はてなキーワード: キバとは
健常な親はそういう子どもの尊厳や権利を傷つける言動をそもそもしないんです
『みんなカジュアルにするよねー』『そういうこともあるよねー』じゃなくて、
『そもそもしない』んです。貧乏人の周りには貧乏人ばかりなのと同じ類いの話
こども家庭庁の配布しているパンフレットとか自治体の児童支援を一読すると良い
▼たたかれていいこどもなんて、いないんだよ
▼目黒区
ただ、自分の親が底ではないと知って、自分の幸運に感謝することは非常に大切なことではあるよね
ワイの家はフリーダムな両親だったし、家庭が荒れている子たちが知り合い・友達だったので、
ブクマカやブクマカ兼ねている増田を見るまでは、底辺だと思っていたんだが、ぜんぜん底じゃなかったよね。認識が甘過ぎた
5ch見ててあまりに辛いから移住してきたけど、まぁ増田もはてブも酷い
共感性が低いので、本当の意味ではぜんぜん腹落ちはしていないかもしれないが、
自己肯定感をバッキバキに折られることが、情緒不安定な親のご機嫌伺いを常にしないといけないことが、
色気付きやがってとか不細工のくせにと自尊心を傷つけられることが、
どれだけ大変なことで、どれだけ人生の大きなデバフとなるかは、
なんとなく理解したつもり
これはネタ・煽り抜きそう。ガチャ大当たりだからマジで感謝しような
ワイの家はフリーダムな両親だったし、家庭が荒れている子たちが知り合い・友達だったので、
底辺だと思っていたんだが、ぜんぜん底じゃなかったよね。認識が甘過ぎた
5ch見ててあまりに辛いから移住してきたけど、まぁ増田もはてブも酷い
共感性が低いので、本当の意味ではぜんぜん腹落ちはしていないかもしれないが、
自己肯定感をバッキバキに折られることが、情緒不安定な親のご機嫌伺いを常にしないといけないことが、
色気付きやがってとか不細工のくせにと自尊心を傷つけられることが、
どれだけ大変なことで、どれだけ人生の大きなデバフとなるかは、
なんとなく理解したつもり
(注:つまり、実際にドキは文章を公表する(あるいは実際に公表したものよりも過激な内容を公表する)つもりが(一時的にであれ)あったのだから、にじさんじ側の(公表されることを前提とした)対応は完全に的外れではなかったと言い訳できる、という意味だと思うけど間違ってたら教えてほしい)
もし私が正しいのだとしたら、これから何が起きるのか?
私がこれまで述べてきたことが多かれ少なかれ正しいと仮定すると、にじさんじにはこれから進むべき道として2つの選択肢がある。ひとつは、ENライバーが長期に渡って沈黙し、その後、徐々に配信を増加させ、セレンとセレンの契約解除の話題については、今後、完全に沈黙するというもの。そしてにじさんじは見当違いの攻撃をやめ、これらの出来事をなかったこととして扱い、ネットユーザーたちが飽きることでタレントに対する叩きが鎮火し、ENが利益を上げられる程度にファンが残るという未来に賭ける。2つ目のアプローチは、最終声明を出してコミュニケーションに齟齬があったことを大まかに説明し、セレンに深く謝罪し、責任者を大砲に詰めて太陽に向かって発射したことを保証することで、タレントと他のマネジメントに対する批判を鎮火させるというもの。
一般大衆を相手にする企業で働く中で気づいたのは、経営陣は、たとえ対策を講じた後であっても、失態をきちんと説明したがらないことが多いということだ。というのも、大衆はそれを聞いて赦すかもしれないが、株主にとっては株価に対する不安感に繋がるからだ。この一連の出来事について私が正しいかどうかは別として、私が望むのは、にじさんじが再建のために必要な改革を行い、合理的な範囲でできる限りの透明性を世間に提供することで、残されたタレントの懸念を払拭することである。しかし、この道を歩むには、重大な失敗について自らの不利になるような告白をする必要があり、同時に、前に進みたいという彼女の願いを尊重するためにドキと協力する必要がある。こうした困難があるため、この惨事が完全になかったことにされる可能性のほうが高いと私は考えている。
最終的な感想
煎じ詰めれば、広報チームの基本的な仕事は、ある問題を理解し、その問題に対する大衆の見方をリアルタイムで分析し、最終的にクライアントの望む方向に大衆の見方を動かすメッセージを作ることである。もし私がここで説明したことが多かれ少なかれ正しいのであれば、にじさんじの広報戦略は、これら3つのタスクのそれぞれを失敗させたことになる。にじさんじの広報チームは、法務部から誤った情報を与えられたため、そのせいで誤ったスタートを切ったのかもしれない。だが、その後、ドキバードの発言や世間の憶測に対応して戦略を調整できなかったことは、この最初ミスとは別の、さらなる失態である。
これらの広報の失敗もすべて、タレントマネジメントの領域で起きた失敗とは別のものだ。ENマネージャーは、最も人気のある女性配信者をサポート・保護することに失敗し、彼女は自殺未遂を起こし、その後、退社交渉のために弁護士を雇うことになった。私が広報という観点からこの大失態を分析しているのは、タレントマネジメントの不始末を謝罪してほしいからではない。そうではなく、いかにして広報の対応のまずさが、会社にとっての悪い知らせを、支社全体の存亡すら危うくさせるような破滅的なスキャンダルに拡大させてしまったのかという点を説明したかったからである。皮肉なことに、にじさんじの広報アプローチがここまで的外れだったことは、我々にとって幸運だったのかもしれない。なぜなら、有能な広報チームであれば、こうした根本的な問題を覆い隠すことで、根本的なタレントマネジメントの欠陥を放置させる結果になったかもしれないからだ。この大惨事をきっかけに、にじさんじの上層部が己を見つめ直し、タレント人事、広報、翻訳サービスを改善するための真の改革を行うことを期待したいが、これまでの動きを見る限り、楽観視はできない。
Redditで高評価を得ていたにじさんじ炎上の解説を翻訳してみた↓
タイトル「私は広報を生業としているが、にじさんじの異様な広報戦略には一つの説明しか思いつかない」
"I work in comms for a living and can only think of one explanation for Nijisanji's bizarre PR strategy"
みんなと同じように、私もにじさんじの奇妙で自滅的なアプローチに困惑し、呆れている。ファンたちは、にじさんの取った行動を説明するために、事実を元にしたもっともらしい解説から陰謀論に至るまで、多くの説を投げかけている。私はこの状況について特別な内部知識があるわけではないが、広報の仕事を生業としている。私の職業上の経験と、にじさんじとドキバードの発言に関する私の知識から言えば、結論は明らかだ。「にじさんじは、セレンが解雇直前に送った職場いじめの説明を大きく誤解した」のだ。
にじさんじが的外れな解釈をしたのは、セレンがこの証言に添付した文書が曖昧だったからなのか、どちらか、あるいは両方の法律事務所が翻訳にミスを犯したからなのか、あるいはENマネジメントが世論に訴えるためにこの文書を冷笑的に解釈したからなのかはわからないが、これまでに起こったことはすべて、この根本的なコミュニケーションの失敗によって説明できると私は確信している。私が正しければ、時系列は次のようになる:
セレンが許可を得るためにラスト・カップ・オブ・コーヒーのMVをポスト。マネジメントは37時間放置し、さらに15時間返信がなかったため、セレンは最終チェックを得ずにビデオを投稿した。この背景や状況について、私たちは知らないことがたくさんある。例えば、マネジメントはこの最終チェックの前にすでにビデオを見ていたのか?見たなら、なぜ彼らは事前に卒業済みのライバーに掛け合わなかったのか?見ていないなら、数カ月に及ぶビデオ作成の過程で、なぜ彼らはこのビデオを見なかったのか?マネジメントの誰かがセレンにチェックの期限を与え、彼女はそれを過ぎてしまったのだろうか?これらの点は、にじさんじにとって不利に働くように思われる。なぜなら、セレンに非があるという証拠があるならば、それをエリーラの配信で示すことができたはずだからだ。とはいえ、これらの点は、その後の悪夢のような広報活動におけるにじさんじの思考プロセスを解明する上では重要ではない。
マネジメントとタレントの両方が、許可を得ずにMVを投稿したことについてセレンに連絡を取り、この直後に彼女は自殺を図った。マネジメントはセレンの緊急連絡先に連絡し、セレンのSNSへのアクセスを遮断し、12月28日にセレンになりすまして不在の理由を投稿した。ここでもわからないことが多い。他のタレント/マネジメントは、コミュニケーションにおいて嘲笑的で、残酷で、虐待的だったのか、それとも彼らの言葉がセレンによってそう解釈されただけなのか。もしタレント/マネジメントが罵倒していたとしたら、それは一度だけのことだったのか、それとも何度も繰り返されていたのか。繰り返しになるが、これらの事実がどのようなものであれ、これから説明する内容には影響を与えない。ここで重要なのは、他の事実がどうであれ、自殺未遂が起きた時点で、意思決定プロセスに関与している広報チームは、広報における悪夢が発生しつつあることに気づくということだ。にじさんじの職場におけるハラスメントやミスマネジメントが原因で、人気ライバーであるセレンたつきが自殺未遂を起こしたと世間に知れ渡ったら、悲惨なことになる。タレントとのこじれた関係を管理するのは広報の仕事ではないが、この時点で、事態がどう進展するかを考慮した上で、今後の対応について話し合いがなされているはずだ。
セレンはにじさんじとのビジネス関係を調停するために弁護士を雇い、両者は今後の話と賠償について話し合う。にじさんじへの復帰についてセレンとマネジメントの話し合いが決裂し、1月下旬までに何らかの決裂が避けられないことを両者が認識する。にじさんじはセレンに、MVが非公開になったのは自分の過失によるものだと説明するよう求めるが、セレンは失敗の責任はマネジメントにあると考えており、さらに、この出来事の前中後におけるにじさんじからの扱いについても不満を持っている。この件に関するドキバードの最初の声明によると、彼女は1月26日に、より中立的な条件でにじさんじから離れることを求めた。
にじさんじの無反応に業を煮やしたセレンの弁護士は、にじさんじの弁護団にセレンの不満を理解してもらうため、にじさんじでの体験談を送るよう提案した。私の理解が正しければ、この瞬間からすべてが狂い始める。にじさんじの解雇通告によれば、セレンは解雇された場合、にじさんじでの経験について公表するつもりであることを(弁護士を通して)にじさんじに伝えていたことが分かっている:「さらに、セレン・タツキは、もし交渉が進展しなければ、自分自身の状況等について公に説明を行うと主張しました」
さて、彼らは今、マネジメントおよび / またはタレントからのさまざまな虐待が感情的な書き方で列挙され、他のライバーの個人情報が載った文章を受け取った。セレンの2回目の声明によると、彼女は、「精神的に最も苦しかった時期に私の考えと過去を証拠とともに記録する」ためにこの文章を書き、その中には「公開されるべきではないプライバシー情報」が含まれている。にじさんじの弁護団はそれを見て、(皮肉なのか素朴なのか、セレンからのあいまいな指示に基づくのか、スタッフからの下手な翻訳に基づくのか、そんなことはどうでもいい)セレンはまさにこの文章を公表するつもりなのだという結論に達した。
すぐに広報チームは緊急事態モードに入り、先手を打って契約解除通知を打ち出せるように奔走し始める。私の経験から言えば、危機的状況下での広報業務では、「完璧」という言葉は消え去り、「迅速」に取って代わる。自分たちの言い分を最初に世間に説明できるというのは大きなアドバンテージだからだ。しかし経験豊富な広報チームであっても、急げばずさんなミスを犯す。このような背景を念頭に置けば、にじさんじがどのように対応を誤ったかは一目瞭然だ。忘れてはならないのが、にじさんじの弁護団は、交渉が決裂した場合、セレンが声明を発表する意向であることをすでに知らされており、(おそらく)NDA違反をした場合のリスクについて、セレンの弁護士に忠告済みであるということだ。今、彼らは「この文書はセレンが公表するつもりの声明そのもの」であり、「NDA違反を犯してでも公表することに決めた」のだと判断した。広報チームはこのやりとりには関与していないだろうが、広報チームは声明文のコピーを渡され、「法務部によればセレンはこれを公表するつもりだ」と告げられた。
広報チームは事前に書いておいたセレンの解雇通知を引っ張り出し、セレンの声明に先回りして反論を追加した。
「ANYCOLORとしては、「Selen Tatsuki」のANYCOLORに対する上記主張は、彼女が活動ルール違反について注意を受け、その責任を転嫁しようとし、ANYCOLORとにじさんじのイメージを傷つけた際に生じた状況を指していると認識しており、ANYCOLOR及び所属ライバーとして、不当な対応は取っていなかったものと認識しています。」
これらの文章は、「セレンタツキからのクレーム」が近い将来公開されることを想定して書かれたのでなければ意味不明だ。これにより、「ドキはタレントからのいじめについて言及しなかったのになぜにじさんじは言及したのか」という最初の謎が解けた。にじの弁護団は、セレンの体験談が世間に暴露されると判断し、それを受けてマネジメントは広報チームに対して先回りするよう指示したのだ。
さらに広報チームは、セレンが提起した個別の告発に反論する準備を始める。セレンの主張の中には特定のライバーに関わる内容もあるため、広報チームは(法務部と協力して)タレントにセレンの文書の一部を見せ、前世や職場でのコミュニケーションといった慎重な取り扱いが必要な話についてどのように喋るべきか指導した。これで、「なぜエリーラ、ヴォックス、アイク、ミリー、エナなどがセレンの文書の一部を見たのか」という2つ目の謎を説明できた。広報チームは、これらのタレントがそれぞれ、本人に向けられた個別の告発に答える必要があると考え、準備を始めたのである。そしてこれは、法務部がセレンの文章の意図を理解していなかったことに端を発している。
にじさんじの解雇通告の直後、ドキバードは用意していた声明文を発表した。この声明文には機密情報や個別具体的な内容は含まれていない一方、自殺未遂を明らかにし、にじENが虐待的な職場環境だと考えていることを発表した。にじさんじがセレン・タツキを解雇してから1時間も経たないうちに、ドキバードは灰の中から立ち上がった。そして明らかに弁護士にチェックを受け準備していたであろう声明を発表した。広報の観点からすれば、にじさんじにとってはこれ以上ないくらいに最悪な事態だ。ドキバードの声明は、最近起きた「#Where'sSelen(#セレンはどこだ)騒動」を彷彿とさせる「私はもう沈黙しません」という一文から始まる。ドキはいじめについて触れたが、それがタレントなのか、マネジメントなのか、あるいはその両方なのかについては曖昧にしたままだった。そのため、先回り作戦によってタレントに言及したにじさんじは、所属ライバーを裏切るような形となってしまった。最後に、ドキは自殺未遂について触れ、にじさんじがこの重大な悲劇を1ヶ月以上隠蔽し、世間を安心させるためにセレンのアカウントでなりすましをしたことを明らかにした。
自分たちの作戦が失敗し、大混乱を引き起こしたのを見て、法務部、タレント、マネジメント、広報チーム、すべてが混乱し始めた。その結果生じたのが、エリーラの配信という広報の大失敗だ。正直なところ、この配信に至った一連の出来事を正確に推測することはできない。現時点では、セレンの告発の詳細について不明な点が多すぎるし、広報の舵取りに影響を与えられる立場にある可能性のある関係者が多すぎる。おまけに、その全員が自分の身の潔白を証明したくて必死になっている。エリーラの配信は、セレンを挑発してにじさんじへの不満を暴露させ、公の場で争わせようとする下劣な試みと読むこともできるし、個人情報流出を心配したタレント主導の反応(しかし実際には自分たちの失敗から目をそらしたいマネジメントがけしかけたもの)として読むこともできるし、他にもいろいろな可能性がある。重要なのは、世論は新しい論点に移行しているのに、にじさんじの論点はアップデートされていないということだ。つまり、ドキはこの論争から立ち去りたいと思っているにもかかわらず、にじさんじはドキを歩くブランドリスクとして扱い続けている。
にじが当該文章について誤解しているとは知らないドキは、この文書は非公開なものであったと説明し、ツイッターで反撃した。ドキはエリーラの配信について触れ、この文書が他のライバーに共有されていることにショックを受けたと伝えた。ドキはまた、タレントが医療記録を読んだのではないかと推測したことから、新たな非難と攻撃が始まった。
非公開の人事書類/医療記録の漏洩というこの告発を評価するために、法務部門が再び招集された。これが事実であれば、信じられないほどの損害となる。広報のプロとして言わせてもらえば、にじさんじがこの次に出した声明は、社内の広報チームではなく、冷や汗をかきながら自分の尻ぬぐいをする弁護士が書いたものだとほぼ確信している。この声明によれば、「セレンと彼女の弁護士の主張の正当性を確認するため、株式会社ANYCOLORは、彼女の弁護士から送られた情報の必要な部分のみを当社のライバーと共有し、社内調査を主導した」。しかし、文章のいかなる部分であれ、それを共有することは「文章を非公開にしてほしい」というセレンの要求に違反する。さらに、セレンの主張の正当性を調査する際に、必ずしもライバーに具体的な申し立てを知らせる必要はない。にじさんじの声明はこれらの点を無視している。また、「弊社ライバーと共有しないでほしいとセレンの弁護士から要求されたいかなる具体的な情報や文書も他のタレントと共有したことはありません」と書いているが、これは法律用語に堪能な読者なら、「法務部以外のすべての関係者に対して非公開にしてほしいとセレンの弁護士から要求された具体的な情報や文書」とは違うことに気づくだろう。
この声明は「調査を行いましたが、いかなる不正行為も発見できませんでした」という類の言葉で締めくくられている。しかし行間を読むと、にじさんじの個人文書の取り扱いに何か問題があることは明らかだ。にじさんじの弁護団は、タレントがこの文書を見せられた理由について新たな理由を作り出し、文書の意図について誤解していたことを隠そうとしたのだ。
この声明と同時期に、ドキは医療情報が流出したという主張を撤回したが、自分の情報の一部が不適切に共有されたという点を繰り返した。さらに前回同様、ここから先に進みたかったと発言。この時点で法務部と広報チームの両者は、状況が緩和する可能性があることを理解した。そしてにじさんじ側の関係者がドキの弁護士に働きかけ、ようやく両者は根本的な誤解に対処し始めた。
最終的に、ドキは最終声明を投稿。当該文書について説明し、自らの具体的な落ち度を認めることはなかったが何らかの誤解が生じたことをほのめかし、プライベートな情報を非公開にする意思を改めて表明し、すべてのファンにタレントへの嫌がらせをやめるよう呼びかけた。「この惨状は法務部がセレンの体験談を正しく理解しなかったことから始まった」という解釈を私に確信させたのは、何よりもこの最終声明だった。ドキの最後のツイートは、論争を収束させるために両者によって吟味され、注意深く作られた声明のように読める。この声明はよく見ると、実に多くのことを一度に行っていることがわかる。文中で伝えられている様々な点について解きほぐしてみよう。
関連:anond:20240220230654 anond:20240213160050
弁護士がにじさんじの炎上を分析する動画:https://www.youtube.com/watch?v=h_5I3JS_k40
リーガルマインドセット(以下、リーガル):アメリカ人弁護士。日本や韓国で仕事をしたことがあり、日本の法律についての知識がある
リーガル:
ひどい慣習だ
そんなことをすればa legal nightmareを呼び寄せるようなものだ
大企業で法人弁護士を務めたことがあるが、こんなことは絶対にしない
通知が行くのは、本人とその弁護士だけ
ゲーター:
セレンの場合は本人に通知すら行かず、友人に教えられてツイートを読んで知った
リーガル:
人々はそういうことをやっていいと思ってしまっているんだ
ディズニーもそれをやっていいと思って、ツイートを介してジーナ・カラーノを解雇した
ゲーター:
本来、契約解除ツイートは1ページだけで、もっと漠然とした内容になっている
こんなに細かく描かれているのは普通じゃない
Vtuberはアイドル文化が根底にあるため、文化的な違いもあるだろう
リーガル:
問題は英語圏での観点を理解していない日本人によって運営されているという点
こういう声明を出すのであればよく吟味する必要があるし、こんな情報を出してもみんなが受け入れると思ってはいけない
契約違反に関する法律はわりとインターナショナル(全世界共通)
ただし、ドキバードがカナダから日本では適用されない法について提訴することは可能
日本の問題について分析する際にはこの点について極めて注意しなければならない
多くの人はこの点を誤解してしまう
例えば外配信をしていて誰かが画面に写ったとして、その人が抗議した場合、即座に修正しなければ大変なトラブルになるので、モザイクを掛けたほうがいい
そういうわけなのでこの言葉はアメリカのそれよりも強い響きがある
1ページ目だけを見ても内容は中傷的だ
日本や韓国では、普通の職場であってもブラックである傾向がある
これをしなければ罰するぞ、評判を下げるぞ、VISAを打ち切るぞ、というような権力構造がある
日本の企業はどこも共に働くのが難しいが、最悪なのがブラック企業だ
日本や韓国で働いた経験からすると、彼らは外人をあまり気にかけない
しかしこのレベルのコントロール下に置かれるのあればほとんどの場合ライバーは社員とみなされる
この時点ではセレンはこのことについてコメントしていないため、問題になりうる
ゲーター:
この点はカナダの法律(健康情報や個人情報保護に関するPIPEDA)に抵触する
アメリカにはHIPPAがあるが、カナダのPIPEDAはそれより厳しく、健康情報の他、住所やローン、年齢、精神状態、障害、職歴に至るまで、本人の同意なしには公開できない
リーガル:
つまり、この点をプライバシー侵害としてカナダで提訴することができる
日本での裁判は大企業相手なので不利な戦いになるが、カナダでの裁判はかなり楽なものになるだろう
この箇所では他のライバーを話題に上げているため、特に問題がある
ハラスメントと他のライバーとが結び付けられているが、もしこれが間違いであれば、他のライバーに対する多大な損害となる
マネジメントに問題があるように見受けられるのに、他のライバーが問題としてやり玉に挙げられていることから、他のライバーがにじさんじを提訴する可能性もある
実際にその合意を読んでみないと確かなことは言えない
ちなみに私はセレンの弁護士から有責性を完全に取り払いたいとは思わない
その合意の中身を読まない限り、セレンの弁護士がやらかしたのか、にじさんじの弁護士が合意を侵害したのか、はたまたそれ以外なのか、わからない
カナダの弁護士が日本の法律には同様の守秘義務がないことを知らなかった可能性もある
国際法を扱ったことがないアメリカの弁護士の多くはよくこの点について勘違いをしてしまい、他国も同じだと思いこんでしまう(が実際はそうではない)
ゲーター:
リーガル:
セレン側は日本の法律には同種の守秘義務がないことを知らなかったかもしれない
そこはドキの弁護士が上手くやったんだろう
「あらゆる発言は自分にとって不利な形で使われる可能性があるから気をつけなさい」と
すべての発言は不利な形で使われる可能性があるのに、べらべらと喋り続けている
私からすれば狂ってる
にじさんじの声明を取り上げたあとにCEOの声明も取り上げるよ
「私たちNIJISANJI ENが非常に明確にしておきたい重要なことがあります」
違法かと言われれば必ずしもそうではないが、でも間違っている
考えても
考えても
でもどうしてその男と結婚したのかが不可解で、その結婚が本当に必要だったのか
納得できないとき、同じく疑問に思ってる誰かのために事実関係を調査して X とかで報告するのもまた【報道】だよね。
でも反対の声が大きくなって仕舞えば、確率的に空気を読んだ(と思い込んだ)悪漢が現れかねない。
ここまでの推論、合ってる?
だとすると誰かの結婚に納得できない表現の自由って、それアリでいいのかな。
追記・
そんな結婚擁護派が批判して、反対派との言い争いで優位に立てば、空気読み悪魔もキバを収めると思う。
でもだとすると、結果的に悪魔が動いてしまったとき、何もしなかった人たちには「十分に結婚を擁護しなかった責任」「結婚に関心を持たず、賛成を表明しなかった責任」も存在するという事になりませんか。