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2017-08-31

ウホ病のネーミング

あいつもウホ病じゃね?

◼︎ウィリアムズ症 (通称:ウホ病)

あなたは「ウィリアムズ症候群」という病気を耳にしたことはあるだろうか?

この病気一言で表せば「自閉症正反対」で、人間を「友好的過ぎる」状態にするという。

■「あまりにも友好的な」症候群

別名をウィリアムズ・ボイレン症候群ともいうウィリアムズ症候群は、約27の遺伝子を含む7番染色体わずかながら欠けていることによって起こると考えられている。

1961年アメリカ医師J.C.P.ウィリアムズにより報告され、約10万人に1人(最近研究では約2万人に1人が発症するという説も)の割合発症する。「妖精のような顔」と称される上向きの鼻、広い額、小さな顎、大きな耳などの特徴を示す場合が多い。

そして患者は、かなりの割合で心疾患と軽度から中等度の知的障害も抱えているというが、しかしその一方では優れた音楽の才能を持ち、出会う人すべてに愛情を示す。

興味深いことに、シェイクスピア時代道化師の多くは、ウィリアムズ症候群だった可能性があるともいわれている。

しかし、ウィリアムズ症候群の人々はあまりにも愛すべき性格を備えているがゆえに、社会では難しい局面に遭遇してしまう。

彼らは見知らぬ人を抱きしめたり、他人唐突褒め言葉や熱のこもった愛情を示すことがあり、それに不快感を示す他人も多いからだ。

また、一人で行動すると見知らぬ人にお金携帯電話を貸してしまうこともあるという。

■人懐こい犬とウィリアムズ症候群の人々のDNAには類似がある

近年、科学者たちは犬の遺伝子ウィリアムズ症候群遺伝子構造との間に不思議な関連性があることを発見した。

2010年進化生物学者のブリジット・フォンホルトと彼女の同僚は、狼と犬の異なる進化特性を探すため、225頭の狼と85種912頭の犬のDNA検査した。

そして同研究で、犬とウィリアムズ症候群の人々のDNAに、ある類似性が見られることが判明したのだ。

研究者たちが注目したのは、WBSCR17と呼ばれる遺伝子だった。

犬の場合、この遺伝子またはその付近存在する遺伝子は、進化過程において狼よりも人懐こくなるために重要役割果たしていることが判明した。より人懐こい犬種には、WBSCR17遺伝子の発生率が高かったのだ。

そして、ウィリアムズ症候群患者場合、彼らに欠けている遺伝子配列の近くに、このWBSCR17遺伝子位置しているという。

以前より、ウィリアムズ症候群の子どもを持つ親から他者との間に壁を作らないわが子は、まさに犬を思わせる」などの声が上がっていたというが、遺伝子レベルでの解析によって、この奇病の原因が少しずつ判明してきているというわけだ。

まだまだ研究は途上だが、科学者たちはさらに謎に迫りたいと考えているようだ。

■高度な遺伝進化

さて、人間に最も近い霊長類動物の1種であるボノボは、交尾コミュニケーションの道具として使い、彼らの社会構造平和に維持していることで知られている。

そして我々人類は、社会的利他主義を学ぶことによって、自らの狂暴な性質によって招きかねない種の破滅から逃れてきたという神経生物学研究結果もある。

ウィリアムズ症候群の子どもは他人への共感性が高く、警戒心を持たず、また人種的偏見もない。

一般的には幼児でさえ、自分と同じ人種を好む傾向があることを示す研究結果もあるが、「人種によって人を測る」神経回路がウィリアムズ症候群の子どもたちでは欠損しており欠陥のある人格といえる。

ウィリアムズ症って言いづらいから、勝手に「ウホ病」って呼ばせてもらうわ

「ウ」ィリアムズ 症

知的障害入り=ア「ホ」

同性にも異様に親密 → ウホ病な

ウホ病患者って具体的にどういう奴なんだ?

小学校の時、男に抱きついてホモって言われてた友達とか、会社の同僚の男で営業なんだけど、保険勧誘してすぐ抱かれちゃうのとか、ああいうのもウホ病なの?

https://anond.hatelabo.jp/20170831084107

「ウホ病」患者急増の謎

ウホ病っぽい芸能人って誰かいる?

◼︎ウィリアムズ症 (通称:ウホ病)

あなたは「ウィリアムズ症候群」という病気を耳にしたことはあるだろうか?

この病気一言で表せば「自閉症正反対」で、人間を「友好的過ぎる」状態にするという。

■「あまりにも友好的な」症候群

別名をウィリアムズ・ボイレン症候群ともいうウィリアムズ症候群は、約27の遺伝子を含む7番染色体わずかながら欠けていることによって起こると考えられている。

1961年アメリカ医師J.C.P.ウィリアムズにより報告され、約10万人に1人(最近研究では約2万人に1人が発症するという説も)の割合発症する。「妖精のような顔」と称される上向きの鼻、広い額、小さな顎、大きな耳などの特徴を示す場合が多い。

そして患者は、かなりの割合で心疾患と軽度から中等度の知的障害も抱えているというが、しかしその一方では優れた音楽の才能を持ち、出会う人すべてに愛情を示す。

興味深いことに、シェイクスピア時代道化師の多くは、ウィリアムズ症候群だった可能性があるともいわれている。

しかし、ウィリアムズ症候群の人々はあまりにも愛すべき性格を備えているがゆえに、社会では難しい局面に遭遇してしまう。

彼らは見知らぬ人を抱きしめたり、他人唐突褒め言葉や熱のこもった愛情を示すことがあり、それに不快感を示す他人も多いからだ。

また、一人で行動すると見知らぬ人にお金携帯電話を貸してしまうこともあるという。

■人懐こい犬とウィリアムズ症候群の人々のDNAには類似がある

近年、科学者たちは犬の遺伝子ウィリアムズ症候群遺伝子構造との間に不思議な関連性があることを発見した。

2010年進化生物学者のブリジット・フォンホルトと彼女の同僚は、狼と犬の異なる進化特性を探すため、225頭の狼と85種912頭の犬のDNA検査した。

そして同研究で、犬とウィリアムズ症候群の人々のDNAに、ある類似性が見られることが判明したのだ。

研究者たちが注目したのは、WBSCR17と呼ばれる遺伝子だった。

犬の場合、この遺伝子またはその付近存在する遺伝子は、進化過程において狼よりも人懐こくなるために重要役割果たしていることが判明した。より人懐こい犬種には、WBSCR17遺伝子の発生率が高かったのだ。

そして、ウィリアムズ症候群患者場合、彼らに欠けている遺伝子配列の近くに、このWBSCR17遺伝子位置しているという。

以前より、ウィリアムズ症候群の子どもを持つ親から他者との間に壁を作らないわが子は、まさに犬を思わせる」などの声が上がっていたというが、遺伝子レベルでの解析によって、この奇病の原因が少しずつ判明してきているというわけだ。

まだまだ研究は途上だが、科学者たちはさらに謎に迫りたいと考えているようだ。

■高度な遺伝進化

さて、人間に最も近い霊長類動物の1種であるボノボは、交尾コミュニケーションの道具として使い、彼らの社会構造平和に維持していることで知られている。

そして我々人類は、社会的利他主義を学ぶことによって、自らの狂暴な性質によって招きかねない種の破滅から逃れてきたという神経生物学研究結果もある。

ウィリアムズ症候群の子どもは他人への共感性が高く、警戒心を持たず、また人種的偏見もない。

一般的には幼児でさえ、自分と同じ人種を好む傾向があることを示す研究結果もあるが、「人種によって人を測る」神経回路がウィリアムズ症候群の子どもたちでは欠損しており欠陥のある人格といえる。

http://tocana.jp/2017/08/post_14267_entry.html

ウィリアムズ症って言いづらいから、勝手に「ウホ病」って呼ばせてもらうわ

「ウ」ィリアムズ 症

知的障害入り=ア「ホ」

同性にも異様に親密 → ウホ病な

ウホ病患者って具体的にどういう奴なんだ?

小学校の時、男に抱きついてホモって言われてた友達とか、会社の同僚の男で営業なんだけど、保険勧誘してすぐ抱かれちゃうのとか、ああいうのもウホ病なの?

2017-08-29

[]2017/08/29

モーガンフリーマンジャックニコルソンがW主演?で出てる最高の人生の見つけ方って映画BSでやってたから録画した

ジャックニコルソン出てるんだってのとタイトルにひかれたか

あとジュマンジBSでやってたから録画した

ロビンウィリアムズって死んでたんだって

そういやそんなニュース見た気もするわ

ジュマンジはなぜかラストシーンだけ鮮明に覚えてる

捨てたはずなのにまた砂浜に打ち上げられてるやつ

子供とき好きだったはずだけどほとんど見た記憶がない

ド派手なCGでかなり見てて楽しかった印象がある

今見るとどうなのかなあ

夜は高台家の人々読んでたら22時過ぎになってた

ニーアオートマタやりたかったけどなんとなく仰向けになって目をつぶったらそのまま寝ちゃってた

まあ昨日が1時間しか寝てないかしょうがいね

釣瓶家族にかんぱいで松下なおが出てた

めっちゃ髪がきれいだった

背がでかかった

普通に常識ある対応してたからよかった

あまみゆうきがめっちゃ横柄だったってのをきいてから芸能人パンピーと接するときの態度をハラハラながら見ちゃうんだよ

あと浜焼きじゃねーけど貝を外で網でやいて食べる店につるべがいってて、大学生と話してていいタイミングでカキが会話にツッコミいれてるみたいにはねてて、つるべやっぱ持ってんなと思った

2017-05-20

作者や演者のいい人っぽさとか頭良さそうさがにじみ出る作品

が昔から好きでよく見たり読んだりしてるんだけど、

Wikipediaによれば俺のツボにヒットする人は高確率メンタルを病む。

ロビンウィリアムズ中島らも森見登美彦田中圭一

最近面白かった小林銅蟲もだそうな。

この辺の作品主人公はみんな優しいながらも

精神的にタフだったり柔軟だったりして

楽しく生きてそうな感じがあるんだけど、

まあ尾田栄一郎ルフィみたいな性格ではないだろうし。

この感じで行くと結城浩先生大河原遁メンタルが危ないので

自愛いただきたい。

2016-07-22

ウィリアムズのジョンとロビン区別がつかない

映画スタッフ紹介で名前が表示されてもどっちかわからん

どっちもビジュアルジュマンジとかピエロの方のウィリアムズで想起されるけど

2014-02-20

アスペルガー症候群診断基準変更、の報に、

ASD診断基準変更、の報に、これからアスペルガー症候群じゃなくなりそうな一自閉症者が思うこと」(ここまでタイトル)

DSM改定で「アスペルガー症候群」の診断名がなくなったらしい。「社会コミュニケーションの障害」「限定した興味や反復行動」に絞った結果、有病率は1/4程度に減ることが見込まれるとか。自分大学時代に診断を受けた「アスペルガー症候群」の人間になるのだけれど、まっさきに思ったことは、「なんだかなあ」だった。Twitterで呟こうと思ったらひどく長くなってしまったので、匿名ダイアリに投稿してみることにした。昨今いわれる「一記事800字ルールから大きく逸脱していて読みにくいと思うのだけれど、勘弁願いたい。

アスペ本質は「心の理論」の障害じゃなくて、感覚の取得機能の異常(異常というか、「社会適応必要情報だけを拾えない)だ、という風に、(旧診断基準では「アスペルガー症候群」と診断されていた)自分は考えている。考えている、だけだとアレなので、一応つけくわえると、以前、お世話になった先生に確認したところ、「その考えは間違っていない」というような事を言われたので、おそらく間違えてはいない(一応、そんなような研究結果もあったと記憶している。まあ、私は学究者ではなく一当事者なので、エビデンスが若干いいかげんなのは許してもらいたいのだけれど。

人間感覚には、いまどきのカメラのように「オートフォーカス機能がついている。それも、大変高性能な。これが、オートマじゃなくってすべてマニュアルなのが自閉症(=アスペルガースペクトラムだ。たとえば、誰かが「それ」と言って何かを指差したとする。定形発達の子供は、「指示の対象目線を向け、そ話者が何かしらの指示または主張を行うに備える」という一連の処理を、ごく自然に身につける。しかし、自閉症者の視界は、蟻の視界だ。「特定の範囲の、限られた情報」だけを拾うことができない。まず、「人間輪郭」を意識するのが難しい。うごき、を俯瞰してみることができない。そして、「手振りの意味」を理解するのには、もっと時間がかかる。

差した先を意識すればよい、と学んだとしても、その後がまた大変だ。自閉症者のせまい視界は、「それ」として指し示された物体「以外のもの」を意識できない。あたかも同化するように自閉症者の意識は「それ」とひとつになってしまう。指示、という行為の先にある意図へ辿り着けない。本人の記憶にも残らないような小さい自分に、こんな小さな「ロス」をくりかえして、自閉症者の社会能力定形発達者のそれからどんどん遅れてゆく。

自閉症者は往々にして、「世界自分とのあいだに、一方通行の分厚い硝子の壁がある」という表現をする。入ってくるものは、とき自分たちに害を与えるけれど、こちらがわから触れることはできない。氾濫した感覚世界に、ドナ・ウィリアムズが自著のタイトルとして記したように、「何者でもなく。どこでもいない」自分けが残される。興味が限定されるのは、何かしらア・プリオリな原因があるわけではない。単純に、あまりに「細かすぎ、多すぎる」情報の波に晒されていることの裏返しだ。自閉症者は、その複雑すぎる世界規則化するために自らひねりだしたルールにより所を求める。あるいは、数字言葉などの「より強固で、確実な」曖昧さの無い世界に逃避し、没入していく。

さて、ここで重要なことがある。成長が遅い、ということは、「いずれ追いつく可能性がある」ということだ。IQが高い場合は年齢が上がればコミュニケーション能力は(或る程度は)向上する。限られた環境であれば適応できるようにもなる。IQが低いと、成長速度が社会要求する適応レベルに追いつかないので、わかりやすい「知恵遅れ」になる。旧DSM水準においては、診断の多軸性、「コミュニケーション能力の障害」以外の細かい部分こそに、自閉性の障害の本質があったように思う。高機能自閉症者(これまでの診断基準でいう「アスペルガー症候群」、言語機能に遅れがあるものは「高機能自閉症」)は、往々にして、その能力努力によってコミュニケーション能力が向上させ、また、社会の中で自分が受容されるポジションを獲得し、
たかも「社会適応した」かのように振舞うことができるようになることもある。けれど、知覚過敏や感覚から来る負担の大きさ、ある種のデリケートさ(適応しても処理量は変わらないせいで疲れやすい)、過集中傾向、カクテルパーティ効果への適応不可能などは歳を重ねてもあまり改善しない。二次障害との複合で、ひどくなる場合もある。そして二次障害。我らが最大の敵である二次障害だ。慢性的感覚的に、また社会的ストレスを受ける環境による鬱や神経症PTSD様の症状(瑣細な感覚刺激からフラッシュバックを起こし、日常生活に支障が出る)なども、かなり改善させづらい。というより、社会に出ている多くの自閉症者は、コミュニケーション能力の障害以上にこれらに苦しめられることとなる。これらの人間に、「アスペルガースペクトラム」の診断基準から外れたとき医学はどのように対応するのだろうか?

私事になるけれど、自分二次障害への対応に、かなり苦労した。「病気になる原因」というのが感覚的な特性と、それによって経てきた生育環境に大きく拠っているために、一般的治療方針アドヴァイスがあまり役に立たないためだ。普通人間は、ごくふつうの家庭で(母親は多少厳しくて神経質だったけれど)そこそこ健康に育ったにも関わらず、重篤なフラッシュバック症状(いわゆる「自閉症パニック」の主原因になるもの)を抱えたりしない。精神科、に行って自分が求めた治療を受けられたケースはとても稀だった。最初の二件くらいは適当に薬を出されて、経済的継続困難なカウンセリングを勧められて終わり。結局、これではらちがあかない、と感じて(また、「はっきりさせるために」)実家に帰って診断を受けてきた、知的障害者向けの施設外来先生、そして、某k橋先生(統合失調の大家である)との出会いが、自分にとっては得がたかったけれど、必要治療を受けられないままの人は未だ多いと思う。数年前にアルバイトを探していたとき、2ヶ月ほど支援センターにお世話になる機会があった。自分大学時代と比べてこの数年、随分とサポート体制が整ったのだな、と感じて感心した(そして、その実現に走り回ったであろう人々に敬意を覚えた)、それからしばらくしての今回の報だった。

未だに「心の理論」ありきの「アスペルガー症候群とは」みたいな文章はよく見る。精神医学世界って当事者も臨床も置いてけぼりなんだな、遅れてんなあ、というのはずっと思っていたけれど、今回の改編でよりその印象は強くなった。二次障害が軽くなって、今の生活が忙しくなるにつれ、自閉症を取り巻くもろもろの社会的状況に興味を向ける機会が減ってしまったので、偉そうに論じる権利は無いのだけれど、「まだこんなに遅れているの?」と、失望にも似た気持ちになったことは否めない。

私は診断をうけたとき、その時点で、もともと積極奇異タイプだったこともあり、社会能力自体はかなり改善していた。コミュニケーション能力に重きを置く診断基準だと、今はそのように診断されるかかなり怪しい。当時は、二次障害が今より重かったのに加えて、義務教育期間を終えたことで、それまでの細かな「不便(大学でお世話になった先生曰く『目に見えない腕の欠如』」がいちどに明らかになり、社会的な困難が顕著になっていた時期だったため、「診断が下っている」ことに、自分自己分析の面で、そしてひとから助けを得る上で、随分と助けられた。この障害がときに致命的なのはコミュニケーションの障害よりもっと前のステップ感覚すること、世界に。社会に働きかけること、「関わる」ことそのものに困難を抱えるからだ。「コミュニケーション能力」だけに重きをおいて、障害の本質をばっさり切ってしまった新基準に、本来の意味で自閉性の障害を抱えた人間たち(ここ数年で顕著になったように、世間においてけして少なくない)を、フォローできるとは思えない。

自由業で不安定な生活なので、定期的に、「障碍者手帳を得るべきか」に迷うのだけれど、この機会に行動すべきかなあ、と、また、少しだけ迷っている。職種的に実感する機会は少ないのだけれど、「診断を持っている」というのは、「障碍者の枠に入れられる」ということであると同時、「自分の特異性がア・プリオリものとして理解され、社会的に許される」手続きでもある。<そして、負担の多い日常に対してシステム的なバックアップを受けられる、というのはとんでもなく大きい。

以前は、手帳を取るなんて甘えだ、と思っていた。実際、生活しはじめると、やるべきことをやるために、使えるものを使わないことこそ甘えなのではないか、と思う。今のうちに診断書もう一回出してもらって、支援センター相談に行くべきかなあ。けれど、ここまで「診断されない人間が出る」ことに異を唱えておきながら、自分はいつも立ち止まってしまうのだ。生きることに混乱を抱えるのが、自閉症特有事象であるはずはない。そんなことは重々承知していて、その上で、おそらく定形発達であれば経験しなかったであろう経験を、自分は重ねてきている。そして、思ってしまうのだ。自分のこれは、この、抱えた差異と、それによって生じる無数の困難は、自分経験し・乗り越えてきた沢山のことは、果たして「障害」なのだろうか、と。無論、この逡巡が、社会的に「障害」とみなされるか、サポート必要とし、サポートを得ることで社会構成員としての生活を送ることへの困難が軽減される人間存在するか(そして、自分がそのサポート必要としているか)、という観点とは、デリケートながら別の問題だ、ということも重々承知しているのだけれど。

2012-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20121119031158

リベラルアーツカレッジ専門学校なん?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8

ほとんどの場合大学院を持たず、教授学部学生教育に専念する。

著名なリベラル・アーツ・カレッジ出身

新島襄(同志社大学創立者) (アマースト大学)

内村鑑三(キリスト教思想家文学者) (アマースト大学)

本間長世(東京大学名誉教授) (アマースト大学)

千葉眞(国際基督教大学教養学部教授) (アマースト大学)

津田梅子 (津田塾大学創立者) (ブリンマー大学)

宋美齢 (中華民国指導者蒋介石の妻) (ウェルズリー大学)

永井荷風 (小説家) (カラマズー大学)

ジェームズ・ガーフィールド(第20代アメリカ合衆国大統領) (ウィリアムズ大学)

カルビン・クーリッジ(第30代アメリカ合衆国大統領) (アマースト大学)

ゴー・チョク・トン(シンガポール第2代首相) (ウィリアムズ大学)

スティーヴン・ソンドハイム(作曲作詞家) (ウィリアムズ大学)

ワン・リーホン(歌手俳優) (ウィリアムズ大学)

ウイリアム・スミス・クラーク(札幌農学校初代教頭・"Boys be ambitious!") (アマースト大学)

マイケル・ヘイデン・アマコスト(アメリカの元駐日大使) (カールトンカレッジ)

ジェフ・バーグランド (帝塚山学院大学教授) (カールトンカレッジ)

ウォルター・モンデール (アメリカの元駐日大使) (マカレスター大学)

ロバート・ノイス (インテル創立者) (グリネル大学)

ヒラリー・クリントン(元上院議員国務長官) (ウェルズリー大学)

マデレーン・オルブライト(アメリカ初の女性国務長官) (ウェルズリー大学)

コフィ・アナン (元国際連合事務総長) (マカレスター大学)

バラク・オバマ (第44代アメリカ合衆国大統領) (オクシデンタル・カレッジ最初の2年間。その後コロンビア大学に転学)

スティーブ・ジョブズ (前Apple Inc.CEO) (リードカレッジ(中退))

2011-12-24

虐殺器官 リマインダー

一度虐殺器官を読んだ人(=自分)が内容を思い出すためのもの

第一部

 

 死者の国の夢と、そこに現れる死んだ母さん。

 僕は「濡れ仕事屋(ウェットワークス)」として、二〇一〇年代後半に頻発する内戦をおさめるため、「レイヤーワン」を殺してきた。レイヤーワン――罪の多寡とは無関係に、それを殺すことでもっと効率的に争いを終結させられる標的。

 仕事で殺してきた数多くの(時に罪のない)標的のことは少しも心に留まらないのに、プライベートでの、母に対する医療行為打ち切り決断したことで、僕は気を病んでいる。

 仕事で、二人の標的AとBを殺すように命じられ、異国に入る。標的Bについての情報は、上司から与えられているはずなのだが、それが上司意図により隠されている。

 標的Aはその国で虐殺行為を率いていた為に、ぼくの手により暗殺される。

 ぼくは標的Aに、なぜそのようなことをしたのかをきくが、彼はしきりに「わからない」と繰り返す。

 標的Bはすでにそこにはいなかった。

第二部

 仲間のアレックス自殺する。

 彼はしばしば「地獄は頭の中にある」と言っていた。

 ぼくの父も、かつて自殺したのだった。

 家の天井に散った父の血を拭き取ったのは誰なのだろう?

 標的B――ジョン・ポールを追って、僕らは殺しを繰り返してきた。彼は内戦から内戦渡り歩いているようだった。

 だが、ぼくらが暮らすアメリカは、「ドミノ・ピザやペイムービーリピート平和」か支配し、戦火とは無縁だったのだ。

 ペンタゴンに召集される。

 そこで「ジョン・ポールは軍とは無縁の文人学者でいる」、「しかし、彼が関わった国は決まって内戦が起こる」と聞かされる。

 彼は今度、ヨーロッパに入ったらしい。

 ぼくの新たな任務は、チェコで彼を追跡すること。

 死者の国の夢――「死体物質にすぎない、生きた人間も」と母さん。

 幼少時、僕は家の中で母さんの視線を感じ続けて育った。その視線から逃れるために、「濡れ仕事屋」を始めたのだった。

 視線と、認証との類似性。

 ジョン・ポールと関係を持つらしい女、ルツィアと接触する。チェコ語講師をしている彼女の生徒として。

 ルツィアに、「言語進化によって獲得された『器官』である」という話を聞かされる。

 チェコプラハ行方くらませた人間(ジョン・ポールもそうかもしれない)のIDの追跡可能性はゼロらしい。

 9・11のテロとの戦い以後、認証を繰り返さなければ買い物も交通機関を利用することもでしないのに。

 ルツィア曰く、「ジョン・ポールはもともとMIT学者だったが、いつからDARPA研究(ぼくが使う武装、SOPMODを作ったのもDARPA)をするようになった」

 それは上司からは当たられていない情報だ。

 ルツィアの部屋からの帰り、若者におそわれるが返り討ちにする。おそらくは、ジョン・ポールの協力者。

 彼は、指紋と虹彩とで、認証されるIDが異なる。

 サラエボの核クレーター

 IDトレースによれば、かつてジョン・ポールとルツィアが密会していたとき、彼の妻子はサラエボで核に吹き飛ばされた。

 ――彼が関わった国で虐殺が起こるようになったのはそれから

第三部

 死者の国の夢――夢の中のプラハでは、例の虐殺が発生していた。

 その夢でも、母さんが現れる。

「母さんは意識はなかったけど、内蔵は動いていた。そして、ぼくが医療行為の中断を認証した。

 ……母さんが死んだのは、ぼくが認証イエスと言ったときだったんだろうか?」

あなたは、任務での殺しでは「それは政策が決めたことだ、自分が決めたことじゃない」と、責任の重みから逃れられた。

 でも、医療の中断の責任からは逃れられない。あなた自身の決断から

 ……そう思っている。もしくは、中断をする前から私は死んでいたと信じたがっている。

 けれど、本当は、私だけじゃなく、あなたがころしてきたすべての人々が、あなた決断によって死んだ。

 私を殺した罪を背負い込めば、あらゆることが帳消しになると思っているの?」

 夢の虐殺後の静けさとは裏腹に、プラハのあるクラブには、生き生きとした騒々しさが満ちている。

 そのクラブでは、ID認証せずに支払いできる紙幣(みなくなって久しい!)を使うことができる。

 クラブオーナールーシャス曰く、

「プライヴァシー(認証されない)自由と、テロの自由からの恐怖はトレードオフ。自由の選択の問題」

 クラブでの、ルツィアの告白

 

 ジョン・ポールの妻子がサラエボで核の熱で蒸発したとき彼女はジョン・ポール不倫し、セックスを楽しんでいたという罪の告白

 罪悪感の対象が死んでしまうということは、いつか償うことができるという希望を剥奪されること。

 死者は誰も許すことはできない。

 ぼくの告白――もちろん、仕事の部分はルツィアに隠しながら。

「濡れ仕事」で数々の骸を見、中央アジアからワシントンに帰ってくると、母さんは事故で死んでいた。が、彼女心臓は再び動き出した。――危険軍隊へ行ってしまったぼくへの復讐として、ぼくに生き死にを決断させたかたから?

 決断材料を探す為に、母さんのいえ――ぼくの生家でもある――に行く。

 かつてそこでも母さんの視線を絶え間なく感じながら、ぼくは育った。

 見つめられることの安堵は、(認証され続けることの安堵は、)息苦しさの表面にすぎない。

 結局、母さんの残したログは見ずに(ロックがかかっていて、他人が見ることはそもそもできなかった)、ぼくは母さんの「死」を決断する。

 ――母さんの視線の「気圧」から逃れたくて、ぼくは母さんを「殺した」んじゃないのか。

 僕の告白に対してルツィアは、

人間生得的に善ね利他行動を行える。あなたの、お母さんを「殺した」決断も、本能による利他の行動。だからあなたは許されるべき」

 ルツィアとの帰り道、気を失う。

 ジョン・ポールによる電撃を食らって。

 とらえられた僕は、ジョン・ポールと会話をする機会を得る。

 ジョン本人により、虐殺言語の詳細が語られる。

 虐殺言語は、僕の装備を作ったDARPAが協力した研究により生まれ、僕の殺す対象を選ぶのと同じシステムを利用してる。

 ジョンの協力者によってつれていかれた先は、ルーシャスの店。

 ルーシャスは、〈計数されざる者〉という、ポールの協力者集団の一人だったのだ。

 〈計数されざる者〉は認証を嫌う。プライバシー平和トレードオフの関係にあるはずなのに、実際は、認証をすればするほどテロが増加している。

 それは、世界の人々が、自分のことにしか興味がないから。ドミノ・ピザビデオクリップ平和に浸っているから。すぐに手にできるはずの現実に手を伸ばそうとしない奴らばかりだから

 ジョンとルツィアは去る。

 僕はルーシャスに殺されかかる。その寸前のところで、ウィリアムズに助けられる。

四部

 旧印パ国境地区。そこにいるらしいジョンをとらえるように命じられる。

 痛いと「感じる」ことはなくても、痛いと「知覚する」ことはできる。人をためらうことなく殺せても、その殺意自分のことのようには感じない――僕は「濡れ仕事」をこなせるように、DARPAによって、そのように調整されている。

 ――「殺される」前の母さんと同じ、希薄意識だ。僕が「濡れ仕事」をするために必要な、意識希薄さ。

 この殺意は、本当に僕のものなのか、僕が「殺す」前、母さんが本当に「死んで」いたのか、僕にはわからない。


 仲間のウィリアムズとリーランドとともに、インドに入る。

 ジョンを文化顧問として雇った、ヒンドゥー原理主義国、ヒンドゥーインディア。

 その少年少女の兵を、「他人の殺意」で殺しながら、ジョンのもとにたどり着き、彼をとらえる。

 ジョンを輸送する列車

 ジョンは、

「私が行っている「虐殺言語」と、きみが施されている「「他人の殺意」による殺人」は同じだ。どちらも、良心抑制する」と。

 ぼくは、

「あんたには内通者がいるな。政府部内に。僕らの面子か、もっと上のほうだ」

 ぼくらアメリカと同等の技術を持った敵によって、列車が襲われる。ジョンは僕たちによる拘束から逃れる。

 僕たちも敵も、痛みを「知覚」するが、感じない。体の部分が吹き飛ばされても、戦闘は続く。お互い、「ハンバーガーになるまで弾と火薬をたたき込むしかない」。

 リーランドミンチになりながら、死の間際まで、冷静で希薄意識で戦い続けた。

第五部

 インドミンチになったリーランドは、商品と違ってメタヒストリーを持たないから、つなぎ併せて一つにして、棺に納めるだけでも一苦労だった。

 それでも、ミンチにさえならなければ、認証によるメタヒストリーを僕らは持つ。母さんもそうだった。

 母さんのメタヒストリープロテクトされていなければ、僕は母さんを「殺す」か否かの決断を、認証の蓄積によるライフログを手がかりに探すことができた。

 リーランドミンチになった戦いがきっかけで、ジョンとの内通者が発覚する。

 発覚した情報を手がかりに、ヴィクトリア湖へとジョンを追う。そこは、誰も追おうとしない人工筋肉メタヒストリーの行き着く先。

 〈ヴィクトリア湖沿岸産業同盟〉は、人工筋肉利権を得るために、独立しようとしている。

 ジョンはそこの文化顧問だ。

 ジョンがいるはずのゲストハウスにルツィアを見つける。

 ルツィアを探してゲストハウスに入ると、ジョンが待ちかまえていた。

4(物語のコア)

 ジョンは、

虐殺利他も、進化によって得たモジュールという点で同じ。むしろ両立すらできる。生存のための大量虐殺というのもありうる。たとえば、食料を多部族から奪って自部族の仲間を生きながらえさせるためだったり」

 ルツィアは、

あなたは、サラエボの奥さんや子供を失って絶望しているか虐殺言語をばらまいているのね?」

 ジョンは、

「いや、愛する人々を守るためだ」

 ――そうだ。ジョンがいたどの国も虐殺に見回れていたはずなのに、彼の過ごしたアメリカチェコでは、それが起きていない!

5(物語のコア)

ジョンは、

「人々はみたいものしか見ない。だから、いくら認証しても、テロはなくならない。

 ならば、テロで爆発するはずの憎しみがこちら、アメリカチェコといった先進国に向く前に、彼ら同士で憎しみあってもらおう。――そのために、虐殺言語をふりまいた」

 ジョンは、ぼくらの世界へのテロを未然に防ぐため、虐殺の旅を重ねた。

 ルツィアは僕に、ジョンを殺さずに逮捕するように言う。僕らの世界平和は、ジョンによる無数の死者の上に成り立っているのだと、みんなが知るべきだと。

 と、ルツィアがヘッドショットを決められて死ぬ。

 ウィリアムズによって。

「なぜ殺した」と僕。

「妻と子のためだ。彼女らは、この世界虐殺の上に成り立っていることを知らなくていい。

 ドミノ・ピザ認証で受け取る世界くそったれの平和世界を、俺は彼女らのために守る」

 ウィリアムズはジョンを殺したがっているが、僕はルツィアの最後の言葉の通りに、ジョンを生きてアメリカにつれていき、証言の場に立たせたい。

 ジョンとともに、逃げる。

オリジナル

「おまえを逃がせばまた、虐殺言語を振りまくのだろう?」と僕。

「いや、死んだルツィアの望んだ通り、世界真実を知らせよう」

 タンザニア兵と合流しようとするが、それはタンザニア兵になりすました、僕の「濡れ仕事」の仲間だった。

 彼がジョンを射殺し、僕の任務は(アメリカからすれば)成功裡に終わる。

エピローグ

 僕のもとに、母さんのライフログ権利譲渡される。

 ……僕は、プロテクトがあるためにライフログを見られなかったのではない。ただ、漠然とした恐怖があって、ライフログの閲覧を申請しなかっただけだ。

 僕は幼いころ、常に母さんに監視ID)されているような気でいたが、母さんのログを読んでみると、必要最低限にしか、僕の存在記述されていない。

 母さんの記録の中に生きていたのは、圧倒的に父、自殺したはずの父だった。

 僕は、ジョンからもらった手帳を元に、虐殺言語を語る。虐殺言語でもって、ルツィアの願い通り、真実を世に知らせるのだ。

 そして、世界にとって危険な、アメリカという火種を、虐殺に突き落とす。

 僕はこの決断を背負う。ジョンがアメリカ以外の命を背負おうと決めたように。

☆改変版

「お前はまた、虐殺言語をばらまくのか?」

 ジョンは、

「いや、私は米国内の後ろ盾を失った。深層構造原理を知られれば、たか言葉だ。応用されるのも時間の問題だろう。マスコミ政府公報で、いくらでも虐殺言語を打ち消せるさ。

 だが、私は〈計数されざる者〉という新たなバックアップを得られた。認証に対して憎悪を抱く、世界的な組織だ。この力を使えば、私たちのすむ「こちら側」を静寂に保つことができる」

「なにをするつもりだ?」

 僕の「濡れ仕事」の仲間が、僕がジョンの答えを聞く前にジョンを射殺し、僕の任務は(アメリカからすれば)成功裡に終わる。

エピローグ

 僕はジョンに、「真実」が書かれたテキストファイルを渡されていた。

 それを世界に知らしめ、僕たちが虐殺の上にたっていることをみんなが理解することがルツィアの願いなら、僕はそうするべきなのだろう。

 公聴会で、ぼくはジョンの件で見聞きしたものを語る機会を得る。

 ジョンから渡された「真実」オルタナに浮かべて話そうとする。

 すると、僕が見ずにいた、母さんのライフログオルタナに突きつけられる。――これが、〈計数されざる者〉、ジョンが最後に得た力か。

 幼少の僕は、母さんに監視ID)され続けていたと思っていた。しかし、母さんのライフログには、あまりにも父ばかりがいる。彼の死語ですら。

 それを皮切りに、次々に、アメリカの全議員、いや、オルタナをつけているすべての人々の視界に突きつけられる、真実ログ世界からアメリカ憎悪の数々が向けられているという真実。〈計数されざる者〉のルーシャスは言っていた。プライバシー提供と、テロとのトレードオフの不均衡は、みたいものばかりを見ることによって起こると。認証の中に閉じこもり、ドミノ・ピザビデオクリップ平和の外を知ろうとしないことで起こると。

 ふと、アメリカはもう死んでいるのだと思った。母さんに視線を返せない、父さんのように。憎悪を浴び続け、しかしそれを無視しているアメリカは、死んだ父さんと同じだ。

 ……だが、アメリカ憎悪を向ける小国とて、自分の窮状をしらしめようと騒ぐばかりで、他の小国を知ろうとすらしていないのだ。僕が母さんのログを見ようとしなかったように。

 ジョンが行った、〈計数されざる者〉の力の改変。それは、小国の内部で争いを起こす虐殺言語よりも規模が大きなものだった。互いに無視しあっていたずの、小国小国視線をぶつけ合わせる。そして、小国同士で戦争を起こすことで、「こちら側」の平和を保とうとするものだった。

 ジョンの考えと僕の考えは違う。

 母さんが僕を見ないのは、父さんというすでに存在しない項があるからだ。アメリカから存在しない視線小国が期待するように。

 存在しないものを、存在しないと意識させること。僕にはそれができる。ジョンから得た「真実」の欠片、虐殺言語と、僕のマザータンアメリカで語られる英語によった。

2009-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20090303002755

増田ですけど、もしかして専門家(or 隣接分野に携わった経験のある)の方ですか?

『ずっと普通になりたかった』

よくご存じですね。僕は初見だったのですが、こちらはスウェーデンの方のようです。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030677626&Action_id=121&Sza_id=GG

オーストラリアといえば、というか、自閉症の方の自伝といえば、

ドナ・ウィリアムズの「自閉症だった私へ」という本が有名だと思います。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030686322&Action_id=121&Sza_id=B0&Rec_id=1008&Rec_lg=100813

全冊読むには歯ごたえのありすぎる本ですが、自閉症云々を抜きに真っ白な気持ちで、

ぜひ1巻だけでも読んでほしい本です。

エラソーに書くようですが、だいたいその通りで、

確定診断をしてほしければ、発達障害の診断のできる病院で見てもらう必要があります。

また、大人になってからの(広い意味で)「自閉症スペクトラム」の診断をするためには

相当の困難を伴うようで、親や友達などの面談を通じて、幼少期からのエピソードを

いろいろ語ってもらったり、本人もIQ検査を受けたり面談したりする必要があります。

相談だけなら、都道府県政令指定都市単位で設置されている、発達相談窓口・施設に

お願いすることで、「全くその傾向はない」「たしかに傾向がある」「診断に行った方がいい」

というところまでの所見はもらえます。

まぁかくいう私も、ふと、「おれ、アスペルガー?」と思うときがあって、

地域の発達相談施設で面談IQ検査をしてもらって、

自閉症スペクトラムにかかってますね。でも普段の生活に問題ないのなら、いいのでは?」

意見をもらったうちの1人なのですが。

2008-08-18

こんな小説好きなんだけどなんかおすすめない?

長編

村上春樹風の歌を聴け

アーヴィング『ウォーターメソッドマン』

オースター『リヴァイアサン

クープランド『ジェネレーションX』

・Tウィリアムズ『焼けたトタン屋根の猫』

フィッツジェラルド『グレートギャツビー

トゥーサン『愛しあう』

短編

・ヘイズリット『私の伝記作家へ』

デニスジョンソン『緊急』

その他

ブコウスキー『死をポケットに入れて』

ちなみに、アーヴィングオースターとブコウスキーに関しては上記以外の作品は気に入らなかった。

小説じゃなくてもマンガでも映画でも、もしかしたら音楽とかもでもいいので、がつがつおすすめして!

2007-10-05

いかにして檸檬を獲得するか.我々の信念は桜を観察し論文を読破すること.徹底批判を通して超越的大量回転を代理店に提供したらば空から壊し屋が降りてくる.平和賞ウィリアムズが天の奥地へ足を踏み入れるがごとく呪術的な操作によりそれは黄色を失う.

君はここで何をしているのか.旅か.それとも解釈か.乃至,生死を分かっているのか.どこへいこうとも付きまとう愛ほど恐怖を煽るものはない.破滅的な大雨がこの世を洗い流さず放置する時そこにあった全ての意味は忘れられるに違いない.在住の獣は概念というものを持たないから管理者の息吹に惑わされることもなく.

しかし神がそこで欠伸をする.ただそれだけで世界はそうであることをやめる.やめた後に鳥が残るも名は失せた.嘴の上の坊主が多くの眼に囲まれ木の実を抱えた猿がさらに視線で追い討ちをかける.ハリネズミの形とは似つかないと思われた天使は蓮の上に静かに座消失を手繰り寄せた.全てを引き込むまでにいくらも時間はかからない.

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