昔、乱暴に言えばどの国も一部の貴族階級と庶民という構成だった
近代になって、工業化が進んだ大量消費時代には、中間層がようやく生まれた
ちゃんとピラミッドが形成できるようになった
それがまた格差が開き、貴族階級と庶民に戻りつつある
以前と違うのは、庶民からも貴族になるチャンスが有ることだけど
ピラミッドの形は中間が薄い形になってしまう
技術革新の結果、これは避けられない
こうなると庶民にとっては世界は暮らしにくくなるので
全体の幸福量は下がってしまうんだ
この対策としては
・格差時代を受け入れ、新しい中間層がピラミッドに対応するような人生設計を作る
・格差時代を受け入れず、中間層を増やす
だけど、後者の話はよくされると思うんだけど、現実問題難しいと思っていて
前者の話はあまりされていないんだよね
前者って例えば大学の入学率は今のままで良いのかとか出てくると思うんだけど
中間層が抜けてるのに大学行くのが当然みたいな社会は余計に苦しいのではないか
Permalink | 記事への反応(0) | 09:48
ツイートシェア