はてなキーワード: サークル参加とは
これで現在が万フォロワーの神絵師だったらアツい少年漫画なのだが、まっっったくそんなことはないことを先に断っておく。
ちなみに現在のフォロワー数は500以上1000以下とだけ明記しよう。
これで読む気を失くした人は実に正しい。回れ右してもっと為になる記事を読んだ方がはるかに良い。
それでも読み進める酔狂な紳士淑女たちはしばしお付き合いを願いたい。
(なお活動の内容はTwitterに絞り、pixivやskebについて言及しない。)
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これはノートにシャーペンで描いた絵を写メでパシャってた頃から今に至るまでの、大して伸びてない俺の、しかし愛と劣等感と承認欲求と生きがいにまみれた記録である。
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かれこれ×年前、新卒で入った会社での馬車馬労働も落ち着いた頃。
「忙しくて絵描くヒマなんか無くなっちゃったよ〜☆」というまともな人のレールに乗りかけていた自分に気づき、ゾッとなって作ったのが現在の主戦場・イラスト垢である。
絵を描くのは物心ついたころから大好きだ。中学ではお絵かき仲間と自作漫画()のノートを見せ合い、高校では漫研に入って己の井の中の蛙感を思い知らされ、美大にこそ進まなかったものの、大学でもなんやかや作ったり描いたりは続けていた。
それがなんだ、社会人になった途端に魔法が解けたようにぱったり辞めてしまうのか?ありえないだろう!気を確かに持て!!
ということでTwitterにイラスト専用垢を作り、ノートに描いたオリジナル絵(この頃は全年齢)を写メで撮って画質調整すらせず手元の影が映り込んだような状態でアップする日々が始まった。
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なんか最初は気合入れて初任給で買ったコピックを使ってカラー絵なんかも上げてたが、「1日1枚更新、かつツイート数=アップした絵の枚数だったらカッコよくね?」という中学生の妄想じみたイキリで運用していたため数日で挫折、上記の通り「とりまなんか描いて上げる」感じになった。
当時は「ハッシュタグは馴れ合い」というクソダサ固定観念があったため、ただひたすら黙々と上げていればそのうち報われる的なシンデレラストーリーを思い描いていた。
そして絵を数十枚上げた頃、ようやく気付く。
当然である。当時はフォロワー数2桁、20くらい…?(お絵描き垢ということだけでフォロバしてくれた心優しい人々)だったうえ、絵もヘタクソでアナログ民である。イイネもRTもある訳がなく、ただ孤独感ばかりが募っていった。
そこでいくつかハッシュタグを使うようになる。ワンドロ(1 drawing=特定のお題に沿って1時間で絵を仕上げてUPする企画)という存在を知ったので、好きな作品のワンドロを見つけてはこれまたドヘタクソな版権絵で参加しだす。ワンドロ公式から必ず1つはイイネとRTを貰えるので、それを心の糧にしていた。
というかこの時期、アナログ民でも参加できる懐の深いワンドロに出会えていたことがマジで幸運だった。
フォロー祭り的な拡散系のタグは使わなかった。何も起きなくて落ち込むのは俺なのでね!
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ともかくモチベーションが出来たことでまた同人誌作ろうかなーと思い始め、学生の頃2〜3回参加したことのあるコミティアに出ることに。この頃はまだストーリーもの?4コマ?みたいなやつとか描いてた。
衣食住ぜんぶ自分で面倒見ながら可処分時間と睡眠時間全ツッパして命からがら仕上げる、宝物のような24ページの本…!!!
そういう本が、1冊も売れないのがコミティアだよねー。
うーわしんどいな、これキッツイな……と痛感しながら座る長机(半分)で、それでも撤収する頃には「またここ座ろ☆」と思いなおす狂った思考回路と仲良ししながら活動を続けた。
社畜との両輪で参加したコミティアは2〜3回、頒布数は平均3冊くらいだったろうか。
一度だけドハマりした作品で版権モノのオンリーイベントに参加したが、ここでの頒布数は1だった。
というかその直前のコミティアで頒布数0をやらかしていたので、心機一転での二次創作だった。なのに開場から3時間経ってもガチのマジで0冊。泣かないように奥歯を噛み締めながら、列のできる両隣のサークルの合間でモーゼ状態を耐え抜いた時のことは昨日のことのように思い出せるし、こん時に比べれば大抵のことは頑張れる俺である。
でもね、閉会間際で1冊だけ売れたんだよ。
無配ペーパーを持ってってくれてたらしき人がたまたま再度通りかかり、「あ ここだ」と呟いて立ち読みし、悩んだ末に買ってくれた。
この1冊がなければ完全に心が折れて描くのを辞めてたかもしんない。
あのとき買って行ってくれた人、心より御礼申し上げます。あなたがいなければド底辺絵師が一人消えてました。(キモい)
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こうして3年ほど経った頃……
「伸びねーーーー増えねーーー」
と思っていた。
当然である。
絵の読み込みにスキャナーを使うようになった程度で、別に大して上手くならない画力(描けてれば幸せ♡だったのであんま練習とかしない民)に流行りでもなんでもない変な絵である。特定の性癖があるわけでもなく、今をときめく版権絵でもない。
伸びるワケがない。
「描けてれば幸せ♡なら伸びなくてもいいのでは…」と思われる諸氏。
無理やぞ????
たまーにいるけどね、そういう良い意味で無敵の人。ああなれたらマジで強いしカッコいいと思う。
けどな、俺ザコキャラだから!!!絵上手くないくせに承認欲求は人一倍だから!!!豆腐メンタルで麻婆豆腐だから!!!!
とはいえなんか絵の練習はせねば、まずは気軽にできるやつ…と超絶便利サイトのポーズマニアックスを選び、1日8ポーズ、10分足らずの練習を2ヶ月ほど続けてみた(結果的にこれはやってよかった)。
けっこう思い通りの線引けてるんだけどな、やっぱ根本的にド下手なんだよな……というモヤモヤした感覚を抱きつつ活動を続ける日々を送っていた。
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そんな中、「これフルアナログなのが原因では……??」と思い始める(気づくのが遅すぎるネ☆)。
俺は「誰か父さんのメールアドレス知らない?」と聞いてくる父と「ケータイでインターネットに繋いだら絶対に
高額請求が来る」と信じて疑わない母から生まれた生粋のデジタル音痴である。アナログ民を脱することなど夢のまた夢だと思っていた。
ヨドバシカメラでペンタブレットを触ってみても、「手元のペンと目の前の画面」の違和感がハンパなくて踏み切れなかった。
かといって液タブとかいう神のツールは10万フォロワー越えの神々が使うものだと考えていたので、実力的にも金銭的にも雲の上の存在だった。
かつて「描線をデジタル化するボールペン」とかいう謎な商品に目が眩み、コツコツ溜めた3万(くらい…?)で買ったことがある。
もともと速記用のペンをイラスト向けに改良したとかなんとかで「俺の求めていたものはコレだ!」と息巻いたが、レビューが全然見当たらん。なんか変だな…?と思いつつも意気揚々と購入したが、案の定まともに使えるようなものではなかった。当時の俺のPCは聞いたことねえメーカーのノパソだったため、なんかもうあらゆる意味でダメだったんだと思う。このへんの身の振り方がデジタル音痴たるゆえんである。
絵が上手くならない理由は「物を見る目があまりに歪んでいる」といまさら気づいた俺は、社畜の合間を縫ってデッサン教室の夜間クラスを探した。
死んだように寝て過ごす休日のうち気力で3時間を振り絞り、電車に乗って教室に通う。
ここで想定していたのは美大受験みたいな切磋琢磨の場だったのだが、俺が受講したのは社会人向けである。
初心者の俺が「お上手ですね〜〜」と言われるぬる〜い空間だった。
当然である。
周りは良き趣味のおばさまがた、ここは「継続的に金を落としてくださる生徒さん」の集まる場所だったのである。
もどかしさを抱えつつ、それでも評価の中に混じる「ここはもうすこーしこうした方が…」という言葉を金言のごとく握りしめ、反芻しながら目の前のモチーフを描いた。
が、爆睡と家事で精一杯だった休日のうち、この習い事というミッションはかなりハードルが高かった。
そして疲弊の色が濃くなり、仕事の繁忙期と重なって半月ほど足が遠のいていたタイミングでコロナ禍が始まった。
実は数年前にも断続的にクロッキー会に通っていた時期はあるんだが(この時は教室の遠さと値段の高さで数ヶ月で断念した)、コロナで「ぬる〜い場所」にすら集まれなくなったのは痛手だった。
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一方Twitterでの活動は、そんな七転八倒をしながらもワンドロだけはコツコツ参加し続け(版権のワンドロはどれも垢が消えたのでオリジナルだけになっていた)、「いつもなんかいる人」という枠でフォローしてくれる人たちに支えられていた。
ワンドロ以外での反応は閑古鳥だが、もはやそれが普通であると納得してすっかり馴染んでいた。
UPした絵が100枚を越えたのを機に、アナログ絵をまとめた本を作った。
そしてイベントで売るついでにおっかなびっくり書店委託の申請をしてみたことがある。
規定通りに虎の子の1冊を現本として送ったが、お祈りどころか受け取りの連絡すら来なかった。
問い合わせる勇気もなく、実力の無さと壁の高さを改めて感じた。
5年以上の活動期間でフォロワー数もやっとこさ100に到達したものの、しかし現状はさほど変わらず。
がむしゃらにやってきていた俺は次第に病んでいった。
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……が、余計に病んだ。
しかも「何も描かない人生なんて……俺……生きてて意味あんのか……?」と真剣に悩むレベルで、「別にTwitterに入り浸らなくても平気なんだな」と分かった一方で、「絵を描かない自分」にだけは耐えられなかった。かといって何か描いてしまえばまたムクムクと承認欲求が湧いてくるので、「俺から絵を取ったら何が残るのか」というif論の世界線にいるつもりで意識的に描くのをやめていた。
自分の手で何かを生み出さなくなった時間がヒマでヒマで仕方なく、かといって本を読むとか建設的な情報の摂取もできなくて、大好きな漫画への興味もそれなりになっちゃって、虚な瞳で哲学ニュースとカラパイアを行き来する地獄の様な日々を送っていた。
(ちなみにこの期間、無意識に熱意を注ぐようになっていた料理スキルのおかげで自炊がだいぶラクになった)
ストレスが極まって真夜中にひたすら川沿いを歩き続けたりもした。
なんとなくチャリで長旅行きてえな(学生の頃はちょいちょいやってた)などと考えていたが、やはりその場合でも気づけば「旅先で撮った写真をいい感じに分類してアップするサイトを作ってみたい」とかいう思考がスッと出てきたのでもうダメだと思った。
なんか作ってないと死ぬヤツって天才とかだけだと思ってたんだけど、大して努力もできないような凡人の中にもいるんだな、そしてそれはなんだか残酷だなあと身をもって知った。
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進むも地獄、戻るも地獄な精神状態が半年近く続き、同じ地獄 -hell- なら踊らにゃソンソン…?と思い始めたある日、ネットで調べ物をしている最中にとあるバズツイを目にする。
さいわい俺はオタ活もソシャゲもしないぼっちの根暗オタクで社畜なので、好きにできる貯金くらいはある。
知り合いも「液タブに手が出ないならあいぱっよ」的なこと言ってたなーと思い出し、思い切って導入することに。
お絵描きソフトはいくつか試した末にProcreateを選んだ。クリスタの多機能さ()についていけなかった俺は、UIが直感的でツールとアイコンを極限まで絞ったプロクリがスッと手に馴染んだ。
ペーパーライクフィルムなるものを貼り、紙のザラザラ感を脳内で補完しながらApple Pencilで線を引く日々が始まった。
フルアナログ底辺野郎が、板切れ一枚でフルデジタル貴族に転生したのである。
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それが×年前のこと。
ここから「オリジナル絵はもともと伸びにくいけど、ちょっとエッチだと訴求力が上がる」という観測結果をもとにR18に手を出す。
といっても乳首解禁程度で可愛いもんだが、方向性が定まったことで不安が少し減った。
フルデジタルで久しぶりにいつものワンドロに参加すると、反応が違う。イイネRTが3割増しといったところだろうか。(※ここでの3割増しとは3RT→4RTのような血で血を洗う話である)
デジタルのバケツ塗りになったことで、アナログだった頃の癖の強さが軽減されたのかもしれない。
やっっっっっっと俎上に登れた、と思った。
いつでもどこででも描けるiPadは社畜の俺にはピッタリで、しんどくて布団から出られない時でも通勤電車の中でも四六時中描けるようになった。
デジタル作画はワンタッチで消しゴムが使えるので描くこと自体のハードルが下がり(筆圧鬼強野郎なので消しゴムかけが大変だった)、本を買って絵の勉強を始めた。まずは骨格と筋肉から!と、教本の図解をじっくり模写する方法で自分なりに学ぼうとした。
だがデジタル音痴な上に加減も融通も効かない俺である。両手両足をやり切ったところで一度息切れしてしまった(でもこれはやってよかったと今でも思う)。
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数ヶ月後、それらの勢いでオリジナルの同人誌を1冊出す。そしてサイコパスな神絵師の友人の甘言に乗って再び「書店委託」なるものに挑戦(ふつーフォロワー100人前後の人間にそういう話するか?)。
実力的には最低レベルにも達していない自覚があったので、何度もお断りされるなかでいつかOKもらえたらなーという気持ちで申請。
が、思ったよりあっさり通った。
同じような画力の低さでも、版権作品ではなく「オリジナルのエロ」という切り口だけで「まぁ…いっすよ」と言ってもらえたのかもしれない。
やるなら徹底的に!と思い、紙の本を3社に委託。そもそも30部とかしか刷ってない本を5部とか10部でも受け付けてくれるプロの仕事ぶりに、尊敬と畏敬の念しかない。
みんながわいわいしている端っこに自分の席を置いてもらえたことで、ずっと憧れていた「輪の中に入る」ことがちょびっとだけできた気がしてめちゃめちゃ嬉しかった。
そもそもド底辺の自分がなぜ身分不相応にも書店委託や電子販売なんぞを活発にやりはじめたのかといえば、
「そこでの売上が決して0冊ではない」
作品も作家も、露出しなければこの世に存在しえない。フォロワー数2桁でのたうち回っていた俺のつらさは「この世に認知されない」ことだった。
コミュ力さえあれば自力で輪を広げることも可能だが、そんな能力あったら初めからこんな苦労してねーよという話である。
ならば厚顔無恥だろうとおこがましかろうと、一方的に「俺ココにいるよ!こんな本描いたんだよ!」と嬉しそうに手を振る方が100倍マシじゃねーか。
そんで委託した本を買ってくれた誰かが、「このページのこのコマのこの乳だけはイイな」とさえ思ってくれれば俺は大往生である。
しかも誰かがその本のために払ってくれた数百円は、汗水垂らして働いたお金だったり数少ないお小遣いだったりするわけだ。
そんな嬉しいことある?
紆余曲折を経て、そういう肝の座り方と考え方を得られたのは一番の収穫だった。
とはいえピコ手もピコ手なので、委託先の売上振込最低金額に達するまでに長ーい年月を要するRTAに強制参加となる。そりゃ売上¥300だろうと申請すれば振り込んでもらえるんだが、それじゃロマンねーじゃん?
俺とあるサイトの最低金額¥5000に届くまでにマジで2年半かかったし、達成した時は三ツ矢サイダーで祝杯あげたよ(下戸)。
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フルデジタルに移行したことで、イベントでの頒布数もギリギリ10冊を越えるようになる。
頒布数1も0も経験した身からすると、もはや恐いモノなんてないのだ。
1冊でも売れれば、それはすべて神の起こしてくれた奇跡なのである。
普段の活動ではオリジナルでとにかく節操なくいろいろなものを描き、月に1人とか2人とかじわじわとフォロワーを増やしていった。
ごくまれに描いた絵がなんらかの界隈のハブになっているアカウントの目に留まり、RTしてもらえることも出てきた。
その時のフォロワーの伸び率はびっくりするほどだったので、そのたびに「存在を知ってもらう」ことの生命線っぷりを痛感した。
まあとはいえタグなしの絵にはやっぱり無反応だけど、それが俺の平常運転である。
「こいつ今日も描いてんなー」と読み流してくれる誰かがそこにいるってだけで嬉しかった。
UPした絵は、300枚を越えたあたりから数えるのをやめた。
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コミティアしか知らない門外漢の俺はドキドキだったが、入場者数の制限もあって全体的にまったりムードだった。
開場して10分20分、宝の地図を手に通路を行き交っていたうちの一人が立ち止まり、俺のスペースに近付いて
「新刊1冊ください」
と言い放った。
新刊1冊ください…
しんかんいっさつください…?
それって、なんらかのルートで俺のこと知って、新刊あるっぽいって分かって、サークル配置を事前にチェックして、宝の地図に印つけて、「あっココだ」って気付いて来てくれたってこと?!?!?!
つーか開場20分とかそこらだよ??あなた一般参加じゃなくてサークル参加なんじゃねーの??
シャッターサークルとか企業ブースの先頭にだって並べるはずなんじゃねーの???
先日のコミティアに行ってきた。
私はいつも二次創作のイベントに出ていて、今回は知り合いがいるから行ってみようということでコミティアは初めてだった。当日は特に調べたりせず興味もそこまで無いため、知り合い何人かに挨拶をし、印刷所のサンプルをもらってふらっと全体を回って過ごした。中々楽しかったので私も出てみたいな〜なんて思ったりしたのだが。
帰宅してツイッターで恐怖した。タグで検索してた時の設営ツイートだ。(分からない人に説明すると設営ツイートとは自分のスペースの準備が終わったらその写真を撮り宣伝するツイート)その写真の背景に映りこんだ人物を全く隠していないものがいくつも出てくる。もちろん机上だけのものやしっかり隠している人もいるが、何万とフォロワーがいるプロの人もやってしまっているのを複数見た。よくそれで仕事してるな!?お前そんなん他人の顔の無断転載だよ!こんなん身バレ防ぎようがないしそれでその人の人生終わったらどうすんだ!?一番恐ろしかったのがスペースに座っている写真で自分の顔は隠してるのに、後ろの人のポスターとそこに座ってるサークル主の顔が映ってるやつ…この絵の人がこの人って1発でわかっちゃうじゃん本人の知らないとこで!!自分のことしか見えてないのか!?!?気遣いの神経焼ききれてる!?!??こういうの見ると自分も出るの怖いし出たくなくなる…
なんかそういうの初めてなら普通調べるというか私最初サークル参加した時注意事項とかめっちゃ読んで書いてあったけどまあコミティアは分からんし、全ての人がそういうことができるわけでもないのでとにかくやってしまったものはしょうがない。自分がフォローしてる人でそれやってしまってる人がいたらこっそりDMとかで指摘してあげてほしい…自分の好きな絵描いてる人が炎上するの見たくないしね…あとこれを見てもし今回だけじゃなく過去にも心当たりある人がいたら消して今後気をつけて欲しい。サークル一般問わず全てのイベント参加者のために。1人でも多く気づいてくれますように……
結局、周囲のサークルも一般も参加が減る=会える人が減る、買うものが減る、手に取ってもらう機会が減るってのを考えると、儲けを狙っているわけじゃないにしろこの時期に参加費1万円かあ…と思うよ。わかる。
自分は女性向けジャンルだが、一昨年・去年に出した新刊はオンリーイベント3割→Booth5割→残り2割は次のオンリーやBoothで捌けてたが、今回の冬コミでは0.5割だった。6分の1。
昔は「コミケ以外に代替イベントがない」ジャンルが多かったけど、
今はもうコミティア・文学フリマ・技術書典・例大祭…等々のほうが強いジャンルが増えた。
女性向けジャンルはコロナの前からその傾向があったが、C99/100/101と加速している。
個人オンリーの衰退とともに企業オンリーが優勢になり、赤ブーがオールジャンルイベントではなく「ジャンル・カプオンリーの集合体」イベントになった。
今回の女性向けの島、サークル参加者の年齢層が赤ブーイベントと明らかに違う。
コロナ化で定員制を維持するために午後のフリー化は難しそうである。
https://togetter.com/li/2028526?page=18
一般参加者が減ったのは諸々要因がありそうだったので思い付くままつらつら書く。完全に個人の感想です。
自分はC101は1日目売り子参加、2日目は一般参加で普段はいわゆる女性向け界隈の人。
当日フリーになったくらいでふらっと行こうと思う人は間違いなく壊滅している。
一般チケットは最速のアーリーでも申込が11月末、当落発表が12月2日である。
https://www.comiket.co.jp/info-a/C101/C101EntryTicket2.html
コミケ内部のスケジュール考えると仕方がないけれど、遅いな、と思う。
行けるかどうかわからないタイミングで新幹線や飛行機を取るのは厳しいと思うし、チケットが取れてからだと取れない可能性も高い。
これはチケット制になる前からの傾向であるが、さらに加速している気がする。
周囲でも赤ブーのどのイベントに参加するか、という話ばかりで、コミケという選択肢はほぼ出てこない。
自分がコミケに行き始めた頃は1日目は女性向け、2日目も半分は女性向け、という体感であったが、今は本当に女性向けサークルが少ない。
サークル参加者が減ったのが先か、一般参加者が減ったのが先かはわからないけれど、今後も減っていくのは確実だと思う。
女性向け参加者がふらっと評論・情報ジャンルへ行って山盛り抱えて戻ってくるとか意外とあるあるで、
前述の通りしばらくチケット制は維持するしかないから、これといった解決策はないと思う。
先日開催された冬コミに3年ぶりに参加した。コロナ対応のためチケット制になり、入場者数がかつてと比べて減っていることを、情報として知ってはいた。知ってはいたんだが…。
しかしそれがここまでダイレクトに売り上げに直結するとは思わんかった。具体的に書くと三分の一くらいになった。へこむぜ。
8年前から冬コミで新刊を出して、それをチャンスがあれば文学フリマなんかに持ち込んで…というサイクルで参加していた。
刊行をそこにあわせているのもあるんだろうけど、やっぱり数を頒布できるのはコミケ。目を引く表紙にしていたこともあって結構ジャケ買いっぽい人に手に取ってもらえてた印象がある。
そんでTwitterの知り合いの人が20~30人くらい毎回きてて、その人たちにも手にとってもらえたりする。
ありがたいことに、継続しているうちにだんだん部数がはけるようになり、コロナ直前のコミケでは新刊をxxx部くらい頒布できていたのよ。
これ大手サークルとかと比べればみそっかすもいいところの数だとは思うんだけど、体感としてはxxx部頒布するってなると(開場直後、大手サークルに長蛇の列ができる1時間くらいを除いては)断続的に人がきて、まあぼちぼち対応していると終了時間になっている、という感じなので、結構「売れている」感がある。うれしいことに。
今回もだいたいxxxxくらい刷ってコミケで頒布、その後文フリとかで残りを…というサイクルを想定していたわけです。
甘かった。見通しが。人が来ないことの影響をもろに被った。
物理的に人がいるということが、増田のような零細サークルにとってめちゃくちゃデカかったんだと再認識した。
2019年の冬コミの累計入場者数が75万人(4日間開催)で今回が入場制限の結果18万人(2日間開催)だから、一日あたりの入場者数はだいたい半分くらいになっていると思うんだけど、まさにそれがダイレクトにきた。
知り合いもたぶんいつもの三分の一くらいしか会場には来なくて、ゆるいオフ会みたいな雰囲気もだいぶ減った。
批評を読むような層にとっては優先度がコミケ<文学フリマなのかなあ。確かに文学フリマは入場料タダだし、人もめっちゃくるようになっているみたいだし、昨年5月の文学フリマ東京はたしかにゆるいオフ会みたいな空気が継続している雰囲気はあった。
今回ははじめてBOOTHで通販もはじめてみて、意外と売れてるんで驚くんですが、それでもかつてのコミケでの頒布数には到底およばない。
やはり増田のような零細個人サークルを支えていたのは、偶然目にとめてもらった結果のジャケ買いなのだ。BOOTHでジャケ買いは発生しようがないからな。
たくさん売るためにやってるんじゃない。自分の納得したものをかたちにできたか否かが大事なのだ。
それでも、終了時間になっても在庫の山がうずたかく残っているのは、やっぱりつらかった。
会場の様子をふりかえってみると、相変わらず成人向けのあたりはわりとたくさん人がいて、まあ評論島はいつものとおり真空地帯だったんだが、真空ぶりに拍車がかかっていたんよな。成人向けのところも以前のような芋を洗うような混雑ぶりではなさそうだったし、知り合いにきいたところ、11時ごろには人気サークルはほぼ完売御礼で、最速の入場時間以外だと消化試合もいいところだったそうだ。
コミケで数を頒布できていたのは、ある種のおこぼれにあずかれていたが故だと今回強く実感しました。
でもそのおこぼれこそが全体としての即売会を(特に評論のような非メジャージャンルを)活性化させていたんです。
今年からはまた準備会の対応も変わってくるんでしょうが、入場制限のある限り、コミケは大手サークル以外には厳しい場所であり続けると思う。
以上、一参加者からの雑感でした。やり場のない気持ちを書き残したくてはじめて匿名ダイアリー使ったわ。
ほかの参加者からコロナ禍のコミケがどうみえていたのか、わたし気になります。
(追記)
こんな読まれると思ってなかったんで部数だけ隠しました!恥ずかしい!
yakitori-siro この増田は儲からなくて辛いんじゃなくて、トラフィックがないから「ちょっと興味があるかも」な層に手にとってもらうことすらできない、同好の士になりうる相手にリーチできない辛さを言ってるんだよね
これはほんとにその通りで、意を汲んでいただいて涙出ました。あと人が来ないと暇な時間が増えるんすよ。それが切実につらくかなしい。
いや。凄いわかるよ。今は知らんけど、昔は告知らしい告知も自分のアカウントでだけみたいな弱小評論でも、それなりに通りがかりに面白いと思って買ってくれる人が居たし。そこにコミケの価値があったよ。
評論なんて手間考えたら、元々合理的では無いんだから。手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話なのに。知りもしないのに「電子にしろよ時代遅れ!」みたいな茶々は本当にゴロツキの言い草でしかない。そういうヤツがでかい顔している所がはてなのろくでもない所だよなぁ…
おわかりいただけてとってもうれしいです。まじで、「手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話」なんすよ。それが金銭とどうしても関係しちゃうからめんどくせえあれが発生するとは思うんだけど…
https://twitter.com/wind_steed/status/1609957333576351745
前回に比べたら今回相当人の流れあったんだけど、適度に空いてるからコロナ前の倍以上の速度で人が移動してたんよ。その速度で移動してるとサークルに目を向けるのは無理。ポスターとかあっても無理。
あー、これ意識してなかったけど人がいないと人間の移動スピードあがるというのは確かにそうかも。
他、コロナで運動不足→体力減退で巡回できなくなっているとかはその発想はなかったんでおもしろかった。検証できるもんでもないし流石に妥当な推論とも思えないけど…。あとなんでもかんでも少子高齢化に結び付けるのはちょっと安易すぎでは?と思いつつ、参加者の高齢化はたしかにあるよね。
razik C99〜101までマイナー島でサークル参加してるけど、おおむね同じ感想。島自体が閑古鳥なのに周りが早めに撤収するから、後半は尚更人が来ないという負のスパイラルに陥っている。
odakaho 2日間とも行ったけど、午後入場だと過疎島回る時間が全くないのよ。15時くらいにはみんな撤収始めてるし・・。
そうそう、書き忘れたけどご指摘の通りサークルの撤収がめっちゃはやいんすよね。体感、15時くらいにはほぼおしまいの空気になってる。
いままでは、打ち上げでサークル参加組と合流するために非サークル参加の人もだらだら居残ってたりしたんだけど、まあ気楽に打ち上げというのもまだちょっと厳しいし、それならだらだらせずにさっと帰るわな。
ka-ka_xyz "今回ははじめてBOOTHで通販もはじめてみて、意外と売れてるんで驚くんですが" 評論島、通販してるとこが他のジャンルと比べて少ない気が。もっと通販して欲しいの。
これまではTwitterの知り合いには自家通販してたんですけど、BOOTH使ってみたら思いのほか手に取ってもらえてるんで、なんかいままですまんかった…という気持ちです。正直ここまでインフラみたいになってると思ってませんでした。pixivがあんまり影響力強めるのもよくないなとは思いつつ、やっぱクレカ決済とかできると楽ですもんね。頒布するほうも金銭トラブルを避けられるし、そこらへんの安心を手数料分で買ってるとおもえば、まあ仕方ないのかなあ、という気持ちになりつつあります。
amunku この増田はまだ見栄張ってるかもしれなくて今やほとんどの島中は参加費1万だして一部もはけない。買い手も金がないから大手しか見ない。コミケはアマチュア作家の祭りではなくなり大手と芸能人と企業のイベになった
「ほとんどの島中は参加費1万だして一部もはけない」はさすがに盛りすぎでは?「ほとんど」のサークルが一部もはけてなかったらさすがにみんなのむせび泣きが会場に響いてると思う。
deztecjp 以前の1/3ならxxx部程度かな。それだけ売れていても「大手サークル以外厳しいと思う」といわれると、「あー、そうですかー」な感想を持つ。人間は、すぐ高い水準が当たり前になって、満足するということを知らない。
三分の一に減ったことをショックだったっつってんの!xxx部でたから売れてんじゃんとかそういうのではないわけ。
IthacaChasma ずっと参加してる人によると、一昨年の冬の売上が一番悲惨で、去年の夏で少し回復、この冬はこれでも大分回復してきたらしい。夏はもっと入場できるようになると良いね。
たしかに一昨年は去年より入場絞ってること考えるとマジでやばそうですね。私個人のことを書いておくと、一昨年はコロナでそもそも中止になるんじゃないかと思って申し込みせず、また開催時の感染状況から一般参加も見送りました。
いちばん苦しい時期に逃げ出しといてなにいまさらつらいつらいいってんねんみたいな論評をみかけましたけど、この判断自体が不適当だったとは今でも思ってません。自分や家族の命を危険にさらすリスクを負ってまで「場の継続」に奉仕することは、ちょっとできない。つらい時期を支えたことを誇るのはいい。でもそれを他者をくさす道具として使うのはくそダサいですよ。
gooeyblob チケット制となるとかなり億劫度が高くなるよね 自分も完全に行く気無くしてしまった/評論系でxxx部って相当売れてる方じゃない?
おっしゃる通り、どちらかといえば売れているほうだと思います。マジで表紙に気合い入れてジャケ買いしてもらえるようにしてたので…
ジャケ買い狙いのようなことやってるから参加者減少の影響をダイレクトに受けてるだけじゃないの
ジャケ買い狙いなのに増減に一喜一憂できるの本気で謎なんだけど
中身で勝負すれ、中身で
ext3 評論をジャケ買いさせてる時点でなんか詐欺臭くないですかね?今まで騙せてたのが騙せなくなって正常なレベルに戻っただけでは?
あのですね、「目を惹く表紙であること」は、書籍を手に取ってもらうための必要条件だと思います。たくさん本が並んでるなかでまず入ってくる情報って表紙だけでしょ?
「中身で勝負すれ」って、まず中身に触れてもらえなきゃお話にならんわけ。表紙で興味をもってもらい、手に取って中身をみてもらえるかがまず超重要です。これは前提。
加えて、わざわざ批評を本という物質にするんだから、その物質がなにかしらの批評性をおびてよいわけで、すなわち「どのような表紙にするか」というのも一つの批評なの。「目を惹くこと」・「批評の内容を端的に象徴するようなものであること」、この二つの緊張関係のなかで表紙を設定することはまさしく批評的実践なのであって、だから増減に一喜一憂するのは批評的実践のある部分の成否がそこに託されているからなんですねえ。だから表紙も「中身」の一つといえる。表紙/中身などという単純な二分法を自明のものとする素朴さにやすらっているうちは、もう少し謙虚な態度でインターネットをなさったほうがよいかもしれませんね。
刷っても損しかないんだからnoteにとうこうとかでいいじゃん。
なんならそこに有料記事入れれば印刷と違って赤字0だし、金払うやつが可視化されて承認も満たされるだろ。
なぜわざんざ刷る?
あのねえ、書籍として物質化すること、そしてそれを誰かに手に取ってもらえることのうれしさを舐めすぎ。
きみもわざわざ刷ってみたらわかるよ。
https://twitter.com/puyotaroh/status/1609816866356342785
この評論サークル主の発言も、「これまで当日の偶然買いの成功体験に頼りすぎてて、事前のSNSでの告知を怠っていたのでは。そもそも普段からどんな批評本を書いてるか発信してたの?」との感想にしかならないんだよなぁ。
インターネット軍師、乙です!!!!!SNSで宣伝しとらんかったらコロナ前にxxx部も頒布できるわけねえやろがい!
それを踏まえたうえで、入場制限のせいで偶然性がもろに縮減していることの厳しさをいってるわけ。
https://twitter.com/soramimi__cake/status/1609867980325937152
この増田自体は(特にブコメに反応してる追記)大変嫌らしい書き振りで、こういう自分のノリに合わせてくれないとあからさまに不機嫌かつ見下しモードになるような人が表現活動(笑)から撤退していくなら日本の言論はなんぼかマシになるんじゃないかと思いましたまる
おめえ、コミケが思わしくなかったところでお気持ち表明してみたら雑言及の雨嵐を食らってんだから「不機嫌かつ見下しモード」にもなろうってもんですよ。こちとら匿名だしここでしか反論できないわけだからね。「表現活動(笑)から撤退していく」ことはないんで、そこんとこよろしく。
気持ち悪くなってくれてなにより。お前はインターネットで文章読むの向いてないよ。
https://twitter.com/taka_humo/status/1609916648844308481
ボクの知り合いのサークルは大手でも何でもない所でもしっかり完売してたし別に大手だから厳しい・厳しくないとかでないんじゃないかなあ(しかも1人は評論島)
「あの場の空気を楽しむ」って、もし全然頒布できなかったら地獄みてえな空気になると思うんだけど、それを楽しめるのはいかれたマゾかサイコ野郎だけやろがい!まったく手に取ってもらえなかったけど、コミケの空気が楽しめてよかったなあ、ってなるわけあるか!皆目見当違い!
空気を楽しむためにも手に取ってもらうためいろいろやったりするわけだし、コミケ自体が人たくさんいたほうが偶然性が高まって手に取ってもらいやすいでしょ。
大手の苦労とここで書いてる「そもそも手に取ってもらえなくなってる」厳しさは別問題でしょ?でかいお金を動かすシビアさから生じる問題の話をしているわけじゃない。それを関連づけちゃうのが豊かな想像力ってわけね。ファックユー!
まあタイトルはバズ狙いであれしたのは認めます。結果アテンション集めたからセーフ!
https://twitter.com/yellow_0918/status/1609889858520240128
バズろうとして滑り散らかした事をここに堂々と書ける精神も凄いし、隅から隅までキモ過ぎる文章の書き方や中身も含めて過去の栄光に縋ってるだけの老害にいつ気付けるんだろうという哀れみしか出てこない
既に400もブックマークついてんだから、「バズろうとして」るんじゃなくて現にバズってんだよタコ。文体含めての芸だからね。それで狙い通りバズらせたわたくしの力量を素直に称賛なさいな。こんなことくらい誰でもできらあってんならやってみなせえ。「キモ過ぎる文章」に「哀れみ」を表明せずにはおられなかったお前が「キモ過ぎる」し「哀れ」。
その他、脊髄反射でろくに読みもせずコメントするやつわらわらで引くわ。本を読みなさいね。
せっかくですし、わたくしからは蓮実重彦『映画からの解放―小津安二郎『麦秋』を見る』をおすすめしておきましょう。
予備校生向けの講演を書籍化した短いパンフレットですけど、わたしたちがいかに映画を「みそこなっているか」がわかる、とっても啓蒙的な本です。
思った以上に拡散してしまいましたが、これはわたくしの出した本がコロナ前より手に取ってもらえなくて悲しいな~以上のことではないです。そして「厳しいと思う」のは気持ちの問題以上のことではない。でもその気持ちこそがやっぱり大事なのだ。しょせん戯れにすることなのですから。
適当に書き散らかしたやつが長年やってるはてなブログと比べてあまりに簡単にアテンション集めるのでビビる。ビビります。はてなブックマーク、ほんといやなサービス!
気に入らないやつらに全レスしたろうかと思ったけど正月休みの使い方としてあまりに不毛なのでやめます。が、安全圏から石投げられんのも気に入らんので、適宜こちらからもボール投げ返すわね。
貼れるリンクの数に制限あるみたいだったんで、コメント返信続きは以下のエントリで。一部をこっちに移しました。
僕みたいに一般参加でしかコミケ行ったことない皆さんに質問なんですが、コミケ行ってサークル参加の人たちが机の向こうで何やらわいわいしてるの見ると(いつかは俺もサークル参加でコミケ行ってやるぞ)みたいな気分になりませんか?僕は毎回この発作を起こしてます。
じゃあなんでサークル参加しないのかと言ったら、まぁ普通に創作ができないからです。
絵が描けないとか文章が下手とかの問題も確かにあるんですけど、それ以前に想像力というか発想力というか、そういうものが圧倒的に足りない気がしてるんですよね
例えばなにかアニメの二次創作本を出そうと考えたとして、出すキャラ 舞台 ストーリー 何も浮かばない。虚無。無無無
漫画とか小説とかそういうものを生み出す思考のプロセスが全くわからない。
思えば学生時代の美術の授業なんかでも風景をスケッチするのはできても想像したものを描くみたいなのは白紙とにらめっこして終わってた気がする。
普段どういう思考して生きてたらあんなに面白かったりエロかったりする本書けるんだ?
誰か助けてくれよ
コミケの代金受け渡し時にコイントレイを使うことがコミケ運営によって推奨されている。
「お金自体はお互いが触れてるんだから別にトレイ使うのってあんま意味ないよな」
「トレイを毎回ちゃんと消毒してない限り、衛生的でもないと思うんだよね」
結論から言えば実際にサークル参加して、コイントレイは衛生的で良いと実感している。
まずコイントレイを使えばお金にまったく触れず代金を受け取れる。
レジでお会計してるわけじゃないので、適当な箱や袋にコイントレイを傾けてお金を投げ入れれば済む。
さらにコミケは2/3ほどの人が釣り銭の出ないちょうどのお金を出してくれる。
だから買う人は基本的にコイントレイに触れない。コイントレイの上からお金を落として入れるだけだ。
お釣りが発生するパターンでは確かに衛生的と言えないが、2/3のパターンで接触感染を回避できるだけでも感染症対策として有効だろう。
買い手から売り手、そして売り手から別の買い手へと連鎖的に感染していく確率をかなり減らせる。
お釣りが出たときは自分の手とコイントレイにアルコール消毒スプレーを吹き付けて対応した。
自分のサークルではコロナ以前からコイントレイを活用していた。
コミックマーケットでは大手サークルの限定品の高額転売が問題としてある。
ただでさえ割高のグッズに万単位のプレミアがつくことはザラでゲーム機等の転売が流行るはるか前から転売が横行していた。
転売ヤーは徹夜で並んでいる連中やダミーサークルだとか言われてきたが
入場システムが整理され徹夜組が消えた中でも転売が横行する状況は変わっていない。
つまり真犯人は一般入場している客ではなく、サークル参加の連中にいるのだ。
ダミーサークルは完全に撲滅できないにしても少数、一般参加も制限されることから導ける結論はこれだ。
そもそも、真っ先にサークルに並べる人間はサークル参加の人間だ。
そう考えればテンバイヤーの多くが普通のサークル側の人間というほうが説得力がある。
3年ぶりにコミケに出ることになった。
申し込みした時は100回目のコミケだし、記念になるし楽しみだなぁと思っていました。
で、楽しく原稿も進めていたけど、6月半ばあたりからしんどくなってきた。
元々イベントに参加するのは生きがいみたいな作家生活をしていたのですが、
数年離れていた間にデジタル販売や通販、Skebといった依頼サービスで発表したり作品の販売を行うようになった。
仲のいい作家さんとはDiscordで作業通話や雑談をしているし、わざわざこんな苦しんで本を作る必要もないのでは?と思うようになってきた。
当初は、やれ印刷所が潰れてしまうとか、コミケ自体が無くなってしまう。みたいな話も有って、これは協力しなくてはという気持ちもあった。
ただ、よくよく考えてみたら、それは作家が心配する事では無いし、本当にイベントが生きがいのままの人が協力すべき事だと思うようになってきた。
一気に気持ちが冷めてきた。
確かにイベント自体は楽しいし、こうやって参加できる事にワクワクは感じている。
ただ、イベントに参加しなくても交流し、作品を発表・販売する事を覚えた身としては、わざわざサークル参加する必要も無いのかな。と思うようになった。
口をそろえて
と言っていた。
オリジナルならコミティアの方が参加しやすいし、交流もこうやってオンラインで手軽にできるし・・・。
割とみんなも、コミケに対しての熱が無くなっていた。
このサイトが本当に使いづらい。
ページの遷移や導線がわかりにくい。
目的のことをしたいのにたどり着けない。
用語が適切でない。
などなど。
コミックマーケットへのサークル参加に関して、コミケットアピールにおいて感染症対策として、キャッシュレス決済の導入を推奨しています。
もし、貴サークルがキャッシュレス決済を導入している場合、コミケWebカタログに対応しているキャッシュレス決済の内容を表示することが可能です。
なお、キャッシュレス決済サービスを提供しているCirclePAYのサービスを利用しており、CirclePAYからCircle.msへのデータ連携に同意いただいたサークルについては、自動で対応内容が入力されます。
タイトルの通りだ。
私は続編が出る可能性は0のそこそこ古い作品、いわゆるマイナージャンルが好きだ。
しかし知名度は高く、腐に限っては旬ジャンルには及ばないものの、そこそこ活発に二次創作が産み出されている。
私はそんなジャンルの一番人気のキャラクターを好きになり、夢小説を書いたり読んだりするようになった。
しかし、キャラクター自体の知名度はとても高いのに、彼の夢小説は本当に雀の涙程度しかない。
pixivにおいて、彼関連の腐は数え切れない程の作品があるというのに、夢小説は二十件程度。しかもその八割は二人の作者さんが書かれたものだ。
唯一作品が出たばかりの時のものがブクマ三桁を超えているだけで、ジャンルの天井は実質ブクマ30~40(これでもずば抜けている)、平均は15前後といったところか。
古い作品で夢小説モノならサイトにあるのではないか、と思い調べたものの、概ねリンク切れかサイトを消された後で、結果的にサイトは四件程度しか見つけられなかった。(しかも大体は更新が停止していた)現状の書き手は実質私以外に1人である。
そもそも私の推しに関わらず、私のジャンルは夢小説が異常に少ない。これでも私の推しの夢小説の数が最多だと思う。
私はこんな誰もいないようなところでオンで本を出したいと思っている。ブクマは平均15くらいで、私の作品を追っていてくれる人は見る限り一人しかいない。(大体見てくださるのは他ジャンル本命か腐本命の方ばかりだ)
こんな惨状で本を出して売れるのだろうか、いや売れるわけが無い。そう分かっていても、一度でいいから自分で書き上げたものを本にして、即売会に行って、自身の手で売り出してみたい。
これは昔からの私の夢だったが、今までは学生で金銭的な制約があり、それが叶わなかった。
もしかしたら5部も売れないかもしれない、少なくともサークル参加は私だけであろう。…でも一度でいいから同人誌を出してみたいなあ。ある程度コロナが収まったら、本当に出してみようかな。
要約
マイナーカプで活動していた筆者が、メジャーカプにハマった理由を語った。サークル参加は自分だけで、サークル参加も自分だけだったという。サークル参加も自分だけ、左右のサークルは別カプサークルだったとのこと。
中々長い同人人生の中で、貴重な体験をさせていただいたので、記念に「増田」というものを一緒に体験しようと思い、この話を書くことにしました。
お暇つぶしに読んでいただければ幸いです。
私は所謂「マイナーカプ」で活動をしていました。もちろんあえてマイナーを選んだのではなく、ハマったカプがいつもマイナーでした。
そのカプでのサークル参加はもちろん私だけ。ウエブで活動してる方はいましたが、出ている同人誌の9割は自分でした。
ありがたいことに、自分の作品をそこそこ読んでくださる方がいらっしゃったので、マイナーなりにも承認欲求はまぁまぁ満たされている状態でした。
ただ、メジャーカプの、アンソロジーやプチオンリーには、やはり憧れるものがありました。
同カプでお祭りできるのとても楽しそう。同志でアフターもとても楽しそう。
いつもボッチ参加でボッチで帰るタイプだったので、キラキラした世界でした。
いつか自カプがメジャージャンルにならないかなー、なんて何年も思っていました。
もちろんメジャージャンルの基準は当社比ですが、イメージとしては今までの100倍以上の規模でした。
既にでたくさんの人がpixivに作品を上げていましたし、ツイッターでも作品が溢れていました。同人誌もたくさん発行されていました。
初めは戸惑いましたが、自分の作った作品が、今までのマイナーカプの比べ物にならないほど反応がありました。絶対数が多いので当たり前の話なのですが、とても嬉しかったのを覚えています。
ありがたいことに、そのメジャーカプのアンソロジーやプチオンリーにも参加させていただき、とても楽しくて奇跡的な体験ができたと思いました。
しかし、私はそのメジャーカプにハマって、とても心が疲れてしまいました。
原因としては大きく2つ。
1つ目は、「同カプ界隈全員が自分の作品を見てくれるわけではない」ということ。
マイナーカプの時は、マイナーであることである意味自分が神でした。サークル参加も自分だけ、左右のサークルは別カプサークル。サークル前を素通りされても気にならないし、絶対数が少ないので反応の少なさも仕方ないと思っていました。
しかし、メジャーカプにハマったことで、そのことが目についてしまったのです。
あの人の新作には感想が来るのに、自分の新作には感想が来ない。
マイナーカプの時は、自分のために本を書いていると思っていたのに、どれだけそれを言い聞かせても、嫌でも比べてしまいました。
界隈の人間が多ければ多いほど、当たり前なのですが、いろんな人間がいます。
ハマったメジャーカプの界隈では派閥のようなグループができていました。
仲良かったと思っていたのに、AさんとBさんがいつの間にかブロックし合ってたということもありました。
Cさんの事が気に入らないから、Cさんとつるんでいる私のことも気に入らない、とDさんにブロ解もされたこともありました。
他にも色々あるのですけれど、ピンポイントなので避けます。人間ってめんどくせぇなぁ!!!!!!
なんかすごい疲れました。
これを書き起こしてる段階で、人が多ければ当たり前のことだなぁ…と思っていますけれど、井の中の蛙が大海を体験して覚えた感想です。
もちろんたくさんの自カプの作品に触れられたのはとても楽しかったですし、勉強になりました。いろんな性癖があるな!!!うん!!!!
そして今、蛙こと私は井の中に戻る、ということを選択しました。
もちろん無理やりというわけではなく、たまたま次に書きたい熱がメラメラ燃えているのが、井の中だっただけなのですが。
今のところまだそのカプのサークル参加は私だけです。
広い大海のときより、のびのびできる〜!!と負け惜しみみたいな感じになっているのも事実です。
ただ、「これがメジャーカプの苦しみ…」という貴重な体験ができたのは、とても良かったと思います。
さーて、井の中温かいな〜〜泳ぐぞ〜〜!!
僕みたいに一般参加でしかコミケ行ったことない皆さんに質問なんですが、コミケ行ってサークル参加の人たちが机の向こうで何やらわいわいしてるの見ると(いつかは俺もサークル参加でコミケ行ってやるぞ)みたいな気分になりませんか?僕は毎回この発作を起こしてます。
じゃあなんでサークル参加しないのかと言ったら、まぁ普通に創作ができないからです。
絵が描けないとか文章が下手とかの問題も確かにあるんですけど、それ以前に想像力というか発想力というか、そういうものが圧倒的に足りない気がしてるんですよね
例えばなにかアニメの二次創作本を出そうと考えたとして、出すキャラ 舞台 ストーリー 何も浮かばない。虚無。無無無
漫画とか小説とかそういうものを生み出す思考のプロセスが全くわからない。
思えば学生時代の美術の授業なんかでも風景をスケッチするのはできても想像したものを描くみたいなのは白紙とにらめっこして終わってた気がする。
普段どういう思考して生きてたらあんなに面白かったりエロかったりする本書けるんだ?
誰か助けてくれよ
表題のとおり、2021年末のコミケ(C99)で初めてサークル参加して1冊も売れなかったので、その気持ちと反省点の整理のために書いておきます。
◎経緯
あるアニメが好きで、その二次創作本を作りたくなった。作るのは小説。
・2020年冬
二次創作の小説が完成した後、とりあえず某サイトに投稿してみたが、せっかくだしということで、コミケにサークル参加しようと思った(ちなみに某サイトに投稿したやつはいまだにそんなにPVを得ていない。)。
コミケの参加申込書は、その前のコミケで配布されていたような気がしていたので、12月ごろが次のコミケの申込みの時期かなと思って待ち構えていたら、いつの間にかその期間を過ぎており、あえなく断念。
5月のC99が延期されて(今年の冬はどうかなぁ)と思いつつ、前回の失敗を活かし、コミケの開催情報に注意していたら、どうも2021年末には開催されるらしいことと、申込開始時期が判明。
ひとまず、8月中頃にcircle.msに登録して、それでコミケの申込みを完了した。
なんやかんやでサークル参加の抽選?に当たり、コミケにサークル参加にできることになった。
サークル参加の人のための封筒もたぶんこのときくらいに届いて、コミケにサークル参加する実感が湧いてきたし、とてもうれしかった。
ただ、本の内容自体は(微修正は繰り返していたけど、)完成していたこともあって、かなり余裕がある気持ちでいた。
そろそろ印刷会社を探さないとやばいのでは、と思っていたら、表紙を作っていないことに気づいて、クリエイティブコモンズの絵を拝借して慌てて作成。
ワードのサイズの設定とか、表紙のサイズの設定とか、かなり苦労して、いつの間にか入稿ギリギリになり、サンプル(有料)も見ることができないまま、コミケ会場へ直送してもらうことになった。
発注部数については、ネットに「たくさん刷るな」と書いてあったので、最初はそれを受けて50部を考えていたけど、もっと控えめに20部にした(10部でもよかった。)。
コミケが近づくにつれて、とてもわくわくして興奮してきて、周りの友人に「サークル参加するから(ドヤ顔」と言いまくり、「やっぱり初参加だし、1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」と話していた。
それから、「たぶんたくさん余るから買ってよね」と、もしかしたら売り切れるんじゃないかと思いながら友人に話していた。
一週間前に、サークル参加するのに必要なものをネットで調べて買いそろえ、参加日の前日に東京へ出陣した。
また、必要なものを調べているときに、「コミケットアピールを必ず読め」と記載されており、慌てて確認した(「○○する場合には○○日までに連絡してください」などと書かれていたので、私にはあまり縁のなさそうな事項でしたが、読んでいなかったことを反省しました。)。
自分が発注した本がどんなふうになっているのか、サンプルを見ていないので、不安と期待が入り混じっていた(売れるのかどうかとは別に)。
・コミケ当日
準備に時間がかかるかもしれないと思い、8時くらいに会場入りする予定が、ふつうに寝坊して9時前くらいに到着した。検温等あったので、もう少し余裕があった方がよかったけれど、結局、それでも準備自体にはそんなに時間はかからなかった(10分くらいで終わった。)。
隣のスペースの人に挨拶したら、2人で来ていて、周りも複数人で来ているっぽくて、ふつうはそうなのかなと思った(一人での参加なので、トイレ行くときとかどうしようかと思った。)
自分のスペースに着くと、椅子と見本誌を入れる封筒が置いてあって、サークル参加することにドキドキしてきた。
頒布価格を500円として考えていたが、当日自分のスペースに搬入されていた本(80頁)の薄さを見てびびり、300円に変更した。見本誌票を出すときは、これを出す前でよかったーと思ったけど、よくよく考えたら、用意していた500円玉の意味がなくなり、つり銭がなくなった。
(どうしようもなくなり、ファミマで水を購入させていただき、400円×2を錬成した。ちなみに1冊も売れてないので、つり銭がない!という不安は杞憂でした。)
100均で買ったテーブルクロス(消毒液っぽい匂いがする。)を敷き、一応、場所名と新刊300円と書いた(オレンジのペンでアンダーラインを引いた)画用紙を、100均で買ったイーゼルっぽい何かに立てかけ、1部に「見本」と書いた付箋を貼って、見本の隣に10部だけ平積みした(人を迎え入れる準備が整った瞬間、わくわくは最高点に達しました。)。
友人(コミケに来ない)とツイッターでやりとりし、再度「今日1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」という趣旨のリプライを送ったりした。
・開催後
拍手が鳴り響く中、コミケC99の開催が宣言され、次第に人が入ってきた。
まず、右隣りのサークルの新刊が1部売れた。そのうち左隣のサークルの新刊も1部売れた。これを見ていて、自分もいつか1冊売れるかなと期待していた。
通路を挟んで反対側のサークル(同ジャンル)も本が売れているようだった。
周囲のサークルは、人が入ってくるにつれ、1部、また1部と売れていった。
人が少ないな~とは思いつつも、ネットでは、「午前は事前に検討していたサークルを回り、調べていないところは午後から」みたいなことが書いてあったので、自分のところをすべて素通りされても、「午後になったら1冊くらいはね…」と思っていた。ただ、周りでは、「見せてもらってもいいですか」と見本を手にとる人もいる中で、自分のところだけ、素通りされていて(少し表紙を見る程度)、そんな事象が起こる予感すらなく、少しずつ不安になった。
周りをきょろきょろし、本を読み、ぼーっとし、ということを繰り返していた。
ネットで「初心者 売れない」みたいなことを検索し、「コミケは事前に検討していたものを買うと時間がなくなり、新規開拓する時間がない」みたいなことが書いてあって、今日は売れないんだと思った。
午後になって、周りでは「見せてもらってもいいですか」という人が増える中で、自分の前にはそんな人は一向に現れる気配がなかった。
それで、まずは「見本」と書いた付箋に「手に取って読んでみてください」という一言を添えてみたが、字が下手なこともあってか、あまり効果はなかった。
次に、あらすじを書いた画用紙を設置した。すると、1人か2人が、そのあらすじを読んでくれていたようだった。ただ、結局、見本も手に取ることはなく、そのまま去っていった。
このころ、前日にあいぽんの充電を忘れていたため、ツイッターで「売れない実況」をできなくなり、さらに不安とみじめさが募っていった。
また、このころから、精神的にしんどくなり始め、「ああ」とか少し声が漏れた。
(ただ、今回はあまり一般参加者が少なかったこともありますが、あまりにも本が売れる気配がなく、盗まれる心配がないので、(お釣りは持っておくとしても)本を放置してふつうにトイレに行くことができました。本が盗まれたら、それはそれでよかったのですが……。)
売れる気配がないので、周りのサークルがどんな本を売っているのか、少し見て回った。
14時頃から周りのサークル参加者が撤退し始め、会場にいる人も少なくなってきた気がしたので、15時になったら撤退しようと決めた(あまりに辛すぎたのと、時間が経つのがあまりに遅く、1時間を耐えられなかったため。)。
「もしかしたら15時くらいまでに買う人が来るかも!」という期待は見事に打ち砕かれ、全く人は来なかった。
最後に、右隣りの人の本(もともと興味があった。)を1冊買って帰宅した。
帰る途中、周りがコミケに参加できてよかったという晴れやかな顔(だと思う)をしながら帰っているのを横目に、一人、うな垂れて、重い荷物を持って帰宅した。とてもみじめな気持ちになりました。
◎コミケを終えて
心は折れたものの、「いきなりコミケに参加したのがよくなかったのでは?(ジャンルオンリーのイベントから参加した方がよかったのでは?)」という思いと、昼頃にした「売れない」みたいなツイートをリツイートしていた人が、応援してくれるツイートをしていたので、もう少し頑張ろうと思いました(在庫も残っていますので)。それに、1部でも売れるまではあきらめきれないところです。
ちなみに、「全く売れないかも」と想像できても、実際に全く売れない(素通りされるだけ)ときのみじめさは、想像できておらず、耐えがたかったです(初参加を目指している人向けにフォローすると、たぶん後で笑い話にできる系の失敗談なので、果敢にチャレンジしてほしいです。)。
◎反省点
反省点1: そもそも最初にコミケに参加することがよくなかったのではないか。
二次創作を作って同人誌即売会に参加しようと思ったときに、真っ先に思い浮かんだのがコミケだったのでコミケに参加したけれど、まずはジャンルオンリーのイベントに参加して、それを通じて知り合いを増やすところから始めた方がよかったのではないかと思いました(ネットの受け売り。ジャンルオンリーのイベントがあるのは知っていたが参加したことはない。)。
実際には、C99は参加者の人数が制限されていたので、単純にこのジャンルの参加者も減ったからその分買ってくれる人が現れる可能性が減ったという可能性もありますが、今後どうなるか分からないので、コミケに一般参加者の人数制限があることを前提に考える必要がありそうです。
とりあえず、私はジャンルのオンリーのイベントに一般参加するところから始めます。
反省点2: 表紙に、そのアニメのイラストが描かれていなかったのがよくないのではないか。
周りのサークルの新刊等を見ていると、表紙にアニメのキャラが描かれており、ひとまず手に取ってもらえていたように思います。そうでなくても、素通りしようとしたときに、一瞬目に留まっていたように思います。
確かに、自分としても、ほかのサークルを見ているときに、表紙にアニメのキャラが描いてあると、「どんな内容の本なんだろう」と思って手に取ってみたくなる感じはありました。
しかし、この点は、私の主義思想に反する(アニメのキャラのイラストを描くと著作権に真正面から抵触してしまう。)ので、利用許諾を受ける道筋や実際の取扱いが分からない限り、自分にとって今後も採ることが難しい作戦です(本作品の内容とは異なる物語の小説を書く場合、著作権法上の複製権や翻案権に違反しない場合があるようで、今回の私の二次創作小説も、著作権を侵害していないのではないかなと思っています。)
なかなか難しい思想を持ってしまいましたが、この点について自分の中での折り合いのつけ方は今後要検討です。
たぶんディスプレイの仕方などほかにも反省すべき点はあるのでしょうが……。
なんやかんや言って、(今度は売れるようになった上で、)もう一度サークル参加したいですね。
以上
ああ、無粋だなってお気持ちを抱いた。
与党議員候補が大きくない地方の同人イベント会場にいると知ったら
書き手が恥ずかしくて委縮してしまいそうだなと心配になってしまったのだ。
コミケではアニメ漫画に理解のある議員である事を訴える為に、演説のほかサークル参加する事例が増えているが
規模の大きいイベントならともかく、規模の大きくない地方のイベントではどうなのだろうか?
同人活動をする自由は守られても、”こそこそ”同人したい人達の楽しみは奪われるのではないかと不安だ。
表現の自由フォーラムの為に同行する山田議員、他議員先生諸氏に届いてくれ、
規模の小さい同人イベントには直接参加せず距離を置く暗黙の了解を作って欲しい。
略してKDLMを俺は訴えていきたい。
今年、32歳腐女子になったので何か書いてみたくて独りで紅白を見ながらこれを書いている。
そんな土地で私は生まれ、進学・就職し、今もこの街に住んでいる。
就職し実家を出た頃から、同人イベントにサークル参加し本を作るようになった。
初めて行ったイベントで、同じ作品やCPが好きな人たちと実際に会って喋ることができて、本当に感動した。楽しかった。
学生時代、それなりに部活をしたり、サークルに入ってみたり、人と関わるように頑張ってきたが、いつでも楽しくなかったのだ。オタクであることは隠していたので、とにかく話題に困った。
田舎だからだろうか。「漫画は読むよ、ナルト読んだことあるし」「アニメは見るよ、ワンピース面白いよね」という程度の人は周りにいたが、イラストや漫画を描く、二次創作を読む、まして書くようなひとは皆無だった。オタクの友達が、もっと言うなら腐女子の友達が心から欲しかった。
そんな人生を送ってきたので、初めて参加した同人イベントのアフターは心底楽しかった。初めて飲み会で「まだ帰りたくないな」と思った。
(つまり、それまではどんな飲み会でも、いつでも「早く帰りたい」と思っていた。友人だけの集まりでも、だ。みんな私を仲間に入れて誘ってくれる、紛れもないいい人たちなのだが、いかんせん私とは好きなものや興味のあるものが違ったのだ)
本を出すのも勿論楽しかったのだが、何よりアフターが楽しかった。地方住みながら年に5~6回は参加して毎回新刊を出していた。一回のイベントで、ペーパーとは別に複数冊出すこともよくあった。
イベント前日に上京してフォロワーさんたちと遊び、イベント当日ももちろんアフター。次に参加するイベントや、出す本のネタのことを話して、スケブを描きあったりして、終電まで遊んで、夜はホテルで厳選戦利品を読みながらお疲れ様ツイート。楽しかった。本当に。心から。
東京は地元に無いものが沢山ある。街はギラギラキラキラしている。そんなところで、美味しいものを食べて、好きなものの話を、同じものが好きな人たちと語り合う。たまらなく楽しかった。
幸いなことに、発刊した本はそれなりに手にとってもらえたので、本の印刷代と交通費はギリギリ賄えていた(宿代やイベント参加費などの雑費がはみ出るくらい)。なので趣味として、金銭面では無理なく続けられた。続けられてしまった。
収入が無くなっては困るので勿論仕事は変わらず続けたが、それ以外。
例えば職場の飲み会、イベント、地元の友人からの誘い、親戚付き合い、そういうものは可能な限り避けて、原稿をするか、アニメを見るか、フォロワーさんとスカイプで萌え語りするようになった。だってリアルは同人イベントよりつまらなかったから。
あの頃の感覚として、私のリアル、つまり同人イベントに参加していない日常の時間は「同人イベントまでやり過ごすだけの時間」になっていた。
イベントから帰る飛行機の中で、次のイベントは8月か、はやく8月にならないかなあ、と考えている。
同人イベントがメインパートで、地元での日常は一刻も早く過ぎてほしい繋ぎパート。そういう感覚。
職場ではすっかり付き合いの悪い人間となり、歓送迎会とかの大きな飲み会以外ははじめから誘われなくなった。
地元の友人ともみるみる疎遠になっていった。ちょうどメールからラインへの過渡期だったのだが、私はそんなこんなでグループラインはおろか、ラインの連絡先交換もあまりしていなかった。
私が知らないうちに友人たちはどんどん結婚したり出産したりしていた。私以外はちゃんとお祝いしてたらしい。ごめんなさい。
わくわくしていたし、充実していた。
差し入れでいただいた東京のお洒落なお茶を飲みながら原稿したりアニメ見たりするのが至福の時間だった。
喪女ゆえ結婚は縁が無さそうだけど、仕事はあるし家もあるし同人友達がたくさんいて毎日楽しい。私はこういう生き方でいいんだ、と思っていた。
そしてコロナ媧がやってきた。
感染者数が落ち着いた時期に開催されても、アフターなんてする雰囲気じゃないし、勿論するべきでもない。
何より上京してコロナを持ち帰ったらと思うと、とても参加はできなかった。
別に二次創作はイベントが無くたってできる。家にいればアニメも見られるし漫画も読める。
でも、人と会うことは無くなった。
素直に寂しい。
いつもクリスマスに開催されるオンリーイベントに参加して、アフターでみんなとケーキ食べていたけど、今年は家でコンビニのケーキを食べた。
一方で、アフターしていたみんなは、コロナ媧でも誰かしらとは会ったり話したりご飯を食べたりしているようだった。
つまりリアルの(同人と関係ない)ごく身近な友達とか、家族とか、配偶者とか、職場の繋がりとか、そういうものである。
みんなは同人以外にも繋がりを持って、居場所を持って、日常というリアルパートも真面目にこなしてきたのだ。おそらく。
私にはそれがない。
私は孤独だ。
同人イベントが無くなれば、私は誰とも会うことはないのだ。共にご飯を食べるひとは誰もいない。
今年、ちょっと病気が見つかって入院・手術したのだが、仮にコロナ媧でなかったとしても、私の見舞いに来るひとはいなかっただろう。入退院時に付き添ってくれたのは、唯一残った「リアル」の繋がり、両親だった。
仕事の細かい悩みとか、最近気になり出した老後の不安とかも同人友達にはなかなか話せない。
そういうことなのだ。
よく仕事以外にも、趣味などの居場所を作りましょう、と言う話を聞く。
私はそういう話を聞くたび、「私には全く関係ないな、仕事以外無いひとはかわいそうだな」とか思っていた。趣味が充実していたから。
むしろ同人なんていうのは、よく考えれば仕事より脆い繋がりだ。ジャンル移動とか、急な解釈違いや冷め、地雷とか、諸々あるのだから。
もちろんきっかけは同人で、そこから生涯の親友になるケースもあるんだろうけど、それはよくある話、というわけじゃない気がする。
最近はコロナの感染者数も減ってきて、同人イベントも活気を取り戻しつつある。冬コミもめでたく開催された。私も来年は参加したいな、と思っている。アフターが難しくてもイベント参加はしたい。推しCPが、絵を描くのが、二次創作が、本を作るのが好きなのは本当だから。
でも、(縁起でもないが)また別の疫病が流行るとか、災害とか、世界には何があるかわからない。
そもそも私が同人を、アニメを、漫画を、ずっと変わらず楽しめる保証もない。
同人以外を捨てる生き方はやめたほうがよさそうだな、と私は思った。
だから来年は(書いているうちに、もう今年になってしまったが)リアルの日常も、もう少し真面目にこなしてみようと思う。大事にしようと思う。
少なくとも、結婚おめでとうと言えてない地元の友達にはラインを送ろう。年賀状ラインを兼ねて。お詫びも添えて。許されるならお祝いもしたいけど、今さらって感じかな。ラインギフトとかなら相手も気軽に受け取れるのかな。
職場では人数分散して新年会すると言ってたから、それも誘ってもらえたなら参加してみよう。今さら参加してきたらみんな引くかな。少なくとも手術入院のとき休暇とか色々便宜をはかってくれた上司、私がいない分フォローしてくれたみんなには丁寧にお礼を言おう。
という、これまでの振り返りと今年の抱負であった。
おわり