はてなキーワード: タロット占いとは
女子大時代の友人二人と3-4年ぶりに会ってお茶をすることになったのだが、二人と私の住む世界、流れる時間が違いすぎて軽く吐き気がした話。
院卒、メーカーの開発職。今年の年末にも職場の同期と結婚する予定。
大学院を博士課程(しかも国文学で)まで行ったけど、曰く「私普通に就職することにしたの」とのこと。
なかなか論文も書けないし、満期取得退学?して就活するつもりらしい。
だけどその決心もつかないから最近のマイブームは「スピリチュアル」。タロット占いや風水に一生懸命精を出しているらしい。
しょ、正気なのか…。
ちなみに結婚の予定はなさそう。彼女は恋愛については話したがらないが恐らく彼氏いない歴=年齢。しかしもはや突っ込める雰囲気ではない。
大学時代は1個上の先輩だったが、彼女は諸般の事情があり年齢が少し離れている。
大学院を修士まで出たあと、3-4年非正規で職を転々としていたはずだが、先月結婚。
そこからなんと専業主婦に。今の日本にそんな選択肢あったのかよ。
まあ旦那さん士業だし歳も先輩と近いし、そのへんの20代サラリーマンよりよっぽど収入安定してんだろうけどさあ。。
「寒い地域でとれるものが良いんだよ増田ちゃん!」と力説された。
※歳があいまいなのは度々公称年齢が2-3歳変わるから。そこに突っ込まないのは仲間内でのお約束になって久しい。
性格もふたりとものんびりしていて、学生時代からうすうす住む世界が違うことはなんとなく感じていたが。。
二人といわゆる本音トークをしている時、私が何度「あんた甘いよ」「それ本気?」と言いたくなるのをぐっとこらえたことか。
私が学生時代から長く働きやすい会社を探したり、理解ある夫に出会うのに努力したのがアホみたいに思えてきて目眩がした。
そんなの許されるのかよ。
あるサイトのタロット占いプログラム(それ自体はほぼ遊びで作られている)で占っていたら、今の自分を完全に見抜かれている気がして胸くそ悪さまで感じるので、引いたカードをさらして行く。
① IV. PENTACLES (金貨の4, ペンタクルの4) REVERSE
逆位置:執着。嫉妬。どん欲。吝嗇。保持。保管。
② Page of CUPS (聖杯の小姓) REVERSE
③ VI. PENTACLES (金貨の6, ペンタクルの6) REVERSE
1枚目を引いた時点で怖くて2枚目以降を引きたくなくなった。
2枚目も同じ気持ちになった。
3枚目で何故か妙に納得した。やっぱりこの指摘を信じて冷静に行動した方がいいんだろうか。ちなみに悩みは恋愛関係の陳腐なもの。
三人目をkyoumoeとどっちにしようか迷ったがkyoumoeははてな村という括りとは違った独特の活動範囲を持っているため除外しあざなんとかさんを採用。
反応速度三人の中では最速。また粘着力も最強。一つのテーマに食いついたら5から6の記事を書くのは当たり前。その姿はやられる方としては気持ち悪いだろうが関係ない読者には楽しい。あまり評価されていないようだが文章はフラットで色がなく読みやすい点も評価できる。裏返しとして速報性を重視するためか記事の中身は薄く、問題提起はするが結論が尻すぼみといった欠点もある。また、たまにテーマではなく人にネチネチと粘着するのが玉に瑕。
弱点は本人がキレやすいことと、オリジナルコンテンツの個性の弱さ。お前のミニマリスト批判してるがお前のブログもミニマリストの奴らと大して変わんねーだろ、などと言ってはいけない。
魔理沙(26歳♂)
蛙と同じで話題の記事に便乗しているときは自分の話しかしてないので好きな人以外は読む必要はない。だが自己認識が崩壊していて下から目線で何言っても許されるべきだという卑屈さと上から目線の傲慢で自信満々な口調が合体事故を起こしたような彼の独特の文章は、好きな人間には麻薬のような常習性があるようでファンは多い。一方で読むに耐えない論理破綻や、日本語が崩壊している悪文を書くことも多く、論理を重視する一部のはてなブロガーからは蛇蝎の如く嫌われている。またはてなに便乗しない記事でもフリーゲームや躁うつ病などオリジナルコンテンツに取り組んでいたり、はてなに依存しないためにtwitterやFacebookに読者層を貪欲に広げようという姿勢は評価できる。
弱点は本人がキレやすいことと、社会的常識の弱さ。書いている内容に対する責任感のなさや言葉の汚さなど。 最近はtwitterが本領発揮の場になっており現在ブログ側は転換期。炎上キャラから脱して前向きなコンテンツを発する人間になりたいということらしいがtwitterでの暴れぶりを見る限りなかなか難しそうだ。
あざなんとかさん
はてなの話題に便乗している記事でさえ他の二人と違って過去の経緯をまとめたり読者を楽しませようというサービス精神を感じる。知っている話題に関しても情報量が増えるため読む価値がある。ただし記事が長く、また頭がいい人から醸しだされる微妙に俯瞰視点から発される語りが嫌いな人はとことん嫌いだろう。はてな以外の話題についても充実した記事を多数書いており、むしろはてな村の話題は余力で取り組んでいるという印象。
弱点は本人のスペックが高すぎるためか何の記事を書いても本気が感じられないこと。安定しすぎている。余力を残しすぎている。スキがなさすぎる。ツッコマビリティが低すぎる。他の二人と比べてズッコケ感が足りない。あざなんとかさんがいれば他の二人いらないんじゃね?ってのはチームとして良くない。レギュラーに必要なのはスネオであって出来杉君ではない。
裏ズッコケ三人組として、訴訟中のメガネ、タロット占い師、電波受信してそうな名前の画像無断転載厨がいるがそれはまた別の話。
名前直接書くとダメらしいのでぼかしましたけどなんか意味あんのコレ。
まずはこれを見て欲しい
http://www.dshocker.com/entry/2014/11/07/210343
最近何かと話題の齊藤氏を参謀本部まで行って占いをした大彗星ショッカーがかなり確信に迫ることを引いてた。
「参謀本部の将来を占う」と題されたものだったが、何しろ引いたカード通りの道筋に行ってる。
まず、2014年の「ソードの8」の正位置。このカードについてショッカー氏は触れてないが実はもうこのカードからして的中してる。
タロット占いのサイトで「ソードの8」の意味を調べると「拘束。束縛。孤立。幽閉。監禁。抑圧。無力。危険。障害。干渉。八方塞。」と出てくる。
実際に、この1ヶ月後警察に通報され拘束・監禁をくらい、ネット上ではそれまでしなかったような失言をして孤立。
そして、2015年のタロットは「死神」の正位置。崩壊や終末という意味で使われ、ショッカー氏自身も記事の中で「いきなりですが2015年に死神が正位置で出てるので、潰れるとしたら来年です!」と書くほどのヤバイカードだ。
実際、崩壊や終末を意味するこのカードの序曲はもうすでに2014年現在のコウモリVS齊藤氏のやりとりで見られる。
ツイッターでのやりとりによれば、コウモリ氏は「暴露記事を書く」と意気込み、齊藤氏は「罰金を取る」と対決姿勢むき出しの状態。
http://twitter.com/miraihack/status/546979043111759872
ここで注目すべきは今までお金の話ではおおらかだった齊藤氏がお金の話をネット上でむき出しになってしたことだ。
実はショッカー氏の占いにも齊藤氏が「「金のことばっかり考えてる品性の無い男」を意味するペンタクルのキング・逆位置が!!」と今後の道筋を指し示すようなものが出てる。
占いによれば、2017年の話ではある。だが、現状の豹変を見れば「さもありなむ」という予感もする。
「ようは、金のことしか考えないゲス男になりそうってことです!!そのことでどんどん迷走!!みんなの心も離れて行く!!お金を求めれば求めるほど、さらにお金を稼げない状況に陥りそうです!!」
今現在「死神」に向かって起こっている崩壊や終末に近いものを、さらにそこでの発言傾向の変化は2016年に出ている「カップの5」正位置で表されてる「自信喪失・諦め」を意味するカードともつながってくる。
占いとは思えないほど、順序立てて「これから起こること」を1ヶ月前のまだその風潮の見えない時期に言い当ててしまったショッカー氏はなにか持ってる!
サングラスを取ったら輪廻眼だったりするのかな…サングラスとった写真が昔のかっぷくの良い写真しか移ってないけど…。
そして、それらの対策を意味するカードについても齊藤氏を言い当てたようなカードを引いてます。「女教皇・逆位置」で意味は「激情」「ヒステリー」「不安定な感情」だそうな。
ただ、ショッカー氏の占いが当たっていれば、2019年のカップのペイジを転換期に2020年は安定方向に行くそうです。
安定してる齊藤氏というのが想像しにくい現状ではありますが、どうせ当たるなら悪いものだけでなくいいものも当たってほしいものです。
・捕捉
ショッカー氏のブログではなく、その当日に同席して会話を文字起こしした参謀本部側の記事によれば、齊藤氏個人を占った時には「2015・2016年」にはもうカネカネになるという占い結果が出てたそうです。
http://www.honbu.co.jp/archives/701
つまり、明確にショッカー氏の占いは当たってるようです。…本当にあのサングラスの中に万華鏡写輪眼でも持ってるんでしょうかね…。
大したやつだ
最近の閉塞した人生を少しでも変えようと街コン参加を決意して、色々と調べたら大変面白いイベントへ参加出来たのでメモがてらレポを残しておく。ちなみに筆者は男です。
09:00 小田原集合
15:15 九頭竜神社参拝
朝から夕方まで分刻みの忙しいスケジュールだが、箱根パワースポットバスツアーの名に相応しい要素を抑えていると思う。
参加費は、男性\16,800、女性\9,800と、中々にツボを突いた値段設定と思う。
集合場所は小田原駅。箱根湯本で無いのは個人的に残念なものの、新幹線の駅もあるしロータリーも広く妥当な所だろう。
バスの前に行くと受付で名前を告げてバスの座席順決めのための最初のクジ引き(マッチング①)。バス座席は左右2列ずつの普通の観光バスで、窓際女性、通路側男性となるよう番号で決められていた。覚悟していたとは言え、狭い空間で初顔合わせの男女で二人きりという状況は、中々のスキルが要求される。さっそく仲良く話始めるペアもあれば、気まずそうな沈黙に包まれるペアもある。もう戦いは始まっているという事だ。15分ほどでひと通り集合・出発。
バスは箱根の山道を左右に揺らしながらガンガン進む。出発時に参加人数が40弱である事が発表された。(しかし、驚愕の発表として、うち男二人が集合場所を新宿と勘違いして集合出来なくなるハプニングも…。ちなみにこの二人は頑張って昼食から合流してました)
道中最初の自己紹介タイム。全員にプロフィールシート表が配られていたが、これがわかりづらい!A4の厚紙に合計12箇所の記入欄があり、それぞれに名前や仕事・趣味といったことを書く欄があるシートとなっていた。はじめは全てに頑張って記入し、切り取って相手に渡していくのかと思ったが、実はこのシートをそのまま異性に渡して、その異性にプロフィールを書いてもらうという仕様となっていた。つまり、ツアー終了時には12人分の異性のプロフィールが自分の手元に一つのシートとして残るわけだ。ともかく一人目のお相手に書いてプロフィールを書いてもらって、それをネタに雑談を進めていく。その他にはジャンケン大会などを行いながらほどなくガラスの森へ到着した。
バス内で事前に8チームになるようクジ引き(マッチング②)を行って、4~6人ずつでガラスの森へ。夏休み突入直後ともあって館内は子供連れも多く気恥ずかしい。しかし大変天気も良く、美しいガラス細工を見ながら館内を鑑賞。途中、グラスハーブなどによる生演奏が開催され、柔らかくも美しい音色に聞き入る。実に良い経験をさせてもらった。散策時間は約1時間ほどだったが、ゆっくり見てまわるには少なすぎる。チームの互いの紹介もままならない状態でバスに帰還となった。バスに戻る際に再び座席決めのクジ引き(マッチング③)で先ほどとは別の異性と相席する。プロフィールを交換しながら雑談しているうちに次のザ・プリンス箱根へ程なく到着した。
ガラスの森と同じく、バス内で事前に8チームになるようクジ引き(マッチング④)を行って、ザ・プリンス箱根のパーティー会場「相模」で昼食。食事はビュッフェ形式で、ビーフシチューやパスタ、ピザ、ドリア、サラダ、スープ、カレーなどなど、種類は豊富。食事の量も人数分しっかり確保してあり、後半メンバが足りなくなるような事はなかった。ただ、全体的に味付けが濃く、夜のお酒を片手に行うパーティー向けなのは少々残念。飲み物はソフトドリンクとしてオレンジジュースや烏龍茶が用意されていた他、アルコールはビール、ワイン、焼酎とこちらもホテルのパーティーらしい品揃え。全体的には過不足ないが面白みも無いメニューだった。ただし、ピンクカレー。テメーはダメだ。食事中にツアーの目玉の一つである専門の占い師による無料恋占いの整理券配布が行われる。先着順ともあり、女性の皆様は一斉に整理券ゲットに走っていた。すぐに順番に呼び出しがかかり、個別ブースでタロット占いを行ってもらっていた。一人5分弱?くらいと思われる。食事は20分ほどで終了。ちなみに途中で新宿野郎たちも合流していた。ホントに来たよ。ある意味尊敬する。
食事もそこそこに、マッチングタイム開始のアナウンス。ちなみにこの間も占い呼び出しは続行中。まずは女性がクジ引き(マッチング⑤)で席替え。食事の時とは違うメンバでマッチングタイム開始。円卓のテーブル内で男女4~6人の円テーブルを囲みながら1回7分ほどのコミュニケーションを取っていく。ただ、例のプロフィールシートを書くのに忙しく、大半の時間が記入に消えてしまう。書き終わっていざ話を盛り上げようとしても、あっという間に時間終了で、ろくに会話が出来ないのは残念すぎる。時間経過後は、男性のみテーブル移動。クジでは無く、男性の自由意思でテーブル選びを行う。熾烈な争いの場だ。途中休憩をはさみつつ、合計4回の移動(マッチング⑥~⑨)でコミュニケーションを取っていく。正直後半はダレて来てプロフィールシートを埋める作業になりつつあり、顔と名前が一致しなくなる。ある意味、ココでどれだけ集中力を持続させ、最大のパフォーマンスを発揮するかが求められるだろう。
戦いの余韻を残しながら、アンケート記入タイムへ。Webに掲載されていた前回開催時の率直なアンケート結果を事前に見ていたこともあり、割と辛辣な事も書きつつ良い機会を用意してくれた事に感謝を表明しておく。
その後はお楽しみ抽選会で、箱根の温泉入浴券や箱根園水族館チケット、さらには\30,000相当の箱根宿泊券など、開催規模から考えたら中々の商品が当たるジャンケン抽選会。箱根観光協会の本気と実力が窺い知れる内容だった。
そして時間は運命のカップリング発表へ。カップリング決めには、各人に配布された希望シートへ第3候補までの異性の名前を記入し、お互いがマッチすれば晴れてカップリング成立となる。今回は合計8ペアのカップリングが成立となった。参加人数が40人弱であるため、成立率は約40%となる。街コンとしては驚異の成立率だろう。ココが一番の盛り上がるシーンのはずだが、人間は素直なもので発表が進むにつれ場の空気は大変重くなっていく。最初のペアが発表された時は気軽に拍手の祝福があったが、最後のペア発表時は本当に悲しいくらい弱々しい拍手だった。今日一日の戦果が決した瞬間である。
見事カップリング成立した8組が先行しつつ、徒歩で九頭龍神社参拝へ。片道30分ほどの距離。カップリング成立したペアはお互いの親睦を深めつつ長い道のりをゆっくり進む。逆にカップリング成立しなかったメンバはフリー移動で続いて神社へ。ココでさらに声をかけて仲良くなる人もいたようだが、やはりカップリング不成立の壁は大きい。中には孤立する人も抱えながらゆっくり神社へ歩を進めていく。午前中の快晴と打って変わって深い霧に包まれた芦ノ湖を見ながら程なく神社へ到着し、順番に参拝を済ませていく。途中、白装束に身を包んだガチの参拝者もいらっしゃっており、無作法な人間が多く参拝していた事が少し申し訳ない気になった。道中は特にマッチングのイベント等は無く、カップリング成立者と非成立者で明確に天国と地獄が別れた時間だったと思う。
ホテルへ戻った後は30分余りの休憩、おみやげタイム。気の合う人たちはラウンジでお茶を楽しんだりしていた。また、主催者はバルコニーに出てアンケート結果らしきものを眺めながら一日の反省会をしていたようだ。
帰還のバスも自由着席でカップル同士や同姓同士、ボッチなど様々なスタイルを反映しながらの道程で、一日の戦果を客観的に教えてくれるものだった。小田原到着後の解散もあっさりしたもので、2次会らしきものに行くメンバも見当たらないまま流れ解散となった。
批判的な所も書いたが、率直な感想としてツアー代金以上の価値があると思う。ある程度運も要求されるが、前半のバス搭乗~食事までは異性と強制的にゆっくりと話す時間が設けられており、ココで気の合う異性を見つけられた人がカップル成立となっていったのだと思う。特にガラスの森は女性受け抜群で、適当に会話をあわせるだけでコミュニケーションをとれるので口下手な人でもネタには困らないだろう。逆にマッチングタイムの忙しさが際立ってしまったのは残念で、正直自分はココで会話した異性の印象はほとんど無い。1日で最大多数のマッチングを取るためには致し方ないが、もったいない気がしてならない。
参加者の質としては、男女ともに2割くらいがハイスペックだったと思う。容姿だけで無く、年齢や仕事など総合力に優れる人はやはりカップリング成立となっていた。自然の摂理とは言え自分が鋭く評価されるものであるため、結果をどのように受け止めるかが今後にも繋がってくると思う。カップリング不成立だった人は不満タラタラだと思うが、今日1日で同姓のドコが評価されていたかを観察できたのでは無いだろうか。今日の結果を踏まえて改善出来なければ今後には繋がらないという残酷なまでのメッセージをだと思う。
逆にカップリング成立した人たちに対する九頭龍神社参拝は、一日の熾烈な戦いに勝利したご褒美だろう。都合2時間弱の時間を強制的にペアを組んで行動するため、コミュニケーションを深めるにはうってつけだ。神社のご利益も相まって、主催者の狙い通りの展開となっていた。
主催者側については、箱根観光協会ならではの趣向で楽しませてもらったと思う。ただ、全体的に手作り・手探り感が拭えず、進行もわかりずらい点が多々あった。今後に期待。
主に男性視点。まず身だしなみは大変重要と再認識。だらしないシャツ着てるヤツは論外。目立つだけの服装もNG。コミュ力はどうしても要求される。主催者側はマッチングやプロフィールシートできっかけ作りに腐心してくれているが、結局はそこから会話に繋げられるかは参加者自身の問題だ。会話が続かなかったり、トンチンカンな受け答えしている限りカップリング成立は夢のまた夢。イケメンがカワイイ子をゲットしていくのは当たり前と了解した上で、いかに自分の土俵で勝負するかが問われるということだろう。ただ、参加者の質は本当にピンキリなので、最上でなくとも中の上を意識して目指せば、カップリング成立はそれほど難しく無いのでは無いだろうか。
あと女性側へ。30後半は正直厳しい。ともかく、男女問わず空気嫁。
缶ビールを開けて飲む。その味は風呂上がりの時よりも悪くなっている。部屋に戻ると天井の電気は付いておらず、机のスタンドが光るのみ。つけ忘れていたとか電気が切れていたとかではない。日本式の照明は就寝前には適しておらず、間接照明のように位置が低い物のほうが好ましい、というのはネット記事の受け売りだ。
ふと思い出したのは母の事。私がまだ実家暮らしだった頃、二階の両親の寝室に入ると母はデスクスタンドのみをつけてタロット占いに興じていた。ある種の不気味ささえ感じながら、私は照明のスイッチをオンにした。電気くらいつけなよ。母は苦笑い。
私と母は同じ行動を取っていたわけであるが、母が精神病棟に入っていた経験がある事を考えると、その事に少し抵抗を覚えるのは仕様がないと信じたい。またビールを一口。苦さが際立つ。
明日はバレンタインである。いや、今日か。チョコの一つや二つくらい貰えるだろうか。いままで彼女などできた事はない私にとってそれは大変に関心のある事なのだが、全く興味を持てない事でもある。面倒なことだ。
深夜1時にもなると外は真っ暗で何も見えない。片田舎に住んでいる事は重々承知だが電灯の一本すら見えないのはどういうことだろうか。空を見上げても曇っているのか星は見えない。大体、北陸のほうはこの時期あまり晴れないのだ。冗談ではないく、ここ一週間、太陽を拝んですらいない。モラトリアムの終わりは世界の終わりと同義なのか。ビールをグビリ。美味し。夏の終わりのかほり。 水滴だらけの窓ガラス。
この部屋ともあとひと月でおさらば。結局コールドプレイのポスターを支える画鋲の穴のために敷金はどこへ行ってしまうのか。壁紙となるのか管理人の飯のタネとなるのか。
社会人。社会人ってなんだ。会社の犬かはたまた家畜か。巷で話題の社畜の身分とやらに私は落とされてしまうのか。それとも案外この4年の夏休みのようにやんわりはんなりと暮らせるのか。人工少女はやる時間はあるのか。からあげうめえ。ビール苦い。あれ、からあげもうないの?
残ったビールを一気飲み。一缶でふわふわ頭は安上がりの証拠だ。弱いなどと。決して弱いなどと。