2024-05-18

仕事社会的な意義って突き詰めると分からなくなる

働く上では社会的に何か意義のあることをしたいと思う人は多いと思う。自分もこの観点は重視する。

けど、いろいろな会社や団体が解決を謳っている問題を上位に遡っていくとだんだんよく分からなくなってくる。

大体のソリューション部分最適しかならない場合が多いように思う一方で、全体最適が望ましいとも思えない。

例えば、人道支援なんかは確かに恩恵を得られた人たちにとっては意義があるが、この持つ人から持たない人への資源の分配は突き詰めていくと全人類資源を均等に分けましょうということになる。でもそうなるとおそらく先進国の多くの人たちの生活水準は大きく下がる。これは誰にとっても望ましいことか?

当然このような選択肢は恵まれている日本に住む人には到底受け入れられないと思う。そういう前提が暗黙的にあるうえで社会的意義って言ってもむなしい気持ちになる。

あと、何が最適なのかは結局最大化する目的変数をどう定めるかで答えが変わってくると考えると、それは突き詰めると価値観の話で、必ず正しい意義のあることはそもそも無くて人それぞれってことになっちゃうのかなぁ。

  • 若いね そうだぞ、目的変数を選ぶのは価値判断であり政治 ちなみにAIに目的を与えるとペーパークリップマキシマイザーになるのではないかと恐れられている

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