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2017-03-11

震災リアル

変わり映えのない家族愛に注目した特集が多い。無難で分かりやすいからだろうか。御涙頂戴でPV視聴率稼ぎやすいからだろうか。

実際のところ家族愛など微塵も感じたことのない毒親に悩む人間だっているんだけども。

外野からはとてもじゃないけどそんなことは言えないし、内野からでもわざわざ言うことでもない。オフレコしか流通しないエピソードを見聞きする人はいるでしょう。

被災者がいい加減なことを言うんじゃねぇ、と、被災者不謹慎厨は言う。分断。

ここにもちょっとしたポリコレポリコレ棒の問題存在するように感じる。

ポリコレというか、弔い合戦というか、死者にゲタを履かせ花を持たせたい心情というか。

報道側・外野側の気持ちもわかる。無難だし、攻めたことをするのは覚悟必要なのもわかる。かくいう私も増田でね。

個人的ミクロ主観的には震災はまだ続いている人もいる。しか社会全体のマクロとしては、もう感傷に浸ることから抜け出さなければならない段階であって、そういった段階だからこそシン・ゴジラが作れるわけでしょう。冷静さと客観性を取り戻してきているわけです。

なのに先へ進めない時代シルバーデモクラシー感傷、反知性などによって合理性蔑ろにされる。

鉄道の復旧なんかでもそういう話がチラホラと。元通りにするよりも、かねてよりの問題も鑑みてアレコレしたほうがマシでは?がポシャったりする。

「悲しかったり辛いけど、未来のために必要なんだ」という、社会としての意思言動希薄に感じられる。

2016-07-10

投票日を間近にして思うこと

明日7月10日参議院選挙投票日だ。

この日に向けて、多くのメディアや識者や団体が「選挙に行こう!」「投票しよう!」と宣伝が非常に多かった。

実際、若者投票率は、高齢者などと比べると低水準であるし、

政治家不祥事政治の分かりにくさで、政治に関心を持つ人が少なくなってきている。

そこで18歳選挙権が認められ、今まで投票できなかった層も新たに投票可能となり、

若者投票率を上げよう!」

高齢者ばかりに目やお金が向けられている”シルバーデモクラシー”を止めさせよう!」

と行った呼びかけや、高校出張講義若者向けイベントが多く行われた。

これらの取り組みは、とても良いことだし、本当にすべての若者投票し、高い政治関心を政治に見せ付けることができるならば、

外国と比べても、一歩進んだ政治になることだろう。


でも僕は、

「どうして選挙に行って、投票しないとダメなの?

 誰に入れれば良いかからないよー!」

と仲の良い友人や、初めて投票するかもしれない若者に聞かれたら、

別に無理して選ばなくても良いし、白票でもいいよ。

 むしろ投票が面倒くさいなら、投票しなくてもいいんじゃないかな。」

と言うだろう。


現在、僕は政治分析研究する政治学を専攻する大学院生で、体系的に10年満たないぐらい政治研究を行っている。

ハッキリ言って、普段から政治に関心があり、情報を得ている僕でも、

今回の参議院選挙期日前投票に行って、非常に困る。

おそらく僕は今回の選挙で、投票用紙に文字を書くことはないだろう。


初めて投票する人や若者が難しく考えて、無理に投票する必要はないと思っている。

確かに、投票を行うことは重要だ。


でも、一番大事なのは投票するという行為ではなくて、

少しだけ政治に関心を持ち、いざとなったら行動することができる意識じゃないかなと感じる。


投票に行けと言うのではなく、僕の言いたいことは、

投票するってどうなんだろうと思ってくれた気持ちを頭の片隅に残しておいて欲しい。

そして投票する、しないに関わらず、今回の選挙後の政治を見ていてほしい。」

ってことだ。


この参議院選挙の後に、

あなたが思いを託した政治家政党が、どのように政治を行うのか。

本当に、言った通りに政策を進めるのか。


もし全く政治が変わらなくても

自分の一票なんて関係ないんだ。

誰が政治をしても同じだ」

というように、政治に幻滅しないでほしい。

幻滅するよりも、裏切られた気持ちを覚えておいてほしい。

そして少しだけ政治を考えてほしい。

いずれ再び投票する機会がくる。

それが、日本にとって大きな分岐点選挙かもしれない。

その時に、改めて誰に、どこの政党投票するのかを考えれるようになっていればいい。

あと投票しないと、批判できないわけではない。

選ばれた国会議員は、国民代表であり、みんなが監視することができる。



から僕は、

白紙でもいい。投票に行かなくていい。」

と言うだろう。

本当に投票しなければと思うときに、

自分が、一生懸命に考えた選択をできるようになればいいと思うから

2016-06-05

今この時代、この国で子供を生む理由ってあるの??

●1:経済的問題

子供ひとりを育て上げるのにかかる支出は大体2~3,000万と言われている。

年平均で1人100万円の支出だと仮定したとして、そんな経済的余裕は無い。まして2人、3人産んだら、年に2~300万円かかる。この国の大多数の人にとっては、収入の半分前後だ。共働きだと仮定しても世帯収入の3,4割くらい。

そんな余裕があるなら自分生活を多少なりとも豊かにすることに充てるだろう。自分なら。


●2:社会子供を望んでいない問題

保育園待機児童問題にはじまり妊婦マーク問題・(山中子供を置き去りにすることの是非は置いておくとして)北海道児童置き去り事件に対する批判等など。子育て世代に対しての社会の厳しさはかなりのものがある。失敗は許容されない。

シルバーデモクラシーが台頭しているこのご時世、政治的側面でのサポートは全く期待できない。この先増税で賄われる社会保障費の殆どが、老齢者のために使われるだろう。


●3:子供にとって将来暗いよね問題

少子高齢化は止まらずに、一人ひとりが負担する社会保障費は増加の一途を辿る。

このままの景気が仮に続くとして(この先日本の景気が悪化することはあっても、上向くことなんて無いだろう)、子供たちが労働者として社会の一員になる頃には、今よりも税負担が大きく生活が苦しい未来が待っている。

また、かなりのボリューム研究で、親の経済状況がそのまま子供の稼ぎに直結するというデータが出ている。平均以下の収入の人びとはとても多いが、その収入規模はそのまま子供に受け継がれ固定化される。子供貧困にあえぐのが分かりきっていて、生むのってどうなの?

ましてや一人っ子を無事に育て上げたとして、自分たち夫婦の老後の諸問題は、子供一人に全負担のしかかる。


●まとめ:

障がいのある子供を産んだら?等など、不確実性のある問題は除外し、ほぼ確実な問題を列挙してみた。

子供を生むことのデメリット(この言い方は全く正確ではないが、わかりやすいので敢えて使う)は挙げればキリがないが、メリットはあまり思い浮かばない。

遺伝子を残す?既にでっかい遺伝子プールがある中、大した価値の無い遺伝子を残す意義は殆ど無いだろう。「家が賑やかになる」「子は鎹」などの定量化しづらい言葉は浮かぶものの、上述したデメリットの前では吹っ飛んでしまう。ぶっちゃけ、猫でも飼ってればそこらへんのメリット享受可能デメリットもあまりない。

また、自分たち問題だってある。明日にでも会社が傾くことだって考えられる。離婚する可能だってある。大病を患わないとは限らない。自分のことで精一杯なのに、子供もつことなんて考えられないカップルは多そうだ。

子作りに消極的な人の大多数は、こういったマインドなんじゃなかろうか。



経済が上向いているとか、GDPが拡大し続けてるとか、子供の数が多いとか、子育てに対するサポートがしっかりしている国だとまた話は変わるだろう。

でも、今、日本で、積極的子供を生む理由ってあるの?まじで。負担しかないでしょ。

2015-12-07

NHK夫婦別姓についての世論調査ニュース検証した結果

夫婦別姓 世論調査賛否大きく分かれる

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151207/k10010332071000.html

元のニュースはこちら。

問題はこのRDD方式という調査方法で、「コンピュータ乱数計算を基に電話番号を発生させて電話をかけ、応答した相手に質問を行う方式で、従来の固定電話対象として行われる」とのことだが、問題点がよく指摘されている。主に挙げられているのは以下の二点。

・若年層は固定電話を持っていないのではないか

・暇で家にいる時間の多い高齢者ばかりが回答しているのではないか

大変もっともな指摘だ。

で、今回のNHK調査には各年代ごとの回答割合記載されているので、それを参考に、上記の問題点検証してみることにする。

この部分だ。

20代から50代までは「選べるようにするべきだ」という回答がいずれも6割を超えていますが、60代はほぼ同じ割合で、70代以上になると逆に「同じ名字を名乗るべきだ」という回答が70%近くになり



さて、別姓を選べるようにすべきか?という問いに対する賛否数字にしてみる。

回答のうち4%が賛否不明なのでこれは全世代同じ割合と仮定。また、NHKニュース文章から割合を以下のように仮定する。全体の傾向から、50代以下は若い方が少しずつ賛成の割合が高いと仮定した。

年代 賛成 反対 不明

20代 64% 32% 4%

30代 63% 33% 4%

40代 62% 34% 4%

50代 61% 35% 4%

60代 48% 48% 4%

70代 27% 69% 4%

これで、合計したときに、賛成46%、反対50%になることを考えると、直感的に70代以上の割合が非常に高いことが想像できる。

以下、だいたいこれくらいの割合であれば、合計の結果が導かれるという数字を挙げる(数学的な正解は複数あるし、正しい数字調査会社しかからないが、この割合だと概ね先程の合計数字が得られる)。

年代 回答者割合

20代 10

30代 10

40代 10

50代 10

60代 20

70代 40%

これがRDD方式世論調査実態である。驚くべきことに、70代以上が40%だ。

さて、これが政策にも影響を与えるであろう、公共放送による公正な世論調査と言えるだろうか。まあ言えないだろう。「シルバーデモクラシー」などという言葉人口膾炙している昨今、世論調査方法については、そろそろ再検討すべきときが来ているのではなかろうか。

2015-06-24

はいこちらポンポ商事です

民主主義といえば「選挙」だと言われている。

そして一度の選挙で多数を得たか白紙委任をしたわけではないとか、

一票の格差がどうだとか、シルバーデモクラシー(?)だとか、

もっと気の利いた話になると、

数学的に完全に民意を反映させる選挙制度不可能だとか、

様々な問題点も指摘されている。

では、なぜ選挙というものが多くの国や地域で今も続けられているのか。

欠陥は多いけれども、それでも選挙が一番マシだから、という

消極的理由を挙げる者もいるだろう。

しかし、私はそうではないと思う。

例えば、AKB48の曲には興味が沸かないのに

総選挙」の結果発表はやっぱり見ちゃうということがある。

わざわざ福岡の会場に足を運ぶとか、

テレビ時間に合わせて仕事を切り上げて帰宅するということまではしないが、

その時間たまたま家におり、テレビチャンネルを回してみると

ちょうどやっていたとなると、ついつい見てしまう。

あれって、選挙の「結果発表」っていうイベント自体面白いからじゃないのだろうか。

本物の選挙でも、投票してもいない余所選挙区の接戦を見て、

興奮して夜更かしすることがある。眠れないことがある。

そういう大人が結構いる気がする。

投票するだけの我々でさえあんなにアドレナリンが出ている感じを覚えるのだ。

出馬して、しかも、接戦で当落ギリギリ候補者脳内想像するに、うーむ。

そら、ホンマに超興奮やと思うわ。

一度、あの「結果発表」のときの高揚感という禁断の実を味わってしまったので、

人類はなかなか選挙をやめられないのではないだろうか。

投票しもしないでカーボーイを聞き、しかも一位の結果は下馬評通りだったのに、

それでも興奮してしまったので、ついそんなことを考えてしまった。

ただ、一番笑ったのは「ごめんね、島倉千代子」だったが。

2015-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20150519142159

関係ないけど、個人的に今回の住民投票はなぜ割れたのかと疑問におもっている。

シルバーデモクラシーとか若者投票に行かなかったとかいろいろ言われてるけど、今回はどちらも当てはまらなかったので割れたんだと思う。

これまでの投票行動で行くと、下記のような感じになるのではないか?

投票率が低い → 組織票が多い → 反対は勝利(保守

投票率が高い → 浮動票が多い → 賛成が勝利(改革

ってなことが多かったように思う。

要は、組織票以外の人は改革をしようと思わなければ選挙に行かないんだと思う。

から投票率が高くなるにつれて賛成派の浮動票が動いて、可決される流れになるのではと思っていた。

でも、結果は違い投票率は上がったのに否決された。

結局、これまで、シルバー世代組織票に入れた人でも賛成に流れた人も多いし。

これまで選挙に行かなかった若者がとりあえず反対に入れたって人も多かったんだと思う。

橋本さんの敗因は、いろいろ投票やりすぎて、なんだかんだでまた橋本さんが勝つんでしょ?と思った

賛成派の人が投票に行かなかったんじゃないかと思っている。

テレビで、なぜ投票に行かなかったか調査してくれんかなぁ?

民法じゃねーけど権利の上に眠るもの保護に値せずですよ。

権利を持ってないならともかくそれを行使せず、他人が期待通りの何かしてくれるなんて、社会はてめーのママじゃねーですよ。

てか、利害の対立する相手と対話し説得することを碌にせず、暴力で敵を殴り倒そうとする思想からシルバーデモクラシーなんて言葉がでてくるんすよ。

2015-01-17

倫理無視した経済学で言えば最も社会に貢献しているのは振り込め詐欺である

格差と言われて久しい、中流と言われてファンタジーと響く昨今

格差是正するためにやるべきことは単純な話だ

金のある人間から奪い取って弱者に再分配すればいい、これは本来政治の業務であるはずだがシルバーデモクラシー我が国では政治弱者のためには動かない。厭世感の強い時虐思想が心に沁みついているはてなーなら周知のとおりである

アルバイトでも時給1000円という世界的に見れば破格の金銭的な報酬を得られる日本でもそれ以上に支出があることやと非正規では組織で成り上がっていくことは難しいことから最も現場に近い人間が最も搾取されるというわけのわからない状況である

デスクに座りPCフェイスブックを覗いている暇人や金をただ投資している無能株主総会で偉そうに経営に物申す、身体性が欠如し資本主義に頭のてっぺんから浸かりきっている人が悠々自適暮らしをしている

新幹線が走れば歩くという身体性がなくなり電話が生まれれば対他性がなくなりメールが生まれれば声は消えていくのだ

資本主義では金のある人間投資することで社会生産性が生まれ新しい業種やサービスが生まれていくという前提で成り立っているのだがこんな理論幻想はもう破綻している

新規事業で出てくるものといえばスマホゲームネットサービスなどIT関係が主だがこれらはパチンコほどではないが依存性を軸に需要曲線をゆがめることで利潤を追求する。そこのおまえだよ、はてな増田を年がら年中見ているおまえだよ。はてなとおまえの間に社会的生産性が生まれなどしない

本来経済活動はいかに質の良い品をいかに低価格で数多く売れるかというものだ。供給曲線をぎりぎりまでシフトさせて利益を生むことを目指しそこに国としての成長があり国際的競争力というものにも繋がる。そこに社会的生産性は生まれ新しい価値創造しうる

しかし今は現場で働く人間が最も損をする、バカを見る時代だ。僕はアルバイトや非正規で働く全ての人間に言いたい

「君の将来が君の正義よりも重いのであれば今すぐにバイト派遣などやめて振り込め詐欺しろ

これは戦争

もう社会は成長などしない。若者はいまあるものからいかに搾取すべきかを考えるべきだ。絶望を前提として自我を捨てろ。老人が死んで金が相続税として国に吸われ国債にかわり銀行に流れ融資として経営者に流れふんぞりかえるけが能の株主にわたる前にだ。今すぐに息子や娘を騙れ

豊穣たる経済活動帰結として生まれた老人に搾取されるのはもう限界だと知れ

老人は金を使わない、地道に働いて貯金というもの美徳と教えられてきた悪党から

から振り込め詐欺が悪だかなんだと宣伝しているがマクロで見るかぎり振り込め詐欺でぽんと金を出せるほど溜め込んでいる老人ほど無意識の悪はいないとも言える。倫理がどうこうは置いておくとしたらだ

老人に優しくと脳髄まで染むほど教えられてきた、けれど人は自らに与えられた善意の総量分しか人にやさしくなどできないのだよ、それが悪い意味での人間的というやつで今は悪さを手放しで否定できるほど甘い時代じゃない

罪悪感と貧困を天秤にかけて生きることを僕は否定できない

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