はてなキーワード: ネットワーク機器とは
地方で生まれて、地方の大学に通って、地方の企業に勤めて今月で15年目に突入した。
エンジニアとしてそれなりに(地方水準以上の)給料をもらってるし、ほぼほぼ定時上がりしている。
一般的には「ホワイト企業」と思って貰えればいいかも知れない。
辞める要素がないように思える。
・・・・が、いろいろあって辞めたい思いがここ1年くらいずっと続いている。
エンジニアが所属する部署がたくさんあるわけではない、地方にちっさい会社でよくあるエンジニアはひとまとめで「技術部」である。
そのひとまとめで技術部がいないということは、エンジニアが1人も僕以降に入っていないことになる。
15年前から比べると扱う商品、サービスも増え、メンテナンスするサーバやネットワーク機器も増大している。
増えて来ているのに定時で帰れているのは、たまたま僕が業務の効率化が得意だったのかもしれない。
これからもそれをやればいいのかもしれないが、僕はもう37歳。
僕が入社した時35歳だった人はもう50歳である。10年したら定年である。
そろそろ新しいモノを取り入れる気力は無くなっている。
このまま、この人達が完全に追いつけなくなったとき一人で抱えていくのかと思うとゾッとする。
いろいろ教えてもらったし、非常に良い人たちなので、見捨てたくないがその人達の下でやりたい仕事ができる未来が見えない。
もう一つ、そのまま15年スライドしているおかげで僕には役職がない。
15年目も無事役職は付かなかった。15年間異動も昇進も無しである。
それなりにビジネス視点でいろんな行動をしているし、結果も残しているつもりなのだが年功序列もあるし、
とりあえず名前だけ付いてもマネージメントをする後輩も居ないので意味がない。
同年代が課長、部長となっていく中で僕だけは何もないのが辛い。
個人活動でいろんな業界の勉強会などで参加して発表や発言をしても、名刺を渡すとちょっと下にみられてしまう悔しさ。
まあ、そんな人とは付き合わなくていいと自分を納得はさせているが、それでももし、自分に何か役職があれば違う世界が見えたのかなと思ってしまう。
僕のモチベーションもそろそろ切れてしまいそうだが、冒頭にある通り非常にホワイトな職場なため躊躇ってしまう。
今の環境を捨てて都会にでも出て新しい世界をみるか、あきらめて地方で骨を埋めるか。
37歳という歳になって最大の決断をしなければならないと思っている。
FWやらLBとかそのあたり。
今は客の使っているネットワーク機器の脆弱性をメーカ発表が出るたびに調査して、
具体的には、製品型番、OS、使用している機能を保守契約情報とコンフィグの中身をみて
預かっている機器なんて何百台もあって、コンフィグ全部見るとかはっきりいって地獄すぎる。
メーカの脆弱性情報なんて、大体1週間スパンで出るし今のやり方を続けたくはない。
とりあえず何百台ものコンフィグの中身見るところをどうにかして効率化したいのだけれど、
ほかの会社はどうやってるんだろな。
■追記① トラバへの返信
これはあります。
>大量のコンフィグから、perlスクリプトなどで上手くごにょごにょして
これをできる人が部内にはいないですね…
203x年。web村から広告が完全に排除されて10年がたった。
2010年代初頭にヘビーなネットユーザから普及し始めた広告ブロックツールは2010年代後半には一般のネットユーザにまで広がり、広告屋/コンテンツ屋は広告ブロックツール作成者に対してあらゆる理由で裁判をおこした。何人かの作成者は言われの無い理由で葬られたりもしたが、そうした動きがインターネット原理主義寄りの開発者たちに火をつけ、広告ブロックツール開発コミュニティを活性化させることとなった。
202x年、ついに広告と広告ブロックツールのイタチごっこに終止符が打たれる。
広告が排除されて最初に姿を消したのは広告媒体となるために生みだされたサイト群だ。
やがて新聞やTV局が供給するニュースサイトがwebの配信を終了し、紙/TVに回帰し始めた。
新聞の発行部数はweb登場の前と同様までとはいかないものの、かなり取り戻している。毎日新聞などは海外版の変態記事まで復活させた。
TVはチャンネル数が倍になった。広告主がTVに回帰したことに加えて、放送法の改正と放送インフラ整備が進んだため、TV局を開始/運営するコストが大幅に下がり、TVスタートアップのIPOが雨後の筍状態だ。ネット上で独自コンテンツを供給していたサイトの多くがここに参入した。
検索結果の操作や、広告に見えないよう工夫された内容の偽装型広告。ECサイトへのリンクを含むブログなど、しばらく残り続けたものもあった。
しかし、それも長くは続かなかった。
民間レベルでの広告排除の動きに同調した各国政府は、広告主のバイアスを検索結果から排除することを義務付けた検索法を相次いで制定し、googleをはじめとする検索サイト型広告媒体はビジネスモデルの転換を余儀なくされた。
各国で監査機関が設置され(日本では検索庁)、定期的な監査が行われている。
このため、現在yahooは定額制でユーザに直接課金している。
googleは数年前に違法な検索結果を表示したために、世界中の監査機関から総額120兆円に上る制裁金を科せられ、あっけなく姿を消した。
検索法に続き、多くの国でEC法が制定され、ECサイトへのリンクが禁じられた。一部の国はECサイトへのリンクを許可し続けたため、それらの国のドメインを経由するドメインロンダリングが多く行われている。それらの国はECヘイブンと呼ばれ問題視されており、蔵相会議などでたびたび議題に上がっている。ジャネット・イエレンFRB議長(90歳)は大国で唯一ECヘイブンとなっている中国を名指しで非難した。
偽装型広告は、広告を嫌うネット民たちの公告狩りを生み出した。いったん広告とみなされればネット民のリンチにさらさらた。中には広告を含まないサイトまで含まれており、現代の魔女狩りとして社会問題となったが、やがて高度に発達した広告検知アルゴリズムによってかなり正確に偽装広告を排除できるようになり、広告狩りは沈静化している。
SNS型広告媒体は多くが直接課金制となった。直接課金制に移行できたのはタイプごと(テキスト/写真/動画など)に上位1-2社であり、多くのSNSサービスが姿を消した。生き残った数社も直接課金移行時の大幅な利用者減のショックから立ち直れず、リストラを繰り返している。
トラフィック解析などを行うネットマーケティングサービスも姿を消した。リクルートはリクルートテクノロジーズを解散し、再びR25を駅で配っている。
広告配信の停止や広告媒体サイトの撤退、SNSの利用者減などによりインターネットのトラフィックが大幅に低下したため、パケットあたりの通信コストは上昇を続けた。これがユーザのネット離れにつながって、新聞やTVでは「若者のネット離れ」として話題となることもあった。
パケットあたりの金額を値上げしても、トラフィック総量はそれを上回る速度で減少しており、通信キャリア業界は一般ユーザ向けネットワーキング事業の縮小を繰り返し、業界再編の波に襲われた。現在日本では"KDDIソフトバンク"社とNTTグループの2勢力に集約されている。
キャリアの事業縮小のあおりを最も受けたのはネットワーク機器業界だ。戦略を誤り、事業売却とリストラを繰り返したシスコシステムズなどは現在サンノゼのガレージで細々とハンドメイドルータを作っており、マニアの間で高額で取引されている。
webサーバ用途のクラウドサービスを中心に、クラウド業界も事業の転換を迫られた。
アマゾンはwebの縮小を見越して早い段階でAWSなどのクラウドサービスを売却して世界を驚かせた。
クラウド向けサーバの需要が減少したため、サーバ業界も再編を繰り返した。日立のサーバ事業を買収したヤマハは「ますます何の会社なのかわからない」と話題になった。
現在、広告収入に頼っていたサイトのほとんどが放置状態となっており、web村は日に日にアクセス可能なサーバが減っている。
悪しき文化遺産として保存運動なども起こったが、コストが高すぎて全てとん挫した。
web村では多くのサーバが廃墟となって朽ちている。しかし、広告を載せた大きなサーバたちが廃墟となったとしても、web村そのものが失われるわけではない。直接課金に移行したサイトや非営利サイトが継続して存在し、新たな(村民に受け入れられる)エコシステムを形成しようとするサイト群が現れるなどして、web村の日常は続いていく。
はてなのサーバが生きていることを祈って「この内容を登録する」。
-----
少し加筆修正。
思いついた小ネタをつないで30分ぐらいで書けると思ったら3時間もかかったので、読んでくれた人がいてうれしいっす。ありがとう。
大学の一般教養でPascalを習った程度。専門課程に入る前に文法はすっかり忘れた。専攻は都市工学だからその後プログラミングとは縁はなかった。卒業前に第一種情報処理技術者の資格だけはとれてたのでプログラミングの何たるかとかオブジェクト指向なんかも知識としては知ってた。
大学卒業後にデスクトップユーティリティーのメーカーで技術営業をやった。顧客に製品仕様を説明するのが主な仕事なのでパワポばかり使ってた。その会社ではLinuxのソフトも販売してたから、Linuxのコマンドは打てるようになった。そこでシェルスクリプトを習得しようと思ったがあえなく挫折。
その後ネットワーク機器のメーカーに転職。トラブルシューティングでLinuxをさらに使うようになった。そこではHTTPプロキシを主に扱っていたので、HTTPプロトコルについては一通り知識を身につけた。その知識を実際にLinux上でシミュレーションしてみたくなり、Cを習得しようと思ったがやっぱり挫折。
部署移動でメールサーバーを扱うようになった。SMTPプロトコルの知識は身についた。ここでもSMTPをLinux上でシミュレーションしてみたくなり、こんどはperlを習得しようと思ったがやっぱり(ry
今はExchangeを扱ってる部署で働いてる。ここではExchangeメールのメタ情報をMySQL上で扱ってるから、SQLのSELECT文くらいは見よう見まねで使えるようになってる。
そんな俺も部下を持つようになり、デスクワークの時間が増え、比較的自由な時間が持てるようになった。そんなときにはてブでみかけたCoursera(https://www.coursera.org/)で本当に偶然に「初心者のためのプログラミング」というコースを見つけた。
Programming for Everybody
https://www.coursera.org/course/pythonlearn
コース自体は英語だが、別に教授と会話するわけではないし、Python文法以外は条件分岐や繰り返しといった過去に挫折しながらも知識としてだけはぼんやりと覚えていたことの繰り返しだ。英語が少しくらいわからなくても、図を見ていれば何を解説しているかくらいはわかる。
結論から言えば、このコースを受講したおかげでいままで断片的に持っていた知識 -単語だけは知っていた「オブジェクト指向」、「条件分岐や繰り返し」「アルゴリズム」などなど- がパズルのピースのようにかっちりと組み合わさり、Pythonが難なく習得できた。いままでにシェルスクリプトやCに挫折したのがウソのようだ。Linux、HTTP、SMTP、SQLといった周辺知識も余すところなく役に立った。何のことはない、Pythonの標準ライブラリを使えばHTTPやSMTPのシミュレーションなんて簡単にできたのだ。以前トラブルシューティングで夜中まで手作業でちまちまやっていた作業は、全部Python一発で解決したんじゃないか。
このコースをきっかけとして、俺の人生(といってはおおげさだが)が大きく変わった。小さいところで言えば、自宅PC上でバックアップにつぐバックアップでわけのわからなくなったフォルダ構造の中から、同一のファイルを探し出し削除できるようになった。(傍から見れば何を大げさなと思うかもしれないが、ここ10年くらいの俺の中で最大の懸案だったのだ。)仕事でも日次で発生する業務をバッチ化したり、繰り返し発生する手作業を全部Pythonで自動化した。(経営陣へのレポート作成とかそんな類のものだ。)おかげで残業どころか定時前に帰宅できるようになり、自由な時間はさらに増えた(笑)
ひとつ言語を習得してしまえば、あとは同じことの繰り返しだ。増えた自由時間を利用して、いまはPHP、JavaScript、jQueryを身につけて何かWebサービスを立ち上げようと目論んでいる。出来上がったら、またここでそれまでの道のりを紹介したいと思っている。
こんなことが自分の身に起こるとは、1年前の自分には想像すらできなかっただろう。それまでは「Webサービス」なんて言葉は自分とは一切縁がないと思っていたから。
欲を言えば10年前、いや5年前でもいいからこのコースに出会ってPythonを身につけていたら、今とはまったく違った人生を歩んでいたかもしれない。
コースを開講した教授との相性もよかったのだろう。彼の人柄にも好感をもてたし、「for Everybody」というだけあって、非常にわかりすい説明だった。英語だということを差し引いてもこのコースはおすすめだ。
たくさんのコメントありがとう。こんなチラ裏の文章がホッテントリ入りしてかなりびびっている(笑)
いくつかのコメントに返答したい。
こういう反応があることは投稿したときに予想はしていた。だが、何がきっかけでプログラミングを身につけたのかを具体的に書かないと、何の役にも立たない本当のチラ裏になってしまうので、コース名を書くことにした。だがこのコースをはてブで見つけたのは単なる偶然だ。このとき見つけたのがドットインストールのRuby講座だったら、Coursera→ドットインストール、Python→Rubyになっていただけのことだ。ここで言いたかったのは、断片的でも一度触れたことのある知識は後になってどこで役に立つか分からない、ということだ。Steve Jobsも言っていたが、「人生を振り返ったときに点と点をつなぐことはできるが、その点がなんの役に立つかをあらかじめ予想することなんてできない」ってやつが自分にも起こった、それだけのことだ。
なお、Courseraのこの教授は自分の授業内容をすべてオープンにしている。http://www.pythonlearn.com/ 教科書さえもここで無料で手に入る。Courseraに登録するのに抵抗があり、自習上等という人はここで俺が受けたのとまったく同じ内容を確認することができる。ちなみに授業はすべてYoutube上で公開されている。
これについてはまったくその通りだ。ただ、もう新たな言語を覚えることにまったく抵抗がなくなったのと、PHPとRuby on RailsがWebサービス界ではメジャーらしいので、とりあえずPHPもやってみよう、くらいの軽い気持ちで思いついただけだ。ひょっとしたら実際にはPython+Djangoとかで開発するかもしれない。
今日付けで昇進した。俺が課長だ。上司はアホかと思う。仕事はまったく面白くない。そんなやつを昇進させたらダメだろ。嘘でも意識の高い奴を救い上げてやれよ。内示出されて断らなかった俺もクズだけどさ。
さて、これで幹部みたいなもんである。俺は共犯者だと思う。一緒に悪いことをしようと誘われたように思う。だまして採用して、つぶれるほど使い倒して、つぶれたら自己責任だと言ってほうりだそう。そう誘われたように思う。そんな声が聞こえた。
世の中にはつまらない仕事がいっぱいだ。でも、誰かがゴミを回収して、自販機にジュースを入れ、電気を作り、ガラスを作り、封筒を作り、紙袋を作り、保険を売り、電話で質問に答える。海苔を作り、滑走路を掃除して、本を印刷して、信号機を作り、トラックを運転して、血圧を測り、瓶を洗い、白菜を育て、タンカーを動かし、税関手続きを済ませる。プログラミングをして、サーバーを構築して、ネットワーク機器を設定して、ケーブルを這わす。料理を作って、運んで、皿を洗って。そんな人たちが、自分の仕事をたのしくはないものの、必要なものだと信じて、せめて自分は信じて暮らしていく。
仕事は面白くない。それは不幸なことだ。そして俺みたいなのの下の人間は俺より幸せになってほしい。ちょっとでも仕事をたのしいと思ってほしい。俺はもう、面白くもなければ、たのしくもなく、金以外に得るものはない。その金だって独身の俺には、残るばかりだけれど。もし、仕事が面白かったら、世の中が、世界が、金が、職場が違って見えるのだろうか。
そんなことを辞令を貰って思った。