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2019-05-11

カメラメーカーの違い

2019-05-05

anond:20190505042710

昨今の手ブレ補正は凄い。

話の流れ上SONY信者のようになってしまうが、SONYデジタル手ブレ補正インテリジェントアクティブ」はまるでジンバルを使っているかのような補正精度を持つので試して頂きたい(ただし1080pになるがこの制限時間問題だろう)。

このインテリジェントアクティブカメラ専用機からスマホXperia技術転用されているのも注目すべきこと。

三脚が要らなくなって来ており、その証明観光地を歩くと三脚ではなく一脚を手に持つユーザーが数多く居る上に、むしろカメラ専用機ユーザーの大半が一脚すら持たないという運用をしている。

少し前まではカメラ専用機特にデジタル一眼では三脚必須のような感覚があったが、いつの間にか三脚ユーザーが少数派になってしまった。

ところで、勘違いなのか?と一応は強調しておきたいのだが、今回のエントリではデジタル一眼だけでなくコンパクトデジタルカメラでの動画撮影も加味している。

デジタル一眼が重いというのは確かであるが、たいていは首から下げているか手に持っているので意外と面倒臭さは感じない。コンパクトデジタルカメラであれば尚更。

ただし、世の中には常にスマホを手に持っているようなユーザーも居るので、こういったユーザーカメラ専用機での撮影に面倒臭さを感じるのはどうしようもない問題ではあると思う。

そして、更に付け加えるがスマホカメラカメラ撮影メインストリームであるのは今後も変わらないと言及させて頂いている。

これはスマホカメラ需要の一端が変わりつつあるというエントリなのだ

スマホカメラからカメラ専用機への回帰が今まさにアツい!

iPhone 3GS日本で発売されて以降、カメラ市場(特にコンパクトカメラ市場)はスマートフォンに搭載されるカメラに苦戦を強いられてきたという現実がある。

ただ実は昨今、スマホカメラからカメラ専用機回帰するユーザーが徐々に増えているのをご存知だろうか。

スマホカメラの利点と言えば誰しもが想像するであろう「1つのデバイス撮影から編集、そして他のユーザシェアすることの出来る総合力」が挙げられる。

いわゆる"写メ"に代表されるガラケーの頃から培われたこソリューションは、ライトカメラ撮影を楽しむユーザーを多く取り込み、市場を(現在も)席巻しているというのは常識的である表現しても過言ではない。

スマホ登場以降のカメラメーカーの誤りを挙げるのであれば「ユーザーは画質をシェアしているのではなく思い出をシェアしているのだ」という現実を見ず、スマホよりも高画質であることを喧伝することへ終始してしまっていた。

この流れが変わるのは奇しくもカメラメーカー努力のみではなく、ユーザー需要形態に変化が起きたからであった。

何を切っ掛けにユーザー需要は変化したのか?と言えば、それは"Youtube"や"SNS"へのシェアだ。

Youtube動画投稿するユーザーが増え、様々な環境目的でのカメラ撮影を考えたときスマホカメラでは性能不十分である」という気付きがユーザーの中で起きた。

明るい環境でも暗い環境でも何が起きているのかを伝えたい、小さなグッズをより良く見せたい、より画角自由コントロールしたい、そんな需要から明るいレンズマクロ、広角に対応できるカメラ専用機需要が起きたのだ。

更にこれまたiPhoneが示したポートレートモード代表される美しいボケ味を常に得たいという需要も起きた。

スマホカメラは間違いなく進化している。より手軽により美しくより幅広い表現力を少し前のスマホ比較しても得ている。

しかしながら"一歩先"を意識したユーザーカメラ専用機へ目を向けた際、カメラ専用機進化幅はスマホカメラのそれを圧倒していた。

そもそもを言えば、例えばスマホカメラで高画質と評価されるiPhoneGalaxyXperia採用されているイメージセンサーSONYであるというのはカメラ業界では有名な話である

そして昨今急成長を遂げた中国新興スマホメーカーでもSONYイメージセンサー採用ユーザーの購買理由になるほどの流行を生んだ。

そんなSONYイメージセンサーである裏面照射CMOSのExmor Rや進化である積層型CMOS Exmor RSカメラ専用機にて先行採用されスマホ技術転用されるという流れを持っている。

手ブレ補正も顔認識オートフォーカススマイルシャッターカメラ専用機が先にあり、昨今のムーブメントを起こしている顔認識オートフォーカス進化であるオートフォーカスも新型Xperia採用されることが予告されているが、これもカメラ専用機採用されているものだ。

まりスマホカメラ未来スタンダードカメラ専用機にあり、一歩先を意識したユーザーカメラ専用機進化に新鮮な驚きを示している。

カメラ専用機邪魔という意識GoProアクションカメラというジャンル開拓したことにより低減されつつある。

アクションカメラというラフに扱っても良い安心感と、小型なのに驚くほどスムーズ手ブレ補正は、カメラ専用機経験してこなかったユーザーにとって敷居を大幅に下げる役割を持った。

SONY RX100Ⅵは前述した積層型CMOS Exmor RS採用し美麗な画質を得つつも、コンパクトカメラの小型さ、自撮り可能フリップ可動液晶光学ズーム光学手ブレ補正、瞳オートフォーカス価格が熟れてきた4Kディスプレイ対応した4K HDR動画撮影ハイアマチュアユースのRAW静止画LOG動画撮影可能というコンパクトカメラなのに全部入り

更に言えば、女性が嬉しい美顔モードを搭載している上、撮影したデータスマホ連携機能により無線接続スマホへ保存できる(流石に有線接続よりは遅いが写真数枚撮って転送程度ならばそう待たされる感覚もない)。

重ねてしまうが昨今のカメラ専用機において特筆すべきなのがスマートフォン連携機能であり、撮影したデータスマホ無線転送できるので、片手にカメラ専用機、片手にスマホなんていうことが起きないようになっている。

Instagramのあのアカウントキレイ写真をどうやって撮っているのか?」という疑問への解答はココにある。カメラ専用機で撮って無線転送してスマホシェアしているのだ。しかもそのカメラ専用機は小さなカバンにも入るコンパクトカメラ

こんなムーブメントリードしたのは一体どこのカメラメーカーなのだろうか?

前述した通りカメラメーカー努力のみではなくユーザー需要が変化したかであるが、その需要へいち早く反応したのがPanasonicであり、Youtube専用機とまで言われたPanasonic LUMIX GH5だ。

GH5はコンパクトカメラではなく、ミラーレスデジタル一眼と呼ばれる従来よりも小型化されたレンズ交換式デジタル一眼だが、面白いのはビデオカメラではないのに動画撮影機能意識したデジタル一眼であるという点。

4K動画撮影機能自撮りも出来る可動液晶を備え、ビデオカメラ以外では難とされていたデジタル一眼の4K動画撮影ではありがちな熱暴走を抑える優れた放熱性能を持つ(デジタルカメラ熱暴走すると撮影自動停止する)。

GH5が登場した時期はヒカキンなどで注目され始めていたYoutubeが盛り上がっていく時期と重なっており、Youtubeという需要へ上手くマッチしたのだ。

これを見た他のカメラメーカーも自社デジタル一眼製品4K動画撮影機能採用または既に採用していたカメラメーカーは強化するという選択を迫られた。

それでもデジタル一眼は写真機という意識を強く持ってるカメラメーカーは多いが、カメラメーカー大御所であるキヤノンEOS KISS M、フィルムメーカー富士フイルムはX-T100、SONYα6500やα6400で4K動画撮影機能自撮り可能液晶を備えている。もちろんスマホ転送可能だ。

そんなムーブメントに、よりライトユーザー対象とするコンパクトカメラが追わないはずがなく、前述したSONY RX100Ⅵやキヤノン PowerShot SX740 HSニコン COOLPIX A1000、コンパクトミラーレスデジタル一眼カメラPanasonic LUMIX GF-10などがムーブメント体現している。

ビデオカメラだって負けていない。

GH5でも注目したPanasonicビデオカメラでは可動式液晶へ可動式サブカメラを搭載させたワイプ撮りやマルチカメラ撮りに対応しておりコレもYoutube需要へ訴えかけている。

SONYハンディカムレンズ自体グリグリと可動する空間光学手ブレ補正によって手持ちして全力で走っても驚くほどブレない映像を得ることができ、激しいシーンをフレーミングするユーザーに高い評価を得ている。

空撮一般ユーザーの手中にしたDJIのドローンシリーズVRにも対応した360°カメラRICOH THETAシリーズやInsta 360シリーズそもそも撮影時のフレーミングという束縛からユーザーを開放させた。

決してスマホカメラ需要は無くならないだろう。無くならないどころかカメラ撮影メインストリームは今後もスマホカメラのはずだ。

しかし、スマホカメラが席巻してきた需要の一端がカメラ専用機回帰し始めていることをキャッチアップしないと時代に乗り遅れることは間違いないと強く表明したい。

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追記

現在VLOGで人気の一端を担っているデジタル一眼はGH5であることは間違いない。

これはヒカキン代表一部の人Youtuberたちが使っているからだ。

からこそGH5の価格はなかなか下がらないと考えて良い。

しかし、VLOGで使われているのはGH5だけでなく、それこそiPhoneGoProも使われており、他にはOSMO Pocketと呼ばれるジンバル一体型小型ビデオカメラも使われている。

画質へこだわりのある層はGH5の後継機であるGH5sへ移行している。

更により画質へこだわりのある層はGH5sよりも画質的に有利なSONYのα7Ⅲを使っている。

α7Ⅲを使っている層はハイアマチュア以上だという認識で間違いない。最早VLOGとは言えない映像作品レベルのものを公開しているビデオグラファーに採用例が多い。

最近は手軽にVLOGを撮るという需要から携帯性や画質とコスパ考慮してCANON KISS MやSONY α6400が使われるようになっている。

コンパクトデジタルカメラならばSONY RX100Ⅵがなかなか強いが、4Kが撮れて自撮りできるコンデジならば様々に選ばれている印象はある。

ただ、VLOGで最も使われているカメラは間違いなくiPhone、そしてGoProだ。

VLOGを頻繁に撮影しようと考えるようになってくると動画撮影のためiPhoneバッテリ残量が気にかかってくる。

カメラ専用機を導入すると当然ながらiPhoneバッテリ残量を気にせずとも良くなる。

そこでカメラ専用機を(ググったりして)最初検討へ挙がるのがGoProであることが多いのだ。

GoProアクセサリ豊富自撮り棒は当然あるし、自動車や自転車バイクマウントできたり、ヘルメットマウントすることも可能であり、カバンへのマウント自身の首へネックレスのようにぶら下げることだって可能

しかGoProiPhoneiPadとの連携にも強い。専用アプリがあるので撮影中の映像iPhoneiPadリアルタイムプレビューすることもできる。そのまま編集へ移行することも可能

自身撮影スタイルへ合わせやすいのでGoProが選ばれやすい傾向にある。

GoPro女子」なんていう言葉を見かけた時は「またカメラ業界ごり押し・・・」と怪訝さを持ったものだが、個人的感覚では「半分嘘ではない」くらいの印象。

海や山、観光地などへ行くと確かにGoProを構えている女子は居る。圧倒的にiPhoneの方が多いけれど「まぁ・・・嘘ではないかな?」と思える程度には居る。

このような状況なのでiPhoneGoPro比較するとGH5は人気がないと言って良い。

GH5は人気Youtuberを志す極一部のユーザーから一種神格化を受けている印象がなくもないのだ。

GH5にはGH5sという後継機がある上に、後継機であるGH5sよりもKISS Mやα6400の方が設計が新しいので、GH5信者特定Youtuberへ憧れを持っていない限り旧世代のGH5を選ぶ理由があまりないのである

従って「GH5が人気」なのはVLOGをやっているユーザーの中でも極一部のユーザーに人気ということになる。

これからVLOGというか「動画による思い出の記録をしたい」と考えるのであれば候補として以下を羅列しておくので検討活用して頂きたい。

○一番お手軽

動画向きカメラ専用機入門

コスパ高いデジタル一眼

○高画質デジタル一眼

現在では評価が分かれるので別枠

ビデオカメラ

上記は単純に「4K撮影できて自撮りがしやすい」という独断偏見的な基準抜粋したもので、上記から選んでおけば大きな失敗はないという程度のもの(撮れるっちゃ撮れるけど思ってたのと違ったくらいの失敗はあるだろうが)。

まり自撮りを考えなければ他にいくらでも候補は挙がり、例えばBlackMagick PocketCinemaCamera4Kのようにデジタル一眼の形態を持ちながらも動画撮影へ強くフォーカスした製品もある。

別の増田ホームビデオVLOG表現していたが大幅に間違ってはいない。語源はVideoLOGだがビデオBLOG的な感覚言葉なのだからオシャレである必要もなく、BLOGで書きたいことを書いたようにVLOGで撮りたいものを撮れば良い。

日記BLOGになったようにホームビデオVLOGになった、ただそれだけの話なのだ

2015-10-29

360カメラを1年間使って学んだこと

私がリコーのTHETAを利用して1年になる。THETAは360カメラ代表するカメラだ。360カメラを持ち歩いている間にいろいろあったので、誰かの考えの助けになればと思い、記す。

__事象__

まず、虚実を織り交ぜて、経験したことを書いておく。以下の3つのケースを複数回経験したことで、私は学べたから。

ケース 01

浅草寺の参拝のため、雷門から仲見世、本堂に続く行列に1人で並んでいる時のこと。

靴同士がぶつかりそうな参拝者の列の中、列が進み周りの風景が変わるたびに、私はカメラを手に持ち上に上げ、撮影をしていた。私が何度目かの撮影を終え、カメラを下げたところで、偶然隣にいた人が声をかけてきた。「それはなんですか」

私は黄色いTHETAを持っていた。パッと見ではレンズに気づいたとしてもなんのためのものか、知らない人は気づかないだろう。私は「周囲を一度で撮影できるパノラマカメラです」というような答えをした。人からは「珍しいものですね」というような返事があった。

ケース 02

浅草寺の参拝のため、雷門から仲見世、本堂に続く行列に1人で並んでいる時のこと。

靴同士がぶつかりそうな参拝者の列の中、列が進み周りの風景が変わるたびに、私はカメラを手に持ち上に上げ、撮影をしていた。

帰ってパソコン写真を取り込み閲覧していたところ、自分の顔を片手で、連れと思われる人の顔を片手で、明らかに隠している人がいた。列に並んでいる中でこういう姿勢普通は取らないと思えるほどに明示的に。

ケース 03

浅草寺の参拝のため、雷門から仲見世、本堂に続く行列に1人で並んでいる時のこと。

靴同士がぶつかりそうな参拝者の列の中、私はカメラを手に持ち上に上げ、撮影をした。私が撮影を終え、カメラを下げたところで、偶然隣にいた人が声をかけてきた。「それって全部が撮れるカメラですよね。写真を削除してもらえませんか」

強い言い方に聞こえ、列に並んで隣にいることもあり、トラブルを起こしてはいけないと、まず「わかりました」と答え、持っていたiPhoneでTHETAにつなぎ、相手にできるだけ見えるように削除の操作をした。その人には連れがおり、次に声を掛けられることはなかった。

__学んだこと__
見せびらかさない(だが隠れて使うべきでもない)

360カメラはまだ一般的ものではない。テレビ会社ビデオカメラと異なり、360カメラを見てそれをカメラだと理解する人は少ない。360カメラを知っていても、様々な理由で所有していない人が多くいる。

その中でも、新しい技術や道具に対し、拒否感を示す人が一定数いる。その人に対しては、その技術・道具の存在を忘れてもらうのが一番である、というのが私が身につけた処世術だ。

360カメラを使うときは手を挙げる必要があり、良くも悪くも、目立つ。目立った時、そういう人が近くにいることを知らせてくれるシグナルになっていると思えば良い(だが知った時には大抵近すぎる位置にいる)。

写真の削除には速やかに応じるべきである

肖像権人格権について議論するべきかもしれないが、法的に権利侵害していないとしても、人と人の間には法律以上に信頼の関係があるべきであるコンパクトデジタルカメラと異なり、360カメラ画角から外れることはできない(遠ざかることはできるだろうが)。相手が不快だと思い、その原因が自分にあるのであれば、それを取り除こうとする努力をするべきである360カメラ場合、それは写真の削除しか対応がない。

Googleストリートビューがどうか、とか、監視カメラはどうか、とか、そういう議論はするべきではない。少なくともGoogle削除依頼を受け付けていることを公表しているし、防犯など公共利益保証するものと、趣味360カメラは同じものではない。

しかし、削除を望む声がない限り、私は撮影した写真を削除しない。ケース02の写真は今でもある。なお、私の撮影ブログFacebookなどでの公開を目的としていないので、写真は個人での利用にとどまっている。

なお、削除をしろと言いながら名刺など連絡先の提示を求める人もあるが、提示には応じるべきではない。相手は削除を促す意図か、公開の抑止力を期待していることもあるだろうが、より大きなトラブルに巻き込まれる可能性もある。速やかに削除したことを断言し離れるべきである

撮影できる場所撮影できない場所カメラによって異なることはない

新しい道具は人の認識拡張させる。今まで当たり前だと思っていた風景360カメラで撮りたいと思い、撮ることで新たな発見をすることがある。

しかし、撮影禁止場所はもちろん、電車内や店内など、一般に写真を撮るべきではないと社会認知されている場所撮影はするべきではない。

先週、電車内でTHETAを使った人が、別の人に絡まれているのを見た。その人達の間で何が応酬されたのかは知らない。県で唯一の線路の狭い電車の中で、そういう事件があったことと、1人の声が非常に大きかったから、不快に思い、不憫に思った。だから、こうして考えを書き、公開した。

ありきたりの結論だろうが、360カメラはただの道具である。それを利用する人が考え、慮り、うまく使わなければならない。

 
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