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はてなキーワード: クイックジャパンとは

2021-07-17

小山田圭吾時代を超えたバカッターみたいだ

小山田圭吾の例の記事1990年代リアルタイムで読んでた。

渋谷系ってべつに全然メジャーじゃなくて特に自分の住んでた田舎(茨城)では中学とか高校クラスで聴いてるのはひとりいるかどうか。掲載誌ロッキンオンジャパンなんかも街の一番大きい本屋で2冊とかの扱い。普通書店にはなかった。クイックジャパンなんて地元で売ってるの見たことなかった。

小山田記事自分以外に読んでいる人なんていないと思っていたし、ネットもなかったから誰かと語り合うこともなく「へ~ばかだな」くらいの感じだった。

オリパラがらみでこんなに大きな話題になったことに正直かなり動揺している。

ふと思い浮かんだのがSNS炎上するバカッター騒ぎのことだ。友人だけが見ると思っていたSNSちょっとイキって載せた動画自分に興味がないはずの他人にまで広まって世界中から非難される。全世界に公開されていることは頭でわかっていても有名じゃない自分SNSなんて誰も見ないと思ってたのに…。

小山田の今回の件も時代を超えたバカッター騒ぎだなと考えて初めてバカッター当事者気持ちがふんわりわかった気がしてぞっとした。

中村佑介が「中学生の時に漫画村を観ていたことが、就職活動の時に最終面接であばかれるような」って書いていたのがすごくしっくりきた。

念のために書くと小山田のやったことは擁護しないし、オリパラ仕事は受けるべきではなかったと思う。

anond:20210717105036

ロキノンとかクイックジャパンとか他ロック雑誌含め

ミュージシャンインタビューしても音楽以外の話しかしないし

音楽と人格分けて考えたいならそういう

雑誌読まない方がいいしミュージシャンも出ない方がアラが出なくていいよね。っていう

2021-07-15

anond:20210715182223

ロキノンとかクイックジャパンとか音楽の話ほとんどしないじゃん。

そういう場に出てCD売ってるアーティスト捕まえて「作品評価しろ〜!!」とか言われても…。

2021-05-12

anond:20210305215618

超今更だけど嫌オタク流に関しては北尾修一が仕掛け人だよ。

脱線するから書いてないだけかもしれないけどクイックジャパン無視できない存在

2020-09-29

さやわか氏に幻滅した

サブカル全般に明るいライターというイメージだったけど、以下の記事が酷かったので本当に失望してしまった。

ドライブなしのPS5やXbox、クラウドゲーミングの興隆……ゲーム業界に漂う「次の時代」の雰囲気(さやわか) - QJWeb クイックジャパンウェブ

なるほどなー、と思わされるのは、ソニーマイクロソフト、今回はどっちの新機種にも「ディスクドライブのないモデルが発売される」ことです。

要するにCDとかDVDとかBDとか、ああいディスクを読み込ませるドライブを搭載しない(そして安価な)バージョンを用意しているわけですね。

このあたりはややミスリードで、PS5のデジタルエディションは本当に「ディスクドライブが無いだけ」だが、XSSはそれに加えてGPUメモリの性能が低い。廉価版として同じコンセプトの製品ではない、ということに言及しないのは不親切。

Xbox Series X/Sなんて、なんと2001年に発売された初代Xboxから今まで発売されたすべての機種のゲームが動くそうです。すごい。

こちらも少々ミスリード。XSX/Sの後方互換ホワイトリスト方式で、確かに「すべての機種のゲーム」は動くが、「すべてのゲーム」が動くわけではない。

まあここまでなら「ちょっと書き方が悪いね」くらいで済むが。

一方、PS5のほうは新機種と同時に発売される新作タイトル(いわゆるロンチタイトルってやつ)のラインナップが若干しょぼいんじゃないのという噂がある。というわけで、発売前の下馬評では、わりとXboxのほうに注目が集まっているようです。

これは何を根拠に言っているのか謎(本当にどっかの誰かの放言だけを信じて記事にしてんの?)。『スパイダーマン』新作や『デモンズ』リメイクのあるPS陣営と、大看板の『Halo Infinite』の発売を延期したXbox陣営とで、そこまでローンチタイトルに差があるようには見えない。Xbox後方互換を言うなら、主だったPS4のヒットタイトルを追加費用なしで遊べる「PSプラスコレクション」もかなり強力だと思うが…。

だけど、さっき触れたソニーマイクロソフトがやってるゲームのサブスクは逆で、基本はダウンロードなんですよね。そこがまだ、SpotifyとかNetflixとは違う。

前述したマイクロソフトも負けてはいなくて、すでに『Project xCloud』というスマホ向けクラウドゲーミングサービスを開始したみたいです。あと、ソニープレステ旧型機のタイトルを大量にラインナップした同様のサービスを整備するという噂があります

今回いちばん驚いた記述PS陣営はいちはやく2015年からクラウドゲーミングサービスPlayStation Now」を提供している。PlayStation Nowは後にダウンロードにも対応したが、基本的にはストリーミングサービスだと言える。いくらなんでもゲームライターPS Now存在を知らないとは信じられない。

そもそも新型ゲーム機ですら、今ではほかの国で先に発売されて、日本での発売は数カ月以上経ってから、みたいなことが当たり前になりました。

こちらも酷い。PS4やXbox Oneは確かに日本での発売が遅れたが、PS陣営は「あれは間違いだった」とインタビューで語って、そのとおりPS5は世界同時発売になったし、Xbox陣営前世代の最上位機種であるXbox One Xから(もちろん今回のXbox Series Xも)世界同時発売になっている。特にXboxは、One国内販売が振るわなかったにもかかわらず、それでも遅らせることなく発売してくれている。そうした関係者の労苦を踏みにじる発言だ。

まあ、本当に「知らないならライターやめろよ」としか言いようがない。

2020-05-29

町が衰退していくのに、ネットも荒れてて辛い

タワレコカタログを漁ったり、新曲を視聴したり、

本屋クイックジャパンスタジオボイス買って読んだりしていた。

ツタヤで新作と誰が借りるんだってような映画をあさっていた。

ヴィレヴァンに行けば、自分が見つけられないようなニッチな物で溢れていた。

町中を歩いているとフリーペーパーZINE出会えた。


町中での宝探しが終わり、家でネットに向かいカタログの隅に載っているテレビでは聞かないアーティストを探したり、

自分よりも先に調べてまとめている人に感謝しつつ、刺激的なもの出会えた。


次第にお店はなくなっていき、町中を歩いても見つけられなくなった。


カセットテープCDに変わったように媒体は変わっていくもので、ネットの方が便利だからネットに置き換わる方がいいと自分も思っていたが、どうも違った。

ネットは次第に探せなくなった。リンク集といったもののもなくなった。

目につくのは派手な文字が書かれた画像動画政治ばかりになった。


新聞を読むとき政治の話が出てくるのは仕方ない。そういうものだ。

でも政治の話から離れたい時もある。なのにSNS積極的ニュースを流す。

毎日つぶやくことがないような味気ない人生を送っていても、一言物申したくなるように。

2019-05-15

anond:20190514122638

同じこと述べてる人は他にもいるけど、ヤンキーメンタリティのオタは昔からいましたよ

(1980~90年代当時ならプロレス格闘技オタ、ここ10年くらいなら、ニコ動歌ってみたオタク自嘲ネタラップとか挙げてる層が特にそう)

平野耕太とかヤンキー的ノリ大好きだよね。平野ドリフターズみたいに、世界観設定はファンタジーとかSFだけどキャラメンタリティは不良、という作品を描く人も多い

思うに、一部のオタがヤンキーメンタリティを示す理由ひとつは、ある種の背伸び

「強そう」「ナメられない」「大人っぽい」という人物像の類型事例をヤンキーしか知らないから、その真似をしちゃうパターン

たとえば表現規制派みたいなオタにとっての「外部の敵」と接する場合は、とくにそういう態度になるのではないか

(反フェミだと、マチズモ的男らしさ強調になりがち)

さらに言えば、リベラル派によく見られるインテリ的気取りへの嫌悪感もあるのかも知れない

現実身体を動かしたりきびしい上下関係の中で生きる体育会系になるのは無理だが、ミリタリー物は大好きなオタには、その傾向があるのではないかと思われる

・・・

で、不良が大人になってからいじめ武勇伝を気取るメンタリティなのだ

これは案外、ネット普及以来のアングラ気取り、1990年代末に大流行した高卒差別マミー石田(「ドキュン」という語句を広めた人)とか

2ちゃんねる開設後に広まった差別ブーム在日叩きとか)と、相通じるものがあると感じる

かつて1990年代中期、小山田圭吾雑誌の『クイックジャパン』で、ドヤ顔高校時代いじめ体験を語っていた

当時の小山田と『クイックジャパン編集部は、半ば本気で、そういうのが「いじめはよくない」という良識にあえて逆らう過激本音主義カッコイイ、とか思ってたわけだ

それが10年ぐらい経ってネット普及後になってから発掘されて、小山田はぼろかすに叩かれたわけだが

90年代当時の小山田メンタリティと、「在日や女をタブーなく叩ける俺たちスゲー」と盛り上がっていた2ちゃんねらって、根底は同じだと感じてる

だって自分より弱い奴には強がりたいんだよ

それは不良もオタクも同じなんだ

2017-08-29

真木よう子同人編集北尾修一であることに触れないはてなーの不自然

320ページの雑誌制作を一人でやるのは無理だからけがいるのは当然。

でもクイックジャパン編集長がこの件に関わってるのは注目すべきこと。

なのにはてブスルーして「オタクガーサベツガー」連呼

なんででしょうね?

2016-08-21

正しくはないけど間違ってない感じ

http://togetter.com/li/1014493

このマンガ意味はわかる。

後半の引き合いに出した映画にたとえた料理意味はわからないが。

ポイントゴジラ白飯とお新香だけってところ。

オタクと呼ばれる人がもてはやしているものってそういう風に見えがちなんだよね。

エヴァの評判を最初にきいたときにそれ(白米とお新香ではないが)を連想したことを20年ぶりに思い出したわ。

クイックジャパンなんかで竹熊健太郎が大騒ぎしだしてやっとどれどれとみるまでは

この白米にお新香をありがたがってるだけだろ?的な感じがあったなと。

もちろんみたら大熱狂してましたけど。

藤島じゅんはみてもなおそう思ってた。それは別に問題ない。

この場合の引き合いに出した映画とたとえた料理の種類のセンス、というより料理比較したのは筋が悪いと思った。

単純に訳がわからない理屈で煙に巻いているように感じられたから。

なんで白米とお新香なのか、別のなにかはそうじゃないのか?そこいらはもうちょっとだけ丁寧にやるべきだな。プロなんだし。

金こそ発生してないけど商売のところでアヤがついたら損じゃない。

もうひとつバリバリ反発しているブコメレスついても。

これもまたエヴァとき熱狂を薄っすらと思いだす。

エヴァときネットがこれほどではなかったけど「エヴァおもしろがれない人失格」って感じがあった。

集団ヒステリー排他的

この傾向がここんところまた高まっているね。

吉田沙保里銀メダルをあやまることを「なかなくていい」なんていったミッツ・マングローブが叩かれているのにも同じものを感じる。

オタクオタクということで「悪」として排他対象になっていた時期を過ごしてきたものとしてはもうちょっと余裕持とうぜとは思うのよ。

それぞれに逃げ場所と居場所を与える余裕を持たないと自分にも与えてもらえないなと。

2016-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20160706191729

言ったらアレだけどクイックジャパン読んでサブカル気取りが許されるのハタチまでだから。アレは載る所で、読むのはガキだけ。

2016-06-08

サブカルオタク

サブカル

映画 SFミステリ 村上春樹 東浩紀 アフタヌーン ビーム

曽我部恵一 Alfred beach sandal レコード・コレクターズ

【下級サブカル

CUT クイックジャパン お笑い芸人 ロキノン系

上級オタク

作画オタ コミティア メタル

オタク

アニメ 漫画 ゲーム ソシャゲ ラノベ プロレス アイドル

 

オタクは性欲、暴力射幸心中毒性等、低次元な欲求を満たす文化

サブカルのほうが明らかに知的優位に立っているので、どちらが上かを議論する必要は無い。

 

サブカルオタク負け犬同士であり、両者が争ってもみじめなだけ。

サブカルオタクの敵は美術クラシック音楽などのハイカルチャーであるべき。

 

あと「映画オタ」という言葉おかしい。映画サブカルから

映画館で上映するアニメは「劇場アニメ」であり、映画ではない。

2014-11-27

オタクキモオタを分けて話すとスッキリする

オタクサブカルキモオタという言葉を、

以下のように分けて話を進める。


オタク…1つの趣味に深くハマった人を指す。趣味の内容は主にインドア系・文化的ものだが、幅広く多様なジャンルがある。

例えば海外ドラマオタク洋楽オタク韓流オタク漫画オタクアメコミオタクゲームオタクアニメオタクエロゲオタク鉄道オタクなど様々。

サブカルオタクの中でも、いわゆるカウンターカルチャーマイナーだったり前衛的だったりする作品)が好物の人を指す。

漫画だと有名になる前の松本大洋つげ義春ガロやCOMやアックス

雑誌だとコンテニューやスタジオボイスクイックジャパンバーストなど

音楽だと渋谷系テクノニューウェーブポストロック、有名になる前のレディオヘッドドラムンベースクラブミュージック、じゃがらたなどの前衛音楽

映画だとタランティーノB級映画、ニューシネマ系、売れる前のピータージャクソンデビッドリンチホドロフスキー監督などの前衛作品

アニメだと東京ゴッドファーザーズパプリカナウシカラピュタアキラマインドゲーム

その他、ドラッグSFエロ特撮MOONLSDシルバー事件みたいなゲームレトロゲー好きなど

キモオタオタクの中でもカースト最下位の、狭い意味で言われるオタク美少女が出るアニメ深夜アニメに多い)が好き。エロゲが好きな場合も多く、美少女フィギュアを持ち壁紙にしてたり抱き枕を持ったりする。

以上の3つ。

狭い意味でのオタクは「キモオタ」で、広い意味でのオタクは、サブカル内包する。

一般的に気持ち悪がられるのは狭い意味オタク、つまりキモオタ」だけである

ではキモオタサブカルとの差はいったい何によって隔てられているのかというと、

それは実は「アニメキャラが性欲の対象であるか」という点だと断言する。

アニメ女の子に程度の差こそあれ欲情しているのがキモオタで、一般人からすると物凄く気持ち悪い。

サブカルは「作品」として一歩離れた目で見ており、たとえ作品の中の女の子かわいいと感じてもあくま作品評価ひとつであり、

あえてポスターを集めたりフィギュア収集することは基本的には無い。

キモオタ作品の中のキャラに少なから欲情しており、コンテンツの消費目的殆ど作品の中の美少女である

性欲がモニターの向こうの世界なので現実自分の服装などを気にすることも少なく、現実女性に対してアクションを起こすことは殆どない。

ジブリ宮崎駿カントククリエイターとして「オタク」を批判していたが、あれはいわゆる「キモオタ」を批判していたのだろう。

宮崎監督自身は「オタクサブカル)」ではあるが「キモオタ」ではない。

エヴァ庵野監督も「オタクサブカル)」ではあるが、「キモオタ」ではない。

キモオタだとその自己の性欲の対象としてコンテンツを消費しているので、なかなか作品自体の創り手として大成することは難しいのだろう(とパヤオ監督が言ってると理解した)

実際にコンテンツ業界にいると、オペレーター作業員レベルではキモオタが居ることがあるが、ある一定地位以上になるとキモオタは激減する。

作品クリエイトするのは作品自体に興味を持つサブカル層の方が圧倒的に有利なのである

(もちろんキモオタでありつつサブカルという変異種も存在するし単純に区切れない事もあるので、例外の話はここではしないでおく)。

最近オタク」という言葉市民権を得てきたのは色々な理由があるが、そのうちのひとつとして、「まどかマギカ」みたいな、

キモオタの好きそうなロリッ子少女たちが活躍するアニメのくせに、ストーリー演出など作品としての完成度が非常に高いものが多数出てきたというものがある。

(当然ながら「エヴェンゲリオン」の影響が一番デカい)

そしてこれはサブカルが消滅した(吸収された)理由にも関係してくるが、今日疲れたのでここまでにする。

ブクマしろや、このキモオタどもが。

2008-12-23

自分語り(補)

ブクマ

どんどん語って文字にせよ


とあったので、↓これの続き(補足)を。

自分語り

http://anond.hatelabo.jp/20081223011009

1. <「ネクラ」「マニア」「おたく」「オタク」的な人>の定義とその変遷

「所属する共同体コミュニケーションに関心を持たないほど没頭している趣味を持つ人」

こんな感じでどうでしょうか。

異論反論もあるでしょうが、まずはちょっとアイデンティティ(Identity)についてお話させてくださいな。

自分は、アイデンティティーには2つの種類があると考えています。

ひとつは「能動的アイデンティティー」。もうひとつは「受動的アイデンティティー」です。

「能動的アイデンティティー」は、自らが<何か>に属していると自発的に感じるアイデンティティーです。

アメリカに長期滞在し味噌汁が飲みたくなった時に「あ、俺も日本人なんだな」と感じる。

これが能動的アイデンティティー

「受動的アイデンティティー」は、他人が自分に対しカテゴライズする/タグをつけることにより意識されるアイデンティティーです。

道を歩いていて「hey jap!」と侮蔑されたときに感じる「あ、自分日本人なんだな」と感じたときのアイデンティティーです。

・「味噌汁が好きな俺ってばやっぱ日本人」(能動的アイデンティティー

・「外人にジャップって言われたから俺は日本人」(受動的アイデンティティー


ここで注意しなければいけないのは、一般的には能動的アイデンティティーは<想像されたもの>でしかないということです。

イヨンスープを飲みたくなればフランス人なのかというわけではないし、「就職結婚、同僚は家族みたいなもの」と口で言いつつも、

会社人間」という自己言及がフィクショナルな物だというのを多くの人は理解できると思います。

ふぅ、ここでやっと「おたく」の話。

本来、「おたく」という言葉で表現されるような人々は「呼ばれる」ことで

受動的にアイデンティファイされてきたわけです。

こんな感じで

・「あー、君の事もっとネクラな人かと思っていたよ」(「暗い奴」という蔑視)

・「すごく詳しいね。○○マニアだね」(「詳しい人」という尊敬・排除)

・「それっておたくが読むものだよね?」(イミフなものは全部「おたく」と呼んで排除)

・外で遊ばないで家でなんかやってる人→ネクラ

マイナーなことにとっても詳しい人→マニア

コンパとかマスが認めるカルチャーに興味がなくて、漫画とか変な本とか読んでる人→おたく

なので、「ネクラ」と言われると「そうかなぁ?」と疑問に思い、「マニア」と言われるとちょっと喜んで、

おたく」と言われると意味がわからなくて「???」となるわけですよ。

(なぜこの「ネクラ」「マニア」「おたく」の中で「マニア」と呼ばれることだけが喜びにつながったのかと言うと、

マニア」だけは特定ジャンルですごい人・コレクター収集家意味を持って使われていたからです)

んで、時は過ぎ去り例の事件後、岡田さんが「おたく」な人たちのことを「オタク」と言い換えて、流通に乗せたわけです。

大塚英志氏などは、「おたく」から「オタク」に移行したときに宮崎勤的な「何か」が抜け落ちたと批判している)

(「おたく」から「オタク」と言い換えられたとき、マンガアニメゲーム文化が「なぜか」中心となった)

それまでは「店頭に飾ってもらえるくらいにプラモデル作りがうまくなりたくて毎日プラ屋に通う少年」とか、

マンガ絵が好きでファンロードに投稿する少女」とか「鉄道が大好きで教室でマイ路線の時刻表書いてる奴」とか、

「家にあるゲームをやりつくし、怪しげなソフト屋に通うマイコン少年」とかが一律「おたく」であったのに、

なぜかいつの間にか「美少女とかアニメ絵が多用されているマンガアニメゲームを消費する人」が

オタク」のメインであるかのような「幻想」が流通してしまったのが現在なのです。

我ながらなげぇと思うけど続き

2. ぬるヲタ vs ガチヲタ

自分史的には、ぬるとかガチとかって対立構造存在した記憶がない。

そもそも「おたく」な人は

「所属する共同体コミュニケーションに関心を持たないほど没頭している趣味を持つ人」

なわけだし、お金環境(部屋の広さとか)と時間が許す限り(程度差はあれ)没頭するのが「普通」だったので。

マイノリティ同士だから基本互助的だし、濃い人つまり金持ちは単純にスゲェとしか思わなかった。

新参が来ても友達少ないから、むしろ逃げられないように大切に扱ったしw

(ヌル鉄とがガチ鉄なんていない。全員「アツイ」から、濃淡は金・環境時間の差でしかなかった。

金もつとプラ好き少年ジオラママンガ少女同人、鉄は全国旅行マイコン少年は新機種と「相場」が決まっていた)

だいたい、自分たちのことを「おたく/オタク」とは思ってなかったしね。

受動的にアイデンティファイされただけだから、自分たちのことは

マンガ好き、軍事マニアミリタリー好き)、鉄道ファン(鉄)とか思ってた。

仲間内で受動的アイデンティティーの確認なんてもちろんやらない。

日本人日本人に「あなたは日本人ですね」と言っても意味がないように、

「あなたは鉄道オタクですね」なんて言ったことない。

ネトウヨ朝鮮日本人のことを「チョン」と言うように、「外部」の人が「おたく/オタク」って言及してた。

一昔前は呼ばれてはじめて「ああ、おれって『おたく』って呼ばれる存在なんだなぁ」って気が付くもんだった。

仲間内で(濃淡じゃない)興味の「深い浅い」がヒエラルキー化したのって、たぶんネットの影響で「連帯」できるようになってからじゃないかなと思う。

「ぬるヲタ」とか「ガチヲタ」とかって、昔は問題になんかならなかったしね。

(まぁ、今ほど情報作品があふれてなかったってのもあるけど)

(淡から濃に行かない奴は、そもそも「おたく」と呼ばれていない)

(言及するために「発見」された?)

(周囲の雰囲気変わったなぁと思った時期は、「スレイヤーズ」「天地無用」「ときメモ」「サクラ大戦

エヴァ」「ブギーポップ」「ビバップ」「ハルヒ」らへん。倍倍ゲームで「オタク」が増えた印象)

自分としては、岡田さんが"Yes,we are niggers.What's wrong with that?","Black is beautiful "的な意味合いで

オタクで何が悪いの?マンガ面白いでしょ?」って開き直ったという歴史を知らない若い子が増えたんだと理解してる。

それ自体はいい/悪いではないけど、意味もわからずファックミーTシャツを着ている人を見ちゃうような気まずさはあるよね。

3. サブカルってなんぞ?個人的にはクイックジャパン的な

を書こうと思ったけど、長すぎるから割愛。

リブロ-ABC-ビレバンに対する中野タコシェ-新宿模索舎的なカウンターを担っていたような気がする。

ボアダムスとかフィッシュマンズとか鶴見済とかアングラ演劇とかウヨサヨをからかうとか族とか風俗とか鬼畜とか

消えた漫画家とかタイとか死体とか爆弾少年その後とかだいたい赤田祐一周辺だった印象

2008-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20071209232458

> サブカル殺し女子ユニットの流れ

> (PUFFY→)モーニング娘。HALCALIPerfume(今ここ)

> (律儀にも)この順番でハマっていった、音楽好きのサブカル(オヤジ)たちが

> この国の音楽状況を悪化させているといっても過言ではない。

> 洋楽好きでありながら並行して「クイックジャパン」や「BUBKA」を

> 愛読しているようなあなた。あなたのことですよ!

今、Perfumeに夢中な人々は、たいていハロプロヲタ出身のサブカルオヤジ。

「小心者の杖日記」なんか、その理念型なんじゃないかな。

本人たちは自分で「発見」して、自主的に判断した気になっているのに、

結果、似たようなものを似たような順番でハマっては金をつぎ込んでいる。

そのわかりやすい趣味と消費行動を見ていると、まるで草食動物の群れが思い浮かぶ。

Perfumeを語っている人たちは、その後も散らばることが無く、また群れとなって

次の女子ユニットにハマっていくだろう。

「群れとなって動くサブカル」というのは矛盾な気もするけど。

2007-12-09

サブカル殺し女子ユニットの流れ

PUFFY→)モーニング娘。HALCALIPerfume(今ここ)

(律儀にも)この順番でハマっていった、音楽好きのサブカル(オヤジ)たちが

この国の音楽状況を悪化させているといっても過言ではない。

洋楽好きでありながら並行して「クイックジャパン」や「BUBKA」を

愛読しているようなあなた。あなたのことですよ!

2007-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20070514182436

クイックジャパンプレイリスト公開みたいなやつでクチロロ出てて、

ブーキャンとかウータンとか、オーガナイズドコンフュージョンとかDITCとか

ドープ目のヒップホップばっかり挙げてた。

おれはもうそれだけで好きになったね。

2007-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20070305160720

エンタ字幕が出るかどうかがひとつのボーダーライン。心を空にして字幕のないネタを見ると案外面白い(ただし、エンタ色に染まってしまっていることは否めない)。

まあそれはそうとして、いったいディープお笑いファンとは何なんだろう? 笑金エンタや(現在の)はねとびを見て爆笑するやつはレベルが低い。よろしい。

じゃあラーメンズのファンはレベルが高いのか?(いっておくがラーメンズ馬鹿にしているわけではない。ていうか、昨日もKKP観た)。やりすぎを観てればレベルが高いのか? M-1観てブログにえらそうな感想を書くやつがレベルが高いのか? baseルミネ5じ6じに行くやつは? いやいや、中野のちっさい箱に行くやつがレベルが高いのか?

別にいいじゃんってことだ。ゴールデンテレビ観て笑えなければ消せばいい、ようつべで昔の映像を観たり、ド深夜の番組を観たり、ラーメンズDVDを借りたり、(そこまでの気力があれば)ライブハウスに行って名前も聞いたことのない芸人を見ればいい。別に増田に書くようなことじゃない。ざ・たっちだって出始めはマイナーというか、コアな芸人扱いされてたんだし、クイックジャパンがはねとびの特集を組んだ時代もあったわけだ。

(追記)っつーか、最初に武勇伝見たとき(ゲンセキで)は結構衝撃だったよ。

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