今読んでるのはショーを成功させ、受注をとろうとしてるあたり
主人公のメガネ…カイが、ジャンに騙されてるわけではない描写があり、なんか安心した
彼の才能だとか、人柄だとかのために自分は頑張ってるんじゃない あれくらいの才能の若者はいくらでもいる…みたいな台詞
自分は彼のために自身の時間を削ってるのではない、そんな次元で生きていない…そんな感じの
カイはカイ自身の信念のためにやってる
ジャンは調子がよく抜け目がなくそれを人の良い天然キャラでごまかす狡猾なキャラに描かれてきたと思う
今回も招待状なしにパーティに潜り込み、愛想のよさで権力ありそうなプロデューサーのコネを得る
が、そのプロデューサーはジャン達の作る服には興味なさげに、このモデルの女性かわいいね、と言いジャンに視線を送る
なんかジャンはこの話の中で、ひたすらダークサイドなんだなあ、とほんのちょっと可哀想になった
ファッション業界の困難に、情熱と信念と発想力そして惜しみない努力で切り開いていくカイ
一方でファッション業界に対して、表向きにできない方向での力を発揮し機会を得ていくジャン
その2人が関わり合い一つのブランドを立ち上げていく過程なんだなと