夜職が弱男を笑う増田が人気なので再掲する。以下では、女性が夜職で稼ぐことが簡単ではなくても、全ての女性は女性であるだけで男よりはモテるし、そのことによって得られる利益はあるだろうという話をしている。
女が弱男を嗤うとき、「モテるくらいで何だ」と言ったりするけれど、これは意識的にあるいは無意識的に、「モテ」の便益を安く見積もっているか無視していると感じる。
一昔前ならばモテるだけで衣食住のほぼすべてに男から金を出してもらえたわけだし、そのような風潮がなくなった現代においても、生活費も住居のローンも完全に折半して、プレゼントも完全に同額のものを贈りあっています、なんて家庭は少ないだろう。ほとんどの場合は男の金に多少なりとも乗っかっているんじゃないのか。
特に結婚前の、付き合っている段階においては、女にいい顔をしたいから尚更であろう。金銭的な面だけでなくて、女の機嫌が悪くなったら手を変え品を変え男はご機嫌を取ったりするだろう。これが「モテ」の便益ではなくて何なんだ。
加えて言えば、完全に金銭的負担を折半しており、心理的にも互いに支え合うケースがあったとしても、それは個人一人では辿り着けない生活ステージではないのか。分かりやすいところで言えば、二人で金を出し合うことで、個人では住めないマンションに住める、いつでも悩みを打ち明けて相談できる相手がいる、など。
「モテ」のおかげで女であるだけで得られる便益は多岐にわたるわけで、「モテないくらいで」と弱男を嗤う風潮は、理不尽に感じてしまう。こういうことを書くと、私も弱男認定されて嗤われるんだろうが、まあ構やしない。
こういうのって、モテないというより ただひたすらに「人間」に興味ない感じがする 自分が周りの人間(の人格)に興味なきゃ、そりゃ周りも増田と仲良くしようとか思わないよ