はてなキーワード: セックスワーカーとは
韓国女性DJの痴漢被害に「露出したこの女が悪いだろwww」と言うアンチフェミ達 https://togetter.com/li/2206022 #Togetter @togetter_jpより
「自衛しない女も悪い!自衛した方がいい!」をフェミニストが批判すると、アンチフェミは「自衛を否定するのか!自衛を否定する方が性犯罪者に都合よくて女の敵だろ!勝手に無防備で被害に遭ってろ!」と騒ぐ
そうじゃないんだよな
コンビニでアイスを買うのはやめた方がいいとか、エレベーターで男と二人きりは危険だとか、髪を染めてれば痴漢にあいにくいとか。そして、男性差別だ警戒するなという声に反発してる。生きる為の処世術として。
アンフェは「自衛を勧めたくらいで怒られた!」と言う
でもそういう奴のツイートが「自衛を勧めたくらい」であった試しがない
山口達也の時だって、ハニトラだの山口達也可哀想女が悪いクソビッチだの言ってる奴に限って「自衛は大事だって言っただけなのにー!」と騒いでた
同志社アメフト部性的暴行事件について「高カースト体育会系イケメンと飲めるのがうれしかったんでしょw女が悪い!」←イケメン…? https://togetter.com/li/2121521 #Togetter @togetter_jpより
アンフェの言う「自衛論」はコトが起こってから被害者を責めるような言説だ。それも、被害に遭いにくい男の立場からだ
特に服装系の話は被害が増える根拠がない上に、イスラム系の被害者処罰思想、被害者へのふしだら侮蔑に繋がりかねない
被害者はこんな服装をしていたから、こんな職業についていたから、こんなに無防備だから、こんなエロい体をしてるから…と
女性専用車両否定派の運動家が「痴漢が嫌なら鎧を着ろ」と言っていた
ドクター差別「マスク拒否男を責めるな!コロナなんて大したことない!マスクは無意味!」「痴漢は軽微な犯罪。鎧や着ぐるみを着れば良い」 https://togetter.com/li/1594093 #Togetter @togetter_jpより
このように、女の服装ガー系の話は非現実的な鎧着用を求めるところまでいく
ブルカの国って、性犯罪は女が露出するから悪い→だから露出やめてブルカ着よう!ってなってるわけだけど、その結果「露出してないのだから女に責任はない」となってるのかというと真逆で、変わらず理由つけて女が悪いとされて処刑されてるわけで、結局「被害者が悪い」にはキリがないのだ
すすきの事件関連でも、「売春婦がレイプを魂の殺人って言ってるのウケるww」とアンフェが嘲笑っていた
「女エロ絵師が自分の絵に精液ぶっかけたの見せられて被害者ぶるの意味わからん!まんこ二毛作!」と騒いでいるのもいた
YS「なんで性風俗従業者がレイプは死刑なんていうの?万引きされた程度のものじゃん」 https://togetter.com/li/2195638 #Togetter @togetter_jpより
セクシーな作風の絵師の絵がぶっかけ被害に遭い悲しむ→第三者「エロで売ってるくせに被害者ぶるな!女創作者はもう信用できん!私たちは買われた w w」 https://togetter.com/li/2051995 #Togetter @togetter_jpより
男というのは結局「オレ様のチンチンをイライラさせて手出しさせておきながら性欲を受け入れないとはけしからん!意味わからん!」と思っており、それの言い換えに過ぎないのだ
しかも、セックスワーカーや露出を許さないならともかく、フェミ叩きの時は「セックスワーカーを差別するな!服装にケチをつけるな!フェミは女性の性の自己決定権を認めろ!」だからタチが悪い
A Hearing Like No Other: US President's Son Embroiled in Tax Evasion Scandal Involving Millions, Sex Workers, Drugs
It was a hearing that could have been a captivating Hollywood movie. At its center was the son of a US President who had evaded paying taxes for several years while battling drug addiction. He also broke the law by owning a gun as a drug addict and frequently filmed himself having sex with sex workers, posting the content on the porn site Pornhub. This happened while he made millions of dollars worldwide, relying solely on his father’s name.
もともと麻薬中毒者で脱税の過去があり、Pornhubにアカウントを自ら開設し、セックスワーカーとのセックスの写真を投稿してたんだw
岸田息子を余裕で超えるモンスターだな。
忖度しすぎじゃね?w
娘と息子を持つ親として、この話題は非常に興味が湧いた。
そもそもなんだけど性産業を語る上で、性産業は賤しいとか、性産業従事者は搾取されてる!と一つのカテゴリとして思考停止してる人が多すぎる。
性産業従事者については、「性を通じて喜びを与える事に誇りや自信を持ってる人」と「経済的に他のチョイスがないから性産業に従事する人」を分けて考えないといけない。
例えば闇金ウシジマくんのように借金があるから風俗に売られたり、パパ活で生活する未成年などの社会的・経済的弱者は性的搾取をされないように救済しなければいけない。性や感情や人間としての誇りというのは本来、金の力で奪われるべきものではない。
その一方で、性産業に従事する事を誇ってもいい。誰よりもセクシーで、エロさを求められる事に自信ややりがいを持つのは何も悪い事ではない。食欲を満たして人を幸せにするシェフがいるように、性欲を満たして人を幸せにするセックスワーカーがいても良いのだ。
例えばコールセンターのクレーマー対応という職を一つとっても、人から悪意をぶつけられる仕事なんかやりたくないと思う人もいれば、クレーマー対応スキルを磨きそれを誇りに思う人もいる。
コールセンターをやりたくない人が、「あの人は他にスキルがないからあんな仕事しかできないのだ」と勝手に決めつける事もあるが、それは一方的な思い込みでしかない。
そして、コールセンターでうまくクレーマー対応してくれる人は社会にとって必要だから、相応の報酬が発生する。
さて、では子供に教えると言う事に適しているのか?と言うと、まず子供がAVを見える環境が問題であると言うのは言うまでもないとして、10代半ばにもなれば、そういう産業があると言う現実はどこからともなく学ぶ。そしてそういう職業を先生がしているということを知りショックを受ける子供がいるのは確かだと思う。
もちろん、子供を2人抱える私も親として子にそういう職業についてほしくないと思う気持ちは大いに理解できる。だからそういう産業に接点を持って欲しくない、ないものとして生きてほしい気持ちも痛いほどわかる。
しかし、性産業は賤しいというインプットをされたまま育ち、例えば誰かに騙されて何かしら性産業に触れる事になってしまったら、もしくはセクハラに遭い何かの代わりに性を差し出してしまったら、子供は自分を責め続けると思う。
それが一度切りの間違いで、その後忘れて生きていける場合もあるかもしれないが、誰にも相談できない事でより事態が悪化する事もあるだろう。そしてそんな自分を許せない精神状態が健康なわけがない。
性産業全体を賤しいものと認識するのではなく、そういう仕事を誇りを持ってする人もいる。ただそれは強要されるものではない。本来の自分の選択肢を歪めるような状況に陥れられたのであれば、自分を責める必要はない事をメッセージとして伝えてあげなければいけないのではないか。
親が子に純潔でいてほしいと思うのは自然な事だが、子供も男女関係なく1人の人間であり、性欲は健康な人間であれば誰でも持っているもので、極めて私的なものであるが汚いものではないと、親も子も理解しなければいけない。
そういう意味で、性産業に従事する先生というのは、(子供にAVを見せろという意味ではなく)そういう人もいる、という理解をする良い機会なのではないかと思っている。
最後に、このAV女優がバレエ教室が舞台のAVを撮った事を「バレエを性商品化しないで!」と怒っている人もいるようだが、正直学校やオフィスが舞台のAVがこれだけ出回ってて、そっちに従事する人の方が圧倒的に多いのに、何でバレエだけ怒るの?としか思えない。
「性的営みの自由」と「文化的営みの自由」と「政治的営みの自由」を区別しましょうという話は以前から何度もしている(anond:20230611134150)のだが、「表現の不自由展」は「政治的営み」であった一方で、グラビアアイドルというのは「性的営み」を向上させる職業としての側面が強い点は注意した方がいい。(それ以前の前提として、「性的営み」にも段階があり、いわゆるセックスワーカーの仕事を対人セックスと比較するならば、グラビアアイドルの仕事は恋人同士でのキスや抱擁などと比較されるべきだろう、と断っておく。)
「表現の不自由展」のようなものは、観客を怒らせ、社会に波紋を起こすことにこそ価値がある。「批判もまた自由」とはそういうこと。それが批判されるとはつまり注目されていることにほかならず、それでこそのアートだ。
一方、「性的営み」にはそういった開かれた目的はない。むしろとことんプライベートな営みだ。タレントのためにも、観客のためにも、ゾーニングは積極的にした方が良い。(実際、自分が言うまでもなく、件の撮影会でもゾーニングはきちんと徹底されていたようだ。)だって恥ずかしいしね。
「性的営み」にとってゾーニングはシェルターでもある。ゾーニングの内側にいる限り、「性の商品化」などという侮辱も簡単に許してはいけない。この文脈で「批判もまた自由」と言うのは、「差別もまた表現の自由」と言っているようなもの。法の原則論などのマニアックな話をするとき以外、表立って議題にする必要はなく、単に「差別は許されない」だけの話だ。
https://togetter.com/li/2165161
しかし、自分は「表現の不自由展」を「政治的営み」として見守っていたけど、津田さんは「内輪でゲラゲラ笑える悪ふざけ」くらいにしか考えてなかったんだろうね。
そりゃ「未成年にそんなことさせちゃダメだろ」と「常識」では思うけど、「常識」で何でもかんでも規制するととんでもないことになると人類は学んできたから、「人権」とか「憲法」とかいう概念が発達してきたわけで。
「規制するな」と言っているわけではなく、「デュープロセスを守れ」と言ってるだけなんだよな。
セクシーな身体表現というのはぶっちゃけ「かっこいい」わけで、子供だって憧れるのはわかる。それを「大人になってからにしような」と止めるのは大人の役割だと俺は思うが、「ロリコンのために子供が我慢するのはおかしくね?」という考え方も(賛同しないまでも、そう主張する人がいること自体は)わからなくもない。そもそも全ての団体が未成年を参加させていたわけでもない。こっちについては(ある種のセックスワーカーに近い)職業差別の問題もある。
雑なレッテルと雑な手続きで適当に市民を封殺していいと立法機関が考えているとすれば、これほど恐ろしいことはないよ。
まあでも、共産党内部でも批判する人はちゃんといるから、そこまで徹底的に失望することもないと思う。
https://twitter.com/yabe_arata/status/1667379421777649665
学術会議任命拒否騒動の時だって、俺は今回と同じくらい「おいおい」と思ったよ。共産党は確かにクソだけど、共産党以外もよく考えたらクソだということは定期的に思い出しておこう。
「誰にも邪魔されずこっそりエロ漫画を読む自由」という「性的営みの自由」は、対人性愛者が対人セックスを行うのと同様に守られなければいけない。
「多少なりとも性的文脈を汲んだジェンダーエクスプレッションをファッションとして楽しむ自由」という「文化的営みの自由」は、物理的身体をベースにジェンダーエクスプレッションを行う人々と同様に守られなければいけない。
「そうしたマイノリティ達が受けている差別を明らかにするために、敢えてゾーニングを破ることによって人々を挑発し、怒らせる」という「政治的営みの自由」は、あいちトリエンナーレで行われた「表現の不自由展」などと同様に守られなければいけない。
※漫画『ちひろさん』、映画『ちひろさん』のネタバレを含みます。
『守られている』という感覚を知らずに歩く街は心細い。
けど、『ちひろさん』に会った後なら、なにかが足りなくても、つまりあの人が持っているものを私は持っていなくても、それで大丈夫なんだ、と思えるから不思議なのだ。
□
私にとっての漫画『ちひろさん』は、『読む』というよりも『会いに行く』という感じに近い。
『理解する』というよりも『チューニングを合わせる』という感じにも近い。
チューニングが合っている、と表現すると、そこには規則性や正しさがあるみたいに感じるけれど、ちひろさんは揺らぐし、沈むし、また浮かび上がる。
でもその『揺らぎ』や『浮き沈み』こそが『正しさ』で、揺らいでも、浮いたり沈んだりしても、その奥の真ん中のところで『ほんとうのこと』を知ってる自分がいるんだよ、ということを確かめるために私はちひろさんに会いに行く。
私に与えられた意味や、私につけられた値段や、私が身に着けた記号を剥いで丸裸になったって私はいるし、なんかさ、そうやって『持ってる』つもりになってるものなんて全部嘘じゃん?って、ちひろさんの偽りのない目をみていたらそんな風に思えるのだ。
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高校生のころ、学校帰りに街を歩いていたら、道端で知らない男の人に「あなたがいま履いている靴下がほしい」と言われたことがある。「3000円で」と。
私の高校は、靴下まで学校指定のものを履かなければならなくて、校章が刺繍された靴下は高校の購買部でしか買うことができなかった。
それが『お嬢様学校の指定靴下』としてマニアの間で人気があり、欲しがる人がいるということは知っていた。
なにかの雑誌の対談で、その雑誌の編集者が「女子高生って無敵でしょ」「女子高生ってこの世でいちばん強いでしょ」「女子高生っていちばん価値があるでしょ」って言っていて、「雑誌を編集するような立派な大人がそういうのなら、そういうものなのかな」と思っていた。
テレビでは「いま、女子高生に大注目の○○」とか言って大人は女子高生の流行を気にしてるみたいだし、それに、やがて穴が開いて捨てられるだけの履き古した靴下に、3000円も出す人がいるんだし。
結局、「ばれたら先生に怒られそう」と思って靴下は売らなかったけど、その出来事の後に残った、心臓が冷たくなるようなしこりはいったいなんなんだろう?と思った。
「無敵」のはずなのに、どうして街をひとりで歩くのがこんなにも心細いんだろうって。
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でもさ、私があのころ怖かったのは、先生に叱られることよりも、「そこに『私』がいなかった」ことなんじゃないかな。あの男の人がほしかったのは『女子高生の靴下』であって、別に私の靴下じゃなくてもよかったんだろうし、『女子高生に人気のアイドル』は別に私の好きなアイドルじゃなかったし。
中学受験でトップクラスの私立中学に入学したけど、そのあと父が浮気して、家に帰らなくなって、お母さんがある日「生活が厳しい」ってこぼしたから、「じゃあ私、学校やめるよ」と言ったとき、お母さんは死ぬほど怒って、私のことを責めた。「こんなにあなたのためを思ってがんばってるんだから、あなたも頑張って学校に行きなさいよ」と叱ったけど、お母さんが捨てられないのは「有名私立に通う私」であって、「私」じゃないよね?
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映画『ちひろさん』をみたとき、女子高生のころに感じていたあの『冷たさ』の手触りが、もう一度手のひらの中に戻ってきたみたいだった。
『あのキャラ萌えるわ』『そのキーホルダーどこで買ったの?』『私も欲しい』
アニメの話で友人たちと盛り上がりながらも、オカジはお母さんからのメッセージを気にし続ける。
家に帰ると、栄養バランスのよさそうな食事が食卓に並び、お父さんは「週末には、お前がずっとやりたがってた陶芸に連れてってあげる」という話をする。そしてその陶芸を教えてくれる人がどれくらいすばらしくて、オカジのために用意してくれた土がどんなに特別で、どんなにいいものかを丁寧に説明する。
でも、オカジの表情は固い。
どうして親から与えられたものを喜べないのか、どうして今まで友達と一緒に盛り上がっていたアニメの話についていけないのか、オカジ自身も理解できないまま戸惑う。
「あのキャラってありがちじゃない?」「どこかでみたことがあるような感じ」と素直な感想を友達にぶつけて、友達に煙たがられる。
□
「あ、この世のほとんどはカードゲームだったんだ」、と視界が開けるように気がついたのはつい最近のことで、流行りのポケモンカードの開封動画をみていた時だった。
配信者が、私の大好きなポケモンが印刷されたカードをカメラにかざし、「はい、雑魚」と言って机の脇によけた。
そうだったんだな、私が大学のころまで必死になって集めていたのは『希少価値の高いカード』だったんだ。みんながほしがって、みんなが高いお金を出して買う、そういうもの。
『偏差値が高い大学』『美人』『モデル体型』『ランキング上位の職業』が印刷されたカードを何枚持っているか。それが人生だ、と思ってたんだ。
その付加価値の高い『記号』をどれほど子に与えられるかを、親は愛だと思ってたんだ、って。
オカジは「本当はそうじゃない」って心の奥のほうで気づいている人だ。
いま、恋愛もののコミックの棚を眺めていたら、「スパダリ弁護士」だとか「イケメン上司」とか、『記号』の名前がたくさん並んでて、「さぁ、これだけ興奮する記号を集めたんだから興奮しなさいよ」って言われてる感じが結構しんどいんだよな。サプリメントとか、エナジードリンクじゃないんだからさ。
でも、これまでの私はその『記号』に反応して、手に入れて興奮して、手に入らなくて落ち込んで、手に入れても大したことなかったなってすぐ飽きて、次、また次って掻き立てられるように生きてきたし、そうじゃない人生のことを知らなかったんだよ。
私がいま、もしもカードゲームのカードになるなら頭の上には『専業主婦』って印刷されるんだろうし、誰かに職業を聞かれて「専業主婦です」って言ったときの相手の「あー…」って感じの表情を、どうやって受け止めたらいいのかわからないんだよ。
「私はこの人のデッキから外されるんだろうな」っていう、あの感じ。
オカジと同じことを、私だっていまだに恐れてる。
□
「元風俗嬢です」と名乗るちひろさんに、人々はいろんな意味を与える。
『男の癒し』とか『セックスしてくれる人』とか。作品の外でも、『救済の役割を背負わされた人』とか。
「専業主婦です」と名乗る私を、絶句して眺める人がいたり、「大学まで出してもらって、親に申し訳なくない?」って言われたり、
「働かなくてすむなんて羨ましい」という人がいたり、「大丈夫、また社会復帰できるよ」と励ます人がいたり、
「男の重荷」と影で言う人がいたり、
料理や掃除の能力を尋ねて、ハウスキーパーとしての価値を確かめる人がいたり、
なぜか夫の職業を聞かれて、夫の話ばかりされて、「夫の優秀さが君の優秀さの証」みたいにいう人がいたりするのと、どこか似ている。
ちひろさんは元風俗嬢を名乗る。隠すこともできるし、どう考えたって面倒なことの方が多いのに。
ちひろさんは多分、わざと名乗ってるんだと思う。
それは、「セックスワーカーだって立派な職業だということを言いたい」とか、「後ろめたいことなんてしていない」みたいな主張とは絶対違って、ただ淡々と打ち明けているにすぎないと思う。
だって、私、そうなんだもん、って感じ。
理解されるとか、されないとか、価値をつけられるとか価値をつけられないとか以前に、私は私だから、って感じ。
『元風俗嬢』と名乗ることによって、人々がいろんな意味をちひろさんに与えるみたいに、私みたいな人間が、勝手にちひろさんに救われているだけだと思う。
「あ、そうか、私が誰であっても、誰でなくても、人の目線なんて勝手に脱いでいいんだよね、ちひろさんみたいに」って。
ちひろさんが誰かを救おうなんて思っていないと思う。
そして、ちひろさんがやってることって、いまのところ生半可な覚悟じゃできないことなのだ。
記号と、それに与えられた価値でしかものをみることができない人が多い世界に向かって、予測不能の球を投げてるみたいなものだから。
でも、本当はその球があぶり出すのは投げられた相手の価値観と人間性の方なのだ。だからちひろさんはときどきぞっとするほど怖いのだ。
「価値のある場所」には値段が低いものと高いもの必ずあるはずで、ほとんどの人はその高低差を自尊心のよりどころにしている。
「このカードを持っているから」自信を持ったり、「このカードがないから」世界を恨んだり、もしもちひろさんみたいにカードを全部剥いだ人が目の前に現れたら、プライドも劣等感も全部意味がなくなってしまう。
その『地盤の揺らぎ』に耐えられない人がちひろさんに怒り、揺らいだことによって解放される人もいるのだろう。
□
映画『ちひろさん』のオリジナルなシーンの中で、好きなところはたくさんあるけど、私はちひろさんがタエちゃんと自分の母親にどんぐりを渡すところでものすごく泣けてしまった。
たぶん、ちひろさんを産んだお母さんはちひろさんの渡すどんぐりの意味がわからないまま亡くなってしまったんだろう。
私も、自分のお母さんに、ほんとうは私にとっての『どんぐり』的なものを渡したかった。
けど、お母さんががっかりするのが悲しくて、いつのまにかカードゲームの世界にのめり込んでしまった。
お母さんが喜ぶカードを集めて、お母さんががっかりするカードは捨ててしまった。
自分の好きなものが、大切にしているものが、「はい、雑魚」と机の脇によけられてしまう世界で、あのどんぐりの意味を理解できる人の方がきっと少ない。
少ないけど、でも、ゼロじゃないのだ。
『ちひろさん』を描いた人がこの世界にいるように、『ちひろさん』から受け取ったものを映画で表現した人がいるように、『ちひろさん』を演じた人がいるように、『ちひろさん』が何を生きようとしているのか、わかっている人がこの世界にいる。
それを確かめることができるだけで、私も明日からちゃんと私にとっての『どんぐり』を集めよう、と思えるし、そのために街に出て行こう、と思えるのだ。
『最強』のカードを集めるためじゃなくて。
https://twitter.com/queerdemo_kyoto/status/1631510525866819584?s=20
7. X ジェンダーはここにいる
8. ノンバイナリーはここにいる
26. うちたおせ 家父長制度
27. のさばらせるな 優生思想
30. 日本人だけじゃない
38. 加害責任 果たせ
40. 今でも続く植民地主義
42. 「在日特権」 なんてない
50. 安全に通学させろ
58. すべての人に生存権を
60. すべての人に在留資格を
62. いろんなルーツ
63. いろんな民族
64. いろんな人種
65. いろんな国籍
66. ここにいる全ての人のもの
そうじゃないという人は認識が間違っている。
あの青い空; zeru urdin hori( バスク語 by Google翻訳)
@ForwardBluesky
返信先:
@ishizakipampam
さん
女性カップルがドナーから精子の提供を受け出産・子育てをされている場合もありますし、男性カップルが代理出産・特別賞支援組・里親などで子育てをされている場合もあるようです。生殖可能性がないのでしょうか?
石埼学
@ishizakipampam
8時間
返信先:
@ForwardBluesky
さん
里親や養子であれば婚姻・家族ではなく非営利法人類似の枠でいいのでは
石埼学
@ishizakipampam
8時間
返信先:
@ForwardBluesky
さん
青い空; zeru urdin hori( バスク語 by Google翻訳)
@ForwardBluesky
6時間
返信先:
@ishizakipampam
さん
「不妊の人を助けたいという動機から志望する代理母もいる。妊娠出産という経験を素晴らしいものと考えていて、それ自体から幸福感を得ている代理母も多いという。」だそうです。
(老人の発想)
代理母という人身売買を幸せだからという理由では認められない。
ごめんちと書き間違った。前半と後半つながってないよね。
①について、性産業従事者はみんな、経済的事情等で強いられると考えているのだろう
といいたかった。
※俺は、全員がそうではなかろう、という認識で、なので②は妥当とは言えないという立場です、念のため
自分の選択として、高収入やら承認欲求やら哀れな男どもを救ってやるという充実感やらで頑張っているセックスワーカーの尊厳を守ることと、
借金のカタだったりホストに騙されたり子供を育てるためだったりでこの仕事を強制される人がいないようにしていくことが必要なのではないかなと。
そうでないとこちらも無邪気になれないというか。
かわいそうなのは抜けないってやつです。