「おひたし」を含む日記 RSS

はてなキーワード: おひたしとは

2024-08-30

なんか回転寿司に負けないほど回りたいとか言うわけのわからん増田を見たおかげでお寿司の口になってしまってくら寿司に向かったらお父さんお母さん子供がやがや入り口のドア前で引き返した。一応台風来てんだぞ。なにが台風なのか。

しょうがないのでスーパーに行った。入り口ガラスサウナあがりのおっさんメガネくらい曇っていて若干不潔に見えた。おべんとーコーナーを練り歩くこと5分、「さつま姫牛 牛めし」というのを買った。30パーセントびきだった。

さつま姫牛という名前はふしぎな感じがする。「姫」という乙女ティックな文字と野性味あふれる「牛」という文字絶妙バランス感覚で手をつないでいる。しかし姫さまよ、まだ「牛」でよかったな。「豚」だったらなんだかいやな組み合わせだったと思うよ。女の子と豚ってのは愛も相いれない関係だけれども、一方でサムギョプサルとか人気だしいやよくわかんねーわ女心ってやつは。

そんで家帰ってさつま姫を食べた。うまかった。肉のあじがした。それでもやはり30パーセントわりびきの証というべきだろうか隅にちょこんと添えられていたおひたしはすさまじい味をしていて口に入れてすぐ反射的に吐き出してしまった。売れ残りのおべんとーはこれだから困るのだ。

さつま姫を食べきると喉がからからになったのでキンキンに冷えた水をコップに注いでぐびぐびと飲んだ。うまいさいこーだ。寿司でも肉でも喉がかわいた時の冷えた水というのはかくべつにうまいのだ。

2024-08-21

あまあまきな粉ご飯の小話

先日幼馴染の友人宅にお邪魔したら、お母様から「〇〇ちゃんも御夕飯、御一緒に如何かしら。」とおっしゃられるものですから、「ええ、喜んで」などと応えてそわそわしながらリビングの大きなテーブルに腰をかけておりますと、まあ美味しそうな料理が運ばれてくるのです。

その日のメニューは、ホッケ焼き物をメインとして、厚揚げ筑前煮風とほうれん草おひたしに、じゃがいもの入った濃いめのお味噌汁。とても素晴らしいのですが、塩気が気になって、これは帰ったら水一升デトックスコースですわねなどと思いつつ、雑談しながら箸を運んでいたわけですが…

そうすると、友人(きよとと言います)に向かってお母様がやにわに「そういえば今日ちょっとひいてみたのよ。きよともどう。」といい、少々使い古して黄色くなったタッパーをテーブルの下から取り出してきました。

きよとは「お、いいね、くれや」とご飯の入ったお茶碗を差しします。

一体何が始まるのやらと些か不審に思いながら観ておりますと、なんとタッパーから出てきたのはきな粉。そして、それをたんまりときよとのご飯の入ったお茶碗に振りかけたのです。

そして、きよとはバクバクと平らげてしまいました。

いや、きな粉って普通餅とか牛乳に入れるお菓子みたいな扱いじゃないですか。なんで夕飯、しかも塩気の強いメニューの時にそういうことをするんですかね。塩気には無地の白飯が一番合うしちょうど良いんですよ。この家庭おかしすぎるだろ、ちょっと距離置きてえな。

などと思考を巡らせていると、じっと観ていた私に気づいたお母様は、やおらこちらを向いておっしゃいますことには「あら、〇〇ちゃんも食べてみる?うちのきな粉は美味しいのよ。今日は奮発して琉球黒糖を入れてみたんだから」と。

もうブチギレ寸前です。マジでこの女、頭おかしすぎるだろ。味覚障害手帳取れるわ。菓子用にカスタマイズしたあまあまきな粉を夕飯の飯にぶっかけて食わせる?白米にレ○プされたんか。その結果きよとが生まれたんか。もう御飯時にお邪魔することはないでしょうね。

きよとの親父もウンウン頷きながらにこやかにあまあまきな粉塗れのご飯ホッケの切り身を乗せて頬張っています

今すぐにでもめちゃイケ加藤よろしくテーブルをひっくり返して一家全員ジャイアントスイングぶちかましたい衝動に駆られてしまい、思わずテーブルの縁をつかんでいました。

しかし、世間体を保ちたい、人間関係は誰とでもなるべく良くしておきたいという自分の中の見栄っ張りな悪い癖がその衝動を抑えます。無理やりにっこり微笑んで「ええ、では少し頂きまふね(原文ママ)」と、怒りで震える手を押さえながら半分近くからになったご飯茶碗を差しします。

「あら、ご飯少ないわね。おかわりもいいのよ。」そう言うとあの女、茶碗を私の手から取り、炊飯器の蓋を開け、高安の妾の如き蛮行を以て茶碗の上に山の様な白米を盛りつけてきました。これに箸さえ突き刺せば、仏前に備えられそうな山盛りご飯。そこに黒糖で若干暗い色をしたきな粉が降りかかります

山盛りの白米の、上から三分の一を浅黒く変色させた自家製きな粉さながらそれは、世紀末富士山様相でありました。

漸く一言ありがとうございます」と絞り出し、手をつけました、このきな粉のついたご飯に。

口に入れた途端、熱々の蒸気に誘われてねっとり広がる黒糖の甘さ。それに続いてきな粉の香ばしさとご飯の素朴な甘味が跡を追いますが、黒糖がタッパーの下に沈んでいたせいか、後ろの二者を琉球の風が吹き飛ばします。かける前に攪拌しておけよ。

きな粉おはぎを食べた彼岸を回想してみます。近所の婆さまがうちに持ち寄ったあのおはぎは、砂糖が入っているものの、甘すぎず、少し混ざった塩がきな粉の良さを全面に引き立てていて、おこわの真ん中に入った金時粒あんベストコンビを成していました。和菓子抵抗のあった私を魅了したのです。

その回想をぶち壊すかの如く、目の前に立ちはだかる呪物。徒に砂糖の量を増やして、薄っぺらスイート感を厚塗りされたきな粉。そしてそれが山のように盛られた熱々の白米。これをどう片付けるかに全知全能をフルコミットする事を決めました。

まずは他のおかずと食べてみますホッケの切り身を一口分取り、すかさずきな粉ご飯を食べてみますホッケジューシーな脂と香ばしい焼き魚香りが、黒糖感強めのあまあまきな粉と絡むと一体どのような化学反応を起こすのだろう…緊張しながら口に運びます

実験は大失敗。塩味甘味は互いに旨さを補填しあうのはスイカに塩を振りかけるのでお馴染みですが、それにも限度がある。黒糖焼き魚のどちらもフルスロットルでぶつかり合い、混ざり合いません。調和せず口の中に混在する様はさながら吐瀉物。ゆっくり時間をかけて咀嚼して飲み込みます

ほうれん草おひたし味噌汁も塩気が多いし、味噌の強い風味やおひたし甘味黒糖と混ざった時の反応は想像するだけで悍ましかった。

人様の家で食事をしているのでリバースは許されません。

逆に筑前煮は味が薄すぎて各自醤油を足したりして食べていたので、これときな粉ご飯では負けてしまいそう。つまり、もう打つ手なしなわけです。

覚悟を決めた私は、きな粉ご飯だけを先に片付けることにしました。幸い米の山の上だけきな粉なので、この部分だけ風邪ひいた婆さまが作ったおはぎなのだと強く自己暗示をかけて食べます

しかし、食べても食べても、きな粉の山がいなくなっても、ずっと甘味が続きますご飯気持ちネバネバしています。そこでふと悟りました。ご飯の熱で若干黒糖が溶けて、茶碗底の飯まで浸透しているのだと。

これに気づいた時、ふと一筋の涙が目からこぼれ落ちました。

ちょっとコンタクトが…」とそれっぽい言い訳をして洗面所に向かいます。ウンウンと悩んでいた時、ふと閃きました。お餅を食べる時に砂糖を混ぜた醤油に付けて食べることがあるじゃん!、と。

早速テーブルに戻ると、ご飯おひたし鰹節をのせて、醤油ざっとかけます。そして、パック入りの温泉卵勝手拝借ご飯ぶっかけて混ぜて食べます…ああ、美味しい。卵かけご飯をこんなにも甘美に味わったのは人生で初めてでした。醤油砂糖がこれほどよく合うとは。さらにこの卵が味の濃い砂糖醤油中和し、優しい味わいに…

かくして、無事に出されたご飯を完食し「ごちそうさまでした」と手を合わせ、対戦終了。

「〇〇ちゃんの食べっぷりが良くて嬉しかったわ、また夜に遊びにいらして」と、お母様もご満悦です。「いや、きな粉ご飯は初めて食べましたよ。あんな感じなんですね!」否定の色を見え隠れするレベルで薄めて笑顔で答えます

と言うわけで、相手善意を断れない私の体験談でした。「好きなものは好きと言える気持ち」は持ちがちですけど、「嫌いなものを嫌いと言える勇気」も持ちたいものです。以上、チラ裏乙でした!

2024-07-17

乾物Tierリスト自炊そこそこする勢)

調味料が盛り上がっていて楽しいので、常温or冷凍で常備できる食材についてもいろいろ話したい。

とりあえず自分自炊歴15年、最近家族ができて料理当番)のランク付け、だいたい主菜汁物副菜1~2品をつくってる

他にお勧めのものがあれば教えてほしいな。(乾物と書いたけれどそうじゃないものも多い件については目をつぶってほしい)

なお、書いたあと思ったけれど基本副菜けが多く一人暮らしだと必要なさそうなのが多かった・・・

<Tier S> (自炊そこそこでもオススメ

乾燥ワカメ

味噌汁によし、サラダによし、キュウリと合えてもよし、うどんの具によし。

自炊そこそこ勢でももっていて損はない一品。最強。

<Tier A>(自炊をしっかりするなら持っていて損はない)

揚げ玉

うどんの具によい、これに尽きる。さらたこ焼きにも使える。

うどんはサクっと朝食昼食済ませたいときに重宝するので、ランクがあがってしまう。

個人的乾麺より冷凍さぬきうどんが好き。

鰹節

おひたしに振りかけるだけでそれっぽくなる。お好み焼きにも嬉しい。

なお、これだけで出汁をとろうとするとコスパが悪いと思う。

・刻み油揚げ

乾物…?だが冷凍できるので。

味噌汁によし、おひたしによし。ほかの煮物との相性もよし。

昆布

余裕があるとき、30分~1時間水につけておくと、お上品な味わいになる気がする。

しゃぶしゃぶ鍋や鯛めし炊き込みご飯に使うことが多い。

ラクしたいときは本だしや白だしをつかう。

出汁をとったあとの昆布も切り昆布かにして食べる。

ごま(いりごま、すりごま

おひたしにも使えるし、自家製胡麻ドレッシングをつくるときや、ナムルに重宝。

他にもさっと振りかけるだけで風味がでるので、持っていて損はない。

<Tier B>(副菜をつくるなら、レパートリーとして)

塩昆布

昆布とは別。自分はあまり使わないが家族が好き。和え物によいしお手軽。

キャベツトマトキュウリと相性がよい。

・花海老

おひたしに振りかける際、鰹節にかわるレパートリーとして。なんか凝った感もでる。

意外と安くて長持ちする。

大豆

意外と大豆って意識しないと使わないよね。しかも一部の煮物くらいか

セットアップ(水に6時間つける)の時間もかかるし。ただ冷凍できるので作りためておけばいい。

ひよこ豆

大豆よりこちらのほうが汎用性高いのではと最近思っている。エスニック食材屋だと安く買える。

同じくセットアップ時間かかるので、冷凍しておくのがよい。

サラダトマト系の煮込みに良い。大豆代用にもなる。変わったところだと中東料理フムスのメイン材料

春雨

自分春雨サラダくらいにしか使わないけれど春雨サラダがおいしいので。

他にチャプチェかにも使えるのかな?鍋にいれてもいいのかな。

・きざみのり

うどんそばそうめん、漬け丼に。冷凍可能

<Tier C>特定料理専用

豆鼓

ほぼ麻婆豆腐専用機増田麻婆豆腐が大好きでよく作るので常備

切り干し大根

切り干し大根専用だけれど味噌汁にいれるとうまいしかったりするので、もっていてもいいのかも

ひじき

ひじきレシピひじき煮物ひじきごはんしか思いつかない…。

でもひじきを食べたいタイミングはしばしばくる。

<Tier D>趣味領域

タマリンド

南インド料理タイ料理にたまにつかう。

炭酸で割っても美味しいしそこそこ安いか個人的に好き。

・松の実

ペペロンチーノ専用?高い

エスニック系豆(レンズマメ、キマメ

インド中東料理専用。逆にそれらをつくるなら必須ダルカレースープetcにつかう。エスニック食材店で安く買える。

最近少し火を通したレンズマメのひきわりを松の実の代用としてペペロンチーノにいれると美味しいことに気付いた。

・にぼし

出汁専用か?茅乃舎の出汁パックが便利すぎて使ってない・・・

2024-06-23

簡単メシブーム

気温が上がって食欲低下とかおっさんになったとかで、いま自分の中で簡単メシブームが来てる。

ご飯冷奴味噌汁とか、ご飯おひたし+お吸い物とか、ご飯大根おろしお茶とか、そういうご飯を食べてる。

健康だとか節約とかそういう話じゃなくて、体調の関係?なのか、上記のような食事が美味しくて満足度高く感じるようになってしまっているのだ。ピザとか炭酸飲料とかそういうのが受け付けられない味覚状況にある。

自分人生の中で周期的にそういうのはあって、このブームも五回目くらいで、おおよそ半年から一年続くのはわかっているので、心配してない。

ただ困るのは、こういう味覚になると、外食が不満で難しい。仕事関係上、遠隔地に行くことはそこそこあり、ホテル宿泊もある。そうなると上記のような食事は取りづらい。周辺にファミレスしかないとかだと、世間的には普通な、例えばハンバーグランチとかそういうのしかなくて、いまの味覚だと過剰なのだ

節約でやってるわけでもないんだが、同僚にも借金があるのかとか聞かれてしまうし。本当に味覚なんだよ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん