はてなキーワード: エントリーカードとは
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
いい質問だ。
親子丼は卵と鶏肉を使っているので親子丼ということなのだが、その卵と鶏が親子関係かは真偽不明である。
その親子丼となった鶏肉と卵は、親子ではないが親子としてドラマを紡いだのではないだろうか。
私が読んだとあるグルメ漫画では、「真の親子丼」として本当に親子関係の鶏肉と卵を使った料理が出てきていたが、私から言わせれば全ての親子丼は親子である。
仮にそれら親子丼を、他人丼と呼ぶとすると、「そもそも人じゃねえよ」ってなるしな。
私が読んだとあるグルメ漫画では、「新の他人丼」として他人の人肉と卵管を使うという料理が出てきていたが、私から言わせれば全ての親子は他人である。
エントリーカードはユーザーカードが自分の場に出ているときしか出せない。
ここまでは君も理解できているようだな。
じゃあ、ユーザーカードとエントリーカードに書かれている属性の欄を見ろ。
例えばア属性のついたユーザーカードが場に出ていて、この状態で漫属性のエントリーカードを出したいとする。
この場合は出すことができない。
つまり、場に出ているユーザーカードと同じ属性のエントリーカードしか出せないということだな。
もし漫属性のエントリーカードを出したいなら、追加でユーザーカードを場に出すか、ユーザーカードの属性を変えるトラックカードや新たに属性を付与するトラックカードをバックヤードから取り出す必要がある。
ユーザーカードの中には複数の属性を持つものもあるが、色々と制約があったリスクが高かったりするので初心者にはむしろ使いにくいな。
上級者は複数の属性を使いこなすことも可能だが、ひとまず初心者は属性を統一させたデッキレシピを採用した方がいいだろう。
炎属性に追従系カードを出張させたのか、デ属性をまとめたものが現環境のトップだが、私としては匿名統一テーマも環境に刺さっていると思うぞ。
前回までのあらすじ
俺、マスダ!
体力も限界に近づいていたその時、とうとう新パックを見つけたんだ。
けど、あのジョウとかいう明らかに嫌な奴が、この期に及んで邪魔してきやがる。
こうなったら仕方がない、口で言っても分からないならカードで分からせる。
それがバトルアンドファイトの掟だ。
あ、今回のカードバトル部分は読まなくても構成上まったく支障ないぜ!
「まずはワタクシから。今のあなたでは絶対にできない戦いをお見せしましょう。まずはコーズを1消費して、『無作為の語学収集人』をエントリー!」
「!? 新パックのカードか。コーズたったの1で、他の条件もなしにエントリーなんて低コストすぎる」
「もちろん、デメリットがありますわ。ダイアリーにあり続ける限り、ターン毎にコーズを1消費しますの。ですからワタクシはコーズを1消費して、この『権威の打撲武器』を装備。これを装備したユーザーカードのコーズ消費は0になりますの」
「ワタクシのコーズはまだ残っていてよ? コーズを3消費して、『連呼される文意なき言葉』をエントリー! 同じカテゴリーのカードを1ターンで何枚でもダイアリーに出せる!」
「そして『カレーのレシピ』をエントリー! コーズを全て消費してカレーの材料を合体! 『オリジナルカレー』がエントリーしますわ!」
「ほほほ、このゲームにおいて強力なカードは決め手ですわ。オセロで端を手に入れたようなもの。さあ、次はあなたのターンですわ」
「……確かに驚いたよ。新パックのカードはかなり強力なようだ。けど、あんたガチ勢じゃないだろ?」
「!? なぜ、そう思うのかしら?」
「このゲームにおいて最も重要なのはコーズのリソース管理だ。デッキからカードを引くのにも、カードを出すのにも、ほとんどの行動に消費する。コーズを消費しないカードもあるにはあるが、代わりに重たいコストがつきものだからな。勝負を決めに行くときならともかく、攻撃ができない先攻1ターン目から全消費するのは有り得ない」
「ふん、別に毎ターン一定量は回復しますし、上限もありますから使わないと損するだけですわ」
「やっぱり分かっていないようだな。まあ、直に分かることさ。『一括払い』をエントリー! これでコーズの消費は任意のタイミングで一括して行う。そして『虚言の賢者』をエントリー! このカードは、疑問系カードを無効化してエントリーできる!」
「『あと一つは?』をエントリー! 本来ならこのカードはエントリー時に同カテゴリのカードを手札から2枚捨てなければいけないが、『虚言の賢者』の効果で無効化されているのでその必要がない。そしてこのカードの無効化はエントリー時のみ適用される。つまり以降の効果は発動可能」
「『あと一つは?』の効果で『隙あらば自分語りのメソッド』と、『冷やかしのテンプレート』をエントリー! そしてこの2枚を消費することで、『露悪センセーショナル』をエントリーできる!」
「そ、そのカードは!?」
「『露悪センセーショナル』のエントリーによって、このターン消費するコーズは一度だけ相手が消費する。あんたの現在のコーズは0。知っているだろうけど、0の状態でもコーズは消費することができる。マイナス状態だと発動できない効果も多いし、毎ターン回復するコーズやHPにペナルティが発生するがな」
「な、なんてこと……」
「だが、俺が消費させるのはコーズのほうじゃない。『観測外の一貫性』をエントリー! このターン、お互いのプレイヤーはコーズ残量0以下の状態でコーズを消費するとき、場のユーザーを代わりに消費する!」
「察しの通り。俺が今まで消費したコーズ、あんたのユーザーで消費させてもらうぜ! そしてユーザーカードが場になければ、エントリーカードの『オリジナルカレー』も消滅するというわけさ」
「大人の皮を被った子供め、覚悟しろ! ジャストコーズは俺にある!」