといってもメーンヒロイン、アトリの可愛らしさだろう。

等身大美少女ロボット青春時代に刷り込まれたという贔屓目を抜きにしても、アトリのエピソードが中心になるので必然的に好きになっていく。

家事手伝い仕事のはずがドジな挙動を繰り返す、何気なく与えられた物を大切に使う、ロボットから人間感情がわからない(わかる)などなどの美少女ロボット暮らす際のエピソードが次から次へと楽しめる。

王道の味わいながら独自のそれも勿論あって、特に良かったのがアトリがママ味を発揮するところだ。

主人公斑鳩夏生は片足が無く義足とある事情からまり上等なものでないため日常生活に難儀している。

さらに脚を失うキッカケになった事故フラッシュバック精神が安定しないと、色々と辛い状況だ。

そのため、ドジながらも世界が海に呑まれる前の高度な技術力で作られたアトリは非常に役に立ち頼れる存在だ。

アトリは夏生の失った足の代わりを自称し、彼を支えることになる。

そんな大枠のストーリーと文量の制約があるとはいえ、年下の幼さが残るアトリに力いっぱいバブバブする甘えん坊な主人公の登場はかなり早い。

開幕早々、アトリの膝や胸に甘えながら泣く主人公へのファーストインプレッションはさておきつつ、アトリのママっぷりは堂に入っており、物語を終始支える良いものだった。

あくま機械ロボットなので、同じ機械意志はない義足嫉妬するくだりなんかもあって、この辺は小ネタ感はありつつもサイエンスフィクションらしさがある、そういう方向の面白さもあった。

・頑張る斑鳩夏生が応援したくなる

辛い過去と変えられない現状があるとはいえ、中々に情けない面が早々に目立った主人公の夏生。

しかし、彼が甘えん坊でアトリに子供っぽくなるのは彼らの家となる船内のベッドでだけ。

丘の上では彼の頼れる有能っぷりが物語をグイグイと引っ張っていく。

夏生は高校生ながらにしてアカデミーと呼ばれる研究機関に身を置く超エリート

片足が無い障害をアトリが補助する途端に、スムーズに有能ムーブを次々と重ね様々な問題解決していく。

なにしろ海面上昇で社会基盤がゆるゆるな本作の世界では、様々な問題が山積みなのだ

これを夏生がハイスピード解決していく展開は非常に面白く、中盤の大きな見どころになっている。

衒学趣味に寄りすぎない科学技術解説面白く、アトリ以外の面々が夏生を人間として好きになっていくのもうなづける楽しいパートになっていた。

・島を救う小さくも大きいストーリー

そんな夏生の活躍サブヒロイン親友キャラと言った名ありキャラクタ達の問題をどんどん解決していく。

そして次第に島全体を巻き込んだ大きな計画が立ち上がる。

ここも面白いのだけれど、特にイイなと思ったのが、あくま日本の小さな島一つに閉じた狭い達成感に過ぎず、世界を救うような大仰なことには直結しないと繰り返し語られることだ。

勿論だからと言ってそれに価値が無いというサゲではなく、そのような小さいことを繰り返していけばいつか大きなことが達成できるというとても前向きなメッセージがわかりやすくかつ情緒たっぷりに楽しめるのが、今作の最大の面白かった点だ。

その上で主人公夏生がエリートとして人の上に立つ上で自身に不足していたこと、そして海面上昇という未曾有の危機に彼が行う大プロジェクト、実に大きなサイエンスフィクションらしい展開でと、人間らしい小さな感情の変化がベストマッチに噛み合う本作の山場になるスチル絵のシーン。

主人公ヒロインのアトリも背中を向けており、背景絵が主役になっている美少女ゲーム然としていないスチル絵だが、とても寂しくてかつとても前向きな気持ちになれる素晴らしいイラスト文章だった。

・おわりに

面白かった。

一夏の物語として小さくまとめつつ、しっかりとその小さな一歩が大きな世界を動かす始めの一歩でもあると納得させられるくだりは、特に良かった。

少女でありながら凄まじい包容力で抱っこしてくれるアトリの魅力が物語原動力になる優しいストーリーも良き。

2024-01-20

anond:20240119195959

ノクターンノベルスのWebエロ小説読んでたら

一回の絶頂でピュッ、ピュッ、ピュッと出ることを「3回の射精」と呼んでいるとおぼしき描写があって混乱した

2024-01-19

私に小型ゲーム機を何かオススメして欲しい

ゲームは好きだけどかなり長いことやっていない。

中学生の頃初代プレステPCゲームを1日2時間くらいやりこんでた時期もあったけど、それ以降は2年に1回くらい何かのソフト買ってやるとか、社会人になってPS3ブルーレイプレイヤーとして購入したに過ぎず、気づけば20年くらいゲーム事情をまとまに追ってない。


YouTubeにも飽きてしまったのでここいらでゲーム機をまた買おうと思っている。

外出先でもプレイできるように小型ゲーム機が欲しいので私の嗜好に最適なモノをオススメしていただけると有難い。

ちなみにスマホゲーはやる気がない(低スペ中スマホを当分買い換える気がない&課金ありきのゲームをやる気がない&サービス終了リスクを受け入れられないため)。



ゲームソフトの好みはかなり偏っているほうだと思う。

パワプロウイイレファミスタ等のスポーツゲームをとにかくやり込んでいた。

また、プロ野球チームを作ろうや高校野球シミュレーションベストプレープロ野球キャピタリズムなどのシミュレーションゲームも好んでやっていた(A列車で行こうダメだった。物理的制約が絡むシミュレーション自分にはダメなんだと思う。なので恐らくマインクラフト?もダメだと思う)。

ノベルゲームも好きかもしれない。

俺ガイルというアニメが好きだったがそれの恋愛シミュレーションゲームPSVITAにあると知って一式買おうか悩んだことがある(他のソフトラインナップが自分の好みから外れたものばかりだったらあまりコスパ悪いので結局思いとどまった)。



その他のジャンルソフトは多分ほぼダメ

時のオカリナ?とかインファマスとかメタルギアソリッドとか「感動するくらい面白い」と評判のゲームを触らせてもらったこともあったけど、いずれも20分そこらでギブアップした。


Switchくらいしか知らなかったけど今は小型エミュレーター機なんてものもあるんだね。

Steamが何たるかの概念すらなかったからそういうゲーム機があるだなんて想像だにしなかった。

2024-01-13

[]1月12日

ご飯

朝:サンドイッチ。昼:サンドイッチ。夜:サンドイッチ

調子

むきゅーはややー。おしごとは、それなりー。

サンドイッチ祭りをするぐらい自炊の気力がない。

月姫-A piece of blue glass moon-

月姫-A piece of blue glass moon-

著名な同人ゲームリメイクした伝奇ノベルゲーム

小さい頃の臨死体験からモノや人の死を見る力を開眼した遠野志貴が街に潜む吸血鬼との戦いに身を投じつつヒロインたちと恋愛関係を結んでいく原作の骨子はそのままに、登場人物が大幅に増えてボリュームたっぷりになっている。

原作では5名いたヒロインの内、アルクシエルの2名のルートが今作の内容。

伝奇パートではバトルに燃えて設定の開示にワクワク、恋愛パートでは伝奇部分での活躍を踏まえてのヒロインの魅力にドキドキする、この二面で展開するストーリー面白かった。

まずは、伝奇パート感想

主人公遠野志貴は人やモノの死を線や点として見ることができる直死の魔眼の持ち主。

力を加えることなく線をなぞるように切るだけで不死身の人外生物であってもあっさりと殺すことができる。

一見するとかなり強い無法な力ながら、それ以外は(本作で開示されい範囲では)一般人なので、人外の力を持つ吸血鬼にはそもそも近づけずに負けてしまバランス

そのため、ヒロインたちと協力して敵を倒す知恵を練るのが面白さだ。

この作戦会議のために、直死の魔眼とは吸血鬼とはの設定開示パートたっぷりと楽しめる。

特に敵となる吸血鬼の中でも特別死徒二十七祖が何故特別なのか、彼らが何者なのかの開示は非常に興味深くワクワクした。

死徒二十七祖原理血戒と呼ばれる今の地球原理原則とは大きく異なる異能力を持っているんだけど、これが名乗りに使われるシーンはめちゃくちゃ熱かった。

残念ながら本作では死徒二十七祖は一人しか登場しないので一回しか無いんだけど、他作品などでこの原理血戒を使った名乗りシーンがあるなら是非とも遊んでみたい。

そんな伝奇パートを踏まえた上での恋愛パート

これは、吸血鬼の真祖の姫であるアルクは、夜の間は死ぬ可能性が無いため直死の魔眼でも見ても線や点が浮かばず美しい、という伝奇パートの設定を踏まえた上での非常に納得感のある導入が良かった。

遠野志貴にとって世界は死と隣り合わせで脆いものなのに、彼の目で見てもアルクの美しさは特別なのがよく伝わってくる整合性が非常にとれたエピソードでとても良かった。

アルクシエル以外のヒロインルートがないのだけど、教師ながらダメなところがいっぱいあって愛おしいノエル先生、部屋を壊すように暴れる人間を看病しなれている様が痛々しい琥珀さん、短い登場ながら主人公へ向ける好意が瑞々しい弓塚さつきなど魅力的なヒロインが他にもいるので、いつかそこら辺も楽しめたらいいな。

2024-01-05

[]1月4日

ご飯

朝:なし。昼:なし。夜:マクド。間食:チョコハッピーターン

調子

むきゅーはややー。13連休9日目。

魔法使いの夜

・前提

僕はタイプムーン作品インタビューなどを網羅的、横断的に追うことはしておらず、本作品以外の情報仕入れていないので何か過不足があった場合それは悪意ではなく無知なので、ご指摘していただければと思います

・はじめに

奈須きのこの未発表小説として度々インタビューなどで言及されていた作品を元にしたノベルゲーム

1980年代後半、町の発展が進む三咲町舞台に、そこを魔術的な意味管理する蒼崎青子久遠寺有珠が、山から降りてきた純朴な静希草十郎と出会うことから始まる、公称ジャンルジュブナイルストーリー

ノベルゲームながら静ではなく動を意識したルックがめちゃくちゃすごかった。

ストーリー伝奇物のバトルシーンの痛快さに、衒学趣味たっぷりの小難しいパートと言ったエンタメらしい部分と、山から降りてきた少年目線で見た都会の息苦しさとそこに住む市井の人々の魅力を情緒たっぷりに読めて非常に面白かった。

群衆劇めいた部分が強くあるわけでもないのに、町そのもの主人公のように思えるのも印象深い。

そして、タイプムーン作品として横断的な言及必要となる第五魔法を巡るエピソードも、この作品を点だけ見ても面白いと、どこを切っても面白しかないすごく大好きな作品だ。

・凝られたルック

まず目を引くのが真正面以外の立ち絵と背景を利用した多角的ビジュアル

ビジュアルノベルという立ち絵と背景で構成されたゲームながら、様々な表現でそのときそのときのシーンに応じた絵作りをしている。

大量のスチル絵を用意しているのではなく、背景と立ち絵の組み合わせでカットごとの構成を魅せる作りは圧巻。

かい動きがあるシーンも多く、常に動き続けるアニメよりもむしろメリハリが効いて効果的とまで思える。

ヒロイン達がおでんを食べる何気ないシーンですら、たっぷり工数がかかっている手の凝り様で、終始飽きずに楽しめた。

伝奇物らしいバトルシーンの魅力

そんな絵作りが特に生きるのが、伝奇物をベースにした魔術バトル。

魔力を打ち出す蒼崎青子童話怪物を具現化する久遠寺有珠などの、特徴的な戦闘描写がスチル絵一枚だけでなく、それぞれのパーツが効果的に動きの演出で魅せてくれるのが楽しい

特に久遠寺童話怪物にまつわるエピソードは非常に魔法使いの夜らしい映像映えするシーンの連続で、バトル面での活躍では大好きなキャラクタになった。

ビジュアル面だけでなく、作中の魔術が一定ルールを持ったものであり、それを打ち崩すために知恵も使う展開があるのもとても良い。

最初の山場である久遠寺率いるフラットスナークの居場所にまつわる幾つかのシーケンスは、ビジュアルノベルらしさが光るシーンで、ここで一気に伝奇バトルパートも好きになれた。

衒学趣味パートの小難しさ

そのように魔術バトルはルックだけでなく、テキストでもたっぷり楽しめるのだけど、伝奇物らしく衒学趣味らしい解説パートも沢山楽しめる。

ここはタイプムーン作品として色々な作品と繋がりがある部分らしく、新参者としては全てを理解できなかったのが惜しい。

しかし、そんな小難しいパートは、主人公の静希草十郎は田舎から出来てきた魔術を何も知らない青年であるため、彼の目線でわからないものはわからないとしてストーリーを楽しめたのも良く、入門にはピッタリだったかもしれない。

作中で何度もわかるところだけわかればいいと繰り返されているので、ある程度はそういうものとしてフワッとした理解のまま読み進めれた。

とはいえ、要してしまうと、その様な設定の妙を直接的に理解することよりも、それらの設定が魔法使いの夜視点人物の一人静希草十郎の理解を進めるための要素になっているのが面白さの重要な点だった。

・街に馴染めない田舎者の情緒たっぷり

から降りてきた静希草十郎は町の常識が何もない。

電話すら知らないという導入だが、本当に何一つ知らないらしく、貨幣概念に関心するぐらい常識から外れた人間

彼の目線物語は進むのだけど、この点は情緒たっぷりで読んでいてひたすらに面白くて、一番好きな部分だ。

街に馴染めず田舎を恋しく思うのだけど、それでも街を理解しようと試行錯誤色々と模索していく様が面白い。

アルバイトを頑張ったり学生生活を頑張ったりといった日常的なパートと、魔術を使った伝奇バトルなパートが、同価値の未知さで描かれている彼の特異さあってこそなのが面白い。

ここがとても楽しくのめり込める。

作中の世界では魔術は秘匿するもので、魔術師と呼ばれる特異な人たち以外はその存在を知らない。

また魔術師達は独自価値観で生きており、一般人とは生死の考え方からして大きく異なっている。

そのため、蒼崎青子はまだ日が浅いながら自身魔術師として律して一般人とは異なる価値であることを強く主張する。

しかし、山育ちの草十郎にとってみれば、町に住む大勢人間そもそも価値観が合わないのだから、当然魔術師とも合わない。

これが皮肉の効いた良い情緒的な描写になっていて、たまらなく面白かった。

自身特別視するキャラにそうでないよと悟らせるような読み方もできるのだけど、そうではなく、近代化していく町と同じように人の思想価値観も移り変わって行き、変化することは当たり前で、青子が魔術師になるような大きな変化は確かに希少だけれど、大なり小なりあるものだと思わせられる丁寧な描写が続く。

この丁寧さは本当にしっかりしていて大好き。

発展して近代化する町を、何も知らない山から降りてきた純朴な少年の目で描写する。

そこに伝奇物としても作者独自の設定を、同じように未知のものとして紛れさせる。

そうすることで、ヒロインの特異な価値観すらも並列に扱え、二人のジュブナイルが瑞々しい読感になるのが素敵だった。

そんな価値観を相互理解しようと、様々なエピソードが尽くされており、コメディありバトルあり衒学趣味あり情緒的なただの日常ありと、一貫してこの点に着目した文量が費やされているのも好きだ。

・魅力的なキャラクタ

主人公以外にもメーンヒロイン二人蒼崎青子久遠寺有珠を筆頭に沢山の魅力的なキャラが登場する。

個人的に気に入ったのは、青子の姉であえう蒼崎橙子とその姉弟子の周瀬律架の二人。

絡みのあるシーンはワンシーケンスのみだが、印象深くもっとこの二人の絡みが読みたかった。

なお周瀬律架が本格ミステリを好んでいる設定も面白く、番外編での推理をしたがりゴネるパートの可愛さは一押し。

三咲町

キャラクタにばかり着目したが、本作の真の主人公は町そのものだった。

群衆劇ではありがちな感想になるが、本作は主な視点人物は二人の三人称視点なので、色々な登場人物いるから街が主役だと感じるのではない。

相互理解必要な多様な価値観が生まれるには、生きていくだけでない余暇が生まれる町があってこそだからだ。

田舎自給自足でも物々交換でもない、町の資本主義貨幣経済が発展することで、はじめて彼らが自身独自価値観を持つことが出来、伝奇物らしい魔術師という独自価値観さえもその一種にすぎない。

から、草十郎と青子の二人が相互理解を深め、それでもまだ理解し合えない魔法使いの夜の主役は町なんだと思った。

・謎を残す蒼崎の魔法

そんな特異な魔術師の中でも更に異端魔法使いの青子。

彼女が使う蒼崎の魔法は全容が明らかにならないまま終わっている。

消化不良なわけではなく、草十郎よろしくからないものはわからないまま理解をしたので、作品として不満があるわけではない。

ただ、作品を通うじて、価値観の相違と理解、それが生まれる土台には住む町の文明化が進むことが不可欠である主張などから、人の関係値をエネルギーに変換するみたいなことかなあと思いました。

・おわりに

ビジュアルノベルとしてルックテキストの両面が優れており、ジャンル代表するような世間一般評価も納得だった。

ストーリーも発展が進み近代化していく町で、それについていこう理解していこうと草十郎が試行錯誤するパートがよかった。

彼にとって、伝奇パートにおける魔術も、日常パートにおける電化製品乗り物も同じぐらい未知の物なのが、よくできた設定で面白く読めた。

非常に面白く大好きな作品でした。

2024-01-03

人間として地に落ちるけど、脳が焼けるくらい性癖が満たされる行動を見つけてしまいどこにも吐き出せない

犯罪とかではない。しかし人道にもとるし、なのに誰にも言えないままだと実行してしまいそうなので増田に捨てさせてほしい。

まず一番不快感があり、自慢に聞こえるであろう部分から書く。

自分には彼女がいる。もう2年同棲していて、結婚約束もしている。とある事情でもう数年ほど籍は入れられないが、実質的婚姻状態にある。

この彼女出会った時の関係は、彼女配信者、自分視聴者という関係だった。

配信の参加型企画みたいなもの認知されるようになり、ちょっとした相談から個人的に話すようになり、仲良くなって会うようになり、付き合うようになってこうなった。

この彼女と付き合い出してから自分が背負った性癖(あるいは昔からあったのに気付かされたのかもしれない)に、「NTRBSS加害者」がある。(BSSは加害しているかというと微妙だと思うが)

冴えない主人公が想いを寄せるヒロインが、コミュニティの外の人間さらわれて染められていく様子がたまらない。この時、主人公が情けないほどよい。

明言するまでもなく、自分境遇投影している。つまり実在する人間当て馬のように扱ってオカズにしている訳で、とてもたちが悪いと自認している。なので、性癖を語るようなオープンな場でもあまり明らかにしていない。

この嗜好に関連したものとして、オタク女性声優などに対して繰り広げるセクハラチキンレースや、コミュニケーションを取ったつもりになろうとしている思いやりの押し付けリプライなどを見たときにも、背筋がぞくぞくとする感覚がある。これらの行動を取る人間を前述のような作品における「優れた主人公」として勝手に見ているのだと思う。

話は変わって、『NEEDY GIRL OVERDOSE』というゲームがある。2年前くらい発売の超話題作だが、自分最近プレイした。

これは、プレイヤーが精神的に不安定なところのある女の子「ピ」になって、その子が一流の配信者になるよう導くゲームだ。

ノベルゲームのようなゲームシステムではあるものの、唯一無二なコマンドの内容や衝撃的な展開が話題となって、かなりの有名作品になっているゲームだ。

自分はこの作品の魅力の一つに、「インターネットへの解像度の高さ」があると思っている。

ゲーム内に登場する配信コメント欄SNS書き込みは、ステレオタイプ的でもなく古すぎたりもせず、完全に見慣れたインターネットそのままといった様相だ。

インターネット主題に据えているゲームということもあり、この部分の質の高さは、このゲームの魅力の相当な部分を構成していると思っている。

そして、このゲーム主人公配信者の女の子。そうなると当然、前述したような「BSS主人公適性の高いオタク」の書き込みもたくさん作品内に登場する。そして、それらの再現度も非常に高い。

なので、そもそも作品として自分と同じような嗜好を持つ人間にはよく刺さるゲームであると言えると思う。プレイヤーは「ピ」、つまり彼氏のような存在という設定なので、オタク相手の大量無差別BSS気分を味わうのにとても良い。(もちろん、作品の楽しみ方として邪道ではある)

ところで、話をかなり戻すと、自分彼女は「元」配信者と書いたが、実は正式引退宣言を行っていない。

休止宣言を出したまま年単位時間が経っているというような状況で、休止の理由もしっかりとは語っていない。なおかつ、自分との関係は全く公表していない。

そういう状況なので、未だに彼女には「ファンコミュニティ」のようなものが残ったままになっている。discordサーバーとか。そして、今も時々動きがある程度に人がいる。

自分自身も、元々ファンコミュニティから企画に参加した経緯があり、今もそこに参加したままになっている。さすがに彼女の復帰だなんだという話題に入れるほど厚顔ではないので、ほとんど書き込みは行っていないが。

そしてこのコミュニティ内では、おすすめゲーム最近プレイしたゲームメンバー同士で共有し合うことがある。というか、どこのコミュニティでもよくあることだと思う。それに対して既にプレイしていた他のメンバーが反応したり、影響されてまた別のメンバープレイして後日感想を話していたりする。

この増田の題として書いた行為というのは、このコミュニティに、そういったなんでもない「ゲーム紹介」的な投稿として、このNEEDY GIRL OVERDOSEポストする、というものである

話題作でもあり、コミュニティのメインの話題とも親和性が高いゲームなので、既にプレイしていたり、紹介を見てプレイしようと思うメンバーはそこそこ多いように思う。

そして仮にプレイしたとすると、「特に理由も明言せず」長期休止をしている女配信者のファンということで、この「ピ」感情移入して遊ぶメンバーも多いだろう。

コミュニティの主を勝手メンヘラ視して歪めてこのゲーム主人公投影し、そうしてプレイした感想自分リプライされるかもしれない。

このゲームは「マルチ破滅エンディングアドベンチャー」と形容されるようなストーリーを持つこともあり、どう頑張っても衝撃的な展開に出くわしてしまうのに心を痛めながら、必死になんとか主人公女の子幸せにしようともがくかもしれない。「俺がこの子幸せにしなきゃいけないんだ」というふうに。

その時そいつらが頭の片隅でその主人公投影している女の子は、僕の隣で幸せそうに寝ているのである

もちろんこんなもんは妄想で、自分が紹介を投げたところでやらなかったり、やっても普通にフィクションとして楽しんで「しんどいゲームだったなあ」と思うメンバーほとんどだろう。

でも、こんなふうに妄想が進んでしまうせいで、「紹介の投稿をする」というだけで脳に軽く電気が走るような気持ちがある。もしも狙い通りの感想が1個でもリプライされてきたら、卒倒してしまうかもしれない。

ただ、さすがに気持ち悪すぎるし、すごくよくない行為だとも思うので、実行はしないつもりでいる。

やらないために、吐き出してしまおうと思ってここに来た。多分、ここに書いたことで、しばらく経てばこの欲求を忘れられるようになると思う。

以上。非常に自分勝手かつ胸の悪くなるような長文投稿、大変失礼しました。

読んでしまった方、ご迷惑をおかけしました。本当にすみません

ちなみに、ファンコミュニティにいるメンバーの中に、確かにガチ恋勢がいることは確認している。公の場で温かい呼びかけをしたり、心ないファンをたしなめてナイトをやっているタイプと、DMでちょこちょこ心配意思を示したり、以前の配信動画を褒めて「次への繋がり」を作ろうとしているタイプがそれぞれ何人かいる。

人間として地に落ちるけど、脳が焼けるくらい性癖が満たされる行動を見つけてしまいどこにも吐き出せない

犯罪とかではない。しかし人道にもとるし、なのに誰にも言えないままだと実行してしまいそうなので増田に捨てさせてほしい。

まず一番不快感があり、自慢に聞こえるであろう部分から書く。

自分には彼女がいる。もう2年同棲していて、結婚約束もしている。とある事情でもう数年ほど籍は入れられないが、実質的婚姻状態にある。

この彼女出会った時の関係は、彼女配信者、自分視聴者という関係だった。

配信の参加型企画みたいなもの認知されるようになり、ちょっとした相談から個人的に話すようになり、仲良くなって会うようになり、付き合うようになってこうなった。

この彼女と付き合い出してから自分が背負った性癖(あるいは昔からあったのに気付かされたのかもしれない)に、「NTRBSS加害者」がある。(BSSは加害しているかというと微妙だと思うが)

冴えない主人公が想いを寄せるヒロインが、コミュニティの外の人間さらわれて染められていく様子がたまらない。この時、主人公が情けないほどよい。

明言するまでもなく、自分境遇投影している。つまり実在する人間当て馬のように扱ってオカズにしている訳で、とてもたちが悪いと自認している。なので、性癖を語るようなオープンな場でもあまり明らかにしていない。

この嗜好に関連したものとして、オタク女性声優などに対して繰り広げるセクハラチキンレースや、コミュニケーションを取ったつもりになろうとしている思いやりの押し付けリプライなどを見たときにも、背筋がぞくぞくとする感覚がある。これらの行動を取る人間を前述のような作品における「優れた主人公」として勝手に見ているのだと思う。

話は変わって、『NEEDY GIRL OVERDOSE』というゲームがある。2年前くらい発売の超話題作だが、自分最近プレイした。

これは、プレイヤーが精神的に不安定なところのある女の子「ピ」になって、その子が一流の配信者になるよう導くゲームだ。

ノベルゲームのような体裁だが、唯一無二なコマンドの内容や衝撃的な展開が話題となって、かなりの有名作品になっているゲームだが、この作品の魅力の一つに、「インターネットへの解像度の高さ」があると思っている。

ゲーム内に登場する配信コメント欄SNS書き込みは、ステレオタイプ的でもなく古すぎたりもせず、完全に見慣れたインターネットそのままといった様相だ。

インターネット主題に据えているゲームということもあり、この部分の質の高さは、このゲームの魅力の相当な部分を構成していると思っている。

そして、このゲーム主人公配信者の女の子。そうなると当然、前述したような「BSS主人公適性の高いオタク」の書き込みもたくさん作品内に登場する。そして、それらの再現度も非常に高い。

なので、そもそも作品として自分と同じような嗜好を持つ人間にはよく刺さるゲームであると言えると思う。プレイヤーは「ピ」、つまり彼氏のような存在という設定なので、オタクアイテムの大量無差別BSS気分を味わうのにとても良い。(もちろん、作品の楽しみ方として邪道ではある)

ところで、話をかなり戻すと、自分彼女は「元」配信者と書いたが、実は正式引退宣言を行っていない。

休止宣言を出したまま年単位時間が経っているというような状況で、休止の理由もしっかりとは語っていない。なおかつ、自分との関係は全く公表していない。

そういう状況なので、未だに彼女には「ファンコミュニティ」のようなものが残ったままになっている。discordサーバーとか。そして、今も時々動きがある程度に人がいる。

自分自身も、元々ファンコミュニティから企画に参加した経緯があり、今もそこに参加したままになっている。さすがに彼女の復帰だなんだという話題に入れるほど厚顔ではないので、ほとんど書き込みは行っていないが。

そしてこのコミュニティ内では、おすすめゲーム最近プレイしたゲームメンバー同士で共有し合うことがある。というか、どこのコミュニティでもよくあることだと思う。それに対して既にプレイしていた他のメンバーが反応したり、影響されてまた別のメンバープレイして後日感想を話していたりする。

この増田の題として書いた行為というのは、このコミュニティに、そういったなんでもない「ゲーム紹介」的な投稿として、このNEEDY GIRL OVERDOSEポストする、というものである

話題作でもあり、コミュニティのメインの話題とも親和性が高いゲームなので、既にプレイしていたり、紹介を見てプレイしようと思うメンバーはそこそこ多いように思う。

そして仮にプレイしたとすると、「特に理由も明言せず」長期休止をしている女配信者のファンということで、この「ピ」感情移入して遊ぶメンバーも多いだろう。

コミュニティの主を勝手メンヘラ視して歪めてこのゲーム主人公投影し、そうしてプレイした感想自分リプライされるかもしれない。

このゲームは「マルチ破滅エンディングアドベンチャー」と形容されるようなストーリーを持つこともあり、どう頑張っても衝撃的な展開に出くわしてしまうのに心を痛めながら、必死になんとか主人公女の子幸せにしようともがくかもしれない。「俺がこの子幸せにしなきゃいけないんだ」というふうに。

その時そいつらが頭の片隅でその主人公投影している女の子は、僕の隣で幸せそうに寝ているのである

もちろんこんなもんは妄想で、自分が紹介を投げたところでやらなかったり、やっても普通にフィクションとして楽しんで「しんどいゲームだったなあ」と思うメンバーほとんどだろう。

でも、こんなふうに妄想が進んでしまうせいで、「紹介の投稿をする」というだけで脳に軽く電気が走るような気持ちがある。もしも狙い通りの感想が1個でもリプライされてきたら、卒倒してしまうかもしれない。

ただ、さすがに気持ち悪すぎるし、すごくよくない行為だとも思うので、実行はしないつもりでいる。

やらないために、吐き出してしまおうと思ってここに来た。多分、ここに書いたことで、しばらく経てばこの欲求を忘れられるようになると思う。

以上。非常に自分勝手かつ胸の悪くなるような長文投稿、大変失礼しました。

読んでしまった方、ご迷惑をおかけしました。本当にすみません

ちなみに、ファンコミュニティにいるメンバーの中に、確かにガチ恋勢がいることは確認している。公の場で温かい呼びかけをしたり、心ないファンをたしなめてナイトをやっているタイプと、DMでちょこちょこ心配意思を示したり、以前の配信動画を褒めて「次への繋がり」を作ろうとしているタイプがそれぞれ何人かいる。

2023-12-17

[]12月17日

ご飯

朝:朝マクドマクド揚げたお芋さんを食べたで。昼:イカフライ。豆菓子クッキー。夜:納豆軍艦オクラ軍艦ツナマヨ軍艦サラダ軍艦たまご。おみそ汁。間食:なし。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

境界領域

あの阿智太郎脚本担当シルバースタージャパンよりリリースされたチャットツール風のUIで楽しむノベルゲーム

元々はスマートフォン向けゲームだったがSwitch移植されたバージョンプレイしたので感想

南極で発生する謎の電磁波調査していた隊員達から突如プレイヤーの元へ救助を求める連絡が入るという余談無しのホットスタート

何故プレイヤーの元にチャットが届くのか、謎の電磁波はなんなのか、何故遭難したのかなど、魅力的な謎が開幕から引き込ませてくれる。

そしてプレイヤーの選択肢チャットツールへの投稿という形で物語に影響を与えていくのが面白い

チャットツールUIを模しているだけあって、キャラクタ立ち絵や背景絵やスチル絵といったグラフィカルな表現はいっさいない。

かろうじてチャットツールの背景の色と、書き込み吹き出しの色が数少ないアクセントになっている。

しかし、ケレン味ラノベ作家ゲームライターとしても実績がある阿智太郎作家性で補われており、物足りなさは感じなかった。

キチンとこのチャットツールUIで魅せるストーリー展開に、わかりやすキャラを立たせる端的なエピソードにと、安易流行りに乗ってるわけじゃなく、境界領域からこその魅力に繋がってたのが好印象。

特にキャラ立ちについては立ち絵がない、全体のボリュームは少な目というマイナス点がありつつも、バッチリ決まっていた。

読者のパートナーになる女子大生責任感の強い隊長、太っちょの学者独身を気にする妙齢女性、謎多き探検家ベタな設定だけに会話だけのテキストでもしっかりとやりたいことがわかって良き。

パートナーキャリーは良くも悪くも普通女子大生だが、人に感化されやすく流されやす性格なので、チャットツールへ読者が投稿した選択肢を受けてコロコロと機嫌が変わるのが可愛らしい。

南極遭難してひとりぼっちな極限状態だが、人好きのするコミュニケーション能力高めで陽気な気質が伝わってくる良いキャラだった。

また30代前半で結婚に強い拘りを持つケイトさんには、ちょっとエッチな展開が待っており、スチル絵も立ち絵も無いからこそ、僕の頭の中ではエゲツないエッチ想像の羽ばたいた。(おしむらむら舞台南極である点、蒸し暑いジャングルにすればよかったのに)

ストーリーとしても数時間で終わる少な目なボリュームの割には、サイエンスフィクションらしい壮大な展開が待っておりそれなりに楽しめた。

スムーズ物事が展開するパートが多く、じっくりと議論をして整理するパートがないのは僕の好みとは違っていたが、このスピード感も良い意味ではサクサク遊べて楽しい面もあった。

良くも悪くも値段相応の出来ではあるが、赤点は見当たらないそつない出来が良い感じな作品だ。

2023-12-10

[]12月10日

ご飯

朝:なし。昼:おにぎり。おみそ汁。夜:牛丼サラダ豚汁たまご牛皿。間食:豆菓子イカフライ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○探しものは夏ですか

スマートフォン向けアドベンチャーゲームとして高評価だった作品ケムコADVチームと手を組んでリメイクした家庭用ハード向けの移植版を遊んだので感想

昔お世話になっていた駄菓子屋のおばちゃんが亡くなったことを知り、久々に母方の実家帰省する大学生主人公の空木恭平、そこで何故か主人亡き駄菓子屋生活をしている謎の女子高生織原真琴出会い、一夏の青春が始まる。

メーンヒロインとなる真琴はかなり気が強く物怖じしないが、主人公恭平は人付き合いが苦手で知らない人に話しかけるのも苦手だし家族とすら上手く会話ができない。

しかし、真琴真琴で考えなしに突っ走しり失敗するところがあるし、恭平には慎重に物事を下調べしたり考察を巡らせる良い点がある。

二人の凸と凹がハマっていき特別関係値が生まれていくストーリーだ。

当初は真琴のビー玉を探すという素っ頓狂なお願いを叶えるために街を歩き回るのだけど、徐々にこの田舎町で何かが起きていることを知っていく。

神隠しや町に伝わる伝承などが雰囲気を盛り上げて行き、物語への期待度が少しづつ高まって行く。

中盤明らかにギアが変わるエピソードがあり、そこからはウジウジしていた恭平が男を魅せるシーンや、勝ち気な真琴の裏にあるもう一つの一面が見えるなどの、良きシーンで盛り上がっていく。

この辺は主要な登場人物を絞っているからこそ、やりたいことが強く伝わるし、スチル絵もしっかり用意されていて好きなシーン。

ただ、それらに至るまでの序盤のあっさり目な文量は惜しいところだ。

タメがあるからこそ、中盤のそれを覆すシーンが燃えるのだけど、そこが物足りなかった。

恭平がウジウジ、真琴がハキハキというのも、具体的なエピソードは数個で、あまり対比になっていない上、恭平は割と真琴には早々に強気な態度を取るので、そういう設定だが実態表現する量が物足りなかった。

文量の少なさは終盤の謎が解決していくシーンでも感じられる。

序盤のビー玉探しパートで振られていた謎が解かれていくのだけど、複雑な構造の割にスムーズに話が進んでいき、それらに対する悩みもあっさりと踏み越えてしまう。

しろ主要な登場人物が二人しかいないのだから、深く濃厚な描写を期待したくなるのだが、あらすじ感が強くもっとボリュームが欲しかった。

恭平真琴共にそれぞれのルートでとても大きな決断をするのだけれど、覚悟の決まり方が早く、話がサクサク進んでいってしまう。

真琴の方はまあそういう性格だと割り切れるものの、恭平の方はもっと色々と策を講じても良かったんじゃないかなと思ってしまった。

ストーリーテンポが良いのは悪いことではないのだけれど、中盤から登場するとあるSFガジェットを利用した展開は様々な活用方法が考えられるので、二人しかいない主要人物同士でそれらを議論して段取りを立てるシーンをたっぷりたかったのは、僕の好みで一般論とは違うかもだけど、そう思えてしまうほど文量が物足りない。

勿論、ストーリー主題SFガジェットを利用した段取り小説ではなく、一夏の青春、一夏の恋愛なのだから、この辺は好みの問題ではある。

ただ、この二人での議論シーンがかなり薄いのは、真琴の人の話を聞かない性質がかなり理由の一つに感じられたせいで、真琴への好感度があまり上がらず、恋愛ストーリーにも乗り切れなかった。

(これこそ好みの話だけども)

不平についての感想が続いてしまったが、良い点も沢山あった。

田舎町の夏を文章以外にも背景絵やBGMSEで彩っており雰囲気は抜群。

真琴立ち絵やスチル絵は水彩画風の色塗りが決まっていてキュンとする。

そして、最終ルート流れる主題歌のウエノレイさんのshyderはめちゃくちゃ決まっている良い曲だった。

物語主題歌としてキチンと話の筋を踏まえた歌詞になっており、恭平真琴関係値を端的に歌っていて素晴らしかった。

ストーリー面でも恭平が変わっていき、真琴だけでなく家族とも新しい関係値を結んでいくシーンは情緖豊かなシーンで印象的だった。

それと閉じないストーリーなのは好印象。

恭平真琴関係がこれから前向きに進んで行くところで終わるが、アレはどうなるんだ、こっちはどうなるんだと気になるところが多く、余韻が残るエンディングが好きだ。

決してストーリーが収まっていないわけではなく、物語上の謎はある程度しっかりと解決して、あくまで二人の恋愛関係が良い意味で先が気になり、今後の二人がどうなるのかを想像する楽しみがある終わりなのが良いバランス

また声優佐野裕理さんのイジけた恭平の隠キャ演技がバッチリハマっており、言葉面は肯定しているが内心は不平不満たらたらな本音が見えかくれするシーンを上手に演じてくれていてとても良かった。

好みの方向性こそ違っていたものの、一夏の青春恋愛ものノベルゲームとして小さく綺麗にまとまりつつ、彼らの先に広がる未来想像する楽しみもある良いゲームだった。

2023-12-09

**画像生成AI界隈が見ていて辛いというか怖いというか悲しい・・・

クリエイター画像生成AI(stable diffusion web ui)に触れている(投稿は一切していない)だけの消費者のただのお気持ち投稿です。(反AI寄りです)

また全体的に画像生成AI批判する内容ですが、画像生成AIを使って画像投稿している人や記事を書いてる人や金儲けをしている人に突撃するような活動はさすがにダメだと思っていますクマを殺すなと市役所電凸するようなものと同じと思ってるので)

 

AI界隈の空気が日に日に悪くなっている

昨今画像生成AIによる作品が大量に発生してきているためものすごくげんなりしていますDMMDLsite等を利用している人であれば実感している人が居ると思いますが、これでもかってくらいAIによる生成物が増えてきて明らかに特定の作者まんまの作品がちらほら・・・。また、画像生成AI進歩が凄いというのを実感する一方でその発信をする人の中に時々pixivファンイラスト無断使用するとかMMDのモーションをAIでパクっただけ等とAI関係なく著作権意識希薄な人が居てせっかくの技術もこんな使われ方されてかわいそうって思います

とはいえ、さすがにAIを触る人間の大半がそんな人間ではないだろうとも思ってはいます。賢木イオ氏がアンケートを採った「狙い撃ちLoRAや絵柄模倣貴方はどう思う?画像生成AIユーザー緊急アンケート」の記事内でも「特定絵師さんの画風再現AI絵」を問題ないと思っているのは1割でアンケート回答者に関しても世間が「AI絵師」と呼ぶような投稿者は4人に1人以下というものでした。直感的にもそんなものだろうとは思いつつ、画像生成AIの界隈はところどころ不穏な層が結構目立つ。イラストレーターに対して画像学習したことを直接報告する人とかおそらく犯罪にならないからと反AI層にイキリ散らかすのとか。そんなのがいるもんだからAI推進派の目立つ人(その中でも話が通じる人・まともな人)に粘着したり殺害予告やらと反AI過激な人も現れていてSNSでは建設的な議論よりもひたすら誹謗中傷ばかり増えて本当に見ていてきついです。

 

著作権問題素人には本当に理解が難しい

直観的な感覚としては、特定イラストレーターのデータ学習した上でそのイラストレーターと似たような絵を作成して販売したら著作権侵害になるのでは?と感じるのだがどうもそうはいかないというのが昨今の流れのようです。

軽く調べただけですが理由として

作風や画風等の著作物でないもの著作権法の対象でない

著作権侵害には「類似性」と「依拠性」の“両方“を満たす必要がある

AI学習のもの原則として著作権者の許諾なく行うことが可能権利制限規定として)

といったことがだいたいあげられるのだが

・「類似性」及び「依拠性」がないことの判断曖昧すぎる

・30条の4には「著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。」との但し書きも存在しているため営利的に活動する場合果たして

イラスト同人誌二次創作範囲内としてグレーな扱いになるが、グッズの販売AI関係なく以前から書類送検されている例もあるのでAIからセーフ論は特に立体物では通じないのでは?

とも思った。

とはいえ中々すっきりしない理由としておそらくは参照すべき背景や歴史法律運用等々があるのだろうとも推察されるので素人が口出ししないほうがいいような気もしました。特にAI絵師に「著作権違反だ!」とかみつくようなものは。トレパク告発もそうですがお前は●●だといった断定するような批判は「真実であろうと冤罪であろうと名誉毀損」になりうるので、問題と思うのなら部外者違法性が高いと考えうる証拠を保存するだけに留めるのが賢明でしょう。(よく知らない人物突撃する人がそういった行動をとれるかは微妙ですが)

 

実際に画像生成AIに触らないとわからないことが多い

画像を生成したことでわかったこととして大きかったのが、生成されたまま投稿されたAI生成物(というかただの手抜き)がどんなモデルだったりLoraだったりプロンプトで作られているのか少し予想できるようになりました(私に限らず少しでも画像生成AIに触った人はだいたいできるでしょうが)。そこからまあまあの割合の人は自分と大差ないかそれ以下のレベルに収まっており、私のような人間あくまでも画像を生成できるサービスを利用している消費者に過ぎないということも実感しました。

また画像投稿サイト「Danbooruからデータを取り込んでいるとして話題のNovelAIだったりMidjourneyだったりdall-e 3等含めていくつも画像生成AIサービスが現時点で存在していますが、生成AI批判している人の中にはこれらの区別がつかない人がまあまあいてなんだかなと思います複数サービスに触るとそれぞれのツールが抱える問題画像生成AI全般における問題を多少は区別して考えられるようにはなるのかなと。

一番大事だと思うこととして「苦手」と言われていた表現のだいたいが数か月したら「可能~かなりいい出来」のクオリティまで引き上げられていることがたくさんあることをリアルタイムで感じることができます。なので画像生成AIが作れない画像がまあまああるというイメージ最初のころはありましたが、今はおそらくほぼ大体の画像作成できるようになると私は確信しています画像データ絶対数が少ないものを正確に作る等は苦手なままと予測していますが)。

 

色々書いてはみたもの画像生成AIでのマネタイズの誘惑は非常に強い

まず現時点で画像生成AIパソコンさえあれば元手0円でできるということと、犯罪者としておそらく逮捕されず年間数百万や数千万稼げるというのが完全に嘘ではないというところが厄介と言わざる得ません。好きな漫画家イラストレーターがいる人間からすると倫理的にどう考えてもダメなのでは・・・・・と感じますが、正直なところ自分定職に就けず碌な稼ぎを得ることもままならない状況だったらマネタイズに手をだした可能性が非常に高いと思います

とはいえ最近DMMDLsiteを少しでも眺めている人はわかるでしょうが作成した画像をただ並べた画像集はさすがに売れないようになっているようです。今年の4月ぐらいであれば画像を並べただけでも1000個は販売できたような入れ食い状態でしたが、最近ではその程度では1桁がいいところのようです。とは言うもの11月12月発売の作品でも数千個の売り上げがある作品もまだまだあって、そういう作品はだいたい生成されたものに加筆+セリフ追加+サムネイルを目立たせる といった売れるための努力をしています作品絶対数が増え、クオリティの差が目立ってきたことでとりあえず生成AIを使えるだけのレベルに収まっている人は淘汰されていっているということでしょう。されどAIを使って画像を出力するだけで多額の金銭を得ることになれた人が黙って引退するわけもないのでどうにかして利益をひねり出そうと手を変え品を変えガワや看板提供の仕方を変えて利益を得ようを頑張っているのでどんどん殺伐としてきてますね。本当に。

なにはともあれ「資格」「専門的な知識教育」「経歴」を必要とせず労力と時間をかけた分だけ金銭が得られる可能性が高い分野はそうそ存在しないため現時点で数百万・数千万利益を得ているような人からすればAI規制死活問題です。どうにかして自分利益を守ろうとするならAI著作権違反じゃないと無理のある理由をつけてでも喧伝するのも自然な流れでしょう。

 

最終的に日本がどうかじ取りをするのかがまだ微妙なため当分は目立った逮捕者がでないと思われます

せめて現行法で十分対応できる範囲のものはやってほしいところです。さそりがため先生がトレパク常習犯刑事訴追した例もありますし、AIからセーフを信じて過激な行動をしている人に対してはそろそろ何かしらの対応がされてもいいんじゃないかなと期待していますそもそもAIが登場する以前でも逮捕される様な行動はAI関係なくアウトなはずでは?とは思ってるんですがね。そのうえで非常に大事なことですが、AIを使っているだけの人に殺害予告したりとか犯罪者呼ばわりしたりするのは本当に止めましょう。普通に開示請求通って損害賠償請求までいくので。またAIで俺の絵をパクっただろ系のやつも画像生成した本人が自慢している場合以外はやめましょう。さそりがため先生みたいに明らかにトレパクされているレベルでも刑事訴追まで数年かかってるので立証自体が難しいのと、既に言及してます真実であっても間違いであっても名誉棄損になりそうなので。

 

一般人が使うには早すぎた技術だったのかもしれない

著作権問題抜きにしても

有名人の偽画像を出す

災害デマを巻き散らかす

同級生性的画像を作ってばらまく

自分作成していないもの自分手書き撮影したものと偽る

・なんならタイトル以外の文章まるごと自分のものとして投稿する(テラノベル無断転載の温床になってましたね)

他人作品に似せて販売する

本来モザイクがかかっている画像モザイクを外した画像をだす

 

といったことをしていた人はAI以前から存在していた。AIは単に自力ではこういったことができないからやらなかった人が行動を起こすための敷居を大きく下げたに過ぎないのではと私は考えています。世の中にはまあまあの数の人が労力と利益に対して罰則や失うものが多いために犯罪犯罪じゃないが良くないことを実行していないだけで、今回のAIによって労力が限りなく0に下がり一方で得られる利益金銭だったりネットで話題になる、注目される)が上がってしまった。加えて逮捕されるリスクも低い(そう言われているだけで実際にそうかは別)と言われたら犯罪者未満~一般人程度に含まれる人がこぞって暴れ始めたのだろう。文化庁含め画像生成AIにおける著作権問題が各地で巻き起こっているけども、「簡単にできるが逮捕されない」ということを信じて行動する人がたくさんいることをどうにかしないと何も変わらないと思います。今はまだそれなりのパソコンを使っての作成や有料

サービスを利用しての画像生成が主流ですが、スマホでの作成が主流になれば今よりも酷いものになるでしょう。

そのためにも犯罪行為をしたらちゃん逮捕されるという当たり前の事実を徹底的に広め・認識させるしかないでしょう。

 

色々言いたいことがたくさんありますが、自分が好きなイラストレーターや漫画家が筆を折らないかどうかだけがここ最近不安で仕方ないです。

2023-12-03

[]12月3日

ご飯

朝:玄米ブラン。昼:豆腐エノキ、たら、ニンジンの鍋。たまごおじや。夜:唐揚げブロッコリーほうれん草にんじんスープナポリタン。間食:プリンアイスオーザック

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

人形の傷跡

公称ジャンルは“サイコホラー”なノベルゲームで、90年代後半同人ゲーム移植版を遊んだ

連絡がつかなくなった大学生の姉を探すために上京した上条明日美が主人公

上京したはいものの、同じ大学学生事務員に聞いても姉のことは誰も知らない上に、所属している研究所はなにやら怪しい気配が漂っていて恐ろしいという導入。

開幕早々怪しい展開が続くが、本当にただ読者を怖がらせたいだけで、物語的にはあまり意味のないビックリ要素も多々あるのは好みが分かれそう。

ストーリーは二転三転かなり目まぐるしく状況が変わっていき、その時々でホラーらしい恐怖展開が繰り広げられる。

視点人物認識のものに恐ろしい何かが秘められている展開などは、まさにサイコホラーらしさ。

それでも上条明日美の根底にある姉を見つける意思は疑いようの無い気持ちであるのが、ホラーと感動のバランスをとろうとしている試行錯誤が見えて興味深い。

恐ろしいビックリする展開はふんだんにあって、確かにどれも怖かったのだけど、それ以外のストーリーの筋は緩急の変化がなく、ずっと急いでいる激しい展開が続く。

このキャラクタがどんな人間なのか? とそもそも興味を抱くシーンすら少な目なので、次から次へと展開する驚きの展開に終始振り回された。

途中でダレることなく一気に走り抜けているので、作風としてはちゃんと一貫していた。

ただ、日常パート的なキャラクタ好意を抱くようなエピソードがかなり少ないわりには、人間としての好意エピソードの芯にあるため、読んでいる側からすると若干唐突に感じる展開も多数あった。

とはいえ、この辺には大落ちに繋がる重要な設定の影響もあり、移植版で追加されたザッピングシナリオで補完されているので、製作陣も重々承知していて割り切った部分なのだろう。

これはもうジャンル全体を包括したような乱暴感想になってしまうが、段取りを省略することで唐突な驚きと恐怖を演出すること自体が、良くも悪くもなんらかの解決求めないホラーらしい展開だった。

僕の好みとしては、キャラクタ個性を魅せる場面や、物事段取りを立てるパートがあると嬉しかったのだけど、それらが省略されているからこそのホラーだと主張されると返す言葉が出ない。

公称ジャンルサイコホラーをしっかりと描ききっているので、ジャンルのもの忌避感が無ければ、しっかりと楽しめると思う。

(ミステリと近似ジャンルなのが本当に難しいですね)

2023-11-28

anond:20231128071931

はてなに湧いてる高学歴ほどエビデンスを軽視しがちなのはなんなんだろうな、とは思ってる

増田職業上多く論文に触れざるを得ないから知ってた、というのも大きいんだろうけど

はてなって新書ノベルス程度の読書なら嗜んでますよ、くらいの中途半端高学歴マン自身経験をそれと紐づけて絶対化する傾向がある気がする

はてなたちも自分領域であれば、こうした論文とか精確な研究ベースの語りが出来るんだろうかしらね

2023-11-27

anond:20231127072121

ゲーム能動的に楽しめるやん

小説受動的、おっしゃる通り消費でしかない

そいつのいうゲームノベルとかRPGってんなら言ってることは分からんでもないが、麻雀とかFPS系とかなら完全に的外れだね

2023-11-24

二次絵だけど背景は実写というのが何故か好き

昔のノベルゲーではよく背景に実写の写真が使われてたけど、ああいうのなんか好き

ひぐらしとか雫、かまいたちの夜など

なんか妙にシュールで引き込まれ

アニメだと化物語が実写を多用していてシュールで良かった

その後のシリーズでは背景も二次元になってしまって残念だったけど

こういうスタイルもっと増えてほしいけど、手抜きとか言われるんだろうなあ

2023-11-22

anond:20231122223816

異世界系の小説を書く実例存在します。おすすめサイトは以下の通りです:

1. **小説家になろう**¹:2004年運営を開始した老舗の小説投稿サイトで、日本最大級小説投稿サイトと言われています¹。『Re:ゼロから始める異世界生活』、『異世界居酒屋「のぶ」』、『転生したらスライムだった件』、『君の膵臓をたべたい』など、多数のライトノベル作品が、ここで人気を博したこときっかけに書籍化されています¹。

2. **カクヨム**¹:2016年正式オープンした小説投稿サイトで、出版社であるKADOKAWA運営しています¹。登録会員数は、100万人を突破していると2023年3月28日カクヨムが発表しています¹。

3. **ノベルアップ+**¹:2019年運営スタートした新興の小説投稿サイトです¹。

これらのサイトは、異世界系の小説が人気で、書籍化可能性も高いです¹²。ただし、どのサイトを選ぶかは、あなたが書きたい内容やスタイル、目指す読者層などによります¹。それぞれのサイト提供する環境ツールコミュニティ理解し、自分創作活動に最適な場所を見つけることが大切です¹。

ソース: Bing との会話 2023/11/22

(1) 2023年おすすめしたい小説投稿サイト8選 / ネット小説を書く .... https://tadeku.net/83288/.

(2) 異世界小説おすすめ人気ランキング20選【面白いファンタジー .... https://ranking.goo.ne.jp/select/2256.

(3) おすすめ小説投稿サイト27選【最新2023年版一覧】 - Web .... https://creative-story.net/novelsaito/.

(4) 小説を書くのにおすすめの「小説投稿サイト」を厳選して紹介 .... https://www.dokusyo-geek-ki.com/entry/novel_posting_site.

(5) 検索結果(累計ランキング) - カクヨム. https://kakuyomu.jp/search?genre_name=fantasy&order=popular.

(6) undefined. https://www.amazon.co.jp.

2023-11-12

[]11月12日

ご飯

朝:お椀で食べるチキンラーメン。昼:焼きそば弁当なめこ汁。夜:カツカレーサラダ。間食:柿の種ポテチどら焼きアイスじゃがりこ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

寒くてお腹すいて仕方ないんだけど、食い過ぎた。

流石に反省

○嘘からはじまる

恋と嘘テーマにした三つの短編ストーリーと、それらを語るノゾミと聞き手のカナタのエピソードが縦軸になっている、短編連作ノベルゲーム

かなりボリュームが小さく1編5〜10分ほどで読めつつ”どんでん返し“のある刺激的なストーリーなので、宝島社さんからこのノベルゲームがすごいが発行されてもおかしくないクオリティだ。

中学生編、高校生編、大学生編と三つの年代に分けられたストーリーは、恋愛と嘘というテーマは同じながら、その時々らしい恋愛観が楽しめるため、読感が結構違うのも興味深い。

人間関係を築くのが苦手な男の子と、一軍グループの陽気な女の子のチグハグさが徐々に噛み合って行く中学生編は、何が嘘なのかに焦点を当てずに読むと甘苦い割と大人なの展開が開幕に相応しい感じだ。

親友の死から始まる高校編は、語り手と女性キャラ以外の人物のあり様に目を瞑り二人だけの世界だと思うと、ちょっと露骨すぎるものの嘘のエピソードとして成り立たせようとする努力を感じられた。

恋人との時間を多く過ごすため大学を休学している大学編の甘々エピソード個人的には一番気に入った。

成人済みの男女ということで、キスありセックスあり歯止めなしに描かれているのが楽しかった。

そんな三編のエピソードの先には“グランドフィナーレ”じみた総決算エピソードがあり、“信頼できない語り手”に関する様々な問答は僕も思うところが数多あるので考えさせられるゲームだった。

良い意味若い人向けで、ちょっと僕には向いていない箇所も多かったものの、興味深いゲームでした。

2023-11-05

何年か小説書いて載せていればファンがついてくれるかと思ったけどそんなことなかった

何年か小説書いて載せていればファンがついてくれるかと思ったけどそんなことなかった

たまにコンテストランキング載って評価はもらえるけど読者というより作者アカから評価で、同じ人から評価がつく感じもなく、固定のファンがついてる感じはしない

カクヨム小説家になろう、アルファポリスノベルアッププラスnoteにも進出してみたけど、賞もとれないし、上に上がっている気がしない

他の作者たちには固定のファンがいて新作書くたびに読んでもらって評価してもらって、楽しそうに交流しているのがツイッターで流れてくる

私は何やってたんだろ、この数年

ひとり相撲ってやつか

2023-10-24

ガールクリエイションちょっと触った感じでは悪くないな

作りの綺麗なソシャゲって感じ、UIフォント洒脱で令和水準だな

ただ一点気になるのが、テキスト普通小説では「ああ、」と書くべきところが「あぁ、」になってること

そこだけ急激にラノベ感というか、若者文化感が強くなる

いや内容もファンタジーなやつだしライトノベルではあるんだが

2023-10-21

[]10月21日

ご飯

朝:りんご。昼:カロリーメイト。夜:温泉たまごナポリタンニンジンスープリンゴ。間食:柿の種チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

マヨナカ・ガラン

キリスト教徒の橘はもるるは、過去迫害されてきた隠れきりしたんが集まる大臼村の歴史伝承編纂して欲しいと頼まれる。

隠れきりしたんとして正道ではない信仰が育った村を調べていく内に、村の秘密にも迫っていくオカルトホラーノベルゲーム

3Dキャラクタ人形劇字幕を読む形式ノベルというよりは、アニメの方が近い読感かもしれない。

この辺はノベルゲームもまたゲームでありボタンを押して反応が返ってくる文章送りの気持ちよさがあり、本作はキャラクタの演技が入るためそのテンポが異なっているみたいなジャンルを包括した感想もあるんだけど、あんまりマヨナカ・ガランの話じゃないのでやめておく。

3Dキャラクタが常にステンドグラスが透けている独特な表現については、文章説明するのが難しいので実際に動画を見てもらいたい。(スクリーンショットだとよくわからないと思う)

最初は村の調査のため、村人たちとのほのぼのとした交流シーンが中心になる。

昔話を通じて歴史考察したり、キリスト教との向き合い方を考察したりなど、優しい雰囲気で進んでいく。

村人たちも名前や固有のグラフックのないモブものの、独特なキャラ立ちがされており、印象的なシーンがいくつもある。

この辺は名前有りのキャラが5人ほどしかいないため、予算面の問題もあるのだろうけど、このゲーム独自個性としてむしろ良い意味で楽しめた。

勿論、モブ以外の登場人物もいいキャラたちだった。

特に僕が好きなのは村の神父岡田黒洲。

独自進化を遂げた正道とは言い難いこの村の宗教への向き合い方に否定的で、村の外で大勢の人に信仰されている正道なキリスト教への憧れがあるキャラだ。

彼のこのギャップがとんでもないことになっていくのだけれど、辛いお話だった。

公称ジャンルホラーが入っている通り、中盤から雰囲気がガラッと変化し、恐ろしいストーリーが始まる。

この切り替わりの瞬間はかなりゾクゾクさせられて、一気に作品の中にのめり込まされた。

序盤に村人たちとの交流に文量を割いていたのがここから一気に意味が変わってきて、ギャップが本当に怖かった。

そして、生きるとは、死とはなどの、壮大なテーマが展開していく。

正道なキリスト教と、隠れキリシタンとして違った進化を遂げた大臼村の教義との対立も描かれていて、難しい部分もあった。

作中オリジナルのそれは文量が割かれているのだけど、本来キリスト教教義についてはあっさり目なので、僕自身知識の無いので少し置いてきぼりになってしまったのが惜しかった。

3時間と少しのボリュームなので、ホラー展開が始まってからサクサクと話が進んでいくのも、思想への理解が追いつかない原因だったかも。

大臼村独自宗教から来る絶望的な展開は読み応えがあったので、ホラーとしての割り切りもあったのだろう。(説明しすぎてしまうと怖くないからかな?)

後半からは村の神父でありながら、独自宗教観を否定して正道なキリスト教に殉じようとする岡田黒洲の出番が増えていく。

彼のこのギャップをキチンと理解できたわけではないのはモドカシかったが、最後最後オーラスは彼の目線からこの世界に対する慟哭物語は終わる。

この慟哭意味をどこまで汲み取れたのか全てを言語化するのは難しく、様々な感情が入り混じった難しい作品だった。

ビジュアル面の独特さに負けないぐらい、ストーリーの中身も独自性があって、かなり唯一無二な作品面白かった。

[]ヨコオタロウクライスタデレクターの対談

ホッテントリにあったファミマがのやつ

もともと同人ノベルゲー作っててエロゲー就職選択肢にあったのねってところで、

クライスタのシナリオライターに久弥を選定した理由と、

キャラストーリーが一昔前のエロゲーチックだった理由と、

アクションゲー、探索パートアセット組み合わせだけに近いつまらないものになった理由がわかった気がした

おおもとがヨコオのDODってのとはギャップがある気がしたけど

まあノベルゲーメインだった人間アクション作るとこういうつまらものになるよなってのが

そういう意味だと世界観全振りの日本一ソフトウェアのドクムスメとも似てたな

アクション探索ゲーのアセットで多分あるんだろうなこういうテンプレ

あ、あと収穫としては新宿EDとある歌姫が出てくる予定だったって設定資料集でぼやかされてたのが浜崎あゆみだったって明らかにされたのが個人的には収穫だったな

当時歌姫っていっぱいいた気がするから誰かわかんなかったか

実はもう前にどっかで言われてたのかもしんないけど

2023-10-16

おっさんたち、昔どうして剣と魔法もの流行たか教えて

これの30年後にはこのネタが書かれるように思われます

anond:20231015151001 おっさんたち、昔どうしてSFもの宇宙もの流行たか教えて

じゃあいま30代、そのときは60歳を超えてるであろうあなた方はどうやってこの質問に答えるのでしょうか。

ドラゴンクエストがその発火点であることは間違いないが、その手前の、ウィザードリィウルティマ起源であるし、さらに遡ったらTRPGになりますもっとも少数派だったでしょうが

ドラゴンクエストにより、家庭用ヴィデオゲームにおけるロールプレイングゲーム一般化し、その「ついでに」剣とファンタジー冒険一般化したんですよ。両者は不可分であるけど、RPGという新しいゲームを遊ぶことができるというのが強かったのです。

それまでにファンタジー世界物語は知られてはいました。でも、メインはSFだったところに「知ってるひとは知っている」というスタンスファンタジーという分野は生息していたのです。

それは書店文庫コーナーの早川書房背表紙をみてもわかる。

SFサイエンス・フィクション HM :ミステリ(昔は違った記憶があるけど思い出せない)

FT :ファンタジイ

JA日本人作家

書籍分類記号FT本棚にかぞえるほどしかありませんでした。

もちろん、グインサーガシリーズ指輪物語のように熱狂的に支持するひとがいたし、通ぶりたいひと(あるは本当に好きなひと)は「やっぱり指輪物語が~」なんていってた記憶があります

ネバーエンディング・ストーリー」や「ダーククリスタル」などヒットした映画もありました。だから世界観に潜在的知識はあったんですよね。あとはディズニーや昔話もそうですね。

ただ当時(昭和末期)まではSFが強かったのです。というのも、あらゆるジャンル不思議な要素が紛れ込むとそれはSFということになっていたんですよね。

筒井康隆星新一小松左京といったSF御三家も、ボーダー上のジャンル不特定微妙作品SFとして発表していたのです。

それは今後のRPGにも影響を与えるのです。というかオタク文化から派生してエンタメ全般)全てにわたり垣根が曖昧になっていく「なんでもあり」になっていくのです。

「なんでもあり」はパロディ二次創作も強く影響を与えているわけですが。

そして、そもそもRPGの始祖であるウィザードリィにしてもTRPGダンジョンズ&ドラゴンズ」のパロディ要素が多々あるそうです(TRPGはやってないいので)。

ファミコンにより活性化一般化したヴィデオゲームアーケードゲームPCからゲームより、家庭用のデバイスでより洗練されたゲームを、そしてより多岐のジャンルへと裾野を広げた末に飛び出てきたのがドラゴンクエストなどの剣と魔法ファンタジーさらに様々な要素を加えたファイナルファンタジーなどのRPGが一気に強いゲームジャンルになっていきます

そこで培われたフォーマットを他のメディアでも更に発展させていくわけです。

そしてひとびとは剣と魔法って宇宙モノよりもこすりがいがある!という発見します。

それがさらなる発展を生み出すのです。

ここらへんの発展先はライトノベル発が多いように思われますが、もうしわけないが観測してないところですので曖昧です。ウィザードリィドラゴンクエストノベル化が大きいような気もしますが曖昧です。ゲームには興味ありましたが派生文化には興味なかったのです。

と、ざっくりとした歴史観があるのですが。


これだと、海外でもファンタジー流行った理由がもうひとつからないんですよね。ドラゴンクエスト海外ではそんな流行らなかったそうだし。まあ、スーパーマリオブラザーズも十分ファンタジー世界観ですからそんなおかしくもないんですがね。ゼルダの伝説海外でもヒットしてますファンタジー知名度アップには貢献してそうです。でも決定打というには弱いような。

ということで

海外の流れを解説してくれる方望みます


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