国立大に通いながら風俗店のランカー(本指名の本数が上位の嬢のこと)をしていた。
卒業と同時に夜は上がってこの春公務員になったが、あまりにも日々がつらい。
「夜職は頑張りの結果として金がついてくるのに対して、公務員はまず安定した金が保証されているために頑張りが強制的に後からついてくる」
これがなによりしんどい。頑張っても頑張らなくても稼げる額は既に決まっているのに真面目さを強いられていることが。
ランカーでいること、毎日10万以上稼ぐことを達成するために色々工夫を重ねて働くのは楽しかった。
夜の世界の刺激に慣れてしまうと数年先の昇給や数十年先に役立つ仕事について喜べるような悠長で平和な脳みそは破壊されて、目先の快楽のみを求めるようになる。
昼職に耐えられなくなった子達は人間関係、毎日朝起きて出勤、薄給とかがつらいと言うが、それらはもちろんのこと、実際は安定した生活が肌に合わない子が多いんだろうなと思う。
やっぱり勝てないんだよ
営業行けば良いじゃん