はてなキーワード: がれきとは
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題はなぜ、「メルトダウン以来の危機」といわれるまでに拡大したのか。
一連のトラブルの背景には、今なお「火事場状態」から脱却できない廃炉現場の苦境と、ドミノ倒しのように危機が
拡大していく「負の連鎖」の構図が浮かび上がる。
「野戦病院のような状態だ」。東電の相沢善吾副社長・原子力・立地本部長は、福島第一の現場をこう表現する。
地面には電源管が無造作にしかれ、敷地の海側には今もなおがれきが散乱。高線量エリアは簡易な柵で仕切られる
のみで、遮へいも満足にできない。現場は今なお、過酷な作業環境から脱せずにいる。
多くの設備が応急処置で造られたものだが、リプレースを進めるのは容易ではない。現場は2011年から原子炉
やプール冷却関連設備の本格化を最優先に進めてきたものの、作業に区切りがついたのはごく最近のこと。被ばくや
作業干渉の問題が、常に障壁となってきたためだ。
8月に福島常駐を決めた相沢副社長が担うのは、現場の設備やシステムの抜本的な改善。「40年間使える設備、
40年間働ける現場に変えていかなければいけない」(相澤副社長)という言葉通り、東電は300基超のタンクのリプ
レースを含めた大規模な設備改修を行う決意を固めた。実現への道のりは厳しいが、どこかでトラブルの根を断た
ない限り、廃炉はなかなか前へと進まない。
一方、危機拡大の原因は現場の外にもある。象徴的なのは、「多核種除去設備(ALPS)」の稼働遅れが、負の
政府と東電は11年末の「冷温停止状態」宣言時、汚染水対策の切り札として12年内にALPSを稼働させる計画を
打ち出した。関係者らが試運転開始の目標ラインとしていたのは、12年9月。現場は昼夜の作業で異例の短工期を
だが9月に原子力規制委員会が発足した後、順調だった流れは一変する。福島第一の規制の枠組みが変わり、まと
まりかけていた試運転許可は土壇場でほぼ白紙状態になった。審査はずるずると長期化し、ALPSが最終的に試
ALPSの試運転が1ヵ月遅れると、汚染水全量の処理に要する期間は4ヵ月も延びる。半年の遅れは、水処理やタ
ンク貯蔵計画に致命的な打撃を与えた。
タンク不足は深刻化し、ALPS処理水をためるために造られた「地下貯水槽」に濃縮塩水を入れざるを得なくな
ストロンチウムを含む高濃度汚染水の漏えいは大問題へと発展したが、ここで転機を迎えたのが「地下水バイパス」
だ。東電は数か月間にわたって漁業関係者らとの調整を進め、4月初めには稼働の合意を得られる直前段階まで来て
いた。だが貯水槽トラブル以降、地元関係者らは態度を硬化。議論は振り出しに戻り、今なおこう着状態が続いてい
る。
汚染水対策は「増やさない、浄化する、ためる」のパッケージ戦略で成り立っている。1つの計画が狂うと、別の場
所に問題が出てくる。問題が起きるたびに社会との合意形成が困難となり、次のステップに進めなくなる。ALPS
の稼働遅れから見えてくるのは、東電だけの手にはおえない負の構図だ。
負の連鎖を起こさず、起きた際にも早急に食い止めるためには、どのような対策が必要か。「陸側遮水壁」を中心
とする新たなシナリオで動き始めた今こそ、ALPSの教訓を踏まえた全体戦略が求められている。
(森 静香)
他の場所でもこれにそっくりな奴見たよ
誰かが放射脳という言葉を使うとすぐ反応して「その言葉を使った時点でお前はまごうことなきクズ!死ねゴミクズ!」って罵倒を始めるんだが、じゃあ元々の主張について反対意見があるのかと聞くと「俺は反原発じゃないがお前のクズっぷりが許せない」「俺はどちらかといえば中立だが」などと言って明言を避け、ひたすら相手の言葉遣いだけにフォーカスしようとする
一般論として「たとえ相手が間違ってるとしても人格攻撃はやめようね」ってことならわからなくもないんだが、こいつ自身が口汚い罵倒しまくりだからその線では全く説得力ないし…
んで後日たまたま同じIDで罵倒以外の意見を言っているところを見たので追ってみたら、青森の震災がれきを「汚染されてるから」受け入れ反対するなど普通に放射脳該当者だったというオチ
駅前で宇都宮候補の運動員がビラを配っていた。曰く「子供を守れ!脱原発!」
もらったビラに目を通すと「瓦礫広域処理凍結」と書いてあった。思わず目を疑った。どこぞの泡沫候補でなく、リベラル派の統一候補が、まさかこのようなトンデモ公約を掲げるとは!
はっきり言って、この一言だけで「地獄に堕ちろ」と言われて仕方がないものである。こんな公約は撤回するしかない。でなければ「アスベスト吸って死ね」と躊躇なく言うだろう。
瓦礫広域処理の危険性がデマであることは論ずるまでもない。福島県の一部地域を除けば東京都の一部地域の方が被災地よりよほどCs134, Cs137の沈着量は高く、たとえば福島第一原発からほど近い広野町・楢葉町・南相馬市あたりの一部地域と、葛飾区あたり一部地域のCs137沈着量はほぼ同程度だ。つまり、都内のゴミを処理できるのなら、少なくとも福島県の一部地域を除く地域の瓦礫を処理するのに反対する理由はどこにもない。でなければ、都内のゴミ処理にも反対しなければ筋が通らない。
他方、瓦礫処理というのは人道問題でさえある。アスベストその他の汚染物質が処理されぬままに瓦礫の中には残存している。「子供を守れ」というのであれば何よりもまずこちらを処理しなければならないはずだ。大阪の印刷工場の胆管ガンの事件で誰もがわかったと思うが、「放射能」より恐ろしい危険物質はいくらでもあるし、アスベストなどはその筆頭だろう。
というか、阪神大震災のときに被災地に住んでいた「子供」だった私は、当時誰からも「子供を守れ」という声が上がらなかったことを覚えているので、今回の首都圏の人間の「子供を守れ」にはただただ軽蔑しか感じない次第である。
阪神大震災と言えば、なぜか瓦礫を広域処理しなかったというデマが流れている。だがこれは嘘だ。
「阪神淡路大震災でも広域処理が行われました。あのときは神戸が一番大きな被害を受けたのですが、あそこは港湾エリアだったため、そもそも土地がたくさんありました。それに加えて大阪湾には、大阪湾周辺の自治体が廃棄物を処分する大阪湾フェニックスセンターという大きな処分場がありました。まず、そういったところに港湾地域の廃棄物を移動させ、そこで分けたがれきをフェニックスセンターで処分した。阪神淡路大震災のがれき全体でいうと14パーセントは被害を受けた市町村以外の県外で処分をされたという実績があります」(同氏)
つまり、どういうわけかわからないが阪神はよくて東北はダメ、なのだ。何が気にくわないのか理解できないが、とにかく被災地差別であることは間違いない。
思えば、東京の人間は2011年3月には買いだめに走ったりと「被災者ごっこ」に走っていた。あれはいわゆるsurvivers' guiltだったのだと思うが、その反動で今は被災地と自分たちの切断操作に走っているのだと思われる。
ちなみに、運動員に瓦礫反対の理由を問いただしたところ、「瓦礫は産廃扱いなのに産廃以外の施設でやろうとしているから」だそうだ。だが、それならば産廃処理の施設でやればいいだけの話であるし、そんな技術論を都知事選の争点にすることもあるまい。これも真っ赤な嘘であるといえよう。
以上のことから容易にわかるように、宇都宮候補の公約は人権派弁護士が聞いて呆れる、人権無視の非人道的なものである。
知性と誠実さとナチスであることのうち少なくとも1つは成り立たない、という名言があるが、瓦礫反対についても同じことがいえる。そして「人権派」を売り物にする公人の立場でありながらこのような悪質なヘイトスピーチをがなりたてる宇都宮候補が一番欠いているのは「良心」であることは間違いない。
遠からず東京は大地震に襲われることになる。そのとき、東北は確実に東京の瓦礫処理を拒むだろう。結果、東京はいつまでも瓦礫が横たわり、有害な粉塵が飛び交う無惨な街となることだろう。宇都宮候補やその支持者は、そのときこそ己の罪業を思い知ることになるに違いない。
RI実験室の汚染調査でもやるのだけど、壁をふいたろ紙を懸濁して、液シンにかけて、その部屋の放射能を見積もった測定とするわけね。
それって、ふいた壁のごく一部だけに、強烈な放射性物質の塊があるだけなら、そこをふかなければ当然液シンに影響はない。
そうやって、いろいろな場所をちょっとずつ測ることで、このエリアは全体的にこうです、って言ってるわけね。
がれきの一部をふいた紙を測定して、このコンテナに詰め込まれたがれきの放射能汚染は~、っていうわけな。
汚染部位が多かったり、全体がまんべんなく汚染されてたら、この検査でも当然汚染部位を引き当てる率が上がったり、数値が高くなったりする。
そして、広範囲に散らばっていくような汚染の場合、だいたいがまんべんなく拡散するはずでまんべんなく汚染されているはず。
だからこの方式で問題はないんよ。
悪いとは思わないよ。
しかしなー。
俺はやっぱり信じきれないわ。
原発に近い土地ほど、原発に近い産地の食品ほど、たまたま起きたごく狭い範囲の高濃度の汚染、っていう検査のまぎれがあるはずなんだよ。と、俺は思うんだよね。
これって、検査の数が多ければ、見つけられる汚染は当然いくつも出るけども、それって平均値の中にまぎれて行ってしまうわけでさ。
については、正直、そこまで信頼していない。
俺は原発に近づくほど、測定のばらつきが当然あるはずだ、と思ってる。
まさかのドボンを引き当てる可能性はあがるんじゃないかと思っている。
そんなことはないかもしれないのだけどね。
まとめるとですね。
という2点から、俺はやっぱり関東含む福島近辺はリスクが高いと思っている。
まあこれもひとつの考え方ってことで。
http://anond.hatelabo.jp/20120717012523
この間のクロ現でも首相官邸前の金曜日のデモについてやってた。
大飯原発再稼働の時のデモはUstreamで多少見てたが、ネットではやっぱりいまいちわからない。
何が行われているのか、何が主張されているのか、どのような人が参加しているのか、どのように終わるのか。
この全国で行われている「再稼働反対」デモはいつまで続くのか。
わたし、気になりました。
東京、大飯前でやってるなら、原発動いてる関西でもやってるだろうと思ってTwitter検索。
デモははじめてだ。
ただフジテレビ抗議デモはネットで見た。これはおかしいと感じていた。
それとは違うだろうと思って見に行った。
はじめ持った感想は、怖いだった。
何か、言い表せないが、何かが渦巻いているような感じがした。
参加者はいろんな人がいた。中年のおじさん、おばさん、母親のグループ、若い父親。会社帰りのサラリーマンは少し離れて見ていた。
自分と同じ世代の人もいた。配信しているふうの人が何人かいた。
いろんな人のチラシや新聞を貰った。
オスプレイ配備反対、反核、反原発、We are the 99%。平和活動系、労組系、共産党系、宗教系・・・
「再稼働反対」とは便利な言葉だなと思った。人を集めてまとめる魔法の言葉。
人が集まる場所は、2箇所にわかれていて、片方は「再稼働反対」と叫ぶところ、もう片方はスピーチやアクションをするところだった。
「再稼働反対」というシュプレヒコールは耳につく。「再稼働反対(どんちゃんどんちゃん)」今でも頭に残っている。
ずっと聴き続けていたいとはあまり思わなかったので、できるだけ移動しながら見ていた。
ダイ・インという言葉と行動を初めて知った。
やっている人にとっては意味を持つのかもしれないけど、あの行為が何をもたらすかは自分にはあまり良くわからなかった。
がれき受け入れを行う予定の橋下をデスラー総統に見立てて人類を滅ぼす気かと書かれたポスターがあった。
正直何書いてるのかよくわからなかった。
終了予定時刻の7:30になって終わり。多くの人は帰っていた。
グループで帰った人々のうち、いくつかはこれから飲みにでもいくのでしょう。
ただ、まだ残っている人がいた。
Twitterで行われている話とだいたい同じ。政府は隠しているとか、放射能は危険であるとか。
切羽詰まったその声を聞いて、その不安はあまり体に良くないと思うよ、と心のなかで呟いた。
それが終わったら、あとは反原発ソングのカラオケ大会。スピーカーで大音量。(どんちゃんどんちゃん)
どうやって終わるのかが気になってたんだけど、全く終わりそうもないので帰宅。
行ってみての感想は、やはり自分とは相容れない、ということだ。
あまりうまくまとめられない。デモだけの話ではなくなっているし、散文になってしまうが許してほしい。
・なにか違った立場に立っている。
時々話に出されたストロンチウム。検出されたストロンチウムは健康に影響のないレベル、60年代の何分の一なのに、(参照朝日新聞デジタル:福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認 - 東日本大震災、東京新聞:ストロンチウム 本当に影響ない? 監視・実測の継続必要:社会(TOKYO Web))「健康に影響のない」とは決して言わない。
60年代の何分の一とも言わない。
・「再稼働反対」という言葉には、がれき受け入れ反対も結構な割合で含まれているように感じる。
そこには、「放射能は安全です」に対する反感、「放射能は危険である」という不安が大きい。
もう、不安ではなく「すでに私たちは被害を受けている」という感覚を持っているようにも感じた。
がれき来ても0.00000何マイクロシーベルトも浴びないと思うよ。
そもそも原発以前から自然放射線を浴びてたんだよ、と言っても意味は無いのだろう。言えないけど。
放射能の拡散を防ぐって、すでに拡散されちゃってるんだけど・・・
「放射能をなくしたい」とかいう言葉も聞こえた気がする。わりと医療とかで使われてると思うんだけど・・・とも言えない。
・なんかあんまりいい感じではない気がする集会だ。
不安が解消されるものではない。デモに行けばいくほど、恐怖が高まるのではないだろうか。
Twitter見て、放射能への恐怖が高まって、デモに参加して・・・
これが解消される日は、来るのだろうか。
その恐怖、和らげてくれるものは、どこにもない。
・デモでは「これから私に起こる怖いこと」についての話をしている。
このデモが今後も続くためには「私」が「私達」にならないといけない。
東京では、福島に近い、飲み水への不安、食べ物への不安などの理由から、これからも再稼働反対デモは当分、同規模かさらに多いくらいで続くんだろうと思う。まあ再稼働は大阪なんだけどな。
大阪では、続かないかもしれない。新たな原発が動くのであれば別だけど。やはりどこか「私達」の問題にはなっていない。がれき受け入れでは弱い。東京ほど多くの人を動かす力にならない。
原発動かず電力不足のほうが心配だし(デモでは「電力足りてる」らしいけど)。
距離が感情の隔たりを生んでいる。
福一の事故では確かに何人かの命は奪われた。
だけど、わからない。
「生活を奪う」というほうがしっくりくるのになぜそうしないんだろう。
かならずいのちがうばわれる。
というわけで感想まとめ。
・「再稼働反対」はみんなをまとめる便利な言葉。
・恐怖、煽られる気がする。
・Smiling Sun - Wikipedia, the free encyclopediaのバッチはなかなかいいね。
不安をつぶやきTLに垂れ流しお互いに「発狂トリガー」引き合ってこっちの地域に逃げてきて
なおも毎日不安になる材料をわざわざ探すのを見てて「刷り込まれているからね
我らが世代以上は。幼い頃から左翼教師やマスコミによって放射能に対する恐怖心を」と思った。
今の若い世代は知らないだろうけど、昔は放射能への恐怖を煽るマスコミや教師が結構あった。
8月6日が近づくとテレビ付けるの嫌だった。登校日には平和教育と称してグロ映画やグロ話
無理やり聞かされるし。ほんと登校日が憂鬱だった。
ネットで名を上げたいとか恐怖を煽ってアフィ美味しいみたいな人たちのことは心配してない。
地元で活動している反原発の声の大きな面々は何人かが元々メンタルがギリギリな人たちと
いうかスレスレで、そういう人々の「発狂トリガー」を引いてしまって色んな変な行動を取らせてしまう
ギリギリだと分かっている人ほど健康が悪化したときの未来が不安だろうしね。
でもこのままだと放射能で体が損なわれるよりに先に、人生の中で相応に傷つき歪みヒビ入っている
部分が、放射能の不安を煽りあうつぶやきの大量ツイートを毎日素直に何も疑わず受け止めるうちにその部分から壊れて
砕けたら心は二度と同じ形には戻らないかもしれないよ ハンプティダンプティ
壊れそうになる前に戻れる人はツイッターしばらく休むといい。
「自分」が無い人が他人のつぶやく一見良さそうなことをすぐRTして深く考えないような人達に放射能への
がれきよりも撒き散らかされたつぶやきの「恐怖」に汚染されて既に壊れてしまった人達にはごめん。何を言ってあげたらいいのか分からない。私も壊れてるから。
ロボット工学の偉い先生の講演を聴いてきた。あの311から、原発事故の現場に関わってきた先生の話だ。
先生の発表はとても熱かった。みんな資源エネ庁の公募に応じてくれと、国内の学者、技術者、国公立の機関、民間企業、あらゆる所から英知と技術を集めて、あのぶっ壊れた原子炉を何とかしようとしていた。なんか発表中ずっと、BGMに逆シャアのメインテーマが聞こえる気がしたよ。私はもう平常の研究開発、普段の企業の業務に戻った気でいたけど、その先生はまだ非常時モードで、まだまだ戦っていたんだ。
先生曰く、あのぶっ壊れた原子炉の中身、溶けてしまった燃料棒を全てきちんと片付けてしまうには、30年から40年かかるという計画がすでにたっている、のだそうだ。
建屋の最上階に人類が到達できるまで数年。もう一度格納容器を水で満たすまで10年。それからすこしずつ核燃料を取り出し、しかるべき所に処理を始め、終わるまで30年はかかるんだと。
先生はロボットが撮影した様々な動画を見せてくれた。水のシャワーが滝のように流れ落ちる中をあっぷあっぷしながら進むかのような、原子炉の中をファイバースコープで撮影したノイズだらけの動画もあった。多分その動画はないけど、東京電力はサイトでも結構、動画を公開しているのだとか。
原子炉で事故が起こった時に、最初に入ったロボットはルンバの会社の軍用ロボットPackBotだった。あれに、なんでロボット大国の日本なのに日本のロボットじゃないのか不思議に思った人、結構いたんじゃないだろうか。そのあと原子炉建屋に入った日本のロボットはQuinceという。千葉工業大学の先生が作ったプロトタイプだ。恐るべき走破性の高さで建屋の最上階まで行けたが、1号機は帰り道で自分でケーブル切っちゃって帰れなくなった。
重要なのは、PackBotは量産機で米軍がいっぱい持ってて普段からいつでも使えるように用意してあるのに比べ、Quinceは先生と学生さんが手作りで作った一点物であるということだ。これは想像だが、一点物のこのスーパーロボット、使おうとしたら先生の研究が遅れちゃったり学生さんがうっかりすると留年しちゃったりモーター焼けたら代わりのモーター買うのに先生がやたら書類書かなきゃいけなかったり下手すると論文に間に合わせるために学生が居酒屋で稼いだ私財を投入しちゃったりするようなものなんじゃないだろうか。私の理解では、大学の研究室のロボットというのは大体そんな感じの物だ。でも、ルンバはいつでも買えるようになっているよね。リアルロボットであるというのはそういうことだ。PackBotもお金出したら米軍はいつでも売ってもらえるんだ。
2001年には、原子炉やその周辺で動けるロボットというのは、プロトタイプではあったが、相当数あったらしい。バケツでウランかき回した奴がいたせいで開発予算が付いたんだね。でも、ついたのは開発予算だけ。2011年には、動く状態で残っていた当時のロボットというのはなかったんだと。10年というのは、そういう歳月なのだ。
原子炉建屋の外で遠隔操作の建機ががれき除去を始めた時、何で中のロボットはないのに外のロボットはあるんだよ、と思った人はいないかな?あれな、雲仙普賢岳の火砕流から街を守る建設をする時に開発が盛んになったものが、今でも技術が受け継がれていつでもお金出せば買える状態になってるんだって。屋内の作業ロボットは滅びたのに、なんで遠隔施工建機は生き残っていたんだと思う?
これはな、国交省の役人が意図的に生き延びさせたんだそうな。私が思うに多分、まるで伊勢神宮の式年遷宮のように、工事費の多少の無駄は承知で、「この工事は無人でやらないと入札できません」ってやったんだと思う。そのおかげで、今、建屋の外はかなり片付いている。原子炉敷地内の線量マップもスライドに出てきたけど、ほとんどが2ミリシーベルト毎時以下まで下がってた。高いけど、即死はもうできないレベル。
日本の技術ってのは、プロトタイプを作るところまではアメリカにそんなに顕著に劣ったりしないんだと。ただ、無駄かもしれないものを軍が買い支えて育てるシステムがあるアメリカと違い、日本はプロトタイプが良くてもすぐ死滅しちゃう。商用に持ち込まないと、生き残っていけないから、なんとか技術を維持するために無理してでも需要を創出していかないといけない。ロボット工学の偉い先生は、そう語っていた。
これさあ、原子力技術にも言えるんじゃないかと、私は思う。原発事故の本当の終わりまで40年かかるのであれば、今まだ生まれていない子供が育ってたずさわらないと、終わらない。じゃあ、それまで原子力業界にちゃんと人が流れ込むようにきっちりと産業として生きていないと、こわれたあの原子炉は片付かないんだ。
まあこの辺でわかってもらえると思うけど、私は今の夏までに原子炉を動かすだの動かさないだの、そういうのは馬鹿馬鹿しくなっちゃった。とっとと動かして、その間に万が一への安全策増設を淡々と設計して、次の点検の時に追加すれば良いじゃない。即座の脱原発なんて無理よ無理。だっていちばん危ないのが片付くのが40年後、そこに40年後までまともな技術を供給し続けないといけないのだから、40年後まで他の原発もある程度動いていないと、技術の継承的に無理がある。40年後片付いたら、完全な脱原発の作業がやっと始められるんじゃないかな。
追記:6月10日正午
技術がおのずからお金を稼いでこないと、その技術を維持継承発展するのには意外なほど膨大なコストがかかるよ。
いわゆる伝統芸能、伝統工芸で残ったもの残っていないもの、投入されている公的な予算を考えると良いよ。
日本の場合軍需にお金がちょっぴりしか出ないから、それ以外の公共や民間がよろこんでお金を出すような需要を創出しないと技術は簡単には残っていかないよ。
Google+のぉおおフォロワー数が話題ににゃったのぉおお、
坂口綾優と申しゅるのぉおお!
坂口綾優れしゅぅぅぅ。学校に行きたくても学費が払えにゃくて学校に行けにゃいぃのぉおお… それが今のぉおお私のぉおお状況れしゅぅぅぅ。今回studygiftからのぉおお援助を受け、奨学金が止まり学校に通えにゃくにゃってしまった私を支援してぇぇぇぇ゛下しゃるサポーターを募集しゃせて頂く事ににゃりましたのぉおお。ご賛同頂いぃた方々からのぉおおご支援、ご協力を頂ければ幸いぃれしゅぅぅぅ。
坂口綾優といぃぃぃっよぉおお゙ましゅぅぅぅ。福岡県北九州市出身れしゅぅぅぅ。早稲田大学社会科学部のぉおお3年生をやりにゃがら、写真を撮ってGoogle+に投稿したりしてぇぇぇぇ゛いぃましたのぉおお。そのぉおお中れ、このぉおお記事が話題ににゃりましたのぉおお。
普通のぉおお女子大生がにゃぜ、Google+れ「日本一」ににゃったのぉおおか
初めはとても驚きましたが、たくしゃんのぉおお人から反応をいぃたらいぃて嬉しかったれしゅぅぅぅ。
2ちゅのぉおお奨学金が停止したこと
私は学費と生活費を奨学金とアルバイトらけれやりくりしにゃがら大学に通っていぃましたのぉおお。写真やSNSに出会う前、1~2年生のぉおお時はたくしゃんのぉおおお゙ぉおォおん金を給付しゃれるのぉおお、条件のぉおお良いぃ奨学金をもらうことがれきたため、そのぉおおお゙ぉおォおんかげれ大学に通えてへぇええぇ゙いぃましたのぉおお。しかし現在、それまれのぉおお良いぃ成績をキープれきずに奨学金を打ち切られてしまいぃ、学費が払えにゃいぃ状態ににゃってしまいぃましたのぉおお。
初めは授業を休んれアルバイトれ学費を払お゙ぉおォおんうとしましたが、ましゅぅぅぅましゅぅぅぅ成績が下がって奨学金が止まり(早稲田大学校友会と日本学生支援機構、2ちゅのぉおお奨学金を受けていぃました)、結局まら続けたいぃ大学を辞めるしかにゃいぃ状態ににゃってしまいぃましたのぉおお。そもそもGoogle+は就職活動のぉおおために始めたのぉおおれしゅぅぅぅが、大学を中退ににゃりそうにゃ状態れは通常のぉおお就職活動を続けることは不可能ににゃってしまいぃ、にゃんのぉおおために大学に入ったんらろう、と感じましたのぉおお。
現状れ大学生活を続ける方法は無いぃため、大学に通うのぉおおはぁあああ あぉきらめてフリーターをやりにゃがら写真を撮ったりしようと思っていぃたところ、ヨシナガしゃん・家入しゃんに興味を持っていぃたらき、大学卒業のぉおおためにクラウド・ファンディングによる寄付れ学費を集めてみようといぃうお゙ぉおォおん話を頂きましたのぉおお。
私のぉおお選んら挑戦
日本にはイっくぅぅふぅんちゅものぉおお奨学金のぉおおシステムがぁあああ あぉりましゅぅぅぅが、私のぉおおように学費が払えず大学を中退しゅるのぉおお学生も多いぃといぃうニュースを目にしゅるのぉおお。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167997-storytopic-7.html
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111026/223438/?rt=nocnt
奨学金のぉおお停止を始めとした経済的にゃ理由れ大学を諦めるといぃうのぉおおは、今まれは当たり前のぉおおことれしたのぉおお。私も、このぉおおまま大学を中退しゅるのぉおおのぉおおが当然にゃのぉおおらと思いぃましゅぅぅぅ。
しかし、今にゃらインターネットのぉおお力を使って、そのぉおお「当然」を少しらけ変えられるかもしれにゃいぃと思いぃましたのぉおお。
どんにゃ結果ににゃるかはまらわかりませんが、私はこのぉおおサービスをきっかけに、これまれのぉおお奨学金以外のぉおお方法れ学費を集める挑戦を行えればと思っていぃましゅぅぅぅ。