はてなキーワード: ゼロ年代の想像力とは
SFの祭典「ワールドコン」が大々特集されてたのは言うまでもなく、それをちらりと眺めたあとに、例の連載「ゼロ年代の想像力」も斜め読み。
今回で四回目。今までの第一回から第三回までは「ゾンビ退治」と年譜の「まとめ」に費やされてたので、どう展開されるのか、とても興味があった。
そして読んでみると、今回は「今までの第一回から第三回」までの「まとめ」だった。衝撃的展開。
因みに、次回からは3回分かけて、ゼロ年代の「今」の社会を描くことで「ゾンビ退治」をするそうだ。
いかに現在の思想・言論が「5年遅れている」かを明らかにする必要があるらしい。
そして今回の末尾で少しだが「ゼロ年代の想像力」の正体が明らかにされた。それは東が語った「小さな成熟」ではなく「謙虚なバトルロワイヤル主義」だそうだ。
ざっと斜め読みしただけだが、はてな村的には面白いネタではないかと思う。東浩紀の文章がたくさん引用されてたよ。
ついでに、東の次号の「SIGHT」誌連載コラムは「ゼロ年代の想像力」について触れられるそうだ。なんだこのマッチポンプ。以上。
諸君 私は決断主義が好きだ
諸君 私は決断主義が大好きだ
『バトル・ロワイヤル』が好きだ
『リアル鬼ごっこ』が好きだ
『ドラゴン桜』が好きだ
『DEATH NOTE』が好きだ
『コードギアス』が好きだ
『Fate/stay night』が好きだ
『野ブタ。をプロデュース』が好きだ
この地上で行われるありとあらゆる決断主義が大好きだ
戦列をならべたゼロ年代の想像力の一斉発射が轟音と共にセカイ系を吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた第三世代オタクの自意識がパワーゲーム的世界観でばらばらになった時など心がおどる
サブカル保守の操る教養主義のアイロニーがポストモダン批評家を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて燃えさかる波状言論から飛び出してきた批評家を「現代の想像力」でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
銃剣先をそろえた職業ライターの横隊がブログ論壇を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態のブックマーカーが既に息絶えたブロガーに何度も何度もネガティブコメントしている様など感動すら覚える
敗北主義の引きこもり達を実社会に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ甘えた感性の持ち主がゼロ年代の振り下ろしたサバイブ感とともに金切り声を上げる決断主義者にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな反論者達が雑多なイジケパフォーマンスで健気にも立ち上がってきたのを河出スクールカースト文学が文化圏ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
諸君 私に付き従う決断主義者諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる決断主義を望むか?
情け容赦のない糞の様な決断主義を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くしサブカル論壇の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?
よろしい ならば決断主義だ
我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗いウェブの底で五年間もの間堪え続けてきた我々にただの決断主義ではもはや足りない!!
大決断主義を!!
一心不乱の大決断主義を!!
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の戦闘集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている批評家連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に不安の味を思い出させてやる
連中に我々の不安と憤りの音を思い出させてやる
ゼロ年代と九〇年代のはざまには奴らのテツガクでは思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人の決断主義者の戦闘団で
サブカル論壇を燃やし尽くしてやる