国立大学工学部を2年留年し、修士課程を無事2年で終えて社会に出た20代後半の男。
いや、その頃から兆候はあったかもしれないが自覚することも指摘されることもなかった。普通に友達に囲まれ普通に部活で活躍し普通に大学入試を突破した。先生の指示通り、周りに合わせていれば良かった小中高は人によっては地獄だったかもしれないが俺には天国だった。
俺の問題点は「やるべきことに取り組めない」ということ。
大学を2年留年したのも、研究室の問題児だったのも、職場で問題児なのも全てこれが原因。
やるべきことに取り組めず、時間だけが過ぎ、抱え込んでもうどうしようもなくなって塞ぎ込み、直前も直前の土壇場になってそれを周囲に吐露して、なんとかなったりならなかったりして来た。
学部では講義を履修する教員から散々叱責され或いはバッサリ切り捨てられて来た。小中高では殆ど怒られることのなかった(甘やかされていたのではなく怒られる理由がなかった)親に毎日叱責されながら2年の留年と半引きこもりを経て学部事務所経由で連絡をくれた研究室の教授に迎えられた。その研究室で教授や先輩や年下の同期に引っ張られ怒られながらなんとか学部を卒業し修士課程を2年で終えられたのだ。
職場で問題児でありながらもなんとか食い繋いでいられるのは我が社が巨大企業であり、人財も役割分担もしっかりしているからに他ならない。現在の労働法は俺のような問題児を大手企業がバッサリ捨てることを認めていないのだ。ありがたいような申し訳ないような複雑な気分。
今やらなければならない仕事を抱えていると、それにどうしても手がつけられずライブのスケジュールや好きなファッションブランドのサイトをチェックして時間が過ぎる。
いざ友人とライブに行こうと思えば、どうしてもライブスケジュールがチェックできず仕事の書類を作成したり調べ物をしてしまう。
いざ服を買いに行くとなると店舗に行くのもオンラインショップを見るのも憂鬱で、なんとか店舗まで足を運んでも結局試着が億劫で何も買わずに退店。
仕事納めも近いここ最近大問題を起こした。抱えていた仕事に取り組めず相談もできず放置。その間、受験日まであれほど憂鬱で手がつかず結局人生最低点を更新したTOEICの勉強をノリノリでやっていた。そしてデッドラインの前日、線路に飛び込みたい衝動を必死に堪えながら出社して爆弾をカミングアウト。叱責され泣きながら周りに土下座し、同僚や上司を業務過多に追い込んでなんとか仕事を完了させた。
俺はどうすればよいのか。
社会全体の効用を考えれば仕事を辞めて引きこもることが最善だろうが、やはり親のこと考えてしまうし自分の人生を捨てることができない。
かと言って今のままでは周囲に迷惑をかけ続ける。
メンタルクリニックや病院に行ったとして「あなたは障がい者です」と認定されても、治療によってどうにかならないなら受診する意味はない。障がい者認定されたことを踏まえて仕事を割り振られたり、或いは「そういうあなたに理解のある職場」みたいな所に行って規則やマニュアルに沿った作業をして生きるのは、引きこもったり自殺するのと同じくらい嫌なんだ。
周りの同僚みたいに普通にやるべきことを期限までにやって、休日には週明けに暴露しなきゃいけない爆弾なんか抱えずレジャーの予定を立てて生きたいんだ。
もうどうしようもなくて年を越せる自信がない。
そりゃあ困ったねぇ。こちらは国立大学工学部を2年休学し、学部にお手上げと言われて退学して、まあいろいろあった後、発達障害で障害者手帳を取得して、障害者採用をやってる会社...
anond:20231220013733 これを書いた増田だけど、また爆弾を抱えた。 というか既にデッドラインを過ぎてる。 3月末まで大丈夫だと思って放置してた。 というか気がついてから周りにゲロるま...
だいたいみんなサボってるもんだし だいたいみんな爆弾抱えてるもんなので 自分が不完全である、それも想定していたのより50%以下の性能であると自覚するとこからが、社会人生活...
おしまいだあああああああああ 無敵の人になっておしまいだあああああああ