はてなキーワード: トニー・レオンとは
まず前置きとして3点言いたい。
・一つ目。"「通名」だと在日韓国人の方々が名乗っている日本名のように、本名とは全然違う名前のイメージがある。"これは増田が後出しした定義だよね。それに対して、"さすがにそれが一般的になっている国は見つからないから意図的に消しているわけだ。"というのは無理がある。こちらはエスパーではないから増田が言っていなかったことまでは察しきれないな。それでも、本名とは全然違う名前を名乗る例もリンクには乗せておいたんだけどね。
・二つ目。元のブックマーカーさんが"ビジネスネームや通名を使う文化、もっと日本で普及してほしい"と記している、この「や」について、「全部」なのか「どれか」なのかはあいまいだという事。しかも、「全部」の意味で二つの単語をつなげるなら、「や」よりも、例えば「と」のほうがもう少ししっくり来る。増田は「全部」の意味で受け取ったようだが、「どれか」の意味であるなら(自分は「どれか」の意味で受け取ったが)、片方の事例を示せれば十分だ。なので、"それに「ビジネスネーム」だけの話になって「通名」を消しているのが卑怯。"という一方的な非難も的が外れている。
・三つ目。増田は"ウィキペディアはただの調べた対象の一つなのに、なんでそこにある定義が今回の話の主眼に据えられるのか意味不明。"というが、それはこちらの勝手な推測を排して、元々の増田の記事に書かれていることから受け取れる定義だから。
前置きが長くなったが、増田がもともと提示していた通名の定義はこれ。
ここから、通名を「ある国において外国籍の者が国内で使用する通称名を指す」のだとして、
また念のために通称も同じくWikipediaのリンク先からそのまま取ると、
通称(つうしょう)は、正式な名称ではないが、特定の人や物、事象に対する呼び名として世間一般において通用している語のことである。別名(べつめい)とも、俗称(ぞくしょう)ともいう。
通名について上記の意味で自分は受け取って、それに合う事例にもリンクは貼ってあった。ファーストネームを英語名にするのはよくある上に、この例を見る限りでは姓名両方を英語名にするケースもあるようだ。
中国人や韓国人は、クリスチャンでなくとも、勝手に欧米、特に英語のファーストネームを使います。ジャッキー・チェンやトニー・レオン(梁朝偉)などは、すっかり定着していますが、普通の中国人でもミシェルとかクリスといったポピュラーなファーストネームを使っている人がたくさんいます。
一説には、中国語名は欧米人にとって姓と名の区別がつきにくく、欧米風のファーストネームを使ったほうが便利という事情があるというのですが、理由はよく分かりません。韓国も似たような状況です。
日本人は、中韓のこうした傾向に違和感を持つわけですが、いまやこれは流行というか、1つのスタイルとしてマレーシア、インドネシア、タイなどにも広がっています。結果、5つくらいの違う国の人が集まって会議をすると、日本人だけ「さん」づけで、他はみな英語的ファーストネームということがよくあります。どうにも浮いた感じです。
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1305/08/news012.html
そもそも本名と全く異なる名を使うのがポピュラーな国があると自分が知ったのは、ある時、台湾人の知り合いが英語名のミドルネームのようなものを持っていると知り、それを不思議に思ったのがきっかけだ。「クリスチャンなのか」とこちらが尋ねれば、「台湾人は英語の名前を持つのが普通だ」と彼女は言った。
今調べてみても、台湾では割と一般的であるとの記事が出てくる。
【なんで?どうして?台湾人には名前がふたつ?後編~イングリッシュネームを持つ理由~】
ウィキペディアはただの調べた対象の一つなのに、なんでそこにある定義が今回の話の主眼に据えられるのか意味不明。
それに「ビジネスネーム」だけの話になって「通名」を消しているのが卑怯。
「通名」だと在日韓国人の方々が名乗っている日本名のように、本名とは全然違う名前のイメージがある。
さすがにそれが一般的になっている国は見つからないから意図的に消しているわけだ。これもまた詭弁。