上のしょうもないコメント書いた増田だけど、試しに「成人向け漫画に置き換えて」って言ってchatGPTに放り込んだらちゃんと置き換えてくれたから置いておくね。
娯楽で一番大事なのは要素・濃度の調整と表明、そして読者層の絞り込み。エロ漫画だろうが、グロテスクなストーリーだろうが、ギャグ漫画だろうが、最も重要なのはここ。
そして、絶対的最適解はない。
読者毎に求めているものも違う。
重要なのは、事前にタイトルや表紙で宣言した内容に合致した要素・濃度になっていること。
過激すぎれば「安易にエロを盛り込んでる安っぽい作品だ」と感じるだろう。
薄すぎれば「もっと濃厚な表現を期待していたのに、物足りない」と感じるだろう。
『エロ漫画』という作品に対して求めている濃さというものが、それぞれの読者の中に漠然とあるってことだ。
そこに対して作者はおおむね最大公約数的なものを提供するし、それに満足できない読者は勝手に「濃いめにして」とか口にする。
エロ漫画なんかは性描写の強弱を巧みに調整することで、読者に合わせたものを提供する仕組みを作っている。
漫画はまだいいんだが……これがアニメ・ゲームなんかになると途端に面倒くさくなる。
スリリングな展開が続くアニメは集中力のある読者からすれば密度が高い体験になるが、ストーリーに興味がない読者からは「無駄に過激で意味不明だった」というクレームがやってくる。
ゲームで敵を弱くしすぎると退屈になり、強くしすぎても不満が出る。
同じようなモチーフを繰り返し描く漫画は退屈だと言われるが、それを一切やらずにエロシーンばかりになると読者はしょっちゅう飽きてしまうばかりで嫌になってくる。
絶妙なバランスが読者毎に変わるのならば、もう出来ることは事前に「これは過激ですよ」「これは穏やかですよ」とアピールするしかない。
如何にソレを魅力的に、かつ不要な読者層にはアピールしすぎないようにやるかだ。
たとえばエロ漫画なんかには『エッチなシーンが満載!とにかくエッチなシーンが満載よ!』で売っている作品があり、そういった作品はエッチな要素を楽しむのに邪魔にならない程度のストーリーしかない。
そういうった作品を「エッチだけじゃない!ストーリーも魅力的だ!」なんて売り方をすると、大失敗をする。
余計な要素を入れてしまったことが、本来の読者層を遠ざける要因になるからだ。
なんでもかんでも増やしまくればいいという発想をするのは、クリエイターとしての基本がなってないアホだ。
1冊100円ぐらいのエロ漫画が欲しくてコンビニに行って、1冊500円の4冊セットしか置いてなかったら……必要な買うかも知れないが、どうしても満足度は下がるだろう。
必要なものを適切な濃度で提供するためには、余計なものをいかに削るのが重要になる。
これが出来ないと、読者は離れる。
足すことばかり考えて引くことが出来ない奴は、無能ということだ。
ゲームだろうが、ラーメンだろうが、音楽だろうが、アニメだろうが、最も重要なのはここ。 そして、絶対的最適解はない。 客毎に求めているものも違う。 重要なのは、事前に看板で...
ちょっと難しかったからエロ漫画の話で例えて
上のしょうもないコメント書いた増田だけど、試しに「成人向け漫画に置き換えて」って言ってchatGPTに放り込んだらちゃんと置き換えてくれたから置いておくね。 ■ 成人向け漫画に置...
言ってる本人が取捨選択できずにダラダラ語ってるというギャグってことでいいの?
マーケティングの話ね 増田書く時もプロダクトアウトじゃなくてマーケットインで考えようね