「エアロパーツ」を含む日記 RSS

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2023-09-29

anond:20230929161220

車の装備の話でグッズとかガジェットという表現は合わないと思います

車でガジェットというなら、車内快適グッズ、ホイールエアロパーツかになると思います

2023-01-05

暴走族車両デザインの源流を説明する(2/2)

https://anond.hatelabo.jp/20230105180645 の続き

 

60年代カフェレーサー

カフェレーサーというのは1960年代イギリス流行ったロッカーズという街道レーサー達の乗っていた改造バイクで、ハンドルを下げて前傾姿勢にしてロケットカウルを付ける。因みに当時の英国ではモッズという改造VESPAやランブレッタスクーター乗りのもいて、両者は反目して喧嘩ばかりしていた。モッズとはmodern+sである

カフェレーサーで使われるロケットカウルはセパレートハンドル通称セパハンとの組み合わせが前提だ。フロントフォークの上に付く一本バーハンドルを取っ払って両方のフロントフォークに直接短いハンドルを付けて高さを下げるのがセパハンだ。

このロケットカウルを族車ではプレスライダー由来の上向き絞りハンドルと組み合わせてしまう。

すると、カウルハンドルの逃げの切り欠き位置が合わないのでハンドルが切れない。

そこでハンドルの逃げの位置が合うようにカウル高さを上げる→族車の珍奇なデザインの完成だ。

珍奇とは他と違うという事だから所属を表す象徴作用が出てきて、要するに「カウルがより高い方が暴走族である」という文脈が出来てくるんである。「過剰」の意味付加である

これはバックミラー鬼のように付けたモッズベスパも同じだな。歌舞伎のすみとりとか戦前祭り山車の高さとか豪華なのに耐火性が消えたうだつとかもそうだ。実用や元の文脈から切り離されると非実用であることが意味を持つので「過剰」が持て囃され時には粋の評価がされる。

 

一方で上り龍のようにとんでもない高さにカウルを上げる族車バイクもあるが、これは実は実用問題が絡んでいる。

カウルの真ん中にはヘッドライトがあるので、ある程度の高さまでカウルが上がると前が見えなくなるんである。当たり前だ。

から更に上げたい場合は前が見えるように目の位置より上にヘッドライトが来る高さまで上げるって事である

あんな高い所にカウルヘッドライトがあったら、スラロームしたら慣性が凄そうなんだが、スラローム中に取れちゃったりしないんですかね?ハリボテエレジーの悲哀再びである

 

コルク帽(ヘルメット

車両からは離れるんだが、google:image:コルク帽とかコルク半と呼ばれるヘルメットについて。被ってると暴走族に狩られるってやつ。

これは確か昔、増田かどっかで詳しい説明エントリがあったはずだが忘れてしまった。

ここで説明したいのはコルク帽の由来だ。

もともとレースでの保護帽というのは革帽子だった。保安性は余りなく、頭を強打すれば脳がやられて死んでしまう。

次に出来たのが半帽で、半球型のプラスティック保護帽に革の耳当てと顎ひもが付いたもので、1950年代60年代バイクレースで使われた。クロムウェル(Cromwell)というメーカーが有名だ。ヤマハSRなどに乗る人らに好まれている(危ないから使うべきではない)。

これは内装材がコルクだった。発泡スチロールが普及する前の製品だ。

次に保護面積が大きくなったジェットヘル→フルフェイス進化してきて、内装材は発泡スチロールと発砲ウレタンになった。

まりコルクとは半帽ヘルの事を指していた。

現在ヤンキーの間でコルクと呼ばれているのは、半帽にツバ(前バイザー)がついて端をビニールテープで巻いてあるという簡素製品(但し端部の始末はクロムウェルなども同じ)で、元々主婦向けである

1968年富士重工ラビットスクーターディスコンにし、イタリアのランブレッタも1971年ディスコンになるとスクーターベスパ以外製造されない時期が続いた。

ホンダはここにバイクと無縁な主婦市場があると見抜き、1976年ラッタッタでお馴染みのソフトバイクロードパルを開発した。因みにラッタッタというのはエンジンスタート用のゼンマイを足でキックして巻く動作の事で、軽量化低価格化の為にバッテリーを搭載せず、キックスタータより楽な始動方法としてゼンマイスタータを採用したのだな。足でゼンマイを巻いてハンドル部のボタンリリースする。

この当時、原付にはヘルメット装着義務はなかったが、広告などでは安全の為にヘルメットを被る写真が使われた。当時はすでにジェットヘルが一般的だったがそれだと軽快感がない。気軽に乗れますバイクとは違うものですってイメージにならない。

そこで採用されたのが「70年代の半帽」だったのだ。50~60年代の半帽と違うのはポップでツバ付きになってる事。更に旧型品なので安価。どういうのかについては1972年発売のカワサキマッハⅢの広告を見てもらった方が早い。

http://captain-alfred.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-6b6e.html

歴史上のバイク広告で一番カッコいいんじゃないかこれ。モデル小川ローザだ。

それで主婦層が乗るソフトバイクの激安ヘルメット=このタイプの半帽というイメージが出来た。主な販売場所スーパー自転車屋であってバイク屋ではない。内装ナイロンベルトやプラスティックと布、発泡スチロールなど。

ヤンキー層はその頃はノーヘルやフルフェイスを使っていてこのタイプのは使われていなかった。

1986年原付ヘルメット義務化されるとノーヘルだったヤンキー層は一番安くてノーヘルに近い効果のこの半帽を被らずに首の後ろにぶら下げて走るというスタイルになった。

こんな安全性が無くて昔の主婦向けのダサいヘルメットを被るのなんて暴走族ヤンキーしかいない。なのでまた所属象徴である。それで90年代にはヤンキー暴走族象徴するアイテムになった。

 

からロードパルが発売されて主婦向けマーケアイテムとして流行した頃から10年以上経っている。「ダサい」が一回りして肯定的意味が出る現象の一つなのだ

更にこのヘルメット内装にはコルクは使われていない。使われていたのは60年代だ。呼称60年代を借用して実体オリジナル70年代にある、という錯綜した現象なんである

 

族ヘル

ついでなんだが、マッドマックス1の暴走族が被ってるようなフルフェイスヘルメットgoogle:image:族ヘルという。今のものと違って下側の首回りが丸くすぼまっていなくて寸胴になってるのが特徴だ。

70年代末~80年代前半の暴走族もフルフェイスを被っていたので、バイク免許実技試験参考書(大型は教習所では免許が取れなかった)などには「フルフェイス暴走族的なのでジェットヘルにしましょう」などと書かれていた。安全性より暴走族的でない事の方が重要だったのだ。

このタイプデザインは今でもレトロアイテムとして人気があるが、危ない代物である。下側がすぼまっていないので、高速で下や後ろを確認すると風圧でヘルメットが浮き上がり、顎ひもで引っかかって脱げ掛かった状態になってしまう。デザインが変更されたのには理由があるのだな。

 

「○○レーシング」「スペクター」のようなチーム名

暴走族が振り回す旗やステッカー見ると、○○レーシングみたいな峠ドリフト小僧的チーム名と○○聯合のような画数が多い漢字名前と分かれている。

これは前述の通りに街道レーサーチームから変化してきた名残で、別にレースしなくてもレーシングという名前や峠小僧的なカタカナ名前を使う。

一方、時代が下るにしたがって硬派=学ランや右翼に傾倒してきて、軍国主義モチーフ漢籍的な名称が好まれるようになる。夜露死苦とか漢籍じゃない訳なんだがそこは偏差値問題である

 

街道レーサーから右翼標榜へと変化した為に、時代が下るに従ってメカ音痴になっていったという面もある。初めは自分エンジンも改造してその技術も先輩から後輩へと受け継がれていたが、やがて改造は外見に留まり工具も持っていない、という風になっていく。

 

世界に広がる暴走族の輪

こういう風に族車デザインは当初はスピード象徴であったもの文脈から切り離されて過剰になり、「過剰」それ自体価値を持つという現象である

特に大きい影響を残したのがバイク便の前身で「PRESS」や新聞社旗をはためかせてすり抜け爆走していたプレスライダーだった。

カウル昇竜拳みたいなデザインも組み合わせ不可のプレスライダーロケットカウル組合わせ、その珍妙さがそれ自体意味を持つようになった為である

 

こんな珍奇な族車だが、実は日本キッチュを好む人々というのは世界中に居て暴走族もその一つとして愛好されているのだ。

試しに「google:image:bosozoku」で画像検索してみて欲しい。多数がヒットするばかりか、自国でBosozokuカスタムをしている変態愛好者もいる。しかもその竹槍出っ歯の車がランボルギーニだったりするのはいかがなことなのか?

日本でも一時流行った巨大フルエアロパーツフェイクファー敷き詰め、巨大スピーカー搭載で浜崎あゆみを流すハイエースもBosozoku Vanとしてカスタムカーの一ジャンルになってる上に、タイでは社会現象に近いくらいのブームになっている。バンコクのあちこち大黒パーキング状態なんである。というかタイ人は日本キッチュ大好き国民なんじゃないかな?

更にebayで探せばBosozoku刺繍特攻服もわんさか出てくる。 https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=bosozoku

結構な人気ジャンルなのだ

出品&発送元が中国企業のケースが多い。日本暴走族ファッション中国で作って発売して世界中に出荷しているというビジネスだ。色々とおかしい。レディース特攻服着物特に人気のようだ。

 

そういう訳で、英語が出来る人らは是非海外でBosozoku愛好してるトンチキ変態さんらに、デザインの源流が報道の爆走バイクである事やシルエットフォーミュラの事などを教えてあげて欲しいと思う。

2022-08-05

anond:20220805194424

1.タイヤ

車と地面の唯一の接地面。言い換えれば、自分と同乗者の命綱

2.エアロパーツ

見た目の良さ。女の人が化粧をしたり服を着飾るのと同じ。

3.2と同じ。

3大クルマの「そこにカネかける」意味がわからない箇所

1.タイヤ

 ・・・あんなの、ただの”デカ消しゴム”じゃない?何れ擦り減ってなくなるのになんでカネかけようとする?

2.エアロパーツ

 ・・・あんなの、ただの”成型樹脂材”じゃない?しかも一つひとつがそこそこ高いし。なんでカネかけようとする?

3.塗装

 ・・・知らない間に他人から傷つけられる可能性がある箇所に特別料金はらって特別カラーにする意味って何?

おっと、「クルマを持つこと自体にカネかける意味がわからない」なんて意見はいらないよ?

んなの、ごく一部の都会住みしてるマイノリティ

2022-05-17

漢字変換しにくい名前業務効率を下げる。

キラキラネームとかしわしわネームとかDQNネームとかそういうカテゴライズはどうでもいい。読めなくても別にいい。変な名前でも俺の名前じゃないから好きにすればいい。

しか漢字変換しにくい名前ダメだ。業務効率を著しく減退させる。

こういうのはエアロパーツが付いている漢字に多い。

例えば「洸」。これ漢字変換する時なんて打つ?訓読みできれば一発変換できるかもしれないが、普通知らないだろ。

音読みは?多分「コウ」と読むんだろう。しかし「コウ」には同音異義語が大量にあるから、膨大な変換候補から探し出さなければならない。面倒だ。

この意味で「光宙」はまだマシだ。一発変換はできないが「ひかり、そら」で比較簡単漢字変換できる。「黄熊」も同様だ。変な名前自分なら絶対改名するが、漢字変換しやすいから許す。

2021-06-03

anond:20210603000256

でもミニ四駆って空力特性なんてないに等しいかエアロパーツ意味ないし

重心を低くしないといけないからシャーシの軽量化無意味だったんだよね

まりそのおっさんのやってたことは何の意味もなかった…

2020-07-05

くるまのおしごと

知り合いが転職した。車業界に。

ディーラーでもメーカーでもない、パーツとレース業界

その会社国内でもレース活躍はしてるんだけど、事業がかなり危ない。

元来レースなんて資金ものすごく必要で、スポンサー探しが大変かつ

研究開発で年間で数億かんたんに吹っ飛ぶ世界

自体自動化ニーズ低減、環境配慮とか以前とはかなり市況が変化してる中、

レースだ、エアロパーツだ、カスタムだ、と金を落とす人は減少してそう。

しかも、一般販売してるシロモノがいかにもOEMなんちゃってパーツ。

私自身、車好きではあるが、知り合いの今後をなんとなく憂いてしまう。

2020-02-18

エアロパーツ仕様イラスト

エアロパーツ仕様漢字についてはこちら→https://takeda25.hatenablog.jp/entry/20130914/1379166107

最終的に「絵が下手」にたどり着くのが悲しいんだけど、「皺や影が多いほうが立体感がでる」という思い込みあるっぽいよね。

実際はしっかりした生地使うから皺も影もまあ出ないけど、それで立体感を出すのは画力いるから。

少女漫画に出てくるスーツ生地ペラペラかよみたいなのあるもんね。

2019-04-01

「令和」を含む名前を考える

新元号「令和」の一部を含む赤ちゃん命名流行る。

これは確実。

「和」昭和元号イメージだし、人名用漢字として使い尽くされた感。

から名前に入れるなら「令」。

「太」の代わりに「汰」を使うような、俗称エアロパーツ名が流行りらしい。

「令」なら「冷」とか「玲」?

「冷」は人名に使いづらいし、「玲」は人名にありふれてる。

「令」のままのほうが新鮮味があるだろう。

どう読ませるか?

早稲田教授クイズ芸人に倣って「のり」?

「のり」は響きが古臭いから今時の親は好まないだろう。

「よし」と読ませる実在の方がいるらしいが、これも同様に響きが古臭い

そのまま「れい」と読ませるか、1字取って「れ」と読ませるパターンが多いと予想。

例を考えてみる。

「令音」…ビートルズメンバーっぽく「れのん」と読ませるか、

     百獣の王っぽく「れおん」と読ませるか。

     これが一番流行りそう。

「令新」…「れにい」と読ませる。クラヴィッツっぽい。

「令紋」…レレレ、レモンちゃんだ。

     スラングで欠陥品とかの意味があるが、最近の親は気にしなさそう。

「令主水」…「れいもんど」。

「令尾根」…百獣の王のラテン語読みで「レオーネ」。

「令楠」…これもラテン語王者意味する「レックス」。

「令河岸」…「レガシー」。元々は遺産意味だが最近ポジティブな使われ方も多いし。

「令腐す」…「レクサス」。ラグジーな響きが一部の層には好まれそうな気も。

2017-01-19

最近の某自動車メーカーデザインおかしな方向に行ってしまい非常に残念。

まるで特撮ヒーローメカのような雰囲気で、見るたびに子供向けのおもちゃじゃあるまいしと思う。

ある車種ではエアロパーツもほかの車からとってきたような色違いをあえてつけていたりして、全然まとまりがない。

全体的にチープで、まったくセンスが感じられない。

しかし売れているというから一般的評価はそんなに悪くないんだろうか。

個人的には全くほしいと思わないし、あんデザインの車が増えるのは勘弁してほしい。。。

2014-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20140316214522

エアロパーツ(笑)

なるほど。なんかすごい納得する説だ、それは。「本来不要のゴテゴテした装飾をなぜか好むような人」が、旭日旗を「日の丸になんかいろいろ書き足したみたいでカッコイイ!」ととらえて、振り回してるということか。


軍国主義象徴、といわれるのは、軍旗軍艦の旗として使用されてきた過去があるからで、まあしょうがない。批判されないならいいけど、批判されてまでやるようなもんじゃねえ。さっさとやめようや、と思うけどね。

2013-09-15

http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20130914/1379166107

書かれてる内容には同意できるものが多いのですが、

  「こういった背景も知らないで、一知半解の知識をふりかざして“「日食」は代用表記だ”みたいなことを書いてしまうというのは恥ずかしいですね。」

などとドヤ顔している割には、あなたも仮借や省字のような初歩的な漢文に関わる知識がごっそり欠落しているのが丸わかりなあたりがとても残念な感じですよね。

そのあたりの知識があれば、漢字に意符が付け加えられていった具体的な背景や必然、意符や字画が少ない字に正当性を認めることへの躊躇も含めたうえで、より公正な主張が可能になったでしょうに。

日食月食について、それが現代に為された代用表記ではないから正しく日蝕と書けといったような指摘が的外れだという主張そのものは正しいでしょうが、かといって現代国語おい字義が明確に分化されたあとの「志」やら「然」やら「斤」やらを「誌」や「燃」や「近」として使うのを古籍の用例を引きずりだしてきて「このように書いても過去の用例に鑑みれば間違いではないのだ!」などと正当化するような真似もまた、エアロパーツ好きのDQNベクトルが逆に向いてるオタク中二病をこじらせたままというだけで、いずれも自身の稚拙さをさらけ出してることには変わりはないはないのではないでしょうかね。

それこそ”一知半解の知識をふりかざして”青空文庫コピペ古書スキャン画像並べただけでクソとミソの区別もつけられないまま、汚名挽回的を得るは間違いではないのだなんて詭弁のもの論陣張りたがる知識人気取りのお子様をたまに見かけますけど、知識のない他者に対し優越感を得たいが為に学問かじってるのでなければ、その分野の研究者編纂にかかる概説書やそれがなければ重要論文の内容を地道に読み込むところから始めたいものですね。

あなたが挙げてるような素人でも無理なく読めるよう専門的な部分がざっくり端折られた一般書ばかり読み散らかして、基礎的あるいは体系的な知識も持たないままネットに転がってるデータベース検索かけて都合の良い箇所だけ適当に抜き書きしてるだけでは、いつまで経ってもあなたが見下してるつもりの半可通の領域から抜け出られませんよ。

 
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