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はてなキーワード: そもそもとは

2024-05-06

anond:20240506033649

そもそもオレンジュースが欲しいわけではないからね

甘いジュースが欲しいだけだから

その分類での最安値に流れてるだけ

anond:20240505203321

そもそもFGOお祭りゲーである宣言されていて、

更に今のイベントは番外編であるコラボイベント

本編とイベント区別が付かない奴は最初の1年でFGO引退してたと思ったがまだいたのか

おまえ何年FGOやってるんだよ、今更なにいってんだ

anond:20240506022224

実際は専業主夫家庭で女性家事育児の大部分をやる家庭ばっかじゃん

そもそもその場合専業主夫じゃなくてヒモっていうけど統計上は同じだし

anond:20240506022224

そもそも大黒柱になれるほど収入ある女がいないじゃん

平均年収正社員でも男の2/3以下

anond:20240506011950

それってそもそも結婚願望薄くて、相手にあまり興味無い人だよね。

普通に男がブスとか地味って敬遠する辺りにいっぱい居るだろうからそこ探せばいいのでは?

anond:20240506005725

そもそも日本人は昔から母親がみっちり育児をすること」も別に評価してないよね

実際に「母親仕事をせずみっちり育児をしていた」時代

やれ専業主婦は三食昼寝付きの寄生虫育児なんか猿でもできること、外で働く男こそ偉い、って言い続けてたわけだしさ

育児価値がある事だから母親がみっちり付きっ切りでしなければならない」んじゃなくて

「女には価値がないか育児でもやってろw」だったわけで

子供は何より大切なもの子供といる時間こそが最も尊いのだ、ってのは元々海外から来た価値観であって日本価値観じゃない

からそういう事を日本人が言っててもどこか嘘くさいんだよな

オーベーのカッコイ価値観持ってる自分アピールしたいだけで本心じゃないだろ?感というか

本当に男女平等にしたら女性フェミは受け入れないよね

フェミぽい主張をする人に限って、本当に男女平等に扱ったり、男と同じ様に仕事割り振ると

すぐに女いじめとか差別とか訳わからん事言いだすのは一体なんなんだろうね?


数年前、後輩の一人が大病で体調崩して治療の為に休職するって事になり、後輩の業務フェミ系の先輩に業務一部割り振られた。

普段から男女平等男女平等うるさかった先輩社員が、女いじめとか私にばかり負担押し付けられるとか言って発狂してた


後輩が担当してた業務の中でも一番簡単ものを割り振られた筈だし、

そもそもその先輩、傍目にもぬるい仕事回してもらってて毎日定時帰りで負担は他の社員よりも低く

他のメンバーにいもそれぞれ業務割り振られたから先輩にだけ押し付けた訳でも無いのに、発狂

結局自分が元々の割り振り+先輩の分も合わせて担当する事に


それでも本当に大した負担じゃ無かったのと、社歴自分より10年以上ある筈なのに

普段はあれ程私仕事出来るアピールとか男より頑張ってるアピールしてた先輩が、あれだけキレ散らかしたのが意味不明

我儘言って差別とか騒げば誰かが尻拭いしてくれるのが男女平等なのか…と思った


最近似たような社員が大騒ぎして、久々にあのフェミ先輩を思い出した

家族いるか産休社員の穴埋めなんて出来ません!女性への配慮が足りない!って…

穴埋めするのあなただけじゃないし、こちらも家族いるのにね、アホらしと思った

anond:20240505164400

「虎に翼」で主人公ビールを飲んでいたのは家の中での家族のみの食事の場であって

兄の結婚相手一家との食事会や結婚披露宴という「外」の人間も加わる場ではジュースだし

そういう場で母や結婚相手の母が「スンッとしている」(大人しくしている)事に違和感を持つ、という描写がある

(つまり母も主人公家族だけの場では「スンッとする」事を普段強要されていない、ってのも分かる

家庭内ですらずっとそうなら違和感持つわけないもんな)

そしてそういう家庭で育った主人公からこそ、女学校在学中もしくは卒業と同時に見合い結婚という当時の上流女性の当たり前の道を選ばず

法律を学びに明治大(名前違うけど)に進学するわけだよ

そういう家庭で育った女性の話だ

それにそもそもモデル女性ビール好きで酒豪だったって史実もあるしな

ちゃんドラマを見ないからそういう微妙描写が分から的外れの事をドヤってしま

戦前女性ビールを飲むのが普通ではなかった!」だから?「普通」ではない女性の話だけど?実在の人だけど?で終了

らいてうの話もだが、実際酒を飲む女性が当時全くいなかった訳でもないしな

見てないんだったら口出さなきゃいいのに

ヤフコメ連中にすら突っ込まれまくってる事だぞ?

持っていないものを「奪われた」と感じる。

この世界は公正であるべきだ

善い行いをすれば良いことがあり、悪い行いをすればバチが当たる。

努力をするだけ結果に繋がる。

そういった考えを「公正世界仮説」、それに準じることを「公正世界信念」などといったりするらしい。

しかし、実際のところ、世界は公正ではない。

善い行いをし続けた者が理不尽に死んだり、悪い行いした人が悠々と生きていることも珍しくない。

努力が結果に繋がるとは限らない。

実際、そんなことくらい分かっている。

しかし、そんなことを承知の上で、漠然と「公正世界であってほしい」とも思っている。

まり広義的な「ゆる~い公正世界への信仰」に覆われている状態なわけだ。

なぜ自分は持っていないのか

問題は、これが「あいつは持っているのに、なぜ自分は持っていない」といった感覚を生みやすいこと。

相対的剥奪感なんていうらしいが、社会学を語りたいわけではないので名称はどうでもいい)

さて、先ほど、世界は公正ではないものの「ゆる~い公正世界への信仰」があると書いた。

この信仰によって「あいつが持っているのだから自分も持っているべきだ」と考えが出てくる。

或いは「自分が持っていないのだからあいつも持っているべきではない」と。

しか実態はそうじゃないから「奪われた」と感じるわけだ。

実際に奪われたわけではないし、もとから自分の物というわけでもないのに。

どう咀嚼していくか

では、どうやってこの妄執を解消していくか。

ひとつは、何とかして自分もそれを手に入れる。

一見すると穏当だが、この手段が極度に達すると本当に「他人から奪うことで手に入れる」ことになる。

そもそも自分も持っているべきだ」という前提があるため、必要以上の、特別措置をとりたくないわけだ。

ふたつめは、それを持っている人から取り上げること。

これも実質的に「他人から奪った」形にはなっているが、自分がそれを手に入れるかは重要ではない。

あくまで「自分が持っていないのだからあいつも持っているべきではない」という考えのもと取り上げるからだ。

みっつめは、「何らかの真っ当な要因によって自分は持っていない(あいつは持っている)」と脳内保管することだ。

自己完結的な方法なので、最も穏当な方法ではある。

しかし、これは公正世界の非現実性、そのギャップを埋めるためにやっている時点で破綻している。

まり、この脳内補完も現実に則していないため、どこかで無理が生じやすい。

その“無理”が積み重なって自分一人で処理しきれなくなると、今度は“外”に干渉することによって解消しようとする。

前提を変える

そもそも世界は公正じゃないのに「世界は公正であってほしい」と思うことがバグの原因だ。

しかも、この「公正世界」は自分ミクロ的な視点、つまるところ「小規模な世界」に押し込められているのが実情である

公正な世界なんてものが実現可能であったとして、それが「自分の望む世界」かは別の話、ということだ。

ならば「世界は公正であってほしい」という考えそのものを変えるしかない。

それが不服なら世界を変えるしかないが、そこまでして自分を公正公明だと思い込むのは難しい。

今日レジに来たおばあちゃんは、321円の会計百円玉を3枚と、十円玉を3枚出した。一円玉を持っていたにもかかわらずだった。聞くと、一円玉はお賽銭にするために別に取っておくらしい。確かに一円玉だけは小さなジップロックに入れてあった。

321円の会計で330円を渡されたならば、レジとして自分は9円のお釣りを渡すことになる。釣銭機が吐き出した9円の内、一円玉が一枚、少し汚れていた。折角お賽銭にするなら、少しでも綺麗なものが良かろうと思い、自分さりげなくドロアの比較的綺麗なものと交換してから釣りを渡して、会計はそれで終わった。

もらった330円と、取り換えた1円玉仕舞いながら、ふと思った。折角お賽銭にするなら少しでも綺麗なものが良かろうというのは、いったいどういう考えなのだろうか。お賽銭一円玉が綺麗だろうが汚かろうが、おそらく何も変わらないだろう。お賽銭箱を設置している人だって使用に耐えうるなら気にも留めないだろうし、別にだってそんなことみているわけがないだろう。そもそも自分彼女がどこの、なんという神にお賽銭を投げようとしているのかも知らないのだ。だからこれは本当に、意味のない行為だ。

都合のいいことにレジ周りに他の客は居なかったので、じっくりと考えてみた。その結果、自分について一つの気付きを得た。どうやら自分は、神を敬っているようだ。しか自分には特に信仰している宗教などはないし、聖書や何やらに書かれている神々の実在もあまり信じていない。ただ、神というぼんやりとした枠組みを敬っている。おそらく神という上位的な存在は、成長の過程で多くの人が得る共通理解で、その理解を得た皆がなんとなく、特にその存在に具体的な形を与えないままで、その存在に敬意を払っているのだ。自分と同じように。

自分以外の人から見ればどうでもいい気づきかもしれないし、意味の分からないものかもしれない。だが自分にとっては、新しい自分の一面に出会えた、魅力的な気づきだった。

大奥』1日限定全巻無料vs「大河逆ハーレム漫画がなんで日本SF大賞なんて取れるんだよ」と思っていた俺

要点だけ

・ピッコマで24時間全巻無料だったので『大奥』を読んだ。

・前に読んだ時は「単なる男女逆転逆ハーレムだろ?」としか思わなくて2巻まで読んで投げた。

・7巻(の35話)から始まる赤面疱瘡vs医学vs異学排除の三つ巴は話の構造が立体的になっていて面白かった。

ジェンダーSFってそもそもSFって名前がついてるだけでSFじゃなくない?

イケメンにも歴史にも興味がない俺にこの作品評価する資格はなかった。

個人的好き嫌いで言うと7巻~12巻は好きだけど、それ以外は正直しんどいだけだった。

作品根底にある「将軍が女だったらヤバくないっすか?」みたいなのに全然共感できなかった。俺のジェンダー感だと「有能ならどっちもでいいだろ」なので。

・とりあえず人生宿題が1つ片付いた気がする。



経緯(飛ばしていい)

いつか「大奥」をちゃんと読もうと思っていたが、中々その機会がなかった。

いろんなランキングとかでの評価の高さに釣られて1・2巻まで読んだ時の感想は「江戸時代日本逆ハーレムしつつ、ついでにフェミニズム的なノリで男はクソだといいまくって気持ちよくなりたい連中の下世話な漫画」だった。

だがそれだけの漫画日本SF大賞を取れるのかという疑問があった。

単に男女の役割を逆転させただけのものジェンダーSFと言い張る界隈に対して、一言物申すためにも一度こちらが勉強しておきたいという暗い情熱もだ。

とんでも設定をぶちあげてフェチズムを描いた作品として家畜人ヤプーのような物を想像していたのだが、どうも他の人のレビューを見ているとエログロナンセンスアイディア勝負けで評価はされていないように感じた。

しかしたらジェンダーなだけでなく本当にSFで、5巻ぐらいか未来人が出てきて、10巻で超能力者、15巻で未来人、そして最終巻で神が登場したりするから日本SF大賞を取ったのでは……そんな突拍子もない空想も膨らんでいった。

いつか読もう。

そんな気持ちを抱えていた俺に機会がやってきた。


ピッコマで1日だけ全巻無料になるらしいと知ったのはGWが始まる少し前だ。

普通に買っても買って満足して読まないだろうことは分かっていたので、こういった期間限定で読める機会はちょうどいい。

今回の24時間無料に焦点を当てなければ下手すればもう二度と読む機会は来ないという感覚がビンビン来る。

とはいえ前に読んだ感じだと1巻につき1時間弱かかるわけで、1日で残りの17巻を読むのは厳しいだろう。

そこで俺はふとマンガParkを立ち上げた。

前に1・2巻を読んだときに使ったのがマンガParkだったからだ。

アプリを立ち上げて検索してみると、まだ「大奥」は引き上げられておらずFREEコインで読めるようだ。

2巻の途中までが完全無料、そして11巻までがFREEコイン

ここで少しだけフライングしてから24時間無料に挑むと丁度いい塩梅になりそうだ。

そして俺はGWが始まる少し前から毎日30分ほど(約4話分、約2/3巻)大奥を読み進めるという姑息フライングによって7巻までを事前に読み終えた。

残りは12巻。1時間に1巻読めば12時間で終わる計算だ。希望が見えてきた。


長く苦しい戦いだった。

12時間までいかずとも10時間大奥をひたすら読んでたと思う。

10時間ひたすら同じ漫画を読み続けた。

漫画喫茶でドラゴンボールうしおととらを一気読みしたことはあったが、その時も流石に10時間はかかってないし、一度読んだことがあるからおおよそ内容は頭に入っている。

初めて読む漫画を1日に10時間読む。

しか特に好きな漫画というわけではなく、前々から興味はあったけど感覚的に合わない漫画を「今ココでトドメを刺さなければもう一生読む機会がないかも知れない」という予感に急かされるままに読む。

キツかった。

幕府財政状況や百姓暮らしぶりと同じぐらいにキツかった。

フライングしてなかったらそもそも読み終わらなかった




感想

まず俺が一番言いたいのは「これはSFじゃなくない?」ってこと。

ジェンダーSFというジャンル自体は聞いたことがあるけど、そもそもそのジャンル自体SFという名前文化盗用してるだけじゃないってこと。

これがSFに含まれるなら光源氏でさえ「もしもこんなヤベーイケメンがいたらという思考実験なんだが」でSFなっちゃわない?

男が死ぬウィルスによって社会構造が何から何までまるっきり変わるならともかく、むしろこの作品が言いたいのは「男女が普通に逆転するだけではないでごわすか?男が特別なわけではないでごわしょ」なんでしょ?

病気部分がSFかといっても、単に男が死ぬ致死率の高い天然痘ってだけで、解決方法天然痘のものをそのまま持ってきただけだし。

俺の勝手な考えだけど、これはSFではないなー。


SFかどうかは置いといて作品としての評価をしようとしたんだけど、考えていく内に俺には出来ないってことが分かった。

だって俺、歴史とかイケメンとか興味ないもん。

イケメン坊主を脅して無理やり種馬にしてやるぜぐへへへ・・・とかやられても、「権力者は身勝手だな―」ぐらいにしか思えなくて。

徳川家が途中から女ばかりになっちゃうんですよ!凄いでしょ!とかやられても、「ゆーて直虎も謙信も女だったしなー」ぐらいで終わっちゃうわけで。

日本SF大賞取ってなかったら読んでなかったタイプの客というかね。

そんな人間にこの作品を正しく評価できるわけないでしょ。

辛いものきじゃない客が10辛頼んで「舌が痛すぎて味がしなかった。豚の餌未満 ☆1」ってレビューしててもそれは単なる検索汚染じゃん。

つーわけで評価棄権します。


評価はせんけど好き嫌いの話は少ししようかな。

公式が「医療編」と書いてる7巻ラスト~12巻は普通に面白かったな。

治療方法自体天然痘の焼き直しなんだけど、それが蘭学によってもたらされることで政治劇に絡まっていってるから一筋縄はいかなくなってる所に話しの膨らみを感じた。

トップが変わることで一度全部ひっくり返ったあと状況を逆転していくのとか作劇としてしっかり王道だったなと。

他の将軍様が女としての幸せを軸に物語を展開させがちだった中で、思想を持つものと持たぬもの戦い・当主としての成長っていう熱血軸で展開していく家斉のストーリーもこの作品の中では新鮮味があって面白かったな。

作中最大級ヴィランも出てくるし、いろいろな解決方法に納得感があるし、実際ここが作品ピークだった気がするんだよな俺の個人的好き嫌いを抜きにしても。

他にも黒木が~青沼が~マジで~カッコよくて~と飲み屋で延々アニメの話してる中年オタクみたいな感じでしばらく語れそうだけど、俺の話聞いてる暇があったら実際に読んでほしいし一度読んだ人ももう一度読んだほうが俺の話聞くよりもタイパがいいだろうからここらで切り上げるか。

大奥ちょっと読んだけどマジで無理だわつまんなかったわー。優男が尻掘られそうになる話とかどうでもいいわー」と思ってる人でも途中全部飛ばして35話から読むのはアリなんじゃねーかって気はする。

この部分はマンガParkでも読めるしな(7~11巻はフリーコインだけど12巻はボーナスコイン枠なのでコインを買うか動画広告再生して貯めてくれ)。


フライングも合わせて15時間近くかけて全部読んで結局「うーん医療編意外は全然合わなかったな―」となってしまたことについて後悔がないかと言えば、トントンなんだよね正直。

最終巻での感動のラストっぽいのもそこまでに積み上がった「ここまできたなら凄いの見せてくれ―!」ってハードルが上がりすぎてだいぶ肩透かしだったし。

失礼な言い方になるかもだが、「ありのままの姿見せるのよ的な?それって要はアナ雪やろ?こんだけ引っ張って最後にやるのがこの程度なの?」って感じだったのよね俺的には。(この程度の自由さえも奪われてしまうお貴族社会の悲しみこそがこの手の作品におけるトロの部分なんやろなあというのは分からなくはないんだけど、もっとこうなんか19巻読んだかいがあったぜマジスゲーみたいなのを期待しててですよ。)

黒歴史最後を紐解いていく展開として公武合体にかこつけて凄い所に踏み込んでた感じはするんだけど、最後大人しい着地になってしまったなと。


そもそも俺の中で「将軍が女とかありえん!帝が女とかありえん!」みたいなのが全然ないんだよね。

だってそういう仕事してる人に求められるのって機能を果たせるかであって、それって個人資質依存してるんだから性別なんてどうでもいいじゃん?

男でも無能なら勘弁して欲しいし、女でも有能ならぜひやって欲しいわけで。

別に俺が将軍エッチしたりオカズにしたりするわけでもないんだから、その人達性別とか本当にどうでもいいんだよね。

まあこの辺は産まれてきた時代によるのかも。

ゆーて大奥の連載が始まった頃既に40を超えてたような人、つまりバリバリ昭和生まれからしたら「将軍が女とか絶対嘘でしょ」って感じなのかもだけどね。

俺がジェンダーSFSFだと認識できないのはそういう所も関係してるのかも。

うんまあ、総合的には無理してでも全部読んで良かったかな。

宿題を1つ片付けられた感じはするので。

しばらくはこういう「合わなそうだけど読んでおかないといけない気がする」でコンテンツを接取するのは休もう。

めっちゃ消耗したよー。

2024-05-05

anond:20240505232157

男性側に絞り込み機能がついてない業者があったら男性が集まらないと思うんだが

扱ってるのが街コンだけならそういうのもあるのか?

そもそもその街コンに参加する資格20代のみとかにしていて、どうせ男性は年齢以外は気にしないからそれ以外で絞る機能いらないとか?

そういうのではない誰でも参加出来るような場なら男性側が女性絞れないわけがないよね?だって20代男性検索して50代女性出てきても困るだろ

anond:20240504180148

大河でもよくこういう人絡んでくるけど、時代劇に対しての「登場人物が当時の人間常識を持っていない」批判って何なんだろうな

見るのは現代人なんだから当時の人間常識のまま動かれても理解できんし、そもそも見る方の大多数がそこには興味持ってないだろ

「当時の人間はこう考えていたんだなあと学ぶ為の歴史教科書」じゃなくてあくまエンタメだぞ

歴史マニアでも何でもない普通現代人がわかりやす共感出来て楽しめるのが大前提

歴史マニアによる歴史マニアの為の作品じゃないんだから

まして大河と違ってあくまで「モデルはいるけど史実とは大幅に改変して再構築したオリジナル作品」なんだから

(まあ大河も大筋こそ史実から変えないけどそれ以外は好き勝手に脚色してるのが当たり前だけどな)

歴史そのまんまが見たけりゃ伝記でも読んでろ

なぜほとんどの学会オンサイト開催に戻ってしまったのか

概要

ほとんどの学会オンライン開催からオンサイト開催に戻ってしまった。ポスター発表が盛り上がるような良いシステムがないので得るものが減るし学生未来がひいては学問未来ヤバイのが理由である

はじめに

学会も全部オンライン開催でよかったのにみんなオンサイトに戻った」のを不満に思っているのを確かGW前の増田で見た気がする。

今日はなんでそうなっちゃったかを書いておこうと思う。

そもそも学会ってなんだ

まあ学問仕事にしている人ならわかっているが、私は仕事にしている人ではないし、ここは増田なので書いておく必要があるかもしれない。付録にして後ろに置きたいが先に書いてしまおう。

学会というのは意味が2種類あって、

のどっちも学会と呼ばれる。文脈で分かれるから注意だ。

コミックマーケット準備会コミックマーケット対応しているようなものだ。コミケットを開きたいか準備会設立する必要があったんですね。

ただ、両方を指して学会って言ってるようなもんでなんでそんなめんどくさいことになってるのかは私の分野ではないので知らない。日本語関連の先生に聞いてください。

学会の初期の緊急対応

新型コロナウイルスcovid-19が流行り始めて対処も良くわからない時期があった。今なら換気してマスクしてワクチン打って手洗いうがいをすればかなり抑えられることがわかっているが、2020年ダイヤモンドプリンセス号が魔界の船のような雰囲気を出していた時点ではそうもいかなかった。

というわけで現地開催が無理になり、急遽学会中止にしたり、スポーツで言う無観客開催のように予稿集に載ったことで発表したことにするね!現地には来ないでね!といった対応をとったりした。全部未発表扱いにした学会はあったのかな。私は知らない。

covid-19前提の学会開催へ

病気への対処全然からない時点でも、学会を開催する側は来年の開催を考える必要が出てくる。学会の準備って9か月前ぐらいからやってるんで。なんなら会場の予約は1年前にしとかないといけないんで。

そこで注目されたのがオンラインである結構からオンライン会議できることは知られていたしZoomは急速に普及した。それにyoutube動画イベント講義動画を発表したりするのは以前よりよくやられていたか当然の帰結である

vimeo使ってもいいし、youtube使える場合だってあるし(学会計画時点でだれでもyoutubeliveできたのに計画中にチャンネル登録一定以上じゃないとできなくなって慌てて違うのを探したという事件を聞いた)、ニコニコだっていい(参加有料の学会ニコ生でやったのは知らない。一般向けの講演ならやってるのは見た)そもそも動画とっといてUPしてもらえば何とでもなる。

そんなわけで2021年から既存学会がたくさん、オンラインにいったん移行した。

これはある程度うまくいった。講演や口頭発表のように、広い会場で一人が発表して、司会がほんの少しの質疑応答を仕切るスタイルだと、質疑応答オンサイトよりやや盛り上がらないぐらいでほとんど問題にならなかったのである。なんなら質問テキストでのみ受け付けて司会が代読するスタイルにすると演説始めるような変な質問者をはじけて最高。それに住んでいる地方関係なく参加が簡単だし、おまけに講演者外国活躍している人を旅費なしで直接呼べちゃう。さっきまで動画でしっかり講演してた先生リアルタイム質疑応答になったらコロナで息も絶え絶え熱が下がんねえよって言いながら回答してたのは不謹慎ながら未来を感じたりした。

ところが大きな問題があった。懇親会とポスターセッションである

懇親会ができない!

あんなん飲み会じゃんと思う人がいるかもしれないが、基調講演するような偉い先生に対して講演の質問をできる機会というのは貴重である。懇親会に出てくれるからかい質問は後にしろって講演の時に質問ぶった切られたりするしね。それができないんなら全部質問させろってことになりかねない。

それにそういう質疑のサブセットがフラクタル状に起きてるのが懇親会なのである

でもまあ非常時だから仕方ないよね疫病だもんねっていうのでまあ納得できるぐらいのダメージではあった。

ポスターセッションがうまくいかない!

最大の問題はこれである

ポスターセッションというのは、会場に模造紙サイズのでかい紙を貼れる板を何十枚か用意して、そこに研究の成果を貼って、来た人に研究説明をして、来た人の質問をもとに議論するっていうセッションである

すげえよな2024年なのに板に紙貼ってるんだぜ紙。布もあるけど。私は全ポスターモニタープロジェクターになった学会は見たことない。多分お金土地と電力が足りないんだと思う。

オンライン学会ポスターセッションはいわゆるZOOM/WebEX/Teamsみたいな会議ツールがよく使われた。Zoomブレイクアウトルームでよく参加したなあ。わーい紙じゃない未来が来たぞ。

これの問題としては

  • 全体をざっと流して興味のある研究がないか探すことができない
  • 今質疑が切れたから聞きに行こうとかあそこあまり混んでないから聞きに行こうとかできない
  • 質問同士が同時に出てお見合い状態になるしそれを防ぐために遠慮がちになる
  • 発表者が虚空に呼び掛けている徒労感が強い

などがある。

あとはoViceみたいなオンラインオフィス系統もあった。オンライン会議に比べると比較的質疑し易くはあるんだけど、一方これだけで学会しようとするとこの形式は講演がやりづらいとか資料が見づらいという問題がある。

どのシステムでも質疑応答が盛り上がらないし、質問する方は回れるポスターが減る、質問される方は場数が踏めないし、質疑応答からまれる新しい発想なんてのも生まれてこない。

結局、多人数が発表していてさらに多人数が質問するけど質問者は発表者一人一人の声がクリアに聞こえなくちゃいけなくて、なおかつ空いた発表がどこなのかわかりやすツールはまだ出てきてない。

そりゃVRChatの部屋みたいなところでポスターセッションできればいいと思うよ。でも同時に2百人とか3百人とかは入れないじゃん。3百人いて発表者30人ぐらいをさばけるシステムがないんだ。どうしても時間あたりに議論に参加できるポスターの本数が減っちゃうんだよな。

学生さんが充分な質疑応答経験を積めないということは、学者としての経験値が不足するということだ。ということは学生さんの成長がヤバイ学生さんが成長しないということはその学問の分野の未来ヤバイ。なんのために学会やってるんだっけってなる。

そんなわけで、covid-19の対策が進んだことにより学会オンサイトに戻っていった。

じゃあハイブリッドにしてよ!

オンラインだけだと不都合があるのは分かった。じゃあハイブリッドにしてオンサイトオンリーはやめてほしい。

うんわかる。参加者からそう言いたいのは分かる。特に参加費より旅費交通費が大きい民は特にそう思うと思う。わかるんだけど、発表者にオンサイトポスター見ながらオンライン会議質疑応答もやれっていうのは負担普通に倍なんで無理です。学生さんだぞ。ネットレスバしながらゼミ受けろってのと変わらん。何の拷問ですか。

あとな、オンライン学会システム利用費、なんかリアル会場に引けを取らないぐらい高い。運営したらわかる。ピッタリ一緒じゃないけど、10分の1で済むとかそういう感じにはならない。桁がおんなじ感じ。

まりフルにハイブリッドでやるとお値段がだいたい倍かかるんだ。参加者が倍になってくれないと割が合わないよな。で、倍にならなかったんです。

残ってるオンラインハイブリッド学会大事にしよう。もしくは立ち上げよう

結局、いままだハイブリッドやってるとかは相応に頑張ってるので応援してあげてほしい。あとポスター少なくて口頭発表と講演中心の学会であればオンラインも十分やっていけると思う。そういう学会自分でやるしかないんじゃないかなあ。

結論

学会オンラインだけに戻るのはポスターが盛り上がる発表システムがないと無理。そうじゃないと学生学問未来ヤバイオンライン学会向けの発表システムについては今後の課題である

anond:20240505143530

"日本は"って文句枕詞に使うやつの99%は海外行ったら今より遥かに悲惨暮らしすることになるのに何言ってるんだろうね?

はっきり言って親の資産もなく無能人間がここまで生活レベル高い暮らしできる国って世界にほぼないだろ

少なくともこいつ等がよく例に出すようなアメリカ無能底辺なんて本当に悲惨暮らししてるし

いい事だらけでこの世に存在しない気がする謎の理想郷北欧そもそも働かないやつはまともな人間と見られないのに

趣味関係赤の他人にXでリプライ送ると

中国人韓国人はすぐに返事くれるのにクソジャップは返事まで何日も空けたりそもそも返事をよこさないのがざらなんだよね

マジでクソみてぇな国だと思う

ワイ、「よろしいか?」が通じなくて悶絶する

そもそも「よろしいか?」って関西弁なのかどうかわからないけど関西では比較的使う人が多い(とくに年配層)のに比べて

東京では「ん?」って顔されるから少なくとも関西以外では日常語彙ではなさそうだな

関西弁ではなくて役所特有言い回し」という説があるけど役所の人は普通につかってるのかな?

それが関西では日常語彙になったとすれば、なぜそうなったか

というか「よろしいか?」を使用する雰囲気まで含めて直訳できる語彙がなさそうな気がする

直訳したら「よろしいですか?」とか「いいですか?」になるけどなんか違う。

生成AIで思い出したデキる学者普通学者

大学とき固体地球物理学をやってたんだけど、研究をするにあたって観測・測定データがとても大事

それで、たとえば大地震が起きたとき地元大学データ収集して、全世界に公開するかというと、それはしてなかった。

火山噴火ときも、それまで集めた平常時のデータ噴火時のデータを全世界に公開すれば研究は進むけど、それも直ちにはしてなかった。

なにをするかというと、そのデータを用いて、それを収集した人が論文を書く。

それで、論文を書き尽くして「もう、このデータから書ける論文はないかな」となったところで公開する。

最初から公開した方が研究は進むけど、それだとデータ収集した普通学者が食べていけなくなる。

からしょうがないんだと言ってた。

指導教官に「データを公開した方が良いと思うんだけど、しょうがないですかね」と言ったら

「公開した方がいいねデータの下処理を色んな人がやってくれるんなら、その方がありがたい。そこから考察するから

と答えた。

この人は後に学会長になるデキる学者だった。

普通学者データを公開すると、こうしたデキる学者が先に論文書いてしまうので、存在価値ピンチになってしまう。

生成AIによる学習をみて、このことを思い出した。

AI学習ズルい」と言ってる人たちは、普通学者の主張に近いと思う。

デキる学者AIが真似できるようなところで勝負してないんだと思う。

そもそも普通学者存在価値があるのかというと、これは難しい問題

ここがAIで置き換えられるなら、それでもいいじゃんと言う気はする。

もちろん置き換えられる普通学者はたまったものではない。

普通学者がいなければ、デキる学者も出てこないだろ」と主張したいところだけど、これ、たぶん出てくる。

AIに真似されても困らない人だけが残る新しい世界が始まるね。

フリーランスを雇うのむずい、結局いらんという話

2年で3名ほどアプリデザイナー業務委託で雇って結論業務委託もういらん、面倒という結論に至った。

自分

アプリのUIUXデザイナー自分デザイン作業を行う。

業務委託雇った当初、一人デザイナーだっためリソース多いほうがよいのではということで、フリーランスを雇うことにする。

社会人7年目。

得られた所感

・準委任契約リモート前提は相当な信頼関係がない限り無理。明らか自分キャパ以上の仕事を並行して受けているフリーランスこちからすると、アウトプットが少なすぎる。

・準委任で週5日フル勤務契約なのに他の仕事掛け持ち前提で従事しようとするフリーランスは、いかがなものかと思った方が良い。

レスが遅い人は切る対象にしたくなる。即レスを求めるわけではないが、チャット質問して5時間後にくるのが普通なフリーランス感覚がずれている。

そもそも進捗具合を聞かないといけないようなフリーランスは切る対象で良い。

・商談(面接ではない)で、一つでいいかプロジェクトの中でどんな立ち回りで関わっていたか、どのくらいの期間の仕事で何をしたか細かく聞いたほうがよい。ここで返答が曖昧だったり、理解ができなかったらその人材会社にあってない。

・盛り癖があるやつは、関わった会社ロゴ資料にペタペタ貼り付ける。

プロトタイプで終わったやつとか、世に出てない製品についてはあまり参考にならない。

・初めて話して泥臭く仕事に取り組む姿勢や素直さが感じられない場合は大抵地雷

技術力とかあんまり関係ない。

アウトプットがチェックしてもらう前提で上げてくるので、チェックに時間を割けるなら雇っても良いと思う。ただチェックする時間を割くくらいなら自分作業した方が良い。自分学習したほうが早くないか?と思う。

3名とも単価100万/月以上になるが、この金額払って業務委託雇うくらいなら、自分でやったほうが早いという結論になりフリーランスはもう雇わないだろう。

anond:20240505173347

そもそも人生は何か感情を持つ対象ではないだろ…

淡々時間効率よく消費していく積み崩しコンテンツなんだから

ブルアカウマ娘重課金しているトップランカーが高校生と知って愕然としている

そのお金時間、どこから出てるんだよ…そもそも未成年って課金制限なかったっけ?

からない、今の若い人の時間感覚と金感覚が分からない

ある社会不適合者の思ひ出

昭和生まれ

両親は共働き

2歳か3歳くらい、歩いて喋れるくらいか保育園へ通っていた。

性別トイレが違うことを「失敗」して「怒られ」て学ぶ。

そこに始まり、おおよそ常識と呼ばれるものは親に教わっていないことを後に知る。

特に洗顔歯磨き・手洗い・うがい。あと交通ルール他人の家でのふるまい。そもそも親がしているのを見ないのでなかなか習慣付かなかった。

小学校に上がり、数字がただそこにあるものではないことを知る。みんな当たり前に20くらいまで順番に数えられる。その前提からスタートしてる衝撃。幼稚園はお勉強があるらしいが保育園自由だったからなぁ……。絵本好きだったので文字は読めた。

小学校のあとは学童帰宅は18時頃。

家でTVは付くものの、時間的に終わってたり、そもそもアニメ見てると怒られてたために小学校内で誰とも話が合わない。

たまにドッジボールに誘われてもぶつけられるのがメインであるため次第に参加拒否。あとバラエティ番組の真似が流行っていて、雑巾を人の口に突っ込んで笑いまくってる人たちがいて、アレとは少しでも関わらないでいられるように避けまくっていた。

あるとき何の気の迷いか、父が古本屋ときめきトゥナイトの4巻?とかを買ってきてくれた。マンガというものを初めて知る。読み方がわからないし中途半端巻なので何も分からない。

小3か、セーラームーンが好きな子と知り合えたためセーラームーンだけ視聴許可が出る。学童セラムンの話をするか児童館の本を読んで過ごす。

アニメは引き続き禁止だったが、ニチアサは親が寝てるため見放題だった。当時やってたのは美神とかたるるーとくんとか。ママレードボーイはOPは覚えてるんだけど中身を一切覚えてない、やはりエロは強い。

小4か小5くらいに学校マンガを持ってくる不逞の輩が出現し、クラス中でマンガ流行る。

マンガとの初めての真っ当な触れ合い。

ただ学校は当然マンガ禁止なので、放課後、親が帰ってくるまでの間に借りたマンガを隠れて読む。

マンガという共通話題で人と話せるようになったが、「あいつが触った本は汚い」といった言われ方をされるようになり、借りられなくなり放課後古本屋に入り浸るようになる。

そういえば当時「横断歩道白線からはみ出たらがんになる」というルール流行っていたらしいのだが、私には「白線を踏むとがんになる」と伝えられていた。地方によってルールが違うタイプかと思っていたけど、白線に乗るのが正ルールなのは全国共通っぽい。まぁつまりそういう扱いだったってこと。

まぁそんな感じで「常識」「普通」を知らないために、どうしても日常のあらゆることで齟齬を起こすしつけ込まれバカにされる。

そして変人おかしい人、問題児といったレッテルを貼られ何においても仲間外れにされる。

小5頃から、絵を描かせてスゴーイと言いながらプークスするような女子イジメが始まる。絵を人前では描かなくなるが、手を変え品を変え「ちょっと親切にして裏切って反応を楽しむ」「おだてて木に登る猿を見て嘲う」みたいな手口のイジメが私に対して流行るようになる。

修学旅行の班決めがその最たるもので、班決めを嫌がる私の態度辺りから親が中受を決意。

で塾に通うようになってからラノベ存在を知る。スレイヤーズオーフェン

富士見ファンタジア文庫にハマり、塾をサボって本屋文庫本コーナーで何時間立ち読みするようになる。

教育ママが激しくなり、叩かれながら必死勉強する(なお母は今「親が子に手を挙げるなんて信じらんない」とワイドショー見ながら憤っている)。

再度マンガゲームアニメラノベ禁止される。父が気まぐれで買ってくれたときめきトゥナイト4巻?、前後をこっそり買い溜めてあと2冊でフルコンプとかのところ、あえなく捨てられた。

ゲームは触れる機会がなかったのでその時点では特になんてことはなかったのが、ポケピ・テトリスたまごっちといったキーホルダータイプゲームに触れてしまいアウト。

借りたテトリスが見つかり母親金槌で壊されてしまう。塾の友達には無くしたと言い張り、弁償しろと言われるも無視して逃げ回り縁を切られる。

中学受験成功女子校へ入学。親の帰宅までアニメが見られるようになる(黙認)。遅ればせながら友達からポケモン存在を教わりハマり、休み時間やらせてもらう。また別の友人からコバルト文庫京極夏彦を教わり、また別の友人から封神演義(アンソロ)を教わる。図書室で小学校の比にならない蔵書量に感動し入り浸る。月曜日はお昼を減らしてジャンプを買いキャッキャする。

休みの日に遊びに行こうと誘われて行ったのが作者サイン会で、サイン本は残念ながら母に見つかりライターで着火・水道水で消火の上ゴミ箱に投棄された。

ネットは父の気まぐれ(いい方)により1日1時間制限許可。1時間なので基本は学校PC室。家にパソコンない子が携帯から夢小説読み過ぎて請求がン万来て親に怒られたみたいな話も聞いた。自分携帯禁止

毒吐きネットマナーマナーを学び、18禁サイトでアクロバティックな性癖を巡り、自分でもとほほのHTMLを見ながらテキストサイト運営し、レンタルBBSを設置し、絵茶をし、小説マンガを書き、友達と「ファンに家特定されてストーカーされて警察沙汰」みたいなネット噂話とかしながらお互いのサイトを巡り合う。

小学校時代を知る人がいないし、話が通じないからとイジメてくる人がいない。エロ話を茶化してくる男もいないしまさに天国

やっと人と人並みにコミュニケーションが取れるようになる。

親は敵だったので反抗期はかなりアレだったものの、オタクとしては幸せ中高生時代を過ごし、大学進学。

→何一つ「普通」でないので何もできず中退

酒も飲めずTV話題も分から現実恋愛もオシャレもしない女にできる会話はない。(オシャレは禁止されてなかったけど、やろうとしてたら禁止されてたと思う)

ストイック勉強だけするなら大学ってのもありだと思うけど、友達欲しがったのが色々と間違いだった。

ネットに入り浸り、人間観察「何が普通で何が普通でないか」「空気を読むというは具体的にどの状況でどういった行動を取るのか」の研究を始める。

バイトという実戦も繰り返し、結果「最低限の偽装はできるが『なんかおかしい人』であることを悟られないのは無理」という結論に。

そもそも我慢してウェイの言う『普通』をするメリットがないことも多く(例えば女らしくするとセクハラされやすくなるし、みんなで一人の欠点を嘲うのに楽しさや仲間意識を感じられない)、あと「『普通』じゃない人間生理的に無理」という一定数の人に普通らしくふるまって見せるのはかえって逆効果であることもあり、今や偽装すら放棄してヤバい人のレッテル貼られたまま過ごす立派な社会不適合者に成長。

あとバイトで金を稼いだので特に合意なくマンガアニメゲーム解禁ってことにした。部屋が埋まるほど買ってるので反動〜〜ってなってる。


という訳で、結局のところ親がガチの「生活常識」を教えないといけないのと、マンガアニメゲーム禁止すると小学校という最初社会孤立して深刻なコミュニケーション欠陥を抱えるので、なんでもかんでも制限するとこうなるよの悪い例として展示しとく。

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