はてなキーワード: サボテンとは
俺が行ったことのある王立植物園はただひとつ、マドリード王立植物園なんだけど、かなり好きだったんだよ
行ったのはたしか3月で、まあガッツリ冬なんで、これといって花なんかが咲いてるってことはなく、むしろ全体的に冬枯れの雰囲気が漂い、ダウンビートな感じだったんだけど、それがかえってよかった
人も少ないしね
とはいえ、俺とてそこまで侘び寂びを解する心を持ってるわけじゃないので、やっぱり一番印象に残ってるのは、季節に関係なく在る温室ということになる
マドリード王立植物園、たいしてデカい温室はないんだけど、2棟あるっていうのが特徴的だった
ひとつはまあ普通の現代的な温室で、サボテンコーナーと熱帯コーナーに分かれている、オーソドックスなもの
もう一つが個人的に一番よかった
なんでも19世紀に作られたっていう、そこそこ由緒のある、つまりは古い温室で、まあまあボロい感じがあるし、中にも大したものはないんだけど、とにかく雰囲気がいいんだよな
テニスコート程度の広さで、通路は狭く、所狭しと植物が植えられてんだけど、特に解説なんかがあるわけでもなく、見た感じメチャクチャ変わった植物があるわけでもない
しかしまあ流石に温室なので、なんとなく外よりは南国っぽい感じがあるし、植物も元気な感じがする
細い水音がずっと聞こえていて、半透明のガラスを透かして冬の弱い日差しが入ってくるのが心地よい
客は全然来ない
俺は15分くらいいたけど、他の客はたしか2組くらいしか来なかった
ベンチなんかも特にないし、見るべきものがあるかっていうとないので、なかなか長居はしにくいんだけど、でも、すげえ良かったんだよ
今まで見た中で一番好きだった温室かもしれん
ショボいんだけど、ショボさが良いんだよな
【植木鉢】
・無印とかで売られている底面給水鉢
(穴なし植木鉢は難しい)
【肥料】
【水やり】
鉢底に穴の開いてる植木鉢
・水やりは土がカラカラに乾ききってから1日後(水を好む種類の場合。普通の観葉植物で3~4日、乾燥を好む種類なら1週間~1か月後(サボテンクラス))(土の中に空気がないとおぼれて死ぬ)
・水が鉢の中の土を全部濡らして不要物を軽く流すくらい、鉢の下に流れるまでたっぷりとかけて
・中途半端な水量をチョロチョロ中途半端な時期にあげるのはNG(常に微妙な水分が停留しているような状態だと根が腐る)
底面給水鉢
・下の水溜部分に水を入れておく
・土が乾ききっても1週間程度なら死なないから乾いてもいい
光: なるべく窓際で光を当てる
風: 風通しがいい場所に置く
主にこの3要素だ。
かわいがって毎日水をあげてしまって根腐れして枯れる。植物を枯らしてしまう人のほとんどがこれらしい。
大事にしているのに枯れてしまうというならまず水やりの頻度を見直すべき。
園芸には「水やり三年」との言葉もあるくらい。基本だが、それゆえに難しい。
土を1~2cmほじってまだ湿り気があればその鉢は水を必要としていない。土の表面が完全に乾くまでグッと我慢する。
土はほとんどの植物では、ある程度水はけのいい土が良い。土が乾くと根は水を求めて成長するので、水はけがいい方が「乾く→水やり」のサイクルを増やせるし、根腐れの心配も軽減される。おすすめは「プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土」というやつ。元肥といって、あらかじめ肥料が入っているので自分で肥料をあげる必要がないし、少量から売っている。乾くと土の色が変わるので水やりの指標にもなる。
余裕があれば軽くふるいにかけてから利用すると、微塵と呼ばれる細かい土によって鉢底が詰まって水はけが悪くなるといったことを防げる。
毎日鉢を持ちあげていると鉢の重さで土の水分量がなんとなくわかるようになるので騙されたと思ってやってみて欲しい。
鉢底から流れ出てきた水はそのまま鉢受けに溜めておかずに捨てること。
夏の葉焼けには注意だが窓際でたっぷり光を与えてあげるのが良い。部屋の日当たりが悪いなら耐陰性のある植物を選んだ方が良い。
見落とされがちだが風通しは大切。蒸散を促す上に、根が吸いきれない土の水分は風によって蒸発していく。風がないといつまで経っても土が乾かない。
また、ペパーミントのような草ものは特に蒸れを嫌う傾向があるように思う。
鉢が小さく数も少ないうちは安物のUSB扇風機などでいいので風を当ててあげるのがおすすめ。(エアコン直撃はNG)
以上のことさえ気をつけていればあんまり枯れるということはないように思える。
あとはミントなどの草物より、体力のある木に近い植物の方が調子が悪くなっても持ち堪える確率が高い。
以下におすすめを紹介する。
いきなりありきたりだが、本当におすすめ。
ダイソーなどにも売っているし、根の形がそれぞれ違うので気に入った鉢を持ち帰って育てれば良い。
多少水やりを忘れても枯れないし、水耕栽培でも育つほどには根腐れに強い。耐陰性もあるので強い光がなくても育つ。
それに切った枝を水につけておくだけで発根するくらい生命力があるので増やすのも楽しい。(挿し木で売り物のような根を作るのは難しいが。)
ダイソーで300円で買ったやつはかなり保水性の高い土に植わっていたので植え替えをおすすめする。
小さな鉢なら1000円程度で買える。水やりの頻度は少なめで良い。
かなり日当たりを好むので、日当たりの良い窓があればおすすめ。見た目もカッコよく、簡単には枯れない。
新芽が出てきた時期に日当たりが悪いと一気に徒長してしまうが、だからといって枯れることはないのでかっこいい葉が揃うまで何度でも挑戦できる。
ホームセンター等で安く売ってる。いわゆるサボテンのように水を控える必要はなく、通常通りで良い。
葉が面白い形をしており、うまくいけば花も楽しめる。また、葉をもぎって土に植えれば割と簡単に増やせる。
この植物に限らず、挿し木や葉挿しで根が生えた時の喜びは他に変え難いものがある。
お値段は多少するがいわゆる塊根植物で、盆栽のようになるものもある。
タネから育った株(実生株)でないと塊根にならないので購入時はすでにある程度根が育ってるものを買うのがおすすめ。
多肉っぽい葉をつけるが、水を好むので基本通りの水やりで大丈夫。
おすすめはアイビーのダックフットという品種。その名の通りアヒルの足のような形の葉をつける。
蔦がもりもりしてくるとかわいい。
個人的には、水やりが少なくて済むと言われている多肉植物やサボテンなどは、じゃあいつやればいいのよ?となっていきなりは難易度が高いように思える。
それにこれらの植物は大抵日当たりを大変好み、光量が不足しているとすぐ徒長する。
長くなってしまったが、最初は冒頭の3要素だけ気にしていれば良い。
目の着くところに置いておけば、植物の成長とともに徐々に情報が頭に入ると思う。
枯らしてしまってもあまり落ち込まず、自分の部屋の環境に合わなかったと割り切ろう。
ヘンダー S ヤキニク S ⇔ 雲黒斎 B
毎日動画ばっかり見ているので好きなジャンルの動画を見尽くしてしまった。
そして俺はオススメに表示されるトップYoutuberの動画に手を出した。
そう決め込んで一切見てこなかった。
実際見てみると面白かった。
朝倉兄弟もきまぐれクックもはじめしゃちょーもヒカルもがーどまんもホロライブもカジサックもレペゼン乗っ取られも、
どれもハナクソほじりながら漫画片手で見るのに十分な面白さがあった。
やっぱり人気あるだけあるな。素直にそう思った。
最近はswitchでリファイン版が発売された聖剣伝説レジェンドオブマナ(LoM)を遊びながらトップYoutuberの動画を流している。
隣に何を置くか。どういう順番で置くかで町やダンジョンの属性に変化があり
展開にちょっとだけ違いが出てきたりする。
ホームから遠くに配置するほど敵が強くなるので稼ぎポイントを遠くに配置したりする工夫もある。
戦闘システムはベルトアクションを採用しているため、最近のアクションに比べるとこなれているとは言えない。
また仲間のAIがかなりアホなので見ていてイライラする。でもいざというときには頼りになる。
昔のベルトアクションらしく敵やボスの予備動作を観察して回避していくことが大事になる。
必殺技を撃つ間、くらってる間は敵味方ともに無敵になるのでスカることが多い。イラつく。
シナリオはとてもよい。雰囲気イケメンみたいなスカスカなシナリオだと言われることも多いし、実際、雰囲気は良いけど起きてることはしょうもないみたいなイベントも多い。でも、そういう決して必須ではない何気ない一幕のようなシナリオの積み重ねがゲームの空気感を作っていくのだと思う。ふふっと笑えるようなシナリオやしんみりするようなシナリオ。いろいろあって楽しませてくれる。
メインシナリオと呼ばれる3つの大型シナリオはダイナミックな場所移動や人間関係も複雑に絡み合ってやりごたえがある。
語りすぎないのもよい。解釈の余地を残すというか、余韻を大事にしている感があってよい。
これらのシナリオがランドメイクシステムと相まって様々な順番で入れ代わり立ち代わり起きる。今自分が歴史を作ってる。そういう気分になる。シナリオクリア後に自宅のサボテンくんに話しかけると、思わず笑ってしまうようなちょっとしたシナリオのまとめを書いてくれる。こういった細かいギミックもよい。
鍛冶システム、ゴーレム育成、ペット、果樹園とやりこみ要素も多い。
ペットシステムと言えば発売当時に遊べたリングりんぐらんどが復活していて驚いた。ポケステというプレステのメモリーカードのところに差す玩具があったのだが、それで遊べたミニゲームだ。すごろくになっていて経験値やアイテムを稼げるのだが、そこで稼げるアイテムがわりと破格なので学校でこっそり周回していたのを思い出す。
そんな聖剣伝説レジェンドオブマナのHD版がswitchで3500円くらいで買える。
懐かしい人は買って損はないし、やったことない人も、やっぱり買って損はない。
原作をリアルタムでやったのだが(当時11歳くらい)、とても大好きな作品なので、このたびリマスター版を買ってやってみた(サボテン君の人形付きのやつ)
…おもしろい…!!
正直、思い出補正もあるんだろうけど、
多彩な種族(宝石から生まれた珠魅とか、謎のティーポット型魔法生物とか、美しいセイレーンとか)が今の時代でも目をひく可愛い造形なのはもちろんなんだが、ストーリーもいい(当時からいい話やーと子供にも割と分かりやすかったのだが、この歳になって更に深いなぁと分かったり、サボテン君の絶妙な毒舌具合が更にいいなあと思ったりした。)
音楽もいいんですよ。
原作バージョンとアレンジバージョン両方聴けるんだけど、両方いい。
正直、この手のアレンジは、原作の思い出補正とかが強すぎて、「…え、なんでこんなガヤガヤおしゃれアレンジにしてしまったん…?」てなるパターンも多いんだけど、今作はかなり絶妙にスケールアップしてる感じなのよ。例えばタイトル画面で流れる「懐かしき歌」なんて、コーラスも入っちゃってるんだけど、「え?元から入ってましたけど?」みたいに自然だし、原作厨からしても「ヨシッ!」って感じなの。
一つ一つのエピソードが短くて忙しい現代人でも空いた時間にちょこちょこできるから、みんな買ってやってみてね!!
追伸
スキルは様々。
毒入り抹茶Lv.10、フェミ隠しLv.5、鼻くそ弾Lv.20、茶柱Lv.55、茶柱手裏剣Lv.15、応接スマイルLv.0(固定)、灰皿クリーナーLv.20、給湯座談会Lv.98、陰口Lv.70、観葉植物への水やりLv.30、ゴミ箱のビニール交換Lv.10、辞表の理(ことわり)Lv.60。
ちなみに鼻くそのスキルレベルが低いのは、自分自身相手のお茶に鼻くそを入れることに生理的嫌悪があるからだ。
高圧的な取引先に対して茶柱手裏剣を見舞って転倒させたこともある。
私はフェミだけどイケメンは別口だ。イケメンなら最悪服従してもいい。
そう思っているせいでフェミ隠しもそんなにレベルが上がらない。
しかしN上司の依頼は、バーコード頭のYにもお茶を入れてくれというものだった。
Yには鼻くそ爆弾を何発か見舞った程だ。スキルにはない鼻毛を入れて怒られたこともある。
他ならないNの依頼とあってはしかたないと思い、片方の茶には鼻くそを入れ、もう片方は茶柱を発動して事に臨んだ。
彼女は私が入れたお茶を自分が渡すと言ってぶんどってしまった。
ウェーブはその持ち前の鈍さを遺憾なく発揮して鼻くそ入りをNの前においてしまった。
茶柱が立って喜ぶY。
しまったと思ったが、もう遅い。
私はNの口元に茶が運ばれる前にスキル「観葉植物の水やり」「灰皿クリーナー」を合成してお茶の鼻くそを浄化した。
すかさず聞こえてくるNの声。
「うわなんだ、これ。水じゃないか」
ウェーブは赤っ恥をかき、Nはただの水を飲んだが事なきを得て、Yはホッコリ顔で仕事に励んでいる。
しかしただでは済まない。
ウェーブはブチ切れて給湯室で私に詰め寄ってきた。
何やら喚き散らすウェーブを尻目に「応接スマイル」を連発し、「ゴミ箱のビニール交換」スキルを使ってストッキングを半脱ぎ状態にしてみせた。
ウェーブは転倒して叫び声を上げ、その上に「鼻くそ弾」の直弾、「茶柱手裏剣」が追撃を加えた。
ウェーブは意識を失ったせいで私の弁解タイムはそれなりに確保された。
それ以来スキルは誰にも気づかれていない。
観葉植物の水やりが一瞬んで終わることも、お茶がなんとなくクリーンなことも、全く気づかれることがない。
ただ、私はLv.99だ。なにかかが強いわけではないが、お茶くみの世界では最強だと思う。
しかし、お茶くみの世界で最強、という称号になんの意味があるのかと問いかけられると心細くなる。
そうやってデパ地下で一人心細くなっていると、弁当を入荷している業者さんの荷物――おそらくオキニの牛とろ弁当――が今まさに崩れようとしているのが目に入った。
商品は高価だし、私はお得意様だし、業者さんがリカバーに入ろうとしているのがスローモーションで飛び込んできた。
私の目が光った。
「鼻くそ弾――!」
高速で射出された鼻糞が弁当の底面を滑らせ、高速回転する。
良かったですね、と私は「応接スマイル」を発動。
業者さんは、
「後でお礼したいのでせめて名前だけでも」
そう思うと気が気ではなかった。
大層奇特な面を持つOLとして私は帰宅し、9時台のドラマを見て就寝した。
Lv.99だが特に便利なところはない。睡眠が時短できるわけでもなければ、お給金が上がるわけでもない。
そして、レベル99であることにほぼ誰も気づかない。いや、デパ地下の業者さんも意味不明だろう。
そういえばLv.99ってなんだろうと寝る前に考えた。
みんなの好きなゲーム音楽聴きたいの増田を読んで、トラバとかブクマで挙げられてるやつ聴きに行ったりして、あぁいいなぁ…ってしみじみしたフライデーナイトだった。
ゲーム体験と結びついてるせいもあるのかゲーム音楽ってなんか特別なんだよな。
まぁ音楽はゲームの世界そのものからみたらメタ的な存在だけど、あえてそれも込みでこの世界に住みたいと思うゲームを教えてくれ。
仕事でボロボロになっても双子魔法使いとかサボテン君が帰り待っててくれたら毎日頑張れるわ。
休みの日はドミナの町をあの音楽聞きながらのんびり散策したい。
夜になったら、怪しいけどなんか優しい音楽が流れるロアの町でグマグマ言いながらアナグマどもと会話したい。
そんで滅びし煌きの都市のBGMをバックに「ただいま・・・・」って言いたい。あぁ言いたい。