はてなキーワード: ナンバーディスプレイとは
以前からしつこかったので電話機の機能で着信拒否にしているのだが、ググってみると、結構悪評高い電話番号ですな。
ここで問題。
まず、着信拒否に出来たのは、自分がナンバーディスプレイを契約しているからだが、これは有料である事。
電話機の機能としての着信拒否数には限りがある事。
着信すらして欲しくないので、NTTに用意してある「迷惑電話おことわりサービス」を利用すれば着信すらしないはずだが、これもべらぼうに高い事。
結局NTTは、迷惑行為すら金儲けのチャンスと見ているに違いない、と思わざるを得ない。
NTTに誠意があれば、ナンバーディスプレイは携帯電話等と同様に無料にするはず。
NTTに誠意があれば、おことわりサービスも無料で、かつ登録できる件数に制限を設けないはず。
「あまり使わないよな」、何て考えていて
ぼけっとしていたら三〇になった、そんな感じ。
PHSなんか必要でもないのに、みんな持ってたからってだけの理由で持ってて
使った事なんて数えるほどしかない時期もあったけど
別にケータイが好きでも嫌いでもなく、ただただ縁がなかったとしか表現できない状態だった。
少し前までは。
価値観がちょっと変わったかな。
・朝は大体かかってくる電話とかメールの音で目が覚めるようになった。
内容は、本当にどうでも良い内容ばかり。甘いモーニングコールみたいな物だったら嬉しいんだろうけど。
生活時間が一緒な人間が周りにいるのだからなのだから必然なのだろう。
結局そのままハンズフリーでおき支度を始める。
ただ鳴ってもいないのに、鳴った気がして起きることも(これは慣れるのだろうか?)
・NTTの回線では全く気にならなかったナンバーディスプレイ。知らない番号でも平気で出ていたけど今は無理。
最初数人にしか教えてくて、もちろんその人とだけなはずだったけど
番号はいつの間にか広まって、NTTの番号しか知らないはずの人からも普通にかかってきて何か少し怖かった。
大抵の知人を登録することで解決したが、未だに番号だけの表示はやだ。非通知なんて最悪だ。
これを今まで自分が平気でしてたと考えると、空恐ろしい。自分が普段持ち歩く物に侵入ってのが嫌なのではないかと思う。
おかげでNTTの方も見覚えのない番号は警戒するようになる始末。
・目の前の人を無視できるようになった。
無視という単語が適切かどうかは分からないけどこれが一番大きい。
例えばコンビニとかで電話しながら店員とやり取りしても回線の向こうの相手にそれを感づかれないそんな今まで無かった行動スキル。
又、目の前で会話している人がいても今の段階では電話側にインタラプトされたらそっちに意識を持って行かれる。
それまでの自分の中では今まで当たり前のように目の当たりにしてきた
少し嫌悪感を抱く行動だったけど、それが普通なんだと思えるようになった。
・走行中の電話は本当に危ないと思った。
でもみんな普通にやってるから、これもしばらくすれば慣れるのだろうか?
・結局大切な事は、メールでアポ取ってから行動するというスタイルが変わらなかった。
本当はもっとどこでもドアみたいなのを少し期待していけど
自分だけで見たらこっちのアドレスが携帯のそれになったぐらいの変化しかなかった。
一番期待していたのが期待はずれだった。
いつもイーモバ&PCって言うのもあるかも知れない。
・「又電話する」って言う話の切り上げ方を身につけた。
なんだか知らないけれどだらだらした会話になりがちなので。
・布団の中でネットが出来るって素晴らしい。
・何故か大の途中にかかってくる、電話してると大がしたくなる場合が多いと気づいた。
結構音に気を遣う。
ナンバーディスプレイ発達以前から
そういう電話を掛けてくるおっさんはいるよ。
・内線の要領で外線掛けちゃってる
・名乗らなくても分かるほどのそこの部署でのお得意さん
とかじゃないの。
年配でもいるねぇ、「おれのこと分かるだろ?ってか、なんでわかんねーんだよ」みたいな。
強いて擁護すれば、ナンバーディスプレイ(相当)の機能の普及があるのかも。
年配の人でも、社内の内線がデジタルだったりすると、手元の電話機に
相手の番号や名前・部署が出てる場合もあるから、相手が事情を察してる前提だったり。
ゆとりの場合は、アホというより携帯電話の普及&家電使ったことないのが影響してて、
ここ10年の携帯電話だと、電話を取る前に相手の名前・番号がフツーに表示されちゃうから、
わざわざ「名乗る」習慣が、双方になかったりする。
そんなゆとり年代。
当方就活生。
多くの企業は非通知でかけてくる。
出られるときばかりではないからなんだかなーって思う。
昨日も、他の説明会に出ていて出ることができなかった。
非通知5件。
着歴見てドキってする。
おそらく非通知でかけてくるのは、
・折り返しかけてくる学生が多いと、業務に支障が出るため。
・採用コンサルなどに委託し、こういう電話連絡もアウトソーシングなため。
っていう理由が多いとは思うのだけれど。
留守電くらい残してくれても良いじゃない・・・っていうのは甘え?
なんだか怖いのよね・・・。
非通知の怖さってナンバーディスプレイの弊害というか、
ちょっと不気味。
祖父は、異性関係のいざこざが絶えないひとだった。若いときはもちろんのこと、歳を取ってからもだ。老人会があるといっては家を抜け出し、書道教室があるといっては家を抜け出し、友人宅へ遊びにいくといっては家を抜け出し、病院へ行くといっては家を抜け出し、そのたびに違う女性とほっつき歩いていた。それを阻止しようと、ぼくら家族はどれだけ祖父の説得を試みたことか。感傷的になって怒鳴ったこともあったが、多くの場合、つとめて冷静に道理を説いた。ひょっとしたら改心するかもしれないと淡い希望を抱きつつ、浮気を見て見ぬ振りして、ただただ温かく彼を受け入れようとしたこともあった。
しかし家族がどうしようと、祖父が「悪い手癖」をやめることはなかった。
ついにぼくらは、彼を老人会から脱退させ、通帳やら車の免許証やらを取り上げ(田舎なので車がないとどこにも行けない)、固定電話にナンバーディスプレイを導入して電話の発着信を管理しはじめた。その顛末はというと、祖父は知人に金を借り、公衆電話を使って密談し、家族が遠出をしているときに、タクシーを使ってこっそり出かけるようになっただけのことだった。ちなみに、彼は自分の行いが悪いということは百も承知していた。「申し訳ない」「もうこんなことはしない」という言葉を何度も発し、涙をこぼしさえした。それはその時の本心から出たものだった、とぼくは信じている。しかし次の日には「悪い手癖」を繰り返した。おそらく自分でも「悪い手癖」をどうしようもできなかったのだ。
ぼくは自分をかわいがってくれる祖父が好きだったが、「もうこんなことはしない」という彼の言葉は全く信用しなかった。ある種の諦観というか。不謹慎だが、祖父が足を悪くして家から出られなくなったとき、ぼくは心底ホッとした。