はてなキーワード: コメディカルとは
当方、キャリア12年の内科医なのですが、久々に大学に戻され非常勤含めさまざまな外来風景を拝見する機会に恵まれました。
そこで、外来診療についていろいろ考えることがありまして、思いつくままに書きなぐらせていただきます。
外来といえば先生方には何が起こるかわからない地雷原ですし、患者さん方から言えばよくわからない理由で延々と待たされストレスをためる要因なのではと思います。
外来のすすむスピードは先生によって異なりますし、早いからといって患者さん一人に対する時間が少ないから満足度が低いわけでもなく、
逆に遅いからといってじっくり診てもらえて満足度が高いのかというとそうでもありません。
つまり
に分別されると思うのですがこれは明らかに外来を担当する先生の能力に依存するものです。
診療には様々な待ち時間が発生します。患者さん方は経験したことがあると思いますのでお分かりでしょうが
病院に受診したところで、まずどの科にいけばいいのか、決まったとしてそこに受診できるかどうか(時間制限など)
受診が決まったとして、そこにいたるまでのカルテ作成も含めての手続き、やっとその科にたどり着いたところで
予約の合間を縫って診療となると、診察室にたどり着くまでで莫大な時間を費やします。
やっと診察室にはいったところで、この科ではないということで一気に振り出しに戻るなんていうパターンもありますし
いざ診療に取り掛かるといっても、検査が必要だったとしたら、検査室にいって血液をとったりレントゲンをとったりその結果待ちだったり
そんな現状ですが#1に分類される先生方はこの待ち時間をうまく利用していると思います。
どういうことかといいますと外来をみるときには、まず予診票というものを書くと思うのですが
それらが診察室に上がってきた時点で、ある程度大まかに鑑別をして検査から帰宅(もしくは入院)までのいくつかのパターンを想定してしまっているのですね。
そこから逆算して、必須な検査はこれこれ、なのでその待ち時間はこれぐらいなので先に採血をするとしてその前に簡単な診察だけしてしまおうとか
優先順位をつけてマルチタスクで仕事を流していきます。そしてコメディカルを遊ばせることなく適切にリソースを使っていきます。
もちろん限界はあるのですが、それをすることによってたとえばカルテ記入にしてもメモで手書きで残してあとでお診察が終わった後に入力するなど
これをするためには、最初の鑑別が適切でないといけないというので大変だし、結局患者さん方の見えない時間にタスクを移動しているだけというところでは
あるのですが、結果として外来が早く、患者満足度も高いということになるのだと思います。
一方で#3ですがこのパターンの先生もたくさんいらっしゃいます。
とてもやさしく、親身に話を聞いたりされているのですが、このパターンの先生にありがちなのが、一つの時間軸しか動いていないというケースです。
どんなに外来が混もうが、患者さんが待とうが、自分の決めた工程で、一つ一つに全力を傾け、ちゃんと診察して問診して、検査をオーダーし、その結果を
そのつど詳細にカルテに記載して次の患者を呼ぶときには前の患者のカルテも完成しているという状態になります。
目の前の患者さんには全力を傾けているので、患者満足度は高く、信頼されるのですが、結果コメディカルの待ち時間と実働時間が減り、イライラと残業代を
産み出すことになりがちです。
#2、#4は単なる力量不足です。#2は必要なことまでしてないのでいつかは医療事故を生むもとになりますし、#4は頻度の低い鑑別まで拾い上げて、自己満足のために
いろいろ検査までして結局結論が出せないという結果になりがちです。とはいえ#1は#2へ、#3は#4にクラスチェンジしてしまうことがありますので注意が必要です。
患者さん方として気になるのはいかに#1を探すかということですが、これはコメディカルが一番よく知ってますので、知り合いに看護師さんとか技師さんがいたら
コメディカルの学校を卒業できないような人が社会学科行って卒業して就職出来るとは思えないが
そんなんどの大学にでもいる。
むしろ社会人学生だからだろ、彼らは学費出してくれる親もないし学校内でも浮くし卒後もストレートより就職不利になるわけだから
看護師、理学療法士、診療放射線技師などの養成校に就職目当てで軽い気持ちで入るのはやめた方がいい。
特に発達障害の傾向が少しでもある人には絶対にやめろと言いたい。
具体的には先延ばし、遅刻癖、コミュ障のうちどれか一つでも当てはまったら別の道を考えるべきだ。
7年、8年通った挙げ句に卒業できず去って行った人を何人も見てきた。目的意識の高いはずの社会人学生ですら挫折した人が複数人いた。
華々しくホームページやパンフレットに飾られる国試合格率や就職率の裏にどれだけの留年者・中退者がいることか。
コメディカルに向く人は、与えられた課題をコツコツやるのが苦ではないが、秀才になれなかった人だろう。
医療保健学は学問ではないと思う。学問とはきつさの中にも面白さがあるものだろう。
医療保健学は職業訓練以外の何物でもない。もし入学するならば、それこそ学生になるのではなく軍隊に入隊するのだというくらいの覚悟が必要だろう。
やりたいことが見つからない高校生や浪人生は社会学科(社会福祉学科ではない)に行けばいいと思う。もちろん興味があれば哲学科だろうが数学科だろうがそこに行くのが一番いいが(哲学科に関して言えば、生きる意味といった人生哲学的なことをやりたいのなら慎重になったほうがいい。あそこは半分ドイツ語学科かフランス語学科である)。
社会学科は卒論的な意味で潰しが利くと思う。アニメ・ゲームや性産業まで研究対象になるから、在学中に何か興味の持てる対象が見つかりそれを研究に生かせる可能性は他学科より高いはず。
良いか悪いかはわからないが、元AV女優が東大院に入って本を出したなんていうこともあった。
コツコツ型でない人間が何よりも避けなければならないのは、中退である。
コメディカルを勧める人は口を揃えて「資格を取れば食いっぱぐれない」と言うが、ある年齢以上から給料は伸び悩むし、コスパが良い選択とは言い難い(看護師は夜勤をやれば結構稼げるだろうが)。
もし人体に興味があるなら、それこそ医学科に行かなければ間違いなく後悔する。
どんなに研鑽を積んでも、制度上新米の医師にすら敵わないというのは非常に精神的にきついと思う。
しつこいようだが、就職目当てでコメディカル養成校に入っても得をするのは学校経営者のみである。既に泥沼に足を踏み入れてしまった人は、一留が決まった時点でなるべく早く撤退すること。
医学部を卒業して初期研修(いろんな専門科を数ヶ月単位でぐるぐる回る)を終えた。
不勉強な学生だったし、研修先は無名病院だったから一般化できる話じゃないけど、もやもやしたこと
簡単のため、一般外来診療に話を絞ってみる。直感だけで、何も考えずに診断をくだしている医者は本当に多い。田舎の開業医が出してるわけわからない薬とか本当にたくさんある。でも慢性期疾患とか適当に薬を出してもすぐに結果が変わるわけじゃないから、漫然と経験を積んでも自分の診療内容を洗練させていくのは難しい。外来診療をちゃんとフィードバックをもらいながら教えてもらえることはあまりないし、適当にやっても結果が大きく変わるようには見えないし、診療内容よりも態度や人柄で患者やコメディカルの評価は決まってくる。だから、高い信念を持ち続けていないと、診療技術を向上していくモチベーションがなくなっていってしまう。
外科医なら下手くそだとメスを置かざるを得ないような圧力がある程度働くかもしれないけど、内科医はそういう圧が働きにくいから、ヤブ医者が自分がヤブであるということに気づくことも排除されることもされないままになっているのかなと思う。
重箱の隅をつつくような基礎医学の試験問題で、留年させていくことに一体何の意味があったんだろう?精神修行?
そもそも論だけど、実臨床で重要なのは病態生理より疫学データじゃないのかなと思ってしまう。
病態生理から色々考えて独自かつ複雑な治療をやっている医者もいるけど、本当にアウトカム改善しているのかなと思ってしまう。
まだエビデンスが無いような専門性の高い領域では考える必要あると思うけど、大抵の患者はそんな複雑な病態じゃないんじゃないかな。
UpToDate通りにやっていけばそれで十分なのではないかなと、むしろ専門家以外がUpToDateから逸脱したことをやるのは悪い方に傾くことの方が多いんじゃないかなと思う。
であれば、基本的な症候へのアプローチを反復させて学習させて、徐々にpit fallを教えていくみたな教育プログラムをやったほうがいいと思う。あったらいいと思う。
不確実性が高い領域なので、結果で評価するのではなくて、決まった診断治療アルゴリズムに沿っているかで評価されるべきだと思う。それって楽しくは無いけどね。機械にやらしとけって気持ちになる。
3.ジェネラリスト厳しいです
基本的なアプローチは定型化していく中で、人間に残されている領域は直感と広範な背景知識かなと思ってしまう。
専門領域を絞らないとどっちも得るのは厳しい。
マルチプロブレムに対処するには専門家じゃ厳しいというのには同意するけど、プロブレムリストたくさんある人はもはや寿命なのではと思ってしまう。冷酷ですかね?
エビデンス大好きで論文オタクみたいな先生はすごいなあと思うけど、論文って嘘ばっかりなわけで。自分が会った基礎系の研究者は、論文を出した研究者やラボが信頼できるかどうか、データが自分の経験から逸脱しているものではないかどうかなど、メタな情報を駆使して読んでた。本当に批判的に読むには近い領域で論文を書いている必要があるのでは無いかと思う。RCTがいくら出ようと結局信頼できるのはエキスパートオピニオンなのではないかな。
ひどい。Windows98みたいなUIしている。電子カルテがまともになったら無駄な時間とエラーをどれだけ減らせるかを考えると恐ろしい。
生活習慣病やほとんど寿命の超高齢者への医療見てると、今の医療ってマクロに見て人を幸せにしているのかなって思ってしまう。野菜食べて運動して自分がやりたいことやって満足な時間の使い方をする、ってことにお金を使ったほうがみんな健康で幸せに生きられるんじゃないかな?そもそも皆さんそんな長生きしたいですか?ぼーっとテレビ見たりゲームやってる時間って生きてる時間ですか?その時間を充実させられたら、その分寿命が縮んでも構わんくないですか?とかね。いってそんな充実した人生を送れていないですが。
中年新卒の出直しって色んな人に希望与えるんだなーと分かったので、夫の話もしたい。
言っとくが看護師ではない。
看護学校も受けたのだが、コミュ力が無さすぎて、圏内の専門学校は全落ちした。
笑うしか無かったけど、なんとか別のコメディカルの学校に滑り込めた。
私はブラック企業の正社員と副業をゴリゴリやって、でも世帯年収は300万切ってた。
地方都市で家も車もない。
とにかくランニングコストが低ーい一家だったので、なんとかやっていけた。
学費は夫の親に頼み込んで、最後のチャンスって事で出してもらった。
これがほんとに助かった。
奨学金を借りるか借りないかギリギリの選択だったけど、いま多少身軽に生きて行けるのは、この時の借金が無かったから。
夫、四十路でのこの生活。
寿命を縮めたかもしれないけど、本当によく頑張ったなあと思う。
夫婦仲もずっと良かったので、ネズミが出るような借家暮らしだったけど、あんまり悲壮な思い出も無い。
私も生まれてからずっと貧乏暮らしだったので慣れてるんだな、こういう生活。
ただ、うちの夫の圧倒的アドバンテージとしては、勉強がめちゃできる。
大学中退すること20年でも尚、ステータスを学力に全振りしてる。
コメディカルの中でもかなりお勉強寄りの資格なので、定期試験、卒業試験、国家試験をトントンと進めた。
同級生に中年学生は多かったみたいだけど、そもそも国試前の卒業試験が通らない人もチラホラいた模様。
それまでの4年間を考えるとこれは本当にキツい。
就職も学校が斡旋してくれるので、2社くらい?の面接で決まった。
人手不足で、職業人生のこり20年切ってる中年でもいけるんだな。と感心した。
やっぱりコミュ力が無い中年ってのはそれなりに大変で、2年目くらいまでは上司の当たりがキツい的な事は言ってた。
何も言わずに黙々と邁進するこういうところ、本当に尊敬してる。
ストレス溜めてるかなーと思いつつ、いたわる日々。
ただまあ、夢も希望も無い事言うと、夜学にかよって国家資格取って数年勤めても、まだ基本給は月20万切ってる。
泣けちゃう。
でも中古マンションのローンは組めた。
実家か嫁か。
3年か4年食わせてくれる人がいれば、こういう道もある。
なぜ結婚した…って言われたが、リアル友人にも言われた事ある。
金はこっちが稼げるじゃん。(ちょっとだけど。)
母も定年まで勤め上げたし、一生二馬力で働くのが前提だから、夫に期待するのは優しさだけで済んでるんだろと思う。
でもこれ維持するには二人とも健康でいなきゃねー。
まず「どこの病院を土日営業にするのか」という問題が起こる。皆「私の近くの病院にしてよ」と思うからだ。
そこはまあ国が無理やり割り振れば、と思ったが、現実的には立地住民の不公平感を拭いきれず解決できないか多くのしこりを残すことになると思う。
土日開店の病院がある町には子育て家庭が引っ越しを検討するくらいのメリットがあるだろうし、逆もまたある。
次に、働く側。医師・コメディカルは「土日は学会」という理由がわりと大きいかもしれないが、看護師、事務員は「友人が休んでる土日に私も休みたい」が大きいのではないか。
であれば土日が休日の病院に人気が集中しそうである。休日出勤があるので今ですら友人と予定が合わないことは多々あり、ぼっち感に苛まれている人は少なくないはず……。
今、周りを見渡すと、町医者は以前より随分診療時間に融通を利かすようになっている。夜9時10時まで診療しているところが増えた。
受診する側としてはとてもありがたいが、煌々と明かりが点いているのを見ると大丈夫か?と心配になる。
閉店が遅い分、開店も遅いならまだいいが10時~13時まで開けて、一度閉め16時~21時というパターンもある。しかし皆も分かるだろうけど、間に休憩挟んだってそれほど休まらないよね、特に精神的に。
歯科医院・整骨院は過当競争が第一原因だとは思うけど「土日しか休めない会社員の都合」を汲み取った結果でもある。
便利さを求めると他の誰かに自分が得た便利さ以上の不便さを強いる結果になるのではないだろうか。
そりゃあ病気でしんどいのに一つも病院が開いてないってんじゃ困るが、今でも市町村内の病院で持ち回りで休日診療をやっているし、専用の休日診療所がすでにあると思う。救急車を呼ぶような場合では、24時間救急の病院を探して送ってくれる。
今だって医師とか看護師、コメディカル、事務員、みんな土日出勤あるし、年間休日数は普通の会社員よりずっと少ないと思う。(緊急呼び出しにはさすがに代休がある。がそれすら消費できずに捨ててる人が多い。規定によっては割り増し賃金だけの場合も)
(一方で以前複数あった休日診療所がいつの間にか「2市合同で一つ」になってたり、小児科・産婦人科が縮小されてクローズする病院があったり、公立病院の間口が狭くなってる感はある。人と予算が足りないんでしょう。)
それほどの急を要さないのであれば、土日二日なんとか我慢するという方針もありなのではないか。アレルギー性鼻炎の苦しみを知らないが、その苦しみを知ってもらう努力を病院の代わりに会社に向けるとか。有給・傷病休暇を取ろう。
医師に「なかなか休み取れないんですよ」といえば通常の2週間分でなく1か月分薬を出してもらえることもある。
とまあ、確かに「土日だろうと急病はやってくる」という観点から病院の休日分散はできるならやった方が市民の健康には良いと思う。
しかし一番の問題「どこの病院にどう休日を割り振るか」が解決しそうにない。
落としどころとしては「急を要する場合は休日診療所へ行くか、救急車を呼ぶ」「急を要さないなら土日は我慢。都市部なら#7119救急相談センター#8000小児救急電話相談」という現状維持が一番ましだと思う。
「みんな平日は会社を休めないんだよ」という根本原因を放置したまま「病院側でなんとかしましょう」という場当たり的な対応で進めると医師・看護師・職員の成り手がさらに減って悪循環が加速する。
追記。
歯医者が夜中まで頑張るのはコンビニより多い過当競争の中、高額な初期投資と複数の歯科医を抱えているので(一人の診察に一時間かかることもざらなため)がんばらざるをえないからだよ。
一方で町医者は供給が足りない。平日朝から列ができている。開院三十分後に入ったら一時間待ちはざら。土日休んだら捌ききれないからどちらかを開けて、変わりに水曜休む、実際にはその日もバイトの先生を雇って開院している所も多い。医師の時給はとても高い。
正直儲けはいらないから休ませてくれと思ってる医院の方が多いと思う。
そんなわけで「医者も歯医者を見習え。経営のために土日を開けろ」という意見はちょっと的外れ。
公立病院だと現状患者さんが来ればくるほど赤字になってる気がする。だから歯科とか薬局とか外部に出しちゃって診療科は減った。入院と違って外来は儲からないから科によっては週三日に減らされた。経営を考えるならスリムな方がいいからね。
とはいえ、いっせーのーでで美容室みたいに全部ずらして土日どちらか開けてみるってのはありかもしらんね。代わりに水か木あたりを閉めて。水曜日休みの俺が困るじゃねーか!という意見には「全体の幸福を考えると…」なんていう言葉で我慢してもらうことになるけど。
休日輪番制はいまでも救急とかでやってて、今以上に充実させるなら人員確保の目途をまずたてにゃならん。
あと連休がないってのはわりと怖いことでね、もとから連休のうちどちらかはなんやかんやで出勤になることも多くて、一日しか休みがないといつの間にか「あれ?前回休んだのいつだ?なんか12連勤とかになってね?」という事態が起こりやすい。
現状月~金を10、土日を2で回しているとしよう。計54だ。
これを職員分散で平均化すると7.7だ。職員数が7.7に減ったら仕事が7.7に減るかといえばそうじゃない。時間当たり仕事量は変わらない。開院してたらしてるだけ患者は来る。
まず「どこの病院を土日営業にするのか」という問題が起こる。皆「私の近くの病院にしてよ」と思うからだ。
そこはまあ国が無理やり割り振れば、と思ったが、現実的には立地住民の不公平感を拭えきれず解決できないか多くのしこりを残すことになると思う。
次に、働く側。医師・コメディカルは「土日は学会」という理由がわりと大きいかもしれないが、看護師、事務員は「友人が休んでる土日に私も休みたい」が大きいのではないか。
であれば土日休日の病院に人気が集中しそうである。まあ通常休日出勤はあるので今ですら友人と自分だけ予定が合わないことは多々あるけど。
今、周りを見渡すと、町医者は以前より随分診療時間に融通を利かすようになっている。夜9時10時まで診療しているところが増えた。
受診する側としてはとてもありがたい。ただ、いつも自分が帰宅する時間になっても煌々と明かりが点いているのを見ると大丈夫か?と心配になる。
閉店が遅い分、開店も遅いならまだいいが10時~13時まで開けて、一度閉め16時~21時というパターンもある。しかし皆も分かるだろうけど、間に休憩挟んだってそれほど休まらないよね、特に精神的に。
歯医者・整骨院は過当競争が第一原因だとは思うけど「土日しか休めない会社員の都合」を汲み取った結果でもある。
便利さを求めると他の誰かに自分が得た以上の不便さを強いる結果になるのではないだろうか。
そりゃあ病気でしんどいのに一つも病院が開いてないってんじゃ困るが、今でも市町村内の病院で持ち回りで休日診療をやっているし、専用の休日診療所がすでにあると思う。救急車を呼ぶような場合では、24時間救急の病院を探して送ってくれる。
今だって医師とか看護師、コメディカル、事務員、みんな土日出勤あるし、年間休日数は普通の会社員よりずっと少ないと思う。(公休日の緊急呼び出しにはさすがに代休がある。がそれすら消費できずに捨ててる人が多い)
(以前複数あった休日診療所がいつの間にか「2市合同で一つ」になってたり、小児科・産婦人科が縮小されてクローズする病院があったり、公立病院の間口が狭くなってる感はある。人と予算が足りないんでしょう。)
それほどの急を要さないのであれば、土日二日なんとか我慢するという方針もありなのではないか。アレルギー性鼻炎の苦しみを知らないが、その苦しみを知ってもらう努力を病院の代わりに会社に向けるとか。有給を取ろう。
医師に「なかなか休み取れないんですよ」といえば通常の2週間分でなく1か月分薬を出してもらえることもある。
とまあ、幾つかあるけどやっぱり一番の問題は「どこの病院にどう休日を割り振るか」という問題が解決しそうにないことだろう。
落としどころとしては「急を要する場合は休日診療所へ」「急を要さないなら土日は我慢」という現状維持が一番ましだと思う。
「みんな平日は会社を休めないんだよ」という根本原因を放置したまま「病院側の対応でなんとかしましょう」という場当たり的な対応で進めると医師・看護師・職員の成り手がさらに減って悪循環が加速する。
最近、学生さんに、研修病院の選び方について聞かれることが多くなってきました。
多分、普通の人よりもプチ転科してみたこともあったりとかして、色んな施設経験しているのもあってだと思うんですが
同じことをいちいち語るのもめんどくさいし、何回か語っているうちに言いたいこともまとまってきたような気がするのでまとめてみます。
まず大原則として
「できるやつはどこにいったってできるし、できないやつはどこに行ってもダメ」です。
なんか身もふたもないようですが、いわゆる有名研修病院でもダメなやつはホントだめだったし、場末の市中病院でもこれはっていう子はいました。
最初の二年間が姿勢とか方法論とか一番大事な時期だなんていう人はいますけど、僕はそんな姿勢とかなんて生まれてきてから二十歳になるまでできまっちゃってる
で、二年間で学べる事ってすごく少ないことなので、どこにいってもできる子はその環境の中で学び取ることができることを探して、指導医だけじゃなくて
患者さんやコメディカルにいろいろ教えてもらってぐんぐん成長します。
二年間でもうその環境から学ぶことないわーってなるなんてとんでもなく優秀かバカかどっちかだと思います。
医学部には入れている時点で頭はいい子ばっかりなので、あとは自分の研修先の環境について考えて、質問してくるぐらいなのでまぁ、「できるやつ」の方のカテゴリーに
いるんじゃないかと考えると、そういう子に対しては基本的には好きなとこいきなーっていうのが研修病院の選び方としては言えることだと思ってはいます。
上には「どこでも」ってさらっと書きましたが、実は「誰が行ってもあんまり良くない病院」っていうのが数少ないながら存在します。
指導する気とかまったくないんだけど加算取りたいがために臨床研修指定とかとってる病院です。
こういうとこ行くと、完全に放置されるか、いきなり一人前に扱われちゃってやらすだけやらすくせに教えてもらえないなんてことが起こりえます。
そういう病院はたいがい、いわゆる有名臨床研修指定病院じゃないわりに大学とのかかわりがあんまりない私的グループ病院だったりするので
あと、「誰が行ってもたいがいうまくいっちゃう病院」ってのも存在すると思います。
初期臨床研修制度がはじまってだいぶたつので人気研修病院は様々なタイプの研修医がやってきたはずです。
そうするとどんな困ったちゃんに対してもそれなりの免疫と対処法が蓄積されているはずなのでそれなりの扱いをしてくれるでしょう。
あと、そういう病院は同期も多くて自分を客観化したりとか、助けてもらえたりなんてことがたくさんあります。
もちろん多人数ならではの人間関係のめんどくささなんかもあるかとは思うんですが、柔軟な対応が
あたりはずれのない選択枝としておすすめできるものなのかもしれません。
それと、指導医もやっぱり人間なので、すごく些少なこと、たとえばこっぴどく振られた彼女に似てるなんていう極めて理不尽な理由で
あんまり教えてくれないなんてことも出てくるかもしれません。そういったときに指導医が各科複数存在する方が安全なので
大規模な人気研修病院っていうのが一番安心なんじゃないかなと思います。
結局は様々、病院ごとにカラーはあるとは思うのですが、直接指導する中間層の医者なんていつ飛ばされるかわかんない人たちばっかなので
マッチングが決まった段階と働き始めた段階では全く話が違うなんてことはよくある世界です。だから、あんまり前情報とかは
どこに行こうとできる人はそれなりにできるようになることは増やせるはずなのであんまりそこらへんは気にせずに、「おおはずれ」の病院だけ除外して
あとは、住んでみたい土地柄とか、給料とかそんなんで決めていいんじゃないかなーって思うし、少しでも安全パイをとりたければ
がんばって有名研修病院を受験してください、ってことなんじゃないかと思っております。
あ、ちなみに初期研修の先の進路設定については一部を除けば基本的にはどこでもウェルカムな世界なので、自分さえ強く持っていれば
どこの病院からでも希望の医局であったり病院であったり行くことはできると思います。(それなりにコミュ力は必要としますが)
なので、将来的にこの大学でやりたいからその関連病院でしなきゃいけないとかあんまり思わずに決めたらいいと思いますよ。
もちろん、人間関係ってのは財産なので今あるクラブの上下関係とか知り合いとかを活かしたいなら自分の大学とかかわりがあるところでやったほうがいいと思うし
三年後に少しでも楽したいんなら、初期研修を三年後に自分がやりたいところの関連でやって人間関係を築いた方がいいと思います。
でも、初期研修の間にやりたいことって結構変わりますからね。あんまり気にしない方がいいんじゃないかなー。
最後に、こういう質問を僕にぶつける学生さん、僕は神経内科なので神経内科が好きに決まってるので神経内科の仲間になってもらえるようにうまく誘導する答えを発するにきまってます。
何回か病院に見学に行ったが、とてもじゃないが学生のような生活は無理だろう。
とてもじゃないが、耐えられない。
学生時代はなんとかガールズバーだの風俗だの行って現実から目をそらしていたが。
とてもじゃないが、俺は女性と付き合うことができる人間性は無い。
昔いじめられていたし、明らかに人付き合いがへたくそだし、人格障害っぽいので、とてもじゃないが他人と一緒にいたくない。
風俗ならノーリスクで行けたが、リアルでやったらセクハラなんかで訴えられるかもしれない。
このリスクを減らすために、二次元になれよう、なれようと思っている。
そもそも、21歳くらいまでは、二次元にしか興味がなかった。好きになる女性はいても、二次元で十分だった。
それが、なんか怖くなって22歳くらいからAV見たり、風俗行ったりして必死にリアル女性も愛せるように鍛えてきた。
ソレとともに、痴漢冤罪などが世の中で話題になるにつれ、自分がやっちゃうんじゃないかって恐怖が湧いていた。
恐ろしい。自分の頭では、風俗にいけるチャンスがあれば全部行くつもりだが。
風俗にいけない期間は、おそらくエロゲーやエロ小説で生き延びなければならないだろう。
なんか、チャットで付き合えるキャバクラみたいなシステムないんかなー。FC2とかか?
とにかく、また俺は二次オタになろうと思う。
あの世界にまた戻れるのか?
なんだか、俺がはまってた頃のキモオタ丸出しなアニメが少なくなっているのが不安だ。。。
あと、ゲームをやろうと思う。
なんか、PSでもwiiでもはまれる奴がでれば、耐えられるような気もする。
とにかく。
耐えなければ。
怖いけど、アイドルオタになるのもいいかなって思ってる。
中高一貫男子校→工学部→エンジニアみたいな、物理的に女が周囲にいない環境で生きてる男ってならまだしもさ。
まず最大勢力の看護師が女ばかりだし、それ以外のコメディカルも女率高いし、医者も年寄り世代ならともかく若い世代は女率高いし。
しかも女が多い職場に多い「女は若いうちだけ使い捨て前提or主婦パートだけ、上層は男ばかり」ではなく
女でも役職付いて定年まで勤めるのがごく普通で、女が権力も発言力もそこそこ持ってる世界なんだよね。
それなのにこの認識って本当だったら相当職場で浮いてると思うんだが。
女の同僚と全くコミュニケーション出来てないっぽいんだが。って事は同僚の大半とコミュニケーション出来てないって事になるわけだが。仕事大丈夫なのか?
ググって、まとめて、ラップしてチン!すりゃ、シロウトさん相手に拍手喝采
そりゃ鼻高々のニヤけ顏は止まらないだろうねぇ
しがらみや背負うもののない意識高い系のコメディカルは気楽でいいよなー
日頃たまった医者や上司、同僚への鬱憤をいざ晴らさんと、ここぞとばかりにネットで自己主張
そんなに自身の科学的洞察に自信がおありで、かつ下々に啓蒙活動するだけの余力があるんなら、リアルでも自己主張されてはどうです?
いや、簡単な事です。
id:hisawoooさん、あんただったら、一体どういうプレスリリースなら適切だと思ってるのか、語ってみて下さいよ?
どうせ、論文を読む人々のリテラシーがうんぬんとか何とかで逃げるんだろうが
http://anond.hatelabo.jp/20130108113059
「女医で結婚に不利にはならん」ってならソースを出してくださいな。
http://nurse-time.com/blog/2011/02/02/3935.html
産婦人科医であることが結婚や婚活の妨げになったと感じている女性医師が43.3%に上り、
男性医師の24.5%を大きく上回ることが、日本産科婦人科学会の調査で分かったそうです。
他にも、
「産婦人科女性医師の未婚率、離婚率は男性より高く、子どもの数は少ない。」
「男女ともに未婚者、また、子どもが少ないほど仕事満足度が低く、抑うつが強いことも明らかであり、未婚者の精神的支援が必要。」
http://www.inter-edu.com/forum/read.php?23,2597062,page=11
男性 93.8% 31.6 3.1% 3.1%
女性 63.9% 32.7% 3.5%
男性 15.1% 31.3% 53.7%
女医は、医者との結婚では有利だが、生涯未婚率は一般女性は(10.6%)の2倍以上。
http://2chcollect.blog134.fc2.com/blog-entry-391.html
出会いはほぼ職場。同じ世代の医師はほぼ結婚してるか彼女がいるし、コメディカルとも難しいしでなかなかいないのです。
あとは友人から紹介かな。お見合いパーティーとか行ってる子はいってますね。医者でーすとかいったら引かれるらしい。研修医終わると給料も上がってくるし。
40
なるほど。普通の会社員、全然ありです。でもなんどもいうけど出会いが。。
出会いを求める女医同士の話し合いでは、相手に希望するものは仕事への理解と常識くらいかな。意外と贅沢言ってる子は少ない印象。
題から見て分かるとおり、http://anond.hatelabo.jp/20110929232831のパクリです(書き終えてみれば、パクったのは題名だけですが)。
栄養学科版です。それほどメジャーな学科ではないと思う。管理栄養士になりたい人が行くところと捉えて頂ければ十分です。
そもそも、栄養士という職(資格)を知っていても、具体的にどんなことをするのか分からない方も多くいらっしゃると思います。
悲しいけれど、「給食のオバちゃんのボス」という言葉がしっくり来る現状です。
仕事は多岐に渡るのだけど、後にさらりと触れるので、ここでは省きます。
筆者は栄養学科に行きはしたが、結局は別の道を選んだ脱落者です。
これから書く内容は、現状には即していないかもしれませんが、恐らくそう外れたことでもないでしょう。
筆者がなぜ栄養士として働かなかったのか、ということについても後程述べます。
栄養士を夢見る女学生の方や、栄養系の学科ってどんなことやるの?と思う方、その他お暇な方向けです。
長い序文となりました。本文も長くなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。
他の学部学科ならば、大学生活は割りと時間に余裕があるのではないでしょうか。人生の夏休みとも言われるほどですし。
空きコマがあるのは当たり前、丸々休みの日もある、というのが私のイメージです(他の学科について正直よく分かりませんが)。
栄養学科の場合、たまに空きコマがあっても、休みの日なんてありません。時間割がみっちり詰まっています。月曜日の朝から金曜日の夕方まで何かしらあります。
取りたい資格が少なければ、少しは余裕が生まれますが、逆にひとつでも多く資格を取りたい!となると遊ぶ時間が消えます。
衛生の資格に加え、栄養教諭の資格も取得した友人は、1年生から4年生の間まで、ずっと忙しそうでした。死にそうな顔していました。
また、実験や実習も多くあるので、それらがある日は時間割通りに行かないことも少なくはなく。
管理栄養士になるために必要な科目が必修科目になり、その量が膨大……とまでは行かなくとも(膨大なんて言ったら医師や看護師に失礼だわな)、
かなり多い部類には入るので、他の学科のように単位選択に困るわー、取得に困るわー、なんてことはありません。ここは利点かな……?
1,2年生まではみっちり勉強そして実習、3年生になると時間割の上では余裕が出来ますが、臨地実習に行かなくてはなりません。
給食施設実習(ここでの給食施設とは、保育所、学校、及び老人福祉施設などを指す)、臨床栄養実習(病院)、公衆栄養実習(保健所)の3箇所全て。
準備、臨地実習本番、報告書作成、報告会準備などに追われ、ひとつ終わったと思ったら次の実習が始まるので、3年生は結構忙しい。夏休みは半分くらい潰れました。
4年生になれば、授業ほっとんどねーや解放されたぜイヤッホゥゥ!!だが世の中そんなに甘くない。就職活動と卒業論文(実験)が待っている。
授業もそこそこそれなりにあって、臨地実習もある3年生が恐らく一番忙しい学年です。そんなだからまともな就職活動が出来るのは2月くらいからかな。
ちなみに栄養教諭を目指す人は、そのための実習があるので、さらに遅れます。
(管理)栄養士になりたくない、って人は実習等も適当に乗り切って、時間が出来る12月くらいから始めます。それでも遅いんだろうけどさ。
さて、栄養学科は文系に属するのでしょうか、理系なのでしょうか。
理系の知識がなければまずやっていけませんが(化学と生物、特に化学については高校でしっかり学んでおく必要がある)、
まるっきり理系というわけでもなく、文系のような?こともやります。
管理栄養士は、食事を作ることだけが仕事ではなく、人の相談に乗ったり(カウンセリング)、教育したりなどもします。そのための技術も必要です。
保育所や学校の栄養士の場合、最近は児童生徒等に対し、食の知識について教えることが多くなりました(いわゆる食育、何度か出てきている栄養教諭は食育専門の教諭)。
自治体の栄養士になれば、管轄地域の住民全体の健康について考えなければなりません。収集したデータをどのように統計し、解釈し、どんな計画を立てるか。
また、給食を作ると言ったって、タダで出来るわけじゃないから、経営についての知識も必要となる。あとは福祉についても少しだけやったかなあ。
前述のとおり、実験や実習も多くあります。実験は理系の学科であれば大抵やっていると思うので省きます。
食品や栄養について学ぶ学科なので、調理実習はたくさんあります。1年次はただ指定されたものを作るだけ(それはそれで楽しいしラク)ですが、
2年次から自分で献立を考えて作らなくてはならなかったり(たとえば、腎臓病の方向けの食事の場合、低蛋白高カロリーの献立を実際に考えて作らなくてはならない)、
実際の給食施設のように大量調理し、客(に見立てた学生)に配膳、アンケートを取る実習があったり、一筋縄では行かないものばかりです。
調理ではない実習もあります。たとえば低学年の児童を対象にした栄養教育を計画書から作って(児童に見立てた学生に)実演してみたりとか、カウンセリングの実習であるとか。
リーフレット作ったり、商品開発の実習をしたり、パソコンの実習もありました。
前の項と合わせて、必修の課目が多いし、分野も広い。期末はレポートの山に囲まれ、レポート作成と並行してテスト対策もしなければならないので、大混乱です。
レポートの期日が重なるなんて当たり前。テストは持ち込み不可のことが多い。劣等生は追試の山……。
ちなみに、実習の際はグループ行動が多く、グループ分けも大概教授が指示するので、ひとりぼっちになることはありません。
そういう機会に知り合いや友人が出来るので、他県から一人だけで入学したという場合も、孤立することはまずないかと。
栄養士になった人がキツくなるのか、それともキツい人が栄養士になるのかは分かりませんが、授業中にキツいことを言われることもしばしば。厳しい方が多い。
「あなたたちは即戦力となるために~」なんてのは耳にタコが出来るほど言われます。
実際、管理栄養士として就職したならば、初めての社会人経験であっても管理職として扱われます。
その時にまったく戦力にならないのでは困る、ということ。
調理員のオバちゃんをこらしめる方法を教わったときはどうしようかと思いました。
献立でダメ出しくらうの当たり前、授業中の雑談が思いの外キツいことだったりすることも当たり前(患者さんが亡くなってしまった話とか、派閥の話とか)。
むしろ、こういうことを耳にして、覚悟完了できるかできないかが、栄養士として働くか働かないかの分かれ目である。
筆者は覚悟完了出来ませんでした。これから下記に書く実情もあり。
ここまで栄養学科の話を書いてきましたが、どのように感じたでしょうか。
大学生にしてはずいぶん忙しそうだな、とか、こんなヌルい内容でキツいだなんて笑わせてくれるなど、様々な意見があるかと思います。
私も当時の思い出を振り返りながら書いているので、昔の自分であればキツいと感じたことも、今であれば当たり前と感じるのかもしれません。
それはそれで置いておいて、管理栄養士が実際に管理栄養士として働くと、
他の医療系資格よろしく(管理栄養士をコメディカルと見ない人もいるが)、常に求人はあり、その意味では困らず、食っていくに困りません。
だけど、食っていくことしか出来ません。自分の時間が取れない。食べて寝て仕事して寝て食べての繰り返し、というのが管理栄養士として就職した友人の生活。
ただ、管理栄養士はやりがいがあります。そして責任があります。誰かがやらなければならない、いのちの基本、食事に関わる職業です。
そのことにやりがいを感じ、そのために生きていける人ならば、きっとやっていけるでしょう。
それか、何でも要領よくこなせる人とか、切り替えが早い人とか。
私はそのいずれにも該当しなかったし、あとは早い段階で(ただ入学した後の話でしたが)2ch等を見て、栄養士は基本的にブラックな職業だと判断し、事務職に就きました。
何が言いたかったかというと、栄養士を夢見るお嬢さん(高校生以下)、理想と現実はかなり違うから、考え直すならば今のうちだぜ、ということです。
それから、栄養士の労働環境を知ってほしかった。他の方も様々な場所で腐るほど語っています。
テレビに出る栄養士なんて雲上の人、1000人に1人いるかいないかの超好待遇の人なので、管理栄養士が全員そうだとは間違っても思わないでくださいませ。
それではここまで読んでくださってありがとうございました。
字数制限で文章ぶった切られたので。
http://anond.hatelabo.jp/20080817193348
●論点7
むしろ平時に「かわいそう」の論理を追求する方が、長期的には「かわいそう」な人を増やすのではないか。
共産主義崩壊なんて大袈裟な話は必要なくて、たとえば近代医療の誕生によって駆逐された呪術医療の扱いとか、
ラッダイト運動の時点で生産性が止まっていたらとか、新興産業や技術革新が誕生した時に「かわいそう」だからと
既存の業者を温存していたら、介護産業志望者にとってその助力を必要とする要介護者は、その年齢・状態に達する
までもなく死亡し、社会問題・産業となるほどの数までは至らなかったんじゃなかろーか。要するに最初からお役ご免。
幼少時はもちろん青年期壮年期でさえ生きるのがとても困難な、「かわいそう」な人々の時代で止まっていたかも知れない。
そもそも「かわいそう」に感じる主体は誰なのか、「かわいそう」な相手は本当に「かわいそう」なのかを
考えてもいいはず。企業自身は例とされた百貨店を含め、いずれも利潤を上げる事を目的に活動している。
その意味では競合企業を「かわいそう」な目に遭わせる事を辞さないわけで、あくまで対等な競争の結果
「かわいそう」な状況に陥ったまで。そして企業自身の経営学上の実践としては、潔く市場から退出するか、
経営努力によって「かわいそう」でなくなる(≒相手を「かわいそう」にする)事を目指すかのいずれかとなる。
要するに、「かわいそう」に感じる主体(=個人)の思惑とは別に企業は活動している。百貨店なんて典型的な寡占業種。
では「かわいそう」に感じた主体が、どうしてもその感情の処理をしたい場合はどうか。すぐ思いつくのは「かわいそう」な
企業の顧客となる事だけれど、売れ残るような商品を自腹切って買うのは何となく馬鹿らしいし、仲間集めをしても実質蟷螂の斧。
よって可能であれば行政の働きに期待する事も選択肢として浮上する。けどこの場合、長期的には「かわいそう」な人を
社会全体でもっと増やしてしまう。理屈としては既出だけどもう少し、かつての銀行の護送船団方式を例にしてみる。
護送船団方式は最も弱い金融機関が維持可能なように、金利やサービスなどを行政が細かく規制する事で達成されてきた。
実はそれは同時に最も競争力のある金融機関=強者が、競争を免れ仕事ぶりに比して高い超過利潤を得る事も可能にした。
で、その超過利潤って、結局サービスの受益者である預金者や融資先の企業・家計の負担の事なんだよね。
この場合「かわいそう」の論理は「かわいそう」を他に転嫁しているだけで、弱者でも何でもない連中に援助の手をさしのべただけ。
そして社会全体のリソースの量は(経営革新・合理化が停滞する分)そうでなかった場合よりも下がる。
やがては再分配として割くべき財源も底を突くかもしれない。
他に農林水産業も同様。実際フリーターでもした方がもっと楽に儲かるかも知れないのに、規制を掛け、補助金を注ぎ、
非常に高率な関税を掛ける事で無理矢理維持している。特に穀類なんかはそう。結果、消費者レベルでは非常に高額な
(国際的な食料価格高騰でもまだ輸入した方が安い、しかもそれらは補助金で安くした価格)負担を強いられて、
エンゲル係数の高い層は「かわいそう」な状態に追い込まれている。こうした政策は消費者はもちろん、生産者個人に
とっても長期的には為にならない結果をもたらしている。食糧安保の為と言う人もいるが、異論もあるしここでは議論しない。
また敢えて「大袈裟な話」をすれば、クメール・ルージュが君臨したカンボジアがその代表例と言えるよね。
ブルジョワやインテリ、エンジニアなど高い金融・物的・人的資本を誇る階層を「搾取」の根源として「排除」または転向させ、
近代的な制度や設備を次々に廃棄、他国との交易や援助も拒否し、ほぼ全人民が農民という「理想社会」を建設した。
そこでは全員が平等に生産性が低いから、勝ち負けや格差があるという意味での「かわいそう」な人間はほぼ消失。
しかし結果的には、凄まじい生産性の低下によって餓死者が続出し、またそれを少しでも埋め合わせる為に強制的かつ過重な
労働が営まれ、それが更なる犠牲者増加を招いた。政治的粛清の10倍以上、百万単位の人間が誤った経済観の犠牲者となっている。
無知のヴェールからも到底正当化出来ない、地獄のような社会であった事は間違いない。最近じゃジンバブエも似たようなもん?
シンプルに考えると「かわいそう」の論理は、利益追求が本業でいくらでも換えの利く企業等の事業者ではなく、
本来個人に対して適用すべき話のはず。経済上の競争では敗者は消え去るわけではなく、労働力という資源としてきちんと
再利用できるように、その生活や就業機会をある程度保障・支援する必要がある。しかし(完全な)人権享有主体ではなく、
もちろん資源そのものでもなく、効率本位の存在ながらその意義を否定された衰退産業・企業は、資源の浪費を生み、
社会が利用可能なリソースを減らすという観点から、長期的には退場して、その所有・利用する資源を市場に開放するのが好ましい。
有限な資源は、それをより有効に扱えると考えられる勝ち組企業に集中させるべし。
大雑把に言えば個人さえ救済出来れば何の問題もない。個人への再分配こそ行政の目指すべき使命で、企業にはあくまで競争。
以上から「かわいそう」の論理を経営学講義において差し挟む事は論外として、それを(たとえば経済学上の実験として)
企業間の競争に適用し、行政の使命としてその論理を貫徹させる事は、社会全体はもちろん当人らにも長期的には好ましくないと言える。
あとノロウイルスなんかが蔓延した場合に「かわいそう」だから隔離は止め、なんて事になったらかなり悲惨になりそうだしね。
実際、発生当初何が何だかわからないまま被害が拡大しちゃった所が沢山あったようだけど、それがもっと酷くなる。
そもそも要介護認定という制度がある以上、あるいは医師や他のコメディカルではなく介護労働者にケアさせている時点で、
介護産業自体が大前提として「トリアージ」的論理を含んだ物と言える。専門家がいれば必ずノロの被害が抑えられたって
事もないんだろうけど、その辺の出来る事、出来ない事の区別は重要だと思う。医師ですら時にそうなるんだから、
「燃え尽き」ない為には、全能感をなるべく遠ざけておく方がいいかも知れない。
●論点8?
・・・で、倫理を批判応酬の基準に置いている以上、論争当事者の人間性について何か書いてもいいんだけど、
そういうのは本人の認識より第三者の素の反応の方が重要だと思うんで、不要な面倒を呼び込む恐れもあってパス。
他にも何か書きたい論点があるような気はするけど、面倒なので止め。
他人に要求しておいて自分は平気でそのルールを破るなんて中々面白い人だね。
http://anond.hatelabo.jp/20080811045938
無い知恵絞るのをやめて、他人様のblog↓(それとも本人?)のアイデア拝借したんだろうけど全く駄目。
http://b.hatena.ne.jp/entry/8708498
色んな例で述べたように時間も有限な資源の一つなんだよ。1日48時間ほしいなんてセリフよくあるよね?
もし時間が無限なら、全ての患者にいくらでも労力を割くことが出来る(まあ時間=寿命までだから患者も苦痛はあるが実質死ないんだけど)。
経営判断も同様。周到なマーケティング・シミュレーションに際限なく時間を掛けられのであれば、事業リスクは大幅に低下する。
しかし現実はそうではないから、相対的に効率的で相対的に迅速で相対的に効果的な判断の方法が要求されてくるわけ。医療でも経営でもね。
つまり、これらは相変わらず資源の有限性に促された、経営学的・経済学的資源の最適配分の実践に過ぎない。
トリアージはそうした資源の有限性への対処という課題を、印象的に切り取ってみせる希有な例。
何より件のエントリーのブコメでも、筆者の含意をちゃんと理解した初学者以前のギャラリーが沢山いたんだしね。
というより、トリアージの現場で本当に足りないのは時間じゃないんだよ。
君を含む多くの人が「救命医療・人命に関わる問題にリソースを」と主張するように、マンパワーの頭数から訓練・研修のチャンス、
機械・設備や資金、従事者のケア等色んな物が足りない。そういう大状況があって初めてトリアージのような限界的な現象が生まれるわけ。
もし災害発生と同時に十分な医師・コメディカルを派遣し、被災者を医療拠点へ高速輸送・収容、物資設備の供給も十分という
状況であれば、全員に平時と同じだけ治療を施せる。しかし当然そうした是正には有限なリソース、パイの再分配という壁がある。
言ってみれば、今も国民自身の選択として日々命の「切り捨て」が進行中なんだよ。
結局、依然としてトリアージ的発想はこの世の現実。ちゃぶ台返しどころか釈迦の手の平なんだね。
抽象的な考えを苦手にしている(具体例の知識にも乏しいが)のはこれまでで十分理解したけど、相変わらず酷いよ。
http://anond.hatelabo.jp/20080810210828
>だから「有限」と「足りない」は違うw
一度物やサービスや資源の使用に何故価格なり税金なり規制が付き物だったりするのか、
そして時にそれらが高低強弱上下に変動するのか、理由を考えた方がいい。
まあ「あたまがわるい」から難しいかも知れないけど。
>ご都合主義乙。
翻訳すると「反論出来ませんごめんなさい」という事だよね。
前の「お前は原理主義的資本主義者だ!」とかいう意味不明な逃げ口上と同じだ。
逆選択もWikipediaに載っているはずだから、迷惑も顧みず必死に暴れる暇が有れば調べておくべき。
一応経済学や経営学を勉強したいなんて殊勝な事言ってたんだしさ。FRBの声明はどこかの経済記事もされていたはず。
>企業の全てが利益の最大化を単一目的としてはいない、と書いたんだが。
>本店をつぶしたほうが利益が出る場合でも、本店をつぶさないことがある。
>それは君の中の企業像であって、オープンソースのような形である程度共存共栄を図ってる企業もあるよ。そりゃ競争原理は働いてるけども。
>経営陣の倫理観の話では絶対にありえないと思い込みたがる君の世界観が不思議だ。
そこはお仲間とおぼしきサヨクの皆さんが全否定してくださって(企業は利益追求が本業ではないとの
分裂勘違い君劇場さんの言明に対し、山ほどある食品偽装を前に企業のモラルに何を期待しているの?具象的にも
抽象的にも企業は利益追求が本業、みたいな反論)いるから、安心して論破されたと認めていいよ。この助言は二度目。
例外は原則を覆さない、あるいは一見例外的に見えるような現象も実は原則に沿ったものだったりする、だってさ。
たとえばそちらが必死に拘泥して得意になっている「一見」利益にならない本社の維持でさえ、
従業員のモラルやブランド価値、地域地盤といった経営上の判断が必然的に絡んで来る。
限界的な例を考えれば話はもっと簡単。もし利益を追求しない事によって恒常的に売上高比数百%を
上回るコストを強いられる場合、その企業は赤字、ひいては倒産を強いられる「倫理的」選択を自ら進んで行うだろうか?
もちろんそういうダメ企業は潰れる方が世の中の為になるし、そうなるのが現実でもあるから、どっちでも構わないんだけどね。
まあ君は自称ネオリベらしいから、倫理を専ら企業任せにして公害なり偽装なりが横行しても何も気にしないんだろう。
>ということにしたいんだろうなあ。なるほどそんなごまかし方があったのか。
何なら迷惑顧みずに説明力の例をブコメから大量引用しようか?そうやって意固地に現実を認めないから、
ここのリソースを食いつぶして迷惑掛ける結果になっているんだけど、少しは反省しようよ。
>(追記)書き忘れてたけど、「自分の知能の希少性を思い知る」という表現は、希少性という単語の使い方をちょっと間違ってると思う。
それはそっちが自分で認めたように経営学や経済学一般を知らないからだよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%8C%E5%B0%91%E6%80%A7
述語というのは文脈により意味を変えるの。なんでそうやって恥を上塗りしたがるのか理解に苦しむ。
でまあ、そちらの必死の抵抗にもかかわわらず、流れは最初から何も変わってないから、まとめ的には↓のままでいいね。
http://anond.hatelabo.jp/20080810205804
・トリアージ的な、資源制約下の選択という問題はこの世界の普遍的な現実です。
・一般的に言えば、トリアージ的な資源の最適配分の積み重ねが「かわいそう」な人を(短期的にも長期的にも)最も少なく出来る。
・資源制約下の最適分配・資源の効率的運用という経済学的・経営学的課題の例としてトリアージは有効。
それにしても、あれだけ経済学や経営学に対する無知や理解力の無さを晒し上げられてフルボッコされたのに、
未だに虚勢だけは一人前というのが凄い。たぶん「自分はいわゆるはてなサヨクの一員だ」的なペラペラの
帰属意識に支えられているんだろうけど、素直に彼らに通報して助けを求めた方が格好付くかも知れないよ。
ただ指摘済みのアイデア剽窃の試みは完全に失敗したようだし、目利きの能力もなさそうなのが何ともね。
まあ壊れたレコード状態で生産性ゼロの君だから、このまま頬被りにするのが一番じゃないかな。