はてなキーワード: アベ政治を許さないとは
この前の土曜日、「#スガやめろ」というハッシュタグがTwitterでトレンド入りした。広まり方に不自然な点があって、意図的に作られたトレンドではないかとの見方もあるが、真偽のほどは定かではない。意図的にしろそうでないにしろ、このワードをつぶやいた人は、菅義偉氏に対して批判的であり、その意見を多くの人に広めたかったのであろう。しかし、「スガやめろ」というワードで共感の輪が広がると思っているのであれば、それは誤った感覚であると言わざるを得ない。むしろ、このワードを見た“外野”の人たちは、濃淡あれど嫌悪感を抱く人の方が多いのではないだろうか。
その理由は二点ある。一つ目はまだ就任していない人物に対して「辞めろ」と言うことである。「#スガやめろ」と言う人は、「これまでの言動から、総理大臣にふさわしくないことがすでに明らかである」と主張するかもしれない。しかし、実際に総理大臣の立場に就いてから行う業務はたくさんあり、総理大臣としての手腕を評価するのは時期尚早である。そもそも、「総理大臣にふさわしくない」は「ふさわしくない」であって、「辞めろ」ではない。それを「辞めろ」と表現するのは、外野からは異様に見える。
二つ目は人名をカタカナで表記している点である。「アベ政治を許さない」にも通じる話であるが、このコンテクストにおいて人名をカタカナで表記する合理性が全くない。それにも関わらずカタカナ表記をするということは、これは蔑称の類に属するものと言って良いだろう。蔑称を使用することは議論の放棄であり、自分が与する者以外をすべて切り落とす行為である。そのような行為をしておいて、共感の輪が広がることは、やはりあり得ないだろう。
安倍総理が病気を原因に辞意表明してから明らかにアベ批判がトーンダウンしている
そりゃそうである
持病、それも結構な難病持ちの人間をブッ叩くというのは「反アベ」の人たちの思想的にかなりマズい
だから普段なら「アベ政治を許さない」「アベ辞めろ」「アベ死ね」みたいな勢いだった人らが「まあ病気はともかくとして…」みたいな感じになってる
「病気持ちが総理のような責任のある仕事をするのはいかがなものか」という方向の批判も無理だ
何故ならそういった身体的リスクを持つ人、例えば生理、妊娠、出産のある女性を医者や管理職にするのはいかがなものかという批判と地続きだからな
結局支持者も反対者も99.99%は雰囲気だから厄介なアンチを黙らせるには「ポリコレ力(りょく)」を上げるのが一番いいんだよ
今回「金持ちの成人男性」というポリコレ力最弱だった安倍総理が難病持ち(再発)になることで、ポリコレ力一気に上がり、厄介アンチを黙らせる、(あるいはダブスタを炙り出す)ことに成功した
政権を取ったらどうなるのか、そうでなくとも野党第一党になったらどうなるのか、そこを示そうよ。
「野党共闘、アベ政治を許さない!」じゃあ票は入らないよ。散るとかじゃなくて入らない。第一党だった民主がそれやって、共闘をやめて分離した立民にすら実質負けたじゃん。シンプルなんだよ、「信念はねーの?」ってなる。
これだけ自民が弱ってるのに、「チャンスだ!野党共闘!自民以外に投票してね!」じゃ伸びないんだって。政策の妥当性とかが本当は一番大切だけど、もっとシンプルに自分の色を見せろってこと。政権の追及と一緒に政策も宣伝しなよ本当に。
自民以外に入れればいいとか無責任すぎるやろ、その後も世界は続くんだから。「わかんなかったら白票にしろ」の方がまだ理解できるわ。
結局のところ、最近の与党と野党で違うのは、意見の違う奴らでもどうにかまとまるだけの組織力や柔軟さがあるかないか、おそらくこの一点に尽きる
使い古された表現ではあるが、いろいろな派閥があって、その中で疑似政権交代というやつだ
もちろんそういう柔軟さというのは小泉以降の自民でも急速に失われつつあって、それはそれで非常に大きな問題なんだけど、そちらはひとまず置いておく
では与党でどうにかやれていることがなぜ野党にはできないのか、なぜ何度もケンカ別れと看板の架け替えを繰り返した末にしれっと自民に入っていたりするのか、正直これはよくわからない
正確に言えば、できていた時代もあるが、民主・民進と結局失敗した
あの民主党政権が「地獄のよう」だったか、そもそも自民のせいで民主は全く悪くなかったのか、もちろんそこは各人意見の分かれるとこだけど、とにかく政党としての勝ち負けに限れば明らかに負けた
一方、立民が野党第一党になったのは、今や見る影もない小池の排除発言がきっかけである
あれで小池の人気が急降下すると同時に、排除されたリベラル左派側に同情が集まった結果だ
実際あの立ち回りは本当に上手だった
これらの失敗と成功の体験が、立民やその支持者の間に、今や大きな影を落としている
すなわち
できればもう「よそ者」とは組みたくない、リベラル左派だけでやっていきたい、そういう強い意識があり、ゆえに大同団結してでも勝つという夢を描けない
もちろん組織票以外も欲しいから、選挙の前になれば「いや私たちの方が保守でしょ」とか「左も右もない」みたいなことを口では言うし、確かにそれらは結構当たっている
しかし、結局彼らの間に「左派」と「それ以外」で意見を調整するような土壌なんて存在しないし、おそらく作ろうとも思ってない
実際やったらどうなるかは目に見えているからだ
ただ、それはあくまで「アベ政治を許さない」だとか「憲法がどうたら」みたいな最優先事項に限られるべきで、「エロ表現の自由」なんて程度の低いことでいちいち共闘なんてできるかクソボケ、というのが本音であろう
皮肉なことに、不倶戴天の敵であるところの安倍がいなければ、まともにまとまることすらできないというのが今の野党なわけだ
シンパの憎悪を抜きにして考えても、そういう歴史的経緯からすれば、「表現規制反対」の一点だけで共闘することなど残念ながら望めないだろう
決算の読み方は人それぞれとお逃げになられるならまぁいいや。
他のことで書きましょうか。
単年度が増収増益ならベアが上がるのかって言ったらそうじゃない。
トヨタみたいな日本型大企業が単年の業績良かったからってベアも過去最高なんてやらないように、赤字転落したから大幅賃金カットなんてしないでしょ?
単年度増収増益どころか過去最高レベルの営業利益ですね。来年は更に増収増益の見込みです。
なお、赤字転落しても大幅賃金カットのない正社員の方はご存じないかもしれませんが、非正規は賃金カットどころかクビ切りですね。
「官製春闘に何の拘束力も無いと言うのなら、組合の春闘にも拘束力なんて無いだろ。ちょっとは考えてから書けばいいのに(笑)」
その理屈ならば政府には最低賃金を上げる権限があり、その権限を存分に使って毎年2~3%上げていますね。
で、労働組合はスト権とやらを存分に使って賃上げを勝ち取っていますか?
労組は非正規を人と思っていないような雰囲気を感じていましたが、非正規の賃上げなど興味無いですか?
労働組合が企業側の理屈に配慮してどうするの?御用組合の幹部か何かかな?
その適当な指標での3%とやらを批判したにもかかわらず、適当な発言以下の成果しか取れないのが悪いと言ってます。
もっと上げられるところとの話ですが、「もっと上げた」企業はそんなに有りましたか?
もう一度言いますが、単年度増収増益どころか過去最高レベルの営業利益で、翌年は更に増収増益予定です。
日本企業の労働分配率は欧米諸国と比較するとかなり低いのですが、企業の理屈を重視する御用組合の存在が原因の一つではないですか?
官製春闘に不快感を表明しながら春闘不調だった労組を尻目に、政府は今年も最低賃金を3%上げましたね。
労組がベアを取れなかったのは世界情勢の悪化が原因ですか?世界情勢とやらが悪化しているのなら、政府が3%も最低賃金を上げる余地など無いのでは?
最後に1番思うところだけど、もしあなたがどこかの会社の労働組合に属してるのなら、
リーマンショックの時に組合に助けを求めて見捨てられ、今はフリーランスの者ですが。
労働運動に参画しようとしたら門前払いくらって、派遣は俺らと違うのでと捨て台詞までいただきました。
御用組合内で企業の理屈を尊重してごっこ遊びしている方に「行動に移せよ!」と説教食らうとは思いませんでした。
お前が労働者の為に「行動に移せよ」