はてなキーワード: アルゴリズムデザインとは
「オブジェクト指向デザイン、データ構造、アルゴリズムデザイン、計算量解析等に対する基礎知識」
えらい大雑把やし、知らなくてもプログラマーやってるのもいっぱいおるで。
本当に学びたければ、3年次編入とかじゃない?
正月に実家に帰ると、今年28歳になる9歳下の弟が会社をやめてプログラミングスクールに通うと言い出したので全力で止めた。
エンジニアになりたいのならカリキュラムは全部俺が組むし、わからないことがあったらいつでも相談にのるし、なんなら仕事の紹介だってするから、
まずは会社をやめるな、そしてスクールには金を払うな、と伝えた。
その後、転職をするのであれば適切な情報を伝えねばと考え、いろいろな会話をしたので、書いてみたいと思う。
例えばこれ。[ https://www.amazon.jobs/jp/jobs/1353081/software-development-engineer-full-time-class-of-2022 ]
プログラミング言語最低一つに"精通していること"というのがあるが、スクールレベルではそこまではいけないし、かなりの高いレベルであることを伝えた。
「オブジェクト指向デザイン、データ構造、アルゴリズムデザイン、計算量解析等に対する基礎知識」も基礎とはいえ、ある程度実務経験がないと身につかないものだとも伝えた。
そして、このポジションがAmazonの中ではかなりジュニアなレベルのポジションであり、もっと上が狙えるはずだということも伝えた。
ただ、弟はといえば、これだけできて、かつ時価総額世界一の会社に入社して、年収は740万円~というのにもやや驚いていたようだ。
スクールの営業には短期間で年収1000万円も夢じゃないというようなことを言われていたようで、期待より低かったらしい。
次に、闇を見せた。
まずIT業界の実態を説明するために「IT土方」、「新3K」といった単語を紹介して、ぐぐらせた。
そういう環境が普通に存在していて、かなりの確率で巻き込まれることになることを伝えた。
さらに、google:エンジニア 平均年収 などと検索させて、日本の平均的なIT業界の報酬の肌感覚のようなものを伝えた。
私の15年以上のIT業界での経験から、学歴や、コネ、その他の特別な才能があったりして、優良企業に運よく入社できたような場合を除き、普通の経験の浅いエンジニアの方々はおおむね200~300万円台の年収になるとも伝えた。
きついうえに、低報酬という職場がにかなりの確率でエンカウントするだろう事実は、弟には衝撃的だったようだ。
もちろん、弟に関していえば、俺がその地雷を避けるアドバイスは提供できるし、いい会社を紹介することもできる。
だけど、コネ入社のようなことはできないので、しっかりと俺が組んだカリキュラムにそって勉強してくれれば不可能ではないと思う、と伝えた。
だけど、弟はIT業界への転職はあきらめた。リスクに見合わないと判断し、今の仕事を続ける決心をしたようだ。
彼はすでに500万円近い年収を受け取っており、同年代にしては優秀な方だと思う。大学時代から付き合っている彼女もいて、結婚も考えているらしい。
今回の話をうけて、私はプログラミングスクールが極めて悪質な存在であると確信を持った。
彼らは、欲しいと言われるものを売っているだけのつもりなのだろうが、彼らが奪っているのはお金だけではない。
今回もし俺か弟かどちらかが実家に帰らず、正月に会話をする機会がなかったら、彼は多くのものを失っていた可能性がある。
もしこの読者にプログラミングスクールに通おうとされている方がいるのであれば、9分9厘やめておいた方がいい。
成功する確率は高くないし、それを隠してサービスを売るようなやつに金を落す必要はない。
まずは、知り合いのエンジニアに相談してみるといい。知り合いにいなければTwitterでもいい。
そして、もし読者の中にプログラミングスクールの運営に携わっている人がいて、もし「年収一千万も夢じゃない」とかぬかしていたんだとしたら、恥を知れ。
(オチ無し注意)
近年中国製品に押され気味の中なんとか頑張ってる陶器産業でなりたっているド田舎に生まれる。
田舎だから学校や進路は引越しなどがなければ中学まで必然的に決まる。少子化社会もあって、1学年保育園から中学までをほぼ同じたった50人程度の中で過ごしてきた。
みんな顔馴染みで互いが互いをかなり知っていてドロドロの関係だった。
自分の場合は両親が子供にあまり投資したくない類の人間だったので、服は近所から貰ってきたお古のものだったし、クラスで流行っていた何かについて話題に乗る事もできないし、勉強ができない割りに近所にある数少ない塾にも通わせてもらえなかったから全ての時期を「可愛そうな子」「近づいてはならない人」として扱われた。
10年近くもぼっち生活で、はっきり言って虐められていて苦痛だったし、親の方も母の家系がカルト宗教で父が「それに子供を巻き込むな」と制止していたのもあって結構な頻度で喧嘩が続いていたから精神状態も荒んでいて誰とも関わりあいたいと思わなかった。
中1の頃、ネットが開通した。
それまで独力でどこに行っても手に入らなかった理工学系の書籍をamazonで購入できるようになった。
当時人工知能にあこがれて森北出版の「強化学習」を買ったり、基礎的なアルゴリズムを勉強しようと「アルゴリズムイントロダクション」「アルゴリズムデザイン」を買ったりした。
今と比べると些細な情報しかなかったものの、技術情報もネットでぼちぼち調べる事ができるようになった。
学校での成績は悪かったが、情報工学に対して自分なりに勉強するようになった。無論、終わった人として扱われる学校になんて行きたくなかったから引きこもり不登校児にになった。
それでも自分は諦めたくなかった。自分が見出した情報工学という桃源郷を手放したくなくて、「学校に行くから」「(提示された以上の成績を)取るから」としつこくPCをせがんで型落ちながらもその都度PCを手に入れた。
何度も裏切る内に親も諦め、何も言わなくなった。
高校は2つ向こうの市にある遠い定時制に進んだが、案の定DQNばかりでトイレで薬物を吸っていたり平気で授業を妨害したり先生も何も言わなかったりで絶望して1ヶ月で辞めた。
そこから5年間、何度も自分の人生は終わってるんじゃないかとか、いつ死のうか思案を巡らせながら引きこもって過ごしてきた。
生まれてから20年が過ぎた。金がない。学校にも行けない。働き口なんてない。人脈もない。何もかも終わっていると思って現在も生きている。
長年引きこもっているせいで親に精神科へと通院させられているが、とうとうそこで障害者2級の認定を受けてしまった。年金の6万5千円の内5万は生活費として親に取られている。
最近、twitterで技術系に詳しいリア充共をFollowして観察している。
寝て起きて食事をしてはてブのトップページかTwitterのタイムラインを覗いて一日を過ごしている。精神が安定してきたらプログラミングもしているがあまり芳しくない。