はてなキーワード: もにょるとは
https://twitter.com/s4DXJGXXgHuaPUD/status/1610319210152091648
>「男性が可愛い格好するのいいじゃん!」「”女装”おかしくなんかない!」って賛同したいのに、「可愛いものが好き…ハッ、心が女だったんだ!」「”女装”してるので女性エリア使うぞ!」みたいなクソがのさばりすぎてて、「可愛い物好きなだけの男性」にも警戒心働くようになったのほんと嫌
と、まあ典型的なトランスジェンダー差別をしているツイートなのだが、このツイートをRTしていたりfavしていたりするアカウントを見ると、かなり腐女子・女性オタクだと思われるアカウントが多いのだ。
このツイートがTLに流れてきたのも、腐女子のフォロワーのRTからだった。
そしてこういうトランス差別的なツイートを腐女子らしきアカウントがRTしてたりするのは、これが初めてではなく、今まで何度も事例を見たことがある。
さらに、これは強調しておきたいのだが、こうしたツイートをRTしたりするのは、腐女子の中でも社会の不正や差別問題にも何か言ったり、作品の中の差別的な要素にも「もにょる」とか言い出すタイプの腐女子が多いのだ。
ひたすらキャラ萌え語りしてたり、カップリング・エロ話を繰り返しているタイプの腐女子は、あまりこういうのに寄り付かない。
これはどういうことなんですかね?
と誰も突っ込んでないのでもう忘れ去られた事実なのか…と思いきや
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2009764
もにょるって元々は「決して上手くないけど謎のパワーを感じるとんでもない同人誌を読んだときの、お腹の奥から変な笑いが込み上げてくるような感じ」を表す言葉でそんなネガティブな意味でもなかったんだけどな
スルーされてるけど!
もにょるは今年の新語にもう選出されていたっけな、されているはず、ぐぐってみよう
第2位に「モヤる」が選出されている
選評によると「負の感情の婉曲表現」と解釈されており、「モニョる」と同義語とみなされている
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2018/2018/Preferenceall.html
トラブル回避のための婉曲表現が不快に思われることがあるというのは皮肉な話だ
あったあった、これだ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221212001011
なので不機嫌な人を見ると(不機嫌な人が意を汲んでほしいと思っている思っていないに関わらず)その意を汲んで動くことを強要されていると感じてしまう人間の話
私が不快感を覚えた、という自身の感情にフォーカスを当てた言葉
構造が同じなので攻撃のニュアンスを読み取る人が出るのも仕方ないか……
モニョるは「私の腹の中にモニョモニョする居心地の悪さを私は感じている」
さすが婉曲表現
つくづくブクマカやブクマカを兼ねてそうな増田はお優しい世界に生きてるよな
「言語化はしないけど私はこれに不満があります。私がなにに不満を持っているのかはみなさんが考えてください。あとで合ってるのか判定してあげます。万一私の考えが倫理的に正しくなくても、私は言語化してないから無罪な。忘れんなよ?」
というか面白いなら「普通に」って言わないでほしいってとこが大きいよね
これこれこういう所が面白かったってちゃんと言語化してほしいんだよ、もにょると一緒で
そこで期待してたより~みたいな文脈入ってもなるほどねってなるやん
わたしは「もにょる」という言葉が嫌いです。しかしその理由をここで開陳するのはやめておきましょう。そんなことを書き出したらわたしが本来書きたいことが書けなくなってしまいますから。
ということについてです。
元増田さんはきっと「繊細さん」ではないのでしょう。「繊細さん」を「(笑)」などと言って嘲笑しているのですから。
なぜそう判断するのか。簡単です。多くの人は自分を嘲笑したりしません。というか、できないのです。自分をあざ笑う為には自分を客観的に観察する必要があるからです。多くの人が自分の心は、胸若しくは頭の中という自己の体内にあると認識していて、それを自分の外部に持つことができないのです。自分をあざ笑う為には自分の体の外部に視点を持って自己を点検してみなければなりません。目の玉を切り離してその目で自分を見るというようなホラー映画のようなことを言っているのではないですよ。思索のことです。そういう思索が多くの人はできません。元増田さんはきっとそうできない、そうしない人でしょう。だからこんな一文を全世界から閲覧できるインターネットに放つのでしょう。でもご心配なさらないでください。元増田さんはきっと多くの人と同じですから。マジョリティですから。マジョリティであることほどこの社会で生きていく上で安泰なことはないのですから。
すいません。元増田さんが繊細さんではないという説明に字数を費やしてしまいました。わたしが書きたいことはそれではないのです。ただ元増田さんが繊細さんではないという前提で話は進めさせていただきます。その条件は整っているので。
話を進めます。世の中を白か黒かに二分することをわたしは悪手だと思っています。が、しかし、世の中は繊細さんと鈍感さんに二分されると思っています。その間には大きな中間部が存在して実を言うと彼らこそがマジョリティです。中間層にもグラデーションは存在しますが、しかし繊細さんが問題になるときには、その中間層と鈍感さんが結託して繊細さんを苦しめるのです。だから中間層も鈍感さんの寄りの人々は鈍感さんの一部であると言ってもよいとわたしは思っています。
わたしが言いたいのはここからです。この世界は未だに鈍感さんに支配されているので残酷極まりないのです。あなたたち鈍感さんが何も気にしていない、どうってことこと無いと思っているせいで、環境問題や、地球人口の増大や、資本主義の行き過ぎや、貧富の拡大や、男女格差の問題や、女性の生き辛さや、男の苦労や、結婚できない若しくはできなかった男女の苦悩や、結婚と子育ての大変さや、資源を浪費することや、核爆弾で人類が死滅してしまうかも知れない危険性や、科学を軽視しスピリチュアルに心の癒やしを求める問題や、インターネットによる陰謀論の拡散や、差別発言の問題や、利己的でなければ敗者に陥ってしまうことや、障害者の生き辛さや、あらゆる犯罪や、共産主義の不自由さや、綺麗で印象の良い言葉を次々に無思慮な人々が汚染していくことや、労働者の酷い待遇や、権力者の横暴や、腐敗や、既得権益や、行政の不作為や、ルッキズムに関することや、子どもたちに真っ当な教育が届けられない問題や、人口の減少問題や、マチズモや、自己責任論や、著作権や、資本を持つものが資産を拡大し維持しつづけるというシステムの問題や、詭弁や、宗教原理主義や、知識人の軽視や、警察の横暴や、勘違いしたフェミニズムの行き過ぎや、儲かれば法に触れない程度で何をしても良いと思っている人たちの問題や、暴力の連鎖や、権力者を批判することを揶揄する人々の薄気味悪さや、都会の若者の孤独や、高齢者の孤独や、詐欺しを教祖だと勘違いすることや、自然が日々損なわれいてる問題や、性的な表現の問題や、商業の無法さや、法の軽視や、音楽家に対価が支払われない問題や、過去の発言を顧みないコメンテイターや、氾濫する性的な画像や、右派の暴力的な言説や、倫理を超えた技術の有用性や、左派の極端な規制主義や、識者を名乗る人が権力者に寄り添った発言しかしない問題や、労働者を軽視する経営層の発言や、異常気象や、生活が困窮していく人が日々増えている問題や、あらゆる問題を世代間問題にして解決しようとする安易な言論や、質疑応答で言語の共通理解が破壊されている問題や、良い権力者には権限を無制限に与えてもいいという安易な強権国家の入り口や、南北極圏の氷山が融解する問題や、グローバルノースとグローバルサウスの問題や、エネルギー問題や、自由を制限することで効率化がはかれるのならそれを推し進めようとする人たちがいることや、税金の使い途や、政治家の不透明性や、核廃棄物を万年単位で管理し続けない問題や、日々劣化していく倫理観の問題や、不採算部門は切り離してもよいという行政に営利企業の目的を導入することや、美しいもの以外は滅んでもいいという傲慢さや、情報発信が容易になっていくことになることで不確かな情報が拡散していく問題や、伝統が失われていく問題や、科学の軽視や、豊かさという強さに人々が憧れを抱き思慮もなくそこに追随していく問題や、権力差の強さに同調して同じ論調を繰り返す愚かな人々の問題や、後先顧みずに営利原理主義で法の穴をつく者がいる問題や、弱肉強食が種の起源の本質であると勘違いしていることや、戦争や貧困や倫理や常識や平等や公平や優しさが失われること、は改善も改革もされず放置されています。
もう少し真面目に繊細さを獲得すべきだと思います。というか、これらは繊細差の問題ではなく、あなた達が鈍感過ぎることによる弊害です。