はてなキーワード: インジャンとは
「文章表現そのものの持つ可能性を追求した芸術作品」みたいな定義だっけ?
だとすると俺が読んだことがある純文学は「アルジャーノンに花束を」と「虎よ虎よ」だけかなあ。
え?じゃあ純文学ってなんだ?
恋愛ドラマや戦争映画でサブテーマに人種差別が入ってきてるような感じ?
純喫茶は「純」=「酒の力に頼らずソフドリと飯と雰囲気だけで勝負してますよ」って意味だっけ?
じゃあ純文学も「純」=「内容に頼らずに文学性だけで勝負してますよ」じゃないとアウトなんか?
チョット調べたら「こころ」や「よだかの星」も純文学らしいね。
でもどっちも「"潔癖症的な自己憐憫&自己否定"vs"自己満足的な懺悔&自己破壊"のタッグマッチ」がメインテーマであって、文学としての表現力はそれを盛り上げるための裏方業務って感じじゃね?
裏方凄いなーって所で盛り上がるときがあるのは分かるよ。
サマフェスのスピーカーの仕組みがバズるとか、競馬の名実況で思い出トークが始まるとか、でもそれってやっぱりサブジャンル的な楽しみ方だと思うんだよなあ。
それとも「SF」や「歴史小説」や「架空戦記」みたいに単なる舞台設定の一種なのか?
いやそもそもの考え方が違う気がしてきた。
小説って作品のジャンルを何によって定義するのかが他のコンテンツよりも自由すぎるんだな。
あとテレビゲームの「アクションアドベンチャー」とか「MMOFPSRPG」みたいな合体型のジャンル表現が発達してない。
分類する人間が漠然と一番濃度の高い要素で定義してるだけなんだな。
そうなると「純文学」って言われる作品の傾向がなんか見えてきたわ。
「他にメインジャンルになれるような要素が強いものがなく、かつ純文学のカラーが強い」って場合に「純文学」の棚に分類されていくってことなんじゃねえか?
「文章表現そのものの持つ可能性を追求した芸術作品」であることは「純文学」の必要条件でしかなく、「文章表現そのものの持つ可能性を追求した芸術作品」だったら全部「純文学」になるわけじゃない。
逆に「純文学」と呼ばれている作品はすべて「文章表現そのものの持つ可能性を追求した芸術作品」であるってことか。
すげー地味なオチだな。
しかしアレだな、こうなると「純文学」ってジャンルに区分されるってのは「それ以外の要素が特定のジャンルに含まれるには弱いね」を意味しているってことだな。
「恋愛小説」や「ライトノベル」っていうジャンルに区分けされるのと「純文学」ジャンルに入れられるのどっちが作者的に満足が行くのだろうかってのは永遠の謎だなあ。
「アルジャーノンに花束を」にしたって文章によって主人公の知能状態を表現しているのは凄いんだが、それを通して描かれる差別問題、知性の絶対性に対する問題定義の方もちゃんと読み込んでやらんとアカンやろとは思うんよな。
絵画の世界だと手段そのものが目的になっていることは結構あると思うが、文学の世界でそうなってる作品ってあんま多くなさそうなんだよな。
結局求めているのは自分が切り取りたい世界観に合わせたより適切なレンズやフィルターであって、それが凄いねって褒められたとして作者的には「いやそれを通して見せたかったものの方の感想言えよ」なのかも知れねえなあ。
先日「実写映画 トランスフォーマー」シリーズの新作、「トランスフォーマー ビーストの覚醒」が放映された。
この作品は現在も放映中で、自分もこの作品を見て楽しいと感じることもあったし、映像技術が最初期の実写映画からは格段に進歩していると感じられ、作品としては好きだと思った。
トランスフォーマーを同人活動のメインジャンルとして活動するべきではない。
既に公式アカウントをチェックされている方はもうご存知かもしれないが、出処不明のリーク動画を平然と引用リポストで公式情報として紹介したり、ファンアートどころかネタバレ、二次創作的意味合いを含むイラストをリポストしたことでファン側から注意喚起がなされる事態にもなった。
まずシリーズ作品をニコニコ動画や海外の動画サイトで違法視聴する一部のファンがいる他、数年前にIDWパブリッシングで連載されていたコミックスのコマをtumblrなどから拾い画として投稿したり、その切り抜いたコマの画像をコラージュしてイラストを付け加えたりなどする投稿も多い。
また、センシティブな画像を鍵やワンクッションなしで投稿したり、挙句の果てに公式作家では無いのにskebなどのコミッションでトランスフォーマーのキャラクターを描き金銭を得ている人もいる。
更に多いのがリークや連載中のコミックスの進捗画像などの流出だ。
ネット上の問題だけではなくリアルで行われているイベントでも問題が起こっており、コラボカフェでトラブルを起こしている人間や、同人イベント活動でもひとつのサークルに居座って帰らず、アフターまで着いてくるような人間も複数見かける。
また、ファン同士の横の繋がりが広いため、解釈や絵柄で陰口を叩かれる人も居り、ライト層が入ってきた場合高確率でトラブルに巻き込まれたり、怖い思いをする可能性があるのだ。
初めに言わせて頂きたいのは、この話は
という話ではない。
「トランスフォーマーは新しく入ってきたファンが嫌な思いをするかもしれない界隈なので両手を上げて歓迎しにくい」
という話だ。
どうしてこんな話をするのかと言うと、今年新しく公開された映画、実写映画「トランスフォーマー ビーストの覚醒」によって新しくこのトランスフォーマーというジャンルを好きになってくれる人が増えたからだ。
トランスフォーマーというシリーズは私も大好きだし、1985年から続く長寿シリーズだから数十年来のファンも多い。
まずトラブルを起こす人、モラルに欠けている人がこの10年余り見ていてもかなり多いこと。
トランスフォーマーは1985年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」というシリーズから始まったのだが、このシリーズの動画があまりにもYouTubeにもニコニコ動画にも無断転載が多い。
しかも、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の他のシリーズも無断転載が多く、酷いと「公式が配信していた動画があるなんて知らなかった。ニコニコ動画で見ていた」なんて人もいる。
もっと酷い話だと、「このシリーズが見たいのにサブスクがない」という人に「ニコニコ動画(またはYouTube)で見れますよ!」なんて違法視聴をリンク貼りつけてリプライする人もいる。
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」シリーズはその続編に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー ザ・ムービー」「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」などがあるのだが、それらは今サブスクリプションでの配信がなく、それについて話題にすると違法視聴を勧めてくる人がかなりいる。
酷い人だと「ザ・ムービーはニコニコ動画で見ました!」なんて普通に呟いている人がいる。
長く続いているシリーズなので、もちろんトランスフォーマーという作品で二次創作をしている人もいる。
でもここでもトラブルが多い。
Tumblr、Deviantartというサイトがあるが、数年前からIDWパブリッシングにて出版されていたトランスフォーマーのコミックシリーズの作画に携わる人達はここに「今回の話でこういったカットを描きました」などの進捗を上げている人がいる。
そこに挙げられたアメコミの一部、または無断転載されている電子版のページからキャラクターを丸ごとトレースしている人や、公式の画像を上から塗りつぶして絵を上げていた人などが数年前から問題になっている。
また、二次創作には付き物のカップリングでも派閥が生まれ、「〇〇さんが解釈したこのCPはいい、このCPはダメ」など言われて攻撃されてしまう人もいる。
ここまでだったらどの界隈だって有り得ることだ、と思われるかもしれない。
しかし、ここまで上げてきた違法視聴の問題や、アメコミの内容の流出など、公式に問い合わせても対応されない、または、問い合わせフォームがない、ということが10年あまりもあったとしたら?
実際にこのトランスフォーマーというジャンルの運営に携わっている団体は上記に挙げた問題に対策をしてくれたことが全くない。
違法視聴の問題は放ったらかし、サブスクも限られた作品しか見れないという問題も対応されたことがない。
BDが出されている作品もあるが配信されている作品数もサービスも圧倒的に少なく、「紹介されたのに見れない」という作品も多い。
さらに元々子供向け作品であったのに、変形トイなどはおもちゃ売り場での市場展開が縮小された上に値段が高騰し、限られた場所でしか買えないなど、「長くついてきたファン」ばかりをターゲットにしかしていないのも問題だ。
しかし、公式にも問題があるとはいえ一番の問題はファンである。
見たい作品に対してサブスクや円盤を勧めてくれる人ならまだいい。
上記のように違法視聴をリンクで勧める人もあれば、酷い人だと「公式の原語版アニメーションの配信を違法DLし、字幕をつけてニコニコ動画に上げる」なんてする人もいる。
他にも公式にきちんとしたガイドラインがないことで勝手に公式のキャラクターについての絵を受けてお金を貰う活動をしている人もいる。
さらに、随分前からガンダムでも話題になっているが、シリーズが長く続いていることからキャラクターの解釈が分かれ、描いた作品やキャラクターについて考察した呟きなどに勝手に訂正の講釈を書き込んできたり、「キャラクターが分かっていない」などと噛み付いてくる人が居る。
それだけならまだ避けようがあるのかもしれないが、先ほど挙げたような派閥としてキャラクターを描く人、CPを描く人を推す人達の集団で叩いたり、などがあり、それに巻き込まれた結果、「新しく入ってきたがアカウントを丸ごと消してジャンルから去るしかない」という人も数人見かける。
また、二次創作で描いた作品、文章などを丸ごと模倣される、晒されるなどして作品とアカウントを消してジャンルを去らなければならなかった人もいる。
こういった理由で、トランスフォーマーというジャンルについて私は
「作品を好きになるのはいいが、この作品をメインジャンルとして付き合ったり、界隈の人と深い繋がりになるのはやめた方がいい」
と思っている。
新規確保が難しいジャンルだからか、一度「キャラ、CPが好き」というと純粋に同意してくれる人もいるが、イベントに参加した時ブースで長々と立ち話をして他の人が本を買えない状態にしたり、頼んでいないのに「あなたの解釈は間違っている」などリプライを送る人もいる。
それによってイベント参加で嫌な思いをしたり、二次創作を楽しくやりたかったのにその気持ちを踏み躙られる人が出て欲しくないのだ。
しかしトランスフォーマーのファンは自分達が良くないことをしていると考えている人達があまりにも少ないので体制が改善されたことがない。
トランスフォーマーというシリーズは作品こそ新しいものが数年置きに出ているが、見てみると初代の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のシリーズの大筋やキャラクターの焼き直しが多い。
これはファンが新しい作品を出す度に「初代のような作品感がいい」「キャラクターも初代から出ているものがいい」と訴え続け、制作陣の中にこういった考え方の人もいれば、「こういった路線でなければ古参のファンから人気は受け続けられない」といった考えを運営陣に持たせた結果、過去にいたキャラと全く同じ名前のキャラクター、そして同じようなストーリーがずっと焼き直され続けていくことになったのだ。
つまり、「初代のアニメシリーズを見ていなければ話やキャラクター背景が分からないが初代のアニメシリーズはサブスク配信がない」「サブスク配信がないことを理由に違法視聴を勧めることを辞めないファンが一部いる」という負のループがずっと続いている。
そこへ新規ファンを両手を上げて歓迎するということはかなりしにくい。
もし、これから新しくトランスフォーマーのファンになりたいという人がいるならば、このシリーズは「作品が好き」という程度に留めておいた方がいいと思う。
深入りしてトラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをして欲しくないからだ。
実際既にこの界隈は「あの界隈こんな事件があったよね」と囁かれることも多く、居るだけで「この界隈にいるということは何か問題がある人なのではないか」と言われて悲しい思いをする人を出したくないのだ。
以上がトランスフォーマーという作品を好きになってくれるのは同じ作品を愛するものとして大いに嬉しいが、界隈に参入するのはすこし考えた方がいい、と私が考える理由である。
ファンが増えてくれるのは嬉しいが、長くこのシリーズのファンを続けてきた1人として、良い例だけではなく、注意喚起も必要だと思ったからだ。
この文が何人の人の目に止まるかは分からないが、長くトランスフォーマーシリーズを愛してきた人も、これからトランスフォーマーを見ていこうという人も、そして私も、改めてこのシリーズとの付き合い方、ファンの人との付き合い方を今一度考えたいと思う。
夢女子が選ぶ2022年のキャラとかなんとかいうランキングが夢女ながら受け付けない。
毎年ぐえーやめてくれーって気持ちだったんだけど今年はコメントも相まってさらに……オェ。
こっちからしたら知らないところで集計されてるのにあれを「夢女の総意です」って形で出されてるのがキツいし、実際総意として扱われてるのもキツい。
ただでさえ夢女の中でも夢の定義で荒れるのに…。
ちょっと見たらどうも繋がりたいタグを使って広まってたらしい。
……生粋の夢女、繋がりたいタグ使うか……? いや自分が使わないからって決めつけるのはダメだけど、使わなくない…?
メインジャンルで感想もらえなくて疲れたから旬ジャンルのエロ小説書いてお手軽に承認欲求を満たそうと試みた。
ハート喘ぎなどウケそうな要素盛って捨て垢でピクシブに投稿。確かに凄い勢いでブクマもらえる。これはいい、と最初は思ったが、同カプの小説と比べてしまうとただ中の上くらいの平凡なブクマ数だった。
メインジャンルでも同じような立ち位置なのだ。それなりに読んでくれる人はいるが、上位層には食い込めない。ちょっと題材に癖があるのは自覚しているけど、正直文章力には自信があった。だから、上に行けないのはテーマのせいだと思っていた。
しかし今回のことで気付かされてしまった。テーマなど関係なく、自分はこの程度の字書きだったのだ。
あーもう疲れちゃった。原稿取り掛かる前に元気もらおうと思って出したのにー
吐き出します
それぞれプロフィールに書いてるメインジャンルは違うけど、それとは別の共通ジャンルで話すようになって3~4年くらいのフォロワー
ラインも知ってる、zoom飲み会もする、リアルでも何回も会って一緒にイベントとか行ったりしてる。
お互いそれぞれ旬ジャンルと言っても良い漫画、ないしゲームのオタクをしてるけど向こうはマイナーCPを推していて、だからなのか、そもそもそれ以前のウン十年の人生によるもんもだとは思うけど自己肯定感が異常に低い。
別に自分が絵を書かなくてもいい、自分が書いてもふぁぼられない、フォロワーには自分より仲の良いフォロワーがいっぱいいる、そういうようなことを気分が沈んでるんであろうタイミングでしょっちゅうツイートしてて、
この人は唯一の親友とも呼べるような友人が欲しいんだろうなってちょっと離れたところから私はずっと見ていて、
でも私結構あなたのフォロワーの中でも仲良しなほうじゃないですか?ってずっと、少なくとも2年くらいは思ってるんですけど
遊びに誘うとほぼ必ず乗ってくれるし、会ったらお土産はたくさんくれるし、なんか、私じゃダメなんですかってめちゃくちゃ思うんですけど、どうもダメっぽくて、愛されたいみたいなことを定期的にほざかれていて、
たぶん私じゃなくて一生会うことのない誰かに向けて愛されたいって言ってるような気がするんですよね。私の肩越しに理想のなにかの影を見ていて、奇跡が起きてそのなにかに逢うことができれば彼女の輪郭ははっきりするんだろうけど、
今ずっとぼやけてる輪郭をどうにか木工用ボンドでできるだけ固くしようとして私以外のフォロワーとも遊んだりしてるっぽい、その中の一人が私で、輪郭を象るのは別に私じゃなくていいんでしょうねってずっと思ってます。
私よりずっと多い友人たちと仲良くされてそれでも気分が落ち込んだら死にたいっていうんでしょうけど、死んだら嫌ですからねって私は割と本気で毎回思ってますよ。
私がいいって言われたいな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここまで書いて思ったけど驕りがすごいな
は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
未婚男性がミソジニスト!!って言ってるように見える方は違うので読み返してください
メインジャンルの男女比4:6
サブジャンルの男女比9:1
な比率上、相当数の
をフォローしてきたんですが
オタクがやるTL構築。
そう言い切らないまでもなんとなく呆れるような言及をしていく様子を
ヤな思いをしながらここ数年
この前の株式会社サンリオの発売未遂となったマイメロママグッズの件を契機に
もう停滞してんなと感じたので
そこで、
今回
を
順々にリムーブしていきました。
積もり積もっての切り捨てというものですね。
※女の敵は女!なんてわかりやすく古めかしいワードを引っ張ってきたがる、
今回は甘めになったと思う、それでも
数はぼかしてますが
比率としては1500人フォローしてて40人リムーブした感じ。全然それくらい。
リムーブした人の
「だから未婚なんだろ、女心分かってないからだ」とかいう価値観は今欲してなくて、
上記がすごーく狭いサンプルなので、もっと広く聞きたいんです。
男性みなさん、どれですか?
教えてくれそうなオタク男性にリーチするのがはてぶだと思ったので
今後のために是非教えていただきたいです。
自分としては、「結婚して男性は変わる」なんてステレオな結果はリアルではないと思っています
もしくは、男vs女という構図を嬉しがる、「擁護」の傘のもと集うホモソーシャル、それは未婚男性の連帯感から生まれるものなんでしょうか
「何回もこの紛争を経験したことある人はTLの構築間違ってるのを疑って! 」
という内容ツイートが小バズしていましたね。
完全に同意したんだなこれ。
その紛争の終盤になるまで話題がTLに流れてきませんでした、すごい。
初投稿にあたり、その動機と共に、名前と属人性の関係について認識を書き連ねる。
自分語りが大半を占めることをご了承のうえで読み進めてもらいたい。
記憶は定かでないが、自分がハンドルネーム・ペンネームすらなく(少なくとも意図的に)匿名で文章を書くのはこれが初めてだと思う。
読む人に自分の存在を認識されたい、あわよくば好意的に思われたい承認欲求の権化だからだ。
だが一方で、実名を怖いとは思う。
鍵付きのTwitterのリア垢でのツイートさえ本名は隠すし、友人ともそういう文化を共有している。
できた人間でないことは自覚しているので、いつか何かやらかした時に悪評が名前と結びついて実生活に響くようなことがあったらと思うと怖くて夜も眠れないし、本名はじめ個人情報を求めながら管理が杜撰なFacebookとそれへの登録を強要してきた人物を恨んでいる。
仕事上しかたなく実名で書いた文章が、見る人は多くないがネットの海に放流されており何なら面も割れてるので、FGOの不夜キャスのごとく日々(社会的)死に怯えている。
しかし、リアルの肉体から切り離したオンライン上で、リアルと関係ないハンドルネーム・ペンネームを使うなら別だ。
別名さえあれば、アバターをまとうまでもなく違う自分になれる。
捨てる必要がどこにあるのだろう。
ぶっちゃけマシュマロとか悪口でもない限り送る側のメリットが思いつかない。
せっかく感想を伝えるなら「この人はいいファンだな」と思ってもらいたい。
それならなぜ、わざわざはてなアカウントを取得してまで書いたかというと、名前に囚われず、目的もなく文章を書き散らす経験をしたくなった。
全くの一般人だが、周囲への配慮を抜きにしても、自分がどう見られるかを気にせず発言したくなったのだ。
散々自分語りしておいて何を言うかと思われるかもしれないが、それが本心だ。
想定される意見としてハンドルネーム・ペンネームを増やせばいいという案はもっともだが、あいにく検証済みである。
古い感覚の持ち主ながら浮気性の超雑食なので、Twitterを中心に住み分けのために複数名義を持っている。
住み分けの必要ないと思っていたpixivで長らくのメインジャンルと違う属性にシフトしたらフォロワーがみるみる減るという痛い目を見たし、活動内容の違う複数名義をTwitterの1アカウントで運用したが周りからの印象が気になって結局アカウントを分けた。
「人に忠実で毛を持ち四つ足の哺乳類の動物」を「イヌ」と呼ぶと、誰かが発想し決めただけだ。
しかし、使われるごとに人々の脳内でその関係は強固になり、やがて不可分と認識されるようになる。
(シニフィアンとシニフィエの理解は大昔にかじった程度なので間違っているかもしれない。ご指摘は甘んじて受ける。)
(ところで、ひょんなことから出会った二人が運命共同体になるのエモい。言語学擬人化誰か作ってほしいし存在するなら教えてほしい。)
抽象的な話抜きにしても、開示する名前を得る(IDなどアカウント≒個人に固有の記号すらも)と、他者あるいは事象と継続的・複合的に紐づく。
履歴を追うことが可能になり、名前によって繋がりを得る(繋がりが明らかになる)のだ。
後は、個人情報なしでターゲティング広告が可能になるように、履歴によって複数の言動を重ね合わせることでハンドルネーム・ペンネームに人物像を見いだせてしまう。
(追記:はてなのサービスを使い慣れていないのでわからないが、IDなど投稿履歴をたどれる機能があるのだろうか……)
(追記の追記:ヘルプによれば「書き込みした人のIDは表示されません」とのことなのではてな匿名ダイアリーでは履歴は他者からたどれない模様。安心した。)
自分でも当たり前のことを偉そうに書いているだけなのではとそろそろ不安になってきたので、今回はここまで。
オチまで考えずぶん投げるなんて普段なら無責任さに苛まれるが、気にならないのも匿名ならではかもしれない。
匿名で書いてみた感想としては、読む人を想定する必要なく思うままにアウトプットできるので、思考の整理に役立ちそうだ。
表に出す必要性はないのにせっかくだから誰かに見てもらいあわよくばコメントをもらいたいと思うのは、クソデカ承認欲求のなせる業だとしたら、匿名でも満足できると言えるだろう。
なんとかタイトル回収したところで、筆を置く。
一次創作と二次創作を同じアカウントで発表しています。描く割合はほぼ半々。
二次創作はメインジャンルと、前ジャンルも公式から供給があれば描く。
そのせいか、誰からも「この人は◯◯の人」として認識してもらえてない印象。当然フォロワーも増えない。
(一次は少女漫画、二次はBL描いてます。どちらも昔のコミケでいうところの女性向けなので読者層は被るのかなぁと思っています)
一次絵と二次絵を一つの書き込みにまとめるとRTがつかない。一次創作繋がりたいタグは参加しても一向にお迎えが来ない。
自ジャンルだけ見たい・拡散したいという人が多い傾向なのかもしれません。
一次と二次でアカウント分けした方が見る側にとっては親切なのかなぁ。(更に二次はメインジャンルとそれ以外に分けるとか)
でも描くのが遅いのでどのアカウントからも「この人あまり更新しない」と思われそう。
どっちつかずで嫌だなぁと思うけど、一次も二次も私にとっては大事なので絞れない。でも出来ればたくさんの人に絵を見てもらいたいし見てくれる人が見易いようにしたい。
困った・・。
初めまして、突然ですが愚痴らせてください。
旬ジャンルを転々とするというより、旬のときにハマり、2~5年のスパンでメインジャンルが変わるオタクです。
以下の話は今は旬ジャンルとは言えないけれど、私がメインジャンルとしている界隈のお話です。
私にはAさんという苦手な人がいます。
ツイートから見られる人間性がどうしても無理で一切喋ったことはありません。
Twitterの相互は大体その人を絶賛していて、ユーザー名「A」がTL上に浮かぶので、Aさんは勿論、ワードミュートもしています。
私は受け攻めはあまり気にしないので、Bが受けだろうが攻めだろうがどちらでも見ることは出来ます。
私はBと他のキャラCとかDの関係性が好きだからカップリングをしているのに対して、おそらくAさんはB受けが好きだから誰とでもカップリングをしています。
Bは肉便器じゃなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!
いわゆる顔カプもあって、お前の肉欲でBを改変するなと言いたい。
受けだからかBを垂れ目でとろつかせて、リップをつけているような(しかも下品なつけ方)唇の描き方をしています。
極めつけは、「Bはヒロイン!(※Bは男です。しかも作中で少なくとも異性愛者ということが分かっています)」
BLは何のことか知ってっか?
あと、別のキャラCとかなんでも問わず、Bをレ●プさせているのも気に食わないです。
無理矢理とか暴力が好きなのは個人の性癖なのでとやかく言わないですが、
Bは作中最強格の一人であるのでそんなに簡単に襲われるわけがないんですよね。
(某廻戦の某条さんみたいに最強を言っている訳じゃないですが、ステータスが明らかにされている(攻撃力がどれくらいとか)ので、それに基づくと最強の1人です。スペックベースではなく、実際の描写でも強いし、ラスボスに匹敵するかそれ以上の実力です)
原作を読んでなくて最強であることを知らないなら仕方ないかもしれませんが。
いわゆる焼きマロ(露骨に絵が下手とかは書いていないものの、暗に悪口がかかれているようなメッセージ)が来ていました。
「Aさんは絵が上手いのに、B受けを描くのはもったいない」
これに関しては可哀想だなって思ったのですが、
こういうのが何回かあってその度によしぎゅうがあって、流石に自演じゃないかと疑いました。
前述の通り、Aさんはブロックしていますが、引用RTで相互フォロワーさんが「大丈夫?」みたいな声掛けをしていて、嫌でも目に付く状態です。
こういう風にお仲間がいるのにも関わらず、AさんはずっとB受けのアンソロが欲しいと言っています。
しかも、既にB受けアンソロは既に少なくとも2冊は出ていて、1冊(上下巻のように2冊がセットになっている系)はまだ通販に在庫がある状態です。
すごく失礼です。
この世にまだB受けのアンソロが発行されていない、また存在はしているけれど手に入らない、B受けを描いて・書いている人が自分一人しかいない、これならまだ分かります。
しかし、B受けアンソロはある! 普通に手に入る!! おまけに描き・書き手もいる!!!
そして自分が作りたいと思っているのになぜ主催をしないかが本当に謎です。
同人誌を発行ことないのでは? アンソロにそもそも参加したことないのでは?
そう思う人もいるかもしれませんが、この情報社会でめちゃくちゃ調べられる時代で、方法が分からないってことありますか?
というか、同志の描き・書き手がたくさんいるので、その人たちに教えてもらったりすれば良いじゃないですか?
とまあ、吐くだけ吐きました。
そっちに力があるとか継続してゲームプレイしてられる程生活に余裕が無くなったとは考えられへんのかい
なろうを馬鹿にしてるならお前が大好きなファンタジーも大好きなアタマツカウゲームも同じようにゴミ箱に捨てるよ
当たり前だよ、オタク趣味なんて理解できないし保存する価値もないからな
価値が生まれたのは暇人がなろう見て幻想世界の中に理想郷を見たからだろ
今まで趣味だったものが誰かの人生の目標になったり職業になったからだろ
ゲームの難易度が下がったと勘違いしてるのはゲームの難易度が高いままでは誰もゲームなんてやる暇が無いからだろ
どこでも気軽に脳死でポチポチしてるだけでストレス発散になるからだろ
高えって言ってんだよ
誰も若いやつ格ゲーやって来んねえ、お前みたいに高難易度ばっか求めて初心者を排除しまくった奴が多いからゲームに誰も残んねえって言うの
ゲーム自体への寸評も高難易度とか高度な部分での指摘が多いからなんだこの怖い業界ってなんの
steamすらも流行りきったとは言えないゲーム業界でそういう局地化したメインジャンルだったものがあんの
やってねえゲームのことを難しくねえから難易度上げろとか抜かすんじゃねえ大馬鹿がよ
ストラテジーゲームが大好きなのに真っ黒な空間に武装した国があることすらわかんねえからバカスカ人材が死ぬんだろうが
何が原因で自分たちの大好きなものが無くなってるのかわかんねえんだろうが
任天堂なんかはそこをわかってるからちゃんと低レベル向けの処置をしてストーリーを進めさせるの
ストーリーがよくわかんねえからキャラクター達をピックアップさせるの、キャラクター達を好きにさせてそこから更に物語に深みを持たせるの
何でもかんでもケイ素生物だ、こんにちは死ねだやってたら作者のアナニーでしかないし、アナニーに付き合いきれないから売り上げも上がらんの
お前が読んでない作品を幼稚だと断じるなよ
お前が作ってないものをクソだと断じてもいいが、せめてプレイはしてから言えよ
プレイもしてないのに難易度上げたらやるとか言ってるからゲームが売れねえんだろうが
売るために物作ってんのに買わねえ奴のために誰が作るんだよ
誰がお前の希望を聞くのよ
こんなにも難しいのにまだ幼稚だとか難易度が低いとか言ってるからいざやった時に『合わない』になるんだろうが
お前は昔からゲームをちゃんとやってないんだよ、まともにクリアした訳じゃない
『合わない』から逃げてきたんだよ
そんな奴の言葉を聞けって?御免被るね
その作品は、作中のメインキャラとその親友(ここではA×Bとする)が腐女子にいたく受けて、とても人気が出た作品でした。
その作品のオンリーイベントはサークル参加・ともに一般参加満員御礼、その二人の同人誌もめちゃくちゃたくさん発行されていました。
かくいう私もその二人にどハマりし、A×Bで同人活動をはじめたのでした。
このカップリングは公式からの供給もすごく、この作品で同人活動をする人はほとんどA×Bと言っても過言でもないカップリングでした。
ですが、なぜか赤豚さんでも貴様ちゃんでもカップリングオンリーがほぼ開催されなかったのです。
アンソロもたくさん出たけれど、有志でのプチオンリーもなぜか開催される気配が見られない。
めちゃくちゃA×Bのオンリーに出たい。
プチがないのであれば企画しよう、と私は考えました。
私は普段のメインジャンル(ややマイナーですが)でプチ主催経験があったし、別ジャンルのオンリーの共催経験があったから大丈夫だろうと思っていたのです。
けれど、開催告知後、とても後悔することになりました。
企画アカウントのメールボックスとTwitterの個人アカウントのマシュマロに、匿名の人たちからの「ご意見」がたくさん届いたからです。
開催イベントは△△あわせが良かった。
イベントの主催をするなら、個人アカで仕事やソシャゲの話をするな。
これらは一例ではありますが、匿名であることをいいことに言いたい放題でした。
皆、プチ主催ってボランティアなのを知ってます?というような「ご意見」ばかりだったと記憶しています。
そして匿名じゃなくても、たくさん「ご意見」は送られてきました。
主催のくせに参加者全員のTwitterアカをフォローしてないのはおかしい。
私のプチ参加の告知を主催さんの個人アカでRTやお気に入りをしてくれないのはなぜ?
そして、これらの「ご意見」に対して回答すると、今度は「そんな意見に返事をすると、このカプのイメージが悪くなるからやめろ」「好きで企画したんだろう?なら我慢しろ」と言われてしまったのです。
※昔やってたカスタマーサポートの短期バイトで受けたクレーム電話と、これらのメッセージはほぼ同じノリだった気がします。
前に別ジャンルのプチの主催やオンリーの共催をしたときはまだTwitter黎明期で、Twitterやマシュマロが当たり前になった時代じゃないという違いはあるとは思いますよ。
でも、前はここまで言われなかったし、むしろ皆協力的だったけれど、今回はなんでここまで言われないといけないのか?と思ってしまいました…。
それでも友達や周りの方の協力もあって、頑張ってそのプチは無事に盛況で終わったのでした。
けれど、その後も酷かったのです。
なんと、何かイベントに参加するたび、色んな人に「またA×Bプチお願いしますね。私は何も手伝えませんけど開催希望してます」と言われたのです。
その言葉を聞いたとき、イベント開催前に「ご意見」をくれたひとたちや、このひとたちは「お客様」なんだな。
それもお金を払ったり、自分で苦労したりする気はなく、他人の頑張りにタダ乗りしたがる「お客様」なんだな、と感じました。
その後作品が完結し、徐々にジャンルから人が減り始めてからは、より強く「次のプチはまだですか?」と言われてしまう。
なんで、皆こんな他人任せなんだ?
誰かがやってくれるのを待つだけなのか?
そんなの、頑張って主催する人間が苦労したり嫌な思いをするだけじゃないか。
なんだかバカバカしくて、結局そのカプの活動を私は辞めて、元のジャンルに戻ってしまったのでした。
それと前後するタイミングで、今までA×Bアンソロ企画を主催してくれていた人たちもジャンルを移動し、大きなイベントや企画を主催する人たちがジャンルからいなくなりました。
深くは聞いてませんが、だいたい同じような状況だったようです。
結局、ありがたいという気持ちを持たず、何も手伝わない、何もしない他人任せの「お客様」…同人女たちの「あれやってくれ」「これやってくれ」という声やクレームが大きすぎるとジャンルから、イベントを催してくれる人が去っていってしまうのではないでしょうか。
専業主婦と同じですよね。
家族が好きでも、作品とカップリングが好きでも、家事や、主催をやって当たり前だと思われたら、やる気をなくしていなくなってしまうかもしれない。
多分、某新型ウイルスが流行ってない時期のプチでもこうだったんだから、ウイルスが流行してイベントが減ったりWEBイベントになったりしてる最近は、もっとこういう「お客様」が増えてるんじゃないかと推測してます。
もしあなたのジャンルに何かアンソロやオンリーやワンドロ企画を率先して主催してくれる人がいたなら、匿名で「ご意見」を送るよりもお礼の気持ちをいっぱい伝えて大事にしてあげてほしい。
最後に。
何度も繰り返し「私何もできませんけど、二回目のプチ待ってますね」と言っていたうちの一人のTwitterアカを久々に見る機会がありました。(偶然です)
彼女も別のジャンルに移動していたんですが、そのジャンルでも「推しカプのイベントとかアンソロないかな〜」と言っていたんですよね。
どこに行っても受け身なんだな、と思って笑ってしまいましたよ…。
T○KI○を見てくださいよ、ラーメンを作るなら麦から作ってるじゃないですか。
最後に、こんな昔の思い出話に付き合ってくれた方、ありがとうございます。
あなたと、あなたの好きなジャンルとカップリングが末永く盛り上がりますよう祈っています。
ひとりの同人女より。
早速のコメントありがとうございます。
メインは移動してるけど、ジャンルを抜けたわけじゃないんです。時々描いてるし、公式から新情報があればそのことをつぶやいたりします。
相手のフォロー欄見ると、同じようにメインジャンルを移動したけど相互のままという方が複数いるので、「なぜ私だけ弾かれた?」と思って疑問に思っています。
された側はショックです。SNSの考えは人それぞれなので仕方ありませんが。
頭では分かってても感情がついていけませんね。
恋愛は男女両方が行うものであり恋愛映画から学ぶことは多いと推測される
だが今の日本においては恋愛を扱った映画は基本的に女性向けとされている
それは男性が恋愛映画を好まないからでありそれ故に恋愛映画はどんどん女性向けへと変貌してきた
女性が恋愛映画を見たがる理由としてはこんな恋愛がしたいや彼氏にこうなってもらいたいが大きいのだと思う
一人で恋愛映画を観に行く女性はいてもぼっちで恋愛映画を観に行く男性は変わり者とされる
恋人に連れられて何となく鑑賞し何となく感想を言うパターンが一般的で
女性のように理想の恋愛に憧れることもなければ画面の恋人が死んで泣くこともない
日本においては例外的に「君の名は」と「タイタニック」が男女両方にヒットしたがあれは例外としておく
他媒体にしても少女漫画のメインジャンルは恋愛だが少年漫画はそうではないし
はじめに。
自カプは長寿ジャンルのマイナーカプだ。ジャンルだけなら時たまオンリーが開かれるぐらいの規模だが、自カプはPixivに三桁には程遠い二桁しか作品がない。そのうちの半分は私が書いた話だ。
ブクマは天井でも三十に届かず、一桁がデフォ。ブクマしてくれる人はいつも同じ顔ぶれで、コンスタントに活動している字書きは私ともう1人だけ。絵描きも似たようなものだ。
神字書きことAさんは普段は別ジャンルをメインに活動している。自カプを書く頻度は半年〜年に一作程度だが、作品を上げると天井に近いブクマがつく。
Aさんが最初に自カプを書いてくれたときは、純粋に自カプの作品が増えていることが嬉しかった。他の人が書いた話は滅多に読めないので、一行一行を噛み締めるように読んだ。
Aさんの文章は作中の情景が鮮やかに浮かんだ。読んだ後の余韻は翌朝になっても醒めなかった。とにかく言葉の運びのひとつひとつが美しく、私は何度もAさんの作品を読み返した。
Aさんの作品は簡単に二桁ブクマがついた。いつも私にブクマをくれる人とは違う人たちの名前が並んでいた。Aさんの作品は自カプは好きだが読む専の別カプの書き手にRTされて絶賛されていた。普段、私の書いたものには何の反応もくれない人が、Aさんの作品のことはあれこれと褒めていた。
なんだか釈然としない気持ちだったが、Aさんはそれからしばらく自カプを書かなかったので、私はAさんのことは別ジャンルの神が一瞬の気まぐれを起こしたのだろうと思っていた。
だが、Aさんは間を開けて二作目を投稿した。私は怖々と二作目を読み、うちひしがれた。相変わらず私には絶対に書けない発想の話だったし文章も相変わらず美しかった。自カプ二人のやりとりは原作に出てきてもおかしくない自然さだったし、サブキャラも魅力的に描かれていて、他キャラファンが読んでも楽しめそうな話だった。投稿後、数日して、やはり誰かがTwitterで話題に上げて「理想の〇〇だった。皆読んで欲しい」と言った。二作目にも二桁ブクマがついた。一作目はその頃にはカプタグの天井になっていた。
Aさんの書く話は短い。一作目は5000字程度だったし、二作目も3000字を少し超えるぐらいだった。しかし、私が書いた1万字よりAさんの書いた3000字の方がずっとずっと求められていたし、私の全作品を合わせたブクマ数とAさんの二、三作が等価だった。
AさんのTwitterは当然ながらメインにしている別ジャンルの話ばかりで、自カプの話は滅多にしなかった。新規の燃料があった時もそうだ。多分燃料があったことにも気づいていないんだろう。
Aさんはメインで活動している別ジャンルでも人気があり、作品を上げれば、引用RTやリプライで、必ず何かしらのレスポンスを貰っていたし、相互らしきフォロワーと楽しそうにやりとりをしていた。
Aさんは絵や漫画も描けた。小説を書いていると息抜きに絵が描きたくなるタイプの両刀らしい。私はAさんが自カプを描かないように祈っていたが、気まぐれにAさんが「自カプの話」と上げた漫画は界隈の誰かの目に留まり、RTからそこそこのいいねと「自カプいいよね」という反応を引き出していた。私以外のもう1人の字書きは「あの方、絵も描けるの!?」と心酔していた。
Aさんの画力は低くはなかったが神レベルではなかった。それでも、小説と同じく着眼点が独創的だったし、モノローグや台詞の言葉選び、コマ割りのセンスが良かった。どことなく違和感があるパースがあやしい背景の小物ひとつにも、Aさんの自カプ解釈が詰まっていた。
自カプはマイナーだから、ブクマが少なくても、反応がなくても仕方がないと思ってきたけれど、単に私が下手だから見向きもされなかっただけなのだとAさんを見ていると気付かされた。書くのがどんどん苦しくなった。私がどんなに時間をかけても、Aさんの片手間の自カプ愛に敵わないのが嫌だった。そう思いながら私はAさんの書(描)いた自カプを繰り返し読んだ。何を食べたらこんな自カプが書けるのだろうと考えながら読んだ。何もわからなかったが。
Aさんが好きだと言った作品は機会があればチェックした。本も読んだし映画も見た。別ジャンルのAさんの本も通販で買った。私はAさんのメインジャンルをよく知らないが、キャラクターの紹介が丁寧で、原作がわからなくても最後まで読みきれてしまった。
ある日、Aさんのメインジャンルと自ジャンルのイベントが同日同会場で開催された。私は自ジャンルでサークル参加していた。
一般で来ていたAさんはメインジャンルの買い物が終わったらしく、昼過ぎに「〇〇(自ジャンルオンリー)にも行ってこよ」と呟いたが、私のサークルに人が来ることはなかった。
イベント終了後、逆カプサークルが「既刊全部買ってくれた人がいたから話しかけちゃった〜」と嬉しそうにTwitterで呟いていた。なんの根拠もないが、もしかしたらAさんかもしれないと思った。Aさんかどうか確証もないのに、私の自カプ本より逆カプ本の方を手にとった、少なくとも私の本には興味がなかったAさんのことを恨んだ。
Aさんに対する私の感情が完全に逆恨みなことは自分でもよく分かっている。Aさんは純粋に自カプが好きだから、メインジャンルの合間に時間をとって何度も作品を上げているのだろうし、ただ淡々と神作品を上げる閲覧者からすればありがたい書き手だ。
それでも、私が毎日自カプについて考えていても生み出せない話を、Aさんがさらっと思いついて書き上げ、さもカプの代表作のようにブクマを取るのが許せないでいる私は、Aさんの神作品を押し流すように自カプタグを増やす。ブクマは一桁しかつかなくても。
メインジャンル(30年近く存在するジャンル)ではとある人気のキャラ二人を🥨と🧁で表してるんだよね(近いもの選んでますがもちろんフェイク)。
で、特に推しカプというわけではないんだけど今日なんとなく「🥨 🧁」で検索したら他の作品のキャラ、もといカップリングが引っ掛かってびっくりした。
こんなピンポイントな組み合わせある!?ってめちゃくちゃびっくりしてしまった。いやマジでこんなピンポイントな組み合わせある?
うちのジャンルじゃない方は単純にキャラの好物で絵文字がそうなったらしい。え、でもそんなピンポイントでそんなことある?
うちのジャンルの方は「服の一部が🥨に似てるから」「敵の攻撃で🧁にされたから」って理由なんだが今書いてて「何故…?」という気持ちになっている何故…?そんな理由ある…?私もジャンルのキャラで盛り上がるときキャラの好きな食べ物で盛り上がりたい…
二次創作なんて所詮エロいやつが強いのは分かってるんだが、暗転までしか書けない病気にかかっている。
書こうとしても手が止まる。描写が思いつかない。導入長くて、気が付いたら導入だけでこれ十分だなみたいになる。
二次創作での物語というものを知ったのが夢からだったんで、自然と小説を選んだ感じはする。幼少から小説読むのが好きだったし。
あと、自分の絵好きじゃないので、長時間向き合っていると辛すぎて拷問みたいになってくる。
いい歳して喪女だからか? とか原因をいろいろ考えたんだが、所詮エロはファンタジー。経験ではなく何をどう書けるかが問題のような気はする。エロい小説読んだ量は相当だと思うし……。
ていうか昔から仲良くしてるオタク友達が見えるところでエロの話ほとんどしない。出会ったときから全員メインジャンル違うし、顔を知ってるというので気まずいのかもしれないけれども。
だからあまりそういうのが身近にいなかったということで、余計に自分の中にレパートリーとしてないのかもしれない。
話がそれた。
推しCPのエロいのが書けなくて、いやぁ困ったなぁ。って思っていたんだが、ふっと気づいたんだよ。
ほんとにエロいやつ書きたいのか? ってさ。
いや、書きたいこともないんだけどさ。もしかしてオタクのスタンスとして違うのでは?自分はエロが目的じゃなくて、エロを通して何かを書きたいんじゃないか?ってちょっと思ったんだよね。
別にエロを目的にエロを書く人を下げたいわけじゃなくて、ただ萌えてるポイントが違う可能性を考えてみたわけ。
たしかに「推しCP」というものができたのはこれが初めてだ。他で夢経由してるところから察していただけると思うが、今まで「推し」というか、「好きな奴」しか存在しなかったわけだ。
それが、初めて「関係性」とか「二人のやり取り」に滾って、仲良しコンビどころではなく「こいつら付き合ってる」まで行きついたのだから、そういう「関係性の動き」とかを書きたいと思っている可能性はなくもない。
だってエロにそれ入れたらそれはもう「推しCPのエロいやつ」ではなく「推しCPの話(エロ付き)」だろ。たぶん。きっと。おそらく。
それから、正直拗らせてるDTみたいなところがあるから、一般小説、かは知らないけれど太宰とか芥川とかそういうレベルのエロ描写で「エロいな~!」って思ってるんだよ。
いや、彼らは別格で、直接でなくても読み手に想像させるよう文章力が神ってるからとかそういう可能性は否定しない。
それから割とシチュだけでもエロいな~!って思ってるね。「ミニスカナース」の単語だけでセルフジョイできる人間に近い。
それだけで満足しているからその先が必要ないのでは、みたいな。
まあ、いろいろ考えてみたけどさ。
〜要約〜
ジャンルバラバラでも仲良くできてたはずのフォロワーたちに、私以外のジャンルが一致した瞬間ハブられた。クソ。
◇
あるジャンルで繋がった相互でも、一方あるいは両方がジャンル移動した結果ジャンル違いになるってのはよくある。それで関係が切れることも最近は普通なんだろう。
けれど界隈の風潮なのか、私のフォロワーの多くはお互いのジャンルが変わった程度では、絡みはなくなっても切りはしなかった。私も特に嫌な思いもしてないのに相互を切る理由もない。
そうやって10年近くTwitterを続けてきた私のTLは今やジャンルの坩堝である。時々アニメ化とかで流行が垣間見えるけども。
でもまあ、見ていて仲良さげにしているフォロワー同士というのは、大抵同じジャンルに属していた。当たり前の話である。
◇
よく「ジャンル変わっても切らないでほしい、ジャンル関係なくあなたが好きなんだ、新しいジャンルで狂っているところを見せてくれ」といったツイートがバズっているのを目にする。
ジャンルが変わっても切らないどころか変わらず仲良くしてくれるフォロワーというのは貴重である。もしこれを読んでいるあなたにもそういう存在がいるなら大事にしてほしい。
まあ、私は今や大事にされなくなっているわけだが。
◇
身内垢という言葉を知っているだろうか。特に仲の良いフォロワーで集まって、TLを汚さず配慮もせず空リプを飛ばしまくるためのアカウントである。いろいろあって私もそういうものを作るに至った。
フォロワーのフォロワーという繋がりで自然と集まった私の身内フォロワーグループは、珍しいことに繋がった時点で誰一人私のいるジャンルに属していなかった。それどころかジャンルはみんなバラバラだった。しかもマイナー。
ただお互いのジャンルはみんな軽く履修していたし、知らないジャンルでも手厚い布教があったりしたので、互いの創作は問題なく楽しむことができていた。
ジャンルのバラバラな私たち身内グループがどんな交流をしていたかというと、シチュエーションやパロディといった共通のテーマをそれぞれの推しカプに当てはめて語り合うというものが多かった。あと日常ツイ。
うちカプはこうだと思う、Aさんとこのカプはこんな感じじゃないかな、とか。ジャンル違いの私たちは解釈で対立することもなく、それどころかそれぞれの書き手に解釈を染められていた。そんな彼女らの語る自分の推しカプが刺さらないはずもなく、私もそれなりに刺してきたと思う。
(互いの推しカプをその人のために描く、ということもお互いやっていた。身内でのことなのでその他に大っぴらに公開することはせず、そのジャンルに参入したとはいえない状態ではある)
長くTwitterをやっているが、彼女らと深夜までワイワイやっていたあの頃が一番楽しい期間だったと自信を持って言える。
私は彼女らの創作が好きだったので、その手腕を私の好きな作品で発揮してくれたなら、それはとても嬉しいことだとは思う。しかし、それでも積極的に自ジャンルを布教する気にはならなかった。推しの供給は彼女らから十分に受けていたし、私は各々が自分の「好き」を追いかけているのを見るのが好きだったのだ。
◇
彼女は布教に積極的なタイプだった。あっという間に私以外の全員がメインジャンルをその大手ジャンルに定めた。沼落ちというやつである。
もうこの時点で疎外感があったし、彼女らの代名詞ともいえるかつての推しカプをほとんど見れなくなったのは残念だった。
でも新しい場所でもみんな素晴らしい創作をするのだろうし、私も沼には落ちなさそうだけど(私の趣味とは全く違ったので)履修くらいはするかーと思っていた。実際した。沼ではなかったけど、あの人がこのキャラに落ちたのめちゃくちゃわかる〜!!という納得を得た。
その上で今までと同じように仲良くできたらな、と思っていたのだが。
今ではこれを書き殴っている次第である。
◇
当たり前だが、どうせ語るなら共通のジャンルにハマっている人間と語るのが楽しいに決まっている。軽く履修しただけのジャンルとは、お互いのカプの解像度が桁違いなのだ。
なんとなく感じていた疎外感が確信に変わるのにそう時間はかからなかった。
「これ増田ちゃんとこのカプっぽいよね」的なツイートはぱたっとなくなった。
「みんなの○○パロが見たい!」は全て「(大手ジャンル)の○○パロが見たい!」に変わった。表垢で言うならまだいい。私含めた身内しかいないアカウントでそれを言うのである。
なんか、すっと、冷めた。
◇
今では彼女らは自ジャンルの民だけで固めた新しい身内を形成している。面白いことに件の大手ジャンルからみんな揃ってまた別のジャンルに移っている。仲良しか。そうだな。
険悪になったわけではない。作品が上がっていればいいねするし向こうもしてくれる。ただ絡まなくなった。かつて同じジャンルにいたけどジャンル移動で接点がなくなった数多くのフォロワーと同じように。違いといえば私抜きの身内できゃいきゃいやっているのを見せつけられているという点か。
なんか、うまくいえないけど、クソだなと思う。雑な結論で申し訳ない。
◇
これは余談なのだが、布教を受ける前にかつての身内のひとりが「ノリが無理になった」と私以外の全員を切ってグループを抜けている。
彼女との関係は今もなんの問題もなく続いている。私と彼女のジャンルは被らないままだし、めでたく繋がった同じジャンルのオタクと長文考察ツイートの応酬を見せるときもあるのだが、だからといって私の扱いを変えることはしなかった。
身内の彼女らが身内で固まることで切り捨てていった共通のフォロワーたちとも、私は恙なく近すぎない距離で交流できている。
身内から抜け出したことでTwitterライフの密度は確実に減少したが、そのぶん世界が広かったことに気づいた気分だ。
身内ってめちゃくちゃ悪い文明なんじゃないだろうか?