はてなキーワード: アヘン戦争とは
正当な疑問だと思うし、文献が残ってるなら調べるべきだと俺も思う。
つまり日本が西洋国家に攻められたときに中韓はどのような行動をして、どのように日本をまなざしていたのかってことだよね。
余裕がなくて、日本も攻められてるって情報を仕入れて絶望してたかもしれないし、あるいはよくわからなくて無視してたかもしれない。
どうもはてな民は穿って右翼の釣りだと思ってるようだけど、きちんと調べたほうがいいと思う。
アヘン戦争とかで攻められてたからって、中国人がその時に何も考えていなかったゾンビだというわけではない。
アジア人を対等に見てる人なら、彼らがその時その場所で日本に対してどう見ていたかはすごく重要なはず。
それは後々日本が韓国や中国を攻めたときの心情にも影響を及ぼしてるはず(例えば、寝耳に水でびっくりしたのか、味方(アジア人)に裏切られたと思ったのか、そんな仲間意識はなかったのか)
調べないで適当なことは言えないよね。
めちゃくちゃ広くて、資源も人口も港もあって、欧州なんかよりはるかに早く発展した。
中華はだてじゃねーのよ。
それが19世紀ぐらいから弱かったのは、まず産業革命が起きたのが欧州だった。
これは思想が弱かったのと同義。欧州というよりプロテスタントが強い。
で、そのあと近代化に失敗した。
これで弱くなったのはオスマントルコと同じ。
更にその後は、戦争に負けた。
特にアヘン戦争がでかすぎて、イギリスにめちゃくちゃ搾取された。余波で日本にすら負けた。
その後は更にソ連共産主義にも搾取されて、思想の弱さを再び得てしまった。
で、それらが無くなったのでいま中国は強い。
中国の弱さってだいたい戦争とか国際競争の弱さに起因してるんで、現代みたいに戦争起こすこと自体なくなると、そりゃ独り勝ちになるんじゃないか。
おそらく、9条で「平和になる」という主張の背後には以下のような前提があるのではないか。
①日本だけが(アジアで)他国を侵略するポテンシャルを持つという前提
日本が9条によって戦争放棄をすれば直ちに東アジアが平和になる。憲法制定当時なんかはまじめに日本の再侵略が各国に懸念されたと聞いたことがある。
他の国が日本を侵略しないという前提に立つので「お花畑」な発想だが、確かに日本の首相がプーチンみたいにならないという保証は別にないし、武力紛争(ベトナム戦争とか)に巻き込まれない口実になったし、日本が緊張をエスカレーションさせることがないので一定の意味がある(あった)。ただし、それは結局冷戦から最近までの間で日本が直接の脅威に直面しなかっただけかもしれないので、今はどうなのかな?と思う。
②世界中のすべての国が9条を取り入れることが目指されていて、今はその途上にあるという前提
今はすべての国が取り入れているわけじゃないけど、今後世界すべての国が9条を取り入れたら侵略戦争はなくなる。日本は9条を通じてそれを実施している。という発想。
9条は元々1928年の不戦条約(ケロッグ=ブリアン条約)の流れを汲むと言われているし、他国憲法や国連憲章にも戦争放棄の規定があるので、系譜としての流れではこの理解は正しいような気がする。
ただし、侵略戦争するような国の政府が憲法を守るのか、守らなくていい理由をでっちあげるんじゃないかという現実的な問題がある(国内の説得とかがとても大変になるので、9条がないよりもだいぶましなんだと思う)。
③交渉や国際裁判であらゆる法的紛争が解決可能であるという前提
17~19世紀のヨーロッパとかでは、保守的あるいは「普通の日本人」の人でもドン引きするような理由で簡単に戦争が行われていた(アヘン戦争とか)。
さすがに不毛なので、話し合いとか裁判とか調停とかが戦争の代わりに使われるようになった(極端な例だけど、時代が時代なら調査捕鯨を巡って日本がオーストラリアと戦争していたかもしれない)
民事っぽい争いはともかく、今回みたいな政治的に高度な争いでも裁判とか交渉で解決できるのかという論点があったが、9条的にはこれはYesという立場(あるいはその決意を示すもの)なのではないか。
実際、あらゆる争いに法的な側面はあるので、それを解決することは争いの全体的な解決に役に立つよと国際裁判所は指摘しており、一理はあるかもしれない。
でも、個々の利害についての法的紛争ではなくて現状の国際秩序そのものが気に食わない国が現れた時(ナチスとか)どうするのかという問題がある。
結論:①~③が現在でも当てはまるのかはよくわからない。ただ①との関係では、9条を日本が改正した場合には、思ってもみない強烈な反応(とそれを口実にした反日的政策)が生じるかもしれないと思うし、②③との関係では国際法の規定(国連憲章2条4項)とそこまで変わらない9条を改正することで何がしたいのか、プーチンみたいなことがしたいわけじゃないのなら結局名前を「軍」に変えたいだけなのか、いろいろ詰め切れていない防衛法制をなんとかしたいのか(それは9条を変えることでできるようになるのか)といったところを詰めないと結局意味がないような気がする。