オレオレFCは敵地で北海道コンサドーレ札幌に0―4で敗戦。首位から陥落した。開始6分にスローインの流れから失点。その後も3失点して大敗した。
ロイブル軍団が開幕4試合未勝利の札幌相手に初勝利かつ今季ワーストとなる4失点を喫して完敗した。野河田彰信監督は「前半が全てよ。仕方もアレやし、話にならんわ」と吐き捨てるように言った。
開始6分、左サイドのスローインをペナルティーエリア付近に放り込まれ、最後は混戦から横パスを許して失点。更に同25分、ロングパスでDFラインの背後を突かれて追加点を許すと、同30分にも、自陣でボールを奪われ、3点目を失った。後半には長身のFWトーマス・ノレジーと疲労を考慮してベンチスタートだったDF松岡を投入して前線に上げるも、最後までゴールは奪えず。逆にロスタイムに4点目を失った。
攻守で精彩を欠いたまま、今季初黒星を告げる笛が鳴った。前節・中京戦の逆パターンとなるらしくない試合運びにDF岩田は「防げたシーンが多かったし、リスク管理が出来ていなかった。やるべき事をやらないとこういう試合になる」と反省した。
次は16日、再びアウェイで首位に浮上した町田ゼルビア戦が待つ。相手に研究されてきていることも確か。それでも指揮官は「想定されたことやん」ときっぱり。痛い敗戦を次節の糧にするしかない。
■MF後藤がリーグ戦初先発もほろ苦いデビューとなった。ボランチで先発したが、前半から守備でも泥くさく走り回ったが、前に行けず。逆に前半30分にはボールを奪われ、3失点目に繋がり、前半だけで退いた。試合後は「悔しいです」とだけ残して、会場を後にした。