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はてなキーワード: くも膜下出血とは

2019-05-16

社会的地位や信用が高いけど人間性はドクズキチガイというPMN

高収入だったり一流企業出世頭だったりして、愛する妻と子がいて周りが羨む円満な家庭を築いている。

ただし、裏ではモンスター

飲み屋店員いじめ、駅員やタクシー運転手暴言を吐く。自殺ニュースを鼻で笑い、貧困層は野垂れ死んでもいいというイデオロギーを持っている。

『Poor Mind Noble』

こいつらがここ数年で増えてきているとシンガポール雑誌に書いてあった。

記事では「急速な経済発展によって一時的に発生した社会の歪みの象徴」として問題視されていた。

一時的??それは違くね??

そいつらPMNはずっと市民社会に巣くい続けるぞ。

だってこういう連中まさに今の日本にもウジャウジャいるもん。

バブル期でも以降のクソ不況でも相変わらずに。

タクシー待ちのサラリーマン暴行してくも膜下出血負わせて逮捕されたフジテレビ社員とかまさにPMNだろ。

大学アメフト花形選手で嫁がモデルだったとかいうやつ。

それともこういう連中って今後この社会進歩していって人間の心がより高次になっていくうちにゲマインシャフトから叩き出されるようになるのかなあ。

2019-05-12

入院中の母にオススメの本を教えて欲しい

元気だった母がくも膜下出血で倒れて入院すれことになった。

まだ先はどうなるかはわからないけど、とりあえず意識ははっきりしていてリハビリも兼ねて本を読みたいと言っている。

オススメがあったら教えて欲しい(漫画も可)。

母は70代後半だが非常に頭の良い人だ。普段は血みどろの海外ミステリなども読むが、できれば今は思わず笑ってしまうような、明るくて希望の持てる本を読ませたい。

最近面白いと言っていたのは「カササギ殺人事件」「大家さんと僕」。面白ければサブカル系もいける。本ではないがpatoさんの「シベリア鉄道に乗って東京一戸建てアピールしてきた」を読んで感動していた。

よろしくお願いします。

追記

沢山のコメントありがとうございます

こんなにコメントがもらえるなんて、母はきっと大丈夫だと勝手に思ってしまった。

まだざっと見ただけなので全部検討しきれてないけど、夜回り猫、ジーブス、スティーブン・キングさくらももこをまず買ってみます

バッタを倒しに...」は既読面白かったと言っていたのでサメのやつや「ガンジス川バタフライ」も好きかも。

伊坂幸太郎は本当に人気あるんだなあ。他にも全然知らなかった本も沢山あって感謝です。

もうじきホットエントリからも消えると思うけど、また何か良いのあれば是非コメントください。

前にあげた以外で母が以前面白いと言っていたのは「心臓を貫かれて」「その女アレックス」「夢の欠片」などです。ミステリーというより犯罪に至るまでの心理に興味があるんだそう。

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」も面白いと言ってた。

2019-05-08

わざとだよね

自分病気

父の発病

会社パワハラ

父の介護

父の死

母のくも膜下出血

わざとだよね。

神も仏も無いと思ったこともあるけど神は確かにいる。

私が何とか立ち上がるのを見計らって一番効果的なタイミングカウンターパンチを食らわしてくる嫌なヤツだよ。

もう立ち上がれそうにないけどそれで満足か?

どうしてみんな健康で元気に街を歩いているんだろう。

2018-08-07

女医のほうが診療で有利な点は多い

京医科大が女子が不利になるように点数を操作した件で、男性優遇するのが合理的だ、と東京医科大を擁護する意見があるけれど、違和感があったのでメモ

女性特有病気女医が優位

婦人科産科や乳腺外科は、どうしても女医希望する患者さんが多い。救急現場でも女医が有利なことは多い。例えば、若い女性の腹痛の鑑別として、異所性妊娠骨盤感染症が挙がるわけだが、これらの可能性を吟味するには、セクシャルヒストリーを聞いたり婦人科的診察をしたりする必要がある。「女性をみたら妊娠と思え」という格言がある通り。ちなみに男性医者だとやりにくいことは想像していただけるだろうと思う。(男性医者がやる場合には、必ず女性看護師に同席してもらう必要がある。)

もちろん男性特有の泌尿器系の問題では男性医師が有利な局面はあるのだが(ただし泌尿器科にも女医は求められている。。。尿もれ治療とか)、件数的には女性しか起こらない病気のほうが男性のより多い。

女医が筋力で困ることはほとんどない

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/08/05/kiji/20180805s00041000201000c.html

「重たい人の股関節脱臼を背負えるかって言ったら、女性は無理なんです」という西川医師発言に対して。

医者は持久力が必要なことは多いけど、筋力はあまり必要ない。(別にそこで勝負する仕事ではない。)整形外科の手術で、麻酔をかけられて脱力した足を持つのは確かに辛いのだが、正直それも初期研修医仕事で、執刀や第一助手をする年度になれば関係のない話。(正直、いくら足をもたせても外科医としての腕が向上するわけじゃないので、下っ端にしかやらせない。)正直、他に筋力がなくて困る場面は思い浮かばないので、あえて男の筋力が必要な場面を抜き出してきたのだと思う。力仕事看護師介護士のほうがずっと多い。

主治医24時間スタンバイしているわけではない

https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20180805-00092038/

研修医がローテーションするようなある程度規模の大きい病院大学病院とか)では、主治医経験年数をかなり積んだ(そしてそれほど若くはない)医師で、下に担当医などの名称で後期・初期研修医がつく、という体制になっている。夜間の急変に駆けつけるのは担当医か、またはその日のオンコール(当番)であり、きほん主治医ではない。医師医師法で診療した患者についてはその日のうちにカルテを書くことが義務付けられているので、カルテを読めばそこそこ状況はわかる。

それなりに経験年数を積んだ、30半ばとか40越えとかの主治医が、入院患者24時間張り付いているという体制病院はかなり稀だと思う。学会研修に出るためにも、交代制は必要なわけだし。

看護師労働環境が悪いとすぐ職場を移るので三交代制など労働環境是正が進んできたんだけど、医者って担当患者のことを考えたり、レールから外れた場合キャリア形成不安だったりして、極悪な職場環境でもやめられなくて、そのせいでブラックな体質が変わりにくい状態でここまできてしまったんだよね。だから女性公然と切り捨てる発言が許容されたりするんだけれども。上の世代と話すと、過労死ラインを大幅に超えるような労働であっても、そういう働き方に耐えられず体を壊したりうつ病になったりする人間そもそも適性がないんだ、という発言を聞いて怖くなるようなことも多い。実際、研修医うつになる人は多いし、医局ソファで居眠りしていると思ったらくも膜下出血を起こして死んでいた、というような話もちょいちょい聞く。

でも、さすがにあまりブラック職場だと評判が広まって人が来なくなったり、上の人間意識だんだん変わってきているので。これから変わっていくんだろうとは思う。今の制度だと医師がやること多すぎなんだよね。。。もうちょっとコメディカルはいろいろできる力があると思うし、権限増やしていいと思うんですよ。医療破綻するか、医師人間性を失うまで働くか二択ではないと思う。

2018-06-20

ざまーみろイキリ爺そのまま死んどけ

福岡県豊前市コンビニエンスストアで、アルバイト店員の男が

客の男性を殴りケガをさせたとして傷害の疑いで19日午後逮捕されました。

警察によります傷害の疑いで逮捕されたのは、京都郡みやこ町後藤恭兵容疑者28)です。

後藤容疑者豊前市久松にあるローソン豊前久松店の店員で、

18日午前6時半ごろカウンター越しに67歳の男性客の顔面を殴り、

男性は倒れて、後頭部を床に強く打ちました。

警察が署で2人に話を聞いていたところ、男性は気分が悪くなり病院に運ばれ

外傷性くも膜下出血などと診断されました。

後藤容疑者は「ケンカを売られたと思った」と容疑を認めています

福岡豊前市コンビニ店員が客殴る

6/20(水) 15:03配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00010003-kbcv-l40

2018-05-18

素人だけど倒れた人に心臓マッサージたから知見を共有する(追記)

医師でも看護師でもない素人だけど、駅で倒れた人が意識と呼吸がなく、顔も真っ白になってたか心臓マッサージ(胸骨圧迫)した。

直接的に効果があったのかはわからないけど、息を吹き返したので良かった。

救急隊が来るまでにある程度(寝ぼけてるみたいな状態だけど)意識回復していたので、たぶん大丈夫だと思う。


感じたこと学んだこと。

・すごい前だけど、救急救命講習受けててよかったー!!!!!

十年くらい前に地元消防署上級救急救命講習(横浜市の例:http://www.ydp.or.jp/guidance/kousyu02.html)を受けたことがあるだけの素人でも、たぶん役に立てた。

ほんと良かった。活かす機会が実際にあるなんて思って受講してなかったけど、あるもんだ。

受けてなかったら手を出せてなかったし、あの周りの様子だとたぶん他の人がやっていたって可能性も低かったと思う。駅員さんもこちらが言うまで心臓マッサージとか考えてない風だったし。

講習受けてて本当に良かった。今度、もう一度行こうと思う。


・胸骨が5cmへこむくらいの力とか、やってると加減が全然からいから、講習で人形相手にやっておくの超大事

思ってる以上に強めの力だから。十年前でもちゃんと習って覚えておけば、体が覚えていた。

これ読んだ人はできれば講習受けてみてほしい。身近な人が必要状態にならないとも限らないし、即座に開始できると有意救命率上がるらしいから。


・開始するときに、「心臓マッサージ手伝ってくれる方いませんか」って声かけしておけば良かった。

意識と呼吸がないのに、心臓マッサージできる(というかやるという発想?の)人が他にいなかったみたいで、周りに数十人いたけど交代要員はいなかった。駅員さんも交代の素振り提案とか全然なかったんだけど、そういう講習って受けてたりしないのかな…。今回は幸い交代が必要なほどの時間もかからず息を吹き返したから、良かった。

私も今後誰かが倒れて、看護師さんらしき人がたとえ既にいたとしても、それが一人だけだったら「プロがいるなら大丈夫だろう」なんて思わずに交代要員として居た方がいいかくらい提案しようと思った。

今回実績解除したから、他の未経験の人よりは交代要員として役に立てるかもしれないし。


AEDマジで指示しないと持ってきてくれない。

駅員さんいっぱいいるんだからマニュアルあるだろうし誰かしら持ってきてくれるだろうと思っていたけど、甘かった。救急車は普通に駅員さんが呼んでくれた。

息吹き返したあとに、「AED、いらないですかね?」って聞かれたくらい。次回こんなことがあったらガイドラインどおり、まず最初指名してAED持ってきてもらう指示を出す。


肋骨、すごい簡単にパキッポキッとかいう。

「これもしや肋骨折れたか?」って頭をよぎったけど、「いやこんな簡単には折れないよねきっと」と思い直してそのまま続行した。

"適切な心臓マッサージ肋骨骨折を伴う"なんていう話もあるようだし、もしかしたら折れてるかもしれない。だとしたらたぶん3,4本折ってる。ごめんなさい。

正直私がやった心臓マッサージが適切だったかもわからないけど、でもあの状況ではやらないとか止めるとか、私にはできなかった。


・やってる最中、本当に必死

あんなに必死に「頼む…!頼む…!」って念じたの久々だった。

心臓マッサージ開始してからちょっとの間は全然反応もなくて、たぶん1,2分で息を吹き返したんだけど、その間、自分の手の触れている・押している・目の前の人がこのまま亡くなってしまうんじゃないかとめちゃくちゃ怖かった。そんなわけないのに、このまま亡くなったら自分のせいかもとすら一瞬思った。

変にこわばったようになってた口元がふっと動いて、呼吸が再開されたときは本当に本当にほっとした。


・息って「吹き返す」。

連想したのも不謹慎かもしれないけど、祖母が亡くなるのを看取ったときは"息を引き取る"っていう言葉のとおり、本当に最後の一呼吸は吸って、そのまま吐かずに亡くなった。

今回、息を吹き返したとき最初の呼吸は吐いていた。

まあ、両方ともそう見えたってだけかもしれないけど、両方とも言葉通りだったから、なんかすごいなって思った。


・駅員さんは、正確に情報を伝えて救急車呼んで欲しい。

結構大きな駅の、それも救急車が止まれるような地上の出口から一番遠いようなホームだったから、結局救急隊が来たのは人が倒れてから20分近く経ってからだった。

かなり遅い時間だったのもあって、たぶん駅員さんはよくある泥酔した人に救急車呼ぶみたいな感じで呼んでたんだと思う。救急隊は全然深刻そうじゃなくて、ホームに上がってきてからも近づいてくるまで駆け足じゃなく普通に歩いてきていたし、倒れた時に意識と呼吸がなかったことも全然伝わってなかった。

から、倒れた人の連れの人と救助者(私)を(どっちがどっちか)確認して、リーダーらしき人が即座にこちらには何も聞かずに帰そうとしてきた。

情!報!共!有!倒れたのがただの酔っ払いだったら駅員さんがあんなにいるのに残ったりしないよ…。

ほんと、駅員さんってこういうときマニュアルってないものなの???

最初ホーム担当らしき三人くらいがすぐに駆け寄ってきて、あとから追加で三人くらい来てたけど、20分の間に救急隊を構内に案内する人とかに情報共有することできたんじゃないのかな。改札からホームまでの間に、最低限の容態を伝えたりできなかったのかな。

もしすぐに息吹き返してなかったら・または一回息吹き返してもまた急変していたとしても、救急隊はホームに上がってくるまでその状況を知らされてなかったのかと、怖い。


・やってよかったのか不安になるから救急隊の方からちょっとフォローがほしかった…。

心臓マッサージのものよりも、救急隊の方とのやり取りの方にあとからだんだん不安になったので。

<息を吹き返してから15分弱、駅員さんと共に呼吸や脈を確認しながら状況説明のために待機>

救急隊到着>

救急リーダー(以下救)「(倒れたのは)この方ですね。お連れの方と救助者は?」それぞれ確認

救・私に向かって「お礼を言うことくらいしかできないんですが…ありがとうございました。」と私を帰そうとする

私「あ、あの、心臓マッサージをしたので、状況をお伝えしたいんですが」

救「えっ…、心臓マッサージしたんですか?」

私「はい。倒れられて、意識と呼吸が確認できず、顔色が白くなっていたので、hh時mm分頃から1,2分ほど心臓マッサージをして、呼吸が回復しました」

救「看護師の方ですか?」

私「いいえ。ただ、消防署救急救命講習を受けたことがあります

救「脈は取られました?」

私「いいえ。意識と呼吸しか確認していないです」

救「あー、ですよね…。わかりました。お礼を言うことくらいしかできないんですが、ありがとうございました。」

<お連れの方と駅員さんにもお礼を言われて、帰路へ>

という感じ。

脈を確認してないと伝えたときの反応が「確認もしてないのに心臓マッサージしたのか」っていうものに見えたので、

帰りの電車内で、「やったのが間違いだったのか?余計なことしたのか?私がやったのはただ倒れた人の肋骨無駄に折ったかもしれないだけなのか?」ってすごい不安になったし、悩んだ。この間の土俵上の件を見て安易に真似した出しゃばりか、って思われたのかな、とか。

家に帰って落ち着いて、JRC蘇生ガイドラインhttp://www.japanresuscitationcouncil.org/wp-content/uploads/2016/04/1327fc7d4e9a5dcd73732eb04c159a7b.pdf)を確認したらやっぱり心臓マッサージの前に脈を取らなければならないとは書いてなくて、意識と呼吸がなければすぐさまとにかく心臓マッサージするべきらしくて安心した。

もちろん患者が目の前にいて、ただの協力者に気を配ってる場合じゃないのはわかるけど、せめて「"ちなみに"脈は取りました?」って言ってくれていれば、追加情報として欲しいだけなんだなって分かったからあそこまで不安にならなかったな。

ガイドラインには

CPR に熟練した医療従事者が心停止判断する際には呼吸の確認と同時に頸動脈の脈拍を確認することがあるが、市民救助者の場合、その必要はない。

ともあるから、多分期待されて聞かれただけなんだと今は思っている。


はてブやっててよかった。

この間の土俵上の件のとき、ふと疑問に思ってくも膜下出血などの脳疾患でも心臓マッサージしてよいのかを日本循環器学会プレスセミナー質疑応答ページ(http://www.j-circ.or.jp/about/jcs_press-seminar/index06.html)で確認して、ブコメに書き残したので覚えていた。読んだだけだったら忘れてたかも。

「開始の時間を記録しておいた方がよい」ということもブコメに残してそれも覚えていたので救急隊に開始時刻伝えたけど、メモを取るでもなく普通にスルーされたから、それはどうでもいいのかもしれない…。

人が倒れてから2分経ってないくらいで開始できた、そういう判断に至れたのは、あの件があったときはてブで横断的に情報を読んでブコメして覚えていたから。はてブやっててよかった。




以上です。読んでくれた人いたらありがとう

できたら、救急救命講習受けてみてください。







5/20 19:55追記

今更ですが書き方が良くなくて誤解を招いている部分があったので、訂正を。

救急救命講習の例として横浜市を挙げたのは私が横浜のものを受けたからであって、件の駅は、横浜駅ではないです。

紛らわしい書き方をしてごめんなさい。

また、駅員さんの対応の件を意見として申し入れては、という反応もいただきましたが、

救急隊が来るまでの間に駅員さんには住所氏名電話番号を伝えてあって、面が割れていて、しか毎日使っている駅なので、ちょっとその勇気はないです。

当日の行動はちょっとの躊躇いを振り切れた必死さが上回ってどうにかなりましたが、本当はより広く影響を及ぼせるかもしれないそちらの方には、どうにも踏み出せません。

やっぱり私には人より特別勇気などないし、勇者なんかじゃないんだと思います

でもそういう普通人間でも、知っておけばなんとか行動することができるかもしれない、という風に読んでいただければ幸いです。

多くの方に読んでいただけて、いつかどなたかのお役に立てそうで、とても嬉しいです。

ありがとうございました。

2018-05-10

くも膜下出血ヤバい

GW上司くも膜下出血で倒れた

意識は今も戻っていない面会謝絶

奥さんが帰宅時に廊下で倒れているところ発見して救急車呼んだそう

奥さんは朝から出かけてていつ倒れたのかも分からない

上司アラフォー健康診断オールAの健康体だった

くも膜下出血ヤバくないですか?

これが一人暮らしだったらいつ発見されていたのかと思うとマジヤバい

2018-04-08

とても無責任不謹慎なことを書かせてほしい

土俵上でくも膜下出血をおこして倒れてしまった舞鶴市の多々見市長、そのまま救命作業を行われないまま死んでしまえばよかったと思う。

女性医療関係者の人が土俵に上がって救命行為を行おうとして、行事から女性土俵に上がるな」と注意されて、その通りにした結果、市長は死んでしまうという最低最悪の展開。

もしそんな展開になってしまったとしたら、大相撲の長い歴史始まって以来の大不祥事になるよね。

大相撲地方巡業に呼ばれた「来賓である現職市長を、女人禁制原理原則を優先させたために、死亡させてしまったという事案。

昔にあった時津風部屋暴行事件野球賭博八百長問題なんで消し飛ぶレベル不祥事になる。

世間日本相撲協会への不信感と怒りはピークに達して、相撲協会執行部の責任問題に発展し、組織統治能力のない八角理事長以下執行部は全員更迭

文科省日本相撲協会公益財団法人指定取り消し、国会八角理事長に対する証人喚問が行われるかもしれない。

文科省から派遣した役人たちが相撲協会運営するという、事実上相撲協会解体

それくらいやらないと、あの組織は変わらないのではないか

2018-04-06

anond:20180406121505

腐った相撲協会では、くも膜下出血で倒れた市長を救えなかったろ?

市民感情として救命措置をした観客の方を贔屓にしても問題はなかろう

公的機関だろうが私企業だろうが、役立つのなら税金投入してもよかろうて

anond:20180406094234

なるほど、言わんとしていることが解ってきたよ。

身の回りでいつ誰がくも膜下出血で倒れても最速で処置が受けられる環境をいったい世の中のどれくらいの人が用意できてるんですか?


そりゃ個人レベルではやらないし、やり過ぎ。そんなの維持できない。

ただ、やっぱり組織としてはリスク管理不足だと思うんだよね。

イベント内で来賓を招くとしたら、来賓の年齢、持病含め事前調査し準備しておくのだと思うよ。

それが組織としてのリスク管理ではないかと(来賓医療的にでも暴力的にでも何かあったら主催者問題になる)。

もっとも、リスクの洗い出しって、会社でもよくやるけど、果てが無い。

どこかで折り合いを付ける必要があって、その際のリスク許容度は組織ごとに異なる。

また、対策にしてもコストが見合わないものがあれば、別の方策を考える必要がある。

後付け?もちろん。だって発生した後だもん。その上で、外野として、リスクの洗い出しをもっとして、コストにのめる範囲での対策を打つべきでは、と。

対策は、体制としてもうけるのもあるだろうし、ルール(一部で女人が入ることも許容するとか)として徹底することもあるだろうし。

2018-02-08

高次脳機能障害者の介護がクソ地獄だ。

私は20代、男。

学生ときに、父が重い病気になった。

くも膜下出血だ。

小室哲哉の奥さんと同じである

病後、例に漏れず私達の家庭も「高次脳機能障害」と付き合っていくことになった。

あれからもう5年以上も経過して、父は依然として

約束(決められた時間場所にいく等)を覚えていられなかったり、

ちょっとしたこと感情が爆発してしまったり、

記憶や話の整合性が取れなかったりすることがある。


「妻が女の子になってしまった。」

小室氏の表現は、まさに言い得て妙だ。

から罵詈雑言を浴びたり、記憶の抜け落ちにより息子だと認知されなくなったりするのは、悪意がないとしても(無いからこそ余計につらいのだが)相当、精神的に堪えるものである

今回、KEIKO氏の高次脳機能障害が世の中のトピックにあがったこタイミングで、タイムリーなことに私の父にも進展があった。

決してハッピーものではないため、増田にて書かせてもらう。長文雑文になるが、どうか一読いただければ嬉しい。



当時、いわゆる夢追い人だった私は、残された家族のため(高齢祖母、まだまだ10代半ばの弟)

父に代わって、なんて格好のいいものではなく、なし崩しなのかなんと言うか、泣く泣く人生軌道修正をすることにした。

肝心な父の状態は相当ひどいらしく、生きるか死ぬかの瀬戸際だった。

「生きても半身不随になるかも」

そう医者にいわれた。

わかっちゃいるが、お医者さんもすごい慣れた喋りクチだ。そのせいか、えらく事務的に聞こえる。

自分のこと、家族のこと、父のこと。私が死ぬわけでもないのに走馬灯のように色んなことが、しかも最悪の形で頭で展開されていき、

それと同時に、ただでさえパニックになっている頭の中を、物凄い情報量が通過していく。

まともに読みもしていない手術に関する合意書等、沢山の書類サインをしていく。こんどはこちらが事務的にこなす番だった。

ふと気がつけば、手術がはじまっていた。

その時になってはじめて、あんなにキライだった父のことなのに、思いきり泣いた。


手術は成功だった。

見事に父は快復。重篤的な意味で。

術前に医者から聞いていたとおり、父は高次脳機能障害とよばれるものを抱えながら生きていくことになった。

まり障害者だ。

パッと見、ちょっと痩せて目がトロンとしているくらいなのに、障害者だと思うのは不思議感覚がしたが、それも始めだけだった。

開口一番、「おまえ、誰や?」。

ああ、父の病気はまだ続いているんだと悟った。

発症から数ヶ月ぶりにコミュニケーションがとれたこともあり、必死に状況を説明してみた。

うんうんと理解したような素振りをみせたと思いきや、「なんで俺はこうなってるんだ?全部のお前のせいだ!」と怒号を飛ばされる。

悪意がない、あたまが混乱しているだけだ。と周りには慰められたが、当時まだ二十歳そこそこで、ここまで自分なりに夢や時間やと犠牲にしてきたのに、あんまりだと思った。

この段階でまた泣いた。

リハビリ施設に入って半年、父は退院することになった。

聞こえはいいが、後に詰まっている患者を入れるため、心太式に入れ替わることが制度で決められているだけだ。

要は強制退所である

怒号はなくなったが、兄弟の人数を間違えたり、架空人物を作り上げたりする父をみて、私は「これで大丈夫なのか?」と医者に問うたところ、

「これ以上の治療はできないかリハビリして現状維持するしかない」と返ってきた。

絶望だった。

もう私は一生、この現状に縛り付けられるのか?こんなあっけなく、自分コントールできないところで審判がくだされるのか?何度も自分に問いかけた。

その後しばらくして、父はなんとか勤めていた会社に復帰するまで持ち直した。奇跡的だった。

私の絶望は、どうやら杞憂だったらしい。

父は、昔みたいにバリバリ仕事はできなかったが、会社事情を汲んで軽作業仕事を与えてくれた。

うそれだけでも充分だった。やっと終われる。そう思った。

それから5年経ち、個人的にも家族的にもバタバタした時期がすぎて、なんとか人生プランを立て直す段階まできた。

そのタイミングで、また事がおこる。

つい先日、僕の電話宛に、父がいる会社社長さんから電話があった。

嫌な予感がした。どうやら5年前の絶望杞憂ではなかったらしい。

聞くと、実は1年前から仕事中だけ様子がおかしい。症状が酷くなっている。と言われた。

正直にいうと、「またか。」と思った。

もうこれ以上、振り回されたくないのが本音である

世間は、血のつながりだとか、産んで育ててくれた恩人だとか押し付けがましいことを勝手にいいやがるが、クソ食らえである

リハビリ施設からは、外来は受付してないと断られる。

ソーシャルワーカーに紹介してもらった施設は、結局のところただの相談窓口で、抜本的な解決につながらない。ガス抜きにもならない。温度間がちがう。

いまの会社では働けないのに、障害者手帳をもらうには程度が低いので認定できないと言われる。

障害者用の雇用枠では賃金が安すぎて自立した生活ができない。

基本的に周囲からは「健常者」としてみられるのだが、自分のケツをふけなくなったくせにワガママだし、仕事もできない。

この細かい矛盾が本当に納得いかない。

あんなに強かった父が、若いから「ジャマだジジイ」だなんて蔑まされてるだなんて、聞きたくなかった。

泣いてたらしいし。もうつらいです。


■追記

深夜にどうしようもない心持ちになり、完璧に勢い任せな投稿だったのにも関わらず、反響があって驚いている。

コメントをみると、私みたいな物でも誰かの役に立てそうな気がしたので、返事を書いてみる。

>>>anond:20180208054807

本当にお疲れ様ですとしか言えないな。あなたの感じる細かい行政上矛盾が少しづつでも解消することを祈っているよ。

私も二人、子供がいるんですが子供迷惑かけたくないな、と強く思う。健康大事だな。。。君も(抜けないかもしれませんが)手を抜く事に躊躇しないで欲しいです。

ーーーー

ありがとうございます

父は元々仕事人間プライドが高い人だったので、いまの状況が本当にもどかしいです。

一身上のことですが、祖母と父は養子縁組だったので血が繋がっていません。

本文では割愛しましたが、実は父には血縁関係の無い姉がいて、軽度のダウン症を患っています

そんな家庭でも、父は恩を感じているようで、私に常々と「家のことは俺が全て最後まで面倒みるから、お前は心配するな。」なんて言っていました。

なんとも救えない。皮肉な状況です。

お互い、ご飯と睡眠は大切にしたいですね。

>>>anond:20180208054807

嫌いをキライって書くやつ嫌いだわ。 苦しめ。

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不快にさせて申し訳ない。だけど、少しでも読んでくれて嬉しいです。

ありがとう

>>>anond:20180208104709

一言余計だわ。 その一言が人を殺すかも知れないのに…。

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気遣いありがとう

いまのところ死ぬ気はないです。

件のおかげで、「嫌われる勇気」は読まずとも身についたのでラッキーだったかもしれません。笑

>>>anond:20180208054807

今までと、これから先の自分を見ているようだった。

自分が関わらないことで「見捨てた」と思いながら自分だけの人生を歩むのと、

積極的に関わって「自分人生を生きられなかった」と思う人生を歩むの、

どちらの人生が良いのかとときどき考えるが、私はまだ答えが出せないままズルズルきている。

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その気持ち、すっごくわかります

当時は経済的にもすごく不安定でしたので、よく「自分死ぬくらいなら、全員見捨ててでも生きる。」と思って日々を過ごしていました。

いまでもそれは変わっていませんが、自分のできる範囲でなにか手伝おうというスタンスでやろうと模索しています

しかし、何か在ればや私のところに連絡がきてしまうのかもですが。

>>>anond:20180208054807

障害者手帳すら出ない程度なら、後見人でもないと思うけど、本人ではなく家族退職勧奨なんてするかなあ。

もし本当なら、退職勧奨は受け入れず、解雇通告された場合には会社に対し解雇通知書もしくは退職理由証明書の発行を依頼して。

そもそも後見人でもない増田がやることではないはずだけど。

障害者枠の仕事では自立できないって言うけど、障害者枠の仕事子育てもして自立してる人もいるので、「障害者枠の仕事」と一括りにしないでほしい。

会社で勤務中だけ様子がおかしくて、主治医増田悪化が把握できないなら、会社から具体的な症状を聞き取りして主治医へ伝えることで障害者手帳を取得できる可能性はある。

そもそも介護問題というより労働問題ではないのかなあ。

大変だった時期もあるだろうけど、現在障害者手帳が出ない程度だし、具体的にどんな介護をしてるか書いてないし。

行政支援が受けられないなら、距離を置くか、イライラ溜め込まないよう増田自身メンタルケアを優先してみては。

ーーーー

なるほど、そもそも後見人概念を知らなかったので勉強します。

様子については、基本ちょっと抜けているのですが、仕事や非日常イベントなど緊張する場面になると急に症状が酷くなるみたいでした。

タイトルについては、私自身も介護問題なのか労働問題なのかは上手く切り分けられていないのですが、小室さんの件もあり介護先行で書きました。

障害者枠の仕事」も含め、相談員の言うことを鵜呑みにして思考停止している部分もあるかもです。

色々とご指摘、ありがとうございます

2018-01-20

anond:20180120103532

うーん、またベッキーの件と小室の件は状況が違うから比較するまでもない気がする

KEIKOくも膜下出血で以前のKEIKOじゃなくなってしまってるからなあ

大人の女性としての会話は不可能だったんでしょ?

はい小室もやっぱり性欲は溜まるだろうし、

介護状態の奥さんと夜の営みは無理だろうし。

ベッキーと川谷はなんていうかおめでたい馬鹿じゃん?

LINEのやりとりとか見るに、幼稚なロミオとジュリエット気取りにしかみえなかったし。

でも小室の件は全員が不幸で、

不倫に至るまでのやり場のない苦しみや葛藤想像できてしまって、なんか叩くに叩けないよね。

かに小室のしたことはひどい裏切り擁護されるべきじゃないけど、

表現が悪いけど、メディア世間自分より不幸な人、哀れな人には優しいよね。

2018-01-19

小室哲哉引退たことよりも

KEIKOくも膜下出血予後想像していたよりかなり悪くて

退行が進んでいるらしいということが悲しい

2017-11-10

anond:20171110231645

頭痛いの辛いですね、

ここだとどうでしょう

https://column.clintal.com/disease/4937

怖がらせるわけじゃないけど、乱視矯正があってないと二重に見えるとかもあるらしいけど

脳だったら??? 電話市区町村医療相談してもいいのでは???大丈夫ですか。

頭痛+物が二重は怖いみたい。

二重に見えるだけでなく、まぶたの下がりや頭痛を伴うとき

脳に動脈瘤がある場合動脈瘤が大きくなることによって動眼神経が圧迫されて物が二重に見えることがあります動脈瘤は破裂すると命の危険性が高いくも膜下出血を起こす可能性があるので、緊急手術になることも少なくありません。

複視のほかに、まぶた(眼瞼、がんけん)が下がっている(眼瞼下垂)、黒目に光を当てても瞳孔が開いたままといった症状が現れ始めると破裂の可能性が高くなっているとされています


なんともなくて、ホント乱視視力矯正でなおったり、

あるいは、疲れ眼であるのがいいのだけど。

でも気になるので、どうか病院行ってください。お願いします。

人生でやり残したこ

最近くも膜下出血を起こして死にそうになったんだけど,

入院中に「人生でやり残したことあったかな?」って考えたら意外と何もなかった.

でも「やりたいことはないけど,ぜったい死にたくない」とも思った.

もし明日死ぬとして,みんなは人生でやり残したことありますか?

2017-09-12

性交頭痛

この間彼氏セックスしてたらイキそうになった瞬間、後頭部をハンマーで殴られたような経験したことのない痛みが走った。

くも膜下出血や脳の病気かと心配になり、後日検査してもらったところ、性交頭痛なるものであると判明した。

原因がわかってホッとした一方、またあの痛みを体験するのかと思うと、怖くてセックスできない。

2017-07-16

https://anond.hatelabo.jp/20170715234813

脳の神経回路そのものが、心なんでしょう。

くも膜下出血痴呆症になった人は、その回路の損傷によって知性を失い、

僅かに残った回路がたまたま動くと知性を取り戻したかのようになるだけ。

2017-07-15

人の心はどこにあるのか

友人は障害者福祉関係施設で働いている。自分精神を患っており手帳も持っている。二人で会うと四方山話の果てにこの話題になる。

「人の心は、魂は、精神とは何なんだろうか、どこにあるんだろうか」

例えば、急性期発作から治療を受け、治ったと思いこんで怠薬、を繰り返し荒廃した統合失調症患者

重度の痴呆症知的停滞も似たようなものだ。

飲み、食い、その辺でクソを垂れる。意思の疎通はほぼ不可能。はっきり言ってしまえば知的レベルはその辺の犬猫以下だ。

彼らに精神はあるのだろうか。

「ある」とするのはかなり苦しい。人間的な精神活動を観察することはかなりの困難を極める。

しかし、「無い」とするとまた別の疑問が生まれる。

彼らは「いつ」精神を失ったのか。

例えば、器質性の痴呆症と言うものがある。友人はくも膜下出血後遺症痴呆症になった人を見たと言う。

かつてはホワイトカラーであり、英語も堪能、楽器を弾く趣味もあった。

しかし、今は会話も不能、垂れ流しである

だが彼は時々知性を取り戻して昔の話をしてくれることもあると言う。

精神を失ったり取り戻したり、そんなことがあるのだろうか。

例えば、自分双極性障害を患っている。

気分が落ち込んだ時には精神安定剤頓服で飲むし、躁になりそうだと思えば抗うつ剤を減らす。

もちろんこれは主治医許可を得ている。

悲観的・厭世的な気分になっていたのが薬を飲むと消失してしまう。

化学的に操作できる、今、この感情は本当に自分の心なんだろうか?

2017-01-01

http://anond.hatelabo.jp/20161231224550

治療お疲れ様

闘病記って伝聞の部分はいい加減になるので注釈いれてみた。

 小児の片頭痛はどのように診断するか(周期性嘔吐症、腹部片頭痛

 http://www.jhsnet.org/GUIDELINE/7/7-2.htm

 岡山大学での新規片頭痛治療

 http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id300.html

医者は恐らく筋緊張型頭痛だと考えられるが、念の為頭部MRIを撮るかと言ってその日のうちにMRIを取ることになった。MRICTと違い放射線ではなく磁気で人体内部を走査するもので、1回に40分ほど、1万円くらいかかった。

 3テスラ以上の機械で行うMRIは1600点である。単純計算で4800円である

 この日は初診料、採血なども加わったので1万円程度になったと考える。

そこで初めて医者から「未破裂脳動脈瘤」という単語を聞かされることになった。

 未破裂脳動脈瘤:どんな病気

 http://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/disease/brain/miharetu.html

 絵で見る脳と神経の病気(未破裂脳動脈瘤

 http://neurosurgery.med.u-tokai.ac.jp/edemiru/miharetsu/

 未破裂脳動脈瘤について

 https://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/102.html

動脈瘤の原因について尋ねたが、未だによく分かっていないらしく、先天的に血管の壁が薄いところがあって、そこが年を経ていって膨らんでいくというふうに考えられているということだった。

 知られているリスク

 家族歴:1親等以内の2人以上に脳動脈瘤がある場合一般の人の4倍程度

 高血圧糖尿病高脂血症喫煙

 多発性嚢胞腎では10%程度

 40歳以下の若い時の脳動脈瘤

 歯周病https://medicalnote.jp/contents/160216-002-PZ

関東では全身麻酔でやることが多いらしいが、関西ではカテーテルを入れる入り口であるもも付け根に局所麻酔をするだけが多いらしく、関西病院だったので局所麻酔だけだった。

 治療中にどこに血栓が飛ぶかわからんから全国どこでも目が覚めたままでやると思うけれど。

くも膜下出血を起こしてからでは遅い。MRIを撮ったことがない人、特に片頭痛に悩んでいる人は一度MRIを撮ってもらうことをおすすめする。

 こういうお勧めはどうかなと思う。今回は片頭痛とは違う痛みだから医師判断でやったわけでしょ。(たぶんAVMのほうを除外したかったと思う)医者に任せよう。

 むしろ頭痛がある人は頭痛日記つけて、頭痛専門医にかかろう、ってアドバイスが良い。

 http://www.jhsnet.org/dr_medical_diary.html

 片頭痛と言われてますっていうけどそうじゃないひと結構いるよ。

2016-12-31

動脈瘤治療をした

私は26歳男性である

1年前,数日間頭痛が続くことがあり,病院に行った.もともと偏頭痛持ちで小学生くらいのころから定期的に頭が痛くなる体質だったが,そうした偏頭痛は大体半日くらいで治るので心配になったのだった.

医者は恐らく緊張型頭痛だと考えられるが,念の為頭部MRを撮るかと言ってその日のうちにMRを取ることになった.MRCTと違い放射線ではなく磁気で人体内部を走査するもので,1回に40分ほど,1万円くらいかかった.

結果が出るのには1週間程度かかると言われ,その日は家に帰った.私は緊張型頭痛だったのかと安心し,それから数日して頭痛が収まったので,MRの結果をうっかり聞くのを忘れたままそれから1年が経った.

ある日,病院から手紙が来た.手紙には頭部MR検査結果でお話したいことがあるという旨が書かれていた.頭痛はすっかり良くなっていたが,私は心配になり,1年ぶりに病院へ足を運んだ.

そこで初めて医者から「未破裂脳動脈瘤」という単語を聞かされることになった.

未破裂動脈瘤という病気がある.未破裂動脈瘤動脈血管の何らかの理由で薄くなった部分が風船の様に膨れる病気で,それが破裂すると大量の出血が起こる.この未破裂動脈瘤が脳の動脈に起こるのが未破裂脳動脈瘤である

逆に,破裂さえしなければ,瘤が相当大きくない限り(そもそも瘤が破裂せずにそこまで大きくなることは稀)何らかの症状が出ることはまったくない.また破裂するタイミング予測ができない.

脳と言っても,瘤が脳を覆っているくも膜の内側にあるか外側にあるかで破裂した場合の結果が変わってくる.

動脈瘤がくも膜の内側で破裂した場合くも膜下出血となり,1/3の患者が死亡,1/3の患者が重篤な障害,1/3の患者特に何もなく日常生活に復帰できるという話だった.外の場合は硬膜外出血という別の病気となる.

私の場合は左目の奥,くも膜の内側にあるためくも膜下出血の恐れがあるということだった.

聞かされたときはなんだか現実感がなかった.「この一年で破裂しなくてよかったですね」「そうですね.ははは」という会話をして再度MRを撮るということになった.

動脈瘤の原因について尋ねたが,未だによく分かっていないらしく,先天的に血管の壁が薄いところがあって,そこが年を経ていって膨らんでいくというふうに考えられているということだった.

タバコアルコール後天的な原因と考えられているらしいが,私はタバコも吸わないし,アルコールも一滴も飲まない.なりやすさは遺伝するらしいが,くも膜下出血で亡くなった近しい親族はいない.男性より女性の方が若干なりやすいということだったが,私は男性である.なぜ動脈瘤が発生したのかはよく分からなかった.

再度撮ったMRの結果としては,瘤の大きさは1年前と変わっていなかった.未破裂動脈瘤は破裂する前に大きくなることが多いため,期せずして1年間観察することになったが,とりあえずは安定しているように見えるということだった.

動脈瘤の手術を受けられる病院への紹介状を書いてもらい,今度からはその別の病院に通うことになった.

新しい病院で脳血管造影を受けた.これは造影剤を流すためのカテーテルを腕から脳まで入れてCTで血管の三次元構造撮影するもので,血管の様子を3Dモデルとして見ることができるという優れものである

造影剤が流された瞬間,血管がカッと熱くなるのが分かり,普段意識することのない自分脳内動脈がどこを走っているのかが体感として分かるという斬新な経験をした.

理由はよく分からないが,CTを撮っている時に,閉じている目の裏に飛蚊症のようなつぶつぶが動くのが見えた.

検査の結果,私の動脈瘤は細長い形をしており,長径が4mm,短径が2mmほど,先端に乳房に対する乳首のようにぽっちりと膨れている部分があることが分かった.

「通常5mm以下で形が均一なものは様子を見るということが多いが,君の場合は5mm以下だが形が不均一で,daughter sac(ぽっち)があり,かつ平均余命から考えて君はまだあと30年は生きてもらう必要がある.手術したほうがいい」医者が言った.「普通,君の年齢でこうした未破裂の脳動脈瘤が見つかることは珍しい.ほとんどが破裂してから病院に運び込まれて緊急手術して死んだり障害が残る」「破裂する前に見つかってよかったね」

破裂する確率はどれくらいか尋ねると,形や大きさにも依るが君の場合はだいたい1年で1%から2%くらいじゃないかなということだった.「君が80歳のお爺さんなら様子見するところなんだが」長く生きるならその間に破裂する確率は累積してやはり高くなる.

「そんなベルヌー試行みたいなことを言われても」と私は思ったが,実際そんなもんなのかもしれなかった.要は不発弾がいつの間にか脳内に埋まっていたということなのだ.

からある偏頭痛はこの動脈瘤と何か関係あるのか問うと,「全く関係ない」ということだった.「偏頭痛は生まれつきのもので,治るということはなく,それぞれの患者さんが偏頭痛の起こるきっかけを把握して予防するしか無い.ちなみに60を過ぎると起こらなくなることが多い.今は良い頓服薬があるから出しておこう」というので偏頭痛用にマクサルトという頓服薬を貰った.「頭痛があったからこそ今回動脈瘤が破裂する前に見つかったわけで,何がどう転ぶか分からんね」

私は病院からの帰り道に死ぬまでに破裂する確率計算してみた.医者が言うように1年で破裂する確率が2%とすると,98%の確率来年も破裂しないまま今と同じように生きているということだ.2年後も破裂しないままでいる確率は0.98*0.98でだいたい96%すなわちこの2年間の内に破裂する確率は100-96で4%ということだ.同様に平均寿命である80歳まで生きるとすると,残りの寿命は54年,0.98^54は0.34.34%の確率で破裂しない.逆に言えば,80歳までに66%の確率で破裂するということだ.

実際のところは破裂しても1/3の患者日常生活に復帰できるので,80までにくも膜下出血死ぬか重篤な障害によって死んだ感じになる確率は0.66*(2/3)で44%ほどと言える.

手術せず破裂しないのを祈るのは分の良い賭けとは言えなかった.

同様に,今から24時間で破裂する確率はどれくらいだろうと考えてみた.1年で破裂する確率を同様に2%とし,1年を365日とする.1日24時間で破裂する確率をxとすると,(1-x)^365=1-0.02であり,これを解くとxはだいたい0.000055となる.

すなわち0.0055%で24時間以内に破裂するということだ.後で調べて分かったが,これはだいたいスマホガチャゲーで一回の試行トップレアを引くのと同じくらいの確率である.私はとりあえず安心した.

同時に,自分って死ぬんだなと思った.幼い頃に死んだ祖父の冷たくなったゴムのような手を思い出し,それから交通事故で亡くなった小学生の時の親友を思い出した.

思い返すと,私は日々を死んだように生きてきたなあと思った.そしてこのまま突然死ぬのは嫌だなあと思った.死んだら何もかもどうでもよくなるので,生き残った場合に備えるべきだと思った.今まで研究にも就活にも後ろ向きな態度だったのを恥じた.

出すつもりのなかった研究予算に無理やり応募し,興味のある企業インターンに応募した.

動脈瘤の手術のやり方は2種類ある.ひとつは頭を割り開き外からクリップで瘤を留める方法,もうひとつカテーテルで血管の内側からプラチナ製のコイルを瘤内に詰める方法である.私の場合は瘤の位置がかなり脳の奥にあり,クリップで留めるのは難しいということだったので,カテーテルコイルを詰めることになった.SFが好きなのでいつか身体機械インプラントしたいと思っていたが,まさか治療のためにこうして脳内物体インプラントすることになるとは.

コイルが詰められた瘤は血が血栓として固まって破裂しなくなり,二週間程度で膜ができて固まった血栓が飛ぶ心配が無くなるということだった.ただし,術後二週間は血栓ができにくくなる薬を飲む必要がある.

治療過程カテーテルの様子をCT観測する必要があり,そのため長時間放射線被爆することになるが,最近機械は少ない放射線でかなり見えるようになっているので,そこまで気にする必要はないらしかった.昔は皮膚が放射線でやけどして赤くなったり,まれ白内障になったりということもあったらしいが,今はそんなことはまったくないとのこと.実際に放射線で皮膚や目に異常が起こることはなかった.

手術の成功率はだいたい97%程度ということだった.単純に考えて2年様子を見るくらいなら手術したほうが良いということだ.私は手術を受けることにした.

結論から言うと手術はうまくいった.関東では全身麻酔でやることが多いらしいが,関西ではカテーテルを入れる入り口であるもも付け根に局所麻酔をするだけが多いらしく,関西病院だったので局所麻酔だけだった.

なので手術中は自分脳内カテーテルが動いているのが分かった.血管自体に痛覚を感じる神経は無いらしく,違和感だけで痛みはなかった.術中はバルーンで血流を一部止めるということだったが,脳というのはよくできていて,一箇所を堰き止めても全体の血流が滞らないように根本の血管が輪になっているので大丈夫だという話だった.後で医者曰く,「いつもは破裂してくも膜下出血を起こして運ばれてきた高齢者動脈硬化した動脈瘤ばっかり手術してるんだけど,未破裂だし動脈硬化も無いし手術はやりやすかったよ.血栓による脳梗塞も見たところ起こってない」とのこと.

結局のところ手術のための入院で最も辛かったのは尿道カテーテルだった.脳に異物を入れるのよりも尿道に管を入れるほうが痛いというのも妙な話だが,入れるのも痛かったし,抜くのも痛かったし,抜いてから排尿するのも勇気を振り絞る必要があった(痛いが思い切って出すのがコツ).抜いた後排尿しようとして時折尿道から空気が出てくるのは奇妙な感覚だった.

手術直後は凄まじい頭痛が起こった.偏頭痛とよく似た慣れた痛みで,今までの偏頭痛では見たことのなかった歯車のようなギザギザしたものが空中に見えた.朦朧とした意識の中でこれが閃輝暗点というやつかと思った.気分も最悪で手術後にコイルの様子を見るためのMRを撮っている途中で我慢しきれず吐いてしまった(大変申し訳なかった).

翌日になるとだいぶ頭痛は収まったが,それでも一ヶ月ほど偏頭痛のような頭痛は続いた.最初の一週間は眠れないくらい痛い時もあった.他の脳動脈瘤治療をした人の話を調べると術後にこうした頭痛を起こしている人はいなかったので個人差があるようだ.

1日経って,シャワーを浴びるために頭に湯をかぶった時に,左目に奇妙な筋が走った.明るいものを見て目が部分的に眩んだような感じだ.初めは何か明るいものを見て焼き付いているのだろうと思ったが,いつまで経っても消えなかった.閃輝暗点一種だろうかと思い,しばらく様子を見ることにしたが,一向に消える気配が無い.翌朝眼科を受けたところ,左目の網膜の一部に浮腫ができているということが検査で分かった.原因は不明で,考えにくいが詰めた動脈瘤から血栓網膜の血管に飛んだ恐れがあるということだった.通常,血管にはそうした血栓を通さないための仕組みがあり,そうした血栓が目に行くことはあまりないことらしい.

私としては熱いシャワーを頭に浴びたのがよくなかったのではないかと思う.それで血管が広がり血栓が通過してしまったのではないか眼科医は「時間がかかるだろうが,浮腫は軽度のもので年齢的に若いから治る可能性が高い」と話した.神経の修復を促進するためのビタミン剤と血行を良くする薬を処方された.もしかしたら左目はずっと一部が見えないままなのかとウンザリしたが,見えていなかった左目の奥の動脈瘤という危険な穴が,命を脅かさない代償として目に見える位置に移動したのだと考えることにした.

退院後は血栓を作りにくくする薬を二週間飲んだ.応募していた企業インターンが受かったため,それから二ヶ月の間インターンに参加して企業結構忙しく働いたが,最初の方は頭痛が残っていた以外に動脈瘤治療が何かの問題になることは無かった(目も実際のところそんなに気にならなかった).痛みや症状がある内は不安で頭が一杯になるかもしれないが,少なくともそうした不安がずっと続くことは決してないということが分かった.人間適応するのだ.

それから数カ月が経ち,今現在は左目の網膜上の浮腫もほぼ無くなった.目が暗順応する過程もやもやとした揺らめきが時折視界の外側に見えることがあるが,ほとんど日常生活する上では気にならなくなっている.

また,あれだけ頻発していた偏頭痛ほとんど起こらなくなり,起こっても以前ほどの痛みを伴わなくなった.思えば偏頭痛で毎回痛かった部分が動脈瘤のある場所だったのでやはり何か関係があったのではないかと思う.

手術前に応募した研究予算はやはり燦々(*1)惨憺たる結果だったが,インターンさせてもらった企業から内定を貰ったので,来年から務める予定である

動脈瘤は年齢に関係なく成人の5%程度が持っていると言われている.ほとんどの人にとって知り合いの内の数人は持っているということだ.ほとんどの脳動脈瘤は小さく,破裂することは稀だが,それでも全ての脳動脈瘤は破裂してくも膜下出血を起こす恐れがある(というかほとんど全てのくも膜下出血発見されていなかった未破裂動脈瘤が破裂することで起こる.逆に未破裂脳動脈瘤が無い人はくも膜下出血を起こすことはほぼ無い).

くも膜下出血を起こしてからでは遅い.MRを撮ったことがない人特に偏頭痛に悩んでいる人(*2)は一度MRを撮ってもらうことをおすすめする.

たとえ,未破裂脳動脈瘤があったとしても,パニックになる必要は無い.5%は引くかもしれないが,スーパーレアを引くのは難しい.

(*1) 20170108修正コメントで多数指摘があった通り「燦々」は誤字.燦々たる結果だったらよかったのだけれど.指摘ありがとうございます

(*2) 20170108修正偏頭痛と脳動脈瘤無関係なのでこういった提案おかしいという指摘があったが,その通りである医者の言によれば,脳動脈瘤を持っている人の中には偏頭痛持ちの人もいればそうでない人も脳動脈瘤が無い場合と同じようにいるということだった.ただ,私の実体験として,脳動脈瘤治療後に偏頭痛の発生する頻度が激減したことと発生しても以前と比べて痛みが軽くなったことから,私の場合は両者には何らかの関係があるのではないかと考えている.しかしながら,これはたかだか個人体験から来た本人の推量であるので,一般的な話と考えるのは無理があった.指摘ありがとうございます

2016-11-29

星野源が好きだ

津崎さんではなく、星野源が好きだ。

彼は2012年くも膜下出血で手術を受けている。復帰したが、その後もう一度治療に入った。武道館ライブなどは延期になった。

2013年再手術のち退院2014年復帰している。

その1年後、アミューズ移籍した。

働きづめが続いている。最初に倒れる前も寝る暇もないほど忙しそうだった。

星野源好きの意見だが、ドラマ降板してほしい。

彼は今年9月Mステ出演後、自身の生ラジオ体調不良で欠席している。

11月はじめには食あたりを起こし、熱と吐き気の中無理にラジオを続行していた。

ドラマなんかより、自分の命を大切にしてほしい。周りは彼の命を大切にしてほしい。

そんなことを一ファンが言ったところでなんの影響力もなく

多分頑張って仕事を続行するんだろうし

それを応援することがファンがすることなんだろう

仕事を降りることを本人は絶対に望まないだろうし

降りることもまったく正しくはないんだろう

ドラマは降りれずとも年末年始歌番組は全部降りてほしい

休養にあててほしい

そんなことは、なかなかどこにも書けない一人の歪んだファン意見でした

2016-11-17

父の自転車バックミラー

自動車の無いウチは、よく父と自転車で遠くまで出かけた。

遠くの安いスーパー、大きい公園

ある時は、父は自分の生まれた所が見せたいと、自転車で遠く離れた父の生家まで乗り気でない僕を連れて自転車旅行に行った。

中大雨に降られ、安物のテントに滲み出る雨を父は夜通しタオルで拭いていた事を覚えている。

中学生時分の僕は、父の自転車に付いているバックミラーが恥ずかしかった。

交通確認なんぞちょっと後ろを見ればできるのに、

それを否定するバックミラーに父の老いを感じ、それを表明しつつ走るような父が恥ずかしかった。

やがて父と僕は自転車で出かけなくなった。

それから少しして父はくも膜下出血で死んだ。

僕は結婚子供が出来た。

子供は大きくなり自転車に乗れるようになった。

親子で一列になり、自転車で出かけるようになると、僕はフラフラ走る後ろの子供をチラチラと見ながら

走るようになりバックミラーが欲しいなと思った。

その時僕ははっと思った、父がバックミラーで見ていたのは交通ではなく子供の頃の危なっかしい僕なのだと。

僕は父の愛を思い出して自転車の上で少し泣いた。

そのあと自転車バックミラーを付けた。

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