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2023-07-02

マスク氏による440億ドル(約5兆7000億円)規模の買収が実現すれば、ゴールドマンサックスグループJPモルガンチェースツイッターから助言手数料として計1億3300万ドルを得る

東芝エスティングハウス事件が思い出される

ツイッターはもしサイバー攻撃受けたらどうなっちゃうんだろな

2023-03-18

anond:20230318091011

ポールソンよりも遥かに早くリーマンショックを予見して空売りしかけてゴールドマンすらモルガンチェースすら出し抜いた無名投資家が何人かいたけどまさにそんな人たちだったよ

彼らはその後現在に至るまで成功し続けてる

2023-02-14

[]米CPI発表前夜、ウォール街は各種シナリオに備えゲームプラン策定

14日に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)は、パウエル連邦準備制度理事会FRB議長と金市場の間で数カ月前から続いている危うい停戦状況を一変させかねない。インフレが落ち着き始める中、議長株式相場の上昇にほとんど口出ししていないが、景気のガス抜きを図る議長の取り組みを株高が台無しにするのではないか危惧する声は多い。

  ゴールドマン・サックスグループ債券および株式マクロヘッジファンド担当責任者、トニー・パスカリエロ氏は「FRB金融環境がこれほど緩むとは想定していなかっただろう。しかインフレが低下を続ける限り、それに異議は唱えないはずだ」と10日付のリポートで指摘。「それだけにCPIの重要性は高い」と述べた。

  CPI統計のどこに焦点を絞るかや、各種シナリオでどう賭けるかを巡っては、各社で異なるようだ。JPモルガンチェースは前年同月比に注目。エコノミスト予想では6.2%上昇への伸び鈍化が見込まれている。

  予想近辺であればインフレ沈静化の継続確認され、国債利回りドルが下げる一方、テクノロジー株と景気敏感株を中心にS&P500種株価指数は上昇すると、JPモルガンは予想。しか投資家の注目が過去2カ月よりも鈍いディスインフレシフトすれば、株式の上昇は縮小する見通しだという。

  一方でモルガン・スタンレーのトレーディングデスクは、月間ベースでの変化率に注目し、0.4%上昇を予想している。これを下回ればハイテク株と消費財銘柄が上昇し、債券も買われる見通しだという。逆に上回ればリスクオフきっかけとなり、インフレに強いはずの景気循環株でさえも売りを免れられないとみている。

  アンドルー・タイラー氏らJPモルガンのチームは、CPIが前年比6.5%上昇を上回る確率を5%と分析。この場合S&P500種は2.5~3%下げると予想し、割高なソフトウエア株や仮想通関関連銘柄を売り、米国債ドルを買うよう推奨した。

  「強気派にとって特にやっかいなのは、このシナリオ中国発のインフレ圧力顕在化する前に実現することだ」と指摘した。

  金融市場では株式から債券に至るまで、年初からの上昇基調が先週に停止。物価圧力が長期化する中、FRB当局から利上げを継続する必要性が相次いで指摘されたことが背景にある。こうしたタカ派的な発言を受けて、短期金融市場で織り込まれ政策金利ピーク水準は5.2%前後に上昇した。今月初めは5%弱だった。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-13/RQ11KNDWRGG001

2023-02-07

[]米国株、今年の上昇は終わった-ゴールドマンコスティン氏

ここ1カ月の米国株好調で、今年の上昇は終わりかもしれないと、ゴールドマン・サックスグループのストラテジストが予想した。

  デービッド・J・コスティン氏らストラテジストはリポートで、年初から約8%上昇したS&P500種株価指数は、予想より良好な経済成長債券利回り低下を正しく反映した水準にあると指摘。同時に、割高なバリュエーションとさえない企業業績、高い金利は、ここからの上昇余地ほとんどないことを意味すると分析した。モルガン・スタンレーマイケル・ウィルソン氏も同様の見方を示している。

  ゴールドマンのストラテジストらはS&P500種の3カ月後の目標を4000と従来の3600から引き上げたが、それでも3日終値より3%低い。2023年末の目標4000は据え置き、年内に今よりも高くなることはないと示唆した。

  モルガン・スタンレーウィルソン氏は6日のリポートで、投資家センチメント改善しているものの、昨年10月安値からの反発は新たな強気相場の始まりではないとの見方を示した。

  米経済が持ちこたえる見通しとインフレ鈍化の兆候、米利上げペース減速への楽観がリスク意欲を押し上げたが、コスティン氏はリセッション景気後退)の場合には株価に「大幅な下落リスク」があるとし、米株投資家には難しい状況だと分析した。

  ゴールドマンのストラテジストは現金クレジット米国外の株式など、米国株に代わる投資先の方が今はより有望だとしている。JPモルガンチェースも6日のリポートで米株の高いバリュエーションを挙げ、米国外の市場が引き続き「はるかに興味深い」と指摘した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-06/RPNI73T1UM0W01

2023-01-11

[]JPモルガンCEO、米金融当局は5%を超えて利上げ続ける必要

JPモルガンチェースジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、現在の想定を上回る水準まで米連邦準備制度金利を引き上げる必要があるかもしれないと述べた。ただ、自身は昨年の利上げの効果を見極めるため引き締め中断を望むと表明した。

  現在の予想が正しく、政策金利が5%程度まで引き上げられる確率は50%で、6%まで引き上げなければならない確率も50%あると、ダイモン氏が10日放映されたFOXビジネスとのインタビューで語った。

  5%程度という現在の予想についてダイモン氏は「私は、十分ではないのではないかと考える方だ」とした上で、「3カ月か6カ月待ってみることに害はないと思う」と述べた。

  米連邦準備制度は先月、0.5ポイントの利上げを実施。4回の0.75ポイント利上げ後にペースを減速させ、フェデラルファンドFF金利誘導目標レンジを4.25-4.5%とした。

  経済についてダイモン氏は、昨年の大半に述べていた見解を堅持し、消費者は依然として力強いがリスクは引き続き高水準だと指摘。ロシアウクライナ侵攻と量的引き締め(QT)の影響を挙げた。

  ゴールドマン・サックスグループモルガン・スタンレーなど同業他社人員を削減しているが、JPモルガンは「なお採用モードにある」と明らかにし、各社が慎重になる理由理解できると付け加えた。人員自然減のレベルが緩やかになったため賃金圧力は若干和らいだとも語った。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-10/RO9SE1T0G1LE01

2022-12-21

日銀サプライズ修正ドル/円反応:識者はこうみる

東京 21日 ロイター] - 20日に日銀長期金利の許容変動幅拡大を決めたことにドル円相場が反応。ニューヨーク外為市場では円が対ドルで4カ月ぶり高値を付けた。今後の相場について、市場関係者見方は以下の通り。

日銀決定の背景に政府意向か、ドル再上昇140円へ

ゴールドマン・サックス証券 チーフエコノミスト 馬場直彦氏>

日銀説明通り、今回の決定は市場機能改善を目指したものであろうが、同時に長短金利操作(YCC)を機械的運用しすぎ、円安効果が増幅されたことも一因ではないかとみている。さらに、政府与党から日銀金融政策の柔軟性を求める発言が多くなってきたことも関係しているのではないか

米国来年2月と3月、5月に0.25%の利上げを実施すると予想している。ターミナルレートは5%強で、米10年債利回りのピークは年後半に4.25%となる想定だ。現在の水準からやや距離はあるが、日銀長期金利の変動幅を拡大しても、ドル高/円安は再び進行し、140円を超えるような水準へ到達する可能性がある。

日銀政策修正を巡る思惑強まれば、125円まで下落も

クレディ・アグリコル銀行資本市場本部シニアアドバイザー斎藤裕司氏>

前日の日銀決定会合での長期金利の許容変動幅拡大はサプライズ。米連邦準備理事会FRB)は利上げペースを鈍化させ、市場米国リセッション懸念から、23年末に利下げに転じるとの見方が強まる中、日銀金融政策を転換させるのは難しいと思っていた。ただ、改めて考えると、イールドカーブコントロール(YCC)のさらなる変更やその先のゼロ金利撤廃を見こして新執行部に対する一番重たい舵を切ったのではないか。また、リセッションさらなる織り込みが進めばタイミングを逃す可能性があり、時期は12月しかなかったのだろう。

次の日銀総裁に交代するまでにさらに調整が必要可能性がある。日銀によるさらなる政策変更やいずれマイナス金利を解除する可能性がでてくるとみられ、海外勢や投機筋など市場参加者は一段の円金利の上昇はありうるとみている。一方で、米金利は上昇が一服していることことからドル/円は下方向に向きやすい。

足元のドルは8月初旬に付けた130.40円がサポートとなり、下げ止まっている。ただ、2022年の高値安値の半値である132.70円を割り込んだことから、次は61.8%戻しの128.10円が視野に入ってきた。また、弊社調査部FXモデルを基にした試算によると、125円程度まで下落する可能性があるとみている。

レンジを切り下げながら緩やかな円高方向に

あおぞら銀行 チーフマーケット・ストラテジスト 諸我晃氏>

ドル/円はレンジを切り下げながら緩やかな円高方向に向かうとみている。前日の日銀決定会合での長期金利の許容変動幅拡大は市場の織り込みがなかったため、サプライズとなった。日銀来年の早い段階で修正に踏み切るとみていたため、行動が前倒しとなった格好だ。

日銀の決定を受けて米金利が上昇したことから短期ゾーンを中心に日米の金利差は変わっていない。日本貿易赤字はいずれ縮小する可能性があるものの、目先は実需によるドル買いが続き、ドル/円の下値を支える。

一方、投機筋の円売りポジションの構築は見込めず、短期的な円ショートのアンワイドが入りやすいほか、オプション市場でも円高方向のヘッジをいれてくるだろう。投機筋のポジションがなくなるため、ドル/円の上値は重くなる。

心理的な節目で、一目均衡表(週足)の雲の上限になっている130円を維持できるかがポイントだ。同水準を割ると127円-128円が下値として意識されやすい。

日本インフレ賃金上げを確認できる形で2%を超えていくのかが今後の注目。米国の景気が悪化していく中で、明確な数字がでてきづらいのではないか。現時点では日銀イールドカーブコントロール(YCC)のレンジを引き上げるという思惑があるものの、当面現行のプラスマイナス0.5%程度を継続していくとみている。その場合日銀に関する材料は剥落し、その後は米景気動向テーマとなっていく。

ドル130円前後でいったん底入れか

<JPモルガンチェース銀行 市場調査本部長 佐々木融氏>

日銀が決定した長期金利の変動幅拡大と国債買い入れの大幅増額は、利上げでも金融引き締めでもなければ、金融緩和政策からの出口でもない。安定的な2%の物価上昇目標の達成はまだ見通せず、金融政策の枠組みや出口戦略について論じるのは時期尚早だと考える。

11月以降の日米10年国債金利差とドル/円の相関関係から試算すると、現在金利差と整合的な水準は136円半ば。日銀の決定を受けて5円程度、円高方向へシフトしたことになるが、この程度の振れは今までにもあった。

これが元の相関に戻るかが注目点になるが、ファンダメンタルズ考慮すれば、短期的に130円前後でいったん底入れし、来年にかけて140円台へ切り返す可能性があると予想している。

中長期の通貨の強弱に影響しやす短期金利でみると、日本世界政策金利の加重平均値との差は、既に390bpまで拡大し、円キャリートレードが活発化した2005─07年のピークに近づきつつある。

日銀金利を引き上げるめどはたっていない。今後マーケットボラティリティが低下した場合、円キャリートレードが活発化するとみている。

https://jp.reuters.com/article/japan-economy-boj-idJPKBN2T5054

米国債、利回り上昇に青信号ヘッジファンドポジション整理後

年末ポジション調整でヘッジファンドレバレッジを減らした後、米国債利回り上昇への道は大きく開かれた。

  10年物米国債は3営業日続落し、20日には11月30日以来の安値を付けた。日本銀行長期金利の許容変動幅を拡大したこと米国債の売りの一因になったが、ポジションが整理されたばかりでショートカバーがない状態さらに下げを拡大させた。

  ジェイバリー氏らJPモルガンチェースのストラテジストは19日のリポートで、「投資家は先週後半に利回り上昇に対するエクスポージャーを減らしたのかもしれない。ポジションが整理されたと考えると、この値下がりも納得できる」と指摘した。

  10年物米国債先物コール(買う権利)に対するプット(売る権利)の強さを示すスキュー短期コールに傾いたが、再びプットが優勢になっている。トレーダー米国債の一段の下落に対してヘッジしていることが示される。

  10年物米国債オプション3月限の未決済建玉は110.50、111.50。112.50、113.50を行使価格とするプットが多く、利回り3.75-3.90%のレンジにらんだ取引を反映している。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN7NY6T1UM0W01

2022-12-07

米国市況】株続落リスク回避大手銀CEOの景気悲観論相次ぐ

6日の米株式相場続落。米金融政策経済成長企業業績に及ぼす影響を巡って懸念が広がる中、大手銀行経営者らが景気に関して悲観的な見方を示した。

  アップルマイクロソフトといったテクノロジー大手が売られ、相場を大きく圧迫。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2%安。S&P500種株価指数は4営業日続落となった。KBW銀行指数構成企業は2社を除く全てが値下がりした。

  ゴールドマン・サックスグループデービッドソロモン最高経営責任者(CEO)は「困難な時期が待ち受けている」とし、ボーナス減額や人員削減実施されたとしても意外なことではないと警告。バンク・オブ・アメリカ(BofA )はリセッション景気後退)の可能性に備えて退社する従業員が減っているため、採用を減速させているとブライアン・モイニハンCEOが明らかにした。JPモルガンチェースジェイミー・ダイモンCEOはCNBCに対し、来年は「緩やかないし深刻なリセッション」に見舞われる可能性があると話した。

  ニューヨークライフ・インベストメンツポートフォリオストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は「株価はまだ底入れしていない」と指摘。「株式市場では今のボラティリティ局面が今後数カ月で終了する可能性が高いが、企業業績はまだリセッション的な環境適応したものになっていない」と述べた。

  モルガン・スタンレー・アセットマネジメントリサ・シャレット氏は経済成長の減速やインフレ消費者購買力が低下するのに伴い、大手企業一角では来年の業績が想定よりもかなり大幅に落ち込む可能性もあると指摘。「企業ガイダンスの多くは妄想的だ」とし、「多くの人は不都合現実を突然知ることになる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

米国債

  安全性を求める動きから米国債は上昇。取引終盤に上げ幅を拡大した。10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.51%を付けた

外為

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して値上がり。一時は下げていたが、株価下落を背景に安全資産とされるドルに買いが戻った。

  ドルは対円では137円付近。朝方にはドル売り・円買いの動きで136円を割り込む場面もあった。

  スコシアバンクのショーンオズボーン氏は「米金融当局にとっての見通しにもっと実体的な変化がない限り、ドルの上昇は持続可能だとの確信は持てない」と6日のリポートで指摘。「しかドル短期的に若干の堅調を維持できるかもしれない。投資家が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合に目を向け始めるためで、パウエル連邦準備制度理事会FRB議長が同会合金利に関する期待を上方向に誘導しようと努める可能性は十分ある」と述べた。

  INGバンクフランチェスコペソレ氏は「ドルが一段と下落するには、ドル弱気トレンド継続投資家確信を持って予想する必要がある。ロングスクイーズの余地は今や著しく縮小した」と指摘。「そのような予想は時期尚早であり、年末にかけてドル回復すると想定している」と話した。

原油

  ニューヨーク原油先物相場は大幅に続落し、昨年12月以来の安値となった。金融市場全般で売りが広がる中、投資家原油ポジションを縮小した。

  ウェストテキサスインターミディエート(WTI)はこの日の下落で年初来の上げを全て失った。原油市場では流動性の低下が続いている。北海ブレン原油先物建玉2015年以来の低水準。12月に入り、トレーダーらはポジションを縮小している。

  シティグループ商品調査グローバル責任者エド・モース氏は、ブルームバーグテレビジョンインタビューで、原油市場最近理不尽」な価格の動きが見られることからトレーダーらは「市場から逃げ出している」と指摘。「年末が近づいており、今年利益を得た人はそれを失いたくはない」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェストテキサスインターミディエート(WTI)先物1月限は、前日比2.68ドル(3.5%)安の1バレル=74.25ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は3.33ドル下げて79.35ドル

  ニューヨーク相場は小幅に反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.10ドル(0.1%未満)高の1オンス=1782.40ドルで引けた。金スポット価格ニューヨーク時間午後2時半時点で0.1%上昇の1769.83ドル

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-06/RMHE12DWLU6801

2022-08-16

アメリカホットウィール攻略法(後編)

文字数関係で前編後編に分けた。コンテンツは下記のとおり。後編がより実践的な情報

■前編
■後編

ここからは後編。前編はこちら→https://anond.hatelabo.jp/20220816013839

売ってる店舗とその攻略法

流通量の多い(主観)≒買いやすい順になんとなく並べて説明する。

Walmart Supercenter

たぶん流通も最大で価格も最安なので、Hotwheelsを買うならWalmartが主戦場と言える。ここが攻略法の一番の山場だ。

在庫 何より流通が一番多いのでたくさん買えるだけでなく入荷の頻度もたぶん一番高く、良いモデル出会確率も高い。72個入りが1箱とか数箱の単位で数週間おきに入荷するのが通常のようだ。入荷頻度は高くないがDump Binと呼ばれるバスタブに仕切りを入れたようなでっかい箱に大量のHotwheelsが放り込まれて売られているのを目にすることも多い。残念ながら私はそのチャンスに恵まれなかったが、入荷直後の手付かずで独り占めできたら$TH複数台手に入る可能性が高い。たしか、72台入り9箱ぐらいの量だったと思う。それ以外にもSide Kickと呼ばれる、陳列棚の側面に設置される薄い箱の形態での入荷もある。クリスマスの時期には大量のHotwheelsが入荷される。Dump Binだけでなくもっと大きい箱が並ぶこともある。11月末のThanks Givingが終わるとすぐにクリスマス商戦が始まるのでその頃が狙い目だ。

Dump Bin Dump Binは入っている台数が多い上に、並んでいないから物色するのに一苦労だ。全部見ようと思うと30分以上はかかる。空のショッピングカートを持ってきて、3つに仕切られたDump Binのうち1枠から順にHotwheelsを取り出して、物色しながらショッピングカートへ移動させる。これだけでもショッピングカート結構埋まるが、たまに「これ全部買うの?」と他の客に驚かれることがあるので少し恥ずかしい。1枠が空になったら、2枠目のHotwheelsを空いた1枠目に移動させていく。そして3枠目も同様に2枠目に移動させる。最後に、ショッピングカートに入れたHotwheelsを空になった3枠目に戻すという作業になる。SNSなどで「Dump Binの底から$THが見つかった」という投稿を時々見かけるが、自分自身は一度も見つけたことはないので期待しない方が良い。買い逃した古いモデルや人気で品薄の、文字通り掘り出し物が見つかることはある。時間はかかるが何だかんだで楽しい

Walmart限定モデル MattelWalmartが主戦場と捉えていると思われ、Walmart限定モデルも多くリリースされる。代表的なのはZAMACで、ほとんどのモデルは人気が高いのでそれなりに入手困難だ。見つけたらラッキーなのですぐ買った方が良い。DATSUNなんか特に人気で$TH並みに捕獲困難だ。ワイルドスピードバットマンなどのサイドラインWalmart限定が多いし、ベーシックよりも日本との価格差が大きいので欲しいのがあるなら買った方が良い。ただしWalmart限定であってもサイドラインは全店舗に入荷するとは限らないようだ。Mistery ModelsもWalmart限定だ。ブリスターではなく中が見えないビニール袋に入っていてガチャのような売り方をされている。とは言え、袋には中身に対応した番号が印刷されているので実態としてはガチャではない。運が良ければレアチェースモデルが手に入る。ガチャじゃないのに運と書いたのは、やはりライバルが多くて目ぼしいのはすぐに買われてしまうからだ。

重要タイミング 陳列は夜10時頃が定刻のようで、その時間帯になると商品の箱が載ったパレットが続々と倉庫からフロア搬入され通路に並べられる。そして各売り場に配置されたスタッフ開封商品を陳列していく。Hotwheelsの入荷があった日ならこの時刻が狙い時だ。しかし注意が必要だ。スタッフが陳列する時にはすでに先客が目ぼしいのを抜いた後かもしれない。あるいは、スタッフ開封するのを待っている間に別のコレクターが来て箱を開けてしまうかもしれない。確実に手付かずの状態で物色したいなら未開封の箱を見つけてその場で開けてもらう必要がある。かと言って箱に許可なく触るのはご法度だ。荷崩れするリスクがあるからだと思われるが、きっとスタッフに怒られて、たとえ頼んでも箱を開けてくれなくなってしま可能性がある。箱には決して触れず、笑顔でしっかりあいさつし、丁重にお願いすればよっぽど断られることはないだろう。顔見知りになると「今日は入荷あるよ」と聞く前に教えてくれることもある。

店員 その一方で、逆に嘘をつかれたと思われることもあった。先述のクリスマス商戦の頃、大量入荷の情報をつかんだのでその店舗に行ってみたが箱は見当たらなかった。近くに店員に聞いたら、入荷して倉庫にあるけど古いシボレーのアソートだよ、と言われたのでその店舗は立ち去った。そして別の店舗に行ったが、その店舗が帰り道の途中だったので念の為再度行ってみた。そしたらデカいHotwheelsの箱が陳列されていたのだ。陳列されたばかりだし、この入荷数からすると$THが1台や2台ぐらいありそうだったの喜んだ。しかし、物色してみると、売れたのはわずか数台だけだったが$THはすでになかった。この状況だと邪推してしまうが、店員は他のひいきのコレクターのために嘘で私を追い払い、そのコレクターが$THだけを抜き取ったのではなかろうか。後日、運良く別の店舗で同じ箱に遭遇し$THを2台見つけたので、やっぱりそうだったんだと思う。

BrickSeek 前編に書いた情報だが、以前はBrickSeekという非公式WEBサイトWalmart店舗ごとの在庫検索できた。行く予定の店舗を数日前からウォッチしていれば入荷されたかどうかが分かる。入荷された日は朝に在庫数が増え、その日の晩に陳列されるという時系列だったので、毎朝チェックして入荷が分かればその日の晩に捕まえることができた。

営業時間 地域にもよるが24時間営業店舗が多いので、そういう店舗では開店待ちそのものがなく、先述の夜10時ごろの陳列のタイミングを狙うのが最も効率が良い。もちろん夜10時以外に陳列されることもあるのでチャンスがない訳ではない。箱買いしたことがある人なら知っていると思うが、メインラインなら3個と3個が向かい合わさった6個が一列となって箱詰めされている。もしその6個ずつが並んだ状態DumpBinに入っていたら手付かずのラッキーチャンスだ。速攻で物色しよう。タイミングについて書いたが、Walmartの多くが24時間営業のおかげで閉店時間を気にしなくて良いし、どの時間でも多少なりとも掘り出し物に出会えるチャンスはある。

いろいろ書いたが、結論としては一番良い物が安くたくさん買える。なので私はWalmartが大好きだ。

Walmart Neighborhood

Supercenterと同じWalmartだが食料品メインなので、Hotwheelsが売っていないこともある。あったとしてもSupercenterよりかなり少ない。とは言え、可能性は低いが小さめのDump Binがあってそれなりの量を売っていることもある。望み薄だがシラミ潰しに狩りたい場合は寄ってみても良いかと思う。買い逃していたZAMACのモデルを見つけたこともある。

■Target

たぶんWalmartに次いで流通量が多いと思う。価格Walmartとほぼ同じ。毎年のメインラインの中にTarget専用のRed Editionというセグメントがあるのは有名な話だが、それ以外にも年間いくつかのサイドラインがTarget限定で発売されたりするし、Hotwheels idシリーズも実店舗での正規販売はTargetだけだ。Red Editionも特に実車結構人気なので入荷直後でないと入手は難しい。Walmartと違って夜は閉店するので開店待ちでの出会いにも一応期待できる。その一方で、開店時間中に陳列されることもある。Walmartほど決まった時間ではないようなので、「まだ陳列してないHotwheelsない?」と店員に聞けば奥から出してくれることもある。残念ながら、他のコレクターも同じように物色しているから、陳列前の箱だとしてもすでに狩られた後の可能性は高い。

執筆時点での話だが、Targetにも店舗ごとの在庫チェックできる「Target Price Check & Inventory」というWebサイトがある。Hotwheelsのメインラインコードは「087-07-0027」だ。Target内のコードのようで、他の商品コードが知りたいなら値札に書いてある。行く予定の店舗が決まっているなら前日かそれ以前からチェックして、行く当日に在庫が増えていたら入荷があった証拠だ。先述のようにいつ陳列されるか分からないが極力早く買いに行った方が良いだろう。

■Kmart

経営難によりどんどん店舗が減っているがWalmartやTargetと同様のキャンペーンやKmart限定モデルなど息が長く続いている。残念ながら自分の行動範囲ほとんど店舗がなかったので情報は少ないが、WalmartのようなDump Binなどでそれなりの数が売られているようだ。地域によるが、店舗が少ない故にKmart限定モデルは若干希少な存在のような気がする。

■Kroger Marktplace

いわゆるスーパーマーケット系列店が全国に展開されている。Krogerという店の中でもMarketplaceという大型店があり、Hotwheelsの流通量も結構多い。Kroger限定モデルも発売されていて、メインラインカラーバリエーションだったり、Kroger系列限定サイドラインもある。毎年恒例のHalloweenサイドラインもKrogerやスーパーマーケット限定で売られているようだ。それだけではなく、日本キャンペーンカーと呼ばれている無料モデルもKroger向けに例年用意されている。これは特例のエピソードだが、後述するToysrus破綻により、その年にToysrus限定で用意していたモデル販売できなくなり、受け皿として急遽Kroger限定に切り替えられて発売されたこともある。一見普通スーパーマーケットのようだがHotwheelsとの繋がりは強いようだ。

この店舗でもDump Binがあったり、専用の陳列BOXがあったりなど、かなりHotwheelsに注力している様子が分かる。玩具コーナーも一列程確保されていてその陳列棚のペグにかかっているが通常だが、クリスマス商戦の時期にはWalmart以上に大きい陳列BOXが広い通路のど真ん中に鎮座することもある。たまに聞くHotwheelsのバグだが、Kmart限定モデルがKrogerで手に入ったことがある。

Krogerの入荷も他と同じくランダムだ。店員に聞いても知らないのも他と同じ。とあるKroger限定モデルがすごく欲しくて必死に探していたことがある。店員と少し顔見知りになって入荷したら教えてくれることになったが、結局電話がかかってくることはなかった。自分でも探していたが結局近隣の店舗には入荷しなかったっぽい。仕方がない。

■Kroger

Marketplaceではない通常のKrogerは食料品メインの普通スーパーだ。ごくわずかではあるがおもちゃコーナーには必ずHotwheelsがぶら下がっている。店舗毎に差はあるが、おもちゃコーナーとは全然違う季節物のコーナーにSide Kickがあったり、食料品コーナーの隅っこに陳列BOXワゴンが置かれていて大量に売られていることもある。無駄足になることも多いが見逃したくなければ店内の通路を一通りチェックする必要がある。価格店舗地域にもよるみたいだがメインラインは$1~2の間で売られているのが通常のようだ。たまに10台で$10という値段が付いていることもある。セット割引のように見えるが、面白いことにこういう場合でも1台が$1で買えたりする。また、店舗によっては2年ぐらい前のアソートが定常的に入荷している様子もあり、買い逃したモデルを手に入れられることもある。Mattel社が2年前のモデルを作り続けているとは思えないのでこの流通は謎だ。WalmartやTargetの陰に隠れて情報も少ないので入荷を狙い撃ちしにくい代わりに、運次第で$THが手に入ることもある。

Krogerという名前全国区ではないので地域によっては別の名前スーパーが展開されている。どの地域が何という店舗かはKrogerの公式Webサイトに載っていたと思うので旅行出張中にハンティングする場合は事前に調べるのが望ましい。例えばロサンゼルス近辺ではRalphsというスーパーだ。ここでもKroger限定モデルが手に入る。

■その他スーパーマーケット

一般的スーパーならHotwheelsが置いてあることは多い。どのスーパーも似たようなレイアウトで似たような取扱商品だ。上で書いた通常店舗のKrogerと同じような状況で、$THに巡り会うチャンスもある。ただし専門性の高い店舗には取り扱いがないようでWholeFoods、TraderJoesでは売っていない。

■Walgreens

侮れないのが薬局だ。どの店舗にもおもちゃコーナーがあり、在庫はまちまちだがHotwheelsも必ずある。Side Kickも頻繁に見る。店舗や時期によっては特設の陳列BOXが置かれていたこともあり、それなりの狩場と言える。そんな薬局の中でも特にWalgreensはかつて限定モデルが設定されていたこともあり、コレクターにとってはスルー出来ない店舗だ。

CVS

Walgreenのような限定モデルはないようだが、同じような在庫状況なので行ってみる価値はあり。

■H-E-B

まり行ったことはないがWalmartと似たような感じの店。在庫もそれなりにありそう。見かけたら要チェック。

■Meijer

Walmartに似たような店舗でHotwheelsもしっかり置いてある。行った経験が少ないのでこの店舗特有情報は持ち合わせがない。

Dollar General

1ドルショップ日本で言う100円ショップみたいな店。ここでもHotwheelsは売っているし、他の特定店舗と同様にDollar General限定モデルキャンペーンが設定されたこともある。店舗自体が大きくないので大量に在庫はないがしっかりとHotwheelsはあるし、SNSなどで$TH捕獲投稿も時々見かける。要チェック。

Dollar Tree

こちらも1ドルショップ。常にHotwheelsの在庫はあるので要チェック。限定モデルなどはないが、クリスマス商戦の時期にはかなり多く入荷されるのでその時期にはパトロールが忙しくなる。$THのチャンスもあるし私自身もここで見つけたことがある。Walmart限定のはずのワイスシリーズも見たことがあるが、それはバグなのかもしれない。

■99cents only

同じく1ドルショップだが、ある時期から極端に在庫が少なくなった。もう取り扱いをやめてしまったのかもしれない。

■GameStop

名前の通りゲーム関連の商品を主に扱うがコレクション向けのフィギュアおもちゃもあり、Hotwheelsの取り扱いもある。数年前にはGameStop限定モデルキャンペーンなども設定されたのでHotwheelsにも注力していると思われるが、私自身の経験では店舗も少なめだし在庫も少ない印象だからまりハンティング向きの店舗ではない気がする。

Five below

$5以下の商品を扱う店舗おもちゃも売っているのでHotwheelsも少しある。在庫は少ないので期待も薄い。

■AutoZone

日本で言うオートバックスみたいな店だ。少しだけ置いてあることがある。わざわざ行くほどでもない。

Home Depot

かなり大手ホームセンターで、たまにHotwheelsを売っていることがある。まれDump Binもあるらしいがわざわざ行くほど期待はできない。

■Hobby Lobby

Greenlightなどの在庫結構多いが、Hotwheelsの取り扱いはない。

■その他ホビーショップ

ホビーショップだとラジコンメインなのでHotwheelsは意外と売ってない。売っている場合は古いモデルが売っていることがある。

■Diecastショップ

アメリカではミニカーのことをDiecastと呼ぶ。ミニカーショップを探したい時にはDiecastで調べてみよう。ミニカーを扱っている店なら必ずと言っていいほどHotwheelsが置いてあるはずだ。

■Collectibleショップ

Collectiblesは日本ではなじみのない英語だがコレクター向け商品意味。Hotwheelsもそれに該当するのでこういうショップで取り扱われていることが多く、検索する際のキーワードとして使うのが有効だ。ただしジャンルが色々あるのでHotwheelsがあるかどうかは事前に確認必要だ。運が良ければHotwheelsだらけの店に巡り会えるかもしれない。

アンティークショップ

もちろんアンティーク家具雑貨がメインだが、Hotwheelsもそれなりに売っていることが多い。アンティークだけあって古いヴィンテージモデルも売っているが、最近モデルも売ってたりする。

フリーマーケット

残念ながらほとんど行く機会がなかったが、フリーマーケットもHotwheelsを買う良いチャンスのようだ。売っているのが一般人だったりコレクターだったりするが、ガッツリ業者が売りに来ていることも多そうなので価格と物はしっかり見極める必要がありそうだ。また、フリーマーケットでも常設の店舗や会場があることもある。そういう場所業者販売しているのだが在庫も多いので欲しい物を見つけるチャンスになるだろう。

移動販売(Burning Rubber Toy Company)

モーターショーなどイベントの物販として出店している。かなりの種類と在庫があるので見ているだけでも楽しいし、車好きならイベントの良いおみやげになるだろう。それなりのプレ値だが相場通りのような印象。

Mattel本社

Mattel社の総本山である本社敷地にも店舗がありそこでもHotwheelsが買える。一度だけ行ったが特に在庫も多くなく値段も高くてパッとしない印象だった。記念に行っておみやげを買う感覚で行くのが良いかも。

Mattel Experience(閉店)

ロサンゼルス空港の5番ターミナルMattel直営店舗があったが現在はすでに閉店してしまったようだ。空港内にあるせいか価格も高かったがコレクターにとってロサンゼルスの良い記念の買い物ができたので残念だ。

Toysrus(閉鎖)

以前はWalmartと肩を並べる戦場だったと思われるが、アメリカではすでに廃業して店舗はもうない。私自身はあまり良いモデル出会たことはない。閉店セールはしていたがダラダラと渋い値引きを続けていたし、最後の方は店内に商品が散乱していて往生際が悪かった印象がある。Goodbye Toysrus!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

2020-12-08

ジャストチェースザチャンス

シンジテルミチハ

ドーンルックバック

マッスニススモウ

ユメナンミルモンジャナイ

カタルモンジャナイ

カナエルモノダカラ

……

2019-10-26

TwitterInstagramアカウント購入を装うアカウント乗っ取り対応した

まとまった長さの文章を書ける適当場所がないので増田を使います

先日(9月末)に英語機械翻訳日本語併記で、私のTwitterInstagramアカウントを購入したいというメールをもらいました。その方のやり取りの内容からアカウント購入を装いつつ、アカウントを乗っ取ろうとしていると途中で判断しましたが、一通りやり取りをした後に、会話を打ち切りました。

メールTwitterInstagramアカウント購入を打診

どなたか知らない方から英語機械翻訳日本語併記した内容のメールを貰いました。以下のような内容です(なお、今後の会話は基本的英語ですが、このエントリーでは日本語訳しています

相手)「こんにちはあなたInstagramTwitterアカウントを購入することが出来ますでしょうか。あなたアカウント名は有名なアニメキャラクター名前で、その名前を使ってファンページを作りたいと思っています。それぞれのアカウントに対してお金をお支払いする用意もあります。ご返答お待ちしております。」

私がInstagramTwitterで持っているアカウントは同じアカウント名で、最近では2019年アニメ登場人物の一人の名字と同じです。特にInstagramの方ではそのアニメキャラクターに関する海外アカウントからフォローされることもあるので、海外でも一定の人気はあるようです。したがって、海外からこういう打診自体はあっても不思議ではありません。

(私)「いくらで購入したいという話でしょうか。金額を示してもらえないと判断が出来ません。」

相手)「それぞれ300ドルいかがでしょうか。この金額は適正な金額です。お話させてもらいたいのでDiscordSkypeまたはTwitterダイレクトメッセージ、もしくは他のコミュニケーションアプリはありますか。」

300ドルという価格提示されました。この価格であれば売却したいという方もいるでしょうが、昔から持っているアカウント名で、InstagramTwitterが今後も使われるソーシャルプラットフォームだと考えると、私にはアカウント名を手放す対価としては安すぎると感じました。ところで、この時点では取引相手を疑ってはいないのですが、仮に相手が悪意ある取引相手場合は、あまり会話の頻度が短いコミュニケーションアプリは、こちらがじっくり考える時間が無くなるので使わない方がいいと思います既読通知がされないメール等が良いと思います)。

(私)「300ドルは安すぎるのでお取引お断りさせていただきます。」

アカウント購入価格交渉

相手)「いくらだと購入を検討してもらえますか?場合によっては増額させていただくことも出来ます。」

相手)「ちなみに300ドルは、約32,400円です。」

購入価格交渉をしてきました。ドル($)はどこの国のドルなのかによって金額が変わるので、日本円換算の補足もつけています(つまり米ドルUSD)と伝えたいようです)。価格交渉をするのは不自然ではないですし、為替レートの認識齟齬がないか確認もするのは慎重な姿勢です。ただ、こちらもアカウントを売却しようとは思っていなかったので、「いくらなら売る」という自分の中での相場観も正直ありませんでした。かといって現実的な値段で安く売ってしまうのも後で後悔するので、交渉打ち切りにするつもりで相手が諦める程度の金額を回答することにしました。

(私)「Instagramの方は5,000ドルからなら交渉可能です。Twitterの方はそれ以上の価格でないと交渉しません。」

相手)「確認ですが、米ドルでの話をしていますよね。」

(私)「はい日本円なら50万円からと言っています。」

アカウント購入手続方法確認

相手)「これまでアカウントの売却の手続きをされたことはありますか。」

(私)「どういう意味ですか。」

相手)「私が米国でやっているビジネスのためにTwitterInstagramの両方のアカウントを購入しようと思っていますが、以前ユーザ名売却の経験があるか知りたいと思っています。また、支払い方法についても確認したいんですが、PayPalは持っていますか?」

300ドルから5,000ドル10倍以上に価格釣り上げたにも関わらず、なぜか購入手続きの具体的な話をしようとしています。この時点でこの相手を疑い始めます

(私)「PayPalで支払いを受けることは可能です。TwitterInstagramアカウント取引価格合意していないと思っているのですが、Instagramアカウントに5,000米ドル支払う意思があるんですか?Twitterはそれよりも高い価格ですよ。」

相手)「PayPalが使えるのはいいですね。両方とも購入してお支払いしようと思ってますので、いくらお支払いすればいいか教えてください。」

(私)「Instagramは5,000米ドル、Twiterは10,000米ドルであれば取引可能です。代金の入金確認後にアカウント移譲します。この条件でよければお知らせください。」

Twitterについては1,000ドル(約100万円)の値段をつけて、代金入金を確認した後であれば、アカウントを引き渡すという取引条件を提示しました。

相手)「分かりました。私の会社が両方とも購入します。ただ、アカウント交換を確実に実施できるように、中間者を使うやり方にさせてください。これまでTwitterInstagramユーザ名交換の手続きをしたことがありますか?」

(私)「仲介業者を使うことは問題ありません。ユーザ名の交換自体したことがありません。先に代金をお支払いいただければ、そのアカウントは確実にお引渡しします。」

仲介業者を経由するアカウント取引

相手)「私は両方のアカウントを購入しようと思っていますので、こういう取引の実績のある仲介業者を使って、まず私は仲介業者お金を払います。次にあなた仲介業者アカウントを引き渡します。仲介業者アカウントが適切に引き渡されたことを確認したら、私が仲介業者に支払った代金を貴方に支払って、仲介業者は私にアカウントを引き渡します。」

仲介業者がどういう動きをするのか説明をしてくれましたが、この説明だけでは仲介業者を使うことが私にとって安全取引とは言えないと感じました。仲介業者がこの取引相手グル場合は、私が仲介業者アカウントを引き渡した時点で代金を支払わずに逃げる可能性があります

(私)「仲介業者信頼度判断できません。私にとっては、代金の支払いを受ける前にTwitterInstagramアカウント仲介業者に乗っ取られる可能性がある順序になっています。したがって、そのような危険性のない信頼できる仲介業者であることの確認必要です。先に代金さえ支払ってもらえればアカウントは間違いなくお渡しします。」

相手)「こういったアカウント取引は私の国では一般的で、こういう仲介業者過去取引で多数の実績があります。」

(私)「具体的には誰が仲介業者となるのか教えてください。私なりに信頼度判断します。」

相手)「チェース銀行から来る人になると思いますチェース米国銀行で、InstagramTwitterユーザ名売却に特化したブローカーの実績もありますチェース銀行はそちらの国でも有名でしょうか。」

チェース銀行JPモルガン・チェース銀行)が仲介業者だと言っています日本感覚だと銀行ソーシャルサイトのアカウント取引仲介をやるというのは信じがたい話です。果たしてそんなことをチェース銀行がやっているのか、しばらく英語で関連検索しましたが、Twiterの@chaseアカウントの取得にまつわる話はあるものの、Twitterアカウント取引をやっている実績があるようには見えませんでした。

(私)「チェース銀行日本ではそれほど有名ではないですね。すいませんが、チェース銀行アカウント取引ブローカーをやっていることを示すウェブページリンクを共有してもらえますか?」

相手)「これですね(URL)。米国からでないと見えないウェブページかもしれませんが。チェースブローカーを使って取引できると良いのですが。」

もらったURLは確かにチェース銀行ウェブページですが、オンライン取引口座サービスの紹介ページに過ぎず、アカウントブローカーチェース銀行がやっているようには読み取れませんでした。

(私)「チェース銀行TwitterInstagramアカウント取引をしているとは読み取れないのですが、その仲介業者は本当にチェース銀行の人なのでしょうか?」

相手)「取引はすべてEメール完了して、仲介業者チェース銀行パートナーで、この取引遂行します。」

チェース銀行パートナー(they're partnered with chase)と表現しました。チェース銀行パートナー定義がどこまで適用できるかはよく分かりませんが、チェース銀行パートナーになっている人というのはチェース銀行の人ではないと判断でき、「消防署のほうから来ましたメソッド」と同じような話をしていると判断しました。

(私)「仲介業者チェース銀行の人でないので、ただのアカウント乗っ取りだと判断していますチェース銀行取引実績が確認できないので、チェース銀行メールアドレス従業員から説明がない限りは仲介業者の利用は許可しません。先に代金を支払う方法であればアカウント移譲可能です。」

仲介業者を経由しないアカウント取引

相手)「分かりました。あなたPayPalアカウントに入金しますので、入金を確認したらアカウントを引き渡す。それでいいですね?国外送金になるので、銀行審査に1〜2日支払い完了までかかります。」

(私)「それであれば結構です。私のPayPalアカウントInstagramは500米ドルTwitterは1,000米ドル支払ってください。支払完了確認後にアカウントを引き渡します。」

相手)「それで問題ありません。今支払いしました(支払処理実施スクリーンショット画像添付)。銀行不正送金手続きに2〜3日要するので入金完了までお待ちください。」

仲介業者は使えない旨を伝えた結果、仲介業者使用は諦めて先に入金をすると伝えてきました。入金さえしてもらえれば、アカウント引き渡しをするつもりはあるので、PayPalの入金完了を待とうと思っていました。ところがさらに連絡が来ます

相手)「支払手続きが完了する前ですが、アカウントが正しく引き渡される状態にあるか、一時的ログイン権限付与してもらえますか?」

(私)「まだ入金が完了していません。入金したらアカウント移譲します」

相手)「それなりの金額海外送金なので時間はかかります。同時に私も詐欺を受ける恐れがあるので、一時的ログインアカウントが正しい状態確認したいです。何か問題があってもTwitterInstagramに連絡すれば、アカウントを元の状態に戻してくれますよ。」

相手にとって、私が確実にアカウント移譲される保証がないのはそのとおりだと思いますが、アカウント乗っ取りに引っかかったという状況に対して、TwitterInstagramFacebook)が親切に対応する義務はないと思いますTwitter場合アカウント安全を守る責任ユーザにあると利用規約記述しています

(私)「そもそも一時的ログインとはどういう手順のことを言っているのか手順を連携してください。その手順を見て危険性がないことを確認します。繰り返しますが、入金が完了したらすぐにアカウントをお引渡しします。」

相手)「今PayPalの支払いを送ったので確認して、アカウントを引き渡しください。」

PayPal送金

メールを見たら、確かにPayPalメールが届いています金額も1,500米ドル取引なのですが、困ったことに「私が1,500米ドル相手に支払う」という取引確認メールです。PayPalは入金と送金は金額プラスもしくはマイナスで表示されるので、入金なのか出金なのか一見して判断がつきにくい問題があります。1,500米ドル相手に支払ってしまったら大変なことです。

(私)「支払い方向が正しいか確認させてください。私が貴方に1,500米ドル支払う処理の申請になっていますよ。」

(私)「入金完了確認したらアカウントを引き渡します。それまではこれ以上メールに返信しませんので悪しからず。」

一応同じ相手に対して、PayPal上で私に対して「1,500米ドルを支払う」という請求申請しましたが、特に入金はありませんでした。その後も2回ほどメールが来ましたが、無視をして対応していません。

謎のTwitterセキュリティメール

この取引相手と同一人物行為かはわかりませんが、この取引をしている時にTwitter Securityというユーザ名のGmailアドレスから以下のようなメールをもらいました。タイミング的に同一人物が関わっている可能性が否定できないと思っています

親愛なる増田、誰かがあなたアカウントに次のパスワードアクセスしようとしているようです。 「foobar1234」と「hogehoge99」。これはあなたですか、あなた現在パスワード確認する必要があるので、私はあなたログイン要求を処理することができますTwitterアカウントanond」の現在パスワードメール確認できない場合は、追って通知があるまで一時停止する必要があります

ありがとうナンシーTwitterセキュリティ

Twitterメールアドレスではない、不自然日本語メールパスワードを聞くというのはすべておかし行為なのですが、パスワード「foobar1234」「hogehoge99」のところに書かれていたパスワードは私が実際に使ったことがあるパスワードです。前者は昔、セキュリティ意識が低い頃に使いまわしをしていたパスワード(今はパスワード変更をして使っていません)で、後者とあるウェブサイト現在サービス停止済み)のシステム発行の初期パスワードでした。実際に使ったことがあるパスワードなので、そこだけはリアリティがあると思います

ウェブサイトごとに違うパスワードを使っていると、どこのウェブサイトからパスワード流出したのか分かるので便利だと思います

利用規約確認

もともとTwitterInstagramアカウントを売却するつもりはなかったのですが、利用規約を改めて確認するとInstagramは「ご自身のアカウント(ユーザーネームを含む)の一部分の購入、販売または譲渡を試みること」を利用規約禁止しているようです。

2009-08-16

U.S.A銀行事情について

今年に入ってから既に77行の銀行破綻。今回こけたのは、アラバマコロニアルバンクである。主に住宅ローン建設会社への融資を膨らませていた結果、破産によって焦げ付きが増えて倒れたのだ。

そも多国籍企業補助金で食べている一次産業しかないアメリカで、コマーシャルバンクをやろうという考え方が間違っている。

上場設備投資がでかい工業がたくさんあるか、もしくは日銭が入ってくるサービス業が無い限り、間接金融お金運用できる余地は無いのだが、銀行には、日々の決済業務を請け負うという方向のサービスも存在する為に、存続していたのであろう。

しかし、そのサービスゆえに、市民銀行に対する感情は、冷ややかなのである。アメリカでは小切手による決済が主流であり、この小切手決裁で、口座の残高が足りなくなった時に課せられる手数料というのがある。口座の残高を超えて小切手を振ることをOverdraftと言い、その手数料はoverdraft feesと呼ばれている。通常は不渡りにするのであるが、特別に、手数料を払う事で不渡りにせずに、小額の融資をしてくれるので、サービスと言えなくも無い。しかし、この手数料馬鹿にならない金額になっている。去年一年間で銀行業全体で$380億(3兆6千億円)となっている。口座の残高を超えて小切手を振り出したミス事実であるし、不渡りにされると口座がクローズされてしまって現金でしか決済が出来なくなる事から、救済措置は必要なのだが、その救済にかこつけて取る手数料が暴利なのだ。

記事では、バンク・オブ・アメリカは初犯で$6、再犯で$35。チェースは初犯で$25、再犯で$32、以後は$35。SunTrustは常に$35となっている。

一見、合理的で妥当そうに見えるが、小切手の決済は給料日の翌日等に設定されている事が普通で、その日に、全ての小切手が処理されるという点に問題がある。このとき、銀行は、金額の大きい順に残高を取り崩し、金額の少ない小切手を最後に処理するのである。つまり、残高が不足すると、金額の少ない小切手が、複数枚同時に不渡りになり、一枚ごとにoverdraft feesが掛かる。

小切手の処理の順番は銀行側の自由だが、顧客の側としては小額の小切手から決済していってくれればoverdraft feesの対象になるのは一番額面の大きい最後の一枚だけになるという場合も多い。しかもどちらの順番で処理しても口座貸越の融資の金額は変わらない。変わるのは$35のoverdraft feesが一回分か数回分かの差である。初犯が低めに設定されていても、数枚が同時に不渡りになるのだから、多少は減るという程度でしかない。よって、顧客銀行に対して抱く感情は、決して良くないのである。

小切手決済を行う為には銀行口座は必要であるが、クレジットカードで決済できるのであれば、そっちの方が良いという方向に向かう事になる。全ての支払いをクレジットカード一社に集約し、カード会社への支払い小切手一枚だけしか振り出さないとなれば、もしもの事があってもoverdraft feesは一回分だけで済むからだ。

クレジットカードが広まり受け入れられる素地として、一般人銀行に抱く感情と制度の問題が根底にあり、その感情ゆえに、銀行がばたばたと倒れていくのに対し、人々が冷ややかに見ているのである。

このままいくと、アメリカ地方金融業者は今後もばたばたと倒れていくだろう。

 
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