はてなキーワード: デスピサロとは
魔界に資源がほとんどないからとか、魔界じゃ生きていけないから魔族全体で人間の世界に侵略移住しなきゃいけないとか、そういう動機や目的がさっぱり見えてこない。
テイルズオブファンタジアの魔王ダオスは明確な目的・動機があって悪事を行なっている初の魔王としてゲームに出てきたのでインパクトがあった。
話を戻すけど
2のハーゴンは世界を認めてなくて滅ぼしたくて破壊神シドーを呼び出そうとする全体自殺主義者だったのでまだ理解しやすい。
4のデスピサロは人間と魔族の領土問題や共存できない問題があったのかなとも思う。
8の破壊神ラプソーンは2つの世界を統合して新しい創造神になろうとしてたので、ドラクエの中では珍しく目的や動機がはっきりしてる。
9の堕天使エルギオスは人間に捕まって実験で狂ってしまったので動機はまだ分かる方。
忠実にって言ったってデスピサロ仲間になるのはどうするのってなる
リメイクはシンシアはマジで生き返ってるで。ここからして既に差異がある
あとリメイク版だと話すシステムで膨大にテキストが追記されてる
これに準拠するのかFC版に完全準拠で言葉少なくいくのか問題がある
言葉少なくいくのは膨大な予算とチャレンジャー精神がないと出来ないので
アニメのフォーマットに合わせて行間が埋められる(セリフやお話が追加される)と思うんだよね
堀井雄二が脚本書くならどんなクソシナリオでもそう言うものだと諦められるけど
堀井雄二以外がクソシナリオ(特に倫理観に問題があるヤツ)書いたら耐えられないわ
ふと思いついた事なんだけど、
FFやDQみたいな雑魚モンスターを倒して"レベルを上げていく必要がある"タイプのゲーム
(RPGに限らず。ただ分かりやすいので今回はRPGを主体に語らせてもらう)
において、倒す対象のモンスターの成り立ちについて3パターンに大別できる。
おそらく大半のDQがこれにあたる。MMOであるDQ10はたぶんここには該当しない。9はしらん。
FF3,4,5あと9もだっけか? クリスタルが関係してくるFFシリーズもここに入る場合が殆どだろう。
FF15も帝国が夜行性の魔物を操ってたりするが大半はそこらにいるモンスターは野生の物であるからここに近い
要するに、帝国と戦う反乱軍とかそういう場合こうなりやすいのではないかと思われる。
1,2は分かりやすい。
(当初はそうではないかもしれないが最終的に)ラスボスを倒すために旅をしている。
そのためにラスボスのせいではびこっている魔物を倒してレベルアップする。
しかし、3の場合はラスボスを倒すために、ラスボスとは何の関係も無い原生生物を殺しているわけだ。
一応懸賞金付きモンスターを倒すという仕事としてやる場合もあるけど。
魔王というシステムは勧善懲悪を機能させるために使われているわけなんだろうけど、
それは最終目的以外の部分でも機能しているのだな、と気づかされた。
あの愛らしくユーモラスな鳥山モンスター達は必要にかられて倒されているのだ。
善とは悪とは…みたいなテーマはデスピサロでギリギリのラインなのだろう。
(まぁもともとロザリーの件抜きでも人間滅ぼすまではいかなくても支配しようとはしてたしな。)
勿論、勧善懲悪ではない世界観が悪いわけではないし(ブレスオブファイア3とか良かったよね。一種のナウシカ系?)
あくまでドラクエは勧善懲悪を貫きますよ、というコンセプトなだけで。
ブレスオブファイア5なんかは食用に飼ってた生物が逃げ出して野生化した公害型だったような気がする。まぁでも3か。
真メガテン3はそもそも世界が生まれ変わったので…なんだろうね。モンスターというか意志通わせれるしね。
貧困女子大生からの貧困男子大学生の話で男も風俗やれよって話が出てたけどまず無理だよ。
男性に風俗やれという人が理解していないこと(http://anond.hatelabo.jp/20170421115303)のブコメでもあったけど
あと射精しちゃったらその後の客相手出来ないしバイレビシア飲んでも限度があるでしょ。
女みたいに手軽にウエトラをまんまんに仕込んで疑似興奮演出するわけにもいかないし。
あとこの現代だと女はよっぽどアレじゃなければ割と男捕まえる方法って多数あるから金払ってまで男を調達する必要がない。
って事は金払ってまで風俗利用する女ってのがどんな女が来るか分かるよな?
ギガンテスとボストロールを混ぜて糞尿ぶっかけたような女が来る可能性が高いんだよ。
金貰ったとしてもそんなの相手出来る?無理でしょ?
ティッシュの付いたアナル45分相手がイクまでクンニ出来ないでしょ?
って事でそもそも男が集まらない。
この辺女って不思議でどんなキモイおっさん相手でもお金貰ったら我慢しつつもプレイ出来る子が多いんだよね。
ブスはどうするかって?
女の風俗って多彩にあるからブス専門の所に行くか後は地方に出稼ぎいけば保証有るし殆どの女はまあまあ稼げる。
これが男と違う所だね。
売り専にしてもホモデリにしても顔と体がそこそこじゃないと男は稼げない。
あとホストやれって話もあったけど、それこそ今ホストって稼いでるのって一部だよ。
頭使って時間使って必死にアフターやってるやつしか稼いでない。
そこらへんのあっぱらぱーがホストやっても飲み要因にされて終わり。
都内ならヘアメ代もかかるし一日貰えても数千円だよ。
ホスト好きのバンギャ崩れみたいなやつとセックスは出来るはずだからそれ目当てならいいかもね。
まぁ昔よりもホストの労働環境はマシになってるから興味が有るなら体験入店してみるといいよ。
割と優しくしてくれるはず。
それこそ無理無理。出張ホストって箱がある訳じゃないから指名貰うにはネットの写真やプロフみて貰うしか無いのね。
って事は写真である程度引けるルックスじゃないと仕事として成立しない。
登録だけしてる奴もゴマンといるし写真をランカー順に見られて10位以下なんて殆どアクセスもされないだろうね。
しかも出張ホストって箱ホスと違ってヘルプもいないし1対1だから女を飽きさせない話術も必要だし外でのデートも多いからファッションやマナーも大事。
そういう女に限って3日間風呂入ってない様な臭いのデスピサロみたいな容姿の女だから困ったもんだ。
http://anond.hatelabo.jp/20130912120735
なんかMOTHER3の話が増田に上がってて、ふと「なんで3のパーティキャラって俺女とか義足のオッサンとか犬とかへんに奇をてらったキャラばかりにしたんだろう、1や2と同じように、最初の3人は赤い帽子の少年と金髪の女の子と眼鏡がよかったのに」なんてMOTHER3の不満だった点を思い返していたところで、「そういえば小説版のジェフって後天的な事故が原因で義足なんだったな、3のパーティ3人目のダスターと同じじゃん」と今初めて気がついた。
思えば2のジェフの「生き別れ同然の科学者のお父さんがいて、父と微妙に確執があるちょっと育ちのいい感じの少年」という設定も、1のノベライズにおいて久美沙織が造形した「小説版のロイド」の設定がそのまんまだった。
(ゲーム版のロイドの父は息子同様にゴミ箱に入った状態で話し掛けて来る職業不明の気さくな人物である一方、小説版のロイドの父は「ギーグに捕らえられて敵のロボット兵器の開発をさせられていた気難しいマッドサイエンティスト」で、ジェフの父親であるアンドーナッツ博士に非常にキャラが近い。2のノベライズのあとがきによると、あまりにもゲームのジェフの設定が1の小説版のロイドそっくりだったので「同じ子じゃ書くのつまんない」と思ったがゆえに、久美氏はジェフにとんでもないオリジナル設定(※両足の義足とその原因となった事故のトラウマ)を追加してしまったのだという)
1の小説版からゲームの2に、2の小説版からゲームの3にリンクする「3人目の仲間の共通点」を糸井氏の意図的なものと見るのはあまりに突飛すぎるかもしれないが、意図的にせよ偶然にせよ、7年ぶりに思わぬ発見を得て少しいい気分だ。元増田に深く感謝したい。
Amazonで売られている久美沙織のMOTHERのノベライズは「作者はキャラヒイキし過ぎ、女の子(アナとポーラ)がビッチ過ぎ、オリジナル要素入れ過ぎ」とそりゃもうボロクソに言われつつも随分なプレミアがついている。
彼女はもともと凄まじく悪ノリ&長文&脇道癖のある作家であり、かつて小説版ドラクエの4〜6(特に4)を執筆した折などは想定読者年齢層を全力でブッチした筆の冴えを見せつけたことで(主に悪い意味で)その筋では有名である。ゲームでは「なんか魔族の王」程度しか設定されていなかったデスピサロの魔界での鬼畜イケメンぶりとロザリーに対するロリコンぶりを描写するために、実に第1巻の約3割を費した耽美と難解を極めるオリキャラだらけの序章を筆頭に「ドラクエの小説版」という単純な単語に惹かれた全国の無垢な少年少女を疑問の渦と睡魔の淵に叩き落としたものだ。
あれに比べたら小説版MOTHERの脱線ぶりなど屁のようなものであるが、それでも1の地底湖における妙に淫靡な13歳同士のラブシーン、著者本人も認める2のタイトル詐欺(MOTHERではなくBROTHERになってしまった)などは、精霊ルビス伝説を初めて読んだ小学生の頃から意味などろくすっぽ訳も分からず彼女の文章を刷り込まれて育った増田のような重度の奴隷信者には溜め息のひとつで済ませられても、彼女の作風を知らずまっとうなノベライズを期待して本を開いた方々には怒髪天ものであっただろう。
前述のような久美沙織のノベライズ奴隷信者たる増田が、開発中だった64版MOTHER3のサブタイトル(豚王の最期)を聞いて思ったことは想像に難くないだろう。勿論「次の小説版どうすんだろ」の一択だ。
ネタバレをすると、小説版の2のポーキーはゲームと違っていずこかへ逃亡しない。2の小説は一冊で完全に独立完結している。
ゲームよりかなり陰惨な設定を付け加えられ、死んだ方がマシじゃねえかと言う酷い目に遭わせられはしたものの、色々あって小説版の彼は救われ、オネットのはずれの家で弟達と仲良く幸せに暮らしている。
1では原作通りの「ジョージとマリアに育てられた宇宙人の子供」だったギーグを、2では設定を完全無視して「多次元宇宙からやって来た、人間に寄生して成長する凶悪宇宙怪獣」というわけのわからんものに平気で変えてしまった久美沙織の事であるから、恐らく3のノベライズも一筋縄では行かないだろう、どのような味付けをするつもりなのだろうか、とゲームも発売しないうちから想像してわくわくしたものだ。
だがいかんせんゲーム原作である3の発売まであまりにも間が開き過ぎ、残念ながらその間に久美氏の小説家としての執筆活動はほとんど行われなくなってしまった。
ゲームそのものの出来が賛否両論で関連グッズ制作に予算が割かれる可能性も少なかったろうから、どのみち彼女が現役だったとしてもノベライズの発売はなかったかもしれないが、今でも久美沙織によるMOTHER3の小説はどんなものだったのだろうと思いを巡らし、赤い背表紙の文庫本が3冊並んで棚に並ぶ事を願わないことはない。
多分ダスターは作者の好みの傾向から言って超かっこいい男になるだろう。ウェスは「ふしゃしゃしゃしゃ!」などと変な笑い声を上げるようなゲーム以上のしゃかりきジジイとして描かれ、一般プレイヤーなら名前すらウロ覚えであろうタツマイリ村の一住民の視点でまるまる一章が描かれることになるだろう。サルが主役の章なんかすごくそうなりそうだ。コーバのヨシダさんやマジプシー、ヨクバあたりのキャラはそのままでも彼女の筆にとてもよく似合うから、きっと笑ってしまうほど魅力的に描かれるに違いない。
そういうどうでもいい細部の事は想像できるのに、MOTHER3という物語を彼女がどう完結させるのか、ポーキーというラスボスにどのような結末を用意するのか、自分程度の貧弱な頭ではとても想像できない事が悔やまれる。
増田はMOTHER2の小説の中では、ハッピーハッピー村の教祖であるカーペインターについて書かれた下記の文章が一番好きだ。(ちなみにゲームに登場するカーペインター氏は、別段このような性格設定や過去があるわけではない普通の中ボスである)
少年の頃、彼は、痩せっぽっちで病弱で、ひどく不器用でした。学校ではいいところを見せるチャンスがありません。おまけに常用していた薬の副作用で顔がゾンビみたいに青かった。気味悪がられて、いつもひとりぼっちでした。こころを通わせることのできる友達が欲しくて堪らなかった。でも、どうすれば、ひとに好かれるような人間になれるのか、ちっとも分からなかったのです。
せつない気持ちをぶつけるために、教祖は絵かきになりました。さまざまな青の濃淡で描かれた彼の絵に、希望や共感を見出すひとたちが現れます。寂しいのは、彼だけじゃなかったのです。悩んでいるひと、困っているひと。ひと見知りで、ともだちを作るのが苦手なひとたちと、助け合って暮らしたい。そう思ったので、一生懸命働いて、この、人里離れた谷間の土地を買いました。誰でも、来たいと思うひとを歓迎する場所、みんなが他人を脅かさずに静かに過ごすことのできる場所として、ハッピーハッピー村を作りました。狭い画布ではなく、大地そのもの、空間そのものを、青いっぱいで埋めるのが、彼の夢でした。
平素の地の文では「今週のハッピーハッピー村信仰大賞佳作受賞者は、ご近所一帯に青大将三百匹を放したヌリ村のジョン作さんです!」などというクソみてえな悪ノリを平気で書くくせに、彼女はこうやって時折、心に突き刺さっていつまでも離れない文章を書く。忘れられない文章がいくつもある。
だから未だに彼女の書くMOTHER3の物語をずっと諦められずにいる。
久美沙織が大昔に書いたゲームノベライズのことなんて知っているマニアックな年寄りは、いかにネット広しといえどもきっとあまり沢山はいないだろう。「翠の髪のボウシャルマン/王宮付きの軽業師」なんて小説版ドラクエの作中詩の一節をググったところで出てきやしない世知辛いご時世だ。
それでもこうして長文を形にしておけば、そのうちこれを見つけた同じ気持ちの誰かと思いを分かち合えるんじゃないかと思い書き残しておく。
「今のゲームは…」というのは、年寄りの繰り言っぽく聞こえるかもしれない。けど、なんにせよ「遊び」って大事だなーとは思います。自分の中の原体験は、大昔の「ドラゴンクエストⅣ」の初プレイ時。
主人公は、自分が何者とも知らず、名もない山奥の村にひっそり村人に隠されて暮らしていた勇者の末裔。第五章冒頭で、その村は魔王の軍勢に発見され、幼い主人公を守るべく、幼馴染みのシンシアが主人公のフリをして、身代わりになるシーンがあるのですね。で、当然軍勢に敵うわけもなく、死ぬ。というより、あえて死んで「勇者の末裔は死んだ」と思わせることで、主人公の命を守ろうとするわけです。
全てが終わり、魔王の軍勢が去った後、廃墟になった生まれ故郷の村を隠れ家から出てきた主人公は見る。ぼーぜんと村を歩くけれど、足が向くのはシンシアといつも話していた…そしてシンシアがついさっき殺された、村の中央の花畑。で、そのシーンに感情移入していればしているほど、シンシアの死んだその場所を「しらべる」せずにはおれないのですね。そうすると、そこには「はねぼうし」という頭用防具が落ちている。
当たり前ですが、「何か落ちたようだ」とか、そういうフリは一切無い。でもって、「はねぼうし」を見つけようが見つけまいが、話の展開には何の影響もない。ゲームの進行上、完全な「遊び」に過ぎない。でも、このシーンがあったことで、自分にとってはドラゴンクエストⅣは忘れられないゲームになりました。もちろん、私の主人公が、デスピサロを倒すそのときまで「はねぼうし」を被り続けたことは言うまでもありません。(ちなみに、数値上はこれも完全にムダ。所詮「はねぼうし」は「はねぼうし」であって、店で普通の値段で買える単なるアイテムに過ぎないし、後々いくらでも強力な頭用防具は登場するので。)
ドラゴンクエストⅣのこのイベントも、もちろん制作者側の狙いに基づくものだし、今となっては陳腐な演出の一つなのかもしれません。ただ、当時の感覚として、このとてもひっそりとした仕掛けは、RPGとはそもそもなんだったかということを訴える制作者の姿勢として、とても好ましく感じられました。シンシアの羽根帽子は、ドラゴンクエストⅣの提供するものが、紙芝居ではなくロールプレイである、というメッセージだったのだと思っています。そういう「遊び」って、多分いまはあんまり理解もされないし流行らないんだろうなと思うと、まあ、確かになんだか残念ではありますね。それが、一般人の感慨なのか、ゲーマーとしての感慨なのかは自分にはよく分かりませんが。
ちょっと今なつかしくなってDSのVをわざわざ買ってやり直してきたところなんですけど、
今やり直してみるといろいろ気づくところがある。
例えば、
ただ、よくよく考えてみるとVIIIもV型のような終わり方だから、これは結局引き出しの違いなのかもしれない。
そしてさらによくよく考えてみるとIVの第六章でとりあえず救済されたピサロに不満たらたらな意見を目にするのに、VやVIIIで同じような意見を見ないのは不思議だなあ、と。ドラクエってシナリオに矛盾がないわけじゃないから、救済されるのはおかしいっていう理屈はないなあ。私が最初にFCのIVでデスピサロと対峙したときはロザリーの死とほこらのBGM、直前のデスプリーストの発言が相まってかなり胸に来るものがあったんだけど(それがよかったのかね)
そういう意味ではVIIIのフィールドはすごい。あの走ってるのにゆっくりな移動スピードは、フィールドの壮大さを演出するのによく貢献している。
今なら「マリアNTR結婚でヘンリー何食わぬ顔でパーティ加入√」とか臆面も無く言う人いそうだけども、何が違うんだろう。
私は最初やったときヘンリー抜けるのもキーファ抜けるのも嫌だったけど、復帰しろ、とまでは思わなかった派。
ただ、何が異質なのか、うまく説明できない。
まあなんだかんだあって楽しめました。
年末だってのに、最近いろいろ腹立たしいことが続いており、はてなの日記上で『死ね』だの『殺す』だの、
物騒な言葉が飛び交うのを良く目にする。
その言葉が向かう矛先は超巨大な権力であることが多いのが、はてなの特徴だ。
ネット上で、一個人が、太刀打ち出来ない巨大権力を罵倒するのを見て、私は何かを思い出す。
…そう、キングレオだろうが、デスピサロだろうが、構わず怯まずザラキをぶち込みまくる、
この色ボケスカタン野郎が!お前の存在が無駄じゃボケェ!と言いたい訳ではもちろんない。
権力に『死ね』と臆面もなく叫ぶ姿勢がザラキを打ちまくるクリフトに似ている、
このことからむしろ私は一見無駄打ちにしか見えないクリフトのザラキに、
容赦のない攻撃の連打で、共に旅を続けてきた仲間たちを傷付けるデスピサロ。
僧侶であるクリフトは、デスピサロに直接的に大ダメージを与えることは出来ない。
必死に仲間の傷を癒し、勇気付けるも、デスピサロの一撃は愛しいアリーナ姫を打ち倒す。
顔面蒼白でアリーナ姫に駆け寄るクリフト、気絶した彼女を抱き起こしながら
『ザラキ!』
…そうだ、そうなのだ。
クリフトのザラキは無駄打ちではない。真剣な怒りであり、仲間への愛を叫ぶ行為なのだ。
私はずっとお前のことを勘違いしていた。
このバカAI!いっぺん死ね!俺が命令する!と、お前から自由意志を奪っていた。
すまない、クリフト!
愚かな私を、私を許してくれ…!
叫べ、クリフト!
ザラキを叫べ!