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2022-10-25

燃焼系 燃焼系 高野

リッツ・カールトンBARで学んだ高野イングリッシュ 高野

高野ダイエットプログラム 高野クリニック

高野頭蓋骨 エクラリーオーナーセラピスト高野

高野発声法 高野八誠オフィシャルブログ

高野式かけっこトレーニング 陸上競技選手 高野

高野呼吸法 高野一二三

なんとなく聞き覚えのあるワードでググったらいっぱい出てきた。他の苗字でもこんなもんなんだろうか

2022-10-18

キャリカレとJADP

資格商法っていうサービス最近知った。

知った時にはすでに遅かった。

資格お金で配るシステムとして成り立っていて

講座や教材を売る会社と、資格認定している会社

セットでお金稼ぎをしている

特にメンタルとか心理とかカウンセラーとかついてるやつは

法律も誰も何も定義していないからやりたい放題で

キャリカレに限らず、似たような資格が量産され切っている。

キャリカレの教材に関しては

テキストに「近年」とか「最近は」とか書いてあるけど

もうあきらかに書かれてから20年くらい経ってる気配がする

誰が教材の責任者か、第何版で、初版はいつなのか、どこにも書いてない。

JADPが認定している資格のための講座、という体だが

実際は

講座を受けないと受講生番号等が発行されないので、そもそも講座を受けないと資格試験にチャレンジできない

ていうか

番号を買わないと、資格試験の申し込みができない。

ただし、

JADPのサイトの問い合わせから

名前を「あ」、住所を「北海道」のみ

メアド捨てアドで試しに送信したら

直後に捨てアドに対してIDパスワードが送られてきた。

自分が教えられたものと一緒。

誰でも入れる。

やっつけ仕事すぎて引いた。

キャリカレの講座は

サポートが充実と書いてあるもの

基本的テンプレが返ってくるだけ。

全部AIというか自動応答なんじゃないかと思う。

最初に土台だけ時間と金かけて作って

あとは同じ値段で20年。

JADPは多種多様資格を出してて

多種多様すぎて

婚活アドバイザー

ペットセラピスト

カクテルアナリスト資格

つの団体認定してるの

冷静に考えて不自然

誰かが言い出した資格に近いものを出して

それをお金で売ってる

すごい金額といっても5万とかだけど

それで認定された資格を取ったとして

何を担保してくれてるのかもよくわからない・・・

それを掲げて仕事してる人に、何を期待していいのだろうか

やる方は信用を買えて、それっぽくできるからいいけど

その人を頼って、客になった人って、2重に騙されてることになるんじゃ?

でも、誰も何も定義していない領域ばかり、資格を量産してるから

嘘でもない

実際、それで人を助けてる人もいるっちゃいるし

例えばメンタル心理カウンセラーとかって

資格取得とか、JADP認定って書いておくと

困ってる人は相談しにくるし

相談する方も、騙されたから取り返そうって気持ちじゃなく、本当に助けようとしてる人もいる。

JADPとキャリカレにぼったくられたから、俺も客からぼったくろうっていう

闇金ウシジマくんの情報商材と全く同じなんだけど

そしてそれに気づいたのは本当にさっきで

もうすでにお金を払ってしまっているので

こうして愚痴ることしかできないんだけど

かにいいようにとらえることはできる。

困ってる人を助けたいけど、なんでもない人間に急に声をかけるとかはできない。

でも結局やってることって、youtuberがお悩み相談してるのとなんも変わらない

拍をつけるためにそれっぽい資格お金で売ってる団体お金を払っただけというか

それこそyoutuberお金を払って案件逆に取ってきて、信用を得るのと同じわけだ

はぁ

焦らずもっと冷静でいられたらなぁ

5万あったら原神ガチャいっぱいまわせたろうよ・・・

しかも、例えば自分

「JADP認定メンタル心理カウンセラー」とか書いて商売始めたとして

相談しようか迷ってる人が検索しても、それっぽいサイトが出てくるから

そういう意味でも商売になってる

まあ、糞安っぽいサイトだし

さっきも書いたけどIDパスワード簡単に手に入る上に

全員同じもの自動応答してるだけだけど

でもちょっと面白いのが

テキストに書いてあることは

いくら何でも要約しすぎとはいえ

嘘ではないところ

日本人が書いたであろうものなのに

日本語が怪しいところもあるけど(~という考えを考えたり とか普通にある)

要点だけかいつまんでまとまってるから

読み物としては面白い

ただ薄い本程度に2000円と思うと

死にたくなるし

1000円で心理学か精神科の本買った方がいい

少し足してメンタリストDAIGOの本買った方がいい

なんならメンタリストdaigo資格何も持ってない、独学だし

問題集とかついてて、提出させられるけど

嘘みたいに簡単

ていうか

テキスト丸写し

手抜きなうえに

メンテされてない

もう一個、こういう商売がはびこってるなと思ったのが

例えばカウンセラーテキストにそれっぽい説明単語が載ってて

ほんとかこれ? てなったとき

検索をかけると

キャリカレとかとは無関係の、心理学の説明をしたサイトが上に出てくるのね

でも開くと

それは別の資格商法やってる会社アフィブログなのね・・・

もう笑うしかないのね

かに臨床心理学としても間違ってないこと書いてあるわけだけど

何も悪いことしてないし

国としても何も困ってないか放置

騙される人がたくさんいるから成り立ってる

お金払っちゃったなぁ・・・

しんどい

なんとしても、この経験お金取り返せないか

ずっと考えてる

カウンセラー実例とか載ってるから

ゲームでも作るかな

2022-07-04

ヤリモクプロフ頻出ワード

割り切った関係

そういう目的

性癖羅列

友達

関係

顔は良い方

暇つぶし

遊べる人

クズです

テクニック

体力をつけたい

気軽に

遊び

ゴムと優しさを大事にしている

彼女がいるので

経験を増やしたい

ホテ代負担

セ友

セフ募

大きさに自信あります

セラピスト

性感マッサージ

などなど

2022-04-15

フェミニズムが傷を抱えた人間セラピーになることについて

前書き

現代日本フェミニズムは、傷ついた人間が慰め合うセラピー看板のような機能を持っていると言える。

弱者が慰め合える駆け込み寺、いわばフェミニス堂があること自体は良いことだ。

エンパワメントシスターフッドという自己肯定を重視した精神的な言葉最近人気なのもその一環かもしれないし、そこまで前向きな気持ちになれないからとにかく苦しみや怒りを吐き出させてくれという層だって駆け込み寺には居場所がある。

だが、「セラピーとしてのフェミニズム」と「学問言論としてのフェミニズム」が分離されていないために、言論としてのフェミニズム信頼度が著しく弱まっている。

セラピー面も学問言論面もひと固まりからフェミニストはメンヘラだとか、他人幸せを許せないだとか、ミサンドリストセックスヘイタージェンダークレーマーだとかの批判に繋がってしまっているのだろう。

私自身も精神疾患持ちなので、精神が弱っていることを批判する気はないのだが、セラピー的な語り合いと、学問的討論がごっちゃになっている状況は大いに問題視している。

追記:↑ここで私の精神疾患に言及したのは、私も議論の場で当事者性を武器として使おうという態度でよくなかった。反省する。)


本稿で主張するのは、「冷静な研究者としての立場」と「傷つき怒れる当事者としての立場」は、兼任すると問題が生まれるのでどちらか片方だけの立場に立つべきだ、ということだ。

たとえ学位免許を持っていても、冷静になれない話題については傷が治っていない当事者から理論議論を使いこなせる研究者ではなくあくまで苦しむ当事者個人として発言した方が良い。

本論前に、何がOKで何がNGかおおざっぱに切り分けておこう。

冷静なフェミニズム研究者が、「困った女性のための駆け込み寺やセラピーの場や、肯定しあえる関係必要だよね」という学問理論を組み立てる。
冷静なフェミニズム研究者もしくは心理医療専門家が、セラピーの場の最低限の安全が保たれるように監督をする。
セラピーに集まる傷ついた人たちが、フェミニズム用語理論武装したり、怨恨を吐き出したり、過激むちゃくちゃな主張をする。(なぜなら、セラピー的な場では、ひどい発言原則許されるべきだから。ただし、それをそのまま社会への要求として広めるべきではない)

×
まだ傷が深く残っていて冷静な振る舞いができない人間研究者としての発言力を得て、本来患者としてすべき主張を研究者立場でする。
×
傷の残っている研究者セラピー監督役をやり、セラピー患者同調してしま患者内面吐露検討・洗練せずそのまま社会にぶつける。
×
研究者同士でも肯定しあえないと傷が痛んで耐えられないので、アカデミックであるべき関係を仲良しグループにする。




本論

フェミニズムという看板のもとに、傷ついた人々が集い、辛さや怒りを語り合い共感あい心を癒そうとする様子は、当事者会に近い。

当事者自体は、様々な依存症障害事故被害者などについて行われており、有用セラピーと言っていい。

だが「セラピーとしてのフェミニズム」の問題は、当事者会で癒される患者と、当事者会を監督したり理論を語る研究者がかなり重なってしまってるということだ。

要するに、当事者として治療を受けるべき傷を抱えたままの人間が、セラピスト役と教師役もやってしまっているという問題が、「セラピーとしてのフェミニズム」にはある。

全てのフェミニストが病んでいると言っているわけではない。

だが、SNSのそこら中で行われている「セラピーとしてのフェミニズム当事者会の多さに比べて、監督できる冷静な研究者は全く足りていない。


普通当事者会やセラピーは、福祉医療心理専門家によって研究理論化がされ、社会に対して有用性が主張され、会の時にはその場にいて見守ったりもするはずだ。

傷ついた当事者たちの語りは、しばしば自己中心的だったり理屈が通ってなかったり乱暴だったりするが、それは回復必要な心の解放だ。

それがそのまま社会への要求として世の中に出されたりはしないので、当事者会で語ったことが間違ってるなんて責任を問われることもない。

客観的専門家当事者たちの感情吐露分析して理論化した上で、必要な部分は社会に訴えるようになっている。

から普通健全当事者セラピーは、傷ついている当事者が冷静さを求められたりはしないし、当事者ヤバいことを主張していても研究者評価が下がることもない。研究者監督しているか当事者同士の会話が先鋭化するエコーチェンバーも防げる。当事者要求研究者が整理したうえで一般社会に伝えるので、外部の一般人当事者過激すぎる主張を直に聞かされて悪感情を持つこともない。

全てが完全に徹底されているわけではないが、それでも、当事者セラピーで語り合う患者とそれを監督する研究者の間に線が引かれていることで、ある程度は弊害抑制ができている。

しかし、「セラピーとしてのフェミニズム」では、患者監督者、研究者区切り曖昧になりやすいので、普通当事者セラピーでは減らせる弊害がモロに発生しているのだろう。

たとえばフェミニストが「トーンポリシングはやめろ」と主張したことに対し、「議論や説得において言い方ってのは大事だろ」と反論されているのをよく見るが、あれも、内輪の癒しセラピー的な感覚と対外交議論感覚がごちゃまぜになっているせいだ。

「私はいま苦しすぎて言葉を選んでいられないのでセラピー患者として気持ちをぶちまけてるんだからトーンポリシング(言い方警察)するな」、という話なら真っ当である

「私は冷静を保ち、言い方や内容にしっかり気を使うから議論として発言を真面目に聞いてくれ」、というのも真っ当である

だがそれを同時にやろうとする、「自分セラピー的に感情をぶちまけるが聴衆は真面目に聞いてくれ」というのは無法な要求だ。

せめて、セラピー監督する冷静な研究者に向かってぶちまけて、その研究者理屈の通らないところを補助し冷静な言い方に直して議論の場に持っていくという形にしなければいけない。

なのにフェミニズム議論では、何もかも一緒くたになりがちである


当事者研究者の分離は、簡単なことではないとは思う。

特に精神思想分野ではそうだ。

臨床心理士カウンセラー看護師助産師になりたがる人間はしばしば自分が精神不安定を抱えているというのは、統計はともかく実体験としてはよく聞く話である

博物学系でも、たとえば動物学者はだいたい動物好きで、心情的には動物保護したがるだろう。

だが、そこは資格団体ががんばってたり教育だったりで、臨床心理士精神保健福祉士はある程度の信用をしてもいいだろうとなっているし、動物学者も後先考えない動物愛護活動をする人は目立ってないわけだ。

しろ愛護派の過激な主張の角を取って一般社会的に可能動物保護のやり方を訴えたりしていて、それはまさに、感情的になりがちな当事者の語りを、研究者自分のところで一度止めて丸め社会に伝える、当事者会に対する医療福祉関係者の立場と近い。

から臨床心理士動物学者などの学問的信用はまあ保たれている。


ところがフェミニズムや一部社会学は、理論家や研究者が、傷ついた当事者と同一人物だったり肩入れしすぎたりするせいで、冷静な監督者のいないまま野良セラピー的な語りあいを続け、当事者の悲痛な心情吐露ではあるがそのまま社会要求するには妥当性に欠ける内容が研究者学問立場から主張されてしまっている。

フェミニストはメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとか言われてしまうのはこのせいだ。

それにもかかわらずフェミニズム大義名分世界中で力を持ち、フェミニストの要求の内容を精査して妥当性が十分な時だけ応じますという態度は悪だと指弾されるのが、本当に良くない。

ここで断言しておくが、メンヘラも、他人幸せを許せない人も、ミサンドリストミソジニストも、セックスヘイターも、楽しく生きてよいし好きに発言してよい。当事者会で同病相憐れむのだって、傷ついた人間には大切だと思う。

過激思想トラウマは緩んだ方がいいとは思うが、それもあまりに大きな加害に繋がらないのであれば自由だ。

ただし、その好き勝手発言暴言あくまで傷つき冷静さを欠いた人の胡乱な言動として生暖かく聞き流されている方が、周囲にとっても当人にとってもよいはずだ。

弱者の声は社会から無視されるべきではないが、そのままで妥当性が低いので、客観的研究者が集積して適度に理論化と穏健化した上で世の中に訴えるべきだろう。

フェミニズムが、弱者に肩入れしようとするあまり病んだ当事者発言をそのまま重用したり、著名な研究者が「冷静さを保つために私の当事者としての感情一時的に抑えよう」という努力をおろそかにしているのは、誰にとっても不幸である

辛すぎて悲鳴を上げざるをえない当事者と、冷静で他者対話可能研究者弁別は、完璧でなくとも努力する価値がある。できたぶんだけ弊害が減るはずだ。




おまけの具体例 朝日新聞運営の『かがみよかがみ』について

一つ、わかりやすい事例を挙げる。

フェミニズムジェンダー学周辺で、セラピー機能学問言論機能が混在することの弊害を私がはっきり感じたのは、朝日新聞運営の『かがみよかがみ』である

『かがみよかがみ』は読者投稿エッセイメインコンテンツとするWebサイトだ。

「私のコンプレックスを私のアドバンテージにする」とか「私は変わらない、社会を変える」とかをコンセプトにして、女性自己肯定感の爆上げを目指すメディアであることを謳い続けている。

18~29歳の女性からエッセイ募集して、編集部がチェックして載せている。著名人契約コラムニストの連載もある。

そして投稿者を「かがみすと」と呼び運営ボランティアを「ミラリスト」と呼んで連帯感を出し、若い女性同士で肯定しあえるコミュニティを作ることも意図しているようである。(かがみすとは今もしっかり使われているが、ミラリストTwitter検索してもほぼ出てこないので今も使われてるかは外部からは謎)

二年くらい前に数回燃えたが、扱っている内容の割にはてはで話題になる回数は少ない気がする。はてなとは読者層が違うのだろう。

上野千鶴子さんに質問「ベッドの上では男が求める女を演じてしまう」 | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/12881008

フェミニストでも、守られたい。フェミニストだから、守りたい | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/13432941

これの上の記事に関わっていたコラムニスト(かがみすと)が、謝罪をしつつかがみよかがみを批判したnoteを全三回書いていたのだが、その第三回と、そこから辿れる記事類を読み、フェミニズムセラピー言論を区切らずやっている弊害はあるな、と強く感じた。

上野千鶴子座談会セックスワーカー差別炎上とかがみよかがみコミュニティ雰囲気について(下)|滝薫

https://note.com/hannnahkuku0819/n/n6514127ed85a

私はこれを読んだ時、伊藤編集長があらゆる批判に応じないのもわかる、といっそ清々しささえ覚える形で納得してしまった。「セーファープレイス」を構築しようとして、内部を守っているのではないかと思った。

(略)

『かがみよかがみ』を必要としている利用者はいる。それはわかっている。私も、エッセイ投稿した後の”共感”と”褒め合い”によって自信がついた一人であることは変えようがない事実である。その価値を認めていても、『かがみよかがみ』の未来に不穏さを感じてしまう。

『かがみよかがみ』が目指すのは、あくま女性自己肯定感の爆上げである。正しさではなく、自己肯定である

それも、明言はしていないが18~29歳の女性だけを狙っているだろう。

若い女性たちがエッセイで悩みを語り合い、書き手同士のSlackか何かでも褒め合い、お互いが何を言っても原則として批判しないし自虐もしない。まさに当事者会でありセラピーのやり方である

フェミニズムジェンダーなどの内容が多く扱われているが、それはあくま自己肯定感爆上げの道具なので、理論的な正しさを保とうとして心が苦しくなってしまうようなら、正しさを追求しなくてよい。

エッセイ投稿年齢制限も無い方が「正しい」のはわかってるだろうが、年上の説教エッセイ愚痴エッセイが載ってるサイトは鬱陶しくて気持ちよくなれないという若者本音を慮って、微妙理屈をつけて年齢制限をかけていると思われる。

投稿者をかがみすとと呼んで内輪感を作るのも、その繋がりで孤独が癒える人がいるかである。そういう内輪感にウエッとなる人もいるだろうが、そのタイプの人は他のどこかで癒されればよいというスタンスだろう。

伊藤あかり編集長モットーらしい「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」とも合致する態度だ。

傷ついた若い女性のために、正しさではなく自己肯定感爆上げを目的とした当事者セラピーの場があること自体は、良いと思う。

だがそれが、朝日新聞運営メディアとして広くネット広告され、上野千鶴子石川優実企画に呼び、ヒコロヒーなどの連載があり、エッセイ投稿者ジェンダー学やフェミニズムで多少の理論武装をして識者っぽい人もたまに言及するとなれば、そこはもう言論の場となってしまう。苦しい内面安心して吐き出せる、責任を負わなくていいし怒られもしないセラピーの場としては相応しくない。

なのに、そこが曖昧に混ざった立場で『かがみよかがみ』の文章は発表され続けている。

から『かがみよかがみ』の記事批判されたのである

そして、これは、インターネットにおける様々なフェミニズム活動についても近いことが言える。



まとめ

最後にもう一度まとめる。

傷ついた当事者同士が慰め合うセラピー看板としてのフェミニズムと、冷静さと客観性を保つ学問研究としてのフェミニズムは、分割しておく必要がある。

現在日本では、セラピーの場としてのフェミニズムと、学問としてのフェミニズムが、ごちゃごちゃ混ざっている。

心が乱れてフェミニズムセラピーを求める患者と、冷静であるべきフェミニズム研究者が、ある程度重なってしまっている。

この状況を解消しないと、世の中の幸せにはつながらないだろう。



追記。本稿は3か月ほど前に増田に投げたが無反応だったものの再投稿である。)

2022-02-23

anond:20220222223018

簡潔で説明うまいなあ

とても風俗業の人とはおもえない文章能力

プロルポライターさんかな

女性風俗は、半分は男性向けで売上が立っているビジネスお金をもらって女性エッチなことができることに幻想を抱く男性は多く、

 登録料や講習料として、"そういう男性"たちからお金を取ることである程度の売上は立つ。

 ほとんどの男性登録料や講習料だけ払って、お客さんは0人。とりあえず講習だけは受けられるが金銭的にはマイナスで終了。

 大半が客0人で撤退していく中、ごく一部のセラピストが月額100万円200万円といった売り上げを出し、独立していく。

うさんくさすぎワロタ

anond:20220222223018

なんで出典書かないの?

まるっきりこれの書き起こしじゃん。

丸山ゴンザレス裏社会ジャーニー女性用○○の実態】どんなセラピストモテる? 料金やシステム、客層などを徹底解説

https://youtu.be/4plAkYJDXY4

2022-01-17

anond:20220116164742

少しでも助けになるなら私の生存方法を書いてみる。

前提

この3点は私も共通している。両親については片親で過干渉ではあったが、しかし大切にはしてくれていた。それでもあなたと同じ思考から抜け出せない。これは、境遇個人努力を超えて、先天的な脳の作り(ADHD)が大きく関係しているのではないか。これに人間関係の失敗経験が積み重なりフィードバックとなり囚われの強化、すなわち脳の悪い思考プロセスネットワークの強化になっていくと仮定している。

人間関係の失敗でさらにこの自己評価が補強されてしまい、どうにも身動きができなくなってしまったのだけど、ここから脱するためにやったことを書く。

考え方

"考え方"についてはプロに任せ、むしろ考えない方法を身につけたほうがいい。

ADHD は考えるだけ無駄

まず、ADHDワーキングメモリが足りないため問題を大雑把にまとめて考えてしまう。

全体を捉えて、最も期待値の高い解決方法理性的に選べている自信はあるだろうか。あなたはある程度客観視できているだろうから落ち着いているときに考えればおそらく、高ストレス時に思っていたことが実は的外れだったという経験があるんじゃないかと思う。

例えば就労が困難だったというケース(あくま一般論の例)を考える。そうなる理由はそんなにシンプルではなく大量の変数が複雑に絡んでいる。 しかし、"自分馬鹿から仕事ができない"という形で問題カプセル化してしまえば、ワーキングメモリ節約できるため、ADHD問題単純化して自分を責める。一時的にはそれが一番ストレスが少ないのだ。本当は"環境が悪かった。定型発達でも仕事が原因で自殺していることもある"など、別の可能性が考えられるのに。

では、いつも正しい判断をするにはどうしたらいいだろう?これは、"自分判断を常に保留する"が疲弊したADHDには正しい方針だと思う。判断は常にプロに任せる。それはどこに住んでどんな仕事をすればいいか、という大局的な判断だけでなく、"誰が悪いのか"、"なぜこうなったのか"、"どうして不快なのか"なども含めてだ。特性上、強力に単純化してしまうので疲弊してIQが下がっている今はどれも的外れになる。

 寝て起きたら、デモデモダッテ思考が顔を出した。父と離れたいなんて、私のわがままじゃないかと疑っている。よく分からいから、今日相談支援専門員さん(何回かソーシャルワーカーさんと書いてるけど、勘違いでした)に電話してみようかと思う。

からこれで電話できたあなたはとても賢いし、自分客観視するセンスがある。

考えない方法

マインドフルネス瞑想がよい。方法適当ぐぐるとでてくる。(大きいトラウマがあると難しい場合がある。↓に追記あり) 浮かんだアイディアを0.5秒以内に棄却できるようになってくれば、鬱でも躁でも、脳の暴走状態を食い止めやすくなる。

人生史を書くとか考えたものをすべて紙に出すとか、自分トラウマを再認識するようなセラピーは無理に実践しないほうがいい場合がある。プロセラピストでない限り PTSDトリガーになりかねないので、慎重に。

考えられる人になるには

疲弊する環境を脱するのが最優先だ。

ストレス回避反応を高める。ただでさえADHDは弱いとされる、長期的な価値評価するための前頭前野が働かなくなり、極端な単純化をし始める。生存のヒントを得るために(存在しないかもしれない)脅威をあちらこちらに探し始める。

IQを上げる方法はたくさんある。有酸素運動無酸素運動を組み合わせたインターバルトレーニング読書楽器演奏、人との会話、人と比べて自分が優れていると実感する、など。しかし、どれもそれができる基盤が無ければ成り立たない。基盤は、どんな形であれ"安心できる生活"だ。

生活

プロ相談して模索しているのはとても素晴らしい。これこそ良い判断だと思う。

あなた場合愛着のある肉親だろうが、親元、実家から離れるのは最優先だ。トラウマ体験のある場所にいると記憶トリガーが多く、思考ノイズ高まる瞑想を頑張っていても考えの棄却という技術では捌ききれない量になる。例えるなら、イラク戦争PTSDになった米兵戦後もその戦場の脇で延々とセラピーを受けるなんてことがあるだろうか。アメリカに帰って湖で犬とキャンプでもしているべきだろう。

孤独

追記や他へのレスを見ると、同居した者と揉めた経験からグループホーム同棲抵抗があると言っている。

父に笑顔で頷き続けるか、他の障害者暴力を振るわれるかの2択しかない。

↓もそう。私もこの囚われとは長年付き合っている。 自分場合、親には愛されているはずなのに。

 環境を変えても、私がダメからダメだと、ずっと思ってた。愛されるためには愛される能力必要で、残念ながら私にはそれが決定的に欠けていると思えるから

ちょっとつらいかもしれないから今は受け入れられなくてもいいのだけど、これこそADHD特有の極度な問題単純化の例になっている。あのときうまくいかなかったという一例を以って、だからあれはやめたほうがいいのだ、というように考えるとワーキングメモリが大幅に節約できる。実際は、相手特別クズだったとかグループホームガチャとか色々分解できて、次の一手はまたフラットに考えることもできるはずなのに。

今は総括(判断)せず、プロに任せて、最善の環境に居れるまで模索するのがよい。次がダメだったとしても単純化せず、また次のチャンスを模索する。単純化バイアスを除いて考えれば、定型発達でも転職離婚病気のような失敗は何度も経験するのだ。

人間のつながりが欲しいと思ったとき、そうできている人とのライフスタイル比較するのがいいと思う。親族、家、お金車など財産ではなく、朝起きて何をしているのか、どんな本を読んでいるのか、どんなご飯を食べているのか、どんな娯楽を好んでいるのか。"考える"代わりに"行動する"のがよい。考えても考えても財産ライフスタイルも変わらないどころか極度の単純化で誤った判断をするのが疲弊したADHDの末路だ。

安全生活が得られるようになってきたら、形から入る。脳は考えて変わるわけではなく、運動、適度な負荷(勉強練習など)、食事で変わるのだ。脳に振り回されて困っていたのだから、脳を手なずけるのがよい。だから順番を変える。"まともな自分になれば孤独ではない生活が得られる"というのはやめて、"孤独じゃない人の生活を真似てみればまともな自分になれる"ということ。

増田について

私も自分自身そう思いたいという部分はあるんだけど、見ている文章を見る限り全然馬鹿ではない。というか文章のみのコミュニケーションであれば誰も重度の発達障害とは感じない。

これはこの番組の予告だけ見ても思った。もし道路出会ったらまるで思考が通じない人にしか見えないのに、文章は物凄く理知的で美しいのだ。

https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009050591_00000

我々は入出力や瞬発的な行動については困難があるかもしれない。しかし、中身までおかしいわけじゃない。

親さえもそれはわかってくれなかったかもだけど、今は世の中に知見が溜まってきているし、お互いこのようにネットで話すこともできるようになってきた。だから幼少期よりはまだ模索できる道は多いはずだ。

おせっかいかもしれないけど増田きっかけで過集中に入ったので最後まで書きました。

ブコメ言及など

スターがついていたので。

hamamuratakuo 個人的な見解だが、頭が悪い人に共通している特徴は「嘘つき」であること。全てを曖昧にしており、現実直視できず、被害妄想に耽溺。それゆえ認識が歪んで知性も劣化している。嘘をやめることが改善スタート地点

言っていることの大筋は私と同じだ。しかし、それを「頭が悪い」「嘘つき」という主観性の強い表現であえて言い直す必要は無い。今回で言えば頭が悪いのではなくワーキングメモリが小さいと言えるし、嘘つきなのではなくワーキングメモリ節約無意識に行っている、というようにより具体性のある話にしたつもりだし、「嘘をやめる」に対応する極度の単純化をやめる方法も示したつもり。

これも脱線するが、自分発達障害自覚する前、定型発達的な人々に対してリスペクトを欠いた態度を取っていた。彼らは(今思えばADHDの私に比べれば、だが)会議発言しない、積極性が無い、すぐ行動しない。「頭が悪い愚鈍な人々だと思っていた。つまり自分が得意なことができない人を簡単に「頭が悪い」と言うのは主観的すぎる。特に今回の文脈では発達障害という特異な脳の状態について話しているのだから、少し配慮してもいいんじゃなかろうか(隙自語同士なのでまぁいいけど)。発達障害知的障害は異なる。高IQ発達障害大勢いるし、発達障害の診断時にIQテストを受けるのでむしろ発達障害者のほうが自分IQを正しく理解している。

misarine3 嘘ではなく現実を正しく把握できなsので偏って間違った認識を伝えてしまうケースもある。あとADHDかと思ったら発達性トラウマ障害複雑性PTSD)というケースもあるので一考してほしい。

programmablekinoko マインドフルは合わなかった。多動優先だとじっとしているのが難しい。有酸素運動強制的に頭空っぽにするか、NBackやラジオ流しながら何かを音読するなど、脳内ノイズをかき消す方法自分には良かった。

https://anond.hatelabo.jp/20220118124641

元増田ではないけどマインドフルネス瞑想トラウマ持ちだと困難だったぞ

TFT自己否定強いと自分を叩き出して失敗した

ブクマにもあったけど発達性トラウマ考慮しないと危ない

これはそうかもしれない。実は自分場合自己流の荒療治でトラウマ追体験を繰り返してみたり瞑想でつらいことを棄却する訓練をやってみたりと実験してみた。この中で瞑想継続できたということなので、n=1 なのは確か。カウンセラー精神科医などプロ相談しながらがよい。

本当は睡運瞑野がうまくかみ合えばいいのだけど、睡運瞑野ができるのは睡運瞑野がうまくいっているときだけという難しさがある。 瞑想の代わりに運動する、それもできないなら何もせず寝てしまうなどで、あまり考えないようにできるといい。

sisya 前提が少しおかしい。「頭が悪いから人に大事にされない」ではなく「考えが足らずに人が傷つくことをしてしまっているが、そのことに自分が気づけないので遠ざけられる」なので、相手にその旨先に伝えてくといい。

自分アイディアはこれとも違う。そもそも大事にされていない」「遠ざけられている」という認識が正しくないかもしれないというのが私の立場だ。元増田についても、すでにこのスレッドブクマで多くの人から大事にされているのだから大きな反例になっている。 少なくとも汲める事実は「両親からモラハラがあった」「グループホーム暴力を起こした人がいた」ということだけだ。これを「遠ざけられている」と読み取ることは、私が何度も言っている極端な単純化だ。

もし「自分の考えが足りず人を傷つけるのだ」というところに根拠を置いてしまうと、「自分の考えを洗練させなければならない」という出来もしない曖昧課題が作られてしまう。私もおそらく元増田も、このような袋小路でさんざん自分を苦しめてきた。私の主張が伝わっていれば、期待値が高い対処は例えば「なるべく親元から離れる」「相性のいいグループホームを探し、医師など専門家支援を受ける」などになる。的外れな自省をさせる意味は無い。

aox ASMRに限らず増田さんみたいにスパスパ考えられて実行できるなら誰も苦労しないのでは ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ

私も偉そうに書いてしまっているので労せずこれに至ったと思われても仕方ないが、これに至るまでは大変な苦労をした。自殺未遂をして警察保護されそのまま措置入院(強制)というのを何度かやった。ずっと不登校だったが一念発起して就職した会社も、それで復職できず退職した。短絡的な行動で多くの人間関係を失った。何年も睡眠が浅く、悪夢で夜中に飛び起きることが多かった。今もギリギリバランスでやっと立っているが、それでも以前に比べれば前向きに暮らせている。むしろ読む人がこんな苦労をせず役立ててくれるなら幸いだ。

2022-01-16

anond:20220114034442

行ってきた。

強要はされなかったけど本番する?って聞かれてビビった。風呂から出てきたとき向こう全裸だったし。挙げ句デカくなったモノを入るか入らんかのところ擦りつけてきたし。流石に怖かった。

ホームページには本番なしセラピスト下着着用って書いてあったんだが。

2022-01-14

フェミニズムが傷を抱えた人間セラピーになることについて

前書き

現代日本フェミニズムは、傷ついた人間が慰め合うセラピー看板のような機能を持っていると言える。

エンパワメントとかシスターフッドという言葉が好まれるのもその一環と考えらえるし、そんな前向きな所まで至らない、まず苦しみや怒りを吐き出させてくれという層もいるだろう。

弱者にとって慰め合う場があるのは良いことなのだが、セラピーとしてのフェミニズムと、学問言論としてのフェミニズムが分離されていないために、言論としての信頼度は弱まってしまう。

それが、フェミニストメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとかの批判に繋がってしまっているのだろう。

私自身も精神疾患持ちなので、精神が弱っていること自体批判する気はないのだが、セラピー的な語り合いと、学問的討論がごっちゃになっている状況は大いに問題視している。


冷静な研究者と、傷ついている当事者は、兼任しようとすると問題が生まれやすいのでどちらか片方だけの立場に立つべなのだ

それぞれ、何がOKで何がNGか切り分けておこう。

〇 冷静なフェミニズム研究者が、「困った女性のための駆け込み寺やセラピーの場や、肯定しあえる関係必要だよね」という学問理論を組み立てるのはOK

〇 セラピーに集まる傷ついた人たちが、フェミニズム用語理論武装することも、武装しつつ過激な主張をするのもOK。(セラピー的な場の発言は、過激なことや邪悪なことも原則許されるべきである。その反面、そのまま社会への要求として世の中に伝えるべきではない)

× 自分に傷が深く残っていて冷静な振る舞いができない人間が、研究者としての発言力を得て、セラピー患者としてするべきな過激主張を研究者立場でしたり、他のセラピー患者内面吐露ちゃん検討せず世の中にぶつけたり、学者同士でも肯定しあう関係じゃないと耐えられなかったり、そういうのはNG


本論

フェミニズムという看板のもとに、傷ついた人々が集い、辛さや怒りを語り合い共感あい心を癒そうとする様子は、当事者会に近い。

当事者自体は、様々な依存症障害事故被害者などについて行われており、有用セラピーと言っていい。

だが「セラピーとしてのフェミニズム」の問題は、当事者会で癒される患者と、当事者会を監督したり理論を語る研究者がかなり重なってしまってるということだ。

要するに、患者セラピストもやってしまっているという問題が、「セラピーとしてのフェミニズム」にはある。

全てのフェミニストが病んでいると言っているわけではない。

だが、SNSのそこら中で行われている「セラピーとしてのフェミニズム当事者会の多さに比べて、監督できる冷静な研究者は全く足りていない。


普通当事者会やセラピーは、福祉医療臨床心理士といった専門家によって研究理論化がされ、社会に対して有用性が主張され、会の時にはその場にいて見守ったりもするはずだ。

傷ついた当事者たちの語りは、しばしば自己中心的だったり理屈が通ってなかったり乱暴だったりするが、それは回復必要な心の解放だ。

それがそのまま社会への要求として世の中に出されたりはしないので、当事者会で語ったことが間違ってるなんて責任を問われることもない。

客観的専門家当事者たちの感情吐露分析して理論化した上で、必要な部分は社会に訴えるようになっている。

から、傷ついている当事者が冷静さを求められたりはしないし、当事者ヤバいことを主張していても研究者研究分野の評価が下がることもない。研究者監督しているか当事者同士の会話が過激化するエコーチェンバーも防げる。外部の一般人当事者の無茶な話を直に聞かされて、振り回されて悪感情を持つこともない。

これらの全てが完全に徹底されてはいないが、それでも、当事者セラピーで語り合う患者とそれを監督する研究者の間に線が引かれていることで、様々な弊害抑制はできている。

しかし、「セラピーとしてのフェミニズム」では、患者監督者、研究者、全てが一体になりやすいので、普通当事者セラピーでは減らせる弊害がモロに発生しているのだろう。

たとえばフェミニストが「トーンポリシングはやめろ」と主張し、議論や説得において言い方ってのは大事だろと反論されるのをよく見るが、あれも、セラピー的な場と議論の場がごちゃまぜになっているせいだ。

はいま苦しすぎて言葉を選んでいられないのでセラピー患者として気持ちをぶちまけてるんだからトーンポリシングするな、というなら真っ当である

言い方や内容にしっかり気を使うから議論として発言を真面目に聞いてくれ、というのも真っ当である

だがそれを同時にやらせてくれ、自分セラピー的にぶちまけるが聴衆は真面目に聞いてくれというのは無法な要求だ。

せめて、セラピー監督する冷静な研究者に向かってぶちまけて、その研究者理屈の通らないところを補助し冷静な言い方に直して議論の場に持っていくという形にしなければいけない。

なのにフェミニズム議論では、何もかも一緒くたになりがちである


当事者研究者の分離は、簡単なことではないとは思う。

特に精神思想分野ではそうだ。

臨床心理士カウンセラーになりたがる若者はしばしば自分精神不安定を抱えているというのは、統計はないが実体験としてはよく聞く話である

博物学系でも、たとえば動物学者はだいたい動物好きで、心情的には動物保護したがるだろう。

だが、そこは資格団体ががんばってたり教育だったりで、臨床心理士精神保健福祉士はある程度の信用をしてもいいだろうとなっているし、動物学者も後先考えない動物愛護活動をする人は目立ってないわけだ。

しろ、愛後派の過激な主張の角を取って一般社会的に妥当で持続性のある動物保護のやり方を訴えたりしていて、それはまさに、感情的になりがちな当事者の語りを、研究者自分のところで一度止めて丸め社会に伝える、当事者会に対する医療福祉関係者の立場と近い。

から臨床心理士動物学者などの学問的信用はまあ保たれている。


ところがフェミニズムや一部社会学は、理論家や研究者が、傷ついた患者当事者と近かったり同一人物だったりして、監督者のいないまま野良セラピー的な語り合いをし続け、当事者の悲痛な心情吐露ではあるが社会妥当性の薄い発言みたいなもの研究者学問立場から主張されてしまっている。

フェミニストメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとか言われるのはそのせいだ。

ここで断言しておくが、メンヘラも、他人幸せを許せない人も、ミサンドリストも、セックスヘイターも、楽しく生きてよいし好きに発言してよい。当事者会で同病相憐れむのだって、傷ついた人間には大切だと思う。

過激思想トラウマは緩んだ方がいいとは思うが、それもあまりに大きな加害に繋がらないのであれば自由だ。

ただし、その発言あくまで傷つき冷静さを欠いた人の発言として生暖かく見られている方が、周囲にとっても当人にとってもよいはずだ。弱者の声は社会から無視されるべきではないが、そのままで妥当性が低いので、客観的研究者が集積して適度に理論化と穏健化した上で世の中に訴えるべきだろう。

フェミニズムが、弱者に肩入れしようとするあまり病んだ発言をそのまま重用したり、著名な研究者自分当事者性を切り離して冷静さを保つ努力をおろそかにしているのは、誰にとっても不幸である




おまけ 朝日新聞運営の『かがみよかがみ』について

一つ、わかりやすい事例を挙げる。

私がフェミニズムジェンダー学のセラピー機能と、学問言論機能の混在の弊害をわかりやすく感じたのは、朝日新聞運営の『かがみよかがみ』である

「私のコンプレックスを私のアドバンテージにする」とか「私は変わらない、社会を変える」とかをコンセプトにして、女性自己肯定感の爆上げを目指すメディアであることを謳い続けているサイトだ。

コンテンツとしては、エッセイ投稿サイトである

18~29歳の女性からエッセイ募集して、編集部がチェックして載せている。著名人契約コラムニストの連載もある。

そして投稿者を「かがみすと」と呼び運営ボランティアを「ミラリスト」と呼んで連帯感を出し、若い女性同士で肯定しあえるコミュニティを作ることも意図しているようである。(かがみすとは今もしっかり使われているが、ミラリストTwitter検索してもほぼ出てこないので今も使われてるかは外部からは謎)

二年くらい前に数回燃えたが、扱っている内容の割に回数は少ない気がする。特にはてなとは読者層が違うのだろう。

上野千鶴子さんに質問「ベッドの上では男が求める女を演じてしまう」 | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/12881008

フェミニストでも、守られたい。フェミニストから、守りたい | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/13432941

これの上の方に関わっていたコラムニスト(かがみすと)が、謝罪をしつつかがみよかがみを批判したnoteを全三回書いていたのだが、その第三回と、ここから辿れる記事類を読み、フェミニズムセラピー言論を区切らずやっている弊害はあるな、と強く感じた。

上野千鶴子座談会セックスワーカー差別炎上とかがみよかがみコミュニティ雰囲気について(下)|滝薫

https://note.com/hannnahkuku0819/n/n6514127ed85a

『かがみよかがみ』が目指すのは、あくま女性自己肯定感の爆上げである。正しさではなく、自己肯定感である

それも、明言はしていないが18~29歳の女性だけを狙っているだろう。

若い女性たちがエッセイで悩みを語り合い、書き手同士のスラックか何かでも褒め合い、お互いが何を言っても原則として批判しないし自虐もしない。まさに当事者会でありセラピーのやり方である

フェミニズムジェンダーなどの内容が多く扱われているが、それはあくま自己肯定感爆上げの道具なので、理論的な正しさを保とうとして心が苦しくなってしまうようなら、正しさを追求しなくてよい。

エッセイ投稿年齢制限も無い方が「正しい」のはわかってるだろうが、年上の説教エッセイ愚痴エッセイが載ってるサイトは鬱陶しくて気持ちよくなれないという若者本音を慮って、微妙理屈をつけて年齢制限をかけていると思われる。

投稿者をかがみすとと呼んで内輪感を作るのも、その繋がりで孤独が癒える人がいるかである。そういう内輪感にウエッとなる人もいるだろうが、そう言う人は他のどこかで癒されればよいというスタンスだろう。

編集長伊藤あかりさんのツイッターbioには"「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」という感じ。"と書かれているのだから

この世に、傷ついた若い女性のための当事者セラピーの場があること自体は、良いと思う。

だがそれが、朝日新聞運営メディアとして広くネット広告され、上野千鶴子石川優実企画に呼び、ヒコロヒーなどの連載があり、エッセイ投稿者ジェンダー学やフェミニズムで多少の理論武装をして識者っぽい人もたまに言及するとなれば、そこはもう言論の場となってしまう。苦しい内面安心して吐き出せる、責任を負わなくていいし怒られもしないセラピーの場としては相応しくない。

なのに、そこが曖昧に混ざった立場文章が発表され続けている。

から『かがみよかがみ』の記事批判されたのである

そして、これは、インターネットにおける様々なフェミニズム活動についても近いことが言える。



まとめ

最後にもう一度まとめる。

傷ついた当事者同士が慰め合うセラピー看板としてのフェミニズムと、冷静さと客観性を保つ学問研究としてのフェミニズムは、分割しておく必要がある。

現在日本では、セラピーの場としてのフェミニズムと、学問としてのフェミニズムが、ごちゃごちゃ混ざっている。

心が乱れてフェミニズムセラピーを求める患者と、冷静であるべきフェミニズム研究者も、ある程度重なってしまっている。

この状況を解消しないと、世の中の幸せにはつながらないだろう。

2021-12-12

26歳の処女女性風俗に行ったレポ

●これ書いた経緯

いや周りに話しづらいじゃん?!?!と思った。暇な人は聞いて。

ちなみに備忘録から長いし読みづらい。

●予約に思い至るまでの思考

なんかここしばらく急に寒くなってきた。

実はしばらく前に転職して、周囲はみんな『結婚するのが当たり前』タイプの人ばかりで、ちょっと肩身が狭い思いをしている。

自分はもう10年くらい恋愛感情とは縁遠くて、前回の恋愛相手は同性だった。

別に男性が嫌いなわけではないし、子供の頃は男の子告白とかもしてた。なんならイケメンは今でも好き。

一定の時期を過ぎてからはよくいる喪女らしい、ちょっと潔癖な普通の女だったと思う。

恋人がいなくても結婚しなくても死なないと思ってるけど、周りは「お前も絶対30歳になったら焦る」って言うし。

でも恋人探してそういう関係になるのは時間がかかるし、煩わしい。アプリとかで出会いを探して会うこともあるけど、毎回「つまんな…」と言って帰ってくる。なんかもはや時間と金は興味の先にだけ使いたい。

……でも他人に全肯定されたいときもある。あるよな人間だもの。まあ恋人が全肯定してくれる人かと言うと多分違うけど。

もうこの際金払って全肯定してくれるサービス無いんかな。と思って、3年前くらいにネサフで見かけた女性風俗を思い出した。

以前見かけた時は「いや流石にな〜」と思ってたが、調べてみたら経験豊富なお姉サマたちでも3万しないで満足してるレポが多かったので、処女なら大満足できるんちゃうか??と思って予約した。

●いざ予約

調べると女性風俗めっっっちゃあるじゃん。まじかよ。どれがいいんだよ。

なんか有名どころらしい店を何個か見て、自分好みの顔で予定が合う人を選ぶことにした。

コース初心者は90分が多いとレポで見かけたが、ガッツリ癒しが欲しいし、延長料金高いか最初から120分にした。

最近はほんと便利。web予約で全部済むしクレカ決済もできる。まじか。(海外決済サービスクレカ会社に怪しまれて止められたので、決済できない人はクレカ会社に聞こうね!)

誰にも言わず、話さず、サクッと予約できてしまった。恥を感じる間もない。

すぐに運営からメールが来て、「理解したら返信してね。セラピストとのエッチ時間を楽しんで♪」みたいな内容だった。いやめっちゃ直球じゃん。

●当日まで

予約した店ではセラピストから事前連絡をもらうかどうかの希望欄があり、私は「どちらでも」にしておいた。相手のこと知ってても知らなくてもなんとも言えない気持ちになりそうだったし。

マメセラピストだったらしく、挨拶SMSが来て、「要望あったらなんでも言ってね」とかなり優しい文面だった。世の風俗スタッフってすごいな…顔も本名も知らない相手に「会うの楽しみだよ♡きっと満足させるね」って言ってくれるんだもんな。お金って最強だな……(これは尊敬の念)

事前に言っておけば当日恥ずかしいこと言わなくて済むかも?!と思って嫌なところとかは全部伝えておいた。(後で後悔することになるが、恥ずかしくても好きなところは言ったほうがいい)

前日は長風呂して全身のありとあらゆる毛を剃って、料理の時並みに全身にクリームを擦り込んでおいた。(VIO脱毛は前にしてたんだけど、5回じゃ全然生えてくるよね。みんなどのくらいやってる??)

●待ち合わせ

当日予約時間の2時間前にお店に連絡が必要だったので、メールを予約送信して支度。

メイクどんくらいが正解なの…?マスク汚れてるの嫌なのでノーファンデアイメイクだけした。

待ち合わせ前にセラピスト服装のやり取りをして合流。

……目の前にいたのはNE●Sの増●とHey!S●y!JU●Pの山田を足して割ったような子だった。いやイケメンじゃん。まじか。年齢は24歳。とりあえずまっすーと呼びます

まっすー流れるように恋人繋ぎをし、雑談しつつホテルまでエスコートしてくれた。途中でコンビニ寄ってお茶を奢ってくれる…今まで男性デートして楽しかった試しが無かったので、気遣いが身に沁みすぎた。まあ2万くらい払ってるんですけど…………

ホテルに着いてから準備まで

ホテル到着までは好奇心のままにエンタメとして楽しめていたものの、男性経験免疫が皆無なので流石にホテルまで来たら緊張してきた。

ホテル到着後のホスピタリティっぷりは他のレポでもよく取り上げられていると思うのでざっくり。

ベッドに座って恋人繋ぎで座って軽くカウンセリング

そのあと手洗いとシャワーの準備をしてもらった。歯ブラシは封開いてたけど、歯磨き粉は付いていませんでした。カミソリとボディタオルもは開封済みでお風呂に置いてくれてた。

シャワーを浴びるように指示されてザッと浴びてバスローブ一枚で戻り、今度はまっすーシャワーに去っていった。「歯磨きとかしてていいからね」と言われたが、洗面台の真後ろがお風呂のドア(磨りガラス)なので恥ずかしくて行けない……困った……と思いながら奢ってもらったお茶を飲んで待ってた。

まっすーがお風呂から出て、歯磨きの音が聞こえてきたので一緒に混ぜてもらった。

えっちなことする前の歯磨きってこんな緊張すんの??????

マッサージ開始

マッサージ普通エロの配分をヒアリングで聞かれたけど「エロ多め」とかイケメン目の前にして言えないのでおまかせにした。これ絶対事前予約の時に言ったほうが恥ずかしくないと思う……

うつ伏せでマッサージが始まったけど、めちゃくちゃきもちい〜。手がおっきいし力があるからすごいほぐれる〜もうずっとこれで良いまである

だんだん怪しくなってきてリップ音とフェザータッチが始まったけど、まっすーはこの仕事を始めてまだ日が浅いらしく、あんま感じなかった。普通にくすぐったい。

ものし掛かられてる時にお尻に硬いの当たっててドキドキした。

しばらくしてひっくり返されてハグキスしながら胸をいじってつねって舐めて、そのまま下半身。胸、あんま感じないんだよな〜と思ったけど、絵面がエロいからそのままにしといた。

なんか他所のレポだと全身ぺろぺろ舐めて下も舐められて〜ってのが多かったけど、まっすークンニしなかったな。

自分の指入れても気持ちよかったことないし、なんなら動かすの疲れるしでイッたことないからどうかな〜と思ってたけど、おなか軽く手のひらで押されながら中入ってすぐ辺りをトントンされるのめっちゃ良かった。世の中の男子〜!処女でもちゃんとやれば初回でイけるらしいよ〜!!!

結局イッたのは1回だけだったけど、そのあとハグたくさんとキスたくさんでめちゃめちゃ満足した。やさし〜!!!

でも終わる頃にはまっすーまっすーがションボリしてて、なんか…ごめんな……って思った。ごめんな。

そのあと一緒にお風呂浸かって、精算してホテル出た!部屋で精算するタイプだと恥ずかしくなくていいな〜

その後は駅までまた恋人繋ぎエスコートされて、ばいばーいってした。

最後

ノリと勢いと好奇心で予約したけど、めっちゃ良かった。

気持ちよかった度合いで言うと自分でシてる時の方が気楽だし気持ちいいけど笑

でも他人でろでろに甘やかされて、自分のこと気持ちよくしようとしてる姿見てるのはなんかすごい満足度高かった。貴族の遊びじゃん……。

人それぞれだからめっちゃオススメ楽しいよ!」と言い切れるわけではないけど、ガチ恋しないで楽しめる人にはとても良いエンタメだと思う。まっすーかわいかたからまた遊びたいな。性感マッサージもっとうまい人のやつ経験してみたさある。

というわけで26歳処女女性風俗行った話でした〜、ちゃんちゃん。(完)

2021-12-10

anond:20211209212532

それは無いです

日本お金に対する考え方がおかしいとか金持ちに対する偏見ガーとか言うけれど、『お金は汚い』と言う考え方は割と普遍的な考え方で

(サイコパスほど金持ちになりやすいと言う事実と、財産の引き継ぎにより強力な金持ちになり独占していくと言う現実があるのだから仕方がない)


アメリカには、Financial Psychology と書くが、投資心理ではなく、

自身の不合理なお金の信念に気付き/手放し、お金との付き合い方を健全しましょうという主旨のセラピストもいたりなんかする。

それらの創設に携わったブラッド・クロンツ博士日本語でのざっくりとした紹介はこち

「金ですべて解決できる」なら億万長者に悩みはないはず?|大富豪ばかり相手にする心理学者の洞察クーリエ・ジャポン
https://courrier.jp/news/archives/87220/?ate_cookie=1569731540


健全ではないお金に対する信念として、


お金回避
(教育レベルが高い人/福祉系に人にありがち。十分な報酬を受け取らない。むしろ無意識的に拒否する)

お金の崇拝
(そのまま。稼げば稼ぐほど幸せになると信じており、それと同時に自分は充分な額を稼げないと信じている。高額商品を購入したり買い物依存症だったりする傾向が強い)

マネーステータス
(自己資本年収自己価値イコールで結び付ける)

・ドケチまたは病的な貯蓄屋
(お金に対し異常な警戒心を持っている。いくら貯蓄しても永久安心出来ない)


 

などがあるそうな

自分マネーステータスかな。もろに年収自己価値 である

不正利用されたら支払え無い枠があるクレカ持ってまさかドヤ顔したりしている。
(まぁ不景気からクレヒスが良好ならグーレドも枠も年収関わらず上がるのが実際のところなんだけども、年収証明として自己満足してる)

2021-10-15

スーパーマンLGBT&007黒人女性の話

スーパーマンの息子がゲイ(合ってる?)という設定で新作が出たと聞いて、ふーん世間体狙ってんね、と思った。

その話を聞いた後に007を観たんだけど、ボンドの後釜で007になったのが黒人女性で、いやコッチもかよと思った。

少し前から日本管理職女性を増やそうという動きがあって、実際その割合は増えたんだと思う。

一方で、とにかく増量という発想のせいで管理職の質が一部下がったのも事実らしい。

やっと最近になって、正しく能力のある女性を在るべき位置に置くということが認識され始めたようなので、その辺はまあいいのかなと思う。

この女性管理職の話で思うのは、これまで明らかに虐げられてきた側(女)を対等にするためには、ジャストシュート立場を同じにするのではなく、オーバーシュートショートを繰り返していく必要があるんだなということ。

傾いているヤジロベエが何往復かして真っ直ぐになるように、立場上下も何度か入れ替わりしながら落ち着くんだろう。

ここで元のスーパーマン007の話に戻るんだが、最近は少しやり過ぎではないだろうか。

ヤジロベエは自然の力にまかせて水平になるが、今の状態は誰かが逆方向に力を加えて、より振れ幅を大きくしようとしているように思える。

ダニエル・クレイグがなんかのインタビューで答えていたが、(意訳だけど)007役をやるのは過去007の代わりでしかなくて、黒人女性が演じる役としてもっとふさわしいものを用意すべき、とかなんとか言っていた。

そう、そうなんだよ。

やるべきは、日常で当たり前に生きている色んな人々を等身大日常として描くことで、今ある以上に特別な役に持ってくることじゃないんだよ。

Netflixセックスエデュケーションを見たことがあるだろうか。

親が性セラピストなのを恥じているシャイ主人公と、メイク好き系ゲイ男の子はお互いが唯一の友達

これを初めて見たとき、すごく等身大の姿だと思った。

今の現実って、残念だけどこんくらいのもんでしょ。

メイク好きゲイクラスてっぺんでもいいけど、メイク好きゲイというステータスが人気者な理由になってはいけない。

007で感じたのはここかもしれない。

007は正直あんまり活躍しなかった(と思う)。

そりゃボンドが主役だからなんだけど、それはそうとして映画の中でNPCボンドの方を慕っているように描かれたり、新007性格が少し微妙だったり。

なぜお前は007になったのか、そこが分からなかったので、結局配役配慮かなと思ってしまった。

スーパーマンはまだよく知らないけど、スーパーマンスーパーマンの息子の当て馬にならないか心配

上で話したようにヤジロベエ的な動きをするのは仕方がないし、今は多様性への認識黎明期なので若干の誇張とヨイショがあってもいいと思う。

その一方で、量より質ということも考えてほしい。

シャンチーでは、敵役ウェンウーの右腕はゴリゴリ白人なのに、ゴリゴリ白人の下っ端はアジア系という謎構造だった。

そういうとこだぞ。まあいいけど……

2021-10-11

今は専業主婦の嫁、元々マッサージする人(セラピスト?)だったんだけど

して欲しい時にお願いしたらマッサージしてもらえるのありがたすぎるわ

嫁にしたい職業ランキング、多分CAとか受付とかなんだろうけど

マッサージする人はランキングに入らないんだろうか

優しいし気遣いできるしいいことばっかりな気がするんだけど

2021-09-24

うつ病闘病中の人セラピストとか心理士とかやってはいけないと思うんだけど

はいるんだよなあ結構

https://togetter.com/li/1778707

たこういう形で話題になってるけど、とりあえずこの人は「カウンセリングとか受けてなんとか治った」人なので、まずその前提は共有しておいた方がいいかなと。

http://inoo.cocolog-nifty.com/news/2016/07/post-e09a.html

ある時、部屋の片づけをめぐって(部屋の片づけ問題がいつも揉め事の原因になっていた)旦那さんと揉めた田房さんは怒りの勢いのあまり警察を呼び「旦那暴力を振るいました」と訴えようとするも途中で冷静になり、警察を呼んだことを激しく後悔し(警察は話だけ聞いて帰った)、それをきっかけに「もうキレないようにしたい」といろんな本を読み、多くのカウンセラーセラピストに会いに行きます

無駄足を踏んだりしながら田房さんはゲシュタルトセラピーという心理療法にたどりつきます

まあ、Twitterとかでも今の様子見てると「不安定だなー」と思うことは割とあるので、「治った」というよりも「寛解した」という感じだろうけど。

2021-08-14

メンタリストって勘違いされてない?

別に例の人を擁護するとかではないけど

メンタリストなのにこんな発言するなんて…」とか言われてるけど、別にカウンセラーでもセラピストでもアドバイザーでもないかメンタリスト差別発言しても不思議じゃないでしょ。心理学的な根拠を元に行動してるってだけでしょ?

なんかメンタリストを高尚な仕事だと思ってるらしい人たちがいるのが笑える

2021-07-11

anond:20210501101000

職業に貴賤はない。

だがメンエス嬢、おめーはダメだ。

twitterで「痛客が〜」とか他の風俗業の女と同じノリでほざいてるけど、

お前らは違うからな?

素人同然のマッサージ技術でスケベを匂わせた商売をしておきながら、

セラピストです!ルールを守らないお客さんがいて困ります!はないよなぁ?。

本当にスケベ無しで技術に自信を持ってるなら普通マッサージ屋で働けよ。

まぁ時給の低い普通マッサージ屋で働く気なんかさらさらないよな、お前らは。

リスクもとらずラクして稼ぎたいだけ。

詐欺まがいの商売

体を売って商売してる風俗嬢に失礼やから、せめてお前らはネットではおとなしくしとけ。

2021-06-26

国内医師ら450人がワクチン接種中止を求めて嘆願書を提出

https://www.sanspo.com/article/20210624-IOQJULJCVRMBXMZXIDJG6SDUHA/

個人的には、ワクチンを打たない自由はあるべき(疾患や体質、また症例から打つことへの不安もつことは悪いことではない)とは思う。

しかも、記事本文に下記のことがあると、説得力がなんとなくある気がしてしまう…!

嘆願書同意したのは国内医師390人と地方議員60人

気になるので調べたよ。

発起人

高橋

ウィスコンシン医科大学名誉教授統合医療クリニック徳院長。関西病院で消化器外科を専攻した後、渡米。ミシガン大学助手デューク大学教授ウィスコンシン医科大学教授を経て、ウィスコンシン医科大学名誉教授。2016年名古屋市に『統合医療クリニック徳』をオープン

病院サイトを見にいったが、何を治すために伺えばいいのかさっぱりわからなかった。

漢方での対処療法とか…そういうときかな…。

プロフィールから、渡米した結果、何を学んだのかよくわからなかった。

そもそも、消化器外科先生なんだよね…?

求人サイトから職員構成が見れた。

スタッフ構成

院長 1名

医師非常勤)2名

看護師非常勤: 精神科ショートデイケア専任)1名

ヨーガレイントラクター非常勤)2名

ロマセラピスト非常勤)1名

スピリチュアルヒーラー非常勤)3名

気功師鍼灸師非常勤)1名

気功療法師(非常勤)1名

鍼灸師非常勤)2名

カウンセラー非常勤)1名

瞑想指導非常勤)1名

整体師(非常勤)1名

スピ…?めいそうしどう…??

署名に参加したのはどんなメンバーなんだろと調べてみる

気を取り直して、参加者を調べよう…!

参加される方のブログみっけ。

https://www.kaneshiro-honest-clinic.com/2021/06/21/624は『新型コロナワクチン接種中止』の嘆願書提/

クリニック徳 高橋徳院長が中心になって作成された『新型コロナワクチン接種中止』の嘆願書に対し医師約180名、歯科医約150名、議員約50名の同意が集まり同意者の名簿を添えて6/24厚労省に提出する事になり

えっ、お医者さんの約45%は歯医者さんなの…?!

歯医者さんは医師だけど。尊敬してますが、なんとなく、趣旨違わない…??

6/14現在での発表で新型コロナウイルスで亡くなった方は14132人ですが、60歳未満は450人足らずしか居ませんので働き盛りの60歳未満は無症状であればマスク不要自粛せずに仕事をして、どんどん外食もして経済を支えてもらえば良いですし当然、ワクチンなんて不要です。

??感染を広げようみたいなこと言ってて怖くなったのでブログをそっとじ。

(ここで力尽きたサラダ🥗)

2021-01-08

anond:20210108234949

愚痴きいたり、励ましたりするセラピストだよ、あるいはカウンセラー

でも、あなた好きな人にはプレゼントしたり、機嫌をとったりするでしょう。

私も普通はそっちなわけ。それが普通なんだけどな。

貴方は楽しく口説ける人がいいんじゃない

貴方が虐めたりする対象に慰めて貰ったりするのっておかしいよね。

2020-12-25

anond:20201225144330

すげえ濁して説明するなら、男性シャワーを浴びて外からの汚れを落とした後紙パンツだけの姿になって、セラピストは胸元や太腿、お臍などが見えやすベビードールなどを着用しながら手だけではなく太腿や身体全体を使って大体は鼠蹊部を中心に施術してくれる。

 

マッサージというか按摩みたいなもの前戯の前段階がプラスされてる、って考えたらわかりやすいかもしれない。

 

それ以上の交渉セラピストとのコミュニケーション次第ですが、施術中に高まってしまって果てる場合はその処理の為か別料金がかかるのが殆どで、つまりそこからの何かしらに進むための交渉はより金額とお互いの信用度のかかった交渉になると思われます

2020-11-15

メンズエステが最高だった

葛西にあるとあるメンズエステに行ってきた。

メンズエステ自体人生なのだが、恐らくこれが一般的メンズエステではない気がする。


日本にこんな世界あるんだという衝撃があったので備忘録として残す。



Webサイト上に住所がなく、実態マンションの一室

住所が書いていないので電話で問い合わせた。

問い合わせると、普通マンションの一室が店舗場所だった。

どうやら移転も何度かやっているみたいだ(税務署警察?のガサ入れでも入っているのかもしれない。大家さんにバレたのかも)

入ってみると、生活感漂うマンションの中にふすまで区切られた部屋が復数あった。

部屋は飛田新地の2階のヤリ部屋そっくりで、布団が強いてあった。(モチーフにしているのかもしれない)

ごくごく普通マンションの一室なので、隣とか普通に住んでるのでは?声聞こえないのか?という疑問があった。



②料金もWebサイト上に記載しているのと異なった

40分11000円、60分14000円。Webサイトには記載されていなかった。あれは完全に対外的には健全であると見せるための見せ方なのかなと思った。



③嬢について

部屋が2~3あるので、入ってると嬢が入ってきた。

今回の子はめちゃくちゃ大当たりだった。

本来この店は日本人以外のアジア系セラピストしかいないのだが、初めて日本人が入ってきたらしい。

オーストラリアタイクォーターとのことで確かにハーフっぽい顔立ちで滝沢カレン劣化させた感じだった。

24歳だが20歳くらいに見えた。

ずっと日本にいる感じで鬼滅の刃の話とかワンピースで盛り上がった。

どうやら短期バイトとして入っているらしく、普段看護師をしていて1ヶ月間の期間限定らしい。

なぜこんな可愛い子がこんな闇の深そうな所で働いているのか、めちゃくちゃ不思議だった。吉原の高級ソープかにいても当たりのレベルだった。

プレイの流れ

バスタオルを渡されるので、服を脱いで一緒にシャワーに入る。

イソジンでうがい。ここまではよくあるパターン

その後バスタオルで体を拭いて再度元の部屋に戻る。

飛田新地のような雰囲気

仰向けになってと言われたので、布団の上で仰向けになるとそのまま嬢が馬乗りになってきた。おっぱいめちゃくちゃでかい

乳首を手と口で攻められる。

フェラをされる。

ゴムをつけられる。

正常位で自然と挿入した。吉原飛田新地以外にこんな世界があるのかという衝撃だった。

可愛い子でも正常位でやっていると顔が崩れたり可愛くない瞬間があるがこの子に関しては全くそんなことがなく、間近で顔を見てもずっと可愛くて最高の瞬間でしかなかった。

その後騎乗位に変更したが、前後の動きが激しくグリグリされた。

最後はバック→立ちバックでフィニッシュ



クソ最高だった

ただ彼女はもう今月でいないとのことなのでもう行くことはないだろう

2chを見ると化物屋敷と書かれていたのでたまたま大当たりを引いただけなのだと思う



2020-11-08

発達障害(特にASD)のマジョリティとかけ離れたセックス意識をキモヲタは空気読めで片付けない

結局なんで “なぜ家族先生セックスをしてはいけないのか、 なぜ会ったばかりのよく知らない人とセックスをすることが悪いとされているのか”、 なの?

増田女性ならそのまま、『アスピーガールの心と体を守る性のルール』を読めば、

なぜ誰とでもセックスをしてはいけないのか答えの1つが書かれていると思うよ。

 

男性用あるいは男女どちらでも使える発達障害(特にASD)の性にまつわる本は日本語では見当たらなかった。

なぜか日本には、不幸なことになる前に、セックスについて家庭で話し合っていこう、理解を深めようという取り組みがない。

 

それどころか、日本性的露骨表現に非常に寛容なため、発達障害が間違った理解のまま大人になってしまう。

 

たとえば、オタク間でやっている、紳士仕草

非常にセクシュアルな作品表現を見たときに『・・・ふぅ』と書いたりする。

元ネタ2ちゃんねる(現5ch)やニコニコ動画などのやり取りで発生したいわゆる下ネタである

下ネタ解釈文字起こしするのもなんだかなぁって思うが、アスペ空気読めで片付けないために解釈ひとつを書いておくと、

この作品は 抜ける(性的興奮を高め射精する事ができる) → ふぅと息をついて賢者タイムなるほど、あなた作品表現セクシーだったという、

技巧・表現力を讃える様式スラングひとつである

下ネタを持ち込むことで話を茶化すという目的でも使われるが、大抵はポジティブ賞賛として使われる。

アスペルガーの特性がある人でもここまではニアンスを理解出来ている事が多いが、問題はここからである

 

この表現は、下ネタであり、スラングであり、表現ニュアンス理解し許容している人のあいだでしか使ってはいけないということを

誰かが明示的に説明しないとわからないままアスペルガーの特性がある人は過ごすのである

なので、どんな場面でも『・・・ふぅ』だの『おっきした』だの書いたり、

『素晴らしく性的(な表現が出来ている)』と賞賛を伝えたのに何故喜ばないのか?何故怒られるのか?(ハテナ)となってしまうのである

 

これを明示的に説明し教える義務を負うのは、どう考えてもオタクコミュニティーではなく親のはずだが、冒頭に書いた通り、何故か日本の親は社会に丸投げ(ネグレクト)なのである

親も子と同じ特性持っていてツッコミ不在(違和感に気付かない)だったの???みたいな

 

残念ながら日本語では女性に重点を置いた発達障害(特にASD)の性にまつわる書籍しか見つからなかったが、

Sex Education for Teens With Autism とかで検索するといろんな資料が出てくると思うよ。

彼らは、親から兄弟姉妹からも先輩や友人から先生牧師から自然セックス意識を学ぶことはできないとして、

様々な親向けの資料当事者向けの学習資料があるよ。

 

下記は、ORCという団体運営するアスペルガー向けの性学習きっかけのためのサイト

交際をはじめる前に伝えるべきこと、ときめきや片想いをどうしたら良いかデート最中セックス最中にすべきこと・してはいけないこと、

セックスをいつするのかなどが説明され、簡易な学習理解テストも付いている。よろしければ参考にどうぞ。

性的露骨な素材とポルノ 

性的露骨な内容には、芸術的または教育的ではなく、エロティック(興奮)を目的としたセクシュアリティ説明または描写するものが含まれます

これには、ビデオ写真、または書かれた物語が含まれ場合があります

行為従事している実在人物が含まれ場合もあれば、性的要素を含む漫画アニメ場合もあります

性的露骨な内容は、ポルノと呼ばれることがよくあります

 

プライベート事柄プライベートに保つ(非公開にする)

多くの人は、ポルノ性的露骨な内容について非常に不快に感じます。それは物議を醸す私的活動であるため、多くの人が口にしないテーマです。

多くの人が性的露骨な素材を見たり使用したりしないことを選択していますが、現実には、自慰行為などを容易にするために利用する人もいます

あなた性的露骨な素材を使用することを選択した場合、そのような資料は非公開にする(プライベートに保つ)ことが重要です。

これは次のことを意味します:

 

 

注: 性的露骨な内容は一般的に非公開にする必要がありますが、不快な思いをした場合は、質問したり、サポートを求めたりすることができます

混乱したり不快になったりした場合は、信頼できる人(家族セラピストなど)と話すことはいつでも大丈夫です。

例:
自閉症スペクトラムの18歳のアダムは、自宅のバスルーム性的写真を見るのを楽しむことがあります。これは個人的ことなので(プライベートが保たれているので)大丈夫です。
ただし、アダムポルノ写真を背景画像として携帯電話に保存することがあります
アダム家族や彼の知人がこれらの写真を見たとき、彼らは恥ずかしくて不快に感じたそうです。

 

ポルノと実生活

行為がどのようなものか知りたいのは当然です。

一部の人々は、セックスがどのようなものかを理解するためにポルノに目を向けます

ただし、ポルノ描写されているセックス自然でも本物でもないため、混乱や欲求不満を引き起こす可能性があることを理解することが非常に重要です。

例:
24歳の自閉症スペクトラムゲイリー
ある日ゲイリーが年上のいとこのリックと遊んでいた時、リックはどんな仕事がしたいのかと聞いてきました。ゲイリーネットで見た動画を思い出します。
その中には、ピザ配達人が女性の家に食べ物を届け、女性と性行為をするという内容のものがありました。
ゲイリーは「ピザ配達人になりたい」と答え、その理由ポルノビデオ描写を交えて説明しました。
リック最初は笑っていましたが、ゲイリーが本気で言っていることに気づくと、気まずそうにゲイリーを見つました。
ゲイリーは、彼のいとこがポルノビデオが偽物であったことを明示的に彼に説明するまで、何が間違っているか何が悪いのかを理解していませんでした。
それ以来、ゲイリーポルノビデオで発生するシナリオは偽物であることが多いと想定し、他のリソースからセックスについてもっと学ぶべきだと判断しました。

  

ロマンチックまたは性的愛情の公開展示

ロマンチック愛情性的愛情を公に示すことは、それが予期されていなかった場合に、多くの人々を不快にさせます

たとえば、キスセックスではありませんが、他の人がキスするのを見ると、不快に感じる人もいます

これは、学校職場家族など、性的ではない状況から知っている誰かが、予期していなかったとき

ロマンチック方法で誰かにキスしたり触れたりするのを見た場合特に当てはまります

 

公共の場相手の頬にキスをするのは通常適切ですが、

メイクアウト」(いちゃつく)したり、連続して何度も相手キスしたりすると、見物人を不快にさせる可能性があります

同様に、頬にしかキスをしていなくても、二人がとても近くに座っていたり、どちらかが相手の膝の上に座っていたりすると、

それもまた周囲の人を不快にさせてしまうかもしれません。

例:
ダニエルと彼のガールフレンドのナオミは、ある夜、友達と夕食に行きました。
夕食時、ダニエルとナオミはとても近くに座って、頬と唇に何度もキスしました。
ダニエルとナオミの友達はこれを見てとても不快で恥ずかしい思いをしました。
彼らはその夜ダニエルとナオミと過ごす時間を楽しんでおらず、次に夕食に行くときに彼らを招待しませんでした。

 

OCRSEX ED. FOR SELF-ADVOCATES:

https://researchautism.org/sex-ed-guide/

 

よろしければ参考にしてください

anond:20240310173949

2020-10-12

女性向け風俗で働きはじめた

仕事休職することになり、1ヶ月ほどなにもしないでいたのだが暇になり女性向け風俗で働きはじめた。場所東京以外の都市部

から自分射精しなくても相手気持ち良くなってくれることに満足感があり、「はじめてちゃんとイけた」と言ってもらえる子もいままでに数人いた(優しさから言葉だったのかもしれないが)。

なにがしたいかな…?と考えたところ、気持ちよかったと伝えてもらったとき精神的な満足感がふと浮かび「女性向けの風俗などはあるのか…?」と調べてみたところ、びっくり。結構あるんですね。この時点まで女性向け風俗存在は知らなかった。

「住んでる土地名+女性向け風俗」と調べ、Google検索トップヒットする店の求人情報を調べたのだが、入店までに何度か研修があり、研修費として数万円をとることのこと。他のお店を調べても基本はこのスタイルになっている。

この時点で「研修費を名目に少しでも稼がないといけない業界なのか…?」と疑心暗鬼に。研修不要だとは思わないが、女性不快感を与えない容姿であるかを基準面接をして、合格したひとだけに研修を行えばいいのではないかと思うが、こんなところでお金を稼いでいるのかと。。


いきなり研修費に数万円を溶かすのは嫌だったので、研修費がゼロのお店を選ぶ。

LINEでいくつかのテンプレ質問(年齢や身長体重など)に答え、面接の予約をする。ここまで数日。

面接は多分「こいつは最低限(容姿コミュニケーションなどの面で)働けるのか」というチェックだけされる。「いつから働けますか?」ということになり、すぐに入店日が決まった。

女性向け風俗は「女風」とよばれていることをはじめて知った。

入店日までに登録作業なるものを行う。自店のHP入力した内容を、いわゆる普通女性向け風俗情報サイト(ぴゅあらばさんや、fuzoku.jpさんなどが有名)に加え、「kaikan」という女性向け風俗専門の情報サイトに流し込んでいく。「トップレス可」などの文字に「ああ、こういう世界に来たのか…」という気持ちになる。情報サイトには登録用のフォーマットがあり、基本的プロフィールの他に可能プレイにチェックをつけていくのだが、「即尺」など、ち○ぽが付いている前提のものスルーしていくのがシュールだった。風俗向けの情報サイトはこんなふうにできているのかとおもしろ登録作業を見させてもらった。

多分、女性向け風俗とのいちばんの違いは「フリーで入るお客さまがごくごく少数」なところなのではないかと思う。

女性向けの風俗普段からしまれている方はTwitterアカウントを持っている方が多く、セラピスト女性向け風俗ではたらく男性をこう呼ぶのだそう)とかなり高頻度でDMのやり取りをしているらしい。

先輩いわく、「ほとんどのお客さまはまずDMをしてから来る、フリーの人は全体の1割にいるかどうか」ということだった。

なので「Twitter無差別フォローフォロバからフォロワーを増やすツイキャスを行う→コメントをくださった方などにDMを送り指名はいってもらう」というのが女風の鉄板コースらしい。

恥ずかしながら入店1日目ではお客さまにあたることができず、どんな人が利用しているかなどはまだわからないのだが、働いている子はすごくいい子が多いという印象。

ホスト業界とかも恐らくこんなもんなんだろうと思い至った。日々のコミュニケーションから、お客さま候補の寂しさみたいなものを慰めて指名につなげる…。

男性向け風俗は、自身経験から「ヌきたい→情報サイトで好みの子検索(もしくはフリーはいる)→予約」というのが多いのかと想像していたが、女風ではまったくそうではない。

もちろん男性向け風俗でも、心がこもった接客をし固定客をつかまえる必要はあるのだと思うが、女風の世界はあまりにそこにウェイトがおかれているのがキツい。あまりおおっぴらには語られないことだが、自分のように、もう女の子とウェットなめんどくさい関係性になるのはしんどいので風俗を利用する、お金を払うのだからその時間は楽しませてねといったニーズ女性版を想像していたのだが、まったく違う世界だった。


入店して1日目なので、もしかしたらちょっとした自分へのご褒美や、男性的な割り切ったニーズで女風を使う方もいるのかもしれないが、いかんせん大部分がそうではないお客さまのようだ。

もちろんお店によって客層は違うのかもしれないが、他店のセラピストさんを見ていても大体の方がTwitterに力を入れている様子で「あれ、ちょっと思ってたのと違うな…?」と感じている。

ぼく自身キャバクラなどは自分お金ではほとんどいかないのだが、風俗ドライにその時間を楽しむという感覚で時々利用する(といっても、半年に一度ぐらいだが)。

限られた時間で、お互いの目的が分かっておりサービス化されたものお金を払い受け取るというのは楽だ。資本主義恩恵

自分の力で最初から最後までつくりたい!というものサービス化されてないところから取り組むべきだと思っているのだが、自分にとって射精はそこまで強い思い入れはない行為だった。

安直に「だれかと一緒にいたい」「出張中なので少しご褒美するか」といったニーズで、女風をつかうお客さまが増えればいいのになあと思いながら帰宅したのだが、そのような女性一般的ではないのかもしれない。

結婚しない女性も増えていて、全体の所得も上がっているし、全員というふうにはもちろん思っていないが、もう少しドライに、気軽に女性向けの風俗が使われてもおかしくない条件はマクロ的には揃っているのだと思うのだが、これはぼくの感覚おかしいのだろうか。女性への理解が足りていないんだろうか。それとも「女性向けの風俗」ということ自体認知度が低すぎるのだろうか。

もし男性向け風俗で働いている女の子がみんなこのような努力をしているのだとしたら、すごい。もともとこの業界には偏見がなく、むしろ尊敬に近い気持ちがあったのだが、もしそんな苦労まで抱えているのだとしたらより尊敬が増す。

これを書いている本人が水商売向いてない可能性も否定できないですが、女性向け風俗認知が少しでも広がると嬉しい。

2020-10-04

anond:20201004222608

ペットの見た目を選ぶことは出来ても、病気・障がいにならない個体を確実に選ぶ、普通範疇から外れていない気性の個体を確実に選ぶ、

そんなこと出来やしませんよ。生き物なんで

もっとも、病気になったり・障がいを負ったり・好みじゃないあるいは手に余る気性だった場合

捨てたりネグレクトしたり殺処分するみたいですけど

責任感と情緒問題があるよね?

 

人間においても同じこと。たとえば、四肢に欠損があろうが普通の人よりも稼ぐ人もいる

ダウンや知的障がい者でも大学卒業・あるいは好き分野を学ぶし、その後も教職サポートについたり、なんらかの仕事に就く

それはすべて親次第だ

■ NDSS

Today, there are approximately 250 two and four-year colleges and universities that include students with intellectual disabilities in educational, independent living and vocational/career programs.

https://www.ndss.org/advocate/ndss-legislative-agenda/education/postsecondary-education/

 

障がい者を持つ自分自身の子どもと、同じような子どもたちのために私財を投げ打って遊園地運営する夫婦もいる

本来はそういうレベルじゃなきゃ子なんて作るべきじゃないんだよなぁ

 

[BBC] 娘のために遊園地を建てた米男性 総工費56億円

https://www.google.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40823738.amp

 

家族旅行に出かけたハートマンさんたちがプールを使っていた時のことだ。ハートマンさんがプールから上がって間もなく、当時12歳だったモーガンさんがプールで遊ぶ子供たちと仲良くなろうと近づいた。だが、子供たちはすぐ水から上がってしまった。

 

子供たちは障害のある人とどう接したらよいかからず、尻込みしたのだろうとハートマンさんは考えている。モーガンさんの認知理解力は5歳程度で自閉症の症状もある。

ハートマンさんはプールでの一件を忘れることができなかった。

モーガンはともかくすごく素晴らしい女の子です。いつも微笑んでくれるし、いつもハグしようとしてくれる。けれども、彼女を色々と連れていけないことが多すぎた」

 

ハートマンさんと妻のマギーさんはモーガンさんをどこに連れて行かれるか、ほかの親たちにも聞いてみた。モーガンさんにとって居心地良くて、周りの人も気まずい思いをせずにモーガンと触れ合える場所はないのか。

「そんな風に受け入れてくれる場所などないと、気が付いたんです」とハートマンは話す。

 

そこでハートマンさんは2007年自分遊園地を造ることにした。もともと不動産開発業のハートマンさんは、2005年に所有していた複数住宅建設会社を売り、障害支援非営利団体ゴードンハートマン家族財団」を設立していた。ハートマンさんは「世界初のものすごく寛容なテーマパーク」の建設に着手した。

「すべての人が何でもできる場所障害があろうがなかろうが遊べるテーマパークが欲しかったんです」とハートマンさんは話す。

ハートマンさんは医師セラピスト保護者障害のある人にもない人にも声をかけ、どんな遊戯施設が良いか相談にのってもらった。その結果、テキサス州サンアントニオ採石場跡に25エーカーの広さを持つテーマパーク誕生した。

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