「オリエンタリズム」を含む日記 RSS

はてなキーワード: オリエンタリズムとは

2013-03-06

ゴーマニズム宣言のなんたらって奴の書いた文章がちらっと目に入ってしまった。

そいつドヤ顔がでかでかと乗ってる記事で大層なことを語ってて(お決まり愛国がどうの左翼がどうのだったが)、コメント欄にはもっと影響力のあるメディア先生言葉を載せればいいのに……などと書いてあった。

勘弁して下さい。

せめてナショナリズムパトリオティズムの区別くらい付けてからものを書けばいいのに。

あの人もいい加減学ばないで何年も同じ事してるよな。私なんぞには思いつかない理由でワザとやってるのかも知れないけど。

 

それにしたってネットでこの手の、左翼とか愛国とか外国はどうのとか、記事を見ると毎度なにか残念な気持ちになる。

つい先日も、”なぜ日本はエセ日本人ばかりなのか”などというどこぞのネタ記事を読んで、なんでメディア人間はエセ知識人ばかり目立つのかと落胆した。

ベネディクト・アンダーソン想像の共同体くらい読んでから言ってるんだよな?サイードオリエンタリズムは?

両方ともに、出版されてから時間を経た広く知られた名著で翻訳版も出てるってのに。

ネットでこの手の言論を扱った記事なんてのは、売名屋のフィクションだと思っておくのが無難なようだ。

2012-10-11

莫言かよ

迫害弾圧が今まさに続いている現代中国にありながら

未だに20世紀帝国主義を題材に取るのはなぜ?

クッツェーが取り組んでいるようなポストコロニアルでもないだろうに。

中共への阿りが透けて見えるから莫言は以前からまり信用できない。

パール・バックの再来じゃないの? つまりオリエンタリズムの亜種だと思う。

最近流行りだよなーこういう自演

2011-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20110201222803

ここまであからさまじゃないにしろオリエンタリズム極東日本人の「オリエンタリズム」ってのも変な話だけど)というのか名誉白人様的な書込みは日本語圏のTwitterなんかでもよく見るね。

無論そのほとんどは全く悪意が感じられずエジプト人の行動を賞賛してるというところが逆に頭が痛いわけだが……

サイードから孫引きしておこう。

「彼らは自分自分を代表することができず、だれかに代表してもらわなければならない」(カール・マルクス『ルイ・ボナパルトブリュメール18日』より)

2010-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20100823021338

むしろ日本は客観的に見て歴史に対して総じて謙虚だと思うけどね。そう思われてないのは中韓政治的な意図というよりもむしろ欧米オリエンタリズムや、それに迎合する日本サヨクが原因じゃないかと俺は思うよ。

歴史修正主義者が出たぞー

槍をもてーい

Apeman殿にお知らせせよー

http://anond.hatelabo.jp/20100823011740

答えは「日本ナチスじゃないから」に尽きるよ。

日本戦争犯罪は無秩序で規律を著しく欠いた軍隊典型的なもので、ソヴィエト赤軍とか中国国民党軍とか同様の例は沢山あるからね。

ナチスのやったことはそれよりもさらに一段階重い罪であり、そしてナチス的なるものはドイツから消え去ったわけではない(実際、ドイツに限らず西欧ではネオナチ極右政党がかなりの力を持ってるしそいつらが在特会並のごろつきであることは有名)というだけでそのことは明らかでしょ。

逆に、日本の「修正主義者」並の人間なんて旧連合国を探せばいくらでもいるんだよ。原爆投下や東京大空襲の肯定論者とか、西欧植民地体制での搾取否定論者なんてむしろ多数派なんじゃないかって勢いだし。ドイツだって国防軍(ナチスSSとは別物)はむしろ民族の誇り扱いされてて、ナチスユダヤ人虐殺に協力していたことはタブーだったわけだしね。

むしろ日本は客観的に見て歴史に対して総じて謙虚だと思うけどね。そう思われてないのは中韓政治的な意図というよりもむしろ欧米オリエンタリズムや、それに迎合する日本サヨクが原因じゃないかと俺は思うよ。

2009-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20091129120858

人体の仕組みは川のメカニズムよりもっと複雑だから、『なぜ』そうなるかを現時点で説明しきれないとしても、『確かに良い』と多くの人が言ってきて、今も言っているものについて、まだその理由が分からないうちから捨ててしまうような真似だけはしない方がいいと思うんだ。

これは別にいわゆる東洋医学とやらに限った話でもなく西洋医学とされてる今の医学だって同様の事はある。作用機序のわかってる薬ばかりでもないし、根拠を説明しきれるような治療ばかりやってるならEBMとか言われる事もないわけで。オリエンタリズムで実態以上に西洋医学東洋医学の違いが強調されてるように見える。

2009-09-23

うまく話が通じてないと思った(女性器切除の話)

うまく話が通じてないと思った(「女性器切除」)

女性器切除」

http://anond.hatelabo.jp/20090923003429

に端を発する

「ちょっと待って、「女性器切除」の話題!」

http://d.hatena.ne.jp/font-da/20090923/1253674546

ブックマークコメントを流し読みしてみたが、やや話が通じてないような気がして非常にもやもやした。

この問題に明るくない人間には読みにくいよ。

という指摘があったが確かにそうなのかもしれん。(font-daさんのエントリが悪いわけでは全くない。)

ブックマークコメントをながめていて、私は古典であるサイードの「オリエンタリズム」を読めばいいのに、とまず感じた。岡真理の著作は読んだ事はないが、引用されている部分は「オリエンタリズム」で議論されていた事にルーツがあり、あれを読めばまず基礎の認識ができると思ったから。「イスラーム」と出てきて面食らってる人もいるようだし、想像以上に多くの人にその辺の前提が共有されてないと思った。(「前提が共有されてない」などという生易しい状況ではない恐ろしい人も若干いるようだが……)

だがこのエントリですら長くて読めないと言ってる人たちには無理な話だし、どうしたものか。

私に才能があれば「やるおで学ぶ『オリエンタリズム』」を作ればいいのだろうが……

「彼らは、自分自分を代表することができず、だれかに代表してもらわなければならない」

カール・マルクス『ルイ・ボナパルトのブリューメル十八日』

エドワード・W. サイードオリエンタリズム」より孫引き

先進国(旧帝国主義国)でありなおかつ非白人(が多い)の日本人はこのような問題を考えるのに面白い立場にいると思うのだが……

2009-06-27

かつてGHQ日本人に討論や議論をする事の大切さを教育していた

第三に、自分独自の意見を作らせないこと。

第四に、討論や議論を学ばないこと。

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51481174.html

(「かつて日本教育改革担当したGHQ役人は、こう豪語したそうだ。」)

↑を読んで。

CIE映画とは、GHQの民間情報教育局(CIE)が日本人に対して民主主義思想を植え付けるために製作した教育映画であり、別名・ナトコ映画とも呼ばれている。

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2008-05/kaisetsu_3.html

以前フィルムセンターでこのCIE映画の特集があった。客席はガラガラでしたが……

解説を読むだけでも結構概要が分かるので、いくつか抜粋で引用させて頂きます。

「議事の進め方」

民主主義的な議事の進め方を紹介する作品で、表決や会計報告の方法などが示される。

「労仂組合員教育

新しく労働組合に加入した人への教育方法を伝授する映画で、組合員教育の必要性、その具体的な内容や方法論が平易に解説される。

「漁(すなど)る人々」

漁民たちの貧しく苦しい生活を克明に描くことを通じて、彼らが新漁業法(1949年公布)によって保証された権利を自覚するよううながす作品

「格子なき図書館

図書館法が1950年施行されたことに伴い、国民解放された新しい図書館のさまざまな機能が紹介される。

ディスカッションの手引」

合理的で民主的な議論を進めるために、講壇式討議、バズ・セッション、ロール・プレイング法などさまざまな議論の形式の特徴を、アニメーション場面を挿入しながら解説した作品

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2008-05/kaisetsu_3.html

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2008-05/kaisetsu_4.html

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2008-05/kaisetsu_5.html

以上のように討論、議論の重要性(のみならずその方法まで)や労働者の権利、労働組合図書館重要性とその機能などなど、それがいかに素晴らしいものかを映画という分かりやすい手段で伝えるいわば「民主主義プロパガンダ映画」といった趣です。

たまに演出が極端だったりしてとても面白いので機会があれば一見をお勧めします。

アメリカ日本に対してどういうふうに民主化を施そうとしていたのか、まだ勉強不足で私は全く知らないのですが、「オリエンタリズム」などを一緒に考えるにつけ(「彼らは自分自分を代表することができず、だれかに代表してもらわなければならない」byマルクス)とても興味深いのでいずれちゃんと勉強してみたい。

2008-09-22

エセ心理学者ホイホイ

なんか、わたし、ある種の男性を寄せ付けるんです。

ズバリ

心理学を独学でやりました」タイプ

親が離婚してたり、母親の抑圧が激しかったりしたので

私の持つ家族への屈託とか一見性的に放縦に見える言動とか

「お、お、俺知ってる…フロイトがさ…/ラカンの言うところの…」

鼻息荒く語りたい衝動に駆り立てるみたいです。

しかももう終わった話だからごっつお気軽に土足で踏み込んでくる。

もちつけ、もまいら…。

冷静になれ、私だって本ぐらい読むわ!

家族関係性的なことを調べるのに近代心理学の影響にある作家の本を読めば

そりゃあフロイト的な体験語りがいっちょ上りでしょうよ。

当事者は、自分自身の言葉で語れない…フェミニズムの基本じゃないか。

まさか心理学やっといて社会学やってないのか?勘弁してくれ。

それだけだったら別に構わないのですが

そういうお方に限ってのぞくもう一つの感情。

「君はあたまがいいから僕の言ってることわかると思うけど…」

リーチ!そら来た、やれ来た、ゲゲゲのゲ!

「君の不幸にして野蛮な状況から僕が教え導いて救出してあげる。」

キターーーーー(゜∀゜)ーーーーーー!

一発ツモ!

その上から目線な優越感、万能感、宗教チックな選民思想

先進国男性名物・オリエンタリズム(byサイード)ですね、わかります

私、何がダメなのかしら?存在そのもの?


て思ったけど、

上から目線オトコうぜ」ってのに

いちいちサイードを持ち出す自分がダメなんだって最近気がついた。

2008-07-08

猿ベージ

http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法岩波書店

アレント全体主義起源みすず書房

ウィトゲンシュタイン哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心『東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎『風土』岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙』

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル『白鯨』

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心』

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ『文学空間』

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様』

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械』

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成『雪国』

折口信夫死者の書

太宰治『斜陽』

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥『小説神髄』

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎『日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神

吉本隆明『転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

2008-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20080610223304

いいなぁ。きみぐらい素朴なオタクへのオリエンタリズムみてると、啓蒙とびこえてすがすがしくなるなぁ。

でも、確かにきみのいうようなオタも全くのゼロではないよね。

2008-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20080606045025

IEって画像を非表示にする設定って無いんだっけ?Firefoxなら画像を非表示にできるよ。広告ブロックの機能拡張なんかもあるし。

さすがに繊細すぎる人は自衛するしかないよ。自閉したくないって言ってもね…。自閉せずに戦うんならもっと強くならなくちゃ。

異議申し立てがほとんど通用しなくて絶望してる人いっぱいいるからね。例えば日本では景観、音環境なんかを問題にする人はマイノリティ(どころか下手すりゃ気違い扱い)だよね。

それと余計なお世話で悪いんだけど、フェミニズムとかオリエンタリズムとか人種南北問題とか労働問題とか我々がさらされてる「非対称」性にまつわる問題っていっぱいあるから、そういう事について勉強してみるとかすればいいんじゃないかな。なにか克服できるかもしれない。

2008-03-15

anond:20080315145308

本当だ。消えないうちにグーグルキャッシュからサルベージしておこう。

グーグルキャッシュ初版なので違うところがあるかも。

プラトン国家』 

アリストテレス形而上学』 

ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 

ヘーゲル精神現象学』 

デカルト省察』 

パスカル『パンセ』 

ライプニッツ『単子論』 

カント純粋理性批判』 

キルケゴール『不安の概念』 

スピノザエチカ』 

ルソー社会契約論』 

バークフランス革命省察』 

ジェイムズ『宗教経験の諸相』 

ニーチェ権力への意志』 

フッサール論理学研究』 

ハイデガー存在と時間』 

サルトル存在と無』 

ベルグソン時間と自由』

レヴィナス『全体性と無限』 

フロイト快感原則の彼岸』 

ラカン精神分析の四つの基本概念』 

レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』 

フーコー言葉と物』 

ソシュール『一般言語学講義』 

チョムスキー『文法理論の諸相』 

ヴェイユ重力と恩寵』 

アーレント精神の生活』 

ブーバー『我と汝・対話』 

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』 

ミンスキー『心の社会』 

ライル『心の概念』 

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法』 

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』 

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義精神』 

デュルケム『自殺論』 

バタイユエロティシズム』 

モース『社会学人類学』 

キャンベル『千の顔をもつ英雄』 

マクルーハンメディア論』 

ブローデル地中海』 

ウォーラステイン『近代世界システム』 

アダム・スミス国富論』 

ゾンバルト恋愛と贅沢と資本主義』 

ベンタム『道徳立法の原理序説』

ミル『自由論』 マルクス資本論』 

アルチュセール資本論を読む』 

シュンペーター経済発展の理論』 

ケインズ雇用・利子および貨幣の一般理論』 

ヴェブレン『有閑階級理論』 

ポランニー『大転換』

ボードリャール消費社会神話と構造』 

オルテガ『大衆の反逆』 

ミルズ『パワーエリート

リースマン『孤独な群衆』  

イリイチシャドウ・ワーク』 

ベル資本主義の文化的矛盾』 

ネグリ『構成的権力』 

バーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 

アンダーソン『想像共同体』 

バレーラマトゥラーナ知恵の樹』 

ルーマン社会システム理論』 

ロールズ正義論』 

ハイエク『法・立法・自由』 

ブルデュー資本主義ハビトゥス』 

オング『声の文化と文字の文化』  

M・ポランニー『暗黙知次元』 

クーン科学革命の構造』 

ポパー『推測と反駁』 

サイードオリエンタリズム』 

メルロ=ポンティ知覚現象学』 

フッサール論理学研究』 

ラッセル西洋哲学史』 

フロム『自由からの逃走』 

ベイトソン精神生態学』 

ベンヤミンパサージュ論』

デリダ『グラマトロジーについて』 

クール時間物語』 

ペンフィールド『脳と心の正体』 

スローターダイクシニカル理性批判』 

フレイザー金枝篇』 

シュミット政治神学』 

クラウゼヴィッツ戦争論』

ドラッカー『「経済人」の終わり』 

リップマン『世論』 

マンハイムイデオロギーユートピア』 

ブルームアメリカンマインドの終焉』 

ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトライス』 

パノフスキー『イコノロジー研究』 

クーン科学革命の構造』 

ホワイトヘッド科学と近代世界』 

ソンタグ『反解釈』 

ドーキンス 『利己的な遺伝子』 

ギブソン生態学的視覚論』 

フランシス・フクヤマ歴史の終わり』 

ケストラー『機械の中の幽霊』 

ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』 

ホーキング『ホーキング宇宙を語る』 

イーザー『行為としての読書』 

イーグルトン『文学とは何か』 

ホフスタッター『ゲーデルエッシャーバッハ』 

ド・マン『ロマン主義レトリック』 

シオラン歴史ユートピア』 

ブランショ文学空間』 

ガダマー『真理と方法』 

ローティ哲学自然の鏡』 

セラーズ『経験論と心の哲学』 

パーソンズ社会的行為の構造』 

ジジェクイデオロギーの崇高な対象』 

アガンベンホモ・サケル』 

ダマシオ『生存する脳』 

クワイン『ことばと対象』 

マッキンタイア『美徳なき時代』

こういう時、トラバツリーが各所に残る今の仕様は便利だ。

ツリー内主要エントリ

2008-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル『精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義の精神』岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー『精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット『政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー『啓蒙の弁証法岩波書店

アレント全体主義の起源』みすず書房

ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン『精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像の共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎風土岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル白鯨

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル『嘔吐』

ジュネ『泥棒日記』

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集』

ベルダーリン『ヘルダーリン詩集』

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集』

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集』

ツェランツェラン詩集』

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ文学空間』

日本文学

二葉亭四迷『浮雲』

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村『破戒』

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高『死霊』

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房『砂の女』

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集』

吉岡実吉岡実詩集』

坪内逍遥小説神髄』

北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神』

吉本隆明転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

2007-07-24

方言萌え」について

方言しゃべる女の子が好き」っていう人結構いるよね。

かくいう俺も京都弁女の子とか好きだけど。

でも「方言しゃべる男の子が好き」っていうのはあんまし聞いた事ない。

東北弁しゃべる男の子最高!」なんて言ってる女の子は見たことない。

むしろ「標準語も喋れないのかこのイモが!」みたいな扱いになるんじゃないだろうか。

なんで女の子方言喋ったらかわいくて男が喋るとイモいんだろう?

ここにオリエンタリズム精神が垣間見えるように思えるんだが、どうだろうか。

つまり地方の特殊性を「女性」の一要素として見て、言語的に強い立場にある「自分」の優越性を認識し、

標準語を喋れない、かよわい女性」を守ってやりたい!という気持ちにキュンキュンなっちゃうんじゃないだろうか。

そして男が方言を喋ると、「けっ、標準語もしゃべれない、ひよわな男」みたいな認識なっちゃうんじゃないだろうか。

考えすぎかなぁ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん