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はてなキーワード: エッセイストとは

2024-05-29

anond:20240529231545

おう、お前はエッセイストでもないんだから無意味に長くするのやめーや。

あとほぼ100%って、もう100%ってワード選ぶ意味がないやん。

とにかく普通に増田書こうよ

2024-05-13

最も過大評価されている作家三島由紀夫

三島由紀夫日本代表する文豪憂国の士といわれるが、過大評価され過ぎだと思い、所感を書いておく。

駄作が多すぎる

三島由紀夫はかなり多作作家で、小説戯曲だけでおそらく200作を超える。

新潮社三島由紀夫全集バカデカサイズの全42巻からなり、通読した人間三島専門家くらいだろう…専門家すら怪しいが。

なぜならあまりにしょーもない作品が多すぎるから

三島由紀夫といえば金閣寺。少し落ちるものとしては仮面の告白潮騒美徳のよろめき鏡子の家憂国豊饒の海がある。

しかし他の95%の作品・・・

私は三島由紀夫が好きで、小説だけでなく戯曲を含めて結構読んでいる方だと自認しているが、若者がつまら観念を語るだけの作品、あまり紋切り型恋愛作品が多すぎて、読むのが時間無駄苦痛だ。

打率の低さは擁護しきれないほどである

三島由紀夫vs東大全共闘

2021年に『三島由紀夫vs東大全共闘』という映画が公開された。三島由紀夫 = 憂国の士という共通認識を前提とした筋書きのようだ。

しかし当時(1969年)の共通認識は「ややこしい人がクビを突っ込んだな」である

当時の三島由紀夫はボディービルディングに熱中したり、鍛えた裸を披露するために自分映画写真集作ってみたりと、脇道にそれる活動が多く、作家としての存在感が薄らいでいた。

それどころかいい年したおじさんなのにUFO超能力の探求にハマったり、ハタチそこそこの若者を誘って私兵部隊を結成したり(後に市ヶ谷駐屯地突入した楯の会である)と、お騒がせキャラクター確立していた。

まりUFO超能力に興味があり、自分映画写真集をつくり、若者を集めて軍事訓練を積ませている40過ぎのおじさんが、ソ連マルクス主義の嵐が吹きすさぶ東大に入って論戦しようというのであるいくらなんでもツッコミどころが多すぎるよ。

当時は同性愛天皇礼賛主義への偏見が強かったこともマイナスイメージ形成しており、三島由紀夫は"へんなおじさん"であった。

楯の会事件

散々語られていることだが計画性がなさすぎる。拡声器すら用意していなかったとは…。

社会思想を訴えることについて、本気度・想像力が足りない。

偉い人を人質にとって吠えれば自衛隊が動くと思ったのだろうか。組織とはそのような属人的ものではない。

ずさんな計画のわりに、割腹自殺の準備だけはキッチリしていたらしいが。

派手に割腹たかっただけでしょ。割と当たっていると思う。三島由紀夫エッセイ映像インタビューで度々語っているお気に入りエピソードに、終戦の日に夏の静かな日差しを見ていると自分は"生き残ってしまった、後に残されてしまった"という強い感覚を持ち、それ以来死に場所を探しているという話があり、その"死に場所"を選んだということなのだろう。

三島自己満足に付き合って死んだ若者たちが可愛そうだ…。

最後

三島由紀夫エッセイストとして優秀だとおもう。"高貴なる野蛮人たれ"という言葉を残した。上品で、教養があり、裕福な人間一見洗練されているようではあるが、実は個性がなく退屈で、柔順で、脆弱人間なのである種の誇り高き野蛮さを備えておくべきだという三島由紀夫の主張。この主張は私の人生の指針にもなってきた。

ただ文豪憂国の士というのは過大評価であり、観念に引きこもるあまり最期は周りに迷惑をかけて死んだへんてこ作家、くらいが妥当評価だと思う。

2024-05-12

怪文書でないとバズらない

 真面目なエッセイなど、誰が読むものか。インターネットの海原を漂う、我々のコンテンツよ。注目を集めるには、もはや「怪文書」になるしかないのだ!

 怪文書、それは謎めいたベールに包まれた、魅惑的なコンテンツ一見すると、意味不明で奇妙な主張の羅列。だが、そこには人々を惹きつける、三つの秘密スパイスが隠されている。

怪文書 三つのスパイス

 まずは「謎」。人間脳みそは、謎という名の餌に弱い。怪文書は、その不可解な主張で、読み手好奇心ガッチリと捕えるのだ。謎めいた文章を読み進めるうちに、いつの間にかその世界に引きずり込まれしまう。

 次に「笑い」。怪文書は、時にユーモアに溢れた、愉快な存在となる。支離滅裂な主張や奇妙な表現は、思わず吹き出ししまう笑いの種となるのだ。人々は、その奇抜さに「ククク、何だこれは!」と笑い、SNSで「ちょっとこれ見て!」とシェアする。

 そして「共感」。一見、突拍子もない主張にも、社会への不満や不安、誰もが抱える感情が込められている。そこに人々は共感を覚えるのだ。孤独な魂が、怪文書を通して繋がり、共鳴し合う。そう、怪文書孤独現代人の心を救う、希望の光なのかもしれない。

怪文書でないとバズらない!

 真面目なエッセイなど、退屈で味気ない。人々は、謎と笑いと共感が詰まった、刺激的なコンテンツを求めている。この三つのスパイスを効かせた怪文書は、インターネットという大海原で、人々の心をガッチリと掴むのだ。

 だが、怪文書を書くには、モラルという名の鎖で、自らの欲望という怪物を縛る必要がある。度を越した陰謀論や、誰かを傷つける言葉は、決して許されない。怪文書は、あくまでも人々を楽しませ、時に癒す存在でなければならないのだ。

 真面目なエッセイストたちよ、怪文書の魅力に気づいたなら、謎と笑いと共感武器に、インターネットという舞台で、人々の心を鷲掴みにするのだ!ククク、怪文書時代がやってくる!

2024-04-16

日記タイトル

誰が読むのだ、こんな手記は。

まったく誰の得にもならないことだ。

これを読んているのは、不幸にも偶然にもここに辿り着いてしまった人かーーよほどインターネット文字を読むのが好きな変人かーーくらいだろう。

俺はここに、そんな誰が読むかも知れぬ場所に、"遺言"を書き留めておくことにした。

別に遺産だとか私物の分与だとか、そんなことではなく。

俺が傷つけ続け、俺が痛めつけ、挙句俺が捨てた、

【俺自身】に対する"遺書"だ。

この書き出しだけで痛い奴だカッコつけだ、文才も無さそうなパンピーエッセイストぶりやがって、と怒りが湧いてきた人は今すぐブラウザを閉じ、元いた場所に戻るんだ。

そうでない奇特な人はーーーしばらく俺の話につきあってくれ。

恥ずかしい話てはあるのだが、何度か"ボヤ"を起こしたことがある。

その度に、自分が属している(と思い込んでる、思い込んでいた)界隈での肩身が狭くなっていって。

だいたい人生3回目?くらいのボヤをやらかしたあたりで、(自分の実生活の変化も重なって)

X含むインターネット上での(あるいは、インターネットが主になるような)交流に対して、それまで約十年程自分の中にあった執着や自己顕示欲承認欲求が、急速に消えていくのを感じた。

それまでは誰がどんなポストをしていて

エアリプと思しきポストには全力で内容の特定を急ぎ

俺の知らないところで何を言われているのかと怯え

俺の知らないところで楽しそうなことをしている奴らに僻み嫉妬

気に入らないことがあればお気持ちポストを垂れ流し

ブロックされていると判れば別垢から直近直後のポスト確認反省会こそすれどその内容はまったく活かさず

インターネットの海を泳ぎながら傷ついたり傷つけたり

そんなような日々だった。

しかしいまは、その総てがどうでもいい。

いや、全く総てがどうでもよく、あらゆる評価ふいにするとは言えないが――

オブラートに書かれた文字と、オブラートの中にある真意を覗うことに、酷く疲れてしまった。

……というこの心境に対し、浮かんだ仮説がひとつ

俺の自他境界は、俺と【俺が観測可能世界の総て】だったのでは無いだろうか……

俺が属さな世界のことは総て無関心だが、

俺が属する世界の総ては俺に関係があり、

監視管理する必要がある……と

当時は本気で思っていたのだ。

から友人や恋人が俺の知らないうちに旅行に行けば怒り狂い

俺の知らないうちに会合していれば呼ばれてないんだがと嘆き悲しみ

俺が顔を出したイベントに関するポストが少なければその日居た筈の人を心中で責めていたのではなかろうか。

いやはや、なんと傲慢不遜なことだろう。

自分がまるで世界の王であるかのような、そんな視座でインターネットを見ていたのだ。

これを「インターネットが下手」と言わずして何とするか。

しかし、いまこの視座を自覚した俺は、こんなところを見ているお前に言いたいことがある。

お前もインターネット、やめないか

なんか某配信ゲームの曲みたいな言い方になってしまった

ーーそれに、お前がインターネットに疲れていないのなら……それはそれで別に良いのだーーが。

まあなんだ、言いたいことを言うのにえらく遠回りしてしまったが。

俺は一足先にインターネットをやめる。

あいや、完全にはやめないんだ、ただ少し、距離を置く。

喩えるなら、鉄骨を渡る者たちを別室で眺めているような距離感だ。

これもこれでずいぶん傲慢物言いであることは自覚しているが、しっくりくる喩えがこれしかなかったのだ。許してくれ。

それにしても。

もし、お前たちにも、いつかインターネットをやめる日が来たのなら。

青白いライトを放つスクリーンを眺める目の端に、

桜の色が。

新芽の緑が。

落葉の朱が。

木枯らし白と黒が。

お前の目の端に一瞬でも過ったのなら。

そのときは、俺とどこかですれ違おう。

それじゃあな。

スクリーンの向こうに憧れ、

インターネット有名人になろうとした

馬鹿陰キャの成れの果ての手記】

2024-01-11

anond:20240111130747

マンガ家でもあり、と思っているが。

元増田

ブログnoteから書籍を出してエッセイストになった人いっぱいいるけど、みんな1、2冊で終わってる。

って言っているからその反証の一つで出しただけだよ。

エッセイストって絶対キャリア継続不可能職業じゃないか

DPZ辞めた古河さんがエッセイストを名乗っているのを見て心配になってしまった。

エッセイストって絶対燃え尽きる職業じゃん。

ブログnoteから書籍を出してエッセイストになった人いっぱいいるけど、みんな1、2冊で終わってる。

それはその人の才能とか実力とかがあったなかったって話じゃなくて構造的に不可能なんだと思うんだよな。

最初はそれまでの人生から厳選したエピソードを出せるから面白いわけじゃん。

でも、そんなのはいずれ尽きるからそこから新作をひねり出さなきゃいけなくなるわけでしょ?

なにか新しい行動をしてネタを生み出さなきゃいけなくなるわけだけど、それまでの厳選エピソード匹敵するようなもの簡単に生み出せるわけがない。

からエッセイストをつづけようとする人っておかしな方向に行っちゃうんだよな。

突飛な場所に潜入しようとしたり、急に高いものを買う、とか。

エッセイストっぽい文筆家で継続しているのって時事ネタになんか言う的な人だけ。

でも、なぜかエッセイストに憧れる人っていっぱいいるんだよな。

お前らどう思う?

2023-12-21

anond:20231221053438

デイリーポータル出身メジャーになった人

櫻田智也作家日本推理作家協会賞受賞)

林雄司(「死ぬかと思った」、地味ハロウィン創始者

石川大樹(ヘボコン創始者

古賀及子エッセイスト

……等々と書こうとして、本を出してる人一覧があったことに気づいた。

https://dailyportalz.jp/kiji/dpz-writer-hon-matome

これ見てもメジャーじゃないってんなら、メジャー定義が違うとしかいいようがない。これがメジャーじゃなければオモコロだってメジャーなやつはひとりもいないよ。

2023-11-06

ちとせしをり事件

尾崎日菜子やスザンヌみさきとはまた違ったヤバさやな

https://togetter.com/li/2254023

LGBT界隈で持て囃されていたキラキラトランスジェンダーの本性が暴かれた衝撃の事件

2020年

女の子になりたい」

アラサー男性口紅に挑戦するエピソードが大反響を呼び、一躍5万超フォロワーの人気エッセイストとなった「いちとせしをり」

 

可愛いってだけで許されてる女を滅○刺しにしたい」

「自サツするなら強カンでもしちゃえばいいのに」

可憐で健気なポエムから想像もつかない、いちとせしをりの過去ツイートが明るみになる

芋づる式に裏垢も見つかり、大量の女性への殺意蔑視、性加害発言…あまりキャラの違いに騒然となった

 

ちとせ氏はnoteで「想い」を表明

鬱病や元恋人女性が亡くなったことで精神的に荒れて女叩きをしていた(?)

別に女になりたいわけではなかった

炎上のせいで自○未遂したと告白

トランス活動家の主要人物、にじーず代表遠藤まめた氏や仲間達はいちとせ氏を擁護、逆に批判者たちを責めた

その後しばらくして別SNSでいちとせらしきアカウント出会い活動をしている姿が発見される

2023-09-06

anond:20230906170554

イランタリバンみたいなもんだ。

自分がやることに自分権威付けできるシステム

あとTVタレントとかエッセイスト兼任してるのも良くない傾向を生んでるよね。

ウケ狙いに走って言を曲げるから

一番よくないのは、活動家グループ大学ポスト私物化してること

2023-08-08

anond:20230808172850

でもいろいろ摘まみ喰いしてたら総合的に知見が蓄積されるだろ?

それって幅広い教養ってことじゃん?

晩年(失礼)は良いエッセイストになれそう

2023-07-01

anond:20230701173703

じゃあしょんべん飲んだら逆に健康になったりするのかな?

風水的にも幸運に恵まれたりエッセイストになれそう。

2023-06-29

日常切り売り系インフルエンサー

カップルエッセイを描いてた漫画家が、パートナーと別れたことを報告した。

別れてからも続きを描くことは元パートナーに了承を得ていたが、しばらくして「漫画に描くのはやめてほしい」と言われたそうで。

だが漫画家本人は「最後まで描くことがけじめである」と言い、〇話より先は元パートナー確認を取らずに描くことになると宣言した。

私はそれを読んで「そこまでして描かなくていいのに」と思った。

エッセイストだけでなく、YouTuberやインスタグラマーやTiktoker、昔ならブロガーなどで自分日常コンテンツにしている人々はいたが、常々思うのは「そこまで見せなくていい」ということだ。

かに見続けていると段々と「もっとこの人のことを知りたい」と思ったりするが、無理してまで見せてこなくて良いと思ってしまう。

先述のカップルのように、関係性をコンテンツにしている方々は、喧嘩などで関係に変化があるとすぐ動画なりにして載せている。

質問コーナーで営みの頻度まで答えているカップルもいるが、みんなそこまで気になるんだろうか。

あと、ママやパパが子供との様子を載せているものなどで子供がなにかイタズラをし、それを叱っている様子を載せているものも「そこまで見せなくていい」と思う。

自分日常カメラが入っていると思うと怖くて仕方ない。

一時期、ジャガー横田の息子の受験の様子などがYahooニュースなどでよく流れていたことがある。

スッキリ」のミニコーナーで追っかけてた流れで、ジャガー横田YouTubeチャンネルでも色々報告してたようだが、逐一Yahooニュースになっていて可哀想だと思ってしまった。

発信する側は載せなければいけないと思っているのかもしれないし、求めている層もいるとは思うが「そこまでして見せなくていい」と思っている層がいることも知って欲しい。

2023-06-26

AV女優公言しても怒られなさそうな職業

現場ナイトワークじゃないと何の仕事してても怒られちゃうだろな

トラック運転手

工事現場

鳶職

警備員 とかならいけそう

あとは起業エッセイスト

2023-06-21

anond:20230621100841

わかる。自分だけでなく、家族プライベートを切り売りするエッセイスト方向にどんどん流れてる。

そんなことせずに面白いネタコンスタントに書いてた頃を知ってるだけに、落胆がすごい。

2023-06-09

anond:20230609143251

まぁエッセイスト寄り(感情優先)とコラムニスト寄り(論理優先)の人がそれぞれいから、それらが入り乱れる増田では議論が成立するわけがないんだよな

2023-06-08

anond:20230607222022

新進気鋭のエッセイスト感があり、読み通してフレッシュな気分になった

2023-05-26

子供をなぜ性被害からだけ守るのか

https://hread.home-tv.co.jp/post-271789/

まず広島リードみたいな犬山紙のような公金チューチュースキームの仲間をたれ流すバカを消すことでしょう。

子どもを性被害から守るために。性被害実態子どもを守るために大人がすべきこととは。

2023.05.25

ライフスタイル番組情報

子どもを性被害から守るためには何ができるのか、もしも被害を受けてしまったらどうすれば良いのか。子どもと性被害について、広島大学ハラスメント相談室の北仲千里准教授と、エッセイスト犬山紙子さんと共に考えます

こういう公金チューチュースキームの連中が多すぎる。どこまで腐り切っているのか。

2023-05-24

anond:20230522071407

エッセイネタ特に無かったか苦肉の策で人目でそれとわかる作り話を書いたんだと思ってるわ

エッセイストやエッセイ漫画家結構それで病むっていうしな

2023-05-13

友達エッセイストと付き合って

いよいよネタに消費され始めたんだけど

きっっっっっついわーーーーーーーー

執筆してる本人はあらゆる友達距離置かれて

切って売るものいからそうなるよね

自分だけをよく見せて情報商材売るためならここまで作り話できるんだね

すげーーーあたしんちの娘の気分を間接的に味わってる

重要な部分が逆転してるの邪悪すぎる

大事な友だちほどあれには紹介できないっていわれた理由に納得

守ってくれてありがとう

2023-04-23

理解のある彼氏が出てくるだけでその作者を叩くのは変だと思う

エッセイなんだからいるもんはいるもんとして書かなきゃしょうがないし

「こういうエッセイスト理解のある彼氏いる率高いよな」みたいな統計的事実事実なのかはしらん)を語るまではいいとして

個別理解のある彼氏が出てきただけでその作品を叩くのはなんかやりすぎに思う

2023-02-24

anond:20230224125301

文系学者に対して、論文査読がないとか、まともな業績がないとか、学者じゃなくて活動家だとかエッセイストだとかそういう悪口はよく見るね。

2023-02-08

俺たちは元AV嬢とか風俗嬢とかキャバ嬢の言説を有難がり過ぎなんじゃねーかな

なんかさ、そういう、社会の裏側っつーか汚いところつーか、性に触れてましたみたいな職業経験者が何か言うとさ、そういうの経験してきた人なんだから社会の暗部をわかってる」んだろーなみたいな暗黙の前提で発言を受け取っちゃいがちじゃない? まあ一昔前ならともかく今時元AVだろうがソープだろうが「社会の暗部」では全然ないわけなんだけど。

いや、そりゃ本当にまっとうに生きてきた平均的な女性と比べて、そーゆー職業だった人は性がらみの色んな経験をされてきたんだろうとは思うんだけどさ、ただ、その経験を以て世間をぶった切れるのかって言うとそうではないじゃん、冷静に考えたら。

AV女優AV業界の裏側を語るみたいな状況なら「体験談」として一定価値はあるだろうけど、AV女優でもキカタン以上クラスそれ未満とではそもそも扱いが全然違うらしいから、どっちかの言い分だけで業界全体を理解するのは危ないわけだし。ぶっちゃけ「それはあなた経験ですよね、経験否定するわけじゃないけど全体を理解してるわけじゃないですよね」でしかないわけじゃん。

峰なゆかさん、頭いいんだろうし、エッセイストとしてもマンガ作家として才能あるんだろうとは思うのよ。ただ、世間一般をぶった切るとか、世間一般に対して提言するとかになったら色々と勉強する必要があるよね。前置きがクソ長くなったけど、今回の「グラデーションレイプ」ってやつ、そこに「元AV女優」ってのは本来全然関係ないよね。ぶっちゃけ「(Twitter発言力が高い人の体験に基づく思い付き」でしかないわけじゃん。あん個人体験談として「内心嫌だったんだけど渋々セックスを受け入れた」てのはまあ気の毒には思うけど、だからなんやねん的な。

てかまあ「受け入れた」て言っちゃうと「いや受け入れたんだからお前の責任だろ」て言われちゃうから、より被害者性を強調するためにレイプって言い換えてるのは正直なところ姑息だと思うよね。

話を纏めると、峰なゆかさんが女性一般とか世間一般とか的な話をするときに「なんかわかってる」という前提で耳を貸す価値は正直無いと思うし、元AV女優としての話をする場合でも、いちキカタン(だったっけ? ごめん詳しくない)女優体験&見聞でしかないということを踏まえるべきだよね。

俺たちはさ、なんつうか、有難がり過ぎなんだと思うのよ。

anond:20230207194552

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