はてなキーワード: アンリとは
河井夫妻の事件について、元国会議員の豊田真由子さんや、金子恵美さんが地元でのカネ配り(先輩議員に地方議員にカネ配れとアドバイスされた)について発言しているので、地方議員側からの話をします。
もともと、業界には与野党問わず「目配り、気配り、カネ配り」という言葉があって、この3つができる政治家が優秀な政治家だとされていました。
でもそんな話は中選挙区時代(~1993年)であって、今はこの言葉すら死後になっています。
今の話をする前に、すこし中選挙区時代の話をします。カネ配りはこの時代に盛んに行われたので。
中選挙区制は選挙区の人口によって定数が決まっていて、選挙の上位2人~6人くらいが当選します。なので、ひとつの選挙区から同じ政党の候補者が何人も出馬します。たとえば群馬3区では当選議席数が4で、自民党からは3人(福田、中曽根、小渕)が出馬します。
有権者や、地方議員からすると、同じ自民党の候補者なので、3人に基本的に政策に違いがありません。3人の候補者は政策的な差別化が図れないので、「あの道路は俺が作った」みたいな、どれだけ予算を地元に持ってきたか(利益誘導政治)がアピールポイントになります。さらにその先が、直接的なカネ配りだったり、選挙事務所での食事だったりするわけです。とにかく政策では差がないので、政策以外の差が得票になるのです。
旧群馬3区では選挙メシも有名でした。福田料亭、中曽根レストランとwikipediaの「上州戦争」でも書いてありますね。私の選挙区でもオヤジの話を聞くと、昔は選挙事務所で鰻重が出た、なんて聞きます。うなぎ食べたい。
参議院の選挙は都道府県によっていまでも中選挙区制なので、制度的にはこうなりやすいです。現に河井さんの広島も改選2議席で、自民から2人でたからね。しかもアンリさんは新人で実績(利益誘導)をPRできないから。
戦後、そんな選挙がずーっと続いていたのですが、1988年のリクルート事件が発覚して、カネと政治をめぐる事件が立て続けにおこりました。それで、なんでこんな金権政治になるんだろうと考えたところ、中選挙区制が原因じゃろう、となったのです。
派閥の親分が無理してカネを集める→系列の国会議員に配る→地元でカネが飛び交う のが中選挙区制の行きつく先だったのです。
それでついに1993年の選挙で自民党は大敗し、細川護熙内閣が誕生します。細川内閣は、政策も理念も異なる8会派が集まってできた内閣で「8頭立ての馬車」、7政党に大臣ポストを振り分けたので「レインボー内閣」なんて言われました。この内閣の唯一の政策の共通点は「政治改革」で、結果としてこの内閣のもとで中選挙区制をやめて、小選挙区制にします。
このときに行われた政治改革のポイントは2つです。1つは小選挙区制(1つの選挙区に各政党は1人しか公認しない)にすることで、カネではなく、政策で勝負する選挙構造にすること。もう一つは政治献金に大きな規制を設けることで金権政治の元凶であるカネ集めをできなくする、その代わりに税金から政党交付金(約300億円)をつくってこれを各政党に分配するということでした。
この政治改革から約30年、選挙は確実に変わりました。カネ配りも、選挙事務所での豪華メシもなくなりました。石破茂さんも雑誌とかメディアのインタビューで「小選挙区になって、お金は確実にかからなくなった。誰でも議員に挑戦できるようになった」、「中選挙区制だったら私は議員を続けていられなかっただろう」って何度も言っています。そりゃそうだよね、自民党から1人しかでないなら、カネ配んなくても地方議員はその人応援しないといけないもん。
だから、我々自民党の地方議員も、河井夫妻の事件をみてビックリしています。なんて昭和なんだろうって。うちのじいさんのときの話みたい。
んで、本題に入りますが、もちろん、地元の代議士からお金をもらうことはあります。年間10万円くらい。
正確には、党勢拡大のための組織活動費として、自民党選挙区支部(代議士が支部長)→自民党地方総支部(代議士か県会議員が支部長)→自民党市町村第XX支部(増田が支部長)という形でお金がきます。このお金は政治資金規正法に則り、年にいくらもらって、年にいくらつかったかを報告義務があり、その収支報告書はウェブでも公開されています。もちろんお金を受け取ったら領収書を発行します。
地方議員は国会議員と違って、給料以外の集金の手段(政治資金パーティーや政党交付金)を持たないので、基本的に活動はすべて自腹です((野々村竜太郎県議が城崎温泉に行って有名になった、政務活動費という税金が原資の経費があるが、一連のスキャンダルで使途についてチェックがえらく厳しく、文房具か交通費か広報紙くらいにしか使えない。せめて議員として招かれる団体の会合の参加費には使わせてほしい。))。一方で国会議員は給料以外に、文書通信費で1200万、立法事務費で800万、派閥から数百万、党本部から2000万(政党交付金)、パーティーで2000万と、だいたい年間6000万くらい集金できるので、それを原資に活動しています。どこの選挙区でも、与野党問わず、国会議員の支部から地方支部(=地方議員)に組織活動費を出します。代議士は国会が開かれる1~7月、10~12月は永田町に行っていて、週末しか地元にいませんので、その間、地元で党を守り、地域の声を直接聞くのは地方議員ですから。会社組織でいうなれば、本社から支店に補助をだしてるみたいなイメージ。
冒頭の豊田真由子さん、金子恵美さんの発言(先輩議員から地方議員にカネ配れとアドバイスされた)はこの収支に報告義務のある組織活動費の話と、領収書なしの裏金であるアンリさんのお金を混同していて、センスのなさを感じます。きっと、彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金を自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費を地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。
とまあ、河井夫妻の事件は自民党の地方議員もびっくりしているので、当たり前とは思わないでほしいです。
でも、仮にうちの代議士が、去年の統一選挙直後に「当選祝いです。領収書はいりません」といって、30万持ってきてたら受け取っちゃうよなーとはちょっと思う。
選挙ってそれほどつらくて厳しいもの(ほんとに毎回憂鬱になる。新人候補が思ってたよりつらくて途中でやめるのはよくあること)で、カネもかかるから金銭感覚もマヒしているし(普段なら絶対30万なんて怪しいとおもうけど、選挙で多額の金を突っ込んでるから感覚がマジでマヒしている)、当選の直後なんて超絶な解放感で有頂天だし(4年に1回の選挙、オリンピックでメダルをとった感覚をイメージしてほしい)、単純に「あっ、どうも、気遣いありがとうございます」って感じでご祝儀として受け取っちゃう。受け取ったときに「奥さんの集票のため」なんて思わない。広島の地方議員や首長が軒並み「集票のためとは思わなかった」って見苦しい言い訳してるけど(私ですらそう思うから、一般の人からするとマジで見苦しい言い訳にしか見えないだろう)、当事者だったらマジでそう思ってると思う。
四年前にバックしたシェンムー3のダウンロードコードが、先ほどついにメールにて通知され、この時点で既に感無量なわけですが、一つ誤算だったのは、Xbox One にキングダムハーツ3の体験版が来てたんで、あーそういえばこのシリーズカミさんが好きだったなあと軽い気持ちでカミさんに「やってみる?」と教えたところ瞬く間に体験版クリアし、「で、製品版はいつ入るの?」という半端ない圧をかけてくるので気合負けして半額セールだしと購入したところ、そこから連夜徹夜する勢いでプレイしており、今日の日中も実績解除の通知が私のスマホに届いておりまして(まさかこんなにやると思ってなかったのでおれのアカウントでプレイしている)、リビングのコンソールが完全に嫁(と子供)に占拠されていることです。
おかげさまでこの土日にはアンリライアブル号での宇宙の旅が全く進捗しなかったわけですが、この調子だとしばらく宇宙の旅も白鹿村(ハッカソン)への探訪もお預けとなりそうです……。
・セラフ頑張ったのね、一回目で読み落としたすまん
・アンリマユは無理っすわ・・育成済みコレクションに加えたいけどちょっとやそっとでは引けない
・鯖を1体も死なせずにボス戦回るのも無理、むしろ死んでからが勝負とおもわないと
(自分も心弱いからすぐタッチして末期の句を飛ばす。死んでないもん!ちょっと退去しただけだもん!カルデアにいったらいるよ!よんでないのも)
陳宮いいよね・・・まだイアソンとロバーツとおっぱいアサシンしか引けてないんだ
配布鯖はイベ中にレベマ絆マックス宝具5に全部してる、セラフ復刻で死にながら一部終わらせたのも配布BB宝具5のため
配布鯖はイベ中だと俺TUEEEできるからこれは絶対に落とさない
落としたのはバレンタインイベの嫁ネロコマンドカードと虞美人礼装の5枚目ぐらいかな(ドロップしなかった)
コマンドカードはまだリムーバーもオープナーも納得できる数が揃ってないし、強化されたけどまだおまけかなあ
配布金時いいよね 今もフレンドで出してる人いっぱいいるじゃん、強いし
サービス初日からやるチャンスはあったのにほったらかしてようやく今年から始めたツケだね
術はシバの女王しかいない・・・スカスカマーリン玉藻孔明は全部フレンドからお借りしてるわ
いろいろとありがとう
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00 | 75 | 9783 | 130.4 | 51 |
01 | 34 | 8770 | 257.9 | 55 |
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19日だったか、
それとももう少し時間が経ってからだったか、日課のニコマスランキングをチェックしているととんでもない光景が録画されている動画がランクインしていた。
当時ニコニコ御三家と言われてたボカロ、東方、アイドルマスター。
もといニコマスが好きだった。
プロレベルのとんでもないPVがバンバン投稿され、おもしろいの、シリアスな奴、ちょっとえっちなやつ、架空戦記、他色々、ネタ動画やありとあらゆるものが毎日投稿されていた。そんなニコマスが好きだった。
4人プロデュース不可。
他にも色々あったけれども個人的には割とどうでもよかった。
“団結”?笑わせる、13人プロデュース出来ないで何が団結だ。
アイドルマスター2及び2nd Visionプロジェクトの発表。
署名をしよう、運営を信じてればきっと救われる、2月の発売まで待て。
一旦落ち着こう。俺はP達の言う通り“仲間”を信じて待った。
やっと動画が作れる環境になったので簡単なPVを作って投稿。確か1000再生ぐらいはしたはずだ。ランキングの下の下の方には入った記憶がある。
ダメだった。
ギスギスコミュのプレイ動画が投稿された、なんだこれ、こんなもの誰も望んで無かった。
なんだその企画?ふざけてるのか?
案の定発案者のPは炎上、あれはツイッターだったか2ちゃんだったか忘れたけど、まぁ長いこと鎮火しなかった。
もうだめだ、こいつらと一緒にされたくない。
アニメが始まった。
なんの説明も無いまま終わったあずささんの髪型変更回、テンプレツンデレお金持ちお嬢様キャラと化した伊織。
途中で見れなくなった。
その後お涙頂戴の為の運営のお気に入り(?)千早のエピソードがあったらしいがそこまで見る気が失せていた。
ラブライブはさっぱり興味が沸かなかった。
何か違う、でもそれが何か説明出来るわけではなかった。
シンデレラが人気出てきてアニメ化、アニメの出来はまぁ良かった。
生け贄にされた本田未央、2期のわけがわからない展開、笑顔を奪われた島村卯月を除いては。
あぁ、やっぱりこのコンテンツはこういう事をするんだ。
プリティーリズムを見ろ、もっと上手くやってるだろ、クソみたいな脚本を褒め称えるやつらはなんなんだ。
シンデレラには期待していたのに、やっぱり無理だった。
二次元アイドルコンテンツは後発作品が山ほど生まれ消えていった。この場所もそう言ったコンテンツの一つだが納得している。
それでも、それでもまだあの頃受けた悲しみや怒りが消えてるわけではなかった。
ある日誰かが未だに918に囚われてるなんてまるでジンネマン大尉だと呟いていた。
そうだ、俺たちの戦争は終わってない。
過去は変えられないしあの時受けた傷は消えるわけではない。
今の界隈じゃ当時一部のアンチが騒いだだけ扱い。
あぁそうかい、あんたらがそう言うならネットの隅っこで言い続けてやる、アイドルマスター2に裏切られたと、二次元は裏切らないなんて幻想だと。
そこに来て夢見りあむの登場だ。
彼女の事を忘れない限り、名前を口にする限り、彼女の名はどんどん拡散され知名度は上がっていく。
運営が切り捨てた者達の怨嗟という泥を飲み込んで成長する歪んだ願望器。
クラス復讐者(アヴェンジャー)、あの記事を読んだ時生まれた感情は愉悦以外の何者でもなかった。
そうだ、これは復讐だ、コンテンツの未来がどうなろうが関係無い、あの頃裏切られて、置いていかれたまま年を食っただけのオタクの復讐だ。
例え全てが運営の手のひらの上だとしても、お前がシンデレラになる事でイエスマン達の苦虫を噛み潰したような顔が見られるなら誘いに乗ってやる。
理想もなく、悲願もない。ならば愉悦を望めばいいだけではないか。
夢見りあむはアンリマユの夢を見るか
夢見りあむに投票してる
https://anond.hatelabo.jp/20190428000225
夢見りあむはアンリマユの夢を見るか
https://anond.hatelabo.jp/20190428211527
夢見りあむに勝たせたい
https://anond.hatelabo.jp/20190429031727
上記のような文章を他にもいくつか読んだ。いずれも、夢見りあむへの投票動機として
「頑張ってるアイドルが報われる、そんなシンデレラガール総選挙の欺瞞を夢見りあむにぶち壊してほしい」
「恵まれている奴らに負け犬の一撃を加えてほしい」「ガラスの靴を履いた上で、それを嘲笑しながら粉々に踏み砕いてほしい」とも。
まず先に言っておくが、僕は上記の文章を批判したいわけでは決してない。
ただ一つ、違った観点から分析した意見を述べてみたかっただけだ。
「夢見りあむ自身は、総選挙の茶番をぶち壊すことを望んでいるのか?
恵まれた者に対して、ルサンチマンから来る一撃を叩きこみ、全てを茶番と嘲笑いたい、そんなメンタリティを持つアイドルなのか?」と。
答えは否だ、と僕は思う。
デレステコミュの中で、あるアイドルを推す理由をPから尋ねられてりあむはこう応えた。
「がんばってるじゃん!尊みが秀吉じゃん!わかれし!」
頑張っている子が好きなのだ。りあむは。
普通の女の子が努力をし、いつかはそれが報われてシンデレラにたどり着く、
そんな典型的で手垢のついたアイドルの物語を、多くの人と同じように当たり前に愛しているのが、夢見りあむという一人の人物なのだ。
それでもりあむのメンタリティは他のアイドルと以下の2点で異なる。
・まず、今までの挫折の経験から、自分の弱さ・人より努力できる人間じゃないということを知っている。
・次に、アイドルを好きであるが故に、ファンからの人気が彼女たちの努力にいつも報いるわけじゃないと知っている。
そうやって自分もファンも信用できないからこそ「炎上でもいい!なにがなんでも目立ちたい!」とりあむは言うのだ。
だから、多くのPがりあむに託している「シンデレラ総選挙の茶番を証明する」ことは、当然ながら彼女の本意ではない。
彼女もまた、その茶番であるところの総選挙に、凡庸な夢を託すだけの、一人のアイドルに過ぎないのだ。
その茶番性への認識は他のアイドルよりも持っているかもしれないが、それでもそこに夢を見るしかなかった女なのだ。
……だからといって、「りあむに総選挙破壊の夢を託すPが間違いだ」とまでは僕には言えない。
なぜなら、アイドルとPの夢が食い違うなんて、初めから当たり前のことだからだ。
例を挙げるなら、二次元世界の住人であるアイドル達は「私に声が欲しい!」なんて絶対に思っていない。
それでも、彼女たちの声を聞くために多くのPが執念を燃やして何年も努力している。
Pがアイドルに夢を託すことは初めから身勝手な行いであるし、だからこそPのどんな投票動機も否定することはできない、と少なくとも僕は思う。
これからの総選挙の結果次第で、夢見りあむにはふたつの道がある。
まず一つ目は、最終結果でシンデレラガールを逃す、あるいは、中間から順位を下げてボイス獲得すら逃すこと。
祭りの火は消え、りあむを怨念の神輿に担いでいた人々は去るだろう。
最初の売り出し方が売り出し方なだけに、来年以降で選挙上位に食い込むのも難しくなるかもしれない。
ただ、その時りあむは「それでも彼女を見捨てなかったプロデューサー・ファン」と一緒に、そこからまた一歩ずつ進んでいける。
何年も地道に努力して、もしその先で成功出来たら、彼女は彼女を本当に好きな人達と一緒に笑い、泣けるだろう。
その物語は、きっと夢見りあむが最初に夢見た、ありきたりでもかけがえのないシンデレラストーリーなんだろう。
二つ目は、彼女があらゆるP達の思いを乗せた神輿となり、8代目のシンデレラガールに輝くこと。
それはもしかしたら、彼女が夢見たシンデレラ総選挙という土台を結果として破壊する行為かもしれない。
何年も努力してやっと属性3位になり、ボイスを獲得できたアイドルとP達が喜ぶ姿を、
190人の頂点という誰もいない玉座から眩しく見上げる空っぽの少女が出来るだけかもしれない。
……ただ、それでも、その空っぽから始まる夢見りあむの物語は、きっとまだ誰も見たことのないものになる。
たとえりあむが望んだものでなくても、他の誰も経験しなかった彼女だけの物語が、そこから作られていくはずだ。
どちらの道を選ぶのか、残酷なことに選択権は夢見りあむ自身にはない。
決めるのは投票券を持つ、シンデレラガールズのプロデューサー達だ。
僕たちは夢見りあむの未来を、どう選ぶ?
なんといっても台風の目となっているのが「夢見りあむ」。
この総選挙の全ての感情の中心を担っているといってもいいでしょう
彼女が総選挙のトップになることに否定的なものが多くあります。
その中で「彼女がストーリーがない」ことを挙げているものが多くあります。
曰く
総選挙というのは、上位になるべきキャラクターであるバックボーンがあり、
翻って夢見りあむはどうだ。
ストーリーなどない
それどころかクズというただ一点しか見ていない有象無象が面白がって投票しているだけではないか、と。
だから、あいつが上位になるべきではなく、もっとふさわしい人がなるべきだと
なるほどー、確かにバックボーンがないぽっと出の新人がなるべき場所ではないかもしれませんねー。
それこそ格というものがあるのでしょう。
シンデレラガールズの世界に対しての正義がそこにあるのかもしれません。
いや、そんな言葉があの忌子ともいうべき存在を生み出したといっても過言ではないです。
もしそれが正義だというなら
夢見りあむは、シンデレラガールズの「この世のすべての悪」を背負った存在になり始めています。
シンデレラガールズはもう7年目になるそうです。
思えば遠いところに来たものですが、コンテンツというのは長くやっていくと停滞していきます
シンデレラガールズも最近の展開としてどのようにすればいいのかという停滞の中にありました。
そこでストーリーが展開されることはあったとしても、
それは今までの積み重ねの延長でしかありません。
もちろんそれは長くなってやってきたことの利点でもあるのですが、
それと同時に積み重ねの中ではじかれてしまったストーリーも存在します。
シンデレラの中ではじかれてしまったストーリーには少なくないファンもおりました。
いま存在を多くの人に届けられていないストーリーは取捨選択の結果として選ばれなかったものでした。
土台シンデレラの物量が物量なのでそれは致し方ないことなのですが、
新しい風を入れる総選挙があっても、順当なキャラが選ばれ、予定調和的に一位が決まる。
そう感じてしまった人たちでシンデレラを去った人も多くいます。
そういった選ばれなかったストーリーは少しずつ少しずつガラスの靴の底で溜まっていったわけです。
その積もり積もったストーリーの「泥」は時たま漏れ出しましたが、シンデレラの中では見ないふりをされてきたものでした。
しかし、それも限界がきた。皆その泥の存在が空気感として見え始めてしまったわけです。
それにより、シンデレラはある種の停滞をしていました。
人は変わらずいる。しかし、やる景色や見栄えが大きく変わることはない状態でした。
このまま変わらないまま徐々に人が減っていくのではないか
そんなループする停滞感の中、今回の新キャラ追加があったわけです。
そして、夢見りあむが現れたのです。
夢見りあむはザコメンタルであり、くずであり、炎上癖のあるどうしようもない存在です。
でも彼女の本質は「空っぽの自分」を持ったまま「承認欲求を満たそうとする」ところにあります。
彼女は彼女が把握している限りにおいて「自分」というものがありません。
自分がないけど認められたい。
自分がないのにちやほやされたい
承認欲求とは「自分というものがあって」初めて昇華されますが、それ自体がなければ彼女は何を人に認めさせるというのでしょうか?
彼女は承認欲求という自動的な意思によってその外形を保っているという稀有なキャラなのです
それこそが先ほど言ったストーリーの「泥」達です。
切り捨てられた可能性
それらの形にあまりにも、承認欲求だけ求めるりあむの形は最適すぎた。
彼女はそのストーリーたちの殻として今回の総選挙に殴りこんだわけです。
だから、彼女にストーリーがないという批判はあらゆる意味で悪手です。
だって彼女の中に詰まっているのは切り捨てられ、存在をなくしたストーリーなのだから、
あなたたちがストーリーを追いかけて追いかけて追いかけた結果忘れてきたものなのだから。
あなたたちの目の前には今あなたたちが捨ててきた可能性が現れただけです。
おそらく、今の夢見りあむが願いをかなえた後はぺんぺん草も生えなくなるでしょう。
なぜなら、彼女が勝ったとしてもストーリーの泥は存在を認められるわけではない。
それは今はもう変質して後戻りもできなくなったなれの果てだからです。
もしかしたら、総選挙なんて願望機は破壊され、泥に覆われてなにも残らないかもしれない
ただ
そのストーリーが再度生えてくる可能性を夢見れるくらいには何もなくなるのなら
それは停滞と変わらないことを求めた何かに対しての悪のアンサーです。
神話や伝説中の人物であるとか伝説的な奇跡を起こしたとか戦争で伝説的な戦果を残したとか伝説のモンスターを倒したとか創作した作品が世界で圧倒的に支持されたとかの功績があるわけじゃないし。
あと近現代の人物は言動の情報が正確に残るため伝説化しづらいという不利もあるね。幻霊として何かぼんやりした黒い影か霧のような存在として十把一絡げに登場するならワンチャンあり?
ブッダらしきサーバントは"覚者(セイヴァー)"としてExtraにゲスト出演してるし、イエスも名前は出ないけど聖人系サーバントのエピソードで"あの人"などとして存在や影響が示唆されたりはしてるな。
Fateでいうところの反英雄とも違うのでは。神話や伝説等の中で「悪であれ」と人々に望まれ、その望み通りの悪となることで結果として人々を救ったり人々の望む神話や伝説を補完・完成させる者のこと、だったような。
アンリマユとかメデューサとか。反英雄がどんなものかはSNやHAをやらないとしっくりこないかもね。
ネタバレになるが、アンリマユなんて別に悪いことしてないのに生贄として選ばれて「この世全ての悪であれ」と人々に願われて魔術的・呪術的にそういう存在であるように霊基だか魂を書き換えられてしまった存在だしね。
歴長いが永遠の新規な気持ちの大野担。大野アンリーがひどいというか、いやずっと前からひどいんだけど、休止会見の後もやっぱり全然響いていなくて笑ってる。
長くなったので大事な事を先に書く。
・大野がしゃべってくれたことすらそのまま受け取らないのやめて
/会見での大野の表情見た?声聴いた?同じ映像を見た感想なのかと疑うしかない。
/大野担の私ですらおこ。嵐の中にいる大野は好きになれないなら絡んでこなくていいし、あと正直、今回大野きっかけで他4メンバーの嵐の活動見られなくなるの事実だし、あなたにとっての大野智と置き換えて考えられないならとにかく鍵つけてくれ。
/大野本人がGOサイン出さない個人仕事は実現しないと思うので大野智本人にツイートまんまの原文送ってね。
/これマジで堂々第一位。やめて。この方々が個人仕事を実現・成熟させるために「自らが発信・行動する」ことをどれだけ怠らずにやってきたか分かってる?「ソロでの歌をもっとやりたい」と発していない大野を並べて「叶う人と叶わない人の違いはなにー」とかどこの火に油注いでいるんだそこはよく燃えるぞほんとにやめろ。
ファンが熱烈アピールすれば叶うようなものじゃないから。本人がやりたい事を本人が言葉にし続けて行動し続けて、ときには事務所に反対されたり大きなところに出るまでは地道に、それこそ「最近何やってんだ」と世間からは言われるぐらいな規模からやっての今だから。そして渋谷は休止を断って大野は休止を受け入れた。現実見よう。
ここからグチ。
さんざん個人仕事の少なさを「干された」「隠されている」「印象操作」「仕事奪わないで」と言っておいて大野本人が喋っている事すらそのままでは受け取らない粘質アンリー。
私、大野のソロ短くすんなよダンス歌へたくそなくせに、と暴言まき散らしていたアンリー忘れられない。そのあと有名な放送局でめちゃくちゃいい特番組んでもらって、大野があんな表情で「ソロを長くしてと言われたけど断った、そのことで空気がちょっと悪くなったぽかったけどどうしてもごめんといえなかった」としゃべったのに、アンリーは大人しくなるどころかラブソーがそういう扱いなのおかしいよね抗議しようとか運動初めててマジで笑った。その時私は嵐ファンやめよー、と思った。大野担降りよ、と思った。
なんでもっとはっきり言ってくれないんだろう、って大野を責めてしまう気持ちになったから。
違うんだよね。アンリーのせいで、私の大野がフィルター越しに見えちゃうのが悔しい。
ただただ、大野の言葉すらそのまんまでは受け取らないアンリーのせいなのにね。
大野は大好きなのに勝手にしんどくなった私が悪い。この言葉だって、アンリーにやっと分かってもらえる!って喜んだ私がバカなんだよ。
ハマりたてって、本当に心の底から「なんで大野はあんなに才能あるのに嵐で目立たないポジションにいるの?」って、わりと純粋に思っちゃうんだよな。
まぁ、大野のインタビューとか他4人の素敵な姿とか見ているとすぐふっとんでいったけど。
目が覚めたなーって思った明確なやつは、松本大野でクロストークしていた雑誌。大野が松本含めた4人のダンスについてしゃべっているのを読んで、ほんとこの人特殊、って思った。
そんな大野とメンバーになった4人がうらやましかったけど、もうそういう考えも大野を前にすると消えていった。自分が振付けた曲のリハ映像延々見て酒のんでる、って言ってたときもそれ思い出してたよ。変わんないよね。
その時アンリーが何て言ってたか知ってる?「大野智の振付けはソロだけでやってほしい、もったいない、ダンスの技術力がないから他が」とか言ってんだよ。
私が思うことなんだけど、大野の鍵は大野しか握っていないんだよ。実質、やる気を出すも出さないも大野次第なの。
仕事には本気で取り組んでいるんだろうね。でも、来たものすべて自分にしかできないやり方で120%を超えてみせます、ではない。
求められるものに柔軟に答えていくのは「求められるもの」へ自分を当てはめていくときに技術面での地力がハンパないということであって、
自らが「こうしたい、こうありたい、こういうことを突き進めていきたい」という欲求とは違うわけじゃん。
私だって、大野が自らソロもっとやりたいとか、ソロアルバム出したいとかカバーもしてみたいとか、ソロコンサートもしてみたい、嵐とは違った面を魅せる活動もしていきたいとか言ってたら、叶えてほしいなって思って要望とか頑張ったと思う。
それ、言ったことある?明確に。大野智本人の口から。「歌とダンスを生かしたソロ活動の希望」を。ごめん私が最近の大野の発言追いかけていないから知らないだけ?アンリーがよくやる「この言葉は実はこういう意図じゃないのか」というのはなしで。
たとえばそうだね、櫻井が「自分がやりたくて事務所に企画書を出した」報道のお仕事のように。大野も個展はそうだったよね。
相葉のスポーツ関係のお仕事だって、明確に言葉にし続けて甲子園の仕事が決まったって本人が話してくれてたね。
今回の件でもソロ希望だしまくっている人達は大野本人に要望出しなよ。
「本人が望む望まないに限らずあの才能があるなら出すべき」の言葉はよく分かるけど最終的に大野のほうなんとかしないといけないよきっと。分かるじゃん、松潤が言ってもソロの長さ変えなかった、ちゃんと自分の範囲は自分で決める人だよ。
別の大野のソロ仕事望むだけならそれでいいのに、それがいつまでたっても叶えられないからかなんなのか、他メンバーは叶えられてるのに、て絡み始めるからアンリーなんだよ。
当たり前じゃん、他メンは本人自ら声に出して希望出してきた仕事だよ。引き合いに出してくるなよ逆だよ失礼すぎるよ。他メンバーファンはめちゃくちゃ悔しいだろうよ。
正直言って甘えんなよ。
大野智という人の才能だけ盾にしてなんでもんかんでもさぁ。甘えてんじゃねーよ。
ラジオが終わっても番組が終わってもコーナーが少なくなっても他メンばっかり引き合いに出して。個人仕事しか望まないファンと個人仕事が少ないばっかりに、ほんとめんどくさいアンリーばっかりいる大野。褒めたタレントは持ち上げまくってお礼をいって、ひとたび少しでも落とされた!と感じたら怒涛の抗議と炎上。しかも大野の才能をきちんと引っ張り出してくるの、あっぱれ。
これでソロアルバムとか出したり休止後再開のときに個人活動が発表されたらまた水を得た魚になるんだろうな~。まぁいいんだけど、大野の印象が悪くなることを念頭に置いてしゃべってもらえれば。
ただただ大野を褒め称えていればいいだけなのに、被害妄想織り交ぜてほか4人をアンチ発言するからアンリーて言われるんだよ。他4人の努力一切なしみたいに「大野の方が上手」ばっかり言っててうんざりだよ。
嵐が嫌いなら嵐を見なきゃいい。ただそれだけ。大野だけ見ていてください。個人仕事少ないけど、それはほんと、本人にかけあってください。
ツイッターでは多くの賞賛を浴びる「HUGっと!プリキュア」。通称ハグプリ
ツイッターをやっている人なら一度は目にしたことがあると思う。
テーマは「子を守る母親」「ヒロイズム」「子育て」「お仕事」。
シリーズ15周年の記念の作品で、過去のプリキュアも登場すると銘打ったそこそこにデカいプロジェクトだった。
半年前から早く終わってって念じてたけど、ようやく終わるのめっちゃくちゃ嬉しい〜〜!!!!ありがとう月日!待ってた!
大きく分けてハグプリの嫌いなところが3つくらいある。
1つめはジェンダーの取り上げ方のド下手さ
3つめはシリーズを通した穴
1つめのジェンダーの取り上げ方のド下手さ
若宮アンリはフィギュアスケートの選手で、自分に似合う服を着る。それは女物であろうと男物であろうと関係ない、と本人も述べている。
男の子らしいとか女の子らしいとか、そんなのくだらないというジェンダーレスな考えを持っているという印象だった。
若宮アンリにつねに突っかかってくる男がいた。これが愛崎正人。彼はジェンダーレスという考え方がないというよりは、規則に則った服を着ない若宮アンリを心底毛嫌いしていた。愛崎正人はこれはこうあるべき、それはそうあるべきなど、一般的な固定概念に強く縛られがちな人間で、右向け右、大衆には溶け込むべきといった考え方を持っていたはずだ。だから若宮アンリが持つ個性的な感性を理解することが出来ず、あいつは変だ。頭がおかしいなど決めつけ、蔑んでいた。これは妹のえみるに対してもそうだった。
ある事件がきっかけで、彼は考えを改め、アンリの考えを認める。
とまぁ文面上はこんな感じなのだ。
ただこれだけのことなんだ。なのになんか、描き方がマジで気持ち悪い。
まず若宮アンリ、途中からキャラブレし始める。女の服装も男の服装も、どっちだっていいじゃん自分に似合うもの着ればという認識のはずだった。それがなんか知らないが途中から若宮アンリは女子っぽい格好しかしなくなる。
別にダメじゃないんだけど、それは若宮アンリに似合う格好というより、制作意図としてアンリくんは女の子みたいな格好もできちゃう子だから…みたいな裏の思考が見えてきて違和感しかなかった。結局女の子になりたかったの?でもそんな表現してないよね?お前僕は僕だっつったろ?
あと、若宮アンリがどっかで「お前の勝手な考えで、僕のことを縛るな」みたいなセリフを切羽詰まった状況で叫ぶ。これはね、私はいいセリフだと思う。ただね、若宮アンリ、めちゃくちゃ自由に生きてるじゃん。自分の好きな格好をしてるし、自分は自分他人は他人みたいな生き方をしてる。縛られたことっていつ?
このセリフ実際に縛られて長年苦しんだ奴の言うことでしょう?いままで散々好きに生きといて何逆ギレしてんの?って思った。
いやそりゃ好きに生きててもいろいろ縛られることはあるだろうし苦しんでるって表現あったでしょ!って言われたらそれまでだけど、それ悪者に捕らえられてから判明しただけで今までそんなそぶりみせてないのに急に理解しろよ!は勝手だろ…お前の勝手な考えで視聴者解釈を縛るなよ。
まぁ若宮アンリまでならギリギリ許容範囲で許せるんだけど愛崎正人、こいつの立場がもう最悪。最初右へ習えしか出来なかった子が、他者の違いを認めていくって流れだけならいいのに、なんか変に若宮アンリにベタベタし始める。え?今までの友達どこ行った?怖いくらい若宮アンリに盲信しはじめる。別にここまで急激にキャラ変する必要ある?私の目からしたらもう友情という範囲を超えて、恋慕や愛情の域まで行ってしまったのだ。言い方が悪いかもしれないが若宮アンリが自分の虜にしてしまう、つまりは愛崎正人×若宮アンリのカップリングみたいな状態に落ちてしまった。
愛崎正人は嫌いだった人間の個性を認めた、という範囲で話を収めておけばいいものを、愛崎正人は愛情を持って若宮アンリの個を享受したみたいなとこまでいってしまった。
だって結局トランスジェンダーやLGBTの問題って、これはこう、それはそう、みたいなステレオタイプ人間が、自分が理解できない範囲のことを理解できないからいろいろと弊害があるはずなのに、それを個として認めました、じゃなくて、愛を持って接すること、こちらの世界に引き込めば彼らもわかるでしょみたいな話にすり替わっちゃったみたいにみえるんだけど?
愛崎正人は若宮アンリに対してあんなに盲信的になんなくても、一友人としてそこそこの距離を持ってれば説得力も増すのに、いやそうじゃなくない?って違和感が凄まじい。
そしてツイッター上ではその違和感に触れる人があんまりいなくて、声でかい人が「正人の愛」とかいうから…地獄が…広がり…
子を守る母親という軸、[はぐたんを守るはな、さあや、ほまれ]という枠に当てはめるべきなんだろう。けど、普通そう見せかけといてバックボーンでは[はな、さあや、ほまれと3人の母親]の構図、それぞれの家庭環境と支える母親を見て、プリキュアの3人がどんな母親としてはぐたんを育てていくのか、みたいな描き方するんじゃないの!?全然違うからびっくりしちゃった!笑 所々でしか出てこない母親たち。えみるの母親なんて放任主義のご家庭!って見せてるつもりなんだろうが、あれは放任主義なのではなく【放置】でしかない。見守っていないと感じた。そんなことねーよ!って意見があるかもしれないが、そんな熱心な視聴者でもない私にそう思われてる時点で脚本が死んでると思う。ただ、いじめにあったはなに寄り添った母親の図は良かった。良かったんだが、それ以上何かが活かされることがありませんでしたね笑笑 肝心の[はぐたんを守るはな、さあや、ほまれ]の図も普通に怪物から抱っこして守ってただけだったね。
あと子育てとかいってるけど子育てにおいて大変そうな夜泣きとか周辺環境との確執とか全部ハリーがやっときました!みたいな感じになっててはなたちなんもしてないように見える。ただ適当な時間にやってきて3時間くらい「はぐたんきゃわたん♡」って言って大量に写真撮ってキュアスタグラム?にあげて帰ってくってどんな毒親だ?ゴミ屋敷と〇〇プードルと私じゃねーんだぞ
3つめシリーズを通した穴
本当はもっと突っ込みたいところがいっぱいあるのだが一つ一つ触れてたらキリがないが、とにかく全体を通した流れが悪すぎる。
だいたいどのシリーズも、〇〇プリキュアといえばなんだった?と聞かれたらこれかな、って言い表わせることができるが、ハグプリは一体なんだったのかわからない。
というかキャラクターによって存在感の薄さがひどい。さあやとか認識してる女児ちゃんといるのだろうか?パップルさんのほうがよっぽど存在感あった気がしてならない。本来ならばスポットを当てなければならないキャラクターに全くスポットが当たらず、前述したジェンダー、LGBTの他、企業タイプの悪役、結ばれぬ恋、アンドロイドと父親の絆、未来人との友情など、俺が描きたい最強の〇〇みたいなのを全部詰め込んだ同人誌がハグプリなのだ。残るものが何もないどころか、ツイッターで出回った名言(笑)以上に得られるものがなーーーーんにもないのだ。最近のでいうとえみるが声を失ってしまうというえみるとルールー回、えみるが実際に声が出なくなってしまった期間が本当に3〜4分くらいしかなかったから、声を失う必要性があったのかよくわかんなかった。短すぎて伝わらないプリキュア脚本選手権か?多分2話に分けてりゃもうちょい効果あったかもだけど、時間なくてできないなら部分切るべきだったと思う。同人誌じゃないんだから取捨選択くらいしてくれ。仕事でしょ!本当にあれ止める人いなかったんだろうか。寒いしつまんないし本当苦痛だった。一年も観てきて、主人公野乃はなという人物のこと、ぜんぜんわかんなかった。こんなこと初めてで悲しくなった。
最近の方のプリキュアで酷評されていたので私の記憶にあるのはハピネスチャージプリキュアなんだけど、もはや酷評すらも跳ね除けて逆にあれはあれで評判良かったんじゃないかと錯覚するほどまだネタにできるタイプの酷さだった。当時神死ねって思ってたけど神のおかげで逆に楽しめてたみたいなとこあった。ありがとうな神。もーーハグプリ、よかったところがマジ全編通して良かったとこが作画安定くらいしかない。
最後にだけどツイッターで「プリキュアでは企業の悪役、初めてなんです!」っつってドヤってたやつマジでふざけんなよ
今回のシーズン、あまりに酷すぎて最後まで見た自分のこと褒めたい。よく見通した!えらいぞ!よーやく終わってくれるHUGっと!プリキュア!!!嬉しいー!!!!!楽しみだなぁ〜トゥインクルプリキュア!
え?
私が子供達に「女の癖に」とか「男の癖に」 などと子供達の行動や嗜好に制限をかけたりしないって事。
アンリ君については前々から子供達から「アンリ君キモいよね?男の子の癖に女の子の格好したがって」と同意を求められて辟易してたんだけど、毎度「アンリ君が何着ようがアンリ君の勝手では」と答えていた。
繊細で、陰湿で、幼児的で、良い歳して毎週日曜日八時半にテレビに向かう大きなお友達の自分語りを増田に聞いてほしい。
性自認がどうとか、性指向どうとか、そういう話でもないし、素養もない。
両親もよく呆れずに付き合ってくれたと思う。
クリスマス、誕生日プレゼントはバンダイのおもちゃ、寝間着はプリキュアパジャマ、お菓子は全部プリキュア、帰ったら衣装を着て鏡の前だ。
勿論全て親が買ってくれたが、足りない小物は自作していた。
休日に家族で出かける場所といえばプリキュアショー一択だったし、よく最前列で「がんばえー!」と声を張ったものだ。
休み時間の過ごし方というと、同年代の女の子とプリキュアごっこ。彼女たちがプリキュアから「卒業」していくと、低学年の女の子とプリキュアごっこに興じるのが常だった。
プリキュアになるにしても、若宮アンリのようなスタイルの良い美少年なら良かったが、生憎俺は類人猿顔のド短足だ。
美墨なぎさに憧れて、髪を伸ばそうとした時期があった。でも酷い天然パーマがそれを邪魔した。
酷いいじめ、外見と理想のギャップに苦しんだ俺は、中学に進む頃にもなると、立派な醜いオタクの子に成長を遂げた。
熱暴走していた「プリキュアになりたい熱」は強制スクラムして、前々からやっていた女児向けアーケードゲームにずっぷりハマるようになった。
中学校は、行くのをやめた。
行かなくなるまでにも色々あったけど、今は関係ないだろう。
学校には行かずともゲーセンには欠かさず通った俺は、通信制高校を経て、私立のFラン大に自己推薦で入った。
今も、毎週日曜の朝八時半にテレビの前に座ることは続けている。
地デジになって、10チャンが5チャンになっても、プリキュアを、プリキュアになりたいという気持ちはずっと持ち続けている。でも、ひどいコスプレはやめた。
HUGプリは面白い。間違いなく。
若宮アンリというキャラクターの登場はプリキュアシリーズの中でもエポックメイキングだろうし、俺は彼の登場を好意的に受け止めている。
契機は19話だ。
池の平ホテルの「男の子は仮面ライダー、女の子はプリキュア」というCMが放送後に炎上したのも記憶に新しいが……
その回に登場する、恐らくは抑圧を象徴するキャラクターとして形作られたであろう、愛崎えみるの兄、愛崎正人に対して妙な親近感を感じたのだ。
らしさ、というのは重要だ。俺はいくら類人猿の顔をしているとはいえ、ブサイクを見るとブサイクに感じてしまうし、類人猿顔は類人猿顔だし、オタク顔はオタク顔に見える。女は女だし、男は男だ。
人は生まれ持った「らしさ」で生きればいいし、「らしさ」の枠を飛び越せるのは、若宮アンリのような才溢れる美青年くらいのものだ。
そうだな、君にとってはムダかもしれないけどな、俺は人生の大部分をムダにして、らしさに従うのも「賢いやり方」だというしょっぱい教訓を得たさ。
僕は僕の心を大切にする、君は君の心を愛せ?
分かったよ!若宮アンリくん、頑張ってくれ!君は若宮アンリだ!
俺は俺の類人猿らしさで頑張るよ!
彼の振る舞いにはそれに裏打ちされるだけの才能と、美貌と、それに裏打ちされた芯の強さがある。
翻って、俺はどうだ。
プリキュアになることをやめ、のうのうと生きている。悪いくせみたいにダラダラとプリキュアを見続けている。
ひどい人生だ。
俺は若宮アンリと、彼に感化された「少数者を自認する人々」が、正直よくわからない。
そして昨日の42話だ。
増田のプリキュアフリーク達は、「キュアゴリラ」というプリキュア戦士を覚えているだろうか。
お笑いコンビFUJIWARAが出演した、スマイルプリキュア!17話以来、俺は原西孝幸さんが好きになって、彼がプリキュアについて語る番組は殆ど見た。
「あれ、大きなお友達ってさ、ご法度の裏街道を歩く渡世、天下の嫌われものなんじゃないの?」
そうだ。俺はゲーセンでコソコソと女児のなす列に並び、プリパラのED差し替えでニチャニチャ笑い、ネットで陰湿に笑いを共有しようとする徒である。まとめサイトのコメント欄とかでね。
原西さんは娘さんの影響でプリキュアにハマった、ということらしいが、低身長低学歴低収入の類人猿が、家庭を作るなんて逆立ちしたって無理だ。
彼は大きなお友達であることを隠しもせず、プリキュアを芸に取り入れて人々を笑わせている。
そうか、俺は類人猿なのにキュアゴリラにもなれないのか、という落胆と、自分に対する失望だけが残った。
そのキュアゴリラが、若宮アンリがプリキュアへと変身するシーンで現れたのだ。
男の子でもプリキュアになれる、というより、結局若宮アンリがキュアアンフィニに足るものを持っていた、原西さんがキュアゴリラに足るだけの何かを持っていた、というだけじゃないのか?
ステレオタイプに従って生きるというのは、そんなに悪いことなのか?
プリキュアシリーズに共通するテーマである、個性と志向を互いに認め合い、共生していくという取り組みは素晴らしいことだ
しかし、これといった特別な自認も、指向も、笑いの才能も、フィギュアスケートの才能もない、マジョリティの最低層にいる一介の大きなお友達が俺だ。
俺はどうやったらプリキュアになれるんだ?
誰か教えてくれ。