はてなキーワード: にっちもさっちもとは
では、定時時間中は目的遂行のために努力いたしますが、停止になった瞬間で帰りますのでお客様への説明についてはよろしくお願いいたします。
私はそういう契約で入社しておりますため。また、過去にサビ残せざるを得なくなり体壊した時の補償は一銭もいただいておりませんので。
そう言って帰宅して、ここ最近残業で忙しくて止めてた転職活動を再開してる。
何せ、何年も「このままだと、この後必ず来る危機の時になす術もなく指を咥えて崩壊を見ることになります」と警告してたのを無視してたのは誰だという話。
45のおっさんです。私はもう詰んだよ。あと20年から30年も罵声を浴びながら働くんだぜ。家族もいるからにっちもさっちもいかない。弱音も吐けない。ちょうど氷河期。顔色伺ってきたけど良いこと何もなかった。今気づいても遅い。若さと残り時間にはかなわないよ。若いうちに好きなことやりなよ。何にもしないで遠ざかるのもいいんだと思う。みんな日々の生活に一杯一杯で他人のことなんて考えてない。だからのんびりしたらいい。ただ、怪しい話とかには注意してね。人生はそう簡単に変わらない。変えようとしないと変わらないけど、逃げたらいい。私みたいに逃げられるなくなったら終わりが近い。
ごめん、スレッド外で話せば見つかんないと思った。
とはいえ、「新自由主義」を否定したくても、無理なんですよ。今の日本国で「1ドルイコール360円」なんて不可能です。そんなもんしてみろって、アメリカやユーロ、チャイナとアセアンと、台湾と韓国がブチギレするじゃん。21世紀の「パールハーバー」を経済でするのかいな。
フリードマンやハイエクの主張は「正しくない」かもしれないけど、大きな政府が有効なのは、民間資本が劣っているときだけです。今の日本やアメリカのような先進国の公的セクターの投資がうんこ以下のパフォーマンスなのはパクリ先がなくて海外に負けるからであって、やがてパクる相手のいなくなった中国でも「巨額の不良債権でにっちもさっちもいかなくなる」のは時間の問題で、実際に今の中国が巨額の不良債権を抱えているのは新自由主義を唱えた連中の懸念どうりです。諦め給えよ、もはや経済学は「負けないための」学問に成り下がったのだよ。いまや、世界は「否定することができない」モノたちが評価される時代にあって、テメーの理論の是非は誰も評価しません。
SFCのシレン遊んだことのある人なら知ってるだろうが、ジェノサイドの巻物ってアイテムがあってな
敵に投げつけるとその冒険で同種の敵が一切出現しなくなる
別に小林賢太郎を擁護するわけじゃないけど、件の開会式に使われたBGMも元ネタを具に辿ればそういうのがいくらでも見つかるんじゃなかろうか
ロンドンでポールマッカートニーが歌うことだって、彼の過去の言動からそこに色々な曰がつけられて然るべきだっただろう
要は…自分は何が言いたいのか?
そのイベントは「平和の祭典」を標榜しているが、あんな大きなイベントが真の意味で平和的に解決されることは決してない
それは「平和の祭典」である以前に、どうしようもなくデカいプロジェクトだからだ
デカいプロジェクトには道理も裸足で逃げ出すような無理がどうしたって紛れ込んでくる
それこそ死人も出るだろう、限られたヒトモノカネのリソースの中で、曰く付きの人選が行われることもままあるだろう
別にIOCやJOCを批判するわけでもないんだ、デカいプロジェクトを制御しようと思ったら、誰がやってもああなるんじゃないか?
俺たちは子どもの頃、ジェノサイドの巻物に腹を立てていたか?俺たちの親はその言葉遣いの違和感に自覚的で、それを理由に子どもである俺たちがシレンをプレイすることをやめさせたか?
シレンがWiiに移植された時だって、ジェノサイドの巻物という名前はそのままだったはずだ、誰かそれに抗議したか?元を辿れば、任天堂だってevilじゃないのか?
親は親で、俺たちを育てるのに必死だった、俺たちを育てるというデカいプロジェクトの最中にいた
デカいプロジェクトの最中にいると、多様性のるつぼが渦を巻いて轟々やってきて、逃げる暇もない、にっちもさっちも行かなくなる瞬間が必ずやってくる
しかしながら、結婚したあと、子供を授かったあと、産んだ後のキャリアが全く見えていない。休みも仕事のことを考えてあたりまえの会社に就職し、ワーキングマザーの先輩は数えるほどしかいない。自分の女としてのキャリアがこれからどうなっていくのか、全く予想ができなくてつらい。
というのも、就活生の時に「女のキャリア」を全く考えず、ハードワークの会社に入社を決めてしまったのだ。その当時私は彼氏がおらず、自分が結婚、出産する未来などまったく見えていなかった。産休育休、社内託児所、働くママへの福利厚生を喧伝する会社説明会では、「ケッ、関係ないやい」とどこか斜に構え、結婚しなくても、出産しなくても一心不乱に働けそうな会社を選んだ。
非モテ女だったから、女のキャリアをまじめに考えることがなかったのだ。
女のキャリアを考える学生向けのプログラムというものは色々とあるとはおもうが、結局モテ女だけが取り組んでいることだと思うのだ。結婚をリアルに想像できる、勝ち組の活動だ。学生時代からモテているから、結婚を前提に会社を選び、結果女として最適解のキャリアを築く。一方で女のキャリアに興味を持たないまま就職した非モテ女は、いざ結婚となると急ににっちもさっちもいかなくなる。
だからこそ、非モテ女は関係ないと匙を投げずに、コンプレックスに歯を食いしばりながらも、女のキャリアを考える機会を作るべきだ。
子どものころから単行本派だったので、毎週決まった曜日にワクワクしたり、休載の日は落ち込んだりするのは初めてのことだ。
その漫画は登場人物の細密な描写に定評がある。性格にブレがなく、行動規範も芯が通っており、生き生きとしている。
故に、私はとある人物のファンになった。ここでは便宜的に「高田」と呼ぶことにする。
しかし、満たされない。もっと高田を見たい。原作だけでは物足りず、ついにpixivに手を伸ばした。高田の名前で検索をする。
そして、高田のカップリングが目に留まった。カップリングの相手は男性。いわゆるBLだ。
私はBLは嫌いではない。中学生のときには他のオタク女子同様、一度は通った道である。
当時の同人は個人サイトでの活動が主流で、ジャンルを表す隠語で検索し、相互リンクをたどり、作品に触れたものだった。
いまやPixivで簡単にたどり着く時代になったんだなと感慨深さを覚えながら、高田と吉田のカップリング(以下、「高吉」と表記)をいくつか眺めてみた。
なかなか良い。絵が上手い人が多いし、漫画作品も小説も、たくさんある。どの高吉の解釈も興味深いし、鋭い洞察には思わず唸った。
しかし、ここで問題にぶつかる。私は、エロよりプラトニックな作品が好きなのだ。
エロ自身はあってよい。いい文化だ。否定するつもりは毛頭ない。
しかし、エロを見たから嫌悪感まではいかないが、なんというか、お腹が減っていないときに山盛りのラーメンを出されるような気分…というのだろうか。嫌いじゃないけど、そんなにはいらないかな…といった気持ちになる。
そして令和の今、プラットフォームの発展により、15年前よりは比較的オープンにセクシャルな作品が掲載されている。
Pixivは18禁作品にはワンクッション警告がされているので心の準備もできるが、Twitterだといきなり出てきてドキッとする。(Twitterの「センシティブな画像をブロックする
機能」?は精度が低すぎて、犬猫の画像レベルでもブロックされるから使っていない)
もっと、プラトニックな高吉を見たい。高吉の信頼関係にフォーカスした作品を見たい。そんな思いを抱えて悶々としていたとき、ある考えにたどり着いた。
ーーお前が製作者になるんだよ!
そうか。私が作ればよいのか。私が、私の思う、最高の高田と吉田を描けばいい。
さっそくペンをとった。ファンアートを書こうと思うなんて何年ぶりだろうか。
原作を見ながら、高田と吉田を練習をする。描きながら、原作においてのキャラクターの造形や小物へのこだわりを知る。うーん…こんな細かいところまで描かれているなんて、さすがだ。
とりあえず、高田と吉田の特徴は掴んだ。自分のなかでは及第点で描けるようになった。欲を言えば、もっと高田のかっこ良さを表現できるようになりたいし、手や骨格の描写も上手くなりたいが、欲ばかり言っていられない。まずはここからだ。
さて、高田と吉田の絡みを描く番だ。意気込んだ瞬間、筆が止まった。
何も思いつかない。脳みそがまっ白だ。
あれだけ二次創作を読者として楽しんでいたのに、いざ自分で作ろうとなったらまったく分からなくなってしまった。中学生のころはあれこれ妄想できていたのに、15年の時を経て、私の脳みそはストーリーを作る力をすっかり失ってしまっていた。
思い当たる節もある。漫画こそ読んでいたものの、そのほかの創作に触れる機会はめっきり減ってしまっている。小説にいたってはもう何年も読んでいない。
にっちもさっちもいかず、気分転換にコーヒーでも飲もうと思いキッチンに移動した。
冷蔵庫からセブンイレブンの紙パックで売っている「いつものコーヒー」を取り出す。
冷凍庫の氷をグラスに入れようとしたとき、氷がすべてなくなっていることに気づいた。
「いつものコーヒー」は氷なしで飲むと濃い。飲めないこともないが、苦みが強く出過ぎる気がする。
そこで、先日カルディでコーヒー豆を購入していたことを思い出した。
在宅勤務のお供にと思いつつ、忙しくてなかなか淹れずにいたのだった。
そう思い立って、薬缶でお湯を沸かす。
そこでふと、思いついた。
これが高田だったら、どうだろう。
吉田の方が力持ちだから、豆を挽くのは吉田の役割かもしれない。
だったら、料理担当は吉田で、食後のコーヒーは高田が担当かな。
そしたら、そしたら……。
次々にイメージが膨らんだ。高田と吉田がともに暮らしている情景が目の前に広がった。
きっとインテリアはこんな感じ。高田はきっとコタツが好きで、コタツで寝ちゃうんだろう。
堰を切ったように、シーンが思い浮かぶ。15年もの間閉じていた想像力の扉が開いた瞬間だった。
これなら、描ける。描けそうだ。
増田は一心不乱に描写した。そして、Twitterに投稿した。
高田用に作ったTwitterのアカウントでは、フォロワーは3人しかいない。
きっとこの作品は、誰に見られることなくタイムラインの海に消えていく。
それでも、私の脳みそから生まれた、私が思う最高の高吉を世に出せたことは、喜び以外の何者でもなかった。
想像力は、いま私のもとにある。
思いつく限りの気晴らしも試みたと思います
それでもぜんぜん気は晴れなくて、真っ暗闇の中でにっちもさっちも行かなくなっているのだろうと思います
ひとりになった瞬間にふっと消えたくなってしまうのだと思います
そんな夜を何度も何度も繰り返して、その度自分のことがますます嫌いになってしまっているのだと思います
人間ってのは案外鈍感な生き物で、そんな貴方のつらさに気付いてあげられないことがある
だからどうか一言、「死にたいほど苦しい」と伝えてはくれませんか
家族じゃなくても構いません
誰にだっていいのです
人間ってのは案外優しい生き物で、助けを求めている人間のことは必死に救おうとします
この世は綺麗な世界ではありません、どうしようもないことも沢山あります。人間の悪意というものも確実に存在します、しかし大多数の人間は案外優しいのです。これだけは保証します
「死にたいほど辛い」という真っ暗闇を経験した人間にしかない輝きがあります、それはとびきり美しい輝きだと私は思います。その時のあなたが語る言葉を必要とする人間がたくさんいます、私もそのひとりです
逆説的ではありますが、これを読んでいる貴方はもうこの世に絶対に必要な人間なのです
人間いつか死ぬのです、だからもう少しだけ、もう少しだけ生きてはもらえませんか
最後に、もし目の前にお酒があるのなら捨ててください。これは自死遺族の私からの切なる願いです
ここまで読んでくれてありがとうございました
プリンターはまだ紙が詰まってますよ!ってエラーが消えなくて、
どこ見ても紙は詰まってないのよね!ってそんな時ないかしら?
たぶんどこかに紙のちぎれた欠片がまだ見えないところに詰まってるんじゃないかしら?って思うのよね。
もうお手上げ級の両手匙投げ技を披露するほど、
もうにっちもさっちも行かないのよ。
もう長年使ってるし修理出すかーって半ば半分諦めていたときに
マニュアル読んでもどうにもならないの分かっているんだけど、
困った時に読む項目を読んだの。
そしたら、
そしたらよ、
強制排紙が出来るじゃない!
案案の定定、
そうするとつまりそうなのよ。
もうこうなったら、
どうしても紙詰まりが治らないなら
斧でぶった切って、
竈の薪にしてやるわよ!ってプリンターに言ってみたら、
一気に大人しくなって、
排紙されて元通り動くようになったわよ。
あーあー、
ここのところ本当にプリンターに悩まされる日々が続いてるのかどうだか話半分として聴いても欲しいんだけど、
隣の部署の大判プリンターがロール紙セット出来ないからやってって私に言われたんだけど、
もう一人の人もマニュアル読み始めたのよ、
じゃ私読まなくてもよくない?って思いながらも、
どうやら紙を圧着させるボタンを押して解除させないと、
紙を通してセット出来ないらしいの。
結構途中話をはしょってるけど、
つまり私が優勝!
我ながら使ったことない機械でもマニュアルを読み解く力技で一本!ってところかしら。
今のここのここまで書いてて、
途中で抜け出しちゃったから、
どこに行ってきたかというと、
その隣の部署の人から桜見に行こう!って今の今に誘われたので、
缶酎ハイとからあげクン買ってちょっと一盛りあがりしてきたところよ。
と言うか事務所の近くの公園まだ桜が1分咲きとは言えないぐらい
まだ全然咲いてなかったけど、
まあお花見としてのスタートダッシュはよしってところじゃないかしら?
缶酎ハイ1つじゃ酔っ払わなかったけど、
私はからあげクンよりここは焼きそばパンが良かったかなという後悔を背に
春ね!
うふふ。
お花見に丁度いい天気の良い感じで
朝サンドイッチ買って、
明日にはまた少し咲いてるかも知れないわね。
お花見の意気込みで水筒にやや温めのホッツ緑茶ウォーラー入れてきたんだけど、
こういう具合だったから、
まだ桜には早かったわねって。
桜茶も今度してみようかしら。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
私は都内でWEB制作しているフリーランスなんだけど、コロナの影響で得意先のほとんどが広告予算や外注費を抑えるようになってしまったため仕事が激減。今年度の売上は4分の1まで下がってしまった。。
とりあえず、年金と健康保険は一部免除してもらえたものの、昨年度は売り上げが良かったこともあって税金がバカ高く、100万円の持続型給付金は、健康保険料、事業税、都民税など税金の支払いだけで全て消えてしまった。それでもまだ都民税1期分が残っている状態だ。
この残りを1月末に入ってくる売上金で支払う予定だったのに、急きょ、得意先の都合で入金を3月末にしてほしいと相談されてしまった。。貯金はそろそろ底をつき始めているし、外注先への支払いもあるのでかなり痛い。。
とりあえず税金の支払い猶予を相談するべく区役所へ電話したら、支払い猶予は期日前に申請しないといけないらしく時すでにおすしだが、3月中旬までなら延滞金がかからず待ってもらえるとのことで少しホッとした。だけど、あてにしていた入金は3月末。今ギリギリの状態で急な支出が発生でもしたら、その都民税をちゃんと支払えるのかだんだん心配になってきた。。何より事業をやっていて手元にお金が無いのは相当リスキーで、にっちもさっちも行かなくなる状況だけは避けたい。借金にはなってしまうけど、厚労省から緊急小口貸付金を頼ることにした。
ん?わたし今、税金を支払うために国から借金しようとしてる..?
この状況おかしくない..?
確かに持続型給付金はかなりありがたかったけど、全て税金の支払いで消えていったし、んでもってこの受給した100万は今年度の収入にカウントされるから、またこれから税金取られるんだよね。来年度も復活していなくて売上が下がれば、税金を払うためにさらに借金するかもしれないってことか。。コロナが落ち着く保障はどこにも無いし、得意先の経済状況だって良くなる気がしない。それを考えると無限に借金と税金に追われる気がして、いったいこれから私は何のために働いていけばいいのだろうと急に虚しくなってきた。。
そもそも税金って昨年度の所得をベースにするから、これまでは税金高いなぁと思いながらも普通に売上は保てていたし支払えてたから問題なかったけど、コロナの影響で売上が下がっているつーのに、事業税とか都民税なんて一切減免してくれず支払えってのは無理ゲーでしょ。。
あと、私なんてまだマシな方で、これで廃業や倒産に追い込まれている人もいるんだろうなと思うと、今回ばかりはさすがに、税金取るなら粗利補償ぐらいはするべきだと思った。でなかったら最低限、税金免除。欧米ではずっと補償がもらえている話とか聞くと心底羨ましいし、日本人で損した気分にすらなってくる。
あぁ、、何か働くの馬鹿らしくなってきた。どうせ景気はよくならないだろうし国は金出さないし。もう働きたくない。。はてなでもこういう状況に近い人っているのかな。。
深夜の勢いで書き散らかすので長文乱文に目を瞑って欲しい。
——
もう30代も後半。結婚適齢期はとうに過ぎた。
付き合うと長続きするタイプだったので10代の後半から20代のうちは常に恋人がいる状態だった。
でも付き合う人付き合う人、みな暴君と化した。原因は多分私。
所謂機能不全家庭で育った。父親からの日々の暴力、母親は見て見ぬふりしつつ父親への愚痴とも悪口ともつかない黒い感情を私に注ぎ続けた。
母は父の従順な所有物だったので後から降って湧いた私には幼少期から家庭に居場所がなかった。
何故生まれてきてしまったのか、小学校低学年の頃から漠然と死にたいと思いながら育った為、自己肯定感もバイタリティも皆無な人間に育った。メンタルを病んだ時期もある。多分今でもどこかおかしいんだと思う。
それが影響しているのかは分からないが他人に興味が持てない。他人様のことを知ってもどうせ惨めな気持ちになるだけだし、増して自分を理解してもらいたいなんぞ烏滸がましいと思っている。それだけでなく、単純に「知りたい」という気持ちが湧かない。
だから、好きだと言ってくれる人を好きになった。私みたいな人間を好きだと言ってくれる人を大切にしなければと思った。大切にされる為には相手の要求を満たせる「いい子」で、従順であらねばならないと思った。
みな最初は優しかった。しかし私が従順であればある程、全てを受け入れようとすればする程、彼らの要求は大きくなり、期待値は高まり、それを満たせなかった際の落胆ぶりは激しくなっていった。そして落胆は怒りに変わり精神的・肉体的暴力で私にぶつけるようになっていった。
そういう状態に陥ると、私の中に私を責めるヤツが出てくる。彼を落胆させ怒らせるような事をするお前が悪いと。生きる価値のないお前を大切に(冷静になれば全く大切にはされていないのだけれど)してくれる人を失っていいのか、お前の努力が足りない、忍耐力が足りない、と。
相手の顔色を伺い、精神的にボロボロになりながらも、恋愛初期のような優しい彼を取り戻す為の苦行だと思って耐えた。この先に何があるか分からないけれど、耐えた先にはきっと輝かしい何かがあると。だからどうにか耐え忍ばなければならないと。最終的には耐えられなくなって別れを告げるのだけれど。
別れを告げると殆どの人が泣きながら去らないでくれと懇願した。自殺を仄めかして引き止める人もいた。情にほだされて撤回することもあったが、結果全員と別れてきたので今がある。
30そこそこの時に最後の恋人と別れて初めてゆっくり「フリー」というものを味わった。
最初は一人でいることが不安だったが、自分の時間を全て自分の好きに使っていいこと、誰かに何かを強制されず自分の意思で好きなことが出来ること、顔色を伺うことや他人の呪縛から解放されて生まれて初めて「自由」を味わった。新鮮だった、楽しかった、いや、過去形でなく毎日自由で楽しい、好きなことをしていていいってなんて幸せなんだろう。ここに来て仕事も上手く行き始めた。出来の悪い私はまだまだ「平均」には遠く及ばないだろうけど。
でも心のどこかで結婚して子を持たねばならないとも思っている。家庭を持ちたい気持ちもある。家庭を持った周囲を羨ましく思う自分もいる。
ただ、気持ちが追いつかない。婚活だの恋活だの、今の世の中溢れているけれど、他人に興味を持てない私にはメッセージのやりとりですら、相手の反応や見えない顔色を伺ってばかりで接待のように感じられ何も楽しくない。無理矢理会ってみても自分から好きになる感覚が全く分からない。ただただ面倒で、今の幸せを壊されそうで、また同じようになるのではと少し怖くて、すぐ音信不通にしてしまう。
どうしてこうなってしまったんだろう、どこまで戻ればまともになれるんだろう。
どうしたら私は「みんな」と同じようになれるんだろう。
もう、どうしようもないのかもしれない。
もう、なにもかも、とっくに手遅れな気がしてならない。
私は私を救ってやれない。何故ならこの気持ちをどうしたらいいのか皆目検討がつかないからだ。自死して迷惑を掛ける勇気もない。誰か私を助けてくれないか、それが無理ならいっそ殺してくれないか。
自由を楽しむ反面、仄暗い気持ちが常にまとわりついてきて、毎日気持ちがぐちゃぐちゃだ。
——
【追記】
独り言のつもりで吐き出したら存外に反応があって驚いています。
同じような境遇の方もいて同じように苦しんでいると知って私だけではないと少しほっとしました。難しいよね。「俺が正しい、君が間違っている」定型文で笑いました。あと「何故俺の言うことが聞けないの?」もあるあるな気がする。
私みたいな状態から抜け出した方もいたみたいで、私もそうなれたらいいな。
どうしたら人から好かれるのか、愛されるのか、という点で悩んでいる訳ではないんです。正直そこはもうどうでもいい。
恋愛に縋る気もなくて、というより恋愛はもう懲り懲りだし、生まれて初めて親や恋人からの呪縛から解放されて、一人で居ることが楽しくて満たされていて、この幸せを自分から取り上げたくないのだけど、まさに規範意識に囚われていて結婚せねばならないと考えてしまう自分との狭間で苦しんでいます。
義務感で無理矢理相手を探しても興味が持てなかったり恋愛に対する嫌悪感や面倒臭さや先立ってしまい、にっちもさっちもいかないこの状況に困っています。
親が死んで完全に一人になったら辛いだろうとは思うけど、結婚したら死ぬ時は一人じゃないなんて保証はどこにもないし、歪んだ家庭で育ったので良好な家庭を築く自信も正直あまりない。私みたいな思いをするのは私だけで十分とも思ってる。
でも、それでも、「普通」に対する強い憧憬の念が払拭出来ない。私にとって30代の「普通」というのが、結婚して子を持っているマジョリティの方々にあたるんです。
幸い仕事は楽しいし年収もまあまあ貰っているのでこのまま一人で生きていくこと自体は出来ると思う。
先述の通り、自分の中でも色々な気持ちが入り混ざり矛盾しまくっていて、取り止めもなく綴ってしまったけれど、私は自由を楽しんでいる私をもう少し認める努力をしようと思う。出来るかどうかは分からないし、こう書いている間にもそれを否定する自分を殺せずにいるけれど。